JPH05177639A - 外部離型剤水溶液及びタイヤならびに他のゴム製品の成型及び加硫法 - Google Patents

外部離型剤水溶液及びタイヤならびに他のゴム製品の成型及び加硫法

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JPH05177639A
JPH05177639A JP4166760A JP16676092A JPH05177639A JP H05177639 A JPH05177639 A JP H05177639A JP 4166760 A JP4166760 A JP 4166760A JP 16676092 A JP16676092 A JP 16676092A JP H05177639 A JPH05177639 A JP H05177639A
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Herbert Wagner
ヘルベルト・ワグナー
Karl-Heinrich Schuhmacher
カール−ハインリツヒ・シユーマツハー
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    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/56Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/60Releasing, lubricating or separating agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 5−35重量%の珪藻土、0.5−6重量%
の熱分解法疎水性シリカ、0.1−2重量%の非イオン
性界面活性剤、0.2−3重量%の結合剤、0.1−3
重量%の染料、0−5重量%のエチルアルコール及び残
りの水を含む、タイヤ及び他のゴム製品製造のための外
部離型剤水溶液を開示する。該外部離型剤は、タイヤ及
び他のゴム製品の成型及び加硫工程で使用し、成型及び
加硫を行う前に空気−散布ガンを用いてブランクに噴霧
する。 【効果】 加硫を損なうことなく、非常に優れた離型効
果が得られる。非常に少量の外部離型剤しか必要でない
ので、従来の外部離型剤を用いた場合に比べて必要なプ
レス金型のクリーニング回数、従って製造工程の中断の
回数が非常に少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、タイヤ及び他のゴム製品の製造
のための外部離型剤水溶液、及び該外部離型剤水溶液を
用いたタイヤ及び他のゴム製品の成型ならびに加硫法に
関する。
【0002】技術の現状に従いタイヤは、タイヤブラン
クを噴霧室に導入し、そこで機械的装置を用いて回転す
ることにより成型及び加硫する。該ブランク中にスプレ
ーガンを導入し、それを用いて離型剤溶液をブランクの
内側に散布する。多くの現存するタイヤ製造プラントで
は、タイヤブランクの外側と加硫の金型の間に、外部離
型剤として周知の離型剤を使用することも必要である。
タイヤブランクの内部及び外部への離型剤の適用は通常
1操作である。
【0003】過剰噴霧は、真空又は水壁により除去す
る。その後ブランクの成型及び加硫を、加熱膜(ブラダ
ー)を用いた加硫プレス中で行う。加熱膜の目的は、タ
イヤブランクを加熱し、加硫を起こし、タイヤを雌型に
高圧下でプレスすることである(DE−PS 29 2
5 662,DE−OS 31 46 053中のこの
操作法に関する記載、及び特に欧州公開特許出願0 1
11 100の記載の導入部を参照)。
【0004】この操作法で離型剤として使用される内部
及び外部噴霧溶液は、通常無機充填剤を含む離型有効物
質のベンジン溶液から成り、ベンジン含有率又は合計有
機溶媒含有率が70重量%及びそれ以上である。エアミ
ックス法又はエアレス法に従い空気−噴霧ガンを用いて
適用することができる従来の外部噴霧溶液は、例えば以
下の組成を有する: ベンジン(沸点範囲100℃−120℃) 70−90重量% (好ましくは80−85重量%) アルコール(エチルアルコール) 4−5重量%(又はそれ以下) タルク又は他の充填剤 4−7重量% カーボンブラック 6−10重量% 天然ゴム 2−7重量% ステアリン酸 1−2重量% これらの外部噴霧溶液は、標準乗用車タイヤ当たり30
