JPH05177660A - Frp成形品の成形方法 - Google Patents
Frp成形品の成形方法Info
- Publication number
- JPH05177660A JPH05177660A JP3359064A JP35906491A JPH05177660A JP H05177660 A JPH05177660 A JP H05177660A JP 3359064 A JP3359064 A JP 3359064A JP 35906491 A JP35906491 A JP 35906491A JP H05177660 A JPH05177660 A JP H05177660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- molding
- mat
- injection port
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリフォームマットの厚さを部分的に変化さ
せ、樹脂の流れを適正に調節して成形部内に完全に樹脂
を充填する。 【構成】 強化用繊維マットを予備成形してプリフォー
ムマット13を成形する際、成形型の樹脂注入口に対応
する部位14から成形品の周縁部に延びる凹部11,1
2を形成し、該プリフォームマットを成形型にセットし
て樹脂注入口から樹脂を注入すると、樹脂は強化用繊維
内に浸入するとともに、プリフォームマットの凹部内を
流動して遠い部位まで流れ、その部位の強化用繊維内に
浸入するので、成形部の隅まで樹脂が充填される。
せ、樹脂の流れを適正に調節して成形部内に完全に樹脂
を充填する。 【構成】 強化用繊維マットを予備成形してプリフォー
ムマット13を成形する際、成形型の樹脂注入口に対応
する部位14から成形品の周縁部に延びる凹部11,1
2を形成し、該プリフォームマットを成形型にセットし
て樹脂注入口から樹脂を注入すると、樹脂は強化用繊維
内に浸入するとともに、プリフォームマットの凹部内を
流動して遠い部位まで流れ、その部位の強化用繊維内に
浸入するので、成形部の隅まで樹脂が充填される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予備成形したガラス繊
維マットを型にセットし、樹脂を注入してFRP製品を
成形する方法に関するものである。
維マットを型にセットし、樹脂を注入してFRP製品を
成形する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】型に樹脂を注入して樹脂成形品を成形す
る製法の一種にレジン・トランスファ−・モ−ルディン
グ(以下RTMという)と呼ばれる工法がある。このR
TM工法を自動車のフロントエンドパネルの成形型を示
す図4を参照して説明する。通常は上型とする凸型1と
通常は下型とする凹型2を準備し、両型の成形部3を清
掃して離型剤を塗布する。次に、凹型2の成形部3にス
プレ−ガンなどでゲルコ−トを吹き付け、数分間ゲルコ
−トの初期硬化を待つ。次に、製品の補強材となるガラ
スマットをゲルコ−ト上にセットする。次に、両型1、
2を閉じてパーティング面Pで型締めし、上型1の注入
口4に樹脂注入ノズルを接続し、注入機を作動させて樹
脂を注入し、樹脂の硬化完了を待つ。所定時間の経過
後、型を開いて製品を取り出す。
る製法の一種にレジン・トランスファ−・モ−ルディン
グ(以下RTMという)と呼ばれる工法がある。このR
TM工法を自動車のフロントエンドパネルの成形型を示
す図4を参照して説明する。通常は上型とする凸型1と
通常は下型とする凹型2を準備し、両型の成形部3を清
掃して離型剤を塗布する。次に、凹型2の成形部3にス
プレ−ガンなどでゲルコ−トを吹き付け、数分間ゲルコ
−トの初期硬化を待つ。次に、製品の補強材となるガラ
スマットをゲルコ−ト上にセットする。次に、両型1、
2を閉じてパーティング面Pで型締めし、上型1の注入
口4に樹脂注入ノズルを接続し、注入機を作動させて樹
脂を注入し、樹脂の硬化完了を待つ。所定時間の経過
後、型を開いて製品を取り出す。
【0003】前記RTMに使用する強化用ガラス繊維
は、いずれの場合も製品形状に合わせて一様な厚さに予
備成形したプリフォームマットが用いられている。特開
平1−221211号公報には、補強用繊維マットを数
枚重ね合わせてキルテング状に縫製し、成形品形状に合
わせたプリフォームマットを使用することで、製品に樹
脂リッチ部が生ずるのを防止したレジンインジェクショ
