JPH05176483A - 誘導無線通信用アンテナ - Google Patents
誘導無線通信用アンテナInfo
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- JPH05176483A JPH05176483A JP3356504A JP35650491A JPH05176483A JP H05176483 A JPH05176483 A JP H05176483A JP 3356504 A JP3356504 A JP 3356504A JP 35650491 A JP35650491 A JP 35650491A JP H05176483 A JPH05176483 A JP H05176483A
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- station
- receiving
- communication
- transmission
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 相手局に電源設備をもたずこの電源エネルギ
供給手段として所定局から大なるエネルギを送出した場
合も当該所定局の受信装置がこのエネルギによってマス
クされ受信不能になる恐れのない誘導無線通信システム
を提供する 【構成】 第1の通信局(固定局)1の送信用ループアン
テナ12から送出される電磁エネルギの受信感度を最小
にし,第2の通信局(移動局)2のループアンテナから送
出される電磁エネルギを効率良く受信可能な位置に当該
第1の通信局(固定局)1の受信用ループアンテナ13
を配設した。また,第1の通信局(固定局)1の受信用
アンテナを少なくとも2個のループアンテナを組合わせ
て第1の通信局(固定局)1の送信用ループアンテナ12
から送出される電磁エネルギの受信感度を最小にし,第
2の通信局(移動局)2の送信用ループアンテナから送出
される電磁エネルギを効率良く受信可能な位置に配設
し,かつ,接続するのが効果的である。
供給手段として所定局から大なるエネルギを送出した場
合も当該所定局の受信装置がこのエネルギによってマス
クされ受信不能になる恐れのない誘導無線通信システム
を提供する 【構成】 第1の通信局(固定局)1の送信用ループアン
テナ12から送出される電磁エネルギの受信感度を最小
にし,第2の通信局(移動局)2のループアンテナから送
出される電磁エネルギを効率良く受信可能な位置に当該
第1の通信局(固定局)1の受信用ループアンテナ13
を配設した。また,第1の通信局(固定局)1の受信用
アンテナを少なくとも2個のループアンテナを組合わせ
て第1の通信局(固定局)1の送信用ループアンテナ12
から送出される電磁エネルギの受信感度を最小にし,第
2の通信局(移動局)2の送信用ループアンテナから送出
される電磁エネルギを効率良く受信可能な位置に配設
し,かつ,接続するのが効果的である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は誘導無線通信システム
に係り,特に,無人搬送システムにおける地上に設けた
固定局と無人搬送車に設けた移動局,または車両を含む
移動体に装着した通信機能と所定機能を備えた移動局等
と地上に設けた固定局との間で行われる通信システムで
あってしかも移動局側に電源設備がなく固定局側からの
送信エネルギを送信用エネルギに使用する場合,或い
は,生体計測システムにおいてカプセルに収めて生体が
嚥下し,または生体に埋込んだ電源装備が困難な通信機
能を備えたセンサが外部局からの送信に対応しその送信
エネルギを用いて計測情報を送信する場合等のように,
一方の局の送信エネルギが相手局の必要とする電源エネ
ルギをともに送信するために大であってこの送信エネル
ギによって相手局からの送信信号の受信が不能になる恐
れがある場合等に有効な,同時通信を行う双方向誘導無
線通信システムにおける誘導無線通信用アンテナに関す
る。
に係り,特に,無人搬送システムにおける地上に設けた
固定局と無人搬送車に設けた移動局,または車両を含む
移動体に装着した通信機能と所定機能を備えた移動局等
と地上に設けた固定局との間で行われる通信システムで
あってしかも移動局側に電源設備がなく固定局側からの
送信エネルギを送信用エネルギに使用する場合,或い
は,生体計測システムにおいてカプセルに収めて生体が
嚥下し,または生体に埋込んだ電源装備が困難な通信機
能を備えたセンサが外部局からの送信に対応しその送信
エネルギを用いて計測情報を送信する場合等のように,
一方の局の送信エネルギが相手局の必要とする電源エネ
ルギをともに送信するために大であってこの送信エネル
ギによって相手局からの送信信号の受信が不能になる恐
れがある場合等に有効な,同時通信を行う双方向誘導無
線通信システムにおける誘導無線通信用アンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】2局間で通信が行われる場合,両局それ
ぞれのアンテナが接近して配設可能な場合は電磁誘導に
よる通信システムが利用されている。例えば,工場,倉
庫等においてしばしば用いられている無人搬送システム
においては無人搬送車が地上に設けた制御装置による制
御信号に従って運転されている。このような無人搬送シ
ステムにおいて制御装置から無人搬送車に指令信号を送
り,逆に無人搬送車から必要な情報を制御装置に送るに
は,地上局と搬送車上に設けた移動局との間で無線通信
が行われる。図4に,無人搬送システムの地上に設けた
固定局と無人搬送車に設けた移動局との間で同時双方向
通信を行う従来の誘導無線通信システム例を示す。図4
において1はこの誘導無線通信システムの固定局を示し
ていて10は固定局1の各種信号処理回路および制御回
路類を総合する電子回路装置を示している。また,2は
この通信システムの移動局を示していて20は移動局2
の各種信号処理回路および制御回路類を総合する電子回
路装置を示している。例えば,固定局1が移動局2から
何らかの情報を得ようとすると,電子回路装置10から
出力される指令信号から発振回路と変調回路を含む送信
信号作成部の送信回路11で所定の電力を有する送信信
号を作成する。この送信信号は送信用ループアンテナ1
2に供給される。送信用ループアンテナ12を流れる信
号電流は磁界を形成し,所定の位置に接近した移動局2
の受信用ループアンテナ23に鎖交する磁束s12が受
信用ループアンテナ23に誘導電流を流す。受信用ルー
プアンテナ23を流れる誘導電流は受信回路24で受信
信号として検知され,この受信信号は電子回路装置20
に送られる。電子回路装置20においては受信信号から
所定の指令信号を検出する。電子回路装置20において
は上記指令信号に対応して所定の動作を行い固定局1に
送信すべき要求された情報信号を作成する。電子回路装
置20から出力される情報信号からは発振回路と変調回
