JPH0518540B2 - - Google Patents

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JPH0518540B2
JPH0518540B2 JP1280949A JP28094989A JPH0518540B2 JP H0518540 B2 JPH0518540 B2 JP H0518540B2 JP 1280949 A JP1280949 A JP 1280949A JP 28094989 A JP28094989 A JP 28094989A JP H0518540 B2 JPH0518540 B2 JP H0518540B2
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JP
Japan
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drying
temperature
frozen tofu
humidity
air
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JP1280949A
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English (en)
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JPH03143370A (ja
Inventor
Goro Matsuhashi
Tetsujiro Matsuhashi
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MITSUKURA SANGYO KK
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MITSUKURA SANGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は凍り豆腐を人工的に乾燥させる際の
新規な乾燥技術に関するものである。
(従来の技術) 従来の凍り豆腐乾燥においては、主たる乾燥工
程(予備乾燥、第一乾燥、第二乾燥)の条件を通
例60℃から80℃、相対湿度は35%から55%とし、
4時間ないし12時間を費し、指触肉眼的に半乾燥
したものを更に仕上げ工程において、30℃前後ま
で温度を下げたり、相対湿度を70%程度まで湿度
を上げつつ、その全工程を20時間ないし24時間を
費して乾燥を行つている。
その主乾燥工程にあつては、温度制御方式が主
流でありその温度制御が粗野な場合であつても50
℃以下に低下することはなく、一方上限は90℃前
後の高温度域での加熱乾燥になつていることもめ
ずらしくない。
このような高温度域で乾燥しなければならない
理由は、凍り豆腐の組織が吸水性スポンジ構造の
ため乾きにくい食品であるからである。
凍り豆腐の組成は、蛋白質約50%、脂質約30%
である。即ち、凍り豆腐という加工食品は蛋白質
食品であると同時に高含量油脂食品であることが
その特長である。
食品の品質は一般に高温多湿な状態におかれる
ほど劣化し易いことは周知の事実である。
従つて凍り豆腐の組織成分の蛋白質について
は、乾燥時の高温加熱によつて熱変性し溶解性が
低下する、また脂質についても高温加熱によつて
酸化酸敗が促進される。
また形状保持については、高温加熱乾燥のた
め、品温の中心部と外側部の温度差が大きくなり
易く、これがひび割れ、歪等の形状不良を起す要
因であり、これの防止策としても多湿な状態で乾
燥させる必要性がある。
また従来の高温乾燥法において、例えば80℃、
相対湿度35%という空気の状態を湿り空気線図で
求めて見ると、絶対温度は0.19Kg/Kgという高い
湿り状態である、すなわち、従来法による高温加
熱は蒸発促進の一要因となる一方、それにともな
う高い絶対湿度が乾燥を阻害する一因子にもなつ
ている。
このように従来の高温乾燥法は、高温多湿な状
態で乾燥するため、凍り豆腐の品質を甚だしく阻
害し、品質劣化を余儀なくさせている乾燥法であ
り、またこの乾燥法以外では乾燥が不可能視され
ていることが現状である。
(この発明が解決しようとする課題) 凍り豆腐を乾燥する際、凍り豆腐の組成成分で
ある、蛋白質や脂質を熱変性させない温度域で乾
燥することと、形状においても歪の少ない良好な
直方体を保持させる乾燥方法。
(課題を解決するための手段) 凍り豆腐を乾燥する際、成分劣化を起さないた
めの手段として、50℃以下の低い温度域で乾燥さ
せる、この際、低温度で水分を蒸発させ乾燥を行
