JPH0517617B2 - - Google Patents
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- JPH0517617B2 JPH0517617B2 JP17541185A JP17541185A JPH0517617B2 JP H0517617 B2 JPH0517617 B2 JP H0517617B2 JP 17541185 A JP17541185 A JP 17541185A JP 17541185 A JP17541185 A JP 17541185A JP H0517617 B2 JPH0517617 B2 JP H0517617B2
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- Optical Head (AREA)
Description
この発明は、ビデオデイスクプレーヤ、コンパ
クトデイスクプレート等に使用する光学式ピツク
アツプ装置に於て対物レンズを揺動可能に支持す
るサスペンシヨンばねの組立方法に関するもので
ある。
クトデイスクプレート等に使用する光学式ピツク
アツプ装置に於て対物レンズを揺動可能に支持す
るサスペンシヨンばねの組立方法に関するもので
ある。
光学式ピツクアツプ装置に於て、アクチユエー
タの対物レンズの両側に上下に間隔を置いて平行
に配置される2個のサスペンシヨンばねを、それ
ぞれ容易に分離することができる接続部を介して
少なくとも1個の共通の爪部により接続された一
体形状に製造し、2個のサスペンシヨンばねを一
体形状のままアクチユエータに取り付けたのち爪
部を接続部から折り取つて分離するようにし、こ
れにより、上下に間隔を置いて所定の位置関係で
配置される2個のサスペンシヨンばねを組立の際
に容易に正確に位置決めできるようにしたもので
ある。
タの対物レンズの両側に上下に間隔を置いて平行
に配置される2個のサスペンシヨンばねを、それ
ぞれ容易に分離することができる接続部を介して
少なくとも1個の共通の爪部により接続された一
体形状に製造し、2個のサスペンシヨンばねを一
体形状のままアクチユエータに取り付けたのち爪
部を接続部から折り取つて分離するようにし、こ
れにより、上下に間隔を置いて所定の位置関係で
配置される2個のサスペンシヨンばねを組立の際
に容易に正確に位置決めできるようにしたもので
ある。
従来、光学式ピツクアツプ装置に於て、対物レ
ンズをその両側にそれぞれ2組ずつ設けたサスペ
ンシヨンばねにより揺動可能に支持し、対物レン
ズに固定したフオーカスコイルおよびトラツキン
グコイルを駆動して対物レンズを光軸に平行に移
動させ、フオーカス制御およびトラツキング制御
を行なうようにしたものが知られている。 ところが、そのようなものに於ては、対物レン
ズの各側に配置される2組のサスペンシヨンばね
が正確に配置されていなければならないが、サス
ペンシヨンばねが小さいうえ柔かいため組立作業
がやりにくく正確に所定の位置関係で接着固定す
ることが難しいという欠点があつた。
ンズをその両側にそれぞれ2組ずつ設けたサスペ
ンシヨンばねにより揺動可能に支持し、対物レン
ズに固定したフオーカスコイルおよびトラツキン
グコイルを駆動して対物レンズを光軸に平行に移
動させ、フオーカス制御およびトラツキング制御
を行なうようにしたものが知られている。 ところが、そのようなものに於ては、対物レン
ズの各側に配置される2組のサスペンシヨンばね
が正確に配置されていなければならないが、サス
ペンシヨンばねが小さいうえ柔かいため組立作業
がやりにくく正確に所定の位置関係で接着固定す
ることが難しいという欠点があつた。
この発明の目的は、上記従来装置の欠点を改良
することであり、サスペンシヨンばねの組立の作
業性を良くし容易に正確に所定の位置関係で接着
固定することができるようにした光学式ピツクア
ツプ装置に於けるサスペンシヨンばねの組立方法
を提供することである。
することであり、サスペンシヨンばねの組立の作
業性を良くし容易に正確に所定の位置関係で接着
固定することができるようにした光学式ピツクア
ツプ装置に於けるサスペンシヨンばねの組立方法
を提供することである。
上記の目的を達成するため、この発明の光学式
ピツクアツプ装置に於けるサスペンシヨンばねの
組立方法は、アクチユエータの対物レンズの両側
に上下に間隔を置いて配置される2個のサスペン