路を含む送信信号作成部の送信回路21で所定の電力を
有する送信信号を作成する。この送信信号は送信用ルー
プアンテナ22に供給される。送信用ループアンテナ2
2を流れる信号電流は磁界を形成し,所定の位置に近接
している固定局1の受信用ループアンテナ13に鎖交す
る磁束s21は受信用ループアンテナ13に誘導電流を
流す。受信用ループアンテナ13を流れる誘導電流は受
信回路14で検知され,所定の電子信号に変換して電子
回路装置10に送られる。電子回路装置10においては
上記信号を所定の処理に使用する。また,固定局1の送
信用ループアンテナ12が形成する磁界の受信用ループ
アンテナ13に鎖交する磁束s11は受信用ループアン
テナ13に誘導電流を流す。従って,上述の動作におい
て,固定局1の受信用ループアンテナ13には磁束s2
1と磁束s11とによる誘導電流が同時に流れる。
ぞれのアンテナが接近して配設可能な場合は電磁誘導に
よる通信システムが利用されている。例えば,工場,倉
庫等においてしばしば用いられている無人搬送システム
においては無人搬送車が地上に設けた制御装置による制
御信号に従って運転されている。このような無人搬送シ
ステムにおいて制御装置から無人搬送車に指令信号を送
り,逆に無人搬送車から必要な情報を制御装置に送るに
は,地上局と搬送車上に設けた移動局との間で無線通信
が行われる。図4に,無人搬送システムの地上に設けた
固定局と無人搬送車に設けた移動局との間で同時双方向
通信を行う従来の誘導無線通信システム例を示す。図4
において1はこの誘導無線通信システムの固定局を示し
ていて10は固定局1の各種信号処理回路および制御回
路類を総合する電子回路装置を示している。また,2は
この通信システムの移動局を示していて20は移動局2
の各種信号処理回路および制御回路類を総合する電子回
路装置を示している。例えば,固定局1が移動局2から
何らかの情報を得ようとすると,電子回路装置10から
出力される指令信号から発振回路と変調回路を含む送信
信号作成部の送信回路11で所定の電力を有する送信信
号を作成する。この送信信号は送信用ループアンテナ1
2に供給される。送信用ループアンテナ12を流れる信
号電流は磁界を形成し,所定の位置に接近した移動局2
の受信用ループアンテナ23に鎖交する磁束s12が受
信用ループアンテナ23に誘導電流を流す。受信用ルー
プアンテナ23を流れる誘導電流は受信回路24で受信
信号として検知され,この受信信号は電子回路装置20
に送られる。電子回路装置20においては受信信号から
所定の指令信号を検出する。電子回路装置20において
は上記指令信号に対応して所定の動作を行い固定局1に
送信すべき要求された情報信号を作成する。電子回路装
置20から出力される情報信号からは発振回路と変調回
路を含む送信信号作成部の送信回路21で所定の電力を
有する送信信号を作成する。この送信信号は送信用ルー
プアンテナ22に供給される。送信用ループアンテナ2
2を流れる信号電流は磁界を形成し,所定の位置に近接
している固定局1の受信用ループアンテナ13に鎖交す
る磁束s21は受信用ループアンテナ13に誘導電流を
流す。受信用ループアンテナ13を流れる誘導電流は受
信回路14で検知され,所定の電子信号に変換して電子
回路装置10に送られる。電子回路装置10においては
上記信号を所定の処理に使用する。また,固定局1の送
信用ループアンテナ12が形成する磁界の受信用ループ
アンテナ13に鎖交する磁束s11は受信用ループアン
テナ13に誘導電流を流す。従って,上述の動作におい
て,固定局1の受信用ループアンテナ13には磁束s2
1と磁束s11とによる誘導電流が同時に流れる。
【0003】大型の土工作業においては多数のダンプト
ラック等の移動建設機械が稼働されるが,これら移動建
設機械の自動監視は実行されていない。貨物列車の各貨
車は挟み込まれた表示札によって確認している。路線バ
スの運行は一部超音波等によって所定位置通過を確認し
ている。工場等において搬送されるワークの確認等には
バーコードが用いられている。上述のごとく多くの分野
において移動体の確認が要望され,実施されている。ま
た,産業機械等における回転体の計測には回転体に装着
したセンサからスリップリングで計測信号を取り出し,
または,無線装置によって地上局に送出する手段が用い
られている。上述のような固定局と地上局側との間の通
信方式としては上述手段のほか半導体レーザ等の発光器
と受光器とによる光通信が行われ,また,電波を使用し
た無線通信も用いられている。また,生体内の状況を計
測するのに,カプセルに収めたセンサと通信機能との結
合装置を飲込みまたは生体内の所定の場所に埋込んでお
き,計測データを必要とする時に生体外の計測装置に備
えた通信装置から指令信号を送信する。生体内の通信機
能はこの送信に対応して計測情報を送信する手段があ
る。電磁誘導通信システムにおいて一方の局に電源設備
の搭載困難であって,しかも,小さな電力で信号処理が
可能な場合等には,一方の送信エネルギを対向局が電源
エネルギとして使用する手段が考えられている。
ラック等の移動建設機械が稼働されるが,これら移動建
設機械の自動監視は実行されていない。貨物列車の各貨
車は挟み込まれた表示札によって確認している。路線バ
スの運行は一部超音波等によって所定位置通過を確認し
ている。工場等において搬送されるワークの確認等には
バーコードが用いられている。上述のごとく多くの分野
において移動体の確認が要望され,実施されている。ま
た,産業機械等における回転体の計測には回転体に装着
したセンサからスリップリングで計測信号を取り出し,
または,無線装置によって地上局に送出する手段が用い
られている。上述のような固定局と地上局側との間の通
信方式としては上述手段のほか半導体レーザ等の発光器
と受光器とによる光通信が行われ,また,電波を使用し
た無線通信も用いられている。また,生体内の状況を計
測するのに,カプセルに収めたセンサと通信機能との結
合装置を飲込みまたは生体内の所定の場所に埋込んでお
き,計測データを必要とする時に生体外の計測装置に備
えた通信装置から指令信号を送信する。生体内の通信機
能はこの送信に対応して計測情報を送信する手段があ
る。電磁誘導通信システムにおいて一方の局に電源設備
の搭載困難であって,しかも,小さな電力で信号処理が
可能な場合等には,一方の送信エネルギを対向局が電源
エネルギとして使用する手段が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述したよ
うな無人搬送システムにおける通信手段によると,光通
信は湿度等によって光学系に水分が付着して通信が困難
になる場合がある。無線通信は電波法によって使用電波
や電波強度に制限があり,倉庫内等では建築用鉄骨等が
通信の障害になり,また,簡易な通信システムには高価
になるという問題がある。また,バーコードは汚れたり