うためには、極めて低い湿度の媒体空気を調整
し、送気接触させる。
形状保持については、乾燥途上凍り豆腐の品温
の中心部と外側部の温度差を2℃から5℃前後に
おさえる、このために媒体空気を2℃から5℃の
上下変動振幅調整させて通気接触させ、品温の均
衡を計り形状保持を行う。
(作用) 凍り豆腐に含有する水分を、成分変性が起りに
くい低い温度域として、10℃ないし20℃、で蒸発
させ乾燥する場合には、媒体空気の絶対湿度を10
℃のとき0.0016Kg/Kg・20℃のとき0.0045Kg/Kg
に調整する、この空気の状態に対応する相対湿度
は、約20%から30%となり、このような低い湿度
状態の媒体空気を調整送気して水分の蒸気を行な
わしめる。
またこの状態のときの空気の飽和度は、10℃の
とき絶対湿度は0.0076Kg/Kg、20℃のとき絶対湿
度は0.0146Kg/Kgの状態まで吸湿飽和する作用が
ある。
(実施例) 従来から実施されている凍り豆腐の乾燥方法
は、高温加熱乾燥法だけでありこの方法において
は品質劣化を起す難点がある。
また、食品一般の品質保持をさせる乾燥方法と
して、フリーズドライ方法及び真空乾燥方法があ
るが、これらの方法を凍り豆腐に適用すると、ひ
び割れや、亀裂の発生域は形体に不快な凹凸や歪
ないしは不整形な収縮を起す難点が認められる。
本発明による凍り豆腐の乾燥方法は、低温低湿
の乾燥方法であるので、従来方法及び前記の如き
弊害を改善して、内容成分及び形状が良好な状態
で乾燥され、良質な食味と舌ざわりのよい凍り豆
腐を提供するものである。
以下本発明の乾燥方法の実施例を図面を参照し
て説明する。
通常の方法で製造された豆腐を、凍結・解凍・
膨軟加工し、脱水した凍り豆腐一切れの大きさ
は、標準サイズの場合、長さ75mm、巾60mm、厚さ
20mm程度で、重量は35g前後である、この凍り豆
腐の乾燥前の含有水分量は約、17.5gであり重量
比は約50%である。
この凍り豆腐1を2の網皿に適宜に間隔をおい
て多数並べ、密封度の良い乾燥庫3の内部の棚4
に挿入し、扉(図示せず)を閉じる。
乾燥庫3には5の空気調整機が直結しており、
凍り豆腐の水分を蒸発発散させる媒体空気の温度
と湿度を調整する。
3の乾燥庫内で1の凍り豆腐と接触した媒体空
気は水分を吸湿し、8の送風機によつて5の空気
調整機に送られ、ここで温度と湿度を調整したあ
と、6のダクトを通つて再び3の乾燥庫に還流す
る、このようにして媒体空気は矢印の如き流れの
循環回路を形成する。
空気中において水分の多い物質から水分を蒸発
させる場合、その物質の周囲にある空気の温湿度
と気流の状態如何で蒸発、即ち、乾燥の度合が変
ることが一般的事象である。
凍り豆腐の組織はスポンジ状構造のため乾きに
くい物質であるが、成分品質保持上低い温度状態
で蒸発乾燥する必要がある、このため媒体として
使用する空気は、温度10℃、絶対湿度、0.0016
Kg/Kg、これに見合う相対湿度、約20%という低
温で極めて低い湿度の状態を保持するよう5の空
気調整機で調整して3の乾燥庫内に送り込み、凍
り豆腐1から水分を吸湿蒸発を行なわせるもので
ある。
この状態における媒体空気の吸湿度は、空気線
図から求めて概略計算すると、10℃、絶対湿度
0.0016Kg/Kgのとき、1時間当り1000Kg(約800
m3)を送気した場合、理論的には約6Kg・20℃、
絶対湿度0.0045Kg/Kgの場合は、同様に10Kgの水
分を吸湿する能力を有するものである。
次に凍り豆腐の乾燥工程中における媒体空気の
温湿度と、凍り豆腐の品温を変化調整する空気調
整機の作動状況、及び蒸発乾燥の経過について説
明する。
乾燥庫3に装填された凍り豆腐1に、乾燥の初
期段階で10℃、絶対湿度0.0016Kg/Kg、相対湿度
は約20%の空気が送られ、蒸発乾燥が開始する、
乾燥庫内の気流の速さは、2m/secから、2.5
m/secである、このように低温で極めて低い湿
度状態の媒体空気に接触した凍り豆腐1の表面か
ら水分が徐々に蒸発する。
この時、温度制御システムがないと、凍り豆腐
1から水分蒸発にともなう蒸発潜熱の影響で、凍
り豆腐1の品温が低下すると共に、中心部と外側
部に品温差が生じる状態が起る、そしてこのよう
な状態が続くと水分蒸発を遅滞させる他、不良品
の発生原因ともなる、このことを防止するため、
運転開始後10分ないし30分の間隔で、2℃から5
℃前後の変動範囲で、媒体空気温度を上下変動振
幅させ、品温の内外差を、2℃から5℃前後にお
さえると共に、均衡を計り、形状保持と水分の蒸
発を促進させる。
このようにして蒸発乾燥を進行させて、主要除
去水分が80%から85%程度に達した時点で、媒体
空気の温度と湿度を徐々に上昇させる。この場合