シヨンばねを、それぞれ容易に分離することがで
きる接続部を介して少なくとも1個の共通の爪部
により接続された一体形状に製造し、2個のサス
ペンシヨンばねを一体形状のままアクチユエータ
に取り付けたのち爪部を接続部から折り取つて分
離するようにしている。
ピツクアツプ装置に於けるサスペンシヨンばねの
組立方法は、アクチユエータの対物レンズの両側
に上下に間隔を置いて配置される2個のサスペン
シヨンばねを、それぞれ容易に分離することがで
きる接続部を介して少なくとも1個の共通の爪部
により接続された一体形状に製造し、2個のサス
ペンシヨンばねを一体形状のままアクチユエータ
に取り付けたのち爪部を接続部から折り取つて分
離するようにしている。
このようにしたことにより、対物レンズの各側
に配置されるサスペンシヨンばねは、互に固定さ
れた状態でアクチユエータの所定の位置に接着固
定された後分離されるから、容易に正確に所定の
位置関係で取り付けることができ、また、接着個
所の数が半減することと相俟つて組立の作業性が
改善される。
に配置されるサスペンシヨンばねは、互に固定さ
れた状態でアクチユエータの所定の位置に接着固
定された後分離されるから、容易に正確に所定の
位置関係で取り付けることができ、また、接着個
所の数が半減することと相俟つて組立の作業性が
改善される。
この発明の実施例である光学式ピツクアツプ装
置に於けるサスペンシヨンばねの組立方法につい
て、図面を参照しながら説明する。 第1図は、その平面図および正面図であり、ま
た、第2図は、そのアクチユエータ9を一体に組
み込んだベース10を取り除いたところを示す平
面図(一部断面図)である。 光学式ピツクアツプ装置は、ボデイ1に組み込
まれたレーザーダイオード2、グレーテイング
3、板プリズム4、コリメータレンンズ5、三角
プリズム6、マルチレンズ7およびフオトデイテ
クタ8、それにベース10に組み込まれたアクチ
ユエータ9により構成されている。 第3図は、その光路を示す説明図であり、同一
平面上に表示するため、三角プリズム6、対物レ
ンズ9aおよびデイスクDは、同図に於て左右方
向の光軸を中心に90゜捻つた状態で示されている。 レーザーダイオード2から発射されたレーザー
ビームは、板プリズム4および三角プリズム6で
反射され対物レンズ9aで絞られて光学式ピツク
アツプ装置の上側に位置するデイスクDの信号記
録面に収束され、ここで記録信号により変調され
た反射光が再び三角プリズム6で反射され、板プ
リズム4およびマルチレンズ7を通過することに
より非点収差を与えられフオトデイテクタ8に導
かれている。 板プリズム4は、平行平面を備えたガラス板の
一方の面に金属薄膜のハーフミラー4aを形成し
たものであり、光軸に対してほぼ45゜傾斜して配
置され、レーザーダイオード2から発射されたレ
ーザービームはこのハーフミラー4aにより三角
プリズム6に向けて反射され、また、逆に三角プ
リズム6から送られた(デイスクDの信号記録面
により変調された)反射光は板プリズム4を透過
しマルチレンズ7に送られる。 デイスクDの信号記録面からの反射光は、板プ
リズム4を透過する際に非点収差を与えられる。 マルチレンズ7は、凹レンズとシリンダーレン
ズとを組み合せたものであり、透過光に対して
(板プリズム4と異なる方向の)非点収差を与え
るとともに(その位置を光軸方向に移動させるこ
とにより)透過光の収束位置を変化させる。 フオトデイテクタ8は、直交する2直線により
分割された4個の光検知素子から成るフオーカス
検出器およびその両側に配置された1対のトラツ
キング検出器により構成され、これら両検出器の
検出信号が対物レンズ9aの駆動制御用の信号と
してアクチユエータ9に入力されている。 板プリズム4およびマルチレンズ7により与え
られる非点収差を合成した非点収差の発生する方
向が、フオトデイテクタ8のフオーカス検出器の
感度が最大となる方向を向くように設定され、ま
た、デイスクDの記録トラツクの影がフオーカス
検出に及ぼす影響を排除するため、記録トラツク
の方向がフオーカス検出器の一方の分割線の方向
と一致するように設定されている。 板プリズム4を透過した光束がフオトデイテク
タ8に正しく入射するよう、マルチレンズ7の光
軸方向の位置および光軸に直交する平面内の位置
を調節することにより(フオトデイテクタ8を固
定したままで)光軸合せおよび焦点調整を行なう