破損して誤動作をする恐れがあり,また,伝達できる情
報容量に限度がある。ダンプトラックには電源を備えて
いるが,必要な時に通信機能を装置することは無理であ
る。回転体の計測に用いるスリップリングは接触不良等
によってノイズを発生する恐れがある。無線装置には電
池が必要であって形態が大になるので装着対象条件が限
定され電池の寿命が計測条件を制限する。地上側に誘導
機能を設けたリニアモータや空圧等を利用して移動体に
駆動力を与える場合やワーク等移動体に電源設備をもた
ない場合は,通常の通信手段が使用できないという問題
がある。生体用には電池を搭載することは危険でもあ
り,交換が困難である。生体側が地上側の送信エネルギ
を使用することも可能であるが,従来は下記に記したよ
うな条件から使用範囲が限定される。従来の技術で説明
した誘導無線通信システムにおいては,受信回路24で
受信した受信信号のエネルギから受信側2の各電子回路
が稼働するに必要な直流電圧(電流)を作成することは
可能である。即ち,移動局を備えた移動体に電源設備を
もたない場合は,地上側の固定局から大なるエネルギを
送出し,このエネルギを用いて移動体側の電子回路上の
処理および送信を行う手段もある。しかし,固定局から
大なるエネルギを送出するとこのエネルギを固定局の受
信装置自身が入力して必要な受信すべき移動局からの送
信信号がマスクされてしまうという問題があった。図4
に示した構成において固定局1の送信用ループアンテナ
12と受信用ループアンテナ13とは多くの場合移動局
2の小さな構造寸法に対応して必然的に接近して配設さ
れる。従って,同時通信の場合,固定局1の受信用ルー
プアンテナ13は固定局1の送信用ループアンテナ12
が形成する磁界s11と移動局2の送信用ループアンテ
ナ23が形成する磁界s21とを同時に入力する。この
場合固定局1の受信用ループアンテナ13が入力する信
号成分は図9によって後述するように固定局1の送信用
ループアンテナ12が形成する周波数f1の磁束s11
の方が移動局2の送信用ループアンテナ23が形成する
周波数f2の磁束s21よりもはるかに大きくなる。
うな無人搬送システムにおける通信手段によると,光通
信は湿度等によって光学系に水分が付着して通信が困難
になる場合がある。無線通信は電波法によって使用電波
や電波強度に制限があり,倉庫内等では建築用鉄骨等が
通信の障害になり,また,簡易な通信システムには高価
になるという問題がある。また,バーコードは汚れたり
破損して誤動作をする恐れがあり,また,伝達できる情
報容量に限度がある。ダンプトラックには電源を備えて
いるが,必要な時に通信機能を装置することは無理であ
る。回転体の計測に用いるスリップリングは接触不良等
によってノイズを発生する恐れがある。無線装置には電
池が必要であって形態が大になるので装着対象条件が限
定され電池の寿命が計測条件を制限する。地上側に誘導
機能を設けたリニアモータや空圧等を利用して移動体に
駆動力を与える場合やワーク等移動体に電源設備をもた
ない場合は,通常の通信手段が使用できないという問題
がある。生体用には電池を搭載することは危険でもあ
り,交換が困難である。生体側が地上側の送信エネルギ
を使用することも可能であるが,従来は下記に記したよ
うな条件から使用範囲が限定される。従来の技術で説明
した誘導無線通信システムにおいては,受信回路24で
受信した受信信号のエネルギから受信側2の各電子回路
が稼働するに必要な直流電圧(電流)を作成することは
可能である。即ち,移動局を備えた移動体に電源設備を
もたない場合は,地上側の固定局から大なるエネルギを
送出し,このエネルギを用いて移動体側の電子回路上の
処理および送信を行う手段もある。しかし,固定局から
大なるエネルギを送出するとこのエネルギを固定局の受
信装置自身が入力して必要な受信すべき移動局からの送
信信号がマスクされてしまうという問題があった。図4
に示した構成において固定局1の送信用ループアンテナ
12と受信用ループアンテナ13とは多くの場合移動局
2の小さな構造寸法に対応して必然的に接近して配設さ
れる。従って,同時通信の場合,固定局1の受信用ルー
プアンテナ13は固定局1の送信用ループアンテナ12
が形成する磁界s11と移動局2の送信用ループアンテ
ナ23が形成する磁界s21とを同時に入力する。この
場合固定局1の受信用ループアンテナ13が入力する信
号成分は図9によって後述するように固定局1の送信用
ループアンテナ12が形成する周波数f1の磁束s11
の方が移動局2の送信用ループアンテナ23が形成する
周波数f2の磁束s21よりもはるかに大きくなる。
【0005】図9は横軸に固定局1の受信アンテナ13
が受信する通信周波数に対し,縦軸に受信レベルを示し
ている。図3においてf1が前述したように固定局1か
ら移動局2に送信する周波数でs11は固定局1の受信
アンテナ13が受信するレベル,f2が前述したように
移動局2から固定局1に送信する周波数でs12は固定
局1の受信アンテナ13が受信するレベルである。その
ために,上記周波数f1とf2とがはなれていても,固
定局1の受信回路14はこのエネルギによってマスクさ
れ受信不能になる恐れがあるという問題ががあった。本
発明は同時通信を行う双方向誘導無線通信システムにお
いて,所定局の送信電力が強い場合に,その局自身の受
信機能がこの送信電力によってマスクされるために機能
できなくなる恐れ等のない誘導無線通信システムを提供
することを目的(課題)としている。
が受信する通信周波数に対し,縦軸に受信レベルを示し
ている。図3においてf1が前述したように固定局1か
ら移動局2に送信する周波数でs11は固定局1の受信
アンテナ13が受信するレベル,f2が前述したように
移動局2から固定局1に送信する周波数でs12は固定
局1の受信アンテナ13が受信するレベルである。その
ために,上記周波数f1とf2とがはなれていても,固
定局1の受信回路14はこのエネルギによってマスクさ
れ受信不能になる恐れがあるという問題ががあった。本
発明は同時通信を行う双方向誘導無線通信システムにお
いて,所定局の送信電力が強い場合に,その局自身の受
信機能がこの送信電力によってマスクされるために機能
できなくなる恐れ等のない誘導無線通信システムを提供
することを目的(課題)としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に基づく誘導無線通信用アンテナにおいては,
第1の通信局の送信用ループアンテナにより形成される
電磁エネルギの受信感度を最小にし対向する第2の通信
局により形成される電磁エネルギを受信可能な位置に当
該固定局の所定形状に形成した受信用ループアンテナを
配設した。また,上記第1の通信局の受信用アンテナ
は,それぞれを所定形状に形成した少なくとも2個のル
ープアンテナを組合わせ,当該第1の通信局の送信用ル
ープアンテナが形成する電磁エネルギの受信感度を最小