ン法が記載されている。また、特開昭63−87215
号公報には、三角形ガラス板等をキャビティ内に載置
し、裏面の中央位置から溶融樹脂を射出して裏面側全面
と表面側の周縁部の枠部を形成するに当り、溶融樹脂の
射出位置から近い周縁部に至るのキャビティの厚みを薄
くし、遠い周縁部に至るキャビティを厚く形成すること
で樹脂の流れを調整し、成形品の裏面側に空隙部を残存
させず、所定厚みの枠型を成形品の全周に形成するイン
ジェクション成形法が記載されている。
は、いずれの場合も製品形状に合わせて一様な厚さに予
備成形したプリフォームマットが用いられている。特開
平1−221211号公報には、補強用繊維マットを数
枚重ね合わせてキルテング状に縫製し、成形品形状に合
わせたプリフォームマットを使用することで、製品に樹
脂リッチ部が生ずるのを防止したレジンインジェクショ
ン法が記載されている。また、特開昭63−87215
号公報には、三角形ガラス板等をキャビティ内に載置
し、裏面の中央位置から溶融樹脂を射出して裏面側全面
と表面側の周縁部の枠部を形成するに当り、溶融樹脂の
射出位置から近い周縁部に至るのキャビティの厚みを薄
くし、遠い周縁部に至るキャビティを厚く形成すること
で樹脂の流れを調整し、成形品の裏面側に空隙部を残存
させず、所定厚みの枠型を成形品の全周に形成するイン
ジェクション成形法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】RTMでは、複雑な形
状の製品の場合、樹脂注入口の位置を決めるのが難し
く、この設定を誤ると、型内で樹脂が均一に流れず、樹
脂がキャビティに完全に充填されない、いわゆるショー
トが発生する。このため、樹脂注入口を数個所設ける多
点注入法が用いられるが、型構造が複雑となり、注入口
へのノズルのセットや注入後のノズル洗浄の工数が倍増
する。前記特開昭63−87215号公報に記載された
成形方法では、成形型のキャビティの厚みを変えること
で樹脂の流れを均一になるよう制御するので、成形型を
改造する必要があり、大幅なコストアップが必要とな
る。また、前記特開平1−221211号公報に記載さ
れた方法は、型内における樹脂の流れを均一に制御する
ものではなく、また、補強用繊維マットを数枚重ね合わ
せてキルテング状に縫製するので、手間がかかるととも
に、縫製部において樹脂の流れが阻害される恐れが生ず
る。
状の製品の場合、樹脂注入口の位置を決めるのが難し
く、この設定を誤ると、型内で樹脂が均一に流れず、樹
脂がキャビティに完全に充填されない、いわゆるショー
トが発生する。このため、樹脂注入口を数個所設ける多
点注入法が用いられるが、型構造が複雑となり、注入口
へのノズルのセットや注入後のノズル洗浄の工数が倍増
する。前記特開昭63−87215号公報に記載された
成形方法では、成形型のキャビティの厚みを変えること
で樹脂の流れを均一になるよう制御するので、成形型を
改造する必要があり、大幅なコストアップが必要とな
る。また、前記特開平1−221211号公報に記載さ
れた方法は、型内における樹脂の流れを均一に制御する
ものではなく、また、補強用繊維マットを数枚重ね合わ
せてキルテング状に縫製するので、手間がかかるととも
に、縫製部において樹脂の流れが阻害される恐れが生ず
る。
【0005】本発明は、予備成形する際に、プリフォー
ムマットの厚さを部分的に変化させ、このプリフォーム
マットを通常の成形型にセットするだけで、型内におけ
る樹脂の流れを適正に調節し、型内の成形部に完全に樹
脂を充填することができるFRP成形法を提供すること
を目的とする。
ムマットの厚さを部分的に変化させ、このプリフォーム
マットを通常の成形型にセットするだけで、型内におけ
る樹脂の流れを適正に調節し、型内の成形部に完全に樹
脂を充填することができるFRP成形法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、強化用繊維マ
ットを予備成形してプリフォームマットを成形する際、
成形型の樹脂注入口に対応する部位から成形品の周縁部
に延びる凹部を形成し、該プリフォームマットを成形型
にセットして樹脂注入口から樹脂を注入することを特徴
とするFRP成形品の成形方法である。
ットを予備成形してプリフォームマットを成形する際、
成形型の樹脂注入口に対応する部位から成形品の周縁部
に延びる凹部を形成し、該プリフォームマットを成形型
にセットして樹脂注入口から樹脂を注入することを特徴
とするFRP成形品の成形方法である。