−80g、特に約60gで適用する。
【0005】これらの離型剤溶液が環境に有害であり、
あるいは環境汚染を避けるための設備に非常に多額の費
用を必要とすることは明らかである。その結果離型剤水
溶液もすでに提案されているが、これまでは内部離型剤
としてのみ有効であるとされてきた。従って多くのタイ
ヤ製造プラントでは内部噴霧水溶液及び外部噴霧ベンジ
ン溶液が使用されている。しかし過剰噴霧及びブランク
上に残らない量の噴霧溶液は、流れ出るか又は一緒に除
去されるので、廃棄物として噴霧水溶液及びベンジン溶
液の混合物が生じ、特別な廃棄物となる。内部噴霧溶液
の使用を不必要にする、離型剤の永久フィルムで被覆し
た加熱膜を使用する場合も同様のことが言える。従って
すでにわかっている内部離型剤水溶液又は離型剤の永久
フィルムで被覆した加熱膜を用いて得られる利点が実際
に有効であり、離型剤によるタイヤブランクの処理を全
体として環境により受け入れられるようにする有効な外
部離型剤水溶液が緊急に必要である。
【0006】従って本発明は、先行技術の上述の欠点を
避け、大きな変更をせずに現存の製造プラントを使用す
ることができ、環境的に受け入れられるタイヤ及び他の
ゴム製品製造のための外部離型剤水溶液及びタイヤなら
びに他のゴム製品の成型及び加硫法の提供という目的に
基づく。
【0007】該目的を達成するために、 A)5−35重量%、好ましくは7.5−15重量%の
珪藻土、 B)0.5−6重量%、好ましくは1−3重量%の熱分
解法疎水性シリカ、 C)0.1−2重量%、好ましくは0.2−0.7重量
%の非イオン性界面活性剤、 D)0.2−3重量%、好ましくは0.4−2重量%
の、 a)カルボキシル基及び好ましくはアリール基を含み、
カルボキシル基が少なくともポリマーが水溶性塩を形成
することができる量で存在するポリマー及びその塩、 b)水に分散したa)に記載のポリマーのエステル、 c)水に溶解したカゼイン及び/又はアルブミン、 d)セルロース、及び e)a)−d)に記載の2種類かそれ以上の結合剤の混
合物から選んだ結合剤、 E)0.1−3重量%、好ましくは0.3−1重量%の
染料、 F)0−5重量%、好ましくは3−5重量%のエチルア
ルコール、及び G)残り、好ましくは45−90重量%の水を含む、タ
イヤ及び他のゴム製品製造のための離型剤水溶液を提案
する。
【0008】さらに本発明の主題は、プレス中、高圧下
で加熱膜を用いてブランク中に雌型をプレスし、加硫を
行うタイヤ及び他のゴム製品の成型及び加硫法におい
て、成型及び加硫を行う前にブランクの外側に本発明の
外部離型剤を噴霧し、その中に含まれる水を蒸発させて
離型剤フィルムを形成することを特徴とする方法であ
る。
【0009】本発明の外部離型剤及び本発明の方法の好
ましい具体化は、サブクレイム及びタイヤ製造に基づい
て本発明を説明する以下の記載から明らかになるが、詳
細は他のゴム製品の製造にも有効であり、又はこれに応
用できる。
【0010】タイヤ及び他のゴム製品製造のための外部
離型剤が満たさなければならない要求は、多様である。
特に優れた脱気効果、プレスからの除去の容易さ、度々
のクリーニング操作を避けるためにプレスをほとんど汚
染しないこと、すなわち特にシリコンを残さないこと、
タイヤに残留する固体の含有率が低いこと、優れた噴霧
性及びタイヤブランクに噴霧後の乾燥時間の短いこと、
完成タイヤの外部(仕上げ)に不利な影響を与えないこ
とが挙げられる。さらに可能なら外部離型剤は、保存中
安定であり固体が沈降した場合簡単に撹拌することによ
り使用できる状態にできなければならない。驚くべきこ
とに、本発明の外部離型剤を用いてこれらの要求をすべ
て十分満たすことができることが明らかになった。高い
含水率の外部離型剤を用いた場合、タイヤブランクの外
部への適用後の表皮形成がほとんどなく、広い表面積が
得られることから水の急速な蒸発が起こり、従って所望
の離型剤フィルムが急速に形成されることは、特に驚く
べきことである。
【0011】本発明で使用する珪藻土は本来多孔率が高
く、微粉砕粉末の形態で使用し、粒子の粒径(コールタ
ーカウンター)は大部分が2−40μmであることが好