にし対向する第2の通信局が形成する電磁エネルギを受
信可能な位置に配設しかつ接続した。
に本発明に基づく誘導無線通信用アンテナにおいては,
第1の通信局の送信用ループアンテナにより形成される
電磁エネルギの受信感度を最小にし対向する第2の通信
局により形成される電磁エネルギを受信可能な位置に当
該固定局の所定形状に形成した受信用ループアンテナを
配設した。また,上記第1の通信局の受信用アンテナ
は,それぞれを所定形状に形成した少なくとも2個のル
ープアンテナを組合わせ,当該第1の通信局の送信用ル
ープアンテナが形成する電磁エネルギの受信感度を最小
にし対向する第2の通信局が形成する電磁エネルギを受
信可能な位置に配設しかつ接続した。
【0007】
【作用】本発明は,上述のように第1の通信局の送信用
ループアンテナにより形成される電磁エネルギの受信感
度を最小にし対向する第2の通信局により形成される電
磁エネルギを受信可能な位置に当該第1の通信局の所定
形状に形成した受信用ループアンテナを配設したので,
第1の通信局から送出される電磁エネルギが大きくて
も,第1の通信局の受信回路はその大きいエネルギに影
響されることなく移動局から送出される信号を確実に受
信できる。また,第1の通信局の受信用アンテナは,そ
れぞれの所定形状に形成した少なくとも2個のループア
ンテナを組合わせるようにした場合は,受信用アンテナ
を設計製作する自由度が高く,第1の通信局から送出さ
れる電磁エネルギが大きくても,より効果的に第1の通
信局の受信回路はその大きいエネルギに影響されること
なく対向する第2の通信局から送出される信号を確実に
受信できる。
ループアンテナにより形成される電磁エネルギの受信感
度を最小にし対向する第2の通信局により形成される電
磁エネルギを受信可能な位置に当該第1の通信局の所定
形状に形成した受信用ループアンテナを配設したので,
第1の通信局から送出される電磁エネルギが大きくて
も,第1の通信局の受信回路はその大きいエネルギに影
響されることなく移動局から送出される信号を確実に受
信できる。また,第1の通信局の受信用アンテナは,そ
れぞれの所定形状に形成した少なくとも2個のループア
ンテナを組合わせるようにした場合は,受信用アンテナ
を設計製作する自由度が高く,第1の通信局から送出さ
れる電磁エネルギが大きくても,より効果的に第1の通
信局の受信回路はその大きいエネルギに影響されること
なく対向する第2の通信局から送出される信号を確実に
受信できる。
【0008】
【実施例】次に,従来の技術で図4によって説明した誘
導無線通信システムにおける第1の通信局である固定局
(以下固定局と記す)に対向する第2の通信局である移
動局(以下移動局と記す)向けの誘導無線通信用アンテ
ナに適用した本発明の実施例を図を参照して詳細に説明
する。
導無線通信システムにおける第1の通信局である固定局
(以下固定局と記す)に対向する第2の通信局である移
動局(以下移動局と記す)向けの誘導無線通信用アンテ
ナに適用した本発明の実施例を図を参照して詳細に説明
する。
【0009】実施例1 図1は固定局の送信アンテナと受信アンテナ及び移動局
の受信アンテナと送信アンテナをそれぞれ1個使用した
場合を示している。図1において,1は固定局,2は移
動局を示している。12は固定局の送信用ループアンテ
ナ(以下送信アンテナと略記する)であって,この送信
アンテナ12に対向する移動局2の受信用ループアンテ
ナ(以下受信アンテナと略記する)は図示を省略してい
る。22は移動局2の送信用ループアンテナ(以下送信
アンテナと略記する)で13はこの送信アンテナに対向
する固定局1の受信用ループアンテナ(以下受信アンテ
ナと略記する)である。固定局の送信アンテナ12には
図4に示した送信回路11からの送信信号が入力線12
aによって供給される。移動局2の送信アンテナ22に
は図4に示した送信回路21からの送信信号が入力線2
2aによって供給される。固定局1の受信アンテナ13
が受信した信号は図4に示した受信回路14に出力線1
3aから出力される。図1においては,所定の位置に配
設された固定局の送信アンテナ12の中心部と所定の位
置に配設された受信アンテナ13の中心部とのそれぞれ
の配設距離がxであることを示している。
の受信アンテナと送信アンテナをそれぞれ1個使用した
場合を示している。図1において,1は固定局,2は移
動局を示している。12は固定局の送信用ループアンテ
ナ(以下送信アンテナと略記する)であって,この送信
アンテナ12に対向する移動局2の受信用ループアンテ
ナ(以下受信アンテナと略記する)は図示を省略してい
る。22は移動局2の送信用ループアンテナ(以下送信
アンテナと略記する)で13はこの送信アンテナに対向
する固定局1の受信用ループアンテナ(以下受信アンテ
ナと略記する)である。固定局の送信アンテナ12には
図4に示した送信回路11からの送信信号が入力線12
aによって供給される。移動局2の送信アンテナ22に
は図4に示した送信回路21からの送信信号が入力線2
2aによって供給される。固定局1の受信アンテナ13
が受信した信号は図4に示した受信回路14に出力線1
3aから出力される。図1においては,所定の位置に配
設された固定局の送信アンテナ12の中心部と所定の位
置に配設された受信アンテナ13の中心部とのそれぞれ
の配設距離がxであることを示している。
【0010】図2には,図1に示した配設距離xを変化
させた場合に送信アンテナ12から送出されるエネルギ
が受信アンテナ13に受信される量,即ちs11の量的
変化状態を示している。図2においては横軸を距離x
(単位cm)で,縦軸に受信アンテナ13による受信信
号を所定倍増幅した出力V(単位p−p)で記してい
る。図2において,距離x=aにおいて受信アンテナ1
3が受信する送信アンテナ12からの送信信号受信量が
最大になり,距離xを大にしてゆき,距離x=bにおい
て受信アンテナ13が受信する送信アンテナ12からの
送信信号受信量s11がゼロ即ち最小なる。距離xをさ
らに大にすると,受信アンテナ13が受信する送信アン
テナ12からの送信信号受信量s11は再びそれまでと
は受信信号の位相を反転して拡大する。即ち,図2にお
いて,x=bになるように受信アンテナ13と送信アン
テナ12との相対位置を設定し,固定局1と移動局2と
の位置関係が所定の状態において,送信アンテナ12と
受信アンテナ23(図1には図示せず)との位置関係を
送信アンテナ12からの送信信号を受信アンテナ23が
受信する信号量が最大になるようにし,かつ,送信アン
テナ22と受信アンテナ13との位置関係を送信アンテ
ナ22からの送信信号を受信アンテナ13が受信する信
号量が最大になるようにそれぞれの配設位置を定める。
上述のごとく各アンテナを配設することによって,受信
アンテナ13の受信信号は図3に示すようになる。即
ち,図3において,送信アンテナ12が形成し受信アン
テナ13が受ける磁界s11は図3において,上向きの
