JPH05175844A - A/d変換回路 - Google Patents
A/d変換回路Info
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- JPH05175844A JPH05175844A JP33835591A JP33835591A JPH05175844A JP H05175844 A JPH05175844 A JP H05175844A JP 33835591 A JP33835591 A JP 33835591A JP 33835591 A JP33835591 A JP 33835591A JP H05175844 A JPH05175844 A JP H05175844A
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- comparator
- input
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はアナログ信号をディジタル信号に変換
するA/D変換回路に関し、A/D変換速度の犠牲を最
小限にとどめ、かつ回路規模の削減化を図る。 【構成】各入力信号と、互いに同一の基準電圧とが入力
され、順次上位ビット側から下位ビット側の論理を表わ
す各信号を出力するように配列された複数のコンパレー
タと、前段のコンパレータの入力信号と出力信号とに基
づいて、基準信号との比較により、次段のコンパレータ
から、前段のコンパレータの出力信号が表わす所定桁の
論理よりも1段だけ下位側の論理が出力されるように次
段のコンパレータの入力信号を生成する、上記コンパレ
ータの数よりも1つだけ少ない数の演算回路とを備え
た。
するA/D変換回路に関し、A/D変換速度の犠牲を最
小限にとどめ、かつ回路規模の削減化を図る。 【構成】各入力信号と、互いに同一の基準電圧とが入力
され、順次上位ビット側から下位ビット側の論理を表わ
す各信号を出力するように配列された複数のコンパレー
タと、前段のコンパレータの入力信号と出力信号とに基
づいて、基準信号との比較により、次段のコンパレータ
から、前段のコンパレータの出力信号が表わす所定桁の
論理よりも1段だけ下位側の論理が出力されるように次
段のコンパレータの入力信号を生成する、上記コンパレ
ータの数よりも1つだけ少ない数の演算回路とを備え
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換回路に関する。
ル信号に変換するA/D変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換回路が多用されている。図5は、
フラッシュ型と呼ばれる従来のA/D変換回路の一例を
示した図である。ここでは4桁のディジタル信号を得る
A/D変換回路の例について説明する。
に変換するA/D変換回路が多用されている。図5は、
フラッシュ型と呼ばれる従来のA/D変換回路の一例を
示した図である。ここでは4桁のディジタル信号を得る
A/D変換回路の例について説明する。
【0003】多数配列されたコンパレータ1の一方の入
力端子に外部から入力されたアナログ電圧信号VINが入
力される。また、この入力可能な最大電圧範囲VR+〜V
R-のうちの一方の電圧VR+が印加された一方の端子と他
方の電圧VR-が印加された他方の端子との間に直列に接
続された多数の分割抵抗2の各接続点が各コンパレータ
1の他方の入力端子に接続されている。したがって、あ
るアナログ電圧信号V INが入力されると、多数のコンパ
レータ1のうち図の下側のコンパレータからアナログ電
圧信号VINに対応するコンパレータまでが’Hレベル’
の信号を出力し、それより図の上側のコンパレータは’
Lレベル’の信号を出力することになる。これらの各コ
ンパレータ1の出力信号はエンコーダ3に入力される。
このエンコーダ3では、このエンコーダ3の多数の入力
端子I1 ,I2 ,…,I15のうち図の下方からどこま
で’Hレベル’の信号が入力され、どこから’Lレベ
ル’の信号が入力されるかに応じて4本の出力端子に’
Hレベル’,’Lレベル’の信号を出力し、この4桁の
ディジタル信号が外部に出力され、これによりA/D変
換が行なわれることになる。
力端子に外部から入力されたアナログ電圧信号VINが入
力される。また、この入力可能な最大電圧範囲VR+〜V
R-のうちの一方の電圧VR+が印加された一方の端子と他
方の電圧VR-が印加された他方の端子との間に直列に接
続された多数の分割抵抗2の各接続点が各コンパレータ
1の他方の入力端子に接続されている。したがって、あ