ましい。商品として得られる適した製品は、例えば4%
−6%の粒子の粒径が20−40μmであり、20−3
0%の粒子の粒径が10−20μmであり、32−40
%の粒子の粒径が6−10μmであり、35−52%の
粒子の粒径が2−6μmである。該製品中では、これよ
り大きい及び小さい粒子は微量でしか存在しない。本発
明の外部離型剤水溶液の珪藻土含有率は、5−35重量
%であり、7.5−15重量%が好ましい。
【0012】本発明で使用する珪藻土は、タイヤゴムと
十分混和性であり、加硫の間にタイヤに浸透する活性充
填剤である。従って珪藻土は完全に又は部分的に他の活
性充填剤、すなわちシリカと置換することができること
が見いだされた。適しているのは、例えば沈降シリカで
ある。例として市販の沈降シリカSIPERNATR
2LS及びD 17を挙げることができる。BET表面
が小さく、従って粒径(二次粒子)が珪藻土に関して上
記で述べた範囲に増大した熱分解法シリカなどの、他の
シリカも適している。これに関する例としてAeros
ilROX50を挙げることができる。
【0013】熱分解法疎水性シリカ(成分B)として、
AEROSILRなどの市販の製品を使用することがで
き、これは活性充填剤として周知で加硫に影響しない。
表面処理により改質した該熱分解法シリカのBET表面
積は、約50−200m2/g、特に約90−130m2
/gである。一次粒子の平均粒径は、通常10−20n
mの範囲である。本発明の外部離型剤中の熱分解法シリ
カの割合は、0.5−6重量%であり、1−3重量%が
好ましい。
【0014】加硫は実質的に界面活性剤により損なわ
れ、これはタイヤシーム、側壁、トレッド及びビードの
領域における明らかに許容できない剥離として現れるの
で、適した界面活性剤の選択は特別な注意が必要であ
る。千分の数部のある種の界面活性剤でさえ、この種の
問題を起こし得る。本発明の場合、非イオン性界面活性
剤が適していることがわかった。エチレンオキシド及び
プロピレンオキシドのブロックポリマーに基づくポリア
ルキレングリコールの使用が好ましく、これは例えば
“Pluronic”Rの名前で入手できる。さらにT
RITONRX−100(平均10モルのエチレンオキ
シドを含むオクチルフェノキシ−ポリエトキシエタノー
ル)、及びMARLIPALR013/50(C13−オ
キソアルコールと5モルのエチレンオキシド)などのエ
トキシレートも十分適している。界面活性剤の割合は、
0.1−2重量%でなければならず、0.2−0.7重
量%が好ましい。
【0015】本発明で使用する結合剤は、離型剤フィル
ム形成に強度を与え、好ましいことに最高200℃の温
度に短時間耐えることができる非−熱可塑性フィルムを
形成する。成型及び加硫の悪条件下で熱可塑性離型剤フ
ィルムは可塑化され、空気を捕獲するので、成型及び加
硫を行う場合に必要な脱気のために離型剤フィルムの非
−熱可塑性は重要である。空気の捕獲はタイヤ表面にお
ける欠陥を生ずる。結合剤の選択の場合、外部離型剤を
タイヤブランクに噴霧した後、どのくらい迅速に乾燥が
起こるかも心に止めておかなければならない。それぞれ
の場合に必要な乾燥時間は、特定の製造プラントのサイ
クル時間に依存する。
【0016】特に、紙製造において周知のサイズ剤が結
合剤として適していることがわかった。これらはカルボ
キシル基及び好ましくはアリール基を含むポリマーであ
り、カルボキシル基は少なくともポリマーが水溶性塩を
形成することができる量で存在しなければならない。こ
れらのポリマーは、ビニル芳香族及び短鎖不飽和カルボ
ン酸、特にジカルボン酸のコポリマーであることが好ま
しい。スチレンとマレイン酸又は無水マレイン酸、アク
リル酸及びメタクリル酸のコポリマーが特に好ましい。
該ポリマーをそのまま使用するか、又はその塩の形態で
使用するかは、基本的に達成するべき乾燥時間に依存す
るであろう。
【0017】本発明で好ましいスチレン−マレイン酸又
は無水マレイン酸コポリマー、あるいはその塩は、周知
の紙サイズ剤である(例えばDARASIZE942R
及びBAYSYNTHOL ASPR)。これらはアン
モニア塩の形態で、特に水に溶解した約20%溶液とし
て使用するのが好ましい。カルボキシル基を含み、ビニ
ル芳香族の代わりに他のコモノマー、例えばジイソブチ