磁束s11uと下向きの磁束s11dの両方向のものが
ある。図2においてx=b即ち,上向きの磁束s11u
と下向きの磁束s11dが等しい位置では両者の磁束が
打ち消しあって,受信アンテナ13には電流を誘起しな
い。一方移動局の送信アンテナ22の形成する磁界s2
1は確実に固定局の受信アンテナ13に受信される。従
って,送信アンテナ12から送信される信号に影響され
ることなく送信アンテナ22から送信する信号は受信で
きる。図2に示した特性のように,送信アンテナ12に
よって形成され受信アンテナ13に鎖交する磁束によっ
て誘導される電流がゼロになる位置x=bが存在する。
現実にはこれらアンテナ周囲の磁性体等による影響で送
信アンテナ12の形成する磁界は均一にはならず,受信
アンテナ13に伝達する信号成分s11を完全にゼロに
なる位置を求めるための微調整が困難である等の問題が
あるが,実用上は略最小になる状態において実用が可能
である。
させた場合に送信アンテナ12から送出されるエネルギ
が受信アンテナ13に受信される量,即ちs11の量的
変化状態を示している。図2においては横軸を距離x
(単位cm)で,縦軸に受信アンテナ13による受信信
号を所定倍増幅した出力V(単位p−p)で記してい
る。図2において,距離x=aにおいて受信アンテナ1
3が受信する送信アンテナ12からの送信信号受信量が
最大になり,距離xを大にしてゆき,距離x=bにおい
て受信アンテナ13が受信する送信アンテナ12からの
送信信号受信量s11がゼロ即ち最小なる。距離xをさ
らに大にすると,受信アンテナ13が受信する送信アン
テナ12からの送信信号受信量s11は再びそれまでと
は受信信号の位相を反転して拡大する。即ち,図2にお
いて,x=bになるように受信アンテナ13と送信アン
テナ12との相対位置を設定し,固定局1と移動局2と
の位置関係が所定の状態において,送信アンテナ12と
受信アンテナ23(図1には図示せず)との位置関係を
送信アンテナ12からの送信信号を受信アンテナ23が
受信する信号量が最大になるようにし,かつ,送信アン
テナ22と受信アンテナ13との位置関係を送信アンテ
ナ22からの送信信号を受信アンテナ13が受信する信
号量が最大になるようにそれぞれの配設位置を定める。
上述のごとく各アンテナを配設することによって,受信
アンテナ13の受信信号は図3に示すようになる。即
ち,図3において,送信アンテナ12が形成し受信アン
テナ13が受ける磁界s11は図3において,上向きの
磁束s11uと下向きの磁束s11dの両方向のものが
ある。図2においてx=b即ち,上向きの磁束s11u
と下向きの磁束s11dが等しい位置では両者の磁束が
打ち消しあって,受信アンテナ13には電流を誘起しな
い。一方移動局の送信アンテナ22の形成する磁界s2
1は確実に固定局の受信アンテナ13に受信される。従
って,送信アンテナ12から送信される信号に影響され
ることなく送信アンテナ22から送信する信号は受信で
きる。図2に示した特性のように,送信アンテナ12に
よって形成され受信アンテナ13に鎖交する磁束によっ
て誘導される電流がゼロになる位置x=bが存在する。
現実にはこれらアンテナ周囲の磁性体等による影響で送
信アンテナ12の形成する磁界は均一にはならず,受信
アンテナ13に伝達する信号成分s11を完全にゼロに
なる位置を求めるための微調整が困難である等の問題が
あるが,実用上は略最小になる状態において実用が可能
である。
【0011】実施例2 図5は固定局1の受信アンテナ13にループアンテナを
2個組にして使用した場合について示している。図1に
おいて,1は固定局,2は移動局を示している。12は
固定局1の送信アンテナであって,この送信アンテナ1
2に対向する移動局2の受信アンテナは本図での図示を
省略している。22は移動局2の送信アンテナであっ
て,固定局1の受信アンテナ13は,送信アンテナ22
に対向し相互に接続される2個のアンテナ13A,13
Bによって構成されている。上記2個の受信アンテナ1
3Aと13Bは固定局1の送信アンテナ12が形成する
磁界は相互に打消し合い,移動局2の送信アンテナ22
が形成する磁界は相互に加え合うように接続されてい
る。固定局1の受信アンテナ13A,13Bが受信した
信号は図4に示した受信回路14に出力線13aによっ
て供給される。送信アンテナ12と受信アンテナ13
A,13Bとの相対位置を送信アンテナ12から出力さ
れる信号に対する受信アンテナ13A,13Bの受信レ
ベルを最小になるように適切に形成し配設することによ
って,実施例1と同様,受信アンテナ13A,13Bの
受信信号は送信アンテナ12から送信される信号(図4
に示したs11)に影響されることなく移動局2の送信
アンテナ22から送信する信号(図4に示したs21)
を受信できる。
2個組にして使用した場合について示している。図1に
おいて,1は固定局,2は移動局を示している。12は
固定局1の送信アンテナであって,この送信アンテナ1
2に対向する移動局2の受信アンテナは本図での図示を
省略している。22は移動局2の送信アンテナであっ
て,固定局1の受信アンテナ13は,送信アンテナ22
に対向し相互に接続される2個のアンテナ13A,13
Bによって構成されている。上記2個の受信アンテナ1
3Aと13Bは固定局1の送信アンテナ12が形成する
磁界は相互に打消し合い,移動局2の送信アンテナ22
が形成する磁界は相互に加え合うように接続されてい
る。固定局1の受信アンテナ13A,13Bが受信した
信号は図4に示した受信回路14に出力線13aによっ
て供給される。送信アンテナ12と受信アンテナ13
A,13Bとの相対位置を送信アンテナ12から出力さ
れる信号に対する受信アンテナ13A,13Bの受信レ
ベルを最小になるように適切に形成し配設することによ
って,実施例1と同様,受信アンテナ13A,13Bの
受信信号は送信アンテナ12から送信される信号(図4
に示したs11)に影響されることなく移動局2の送信
アンテナ22から送信する信号(図4に示したs21)
を受信できる。
【0012】実施例3 図6は固定局1の受信アンテナ13にループンテナを2
個組にして使用した場合の別の例を示している。図1に
おいて,1は固定局,2は移動局を示している。12は
固定局1の送信アンテナであって,この送信アンテナ1
2に対向する移動局の受信アンテナは本図での図示を省
略している。22は移動局2の送信アンテナであって,
固定局1の受信アンテナ13は,送信アンテナ22に対
向し相互に接続される2個のアンテナ13C,13Dに
よって構成されている。上記2個の受信用アンテナ13
Cと13Dは固定局1の送信アンテナ12が形成する磁
界は相互に打消し合い,移動局2の送信アンテナ22が
形成する磁界は相互に加え合うように接続されている。
固定局1の受信アンテナ13C,13Dが受信した信号
は図4に示した受信回路14に出力線13aによって供