るアナログ電圧信号V INが入力されると、多数のコンパ
レータ1のうち図の下側のコンパレータからアナログ電
圧信号VINに対応するコンパレータまでが’Hレベル’
の信号を出力し、それより図の上側のコンパレータは’
Lレベル’の信号を出力することになる。これらの各コ
ンパレータ1の出力信号はエンコーダ3に入力される。
このエンコーダ3では、このエンコーダ3の多数の入力
端子I1 ,I2 ,…,I15のうち図の下方からどこま
で’Hレベル’の信号が入力され、どこから’Lレベ
ル’の信号が入力されるかに応じて4本の出力端子に’
Hレベル’,’Lレベル’の信号を出力し、この4桁の
ディジタル信号が外部に出力され、これによりA/D変
換が行なわれることになる。
【0004】図6は、逐次比較型と呼ばれる従来のA/
D変換回路の構成を示した回路ブロック図である。この
逐次比較型A/D変換回路では、いわゆるバイナリーサ
ーチ法により、入力されたアナログ電圧信号に対応する
ディジタルのビットパターンが定められる。外部から入
力されたアナログ電圧信号VINはサンプルホールド回路
4に所定のクロックφのタイミングでサンプルホールド
され、そのサンプルホールドされた信号がコンパレータ
5の一方の入力端子から該コンパレータ5に入力され
る。またこのA/D変換回路には4ビットのディジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路7が備え
られており、このD/A変換回路7に向けて逐次比較レ
ジスタ6から最上位ビットD3 に’Hレベル’他の各ビ
ットD2 ,D1 ,D0 に’Lレベル’の信号が出力され
D/A変換回路7でアナログの参照電圧信号VRに変換
されてコンパレータ5に入力される。このときD/A変
換回路7から出力される参照電圧信号VR は、入力電圧
信号VINの最大許容電圧範囲をVR+〜VR-としたとき、 VR =(VR++VR-)/2 となる。
D変換回路の構成を示した回路ブロック図である。この
逐次比較型A/D変換回路では、いわゆるバイナリーサ
ーチ法により、入力されたアナログ電圧信号に対応する
ディジタルのビットパターンが定められる。外部から入
力されたアナログ電圧信号VINはサンプルホールド回路
4に所定のクロックφのタイミングでサンプルホールド
され、そのサンプルホールドされた信号がコンパレータ
5の一方の入力端子から該コンパレータ5に入力され
る。またこのA/D変換回路には4ビットのディジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路7が備え
られており、このD/A変換回路7に向けて逐次比較レ
ジスタ6から最上位ビットD3 に’Hレベル’他の各ビ
ットD2 ,D1 ,D0 に’Lレベル’の信号が出力され
D/A変換回路7でアナログの参照電圧信号VRに変換
されてコンパレータ5に入力される。このときD/A変
換回路7から出力される参照電圧信号VR は、入力電圧
信号VINの最大許容電圧範囲をVR+〜VR-としたとき、 VR =(VR++VR-)/2 となる。
【0005】コンパレータ5では、上記のように入力さ
れた入力電圧信号VINと参照電圧信号VR の大小が比較
されてVIN>VR の場合に’Hレベル’、VIN<VR の
場合に’Lレベル’の比較信号Vc が出力され、逐次比
較レジスタ6に入力される。逐次比較レジスタ6ではこ
の入力された比較信号Vc の論理レベルが最上位ビット
D3 の論理レベルであると認識され、D3 がその論理レ
ベルに固定される。次に最上位ビットD3 のすぐ下位側
のビットD2 に’Hレベル’、D1 、D0 に’Lレベ
ル’の信号が出力されて同様に比較され、これによりビ
ットD2 の論理レベルが定められ、以下同様にしてビッ
トD1 、ビットD0 の論理レベルが逐次定められる。こ
のように、この逐次比較型A/D変換回路では、ビット
の数(この例では4)だけ逐次比較することにより、デ
ィジタルビットパターンD3 ,D2,D1 ,D0 が定め
られる。
れた入力電圧信号VINと参照電圧信号VR の大小が比較
されてVIN>VR の場合に’Hレベル’、VIN<VR の
場合に’Lレベル’の比較信号Vc が出力され、逐次比
較レジスタ6に入力される。逐次比較レジスタ6ではこ
の入力された比較信号Vc の論理レベルが最上位ビット
D3 の論理レベルであると認識され、D3 がその論理レ
ベルに固定される。次に最上位ビットD3 のすぐ下位側
のビットD2 に’Hレベル’、D1 、D0 に’Lレベ
ル’の信号が出力されて同様に比較され、これによりビ
ットD2 の論理レベルが定められ、以下同様にしてビッ
