JPH0517897B2 - - Google Patents
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- JPH0517897B2 JPH0517897B2 JP14641285A JP14641285A JPH0517897B2 JP H0517897 B2 JPH0517897 B2 JP H0517897B2 JP 14641285 A JP14641285 A JP 14641285A JP 14641285 A JP14641285 A JP 14641285A JP H0517897 B2 JPH0517897 B2 JP H0517897B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- acrylic acid
- propenoate
- reaction
- cyclooctene
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
A 産業上の利用分野
本発明は、下記化学式()で表わされるアク
リレート化合物およびその製造法に関するもので
ある。 ()式で表わされる化合物(以下化合物
()と呼ぶ)は、熱、紫外線、イオン化放射線、
ラジカル重合開始剤の存在下で容易に単独重合ま
たは他の不飽和基含有化合物の共重合を行なうこ
とができる。 B 従来の技術 化合物()、即ち 5−シクロオクテン−1,
2−ジイル ジ−2−プロペノエートは下記構造
式()で表わされる 5−シクロオクテン−
1,2−ジオール(以下化合物()と呼ぶ)も
しくは、構造式()で表わされる 2−ヒドロ
キシ−5−シクロオクテニル−2−プロペノエー
ト(以下化合物()と呼ぶ)をアクリル酸また
はアクリル酸エステルでエステル化することによ
つて有利に合成される。 化合物()、()、および()の原料とな
る1,5−シクロオクタジエンは、ブタジエンノ
Diels−Alder反応二量化物として、4−ビニル−
1−シクロヘキセンと共に得られる安価なシクロ
オレフインであり、エチレン・プロピレン・ラバ
ーの第三成分としても使用される。シクロオクタ
ン環、もしくはシクロオクテン環を有するアクリ
ル酸エステルとしては、シクロオクチル−2−プ
ロペノエート(CAS,RN=46208−44−0)、本
発明者の発明による2−ヒドロキシ−5−シクロ
オクテニル−2−プロペノエート(化合物()、
特願昭60−052865)、2,5(または6)−ジヒド
ロキシ−1,6(または5)−シクロオクタンジイ
ル ジ−2−プロペノエート(特願昭60−
052866)、等が知られている。 このうち、化合物()、即ち2−ヒドロキシ
−5−シクロオクテニル−2−プロペノエート
は、特願昭60−052865に記載したごとく、1,2
−エポキシ−5−シクロオクテンをアクリル酸で
開環するか、あるいは化合物()をアクリル酸
またはアクリル酸エステルでエステル化すること
によつて合成される。 C 発明が解決しようとする問題点 シクロオクタジエンを原料とするこれらのアク
リレートのうち、2,5(または6)−ジヒドロキ
シ1,6(または5)−シクロオクタンジイル ジ
−2−プロペノエートは、多官能モノマーである
ために硬化速度が速く、また水酸基を持つために
基材に対する密着性も良好であつた(特願昭60−
055234)。しかし、シクロオクタン環当り、2つ
のアクリロイルオキシ基と2つの水酸基を持つた
め粘度が高く、十分な希釈効果を持たせるために
は、他の低粘度反応性希釈剤を組み合せる必要性
もある。 これに対し、化合物()、即ち2−ヒドロキ
シ−5−シクロオクテニル)−2−プロペノエー
トは、基材に対する良好な密着性と、β−ヒドロ
キシアクリレートとしては満足のいく粘度を有し
ているが、単官能モノマーであるために硬化速度
に関しては必ずしも十分な結果は得られなかつ
た。 D 問題解決のための手段 そこで本発明者は、工業的に安価に得られる
1,5−シクロオクタジエンを原料とし、なおか
つ、速硬性、低粘度という2つの要求を満たした
アクルレートを開発すべく鋭意研究を行なつた。
その結果、前記一般式()で表わされる化合
物、5−シクロオクテン−1,2−ジイル ジ−
2−プロペノエートが所期の性能を有しているこ
とを見出し、本発明を完成するに至つた。 5−シクロオクテン−1,2−ジイル ジ−2
−プロペノエート即ち、下記構造式で示される化
合物()は、 5−シクロオクテン−1,2−ジオール(化合
物())あるいは、2−ヒドロキシ−5−シク
ロオクテニル−2−プロペノエート(化合物
())をアクリル酸またはアクリル酸エステルで
エステル化することによつて合成される。化合物