レンを含むコポリマーも適している。この場合も水溶液
の形態で市販されているアンモニウム塩(例えばBAY
SYNTHOL AL 2R)が好ましい。
【0018】上記のポリマーのエステルの使用も可能で
ある。廃棄の問題がなければ、例えばすべての種類の接
着剤、塗料、樹脂接着プラスター及びマスチックの製造
ならびに不織布及び布の被覆のための結合剤として周知
のn−ブチルアクリレートとスチレンのコポリマー(例
えばACRONALR290D)のようなアクリル酸エ
ステル−スチレン−コポリマーの使用も可能である。こ
の種のエステルは通常非水溶性であり、従って水に分散
しなければならない。そのような水性分散液は、商業的
に入手できる(例えば上記のACRONALR290D
及びBASOPLASTR400DS)。
【0019】さらに水中に溶解したカゼイン及び/又は
アルブミンを結合剤として使用することができる。この
ために、例えば市販の酸カゼイン(粉末)をボラックス
又はアンモニアを用いて溶解し、通常pHが6.5−
6.8の10−20%溶液を得る。最初に装填量の水を
40−50℃に加熱する。その後酸カゼイン粉末を撹拌
しながら入れる。その後ボラックスを、pHが6.5−
6.8になるまで加える。このようにして調製した溶液
は、例えば77.9重量%の水、19.5重量%のカゼ
イン及び2.6重量%のボラックスを含む。アンモニア
を用いて可溶化する場合、方法は同様であり、アンモニ
アを気体の状態で、又は水溶液(10−35%)の状態
で加えることができる。同様の方法でアルブミン水溶液
を調製することができる。
【0020】最後に、結合剤としてセルロースも使用す
ることができる。この目的に、市販の低温−溶解セルロ
ースの水溶液を使用する。
【0021】本発明の外部離型剤は、0.2−3重量
%、好ましくは0.4−2重量%の量の結合剤を含み、
この場合結合剤の水性分散液を使用したらこれらの詳細
な数値には含水量及び分散剤などの助剤を含まない。
【0022】アンモニアは離型剤フィルム形成から非常
に迅速に散逸し、乾燥と競合するよりむしろ促進するの
で、離型剤のフィルムの急速な乾燥が必要な場合、アン
モニア−含有結合剤又はアンモニア塩の形態で存在する
結合剤を使用するのが好ましい。従って本発明に従い使
用することができるいくつかの結合剤の環境的欠点を別
にして、スチレン−マレイン酸又はスチレン−無水マレ
イン酸コポリマーのアンモニア塩の水溶液は特に好まし
い。
【0023】本発明に従い使用する染料は、粉末の形態
で存在するのが好ましい。特にタイヤ製造の場合、カー
ボンブラックをベースとする黒色顔料が通常好ましい。
使用する顔料が水中に良く分散することを確認する注意
が必要である。適した製品を商業的に入手することがで
き、カラーインデックスに従って標準化されている。顔
料ブラック7をここで特に挙げることができる。基本的
に0.1−3重量%、好ましくは0.3−2重量%の染
料を使用する。
【0024】特に好ましい具体化の場合、含水率は75
重量%以上、多くの場合85重量%以上である。さらに
過剰噴霧の除去が重要でなければエチルアルコールの割
合を増加させることができる。その結果、タイヤブラン
ク上への噴霧後の外部離型剤の乾燥時間をさらに短縮す
ることができる。この場合エチルアルコールの割合を3
0重量%に増加させることができる。
【0025】本発明の外部離型剤の安定性の向上のため
に、0.3−2重量%、好ましくは0.5−1重量%の
熱分解法疎水性シリカを多くの場合安定剤として加え
る。疎水性シリカの安定化効果は周知であり、従ってそ
のようなシリカは多くの生産者により市場に提供されて
いる(例えばAEROSILR200)。表面積及び粒
径は、上記の疎水性シリカと類似である。
【0026】さらに本発明の外部離型剤は、0.1−
1.5重量%、好ましくは0.3−1重量%のステアリ
ン酸アンモニウムを追加成分として含むのが好ましいこ
とがわかった。ステアリン酸アンモニウムは表面向上剤
として機能し、その加硫友好性(friendliness)のため
にヒートシールを促進する。
【0027】最後に、本発明の外部離型剤の性質は、エ
タノールアミン、特にトリエタノールアミンの使用によ
りさらに向上させることができる。エタノールアミンは