ようになつている。 第4図は、マルチレンズ7の支持機構を示した
ものであり、マルチレンズ7は、円周方向に溝7
aを有するレンズスリーブ7b内に固定され、こ
のレンズスリーブ7bが一対の翼部7cを備えた
レンズベース7d内にその軸方向に摺動可能にか
つ回転しないように支持されている。 レンズベース7dは、第2図に示されるよう
に、その一対の翼部7cをボデイ1の位置決め部
1aと弾性を有するベース押え1bとにより挟持
され、これにより光軸に直交する平面内で移動可
能に支持されている。 レンズベース7dの翼部7cは、その先端がボ
デイ1の両側に形成された窓1cにそれぞれ臨ん
でいて、光軸合せの際には、この窓1cから治具
を使用して翼部7cを挟持し光軸に直交する平面
内で位置調整を行なう。 また、焦点調整の際には、ボデイ1およびレン
ズベース7dの裏面に形成された穴から偏芯ピン
を挿入し、この偏芯ピンをレンズスリーブ7bの
溝7aに係合させて回動することによりレンズス
リーブ7bの光軸方向の位置を変化させて調節す
る。 板プリズム4は、そのハーフミラー4aを設け
た側の面をボデイ1の位置決め部1dに接着固定
され、また、板プリズム4の両端部およびハーフ
ミラー4aの反対側の面に微小間隔を置いて移動
防止用の4本の突起11aが配置されている。 この4本の突起11aは、第5図に示されるよ
うに、裏カバー11に突設されていて、板プリズ
ム4をボデイ1に取り付ける際に仮の位置決め用
として使用される。 第2図に示されるように、ボデイ1の側面の突
出部に形成された取り付け孔1e内に、グレーテ
イング3を支持するGホルダー3aおよびレーザ
ーダイオード2が取り付けられている。 Gホルダ3aは、その前面を取り付け孔1e内
の第1の段部1fに当接させることにより位置決
めされ、その後面とレーザーダイオード2の基台
との間に設けられたGスプリング3bにより前方
に向けて押圧され光軸を中心に回転調整可能に支
持されている。 レーザーダイオード2は、その基台の肩を取り
付け孔1e内の第2の段部1gに当接させること
により位置決めされ、その後面をLD押え12に
より押圧支持されている。 LD押え12は、先端にそれぞれ係合爪12a
を設けた2本の弾性脚を有し、この2本の係合爪
12aをボデイ1の突出部の外周の対応する位置
に形成された2個の係合部1hにそれぞれ係合さ
せている。 Gホルダ3aおよびレーザーダイオード2を取
り付ける際には、Gホルダ3a、ワツシヤ、Gス
プリング3bおよびレーザーダイオード2をこの
順で取り付け孔1e内に挿入し、レーザーダイオ
ード2の基台の後面にLD押え12を当接させて
押圧しその2本の弾性脚の係合爪12aを弾性脚
の弾性によりボデイ1の係合部1hにそれぞれ係
合させる。 レーザーダイオード2は静電気に非常に弱く破
損しやすいが、もし破損した場合には、LD押え
12の係合爪12aをボデイ1の係合部1hから
外してLD押え12を取り除くことにより簡単に
レーザーダイオード2を単体で交換することがで
きる。 コリメータレンズ5は、裏面に2本の脚5bお
よび5cを有するコリメータホルダ5aに支持さ
れ、第6図に示されるように、その2本の脚5b
および5cがボデイ1の位置決め用の丸穴1iに
それぞれ嵌合されている。 2本の脚5bおよび5cの軸に直交する断面の
形状が、その一方の脚5bは円形に、また、他方
の脚5cは光軸方向に長く光軸と直交する方向に
短い楕円形または菱形にそれぞれなつていて、、
脚5cが丸穴1i内を光軸と直交する方向に少し
移動することができ、これにより、光軸方向の位
置決め精度を高く保ちながら光軸と直交する方向
の(脚の間隔と丸穴の間隔との)ある程度の寸法
誤差を許容するようになつている。 第7図は、対物レンズ9aを揺動可能に支持し
フオーカス制御およびトラツキング制御を行なう
アクチユエータ9の分解斜視図を示したものであ
る。 アクチユエータ9はベース10に一体に組み込
まれ、ベース10をボデイ1に取り付けたとき対
物レンズ9aが三角プリズム6の上方に位置する
ようになつている。 ベース10のボデイ1に対する位置決めは、第
6図に示されたコリメータホルダ5aの位置決め
と同様に、ベース10に突設した丸ビンおよび菱
ピンをピツクアツプ本体に設けた丸穴にそれぞれ
嵌合する方法で行なわれている。 アクチユエータ9は、対物レンズ9a、フオー
カスコイル9bおよび2つのトラツキングコイル
9cを固定したフランジ9dと、フランジ9dを