()を合成するには、エポキサイドを経由する
方法もあるが、1,5−シクロオクタジエンから
化合物()を製造する方が有利である。即ちこ
の場合には、1,5−シクロオクタジエンをヒド
ロキシ化して化合物()を製造し、化合物
()をエステル化するが、エポキサイドを経由
するよりも製造コスト上はるかに有利となる。こ
の場合、ジオールのエステル化度を適宜調整する
ことにより、使用目的に合致したアクリレート混
合体を得ることもできる。即ち、硬化速度よりも
基材に対する密着性を重視する場合には、アクリ
ル化時間を短縮してヒドロキシアクリレート(化
合物())リツチな生成物を得ればよく、他方、
硬化速度を重視する場合には反応時間を長くし
て、ジアクリレート(化合物())リツチな生
成物を得ればよい。また、蒸留により、化合物
()と化合物()の単一物を得たい場合でも、
アクリル化度を調整することによつて希望の組成
比で目的物を得ることができる。 従つて、本発明はアクリル酸またはアクリル酸
エステルと5−シクロオクテン−1,2−ジオー
ルあるいは2−ヒドロキシ−5−シクロオクテニ
ル−2−プロペノエートを反応させて、化合物
()と化合物()の混合物、即ち、下記一般
式()で表わされれ組成物を製造する方法をも
包含している。 (R=−OH、または
リレート化合物およびその製造法に関するもので
ある。 ()式で表わされる化合物(以下化合物
()と呼ぶ)は、熱、紫外線、イオン化放射線、
ラジカル重合開始剤の存在下で容易に単独重合ま
たは他の不飽和基含有化合物の共重合を行なうこ
とができる。 B 従来の技術 化合物()、即ち 5−シクロオクテン−1,
2−ジイル ジ−2−プロペノエートは下記構造
式()で表わされる 5−シクロオクテン−
1,2−ジオール(以下化合物()と呼ぶ)も
しくは、構造式()で表わされる 2−ヒドロ
キシ−5−シクロオクテニル−2−プロペノエー
ト(以下化合物()と呼ぶ)をアクリル酸また
はアクリル酸エステルでエステル化することによ
つて有利に合成される。 化合物()、()、および()の原料とな
る1,5−シクロオクタジエンは、ブタジエンノ
Diels−Alder反応二量化物として、4−ビニル−
1−シクロヘキセンと共に得られる安価なシクロ
オレフインであり、エチレン・プロピレン・ラバ
ーの第三成分としても使用される。シクロオクタ
ン環、もしくはシクロオクテン環を有するアクリ
ル酸エステルとしては、シクロオクチル−2−プ
ロペノエート(CAS,RN=46208−44−0)、本
発明者の発明による2−ヒドロキシ−5−シクロ
オクテニル−2−プロペノエート(化合物()、
特願昭60−052865)、2,5(または6)−ジヒド
ロキシ−1,6(または5)−シクロオクタンジイ
ル ジ−2−プロペノエート(特願昭60−
052866)、等が知られている。 このうち、化合物()、即ち2−ヒドロキシ
−5−シクロオクテニル−2−プロペノエート
は、特願昭60−052865に記載したごとく、1,2
−エポキシ−5−シクロオクテンをアクリル酸で
開環するか、あるいは化合物()をアクリル酸
またはアクリル酸エステルでエステル化すること
によつて合成される。 C 発明が解決しようとする問題点 シクロオクタジエンを原料とするこれらのアク
リレートのうち、2,5(または6)−ジヒドロキ
シ1,6(または5)−シクロオクタンジイル ジ
−2−プロペノエートは、多官能モノマーである
ために硬化速度が速く、また水酸基を持つために
基材に対する密着性も良好であつた(特願昭60−
055234)。しかし、シクロオクタン環当り、2つ
のアクリロイルオキシ基と2つの水酸基を持つた
め粘度が高く、十分な希釈効果を持たせるために
は、他の低粘度反応性希釈剤を組み合せる必要性
もある。 これに対し、化合物()、即ち2−ヒドロキ
シ−5−シクロオクテニル)−2−プロペノエー
トは、基材に対する良好な密着性と、β−ヒドロ
キシアクリレートとしては満足のいく粘度を有し
ているが、単官能モノマーであるために硬化速度
に関しては必ずしも十分な結果は得られなかつ
た。 D 問題解決のための手段 そこで本発明者は、工業的に安価に得られる
1,5−シクロオクタジエンを原料とし、なおか
つ、速硬性、低粘度という2つの要求を満たした
アクルレートを開発すべく鋭意研究を行なつた。
その結果、前記一般式()で表わされる化合
物、5−シクロオクテン−1,2−ジイル ジ−
2−プロペノエートが所期の性能を有しているこ
とを見出し、本発明を完成するに至つた。 5−シクロオクテン−1,2−ジイル ジ−2
−プロペノエート即ち、下記構造式で示される化
合物()は、 5−シクロオクテン−1,2−ジオール(化合