pH値を7.5−10、好ましくは8.0−9.5に上
昇又は調節する。これにより、本発明の外部離型剤の粘
度がポンプにより汲み上げ易いレベルに下がる。一般に
0.1−1重量%のエタノールアミンを用いて所望の効
果を得ることができる。
【0028】本発明の外部離型剤水溶液の、ブランク上
への適用は、空気−散布ガンを用いて(例えば6バール
程度の高圧下で)行う。供給ポンプとして低圧システム
(1−2バール)、例えばダイヤフラムポンプを使用す
ることができる。これは、高圧ポンプを使用しなければ
ならない上記の先行技術より有利な点である。
【0029】本発明の外部離型剤は非常に有効なので、
標準的乗用車のタイヤ当たり合計10−25g(固体
1.6−4g)の適用で十分である。これは実質的材料
の節約のみでなく、完成タイヤに残留する固体の大幅な
減少を意味し、タイヤの仕上げ又は次の加工に明らかに
有利である。
【0030】スチレン−マレイン酸又はスチレン−無水
マレイン酸コポリマーの好ましいアンモニウム塩を使用
すると、工業的自動運転プラントにおいて約15秒又は
それ以下の乾燥時間を達成することができる。通常該プ
ラントで、空気の急速循環による乾燥空気が用いられ
る。さらに空気流をタイヤに向けることにより、それを
必要な乾燥時間に調節することができる。しかし、乾燥
に比較的時間をかけられるプラントもある(約2分)。
このような場合には、本発明に適した他の結合剤(例え
ばコポリマー及びアンモニウム塩以外の塩)も使用する
ことができる。
【0031】上記で説明した特殊な例を別にして、本発
明の外部離型剤を使用すると普通の下水プラントを用い
て過剰噴霧を廃棄することができ、これは先行技術と比
較して本発明の外部離型剤のもうひとつの大きな利点と
なる。
【0032】さらに、本発明の外部離型剤水溶液を使用
すると、基質が少量であることから、周知の外部離型剤
を使用した場合より製造工程の中断が少なくてすむこと
が明らかになった。周知の外部離型剤は、約250回の
成型毎に回転ワイヤブラシでプレス中をサイドクリーニ
ングする必要がある。2500−3000回の成型後に
通しクリーニングが必要であり、そのために金型を分解
し、ガラスビーズを噴射してクリーニングしなければな
らない。結果として製造が6−8時間中断される。対照
的に、本発明の外部離型剤を用いると、回転ワイヤブラ
シを用いた金型のサイドクリーニングは約2000−3
000回の成型毎に必要なだけであり、プレスのクリー
ニングのために製造工程を中断(型の分解)することな
く16500回又はそれ以上の成型を行うことができ
る。
【0033】最後に、本発明の外部離型剤は加硫友好性
成分のみを含んでいるので、タイヤシーム、側壁、トレ
ッド及びビードの領域の剥離に関する問題がないことに
言及するべきである。
【0034】
【実施例】実施例1 従来の乗用車タイヤを、ダブルプレスで製造した。この
方法の間に、説明の導入部の詳細に従う組成を持つ従来
の外部噴霧溶液を一方のプレス中で使用し、本発明の外
部離型剤を他方のプレス中で使用した。手動で本発明の
噴霧溶液をタイヤに噴霧することにより、又は自動噴霧
装置を用いて従来の外部離型剤溶液をタイヤに噴霧する
ことにより適用した。本発明の外部離型剤は、12重量
%の珪藻土、1.5重量%の熱分解法疎水性シリカ、
0.4重量%の親水性シリカ、0.35重量%のPlu
ronic PL 9200、0.8重量%のスチレン
−無水マレイン酸コポリマーのアンモニウム塩(H2
に溶解した20%溶液4重量%;DARASIZER
42)、0.51重量%のカーボンブラック顔料をベー
スとする染料(グリコール中の30%分散液1.7
%)、3重量%のエチルアルコール及び残りの水を含
む。
【0035】従来の外部離型剤は、タイヤ当たり60−
65gの量で使用し、本発明の外部離型剤は、タイヤ当
たり18−22gの量で使用した。従来の離型剤の場
合、回転ワイヤブラシを用いたサイドクリーニングを2
50回の成型毎にプレス中で行わなければならなかっ
た。本発明の離型剤の場合、そのようなクリーニングは
2000−3000回の成型毎に必要なだけであった。
従来の離型剤を使用した場合、2800回の成型の後で
金型を分解し、ガラスビーズを噴射して完全にクリーニ
ングしなければならなかった。対照的に、本発明の外部