ベース10の突起10aに揺動可能に支持する左
右それぞれ2組ずつのサスペンシヨンばね9eお
よび9fと、ベース10に固定されたマグネツト
9gおよびヨーク9hとにより構成されている。 マグネツト9gは、コイルに対向する側の幅が
反対側より広い台形をしていて、これにより、
CDプレーヤを小形化する目的で、第8図に示さ
れるように、ピツクアツプPをCDプレーヤの対
角線の方向に移動するように配置し、かつ(CD
プレーヤの壁にぶつかることのないように)ピツ
クアツプPのマグネツト側の外周側の隅を斜に削
つた場合に、フランジ9dが(トラツキングのた
め)左右に大きく振動しても両方のトラツキング
コイル9c(の内側の垂直部分)がマグネツト9
gの面から外れることのないようになつている。 なお、マグネツト9gの少なくとも外周側の隅
が削られた形状であれば十分であるから、その形
状は等脚台形に限られるものではなく、外周側が
内周側より大きく傾斜した不等脚台形でもよいこ
とはいうまでもない。 対物レンズ9aを駆動してフオーカス制御およ
びトラツキング制御を行なう際に対物レンズ9a
の姿勢を光軸と平行に保つため、フランジ9d
は、その左右両側を上下に間隔を置いて平行に配
置されたそれぞれ2組のサスペンシヨンばね9e
および9fにより支持されている。 左右合計して4組のサスペンシヨンばね9eお
よび9fは、第9図に示されるように、それぞれ
平行に配置された弾性を有する細長い2本の板状
導体9iの両端に取り付け用の端子9jを設けた
形状をしていて、フランジ9dを支持するととも
にフオーカスコイル9bおよびトラツキングコイ
ル9cに制御信号を送るリード線として兼用され
ている。 片側の上下のサスペンシヨンばね9eおよび9
fは、同図に示されるように、それらの両側の端
子9jがそれぞれ幅の狭い接続部を介して2つの
爪部9kにより接続された形状に一体に製造さ
れ、取り付けに際し、両側の端子9jをベース1
0の突起10aおよびフランジ9dにそれぞれ接
着固定した後、2つの爪部9kを折り取つて上下
のサスペンシヨンばね9eと9fとを電気的に分
離するようになつていて、これにより、接着作業
が容易になりしかも上下のサスペンシヨンばね9
eと9fとを正確に平行に取り付けることができ
る。 各サスペンシヨンばね9eおよび9fを構成す
る2本の板状導体9iは、その幅が互に異なつて
いて(例えば0.10mmと0.12mm)共振周波数が異な
ることにより、サスペンシヨンばね9eおよび9
fは特定の周波数で共振しにくく、これにより不
要な共振が発生しにくくなつている。 なお、その際、幅の広い方の板状導体9iを外
側に(すなわち9eに於ては上側に、また、9f
に於ては下側に)それぞれ配置した方がより顕著
な効果があるようである。 さらに、サスペンシヨンばね9eおよび9fの
2本の板状導体9iの間に、ブチルゴム、シリコ
ンゴム等の粘弾性体から成るダンプ材9mが充填
され、これにより板状導体9iに発生した共振を
減衰させるようになつている。 第10図および第11図を参照しながらサスペ
ンシヨンばねの製造工程を説明する。 サスペンシヨンばね9eおよび9fは、容易に
切り離すことができるように周囲を数箇所だけ接
続された状態で、エツチングにより一枚のシート
13上に同時に多数が形成される。 このシート13を良く洗浄した後プライマ
ーを塗布し、第11図に示されるようにシルク
スクリーン印刷機14によりダンプ材9mの部分
だけ通すパターンを使用してダンプ材9mを塗布
し、最後に温度200℃で15分間加硫しダンプ材
9mの焼き付けを行なう。 前処理としてプライマーを塗布するのは、ダン
プ材9mを付着しやすくするためである。 シルクスクリーン印刷機14によりダンプ材9
mを塗布する際には、印刷用の刷毛を板状導体9
iの長手方向に移動させて行なう。 また、ダンプ材9mの中に数μm〜数10μmの大
きさの鱗片状をした粒子9n(例えば鱗片状黒鉛、
マイカ等)を混入させておけば、これにより2本
の板状導体9iに対するいわゆるブツクダンパー
としての作用が強くなり「ずり制動」効果が大き
くなる。 さらに、シルクスクリーン印刷を採用したこと
により、第12図に示されるように、鱗片状の粒
子9nが印刷用の刷毛の移動方向(すなわち板状
導体9iの長手方向)を向いて整列するから、こ
れにより「ずり制動」効果はさらに大きくなる。 なお、上記実施例に於ては、各サスペンシヨン