【0007】
【作用】樹脂注入口から注入された樹脂は、強化用繊維
内に浸入するとともに、プリフォームマットに形成され
た凹部内を流動して遠い部位まで流れ、その部位の強化
用繊維内に浸入するので、成形部の隅まで樹脂が充填さ
れる。
内に浸入するとともに、プリフォームマットに形成され
た凹部内を流動して遠い部位まで流れ、その部位の強化
用繊維内に浸入するので、成形部の隅まで樹脂が充填さ
れる。
【0008】
【実施例】図1は、自動車のフロントエンドパネルを成
形するのに使用するプリフォームマットを示すもので、
このプリフォームマット5を成形する際、図4の樹脂注
入口4に相当する部位に凹部6を形成し、この凹部6か
ら放射方向の凹部7と、この凹部7に接続して凹部7と
同心円方向の多数の凹部8を一緒に成形したものであ
る。これらの凹部7,8は、樹脂注入口から凹部6に入
った樹脂が、樹脂注入口から遠い部位にも流れ易い流動
経路をなすもので、樹脂注入口の位置及び成形部の形状
に応じて適宜設定できる。このプリフォームマット5を
成形型にセットして樹脂を注入すると、樹脂は凹部6の
下のガラス繊維内に浸入するとともに、図2に拡大断面
を示すように、製品の裏面側にプリフォームマット5に
形成した凹部7が存在するので、樹脂は図1に矢印で示
すように、凹部7から凹部8に分岐して型内を流動し、
型内の遠い部位まで均一に流れてその部位のガラス繊維
内に浸入するので、成形部の隅まで樹脂が充填され、成
形品にいわゆるショートが発生しない。
形するのに使用するプリフォームマットを示すもので、
このプリフォームマット5を成形する際、図4の樹脂注
入口4に相当する部位に凹部6を形成し、この凹部6か
ら放射方向の凹部7と、この凹部7に接続して凹部7と
同心円方向の多数の凹部8を一緒に成形したものであ
る。これらの凹部7,8は、樹脂注入口から凹部6に入
った樹脂が、樹脂注入口から遠い部位にも流れ易い流動
経路をなすもので、樹脂注入口の位置及び成形部の形状
に応じて適宜設定できる。このプリフォームマット5を
成形型にセットして樹脂を注入すると、樹脂は凹部6の
下のガラス繊維内に浸入するとともに、図2に拡大断面
を示すように、製品の裏面側にプリフォームマット5に
形成した凹部7が存在するので、樹脂は図1に矢印で示
すように、凹部7から凹部8に分岐して型内を流動し、
型内の遠い部位まで均一に流れてその部位のガラス繊維
内に浸入するので、成形部の隅まで樹脂が充填され、成
形品にいわゆるショートが発生しない。
【0009】図3は、自動車用エンジンフードの成形に
用いるプリフォームマット9を示すもので、図1の実施
例と同様に、樹脂注入口に相当する部位に凹部6を形成
し、この凹部6から放射方向の複数の凹部7と、この凹
部7に接続する同心円方向の多数の凹部8を設けたもの
である。これらの凹部6,7,8は、プリフォームマッ
トの成形の際にガラス繊維を強く押圧することで容易に
形成することができ、また、加熱した鉄製のこてを使用
して修正が可能である。
用いるプリフォームマット9を示すもので、図1の実施
例と同様に、樹脂注入口に相当する部位に凹部6を形成
し、この凹部6から放射方向の複数の凹部7と、この凹
部7に接続する同心円方向の多数の凹部8を設けたもの
である。これらの凹部6,7,8は、プリフォームマッ
トの成形の際にガラス繊維を強く押圧することで容易に
形成することができ、また、加熱した鉄製のこてを使用
して修正が可能である。
【0010】本発明は、エンジンフ−ド、フェンダ−、
ル−フ、トランクリッド等の自動車用外板類の成形に適
用でき、また、サスペンション、ロ−ワ−ア−ム、アッ
パ−ア−ム、フレ−ム等の自動車用構造部材にも適用可
能である。また、エンジンフ−ドなどの自動車部品以外
の建築用構造体の成形にも適用可能である。
ル−フ、トランクリッド等の自動車用外板類の成形に適
用でき、また、サスペンション、ロ−ワ−ア−ム、アッ
パ−ア−ム、フレ−ム等の自動車用構造部材にも適用可
能である。また、エンジンフ−ドなどの自動車部品以外
の建築用構造体の成形にも適用可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明は、従来の成形型に手を加えるこ
となく、プリフォームマットの厚さを予備成形する際に
部分的に変化させるだけで、成形型内における樹脂の流
れを適正に調節することができ、成形部に完全に樹脂を
充填することができるので、成形不良が防止できる。
となく、プリフォームマットの厚さを予備成形する際に