トD1 、ビットD0 の論理レベルが逐次定められる。こ
のように、この逐次比較型A/D変換回路では、ビット
の数(この例では4)だけ逐次比較することにより、デ
ィジタルビットパターンD3 ,D2,D1 ,D0 が定め
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の主
なA/D変換の方式としてフラッシュ型と逐次比較型が
あるが、フラッシュ型では、そのA/D変換速度はコン
パレータ1により1回比較する速度とエンコーダ3の速
度で定まり、非常に高速であるが、並列に配列されるコ
ンパレータ1の数は、4ビットのディジタル信号を得る
場合は図5に示すように15個、8ビットのディジタル
信号を得る場合は255個等、ビット数をnとした場合
に(2n −1)個必要となり、高分解能のA/D変換器
を構成する程極端にその数が多くなり、回路規模の増大
化、消費電力の増大化を招き、高分解能のA/D変換器
には不向きである。
なA/D変換の方式としてフラッシュ型と逐次比較型が
あるが、フラッシュ型では、そのA/D変換速度はコン
パレータ1により1回比較する速度とエンコーダ3の速
度で定まり、非常に高速であるが、並列に配列されるコ
ンパレータ1の数は、4ビットのディジタル信号を得る
場合は図5に示すように15個、8ビットのディジタル
信号を得る場合は255個等、ビット数をnとした場合
に(2n −1)個必要となり、高分解能のA/D変換器
を構成する程極端にその数が多くなり、回路規模の増大
化、消費電力の増大化を招き、高分解能のA/D変換器
には不向きである。
【0007】また、逐次比較型では、nビットのディジ
タル信号を得るためにはn個のクロックパルスを必要と
し、したがって変換速度が遅く、またこの逐次比較型は
D/A変換回路7を備えているため、A/D変換速度を
犠牲にした割にはその回路規模は小規模とはならない。
本発明は、上記事情に鑑み、A/D変換速度の犠牲を最
小限にとどめ、かつ回路規模の削減化を図ったA/D変
換回路を提供することを目的とする。
タル信号を得るためにはn個のクロックパルスを必要と
し、したがって変換速度が遅く、またこの逐次比較型は
D/A変換回路7を備えているため、A/D変換速度を
犠牲にした割にはその回路規模は小規模とはならない。
本発明は、上記事情に鑑み、A/D変換速度の犠牲を最
小限にとどめ、かつ回路規模の削減化を図ったA/D変
換回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のA/D変換回路は、各入力信号と、互いに同
一の基準電圧とが入力され、順次上位桁側から下位桁側
の論理を表わす各信号を出力するように配列された複数
のコンパレータと、前段の前記コンパレータの入力信号
と出力信号とに基づいて、前記基準信号との比較によ
り、次段の前記コンパレータから、前段の前記コンパレ
ータの出力信号が表わす所定桁の論理よりも1段だけ下
位側の論理が出力されるように次段の前記コンパレータ
の入力信号を生成する、前記コンパレータの数よりも1
つだけ少ない数の演算回路とを備えたものである。
の本発明のA/D変換回路は、各入力信号と、互いに同
一の基準電圧とが入力され、順次上位桁側から下位桁側
の論理を表わす各信号を出力するように配列された複数
のコンパレータと、前段の前記コンパレータの入力信号
と出力信号とに基づいて、前記基準信号との比較によ
り、次段の前記コンパレータから、前段の前記コンパレ
ータの出力信号が表わす所定桁の論理よりも1段だけ下
位側の論理が出力されるように次段の前記コンパレータ
の入力信号を生成する、前記コンパレータの数よりも1
つだけ少ない数の演算回路とを備えたものである。
【0009】
【作用】上記本発明のA/D変換回路は、変換されるデ
ィジタル信号のビット数(桁数)がnの場合、コンパレ
ータと演算回路の回路規模をそれぞれ1つと数えると、
(2n −1)で済み、例えば8ビットで15で済み、上
記フラッシュ型の場合の255と比べその回路規模は極
端に小さく、また逐次比較型のようにD/A変換回路を
備える必要がないため、この逐次比較型と比べても回路
規模の小さいA/D変換回路が実現される。また、上記
本発明のA/D変換回路は、前段側のコンパレータにお
ける比較結果が対応する演算回路に入力され、その演算
出力が次段のコンパレータに入力されるように縦続的に
接続されているため、1つのコンパレータないし演算回
路の比較速度、演算速度を1としたとき、2n−1の速
度となり、上記フラッシュ型と比べると劣るが、クロッ
クを入力して逐次比較する逐次比較型と比べ高速であ
る。
ィジタル信号のビット数(桁数)がnの場合、コンパレ