離型剤を用いた場合、16500回の成型後でさえ製造
工程中のそのような中断は必要でなかった。
【0036】本発明の外部離型剤を用いて製造したタイ
ヤの性質は非常に優れており、すなわちタイヤの仕上が
りは標準以上である。特にカラーマーキングは、より良
く同定することができた。
【0037】実施例2 12重量%の珪藻土、2.45重量%の熱分解法疎水性
シリカ、0.38重量%のMARLIPALR013/
50、2重量%のDARASIZER942(実施例1
を参照)、0.58重量%のカーボンブラック顔料をベ
ースとする染料(グリコール中30%の分散液1.94
%)、0.3重量%のステアリン酸アンモニウム、3.
52重量%のエチルアルコール及び残りの水を含む外部
離型剤を調製した。この外部離型剤を用いて試験プレス
中で500個のタイヤを製造した。結果は優秀であっ
た。
【0038】実施例3 6重量%の沈降シリカ(SIPERNAT 22L
S)、2重量%の熱分解法疎水性シリカ、0.38重量
%のMARLIPALR013/50、2重量%のDA
RASIZER942(実施例1を参照)、3.7重量
%のエチルアルコール、0.58重量%のカーボンブラ
ック顔料をベースとする染料(グリコール中30%の分
散液1.94%)、0.3重量%のステアリン酸アンモ
ニウム及び残りの水を含む本発明の外部離型剤を調製し
た。この外部離型剤を用いて試験プレス中で500個の
タイヤを製造した。この場合も非常に優れた結果が得ら
れた。
【0039】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0040】1.タイヤ及び他のゴム製品の製造のため
の外部離型剤水溶液において、 A)5−35重量%の珪藻土、 B)0.5−6重量%の熱分解法疎水性シリカ、 C)0.1−2重量%の非イオン性界面活性剤、 D)0.2−3重量%の、 a)カルボキシル基及び好ましくはアリール基を含み、
カルボキシル基が少なくともポリマーが水溶性塩を形成
することができる量で存在するポリマー及びその塩、 b)水に分散したa)に記載のポリマーのエステル、 c)水に溶解したカゼイン及び/又はアルブミン、 d)セルロース、及び e)a)−d)に記載の2種類かそれ以上の結合剤の混
合物から選んだ結合剤、 E)0.1−3重量%の染料、 F)0−5重量%のエチルアルコール、及び G)残りの水を含むことを特徴とする水溶液。
【0041】2.第1項に記載の外部離型剤において、
7.5−15重量%の珪藻土、及び/又は1−3重量%
の熱分解法疎水性シリカ、及び/又は0.2−0.7重
量%の非イオン性界面活性剤、及び/又は0.4−2重
量%の結合剤、及び/又は0.3−1重量%の染料、及
び/又は3−5重量%のエチルアルコール、及び/又は
45−90重量%の水を含むことを特徴とする外部離型
剤。
【0042】3.第1又は2項に記載の外部離型剤にお
いて、界面活性剤が、エチレンオキシド及びプロピレン
オキシドのブロックポリマーに基づくポリアルキレング
リコール、あるいは平均10モルのエチレンオキシドを
含むオクチルフェノールのエトキシレート、又は平均5
モルのエチレンオキシドを含むC13オキソアルコールの
エトキシレートであることを特徴とする外部離型剤。
【0043】4.第1−3項のひとつに記載の外部離型
剤において、結合剤がビニル芳香族と短鎖不飽和カルボ
ン酸、特にジカルボン酸のコポリマー又はその塩である
ことを特徴とする外部離型剤。
【0044】5.第4項に記載の外部離型剤において、
結合剤がスチレン−マレイン酸又はスチレン−無水マレ
イン酸コポリマー、あるいはその塩であることを特徴と
する外部離型剤。
【0045】6.第5項に記載の外部離型剤において、
コポリマーの塩がアンモニウム塩であることを特徴とす
る外部離型剤。
【0046】7.第1−6項のひとつに記載の外部離型
剤において、染料がカーボンブラックをベースとする顔
料であることを特徴とする外部離型剤。
【0047】8.第1−7項のひとつに記載の外部離型
剤において、エチルアルコールの割合が最高30重量%
となる量の追加のエチルアルコールを含むことを特徴と
する外部離型剤。
【0048】9.第1−8項のひとつに記載の外部離型
剤において、さらに0.3−2重量%、好ましくは0.