ばね9eおよび9fを構成する板状導体9iの数
を2本にしているが、これに限られるものではな
く、3本以上にしてもよいものである。
置に於けるサスペンシヨンばねの組立方法につい
て、図面を参照しながら説明する。 第1図は、その平面図および正面図であり、ま
た、第2図は、そのアクチユエータ9を一体に組
み込んだベース10を取り除いたところを示す平
面図(一部断面図)である。 光学式ピツクアツプ装置は、ボデイ1に組み込
まれたレーザーダイオード2、グレーテイング
3、板プリズム4、コリメータレンンズ5、三角
プリズム6、マルチレンズ7およびフオトデイテ
クタ8、それにベース10に組み込まれたアクチ
ユエータ9により構成されている。 第3図は、その光路を示す説明図であり、同一
平面上に表示するため、三角プリズム6、対物レ
ンズ9aおよびデイスクDは、同図に於て左右方
向の光軸を中心に90゜捻つた状態で示されている。 レーザーダイオード2から発射されたレーザー
ビームは、板プリズム4および三角プリズム6で
反射され対物レンズ9aで絞られて光学式ピツク
アツプ装置の上側に位置するデイスクDの信号記
録面に収束され、ここで記録信号により変調され
た反射光が再び三角プリズム6で反射され、板プ
リズム4およびマルチレンズ7を通過することに
より非点収差を与えられフオトデイテクタ8に導
かれている。 板プリズム4は、平行平面を備えたガラス板の
一方の面に金属薄膜のハーフミラー4aを形成し
たものであり、光軸に対してほぼ45゜傾斜して配
置され、レーザーダイオード2から発射されたレ
ーザービームはこのハーフミラー4aにより三角
プリズム6に向けて反射され、また、逆に三角プ
リズム6から送られた(デイスクDの信号記録面
により変調された)反射光は板プリズム4を透過
しマルチレンズ7に送られる。 デイスクDの信号記録面からの反射光は、板プ
リズム4を透過する際に非点収差を与えられる。 マルチレンズ7は、凹レンズとシリンダーレン
ズとを組み合せたものであり、透過光に対して
(板プリズム4と異なる方向の)非点収差を与え
るとともに(その位置を光軸方向に移動させるこ
とにより)透過光の収束位置を変化させる。 フオトデイテクタ8は、直交する2直線により
分割された4個の光検知素子から成るフオーカス
検出器およびその両側に配置された1対のトラツ
キング検出器により構成され、これら両検出器の
検出信号が対物レンズ9aの駆動制御用の信号と
してアクチユエータ9に入力されている。 板プリズム4およびマルチレンズ7により与え
られる非点収差を合成した非点収差の発生する方
向が、フオトデイテクタ8のフオーカス検出器の
感度が最大となる方向を向くように設定され、ま
た、デイスクDの記録トラツクの影がフオーカス
検出に及ぼす影響を排除するため、記録トラツク
の方向がフオーカス検出器の一方の分割線の方向
と一致するように設定されている。 板プリズム4を透過した光束がフオトデイテク
タ8に正しく入射するよう、マルチレンズ7の光
軸方向の位置および光軸に直交する平面内の位置
を調節することにより(フオトデイテクタ8を固
定したままで)光軸合せおよび焦点調整を行なう
ようになつている。 第4図は、マルチレンズ7の支持機構を示した
ものであり、マルチレンズ7は、円周方向に溝7
aを有するレンズスリーブ7b内に固定され、こ
のレンズスリーブ7bが一対の翼部7cを備えた
レンズベース7d内にその軸方向に摺動可能にか
つ回転しないように支持されている。 レンズベース7dは、第2図に示されるよう
に、その一対の翼部7cをボデイ1の位置決め部
1aと弾性を有するベース押え1bとにより挟持
され、これにより光軸に直交する平面内で移動可
能に支持されている。 レンズベース7dの翼部7cは、その先端がボ
デイ1の両側に形成された窓1cにそれぞれ臨ん
でいて、光軸合せの際には、この窓1cから治具
を使用して翼部7cを挟持し光軸に直交する平面
内で位置調整を行なう。 また、焦点調整の際には、ボデイ1およびレン
ズベース7dの裏面に形成された穴から偏芯ピン
を挿入し、この偏芯ピンをレンズスリーブ7bの
溝7aに係合させて回動することによりレンズス
リーブ7bの光軸方向の位置を変化させて調節す
る。 板プリズム4は、そのハーフミラー4aを設け
た側の面をボデイ1の位置決め部1dに接着固定
され、また、板プリズム4の両端部およびハーフ
ミラー4aの反対側の面に微小間隔を置いて移動