ータと演算回路の回路規模をそれぞれ1つと数えると、
(2n −1)で済み、例えば8ビットで15で済み、上
記フラッシュ型の場合の255と比べその回路規模は極
端に小さく、また逐次比較型のようにD/A変換回路を
備える必要がないため、この逐次比較型と比べても回路
規模の小さいA/D変換回路が実現される。また、上記
本発明のA/D変換回路は、前段側のコンパレータにお
ける比較結果が対応する演算回路に入力され、その演算
出力が次段のコンパレータに入力されるように縦続的に
接続されているため、1つのコンパレータないし演算回
路の比較速度、演算速度を1としたとき、2n−1の速
度となり、上記フラッシュ型と比べると劣るが、クロッ
クを入力して逐次比較する逐次比較型と比べ高速であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係るA/D変換回路の回路ブ
ロック図である。各コンパレータC3 ,C2 ,C1 ,C
0 の各マイナス入力端子からは基準電圧VR が入力され
る。この基準電圧VR は、このA/D変換回路に入力さ
れるアナログ電圧信号VINのA/D変換可能な最大許容
電圧範囲をVR+〜VR-としたとき、 VR =(VR++VR-)/2 …(1) で定められる定電圧である。
1は、本発明の一実施例に係るA/D変換回路の回路ブ
ロック図である。各コンパレータC3 ,C2 ,C1 ,C
0 の各マイナス入力端子からは基準電圧VR が入力され
る。この基準電圧VR は、このA/D変換回路に入力さ
れるアナログ電圧信号VINのA/D変換可能な最大許容
電圧範囲をVR+〜VR-としたとき、 VR =(VR++VR-)/2 …(1) で定められる定電圧である。
【0011】外部から入力される、A/D変換すべきア
ナログ電圧信号VINは、コンパレータC3 のプラス入力
端子と演算回路A3 のプラス入力端子に入力される。コ
ンパレータC3 ではVR とVINとを比較した結果、出力
信号としてのVc3が生成され、演算回路A3 のマイナス
入力端子から該演算回路A3 に入力される。演算回路A
3 では入力されたVINとVc3とに基づいて後述する演算
が行なわれ、その演算結果を表わす信号VA3が出力さ
れ、コンパレータC2 のプラス入力端子から該コンパレ
ータC2 に入力されると共に演算回路A2 のプラス入力
端子から該演算回路A2 に入力される。以下同様の構成
が繰り返される。A/D変換された結果としての各ビッ
トの論理は各コンパレータC3 ,C2 ,C1 ,C0 の出
力で表わされる。
ナログ電圧信号VINは、コンパレータC3 のプラス入力
端子と演算回路A3 のプラス入力端子に入力される。コ
ンパレータC3 ではVR とVINとを比較した結果、出力
信号としてのVc3が生成され、演算回路A3 のマイナス
入力端子から該演算回路A3 に入力される。演算回路A
3 では入力されたVINとVc3とに基づいて後述する演算
が行なわれ、その演算結果を表わす信号VA3が出力さ
れ、コンパレータC2 のプラス入力端子から該コンパレ
ータC2 に入力されると共に演算回路A2 のプラス入力
端子から該演算回路A2 に入力される。以下同様の構成
が繰り返される。A/D変換された結果としての各ビッ
トの論理は各コンパレータC3 ,C2 ,C1 ,C0 の出
力で表わされる。
【0012】図2は図1に示す各コンパレータC3 ,C
2 ,C1 ,C0 の構成を表わす回路図である。このコン
パレータのマイナス入力端子、プラス入力端子からそれ
ぞれ電圧信号VIN- ,VIN+ が入力されたとき、その出
力信号Vout は、 VIN+ ≧VIN- のときVout =VR+ …(2) VIN+ <VIN- のときVout =VR- …(3) となる。
2 ,C1 ,C0 の構成を表わす回路図である。このコン
パレータのマイナス入力端子、プラス入力端子からそれ
ぞれ電圧信号VIN- ,VIN+ が入力されたとき、その出
力信号Vout は、 VIN+ ≧VIN- のときVout =VR+ …(2) VIN+ <VIN- のときVout =VR- …(3) となる。
【0013】図3は、図1に示す各演算回路A3 ,A
2 ,A1 の構成を表わす回路図である。この演算回路の
マイナス側,プラス側の入力端子の入力信号をそれぞれ
VIN-,VIN+ とし、出力信号をVout としたとき、2
つの抵抗の抵抗値が等しい(R 1 =R2 )場合、 Vout =2VIN+ −VIN- …(4) となる。
2 ,A1 の構成を表わす回路図である。この演算回路の
マイナス側,プラス側の入力端子の入力信号をそれぞれ