給される。送信アンテナ12と受信アンテナ13C,1
3Dとの相対位置を送信アンテナ12から出力される信
号に対する受信アンテナ13C,13Dの受信レベルを
最小になるように適切に形成し配設することによって,
実施例2と同様,受信アンテナ13C,13Dの受信信
号は送信アンテナ12から送信される信号(図4に示し
たs11)に影響されることなく移動局2の送信アンテ
ナ22から送信する信号(図4に示したs21)を受信
できる。
個組にして使用した場合の別の例を示している。図1に
おいて,1は固定局,2は移動局を示している。12は
固定局1の送信アンテナであって,この送信アンテナ1
2に対向する移動局の受信アンテナは本図での図示を省
略している。22は移動局2の送信アンテナであって,
固定局1の受信アンテナ13は,送信アンテナ22に対
向し相互に接続される2個のアンテナ13C,13Dに
よって構成されている。上記2個の受信用アンテナ13
Cと13Dは固定局1の送信アンテナ12が形成する磁
界は相互に打消し合い,移動局2の送信アンテナ22が
形成する磁界は相互に加え合うように接続されている。
固定局1の受信アンテナ13C,13Dが受信した信号
は図4に示した受信回路14に出力線13aによって供
給される。送信アンテナ12と受信アンテナ13C,1
3Dとの相対位置を送信アンテナ12から出力される信
号に対する受信アンテナ13C,13Dの受信レベルを
最小になるように適切に形成し配設することによって,
実施例2と同様,受信アンテナ13C,13Dの受信信
号は送信アンテナ12から送信される信号(図4に示し
たs11)に影響されることなく移動局2の送信アンテ
ナ22から送信する信号(図4に示したs21)を受信
できる。
【0013】実施例4 図7は固定局1の受信アンテナ13に磁性体コアを挿入
した補助アンテナを4個結合した場合の実施例を示して
いる。図1において,1は固定局,2は移動局を示して
いる。12は固定局1の送信アンテナであって,この送
信アンテナ12に対向する移動局2の受信アンテナは本
図での図示を省略している。22は移動局の送信アンテ
ナであって,固定局1の受信アンテナ13は,送信アン
テナ22に対向し設けられた固定局の主受信アンテナ1
3Eと,主受信アンテナ13Eに結合する4個の補助ア
ンテナ13Fによって構成されている。また,補助アン
テナ13Fに挿入されている13fは磁性体コアであ
る。上記4個の補助アンテナ13Fと主受信アンテナ1
3Eとは固定局1の送信アンテナ12が形成する磁界を
相互に打消し合い,移動局2の送信アンテナ22が形成
する磁界は相互に加え合うように接続されている。固定
局1の主受信アンテナ13E,および4個の補助アンテ
ナ13Fが受信した信号は図4に示した受信回路14に
出力線13aによって供給される。主受信アンテナEの
形状寸法と送信アンテナ12との相対位置および補助ア
ンテナ13Fの形状寸法と配設位置を,送信アンテナ1
2から出力される信号に対する受信レベルが最小になる
ように適切に形成し配設することによって,前述した実
施例と同様,固定局1の受信アンテナ13の受信信号は
送信アンテナ12から送信される信号(図4に示したs
11)に影響されることなく移動局2の送信アンテナ2
2から送信する信号(図4に示したs21)を受信でき
る。上述の実施例は4個の補助アンテナ13Fを設け,
補助アンテナ13Fには磁性体コア13fを挿入するよ
うに説明したが,補助アンテナ13Fの形状と数及び配
設する位置はこれら送信アンテナ12,受信アンテナ1
3E,13Fを配設する周囲の条件等に対応して適切に
定めれば良く,条件によってはいずれかの,またはいず
れもの磁性体コア13fを除いても良い。
した補助アンテナを4個結合した場合の実施例を示して
いる。図1において,1は固定局,2は移動局を示して
いる。12は固定局1の送信アンテナであって,この送
信アンテナ12に対向する移動局2の受信アンテナは本
図での図示を省略している。22は移動局の送信アンテ
ナであって,固定局1の受信アンテナ13は,送信アン
テナ22に対向し設けられた固定局の主受信アンテナ1
3Eと,主受信アンテナ13Eに結合する4個の補助ア
ンテナ13Fによって構成されている。また,補助アン
テナ13Fに挿入されている13fは磁性体コアであ
る。上記4個の補助アンテナ13Fと主受信アンテナ1
3Eとは固定局1の送信アンテナ12が形成する磁界を
相互に打消し合い,移動局2の送信アンテナ22が形成
する磁界は相互に加え合うように接続されている。固定
局1の主受信アンテナ13E,および4個の補助アンテ
ナ13Fが受信した信号は図4に示した受信回路14に
出力線13aによって供給される。主受信アンテナEの
形状寸法と送信アンテナ12との相対位置および補助ア
ンテナ13Fの形状寸法と配設位置を,送信アンテナ1
2から出力される信号に対する受信レベルが最小になる
ように適切に形成し配設することによって,前述した実
施例と同様,固定局1の受信アンテナ13の受信信号は
送信アンテナ12から送信される信号(図4に示したs
11)に影響されることなく移動局2の送信アンテナ2
2から送信する信号(図4に示したs21)を受信でき
る。上述の実施例は4個の補助アンテナ13Fを設け,
補助アンテナ13Fには磁性体コア13fを挿入するよ
うに説明したが,補助アンテナ13Fの形状と数及び配
設する位置はこれら送信アンテナ12,受信アンテナ1
3E,13Fを配設する周囲の条件等に対応して適切に
定めれば良く,条件によってはいずれかの,またはいず
れもの磁性体コア13fを除いても良い。
【0014】実施例5 図8は固定局1の受信アンテナ13にループアンテナを
4個複合して使用した場合の実施例を示している。図8
において,1は固定局,2は移動局を示している。12
は固定局1の送信アンテナであって,この送信アンテナ
12に対向する移動局2の受信アンテナは本図での図示
を省略している。22は移動局2の送信アンテナであっ
て,固定局1の受信アンテナ13は,送信アンテナ22
に対向し相互に接続される4個のアンテナ13G,13
H,13I,13Jによって構成されている。上記4個
の受信用アンテナ13G〜13Jは固定局1の送信アン
テナ12が形成する磁界は相互に打消し合い,移動局2
の送信アンテナ22が形成する磁界は相互に加え合うよ
うに接続されまた配設されている。固定局1の受信アン
テナ13G,13H,13I,13Jが受信した信号は
図4に示した受信回路14に出力線13aによって供給
される。送信アンテナ12と4個の受信アンテナ13G
〜13Jとの相対位置を送信アンテナ12から出力され
る信号に対する受信アンテナ13G〜13Jの受信レベ
ルを最小になるように適切に形成し配設することによっ
て,前述した他の実施例と同様,受信アンテナ13G〜
13Jの受信信号は送信アンテナ12から送信される信
号(図4に示したs11)に影響されることなく移動局
