JPH0516294U - 熱封緘蓋材 - Google Patents

熱封緘蓋材

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JPH0516294U
JPH0516294U JP7012791U JP7012791U JPH0516294U JP H0516294 U JPH0516294 U JP H0516294U JP 7012791 U JP7012791 U JP 7012791U JP 7012791 U JP7012791 U JP 7012791U JP H0516294 U JPH0516294 U JP H0516294U
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JP
Japan
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lid material
heat
thickness
aluminum foil
sealing
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Pending
Application number
JP7012791U
Other languages
English (en)
Inventor
紹晴 辻本
英夫 河合
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動包装機により薬品、飲食品等用のアセプ
ティック仕様のプラスチック容器に用いる蓋材であっ
て、高速プレス打ち抜き時に刃先への付着集積がなく、
高温処理においてもカーリングがなく、ピンホールの容
易に発生せず、密着性に優れたイージーピールの熱封緘
蓋材。 【構成】 50μm以下の厚さのアルミニウム箔/10
〜50μmの中間層/0.5〜15g/m2 の厚さのE
VOH層からなる熱封緘蓋材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアセプティック仕様のプラスチック容器(ポリエチレンコートの紙容 器も含む。)、ポリスチレン容器またはポリプロピレン容器等、医薬品、小型医 療補助品、バイオテクノロジー用薬品、同補助品または食品等の容器としてよく 用いられている広口容器に特に良好なイージーピール蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の商品の包装技術の発展と共に、各種薬品、補助品または飲食品を合成樹 脂製の容器に包装することが行われている。 この場合、安価に密閉すること、容器の密閉性のみならず、使用時に簡単に開 封できることの要求もあって、広口の容器に粘度の高い薬品、食品、あるいは形 状保持の必要性のある器具等を入れ、アルミニウム箔を主体とした蓋材を用い自 動包装機により包装することが広く採用されている。
【0003】 自動包装には、従来はコスト、スピードの面からはシーラントとしてホットメ ルトタイプの蓋材を使用することが行われているが、飲食品分野においてさえ衛 生上無菌の包装を行うことが徐々に広がってきており、将来は味の面から飲食品 工業等においても主としてアセプティック仕様の包装機になるものと予想される 。
【0004】 このアセプティック仕様の包装機は、主として過酸化水素水溶液を用いて容器 本体及び蓋材を無菌化した後過酸化水素の完全な分解と乾燥を兼ねて200〜3 00℃の熱風で処理する方式となっているので、従来の蓋材のごとくアルミニウ ム箔にホットメルトを直接積層したものでは、この熱風処理時にホットメルトが 溶融したり、蓋材が変形したりして問題があった。
【0005】 このような高温処理においては従来主として使用されてきたエチレン−酢酸ビ ニル共重合体系やポリエチレン系のシーラントフィルムを用いると蓋材がカーリ ングしたり、またカッティングのときにフィルム断面がケバ立ったりして自動包 装機に蓋材として使用できないものとなったりする。
