JPH05162665A - クローラ車両の転輪構造 - Google Patents

クローラ車両の転輪構造

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JPH05162665A
JPH05162665A JP33203991A JP33203991A JPH05162665A JP H05162665 A JPH05162665 A JP H05162665A JP 33203991 A JP33203991 A JP 33203991A JP 33203991 A JP33203991 A JP 33203991A JP H05162665 A JPH05162665 A JP H05162665A
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crawler
rollers
vehicle
pitch
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JP33203991A
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Makoto Yanagisawa
真 柳沢
Hikari Narita
光 成田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クローラ車両において、クローラ上をローラ
が転動することにより発生する振動が車両本体に伝わら
ないようにする。 【構成】 車両フレーム1に上部アーム11を支持し、
上部アーム11の前部及び後部に下部アーム14を支持
し、下部アーム14の前部及び後部に、クローラ4を走
行面に押し付けることにより車両を支えるローラ6を設
け、これらのローラ6間の距離を、クローラ4のピッチ
の整数倍以外のものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラ車両において
振動の低減を図った転輪構造に関する。
【0002】
【従来の技術】不整地での作業に使用されるクローラ車
両の一例を図5に示す。車体フレーム1の前後に設けら
れたスプロケット2,3にクローラ4が掛け渡され、車
体フレーム1に揺動自在に支持されたアーム5に支持さ
れたローラ(転輪)6によってクローラ4は裏面から支
持される。一方のスプロケット3が油圧モータにより駆
動されることによりクローラ4は循環運動し、かつロー
ラ6によりクローラ4は走行面に押し付けられ、車両は
走行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような車両にお
いては、循環運動するクローラ4上をローラ6が転動す
るので、クローラ4のピッチを周期とした上下振動が生
じ、それが車体フレーム1側に伝わる。
【0004】これは、図6(A)に示すようにクローラ
4がゴムクローラの場合には、クローラ4中に一定のピ
ッチで埋め込まれている鉄芯7をローラ6が乗り越える
ことによるものであり、また図6(B)に示すようにク
ローラ4が多数のリンク8を連結してしてなるものであ
る場合には、リンク8のつながり部にローラ6が来たと
きに、リンク8がつながり部で折曲することによるもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はクローラの性質
上生じる周期的な振動の車体側への伝播量を低減するた
めになされたもので、その構成は、車両フレームの前後
に設けられたスプロケットにクローラを掛け渡し、かつ
車両フレームに支持されたアームに支持された前後対と
なった複数対のローラによりクローラを裏面より接地面
に対し支えるようにしたクローラ車両の転輪構造におい
て、前記対となったローラの前後の間隔をクローラのピ
ッチの整数倍以外としたことを特徴とする。なお、ここ
で、クローラのピッチとは、ゴムクローラにあっては鉄
芯のピッチをいい、リンク式のクローラにあってはリン
クを連結するピン間距離をいう。
【0006】
【作用】上記のように、ローラの間隔をクローラのピッ
チの整数倍以外とすると、例えばゴムクローラにおい
て、一方のローラが鉄芯上に乗り上げている状態でも、
もう一方のローラは鉄芯間に沈んだ状態にあり、結局上
下方向変位が相殺され、車体フレーム側に伝わる振動は
低減される。
【0007】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る転輪構造の
概略を示し、図2には本発明を適用した親子アーム式の
転輪構造を示す。
【0008】車体フレーム1には複数の上部アーム11
がピン軸12により揺動自在に支持されている。上部ア
ーム11の前後部にはそれぞれピン軸13により下部ア
ーム14が揺動自在に支持されている。下部アーム14
の前部及び後部にはそれぞれローラ(転輪)6が支持さ
れている。これらのローラ6がクローラ4を走行面に押
し付け、車両を支える。
【0009】本実施例では、ローラ6間の距離l1 を、
クローラ4のピッチをlt としたとき、 l1 =(n+1/2)lt (ただし、nは任意の整数) とする。つまり、クローラ4の1/2ピッチ分ずらすの
である。また、本実施例では、下部アーム14を支持す
る軸13間の距離l2 も、 l2 =(m+1/2)lt (ただし、mは任意の整数) とするのである。なお、クローラ4のピッチとは、クロ
ーラ4がゴムクローラの場合には、埋め込まれている鉄
芯のピッチをいい、リンク式クローラである場合には、
リンクの接合点間距離をいう。
【0010】このようにローラ6間の距離をクローラ4
のピッチに対し半ピッチずらすことにより、図3(A)
に示すように、前後一方のローラ6が鉄芯に乗り上げて
いるときには他方のローラ6は鉄芯間の低い位置に位置
することから、ローラ6を支持する下部アーム14の支
持点であるピン軸13の上下の変位が最小となる。さら
に、図3(B)に示すように、前後の下部アーム14に
おいて、軸13の上下変位δ1 ,δ2 の位相を逆位相と
し、上部アーム11によりこれらを打ち消すことによ
り、車体側に伝わる振動はさらに小さくなる。
【0011】このように振動を小さくする効果は、ロー
ラ6間の距離をクローラ4のピッチの半分ずらした場合
以外にも得られる。要は、前後のローラ6が同時に鉄芯
上に乗り上げることがなければよいので、ローラ6間の
距離をクローラ4のピッチの整数倍以外とすればよい。
【0012】図4には、横軸にローラ6間距離とクロー
ラピッチとの比を示し、縦軸に上部アームの長さ(軸1
3間距離)とクローラピッチとの比、上下方向に上部ア
ーム頂部の上下変位を示してある。この図からわかるよ
うに、ローラ6間距離をクローラピッチの整数倍以外と
することにより振動低減の効果が得られる。
【0013】また、上記実施例は、親子アーム式のもの
に本発明を適用したものであるが、単一アームのもので
も同様の効果を得ることができる。単一アームのものに
適用した例の模式図を図3(C)に示す。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るクローラ車両の転輪構造に
よれば、クローラ上をローラが転動することにより発生
する振動の車体側への伝達を低減することができ、乗り
心地などが改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るクローラ車両の転輪構造の概略
図である。
【図2】親子アーム式転輪構造の側面図である。
【図3】変位減少の作用を説明する模式図である。
【図4】ローラ間距離等と変位との関係を示すグラフで
ある。
【図5】クローラ車両の一例の概略側面図である。
【図6】振動が生じる理由の説明図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム 4 クローラ 6 ローラ(転輪) 11 上部アーム 12 ピン軸 13 ピン軸 14 下部アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フレームの前後に設けられたスプロ
    ケットにクローラを掛け渡し、かつ車両フレームに支持
    されたアームに支持された前後対となった複数対のロー
    ラによりクローラを裏面より接地面に対し支える転輪構
    造において、前記対となったローラの前後の間隔をクロ
    ーラのピッチの整数倍以外としたことを特徴とするクロ
    ーラ車両の転輪構造。
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JP2015221610A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 株式会社クボタ クローラ走行装置
JP2020019375A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 株式会社タダノ 車両運搬車
KR20200061014A (ko) * 2018-11-23 2020-06-02 엘앤에스(주) 무한궤도를 갖는 전동 작업차

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JP7257229B2 (ja) * 2019-04-11 2023-04-13 三菱重工業株式会社 履帯駆動車両

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