防止用の4本の突起11aが配置されている。 この4本の突起11aは、第5図に示されるよ
うに、裏カバー11に突設されていて、板プリズ
ム4をボデイ1に取り付ける際に仮の位置決め用
として使用される。 第2図に示されるように、ボデイ1の側面の突
出部に形成された取り付け孔1e内に、グレーテ
イング3を支持するGホルダー3aおよびレーザ
ーダイオード2が取り付けられている。 Gホルダ3aは、その前面を取り付け孔1e内
の第1の段部1fに当接させることにより位置決
めされ、その後面とレーザーダイオード2の基台
との間に設けられたGスプリング3bにより前方
に向けて押圧され光軸を中心に回転調整可能に支
持されている。 レーザーダイオード2は、その基台の肩を取り
付け孔1e内の第2の段部1gに当接させること
により位置決めされ、その後面をLD押え12に
より押圧支持されている。 LD押え12は、先端にそれぞれ係合爪12a
を設けた2本の弾性脚を有し、この2本の係合爪
12aをボデイ1の突出部の外周の対応する位置
に形成された2個の係合部1hにそれぞれ係合さ
せている。 Gホルダ3aおよびレーザーダイオード2を取
り付ける際には、Gホルダ3a、ワツシヤ、Gス
プリング3bおよびレーザーダイオード2をこの
順で取り付け孔1e内に挿入し、レーザーダイオ
ード2の基台の後面にLD押え12を当接させて
押圧しその2本の弾性脚の係合爪12aを弾性脚
の弾性によりボデイ1の係合部1hにそれぞれ係
合させる。 レーザーダイオード2は静電気に非常に弱く破
損しやすいが、もし破損した場合には、LD押え
12の係合爪12aをボデイ1の係合部1hから
外してLD押え12を取り除くことにより簡単に
レーザーダイオード2を単体で交換することがで
きる。 コリメータレンズ5は、裏面に2本の脚5bお
よび5cを有するコリメータホルダ5aに支持さ
れ、第6図に示されるように、その2本の脚5b
および5cがボデイ1の位置決め用の丸穴1iに
それぞれ嵌合されている。 2本の脚5bおよび5cの軸に直交する断面の
形状が、その一方の脚5bは円形に、また、他方
の脚5cは光軸方向に長く光軸と直交する方向に
短い楕円形または菱形にそれぞれなつていて、、
脚5cが丸穴1i内を光軸と直交する方向に少し
移動することができ、これにより、光軸方向の位
置決め精度を高く保ちながら光軸と直交する方向
の(脚の間隔と丸穴の間隔との)ある程度の寸法
誤差を許容するようになつている。 第7図は、対物レンズ9aを揺動可能に支持し
フオーカス制御およびトラツキング制御を行なう
アクチユエータ9の分解斜視図を示したものであ
る。 アクチユエータ9はベース10に一体に組み込
まれ、ベース10をボデイ1に取り付けたとき対
物レンズ9aが三角プリズム6の上方に位置する
ようになつている。 ベース10のボデイ1に対する位置決めは、第
6図に示されたコリメータホルダ5aの位置決め
と同様に、ベース10に突設した丸ビンおよび菱
ピンをピツクアツプ本体に設けた丸穴にそれぞれ
嵌合する方法で行なわれている。 アクチユエータ9は、対物レンズ9a、フオー
カスコイル9bおよび2つのトラツキングコイル
9cを固定したフランジ9dと、フランジ9dを
ベース10の突起10aに揺動可能に支持する左
右それぞれ2組ずつのサスペンシヨンばね9eお
よび9fと、ベース10に固定されたマグネツト
9gおよびヨーク9hとにより構成されている。 マグネツト9gは、コイルに対向する側の幅が
反対側より広い台形をしていて、これにより、
CDプレーヤを小形化する目的で、第8図に示さ
れるように、ピツクアツプPをCDプレーヤの対
角線の方向に移動するように配置し、かつ(CD
プレーヤの壁にぶつかることのないように)ピツ
クアツプPのマグネツト側の外周側の隅を斜に削
つた場合に、フランジ9dが(トラツキングのた
め)左右に大きく振動しても両方のトラツキング
コイル9c(の内側の垂直部分)がマグネツト9
gの面から外れることのないようになつている。 なお、マグネツト9gの少なくとも外周側の隅
が削られた形状であれば十分であるから、その形
状は等脚台形に限られるものではなく、外周側が
内周側より大きく傾斜した不等脚台形でもよいこ
とはいうまでもない。 対物レンズ9aを駆動してフオーカス制御およ
びトラツキング制御を行なう際に対物レンズ9a
の姿勢を光軸と平行に保つため、フランジ9d
は、その左右両側を上下に間隔を置いて平行に配
置されたそれぞれ2組のサスペンシヨンばね9e