2の送信アンテナ22から送信する信号(図4に示した
s21)を受信できる。
4個複合して使用した場合の実施例を示している。図8
において,1は固定局,2は移動局を示している。12
は固定局1の送信アンテナであって,この送信アンテナ
12に対向する移動局2の受信アンテナは本図での図示
を省略している。22は移動局2の送信アンテナであっ
て,固定局1の受信アンテナ13は,送信アンテナ22
に対向し相互に接続される4個のアンテナ13G,13
H,13I,13Jによって構成されている。上記4個
の受信用アンテナ13G〜13Jは固定局1の送信アン
テナ12が形成する磁界は相互に打消し合い,移動局2
の送信アンテナ22が形成する磁界は相互に加え合うよ
うに接続されまた配設されている。固定局1の受信アン
テナ13G,13H,13I,13Jが受信した信号は
図4に示した受信回路14に出力線13aによって供給
される。送信アンテナ12と4個の受信アンテナ13G
〜13Jとの相対位置を送信アンテナ12から出力され
る信号に対する受信アンテナ13G〜13Jの受信レベ
ルを最小になるように適切に形成し配設することによっ
て,前述した他の実施例と同様,受信アンテナ13G〜
13Jの受信信号は送信アンテナ12から送信される信
号(図4に示したs11)に影響されることなく移動局
2の送信アンテナ22から送信する信号(図4に示した
s21)を受信できる。
【0015】上述の説明は本発明についての実施例にお
ける基本構成と基本実施方法について説明したものであ
って,例えば,図5の実施例においては同一形状のアン
テナ13A,13Bを対称に配置し,図6,図7,図8
の実施例においては送信アンテナ12と受信アンテナ1
3C,13D,13E,4個の13F,13G〜13J
をそれぞれ対称に配置するように図示したが,これら複
合する各受信アンテナの形状と配設位置は送信アンテナ
12の形成する磁界の形状にあわせて適切に構成し配設
すれば良い。また,各アンテナを配設する周囲の条件に
対応して固定局1の送信アンテナ12の出力を受信する
固定局1の受信アンテナ13の受信レベルをゼロにする
ことは困難であるが,固定局1の送信周波数f1と移動
局2の送信周波数f2との関係および受信回路14に許
せる条件で送信アンテナ12の出力を受信する受信アン
テナ13の受信レベルs11を最小にするように周囲構
造を工夫して各アンテナを配設することが望ましい。ま
た,各実施例の図では固定局1の送信アンテナ12と受
信アンテナ13とを平行であるように記したが移動局2
の各アンテナの条件に対応して適切に配設すれば良い。
また,2個または4個の受信アンテナを組合わせて使用
した実施例について説明したが2個以上任意の個数の受
信アンテナを組合わせても良く,小アンテナを微調整用
に用いても良い。また,上述の実施例の説明では,第1
の通信局である固定局と第2の通信局である移動局との
間に構成した通信システムについて説明したが,送信電
力が強くて受信に妨害を与える恐れのあるその他の通信
システムにも適用することができる。上述の実施例にお
いて,この発明を適用しようとするシステムが必要とす
る計測或いは記憶機能等とともに構成した第2の通信局
をカード状に構成させる,或いは所定形状寸法のカプセ
ル内に収めるように構成する等,対象物に対応して適切
な形状に形成し,第1の通信局をこの通信を必要とする
システムの条件に対応して適切に形成することによって
各種の移動体その他に適用することができる。
ける基本構成と基本実施方法について説明したものであ
って,例えば,図5の実施例においては同一形状のアン
テナ13A,13Bを対称に配置し,図6,図7,図8
の実施例においては送信アンテナ12と受信アンテナ1
3C,13D,13E,4個の13F,13G〜13J
をそれぞれ対称に配置するように図示したが,これら複
合する各受信アンテナの形状と配設位置は送信アンテナ
12の形成する磁界の形状にあわせて適切に構成し配設
すれば良い。また,各アンテナを配設する周囲の条件に
対応して固定局1の送信アンテナ12の出力を受信する
固定局1の受信アンテナ13の受信レベルをゼロにする
ことは困難であるが,固定局1の送信周波数f1と移動
局2の送信周波数f2との関係および受信回路14に許
せる条件で送信アンテナ12の出力を受信する受信アン
テナ13の受信レベルs11を最小にするように周囲構
造を工夫して各アンテナを配設することが望ましい。ま
た,各実施例の図では固定局1の送信アンテナ12と受
信アンテナ13とを平行であるように記したが移動局2
の各アンテナの条件に対応して適切に配設すれば良い。
また,2個または4個の受信アンテナを組合わせて使用
した実施例について説明したが2個以上任意の個数の受
信アンテナを組合わせても良く,小アンテナを微調整用
に用いても良い。また,上述の実施例の説明では,第1
の通信局である固定局と第2の通信局である移動局との
間に構成した通信システムについて説明したが,送信電
力が強くて受信に妨害を与える恐れのあるその他の通信
システムにも適用することができる。上述の実施例にお
いて,この発明を適用しようとするシステムが必要とす
る計測或いは記憶機能等とともに構成した第2の通信局
をカード状に構成させる,或いは所定形状寸法のカプセ
ル内に収めるように構成する等,対象物に対応して適切
な形状に形成し,第1の通信局をこの通信を必要とする
システムの条件に対応して適切に形成することによって
各種の移動体その他に適用することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので以
下に記すような優れた効果が得られた。 第1の通信局の送信用ループアンテナにより形成され
る電磁エネルギの受信感度を最小にし対向する第2の通
信局の送信用ループアンテナにより形成される電磁エネ
ルギを受信可能な位置に当該第1の通信局の所定形状に
形成した受信用ループアンテナを配設したので,第1の
通信局の送信用ループアンテナから送出される電磁エネ
ルギが大きくても,第1の通信局の受信回路はその大き
いエネルギに影響されることなく対向する第2の通信局
から送出される信号を確実に受信できる。 第1の通信局の受信用アンテナを少なくとも2個以上
のループアンテナを組み合わせた場合は,受信用アンテ
ナを設計製作する自由度が高く,第1の通信局の受信装
置は,より効果的に,第1の通信局からの送出エネルギ
に影響されないで受信が可能になる。 第1の通信局から送出される電磁エネルギが大きくて
も,第1の通信局の受信回路はその大きいエネルギに影
響されることなく対向する第2の通信局から送出される
信号を確実に受信できるので,同時通信を行う双方向誘
導無線通信システムを効果的に形成できる。 第1の通信局から送出される電磁エネルギが大きくて
も,第1の通信局の受信回路はその大きいエネルギに影
響されることなく対向する第2の通信局から送出される
信号を確実に受信できるので,該第2の通信局の電子回