【0006】 従って、この問題を解決するため樹脂層を薄くしてカーリングを防止する目的 でアルミニウム箔に接着樹脂を直接コーティングすることも行われたが、カーリ ングの問題は一応解決できたが、高速熱封緘機での高速プレス打ち抜き時の刃先 への付着集積の問題は全く解決されない点重大な問題が残っている。このほか樹 脂層が薄いためピンホールが発生しやすく、このピンホールを通じてアルミニウ ム箔と内容物との接触が起こり、酸性の内容物に対しては耐内容物性に劣るなど 他の問題も包蔵している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、アセプティック仕様の包装機に使用しても、高速プレス打ち抜きに 際して刃先への付着集積、カーリングやカッティング時のフィルムの断面のケバ 立ち、ピンホールの容易に発生しないアセプティック仕様の熱封緘蓋材の開発を 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、少なくとも厚さ50μmまでのアルミニウム箔の片面に、厚さ10 〜50μmのポリエチレンまたはエチレン共重合体樹脂を主成分とする中間層を 設け、この表面に厚さ0.5〜15g/m2 のエチレン−酢酸ビニル共重合体部 分ケン化物層を設けたことを特徴とする熱封緘蓋材である。
【0009】 熱封緘蓋材はアルミニウム箔の多くは包装体の表面となる面に印刷、耐食コー ト等で被覆されているが、これのないものもあり、本考案は耐食コート、印刷な どがない場合でも効果は変わらず使用できる。
【0010】 蓋材には蓋材の打抜き性、過酸化水素殺菌時および乾燥時の形状保持のためア ルミニウム箔を用いるが、用途に応じた剛性並びにガスバリア性、遮光性があれ ば良いので、通常は50μm以下、好ましくはコスト、柔軟性等の点から20〜 40μmの厚さのアルミニウム箔である。
【0011】 中間層は特に制限がないが熱封緘層の樹脂と密着性の良いことが必要であるの で、ポリエチレンまたはエチレン共重合体樹脂、特に低密度ポリエチレン、エチ レン−酢酸ビニル共重合体が好ましい。アルミニウム箔と中間層との密着性を高 めるため、アルミニウム箔にアンカーコート剤を用いることは好ましい。
【0012】 この際の中間層の厚みは限定されるわけではないが、封緘される容器の口部に モールドの接合部のための段差や凹凸があることが多く、これを克服することも 考慮して10〜50μm程度の厚さがあることが好ましい。容器口部の凹凸が大 きいときに中間層を厚くしてこれを克服することも可能であるが、原則として5 0μmを越える厚さが必要となることは少ないのでこれ以上厚くするメリットも なく、コスト的にも50μmもあれば充分である。
【0013】 エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(以下、熱封緘剤という。)層はメル トインデックスが5〜50g/10分、ビカット軟化点が30〜60℃のものを 使用することが好ましい。メルトインデックスが5g/10分未満の熱封緘剤は 有機溶剤に溶解させることが困難となり、熱封緘剤をアルミニウム箔/中間層の ラミネートにロールコートすることが困難になる。また、メルトインデックスが 50g/10分を越える場合には、アルミニウム箔/中間層にコートした熱封緘 剤の粘着性が大きいため、コート後の巻き取り、巻き戻し作業が困難になる。
【0014】 また、ビカット軟化点が30℃未満の場合には、アセプティック仕様のシステ ムで要求される耐熱性が不足し、樹脂が粘着性を帯び、ブロッキングを起こしや すくなる。これに反し、ビカット軟化点が60℃を越えるものはヒートシール温 度を高く設定する必要を生じ、高速自動包装システムには適用困難になる。特に メルトインデックスが50g/10分を越え、ビカット軟化点が30℃未満の熱 封緘剤を用いるときは、低温度側のホットタック性が悪くなり、一方メルトイン デックスが5g/10分未満、ビカット軟化点が60℃を越える熱封緘剤では高 温度側でのホットタック性が悪くなり、シール作業性が悪化して生産性が低下す る。
【0015】 塗布に際しては熱封緘剤を有機溶剤に溶解させ中間層上に塗布する方法が用い られるが、場合によっては中間層上に溶融押出コートすることによって製造して も良い。この際の厚さは0.5〜15g/m2 である。0.5g/m2 に満たな い厚さでは塗布量の均一性に問題が生じ、全く塗布されていない欠陥が生ずる危 険がある。一方、15g/m2 以上の厚さは効果が飽和してそれ以上塗布の必要 性はない。