VIN-,VIN+ とし、出力信号をVout としたとき、2
つの抵抗の抵抗値が等しい(R 1 =R2 )場合、 Vout =2VIN+ −VIN- …(4) となる。
【0014】次に上記のように構成されたA/D変換回
路の動作について説明する。図4は図1に示すA/D変
換回路の動作説明図である。VR+〜VR-の入力レンジ内
の入力電圧信号VINが0〜Fの16段階(4桁)に分解
される。ここでは、入力電圧信号VINは、図4(a)に
示すように、’Dレンジ’内にあるものとする。
路の動作について説明する。図4は図1に示すA/D変
換回路の動作説明図である。VR+〜VR-の入力レンジ内
の入力電圧信号VINが0〜Fの16段階(4桁)に分解
される。ここでは、入力電圧信号VINは、図4(a)に
示すように、’Dレンジ’内にあるものとする。
【0015】このときVIN>VR であるため、コンパレ
ータC3 の出力信号Vc3はVR+となり、したがって最上
位ビットD3 は’Hレベル’となる。演算回路A3 で
は、 VA3=2VIN−Vc3=VR+−2(Vc3−VIN) …(5) の演算が行われ、図4(a)に示す信号値の差ΔV1 の
2倍ΔV2 だけVR+から下がった点としてVA3が求めら
れる。このVA3がコンパレータC2 に入力されV R と比
較されるが、これは相対的には、VR とVR+との中央値
V2 (図4(a)参照)を比較値として入力信号VINと
比較することを意味している。
ータC3 の出力信号Vc3はVR+となり、したがって最上
位ビットD3 は’Hレベル’となる。演算回路A3 で
は、 VA3=2VIN−Vc3=VR+−2(Vc3−VIN) …(5) の演算が行われ、図4(a)に示す信号値の差ΔV1 の
2倍ΔV2 だけVR+から下がった点としてVA3が求めら
れる。このVA3がコンパレータC2 に入力されV R と比
較されるが、これは相対的には、VR とVR+との中央値
V2 (図4(a)参照)を比較値として入力信号VINと
比較することを意味している。
【0016】この例では図4(b)に示すようにVA3>
VR であり、これは図4(a)においてVIN>V2 であ
ることに相当し、コンパレータC2 の出力信号VC2はV
C2=VR+となり、したがって、上位側から2番目のビッ
トD2 も’Hレベル’となる。演算回路A2 には、演算
回路A3 の出力信号VA3((5)式参照)とコンパレー
タC2 の出力信号VC2=VR+が入力され、その出力信号
VA2は、 VA2=2VA3−VC2 =VR+−2(VC2−VA3) …(6) となり、図4(b)に示す信号値の差ΔV2 の2倍ΔV
3 だけVR+から下がった点としてVA2が求められる(図
4(c)参照)。このVA2がコンパレータC1 に入力さ
れ、VR と比較されるが、これは、相対的には図4
(a)に示すV2 と、VR+との中央値V1 を比較値とし
て入力信号VINと比較することを意味する。この例では
図4(c)に示すようにVA2<VR であり、これは、図
4(a)においてVIN<V1 であることに相当し、コン
パレータC1 の出力信号VC1はVC1=V R-となり、した
がって上位側から3番目のビットD1 は’Lレベル’と
なる。
VR であり、これは図4(a)においてVIN>V2 であ
ることに相当し、コンパレータC2 の出力信号VC2はV
C2=VR+となり、したがって、上位側から2番目のビッ
トD2 も’Hレベル’となる。演算回路A2 には、演算
回路A3 の出力信号VA3((5)式参照)とコンパレー
タC2 の出力信号VC2=VR+が入力され、その出力信号
VA2は、 VA2=2VA3−VC2 =VR+−2(VC2−VA3) …(6) となり、図4(b)に示す信号値の差ΔV2 の2倍ΔV
3 だけVR+から下がった点としてVA2が求められる(図
4(c)参照)。このVA2がコンパレータC1 に入力さ
れ、VR と比較されるが、これは、相対的には図4
(a)に示すV2 と、VR+との中央値V1 を比較値とし
て入力信号VINと比較することを意味する。この例では
図4(c)に示すようにVA2<VR であり、これは、図
4(a)においてVIN<V1 であることに相当し、コン
パレータC1 の出力信号VC1はVC1=V R-となり、した
がって上位側から3番目のビットD1 は’Lレベル’と
なる。
【0017】さらに、演算回路A1 には、演算回路A2
の出力信号VA2((6)式参照)とコンパレータC1 の
出力信号VC1=VR-が入力され、その出力信号VA1は、 VA1=2VA2−VC1 =VR-+2(VA2−VC1) …(7) となり、図4(c)に示す信号値の差ΔV3 ’の2倍Δ