部分的に変化させるだけで、成形型内における樹脂の流
れを適正に調節することができ、成形部に完全に樹脂を
充填することができるので、成形不良が防止できる。
【図1】本発明の一実施例の平面図。
【図2】図1のX−X線の一部拡大図。
【図3】本発明の他の実施例の平面図。
【図4】RTM成形型の断面図。
1 凸型 2 凹型 3 成形部 4
樹脂注入口 5,9 プリフォームマット 6 樹脂注入口の凹
部 7 放射方向凹部 8 環状方向凹部
樹脂注入口 5,9 プリフォームマット 6 樹脂注入口の凹
部 7 放射方向凹部 8 環状方向凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 強化用繊維マットを予備成形してプリフ
ォームマットを成形する際、成形型の樹脂注入口に対応
する部位から成形品の周縁部に延びる凹部を形成し、該
プリフォームマットを成形型にセットして樹脂注入口か
ら樹脂を注入することを特徴とするFRP成形品の成形
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35906491A JP3216188B2 (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | Frp成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35906491A JP3216188B2 (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | Frp成形品の成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05177660A true JPH05177660A (ja) | 1993-07-20 |
| JP3216188B2 JP3216188B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18462552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35906491A Expired - Fee Related JP3216188B2 (ja) | 1991-12-30 | 1991-12-30 | Frp成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3216188B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000056993A1 (en) * | 1999-03-19 | 2000-09-28 | Toray Industries, Inc. | Frp roof material, method of manufacturing the roof material, and structure and method for connecting the roof material |
| JP2004074780A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-03-11 | Yamaha Motor Co Ltd | 繊維強化樹脂製品の成形方法 |
-
1991
- 1991-12-30 JP JP35906491A patent/JP3216188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000056993A1 (en) * | 1999-03-19 | 2000-09-28 | Toray Industries, Inc. | Frp roof material, method of manufacturing the roof material, and structure and method for connecting the roof material |
| JP2004074780A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-03-11 | Yamaha Motor Co Ltd | 繊維強化樹脂製品の成形方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3216188B2 (ja) | 2001-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |