JPH05180160A - 直列型ダブルプランジャポンプ - Google Patents
直列型ダブルプランジャポンプInfo
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- JPH05180160A JPH05180160A JP35862791A JP35862791A JPH05180160A JP H05180160 A JPH05180160 A JP H05180160A JP 35862791 A JP35862791 A JP 35862791A JP 35862791 A JP35862791 A JP 35862791A JP H05180160 A JPH05180160 A JP H05180160A
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Abstract
脈流の影響を小さく抑える。 【構成】 主カム12及び副カム22を回転する駆動軸
15を、1回転以内の所定角度範囲(図2のb)で、主
カム及び副カムのカム形状に応じた速度で正・逆転させ
る。なお、この角度範囲は、主ピストン10のプランジ
ャが最も液体を排出している箇所の近傍として、予備圧
縮による脈流の大きさを最小限に抑えることが望まし
い。
Description
置等で用いられる、精密プランジャポンプに関する。
一定の速度でカラムに送出しなければならない。このと
き、移動相に脈流があるとクロマトグラフ測定の結果が
変動するため、移動相を送出するポンプには脈動の小さ
いものが選択される。そのため、従来より液体クロマト
グラフ装置には直列型のダブルプランジャポンプが多く
用いられている。
供給先との間に直列に接続された主ピストンと副ピスト
ンとで構成され、前後にチェック弁が設けられた主ピス
トンが液体源の液体を間欠的に送出する作用を行ない、
副ピストンは主ピストンの送出する液の脈流を平滑化す
る作用を行なう。このように、両ピストンは同期して作
用する必要があるため、両ピストンの各プランジャは1
台のポンプモータにより回転される主カム及び副カムに
よりその位置が決定されるようになっている。両カムが
1回転する間の各ピストンの送出量を図4のグラフに示
す。図4のグラフは、横軸をカムの回転角θ、縦軸をカ
ムの半径Rの角度微分値dR/dθで示したものである
が、dR/dθは各ピストンの単位時間あたりの送出量
に比例するため、以下、dR/dθを送出速度と同一視
して説明する。
弁があるため、図4において主ピストン(実線)のdR
/dθが0以上の部分では主ピストンは液体を送出する
が、dR/dθが0以下の部分では送出しない。一方、
副ピストン(破線)はdR/dθが0以上の部分ではそ
れ自身でその量の液体を(主ピストンからの送出量にプ
ラスして)送出し、dR/dθが0以下の部分では主ピ
ストンからの送出量をその分だけ吸収する。そのため、
図4のカムプロフィルの場合、主ピストンと副ピストン
とを合わせたダブルプランジャポンプ総体としての送出
量(全送出速度)は、常に一定(一点鎖線)となる。
ジャポンプ総体としての送出速度は常に一定となるよう
になっているが、実際には、次のような原因で脈流が生
じる。すなわち、主ピストンが液体を送出し始める時点
(dR/dθ>0となった直後)では、主ピストン内の
圧力は液体源と等しい、低い値となっているため、主ピ
ストンが両ピストン間のチェック弁の圧力差に打ち勝つ
までは主ピストン内の液体は圧縮されるだけであり(予
備圧縮)、副ピストンへは送出されない。
の問題は、このような脈流の周期が長いことである。脈
流の周期が短い場合には、ダブルプランジャポンプの後
の液路の容量により吸収されやすくなること、また、脈
流に起因するノイズは、(例えば液体クロマトグラフ等
の応用装置の方で)電気的に除去しやすくなること等に
より、最終的に脈流の影響を抑えやすい。しかし、脈流
の周期が長い場合にはこのようなことが生じにくいた
め、脈流の影響がそのまま残ってしまう。
成されたものであり、その目的とするところは、脈流の
周期を短くすることにより、最終的に脈流の影響を小さ
く抑えることのできる直列型ダブルプランジャポンプを
提供することにある。
に成された本発明では、1本の駆動軸により回転される
主カム及び副カムによりそれぞれ駆動される主ピストン
と副ピストンとから成り、総体として一定の流量を送出
する直列型ダブルプランジャポンプにおいて、上記駆動