【0016】 本考案の接着層は熱風処理において溶融しても接着などしたり、蓋材のカーリ ングの原因となったり、またカッティングの場合のケバ立ちがないように、かつ 容器の接着面とは充分な接着強度を有し、かつ剥離の場合は手で容易に剥離でき る強度を持つように調整されている。 もちろん、接着する場合にはヒートシールが可能であることが必要である。
【0017】 本考案のアセプティック仕様の熱封緘蓋材は、高温、長時間の作業においても 、プレス打ち抜きによる刃先への付着集積がおこらず、カーリングやカッティン グ時の断面のケバ立ちのない、かつピンホールの容易に発生しない、従って自動 包装機にかけてもトラブルの少ない蓋材である。
【0018】
【作用】
本考案の熱封緘蓋材は少なくともアルミニウム箔/中間層/熱封緘剤層からな り、厚さ50μmまでのアルミニウム箔、中間層は厚さ10〜50μmのポリエ チレンまたはエチレン共重合体の蓋材用基材に熱封緘剤層としてエチレン−酢酸 ビニル共重合体部分けん化物を0.5〜15g/m2 の厚さに積層したもので、 この基本構成をとるため、結果的にアセプティック仕様の自動包装機により熱封 緘−プレス打ち抜きしても断面のケバ立ち、刃先への切片粉の蓄積がなく、適切 なホットタック性を有し、蓋材のカーリングなどが容易に発生しないものと考え ている。
【0019】 もちろん、本考案の趣旨を害しない範囲において本考案の蓋材に対して印刷、 この印刷面の保護層等を設けるようなことは自由であり、当然本考案の範囲内に ある。
【0020】
【実施例】
耐食コートを施したアルミニウム箔(35μm)の反対面にチタンカップリン グ剤のアンカーコート層を設けた後、ポリエチレンを押出コートにより20μm の厚さに積層した。更にその上にMI12g/10分、ビカット軟化点45℃の エチレン−酢酸ビニルの部分加水分解物(固形分10%−トルエン溶液)をロー ルコート法により固形分3g/m2 の厚さに塗布した。
【0021】 上記、蓋材をポリエチレンコート紙からなる容器の蓋材として無菌包装ライン でのジャム包装に用いたところ、従来のホットメルト構成のものと比べ密封性は 完全でライン適正も非常によく満足のいくものであった。
【0022】 一方、比較のため低密度ポリエチレン系ホットメルトをアルミニウム箔に直接 コートした蓋材を同様に無菌包装ラインに流したところ、過酸化水素の分解、乾 燥工程(130℃)における高温によりブロッキングが生じた。またその次のジ ャム(75℃)の充填工程、シールではトンネリングが生じ、密封性に問題が生 じた。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明からも分かるように本考案はアセプティック仕様の自動包装機に適 したアルミニウム蓋材に関する考案であり、本考案の構成としたことにより蓋材 の高速プレス打ち抜き時にフィルムの断面のケバ立ちや刃先への切りくずの集積 がなく、更に高温においてもカールが起こらず、高温熱風処理が可能であり、ホ ットタック性も適当な程度に有する熱封緘蓋材を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の熱封緘蓋材の積層体の断面図である。
【符号の説明】
1 耐食コート 2 印刷 3 アルミニウム箔 4 中間層 5 熱封緘剤層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも厚さ50μmまでのアルミニ
    ウム箔の片面に、厚さ10〜50μmのポリエチレンま
    たはエチレン共重合体樹脂を主成分とする中間層を設
    け、この表面に厚さ0.5〜15g/m2 のエチレン−
    酢酸ビニル共重合体部分ケン化物層を設けたことを特徴
    とする熱封緘蓋材。
  2. 【請求項2】 メルトインデックスが5〜50g/10
    分、ビカット軟化点が30〜60℃であるエチレン−酢
    酸ビニル共重合体部分けん化物を使用した請求項1記載
    の熱封緘蓋材。
  3. 【請求項3】 エチレン−酢酸ビニル共重合体部分けん
    化物層がロールコート法により設けられた請求項1記載
    の熱封緘蓋材。
JP7012791U 1991-08-07 1991-08-07 熱封緘蓋材 Pending JPH0516294U (ja)

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