および9fにより支持されている。 左右合計して4組のサスペンシヨンばね9eお
よび9fは、第9図に示されるように、それぞれ
平行に配置された弾性を有する細長い2本の板状
導体9iの両端に取り付け用の端子9jを設けた
形状をしていて、フランジ9dを支持するととも
にフオーカスコイル9bおよびトラツキングコイ
ル9cに制御信号を送るリード線として兼用され
ている。 片側の上下のサスペンシヨンばね9eおよび9
fは、同図に示されるように、それらの両側の端
子9jがそれぞれ幅の狭い接続部を介して2つの
爪部9kにより接続された形状に一体に製造さ
れ、取り付けに際し、両側の端子9jをベース1
0の突起10aおよびフランジ9dにそれぞれ接
着固定した後、2つの爪部9kを折り取つて上下
のサスペンシヨンばね9eと9fとを電気的に分
離するようになつていて、これにより、接着作業
が容易になりしかも上下のサスペンシヨンばね9
eと9fとを正確に平行に取り付けることができ
る。 各サスペンシヨンばね9eおよび9fを構成す
る2本の板状導体9iは、その幅が互に異なつて
いて(例えば0.10mmと0.12mm)共振周波数が異な
ることにより、サスペンシヨンばね9eおよび9
fは特定の周波数で共振しにくく、これにより不
要な共振が発生しにくくなつている。 なお、その際、幅の広い方の板状導体9iを外
側に(すなわち9eに於ては上側に、また、9f
に於ては下側に)それぞれ配置した方がより顕著
な効果があるようである。 さらに、サスペンシヨンばね9eおよび9fの
2本の板状導体9iの間に、ブチルゴム、シリコ
ンゴム等の粘弾性体から成るダンプ材9mが充填
され、これにより板状導体9iに発生した共振を
減衰させるようになつている。 第10図および第11図を参照しながらサスペ
ンシヨンばねの製造工程を説明する。 サスペンシヨンばね9eおよび9fは、容易に
切り離すことができるように周囲を数箇所だけ接
続された状態で、エツチングにより一枚のシート
13上に同時に多数が形成される。 このシート13を良く洗浄した後プライマ
ーを塗布し、第11図に示されるようにシルク
スクリーン印刷機14によりダンプ材9mの部分
だけ通すパターンを使用してダンプ材9mを塗布
し、最後に温度200℃で15分間加硫しダンプ材
9mの焼き付けを行なう。 前処理としてプライマーを塗布するのは、ダン
プ材9mを付着しやすくするためである。 シルクスクリーン印刷機14によりダンプ材9
mを塗布する際には、印刷用の刷毛を板状導体9
iの長手方向に移動させて行なう。 また、ダンプ材9mの中に数μm〜数10μmの大
きさの鱗片状をした粒子9n(例えば鱗片状黒鉛、
マイカ等)を混入させておけば、これにより2本
の板状導体9iに対するいわゆるブツクダンパー
としての作用が強くなり「ずり制動」効果が大き
くなる。 さらに、シルクスクリーン印刷を採用したこと
により、第12図に示されるように、鱗片状の粒
子9nが印刷用の刷毛の移動方向(すなわち板状
導体9iの長手方向)を向いて整列するから、こ
れにより「ずり制動」効果はさらに大きくなる。 なお、上記実施例に於ては、各サスペンシヨン
ばね9eおよび9fを構成する板状導体9iの数
を2本にしているが、これに限られるものではな
く、3本以上にしてもよいものである。
以上説明したように、この発明の光学式ピツク
アツプ装置に於けるサスペンシヨンばねの組立方
法は、アクチユエータの対物レンズの両側に上下
に間隔を置いて配置される2個のサスペンシヨン
ばねを、それぞれ容易に分離することができる接
続部を介して少なくとも1個の共通の爪部により
接続された一体形状に製造し、2個のサスペンシ
ヨンばねを一体形状のままアクチユエータの対物
レンズに取り付けたのち爪部を接続部から折り取
つて2個に分離するようにしたことにより、上下
に間隔を置いて配置される2個のサスペンシヨン
ばねを容易に正確に所定の位置関係で接着固定す
ることができ、しかも、接着の手間が半減するこ
とと相俟つて組立の作業性が著しく改善されるも
のである。
アツプ装置に於けるサスペンシヨンばねの組立方
法は、アクチユエータの対物レンズの両側に上下
に間隔を置いて配置される2個のサスペンシヨン
ばねを、それぞれ容易に分離することができる接
続部を介して少なくとも1個の共通の爪部により
接続された一体形状に製造し、2個のサスペンシ
ヨンばねを一体形状のままアクチユエータの対物