軸を、1回転以内の所定角度範囲で、主カム及び副カム
のカム形状に応じた速度で正転及び逆転駆動するカム回
転制御部を備えたことを特徴としている。
た方のピストンであり、前後にチェック弁を有する。副
ピストンは送出先側に設けられた方のピストンであり、
チェック弁を持たない。
ムのカム形状(半径)をRB(θ)とすると、dRA
(θ)/dθ>0の区間で駆動軸が速度k1(θ)で正
転されている間のダブルプランジャポンプ総体としての
送出量F1は F1=k1(θ)×h×{dRA(θ)/dθ+dRB(θ)/dθ}…(1) となる。この区間で駆動軸を速度k2(θ)で逆転させ
た場合(この場合、dRA(θ)/dθ<0となるた
め、主ピストンは液体を送出せず、また、チェック弁に
より副ピストンから液体を吸入することもない)、ダブ
ルプランジャポンプ総体としての送出量F2は、 F2=k2(θ)×h×{−dRB(θ)/dθ} …(2) となる。ここでhは液体の圧縮性と送出圧力により決ま
る定数である。
F1と逆転時の送出量F2とが等しくなるための条件は、 k1(θ)×h×{dRA(θ)/dθ+dRB(θ)/
dθ}=k2(θ)×h×{−dRB(θ)/dθ} となる。すなわち、逆転時の回転速度k2(θ)が正転
時の回転速度k1(θ)に対して、 k2(θ)=k1(θ)×[{dRA(θ)/dθ+dRB
(θ)/dθ}/{−dRB(θ)/dθ} となるようにカム回転制御部が駆動軸の回転を制御する
ことにより、正転・逆転時の送出量を等しくすることが
できる。なお、以上の説明では正転・逆転を行なう区間
を(正転時に)dRA(θ)/dθ>0の区間とした
が、(正転時に)dRA(θ)/dθ<0の区間でも同
様の計算により正転・逆転の送出量が等しくなるような
速度比を定めることができる。
転する際に主ピストンからの液体の送出が始まるため、
予備圧縮により脈動が生じるが、本発明では、この正転
・逆転を行なう区間が1回転よりも小さいため、脈動の
周期が小さくなり、前記の通り、その影響を容易に除去
することができるようになる。
備圧縮による脈動の振幅をできるだけ小さくするため
に、主カムの半径RAが最大の位置(すなわち、主ピス
トンのプランジャが液体を最も排出している位置)の近
傍に設けることが好ましい。また、正転・逆転の角度は
必ずしも同じである必要はないが、脈動を原因とする電
気信号中のノイズを有効に除去するためには同じである
ことが望ましい。
ジャポンプを図1及び図2により説明する。図1に示す
通り、本実施例のダブルプランジャポンプは、前後にチ
ェック弁13、14を備えた主ピストン10、送出先側
のチェック弁14の後に接続された副ピストン20、及
び、両ピストン10、20を駆動する駆動機構から成
る。駆動機構は、主・副ピストン10、20のプランジ
ャ11、21をそれぞれ移動させる主カム12及び副カ
ム22、両カム12、22に共通の駆動軸15、駆動軸
15を回転するためのモータ16、駆動軸15の回転角
を検出するための回転板18と位置検出器19、それ
に、位置検出器19からの信号を基にモータ16を正転
及び逆転させる制御装置17から構成される。
ム12及び副カム22のカム形状を図2に示す。図2で
は図4の場合と同様、カム形状はdR/dθで表わして
いる(以下、主カム12をdRA/dθ、副カム22を
dRB/dθとする)。本実施例では、主カム12、副
カム22共に定速送出区間を有しており、駆動軸15の
回転速度dθ/dt=vを一定とすると、図2では前半
の区間aで主カム12がdRA/dθ=fA(定数)で液
体を送出し、副カム22がdRB/dθ=fB(定数)で
液体を吸収する。このため、この区間aでは差し引き f=fA−fB=dRA/dθ−dRB/dθ …(3) の一定流量で液体が送出される。
では170°から190°の区間)で駆動軸15の回転
方向を反転させ、同じ速度vで逆回転させる。このと
き、図3(b)に示すように、主カム12(破線)はd
RA/dθ<0となるため液体を送出せず、副カム22
(実線)のみがdRB/dθ=fBで液体を送出する。こ
のため、 fB=(1/2)×fA …(4) としておくことにより、この区間bの正転時には式
(3)によりf=fA−fA/2=fA/2の流量で(図
3(a))、逆転時には式(4)によりfB=fA/2
(=f)の流量で(図3(b))、液体が送出されるよ
うになり、結局、正転時・逆転時共、同じ流量f(=f
A/2)で送出されるようになる。従って、図3(c)