物())あるいは、2−ヒドロキシ−5−シク
ロオクテニル−2−プロペノエート(化合物
())をアクリル酸またはアクリル酸エステルで
エステル化することによつて合成される。化合物
()を合成するには、エポキサイドを経由する
方法もあるが、1,5−シクロオクタジエンから
化合物()を製造する方が有利である。即ちこ
の場合には、1,5−シクロオクタジエンをヒド
ロキシ化して化合物()を製造し、化合物
()をエステル化するが、エポキサイドを経由
するよりも製造コスト上はるかに有利となる。こ
の場合、ジオールのエステル化度を適宜調整する
ことにより、使用目的に合致したアクリレート混
合体を得ることもできる。即ち、硬化速度よりも
基材に対する密着性を重視する場合には、アクリ
ル化時間を短縮してヒドロキシアクリレート(化
合物())リツチな生成物を得ればよく、他方、
硬化速度を重視する場合には反応時間を長くし
て、ジアクリレート(化合物())リツチな生
成物を得ればよい。また、蒸留により、化合物
()と化合物()の単一物を得たい場合でも、
アクリル化度を調整することによつて希望の組成
比で目的物を得ることができる。 従つて、本発明はアクリル酸またはアクリル酸
エステルと5−シクロオクテン−1,2−ジオー
ルあるいは2−ヒドロキシ−5−シクロオクテニ
ル−2−プロペノエートを反応させて、化合物
()と化合物()の混合物、即ち、下記一般
式()で表わされれ組成物を製造する方法をも
包含している。 (R=−OH、または
【式】)
化合物()の原料となるグリコール、即ち構
造式()で表わされる5−シクロオクテン−
1,2−ジオールは、1,5シクロオクタジエン (Degussa社製)を過ギ酸によつてヒドロキシ化
することによつて容易に調製できる。 化合物()または化合物()をアクリル酸
の脱水縮合反応によつてエステル化する場合に
は、触媒として硫酸、p−トルエンスルホン酸等
を使用する。また、反応工程で用いる重合禁止剤
としてはハイドロキノン、p−メトキシフエノー
ル、塩化第一銅などのアルカリ水溶液による洗浄
で容易に除去できるものを使用する。 エステル化反応によつて生成する水を系外へ取
り出すために用いる共沸溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、メチル
イソブチルケトンなどの水と共沸混合物をつく
り、実質的には水と互いに混合しない有機溶媒が
使用し得る。 化合物()をアクリル酸エステルとのエステ
ル交換反応によつて製造する場合には、触媒とし
て硫酸、p−トルエンスルホン酸、金属ナトリウ
ム、ナトリウムアルコラート、テトラアルコキシ
チタン、アルミニウムアルコラート、マグネシウ
ムアルコラートの他、金属アセチル、アセトナー
ト類、スズのカルボキシレートなどを使用する。
この場合には、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピルなどの公知のアクリル
酸エステルと化合物()または()を触媒の
存在下で加熱し、生成する該低級アルコールを系
外へ取り出すことによりエステル交換反応を行な
うが、反応中アクリロイル基が重合することを防
ぐために、ハイドロキノン、p−メトキシフエノ
ール、tert−ブチルカテコール、パラフエニレン
ジアミン、フエニル−β−ナフチルアミンなどの
いずれかを添加する必要がある。 E 実施例 以下本発明を実施例によつて説明する。 なお、本発明は実施例によつて制限されるもの
ではない。 実施例 1 還流冷却器、水分離器、撹拌機、温度計を備え
た四つ口のフラスコに化合物()142g、アク
リル酸288g、p−メトキシフエノール8g、p
−トルエンスルホン酸10g、トルエン400gを入
れ撹拌しながら7時間加熱した。留出したトルエ
ン−水留分は水分離器において水を分離した後、
トルエンは連続的に反応容器へ返した。反応後室
温まで冷却し、飽和炭酸ナトリウム水溶液500ml
で3回洗浄し、ついで飽和食塩水によつてアルカ
リ性を示さなくなるまで洗浄し、液体化合物
()232gを得た。 実施例 2 反応時間を4時間とすること以外は、実施例1
と同一条件で反応を行なつた。反応後、反応液に
7gの1,1′−ビ−2−ナフトールを加え、真空
蒸留を行なつたところ、沸点が135℃/1mmHgの
化合物()82gと同じく沸点が143℃/1mmHg
の化合物()130gが得られた。 実施例 3 ヴイグリユー型の分留管をつけた反応容器に化
合物()142g、アクリル酸メチルエステル432
g、p−メトキシフエノール10g、p−トルエン
スルホン酸12gを加え、撹拌しながら加熱還流
し、生成したメタノールを系外へ除去した。 3時間反応後、過剰のアクリル酸メチルエステ