5−1重量%の熱分解法疎水性シリカを安定剤として含
むことを特徴とする外部離型剤。
【0049】10.第1−9項のひとつに記載の外部離
型剤において、珪藻土を完全に又は部分的にシリカで置
換することを特徴とする外部離型剤。
【0050】11.第1−11項のひとつに記載の外部
離型剤において、さらに0.1−1.5重量%のステア
リン酸アンモニウムを含むことを特徴とする外部離型
剤。
【0051】12.第1−11項のひとつに記載の外部
離型剤において、さらにエタノールアミン、特にトリエ
タノールアミンを、pHが7.5−10、好ましくは
8.0−9.5となる量で含むことを特徴とする外部離
型剤。
【0052】13.第12項に記載の外部離型剤におい
て、0.1−1重量%のエタノールアミン、特にトリエ
タノールアミンを含むことを特徴とする外部離型剤。
【0053】14.プレス中、高圧下で加熱膜を用いて
ブランク中に雌型をプレスし、加硫を行うタイヤ及び他
のゴム製品の成型及び加硫法において、成型及び加硫の
前に第1項に記載の外部離型剤をブランクの外側に噴霧
し、その中に含まれる水を蒸発させて離型剤フィルムを
形成することを特徴とする方法。
【0054】15.第14項に記載の方法において、外
部離型剤を空気−散布ガンを用いて噴霧することを特徴
とする方法。
【0055】16.第14又は15項に記載の方法にお
いて、標準的乗用車タイヤ当たり10−25gの外部離
型剤を使用することを特徴とする方法。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24 B29L 30:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ及び他のゴム製品の製造のための
    外部離型剤水溶液において、 A)5−35重量%の珪藻土、 B)0.5−6重量%の熱分解法疎水性シリカ、 C)0.1−2重量%の非イオン性界面活性剤、 D)0.2−3重量%の、 a)カルボキシル基及び好ましくはアリール基を含み、
    カルボキシル基が少なくともポリマーが水溶性塩を形成
    することができる量で存在するポリマー及びその塩、 b)水に分散したa)に記載のポリマーのエステル、 c)水に溶解したカゼイン及び/又はアルブミン、 d)セルロース、及び e)a)−d)に記載の2種類かそれ以上の結合剤の混
    合物から選んだ結合剤、 E)0.1−3重量%の染料、 F)0−5重量%のエチルアルコール、及び G)残りの水を含むことを特徴とする水溶液。
  2. 【請求項2】 プレス中、高圧下で加熱膜を用いてブラ
    ンク中に雌型をプレスし、加硫を行うタイヤ及び他のゴ
    ム製品の成型及び加硫法において、成型及び加硫の前に
    請求項1に記載の外部離型剤をブランクの外側に噴霧
    し、その中に含まれる水を蒸発させて離型剤フィルムを
    形成することを特徴とする方法。
JP4166760A 1991-06-04 1992-06-03 外部離型剤水溶液及びタイヤならびに他のゴム製品の成型及び加硫法 Pending JPH05177639A (ja)

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