に示すように、この反転区間bで正転と逆転とを繰り返
すことにより、一定の流量fで液体を送出することがで
きると共に、その脈動周期を短くすることができる(正
転のみで送出した場合には脈動周期は駆動軸15の回転
角で360°であるが、本方法では40°となる)。
0の最後の部分、すなわち主カム12の半径RAが最も
大きくなる箇所に設けられているため、主ピストン10
内の液体の量は最も少なくなっている。このため、駆動
軸15が逆転から正転へ反転する際の予備圧縮(図3
(c))に起因する脈動の振幅も小さくなる。
ではもちろん、このような反転区間bを使用することな
く、全て正転で通常の通りの運転を行なうことにより一
定量fの液体を送出することもできる。この場合、ピス
トン中に入った気泡が抜けやすくなることや、ポンプ
(特にピストン)の耐久性が向上すること等の利点があ
る。
ンプでは、通常の脈流の周期が駆動軸の1回転毎である
ところを、それよりも短い周期とすることができる。こ
のため脈流に起因するノイズを(例えば液体クロマトグ
ラフ等の応用装置の方で)電気的に除去することが容易
となり、最終的に脈流の影響を小さく抑えることができ
るようになる。また、正転・逆転を行なう区間(反転区
間)を主ピストンにおいてプランジャが最も液体を排出
した箇所の近傍とすることにより、脈流の振幅を最小限
に抑えることができる。この場合、脈流がダブルプラン
ジャポンプの後の液路の容量により吸収されやすくな
り、液体クロマトグラフ装置等において測定結果に対す
るポンプの脈流の影響を更に低減することができる。
ジャポンプの全体構成図。
び副カムのカム形状を示すグラフ。
(a)、逆転時(b)及び連続正・逆転運転時(c)の
主、副各ピストンの送出速度を示す説明図。
副各ピストンの送出速度を示すグラフ。
トン 11、21…プランジャ 12、22…
主、副カム 13、14…チェック弁 15…駆動軸 16…モータ 17…制御装
置
Claims (1)
- 【請求項1】 1本の駆動軸により回転される主カム及
び副カムによりそれぞれ駆動される主ピストンと副ピス
トンとから成り、総体として一定の流量を送出する直列
型ダブルプランジャポンプにおいて、上記駆動軸を、1
回転以内の所定角度範囲で、主カム及び副カムのカム形
状に応じた速度で正転及び逆転駆動するカム回転制御部
を備えたことを特徴とする直列型ダブルプランジャポン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358627A JP2976663B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 直列型ダブルプランジャポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358627A JP2976663B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 直列型ダブルプランジャポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180160A true JPH05180160A (ja) | 1993-07-20 |
| JP2976663B2 JP2976663B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=18460296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3358627A Expired - Fee Related JP2976663B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 直列型ダブルプランジャポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2976663B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3358627A patent/JP2976663B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2976663B2 (ja) | 1999-11-10 |
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