V4 ’だけVR-から上がった点としてVA1が求められ
る。このVA1がコンパレータC0 に入力されてVRと比
較されるが、これは相対的には、図4(a)に示すV1
とV2 との中央の電圧V0 を比較値として入力信号VIN
と比較することを意味している。この例では、図4
(d)に示すようにVA1>VR であり、これは図4
(a)においてVIN>V0 であることに相当し、コンパ
レータC0 の出力信号Vc0=VR+となり、したがって最
下位ビットD0 は’Hレベル’となる。
の出力信号VA2((6)式参照)とコンパレータC1 の
出力信号VC1=VR-が入力され、その出力信号VA1は、 VA1=2VA2−VC1 =VR-+2(VA2−VC1) …(7) となり、図4(c)に示す信号値の差ΔV3 ’の2倍Δ
V4 ’だけVR-から上がった点としてVA1が求められ
る。このVA1がコンパレータC0 に入力されてVRと比
較されるが、これは相対的には、図4(a)に示すV1
とV2 との中央の電圧V0 を比較値として入力信号VIN
と比較することを意味している。この例では、図4
(d)に示すようにVA1>VR であり、これは図4
(a)においてVIN>V0 であることに相当し、コンパ
レータC0 の出力信号Vc0=VR+となり、したがって最
下位ビットD0 は’Hレベル’となる。
【0018】このように上記実施例では、コンパレータ
C3 の比較結果Vc3を受けて演算回路A3 の演算が行な
われ、その演算結果VA3を受けてコンパレータC2 が動
作するように上位桁側から下位桁側に向かって順次比
較,演算が行なわれるが、クロックと同期した演算より
はその速度は速く、したがって前述したフラッシュ型の
A/D変換回路(図5参照)と逐次変換型のA/D変換
回路との中間的な演算速度をもったA/D変換回路とな
るが、一方この変換速度を多少犠牲にした分回路規模が
大きく削減されることになる。
C3 の比較結果Vc3を受けて演算回路A3 の演算が行な
われ、その演算結果VA3を受けてコンパレータC2 が動
作するように上位桁側から下位桁側に向かって順次比
較,演算が行なわれるが、クロックと同期した演算より
はその速度は速く、したがって前述したフラッシュ型の
A/D変換回路(図5参照)と逐次変換型のA/D変換
回路との中間的な演算速度をもったA/D変換回路とな
るが、一方この変換速度を多少犠牲にした分回路規模が
大きく削減されることになる。
【0019】なお、上記実施例は、4桁のディジタル信
号を得る例であるが、本発明は任意桁数のディジタル信
号を得るA/D変換回路として構成できるものであるこ
とは言うまでもない。また、図2,図3にコンパレー
タ,演算回路の回路図を示したが、本発明に言うコンパ
レータ,演算回路は、図2,図3に示した回路に限定さ
れるものではなく、その機能を実現するように種々に構
成できるものであることもいうまでもない。
号を得る例であるが、本発明は任意桁数のディジタル信
号を得るA/D変換回路として構成できるものであるこ
とは言うまでもない。また、図2,図3にコンパレー
タ,演算回路の回路図を示したが、本発明に言うコンパ
レータ,演算回路は、図2,図3に示した回路に限定さ
れるものではなく、その機能を実現するように種々に構
成できるものであることもいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のA
/D変換回路は、各入力信号と互いに同一の基準信号と
が入力され、順次上位桁側から下位桁側の論理を表わす
各信号を出力するように配列された複数のコンパレータ
と、前段のコンパレータの入力信号と出力信号とに基づ
いて、上記基準信号との比較により、次段のコンパレー
タから、前段のコンパレータの出力信号が表わす所定桁
の論理よりも1段だけ下位側の論理が出力されるように
次段のコンパレータの入力信号を生成する、上記コンパ
レータの数よりも1つだけ少ない数の演算回路とを備え
たため、A/D変換速度の犠牲を最小限にとどめ、かつ
回路規模の小さなA/D変換回路が実現される。
/D変換回路は、各入力信号と互いに同一の基準信号と
が入力され、順次上位桁側から下位桁側の論理を表わす
各信号を出力するように配列された複数のコンパレータ
と、前段のコンパレータの入力信号と出力信号とに基づ
いて、上記基準信号との比較により、次段のコンパレー
タから、前段のコンパレータの出力信号が表わす所定桁
の論理よりも1段だけ下位側の論理が出力されるように
次段のコンパレータの入力信号を生成する、上記コンパ
レータの数よりも1つだけ少ない数の演算回路とを備え
たため、A/D変換速度の犠牲を最小限にとどめ、かつ