ルを留出させて室温まで冷却した。このものを飽
和炭酸ナトリウム水溶液500mlで3回洗浄し、つ
いで飽和食塩水によつてアルカリ性を示さなくな
るまで洗浄した。反応物に7gの1,1′−ビ−2
−ナフトールを加え、真空蒸留を行なつたとこ
ろ、沸点が135℃/1mmHgの化合物()63gと
同じく沸点が142〜143℃/1mmHgの化合物()
154gが得られた。 実施例 4 ヴイグリユー型の分留管をつけた反応容器に化
合物()196g、アクリル酸メチルエステル432
g、p−メトキシフエノール10g、硫酸2gを加
え、撹拌しながら加熱還流し、生成したメタノー
ルを系外へ除去した。 4時間反応後、過剰のアクリル酸メチルエステ
ルを留出させて室温まで冷却した。このものを飽
和炭酸ナトリウム水溶液500mlで3回洗浄し、つ
いで飽和食塩水によつてアルカリ性を示さなくな
るまで洗浄した。反応物に7gの1,1′−ビ−2
−ナフトールを加え、真空蒸留を行なつたところ
沸点が142℃/1mmHgの化合物()211gが得
られた。 実施例で得られた液体化合物()は低い臭気
であり、下記の性質を有する。 ●赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1) 2932(CH伸縮振動) 1720(アクリル酸エステルのC=O伸縮振動) 1630,1615(アクリル酸エステルのCH2=CH−
伸縮振動) 1400(アクリル酸エステルのCH2=CH−面内変
角振動) 1182(アクリル酸エステルのC−O−伸縮振動) ● 核磁気共鳴スペクトル (13C−NMR,22.5MHz,CDCl3) a:131.0 e:24.2 b:128.0 f:31.0 c:165.1 g:129.1 d:77.8。
造式()で表わされる5−シクロオクテン−
1,2−ジオールは、1,5シクロオクタジエン (Degussa社製)を過ギ酸によつてヒドロキシ化
することによつて容易に調製できる。 化合物()または化合物()をアクリル酸
の脱水縮合反応によつてエステル化する場合に
は、触媒として硫酸、p−トルエンスルホン酸等
を使用する。また、反応工程で用いる重合禁止剤
としてはハイドロキノン、p−メトキシフエノー
ル、塩化第一銅などのアルカリ水溶液による洗浄
で容易に除去できるものを使用する。 エステル化反応によつて生成する水を系外へ取
り出すために用いる共沸溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、メチル
イソブチルケトンなどの水と共沸混合物をつく
り、実質的には水と互いに混合しない有機溶媒が
使用し得る。 化合物()をアクリル酸エステルとのエステ
ル交換反応によつて製造する場合には、触媒とし
て硫酸、p−トルエンスルホン酸、金属ナトリウ
ム、ナトリウムアルコラート、テトラアルコキシ
チタン、アルミニウムアルコラート、マグネシウ
ムアルコラートの他、金属アセチル、アセトナー
ト類、スズのカルボキシレートなどを使用する。
この場合には、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピルなどの公知のアクリル
酸エステルと化合物()または()を触媒の
存在下で加熱し、生成する該低級アルコールを系
外へ取り出すことによりエステル交換反応を行な
うが、反応中アクリロイル基が重合することを防
ぐために、ハイドロキノン、p−メトキシフエノ
ール、tert−ブチルカテコール、パラフエニレン
ジアミン、フエニル−β−ナフチルアミンなどの
いずれかを添加する必要がある。 E 実施例 以下本発明を実施例によつて説明する。 なお、本発明は実施例によつて制限されるもの
ではない。 実施例 1 還流冷却器、水分離器、撹拌機、温度計を備え
た四つ口のフラスコに化合物()142g、アク
リル酸288g、p−メトキシフエノール8g、p
−トルエンスルホン酸10g、トルエン400gを入
れ撹拌しながら7時間加熱した。留出したトルエ
ン−水留分は水分離器において水を分離した後、
トルエンは連続的に反応容器へ返した。反応後室
温まで冷却し、飽和炭酸ナトリウム水溶液500ml
で3回洗浄し、ついで飽和食塩水によつてアルカ
リ性を示さなくなるまで洗浄し、液体化合物
()232gを得た。 実施例 2 反応時間を4時間とすること以外は、実施例1
と同一条件で反応を行なつた。反応後、反応液に
7gの1,1′−ビ−2−ナフトールを加え、真空
蒸留を行なつたところ、沸点が135℃/1mmHgの
化合物()82gと同じく沸点が143℃/1mmHg
の化合物()130gが得られた。 実施例 3 ヴイグリユー型の分留管をつけた反応容器に化
合物()142g、アクリル酸メチルエステル432