路の電源に第一の通信局の送信エネルギを利用できる。 本発明によると第2の通信局の電子回路の電源に第一
の通信局の送信エネルギを利用できかつ同時通信を行う
ことを可能にするので,従来検出が困難であった分野の
計測や監視弁別等広範囲に通信機能を活用できるように
なった。
下に記すような優れた効果が得られた。 第1の通信局の送信用ループアンテナにより形成され
る電磁エネルギの受信感度を最小にし対向する第2の通
信局の送信用ループアンテナにより形成される電磁エネ
ルギを受信可能な位置に当該第1の通信局の所定形状に
形成した受信用ループアンテナを配設したので,第1の
通信局の送信用ループアンテナから送出される電磁エネ
ルギが大きくても,第1の通信局の受信回路はその大き
いエネルギに影響されることなく対向する第2の通信局
から送出される信号を確実に受信できる。 第1の通信局の受信用アンテナを少なくとも2個以上
のループアンテナを組み合わせた場合は,受信用アンテ
ナを設計製作する自由度が高く,第1の通信局の受信装
置は,より効果的に,第1の通信局からの送出エネルギ
に影響されないで受信が可能になる。 第1の通信局から送出される電磁エネルギが大きくて
も,第1の通信局の受信回路はその大きいエネルギに影
響されることなく対向する第2の通信局から送出される
信号を確実に受信できるので,同時通信を行う双方向誘
導無線通信システムを効果的に形成できる。 第1の通信局から送出される電磁エネルギが大きくて
も,第1の通信局の受信回路はその大きいエネルギに影
響されることなく対向する第2の通信局から送出される
信号を確実に受信できるので,該第2の通信局の電子回
路の電源に第一の通信局の送信エネルギを利用できる。 本発明によると第2の通信局の電子回路の電源に第一
の通信局の送信エネルギを利用できかつ同時通信を行う
ことを可能にするので,従来検出が困難であった分野の
計測や監視弁別等広範囲に通信機能を活用できるように
なった。
【図1】本発明に基づく誘導無線通信用アンテナの構成
を説明する実施例の構成概要図である。
を説明する実施例の構成概要図である。
【図2】図1に示す実施例における作用を説明する特性
曲線図である。
曲線図である。
【図3】図2に示す特性曲線の説明用概念図である。
【図4】本発明に基づく誘導無線通信用アンテナを適用
した通信システム例を示す概要ブロック構成図である。
した通信システム例を示す概要ブロック構成図である。
【図5】本発明に基づく誘導無線通信用アンテナの構成
を説明する図1とは別の実施例の構成概要図である。
を説明する図1とは別の実施例の構成概要図である。
【図6】本発明に基づく誘導無線通信用アンテナの構成
を説明する図1,図5とは別の実施例の構成概要図であ
る。
を説明する図1,図5とは別の実施例の構成概要図であ
る。
【図7】本発明に基づく誘導無線通信用アンテナの構成
を説明する図1,図5,図6とは別の実施例の構成概要
図である。
を説明する図1,図5,図6とは別の実施例の構成概要
図である。
【図8】本発明に基づく誘導無線通信用アンテナの構成
を説明する図1,図5,図6,図7とは別の実施例の構
成概要図である。
を説明する図1,図5,図6,図7とは別の実施例の構
成概要図である。
【図9】従来例の問題点を説明するための通信周波数に
対する受信レベル特性図である。
対する受信レベル特性図である。
1:固定局(第1の通信局) 2:移動局(第2の通信局) 12,22:送信アンテナ 13,13A,13B,13C,13D,13E,13
F,13G,13H,13I,13J:受信アンテナ
F,13G,13H,13I,13J:受信アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 二局間で行われる誘導無線通信システム
において,第1の通信局の送信用ループアンテナにより
形成される電磁エネルギの受信感度を略最小にし当該第
1の通信局に対向する第2の通信局の送信用アンテナに
より形成される電磁エネルギを受信可能な位置に上記第
1の通信局の所定形状に形成した受信用ループアンテナ
を配設したことを特徴とする誘導無線通信用アンテナ。 - 【請求項2】 請求項1記載の第1の通信局の受信用ア
ンテナは,それぞれの所定形状に形成した少なくとも2
個のループアンテナを組合わせ,当該第1の通信局の送
信用ループアンテナが形成する電磁エネルギの受信感度
を略最小にし第2の通信局の送信用アンテナが形成する
電磁エネルギを受信可能な位置に配設しかつ接続したこ
とを特徴とする請求項1記載の誘導無線通信用アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356504A JPH05176483A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 誘導無線通信用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356504A JPH05176483A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 誘導無線通信用アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176483A true JPH05176483A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18449353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356504A Pending JPH05176483A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 誘導無線通信用アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05176483A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013221875A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Ohbayashi Corp | 飽和度計測システム |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3356504A patent/JPH05176483A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013221875A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Ohbayashi Corp | 飽和度計測システム |
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