回路規模の小さなA/D変換回路が実現される。
【図1】本発明の一実施例に係るA/D変換回路の回路
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1に示す各コンパレータC3 ,C2 ,C1 ,
C0 の構成を表わす回路図である。
C0 の構成を表わす回路図である。
【図3】図1に示す各演算回路A3 ,A2 ,A1 の構成
を表わす回路図である。
を表わす回路図である。
【図4】図1に示すA/D変換回路の動作説明図であ
る。
る。
【図5】従来のフラッシュ型A/D変換回路の一例を示
した図である。
した図である。
【図6】従来の逐次比較型A/D変換回路の構成を示し
た回路ブロック図である。
た回路ブロック図である。
1,5,C3 ,C2 ,C1 ,C0 コンパレータ 2 抵抗 3 エンコーダ 4 サンプルホールド回路 6 逐次比較レジスタ 7 D/A変換回路 A3 ,A2 ,A1 演算回路
Claims (1)
- 【請求項1】 各入力信号と、互いに同一の基準信号と
が入力され、順次上位桁側から下位桁側の論理を表わす
各信号を出力するように配列された複数のコンパレータ
と、 前段の前記コンパレータの入力信号と出力信号とに基づ
いて、前記基準信号との比較により、次段の前記コンパ
レータから、前段の前記コンパレータの出力信号が表わ
す所定桁の論理よりも1段だけ下位側の論理が出力され
るように次段の前記コンパレータの入力信号を生成す
る、前記コンパレータの数よりも1つだけ少ない数の演
算回路とを備えたことを特徴とするA/D変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33835591A JPH05175844A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | A/d変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33835591A JPH05175844A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | A/d変換回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05175844A true JPH05175844A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18317376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33835591A Pending JPH05175844A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | A/d変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05175844A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5153445A (ja) * | 1974-11-06 | 1976-05-11 | Japan Broadcasting Corp | |
| JPS6079827A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 縦続型ad変換器 |
| JPH01189230A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 縦続型アナログ・ディジタル変換器 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP33835591A patent/JPH05175844A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5153445A (ja) * | 1974-11-06 | 1976-05-11 | Japan Broadcasting Corp | |
| JPS6079827A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 縦続型ad変換器 |
| JPH01189230A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 縦続型アナログ・ディジタル変換器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961029 |