レンズに取り付けたのち爪部を接続部から折り取
つて2個に分離するようにしたことにより、上下
に間隔を置いて配置される2個のサスペンシヨン
ばねを容易に正確に所定の位置関係で接着固定す
ることができ、しかも、接着の手間が半減するこ
とと相俟つて組立の作業性が著しく改善されるも
のである。
第1図…この発明の実施例の平面図および正面
図、第2図…そのカバーを外した状態の平面図、
第3図…その光路を示す説明図、第4図…そのマ
ルチレンズの支持機構を示す斜視図、第5図…そ
の裏カバーの斜視図、第6図…そのコリメータレ
ンズ位置決め手段を示す説明図、第7図…そのア
クチユエータの分解斜視図、第8図…CDプレー
ヤに於けるその配置を示す平面図、第9図…その
サスペンシヨンばねの平面図、第10図…そのサ
スペンシヨンばねの一製造過程の平面図、第11
図…そのシルクスクリーン印刷を示す側面図、第
12図…そのサスペンシヨンばねのダンプ剤の説
明図。 9e,9f…サスペンシヨンばね、9j…端
子、9k…爪部。
図、第2図…そのカバーを外した状態の平面図、
第3図…その光路を示す説明図、第4図…そのマ
ルチレンズの支持機構を示す斜視図、第5図…そ
の裏カバーの斜視図、第6図…そのコリメータレ
ンズ位置決め手段を示す説明図、第7図…そのア
クチユエータの分解斜視図、第8図…CDプレー
ヤに於けるその配置を示す平面図、第9図…その
サスペンシヨンばねの平面図、第10図…そのサ
スペンシヨンばねの一製造過程の平面図、第11
図…そのシルクスクリーン印刷を示す側面図、第
12図…そのサスペンシヨンばねのダンプ剤の説
明図。 9e,9f…サスペンシヨンばね、9j…端
子、9k…爪部。
Claims (1)
- 1 アクチユエータの対物レンズの両側に上下に
間隔を置いて配置される2個のサスペンシヨンば
ねを、それぞれ容易に分離することができる接続
部を介して少なくとも1個の共通の爪部により接
続された一体形状に製造し、2個のサスペンシヨ
ンばねを一体形状のままアクチユエータに取り付
けたのち爪部を接続部から折り取つて分離するこ
とを特徴とする光学式ピツクアツプ装置に於ける
サスペンシヨンばねの組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17541185A JPS6236754A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 光学式ピックアップ装置に於けるサスペンションばねの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17541185A JPS6236754A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 光学式ピックアップ装置に於けるサスペンションばねの組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6236754A JPS6236754A (ja) | 1987-02-17 |
| JPH0517617B2 true JPH0517617B2 (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=15995623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17541185A Granted JPS6236754A (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 光学式ピックアップ装置に於けるサスペンションばねの組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6236754A (ja) |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP17541185A patent/JPS6236754A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6236754A (ja) | 1987-02-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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