g、p−メトキシフエノール10g、p−トルエン
スルホン酸12gを加え、撹拌しながら加熱還流
し、生成したメタノールを系外へ除去した。 3時間反応後、過剰のアクリル酸メチルエステ
ルを留出させて室温まで冷却した。このものを飽
和炭酸ナトリウム水溶液500mlで3回洗浄し、つ
いで飽和食塩水によつてアルカリ性を示さなくな
るまで洗浄した。反応物に7gの1,1′−ビ−2
−ナフトールを加え、真空蒸留を行なつたとこ
ろ、沸点が135℃/1mmHgの化合物()63gと
同じく沸点が142〜143℃/1mmHgの化合物()
154gが得られた。 実施例 4 ヴイグリユー型の分留管をつけた反応容器に化
合物()196g、アクリル酸メチルエステル432
g、p−メトキシフエノール10g、硫酸2gを加
え、撹拌しながら加熱還流し、生成したメタノー
ルを系外へ除去した。 4時間反応後、過剰のアクリル酸メチルエステ
ルを留出させて室温まで冷却した。このものを飽
和炭酸ナトリウム水溶液500mlで3回洗浄し、つ
いで飽和食塩水によつてアルカリ性を示さなくな
るまで洗浄した。反応物に7gの1,1′−ビ−2
−ナフトールを加え、真空蒸留を行なつたところ
沸点が142℃/1mmHgの化合物()211gが得
られた。 実施例で得られた液体化合物()は低い臭気
であり、下記の性質を有する。 ●赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1) 2932(CH伸縮振動) 1720(アクリル酸エステルのC=O伸縮振動) 1630,1615(アクリル酸エステルのCH2=CH−
伸縮振動) 1400(アクリル酸エステルのCH2=CH−面内変
角振動) 1182(アクリル酸エステルのC−O−伸縮振動) ● 核磁気共鳴スペクトル (13C−NMR,22.5MHz,CDCl3) a:131.0 e:24.2 b:128.0 f:31.0 c:165.1 g:129.1 d:77.8。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の化学式() で表わされるアクリレート化合物。 2 アクリル酸およびアクリル酸エステルから成
る群より選ばれた1種または2種以上の化合物と
5−シクロオクテン−1,2−ジオールとを反応
させることを特徴とする下記化学式() で表わされるアクリレート化合物の製造法。 3 アクリル酸およびアクリル酸エステルから成
る群より選ばれた1種または2種以上の化合物と
2−ヒドロキシ−5−シクロオクテニル−2−プ
ロペノエートとを反応させることを特徴とする下
記化学式() で表わされるアクリレート化合物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14641285A JPS625937A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 新規なアクリレ−トおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14641285A JPS625937A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 新規なアクリレ−トおよびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS625937A JPS625937A (ja) | 1987-01-12 |
| JPH0517897B2 true JPH0517897B2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=15407108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14641285A Granted JPS625937A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 新規なアクリレ−トおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS625937A (ja) |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP14641285A patent/JPS625937A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS625937A (ja) | 1987-01-12 |
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