20℃において絶対湿度0.0045Kg/Kgとすると、相
対湿度は約30%となる。
そして更に乾燥終期に向けて温度と湿度を緩慢
に変化調整する、この終期の温湿度は平常の外気
状態に近い夏季ならば、30℃から32℃、相対湿度
は約65%から70%、このときの絶対湿度は0.0019
Kg/Kgから0.0021Kg/Kgとなり、冬季の場合は室
内温度相当の20℃ないし22℃、相対湿度60%ない
し65%、このときの絶対湿度は、0.0088Kg/Kgか
ら0.01Kg/Kgというような平常温湿度域に近い状
態に媒体空気を調整送気して蒸発乾燥を終了させ
る、以上のように凍り豆腐の蒸発乾燥における一
連の経時的温湿度変化の制御は、7の電子コント
ローラーを組込んだ5の空気調整機を操作して媒
体空気を調整するものである。
なお、5の空気調整機には、吸湿剤式除湿装
置、冷却装置、加熱装置及び加湿装置が内臓され
ており、マイコンに記憶させたプログラムにより
7の電子コントローラーと連動する。
また、除湿装置の吸湿剤の再生は外気を使用す
る、9がその取入口、10が排出口である。
この実施例による凍り豆腐の乾燥時間は、媒体
空気の送気量、風速、経過温湿度の状態によつて
異なるが、おおむね15時間から20時間前後で乾燥
が出来る。
このような一連の乾燥方法による乾燥製品は、
良好な品質と斎整な形状を保持した凍り豆腐が得
られる。以上の実施例は乾燥初期温度を10℃の状
態のものについて説明したが、初期温度を15℃前
後で開始しても良い。
また主要水分蒸発乾燥経過温度が25℃より高い
場合は、水分蒸発が10℃〜15℃より蒸発が活発に
なるので、凍り豆腐の表面蒸発が急速に進行す
る、このため凍り豆腐の保持水分のバランスがく
ずれ、ひび割れや歪の発生要因となるのでこれを
防止するため、絶対湿度及び相対湿度を高く維持
させる。
このときの状態を示すと、25℃のとき絶対湿度
は、0.006Kg/Kgから0.007Kg/Kg、相対湿度は30
%から35%程度とし、更に30℃の場合には、絶対
湿度0.0083Kg/Kgから0.0095Kg/Kg、相対湿度は
32%から37%程度と全般的に高い湿度状態の媒体
空気に調整送気する。
このようにやや高い温湿度域状態を使つて蒸発
乾燥させることは、凍り豆腐の品種、形状、乾燥
所要時間等によつて選択するものであり、また、
乾燥の後半において一時的に40℃前後の温度で経
過させ、終期で再び平常温湿度域にもどして乾燥
を終了させる場合もある。
これらはその状態に見合う湿度調整を行うもの
である。
本発明による凍り豆腐の乾燥方法で乾燥された
凍り豆腐の品質の中で、時に食味に及ぼす状態
は、従来の高温乾燥法では出来なかつた食味の良
い凍り豆腐が得られる。
また、50℃以下で温度域の異なる乾燥品の状態
を比較すると、温度が低いものの方が、高いもの
より良好性が認められる。
以上の本発明における凍り豆腐の乾燥方法にお
ける装置は、バツチ式或は連動式等いづれのもの
にも対応が可能である。
(効果) 凍り豆腐の製造において、本発明の乾燥方法を
行うことにより、内容成分および形状についても
品質劣化がなく、そのもの本来の特質、食味及び
栄養価を維持向上させた良質な凍り豆腐が得られ
る。
また、クローズドシステム化した乾燥装置を使
用するため、雑菌や異物の付着、混入が防止さ
れ、衛生的な凍り豆腐の製造が出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかわる凍り豆腐の乾燥装置の
構成図であり、乾燥庫部分のみを側断面で示した
ものである。 1は凍り豆腐、2は網皿、3は乾燥庫、4は乾
燥庫内の棚、5は空気調整機、6はダクト、7は
電子式コントローラー、8は送風機、9は排湿用
空気取入口、10は排湿空気出口であり、矢印は
媒体空気の流れを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 凍り豆腐を人工的に乾燥する過程において、 50℃以下の温度域の中で、絶対湿度を0.0016
    Kg/Kgから0.01Kg/Kg・相対湿度を20%から37%
    の範囲で調整した空気を媒体として、豆腐の周囲
    に送気接触させて主要水分を蒸発させ、かつ、豆
    腐の内外品温度差を2℃から5℃前後に上下変動
    振幅調整させつつ、残留水分値が15%から20%に
    到達した時点で、媒体空気の温湿度を平常域付近
    まで緩慢に変化調整させて蒸発乾燥する、凍り豆
    腐の乾燥方法。
JP1280949A 1989-10-27 1989-10-27 凍り豆腐の乾燥方法 Granted JPH03143370A (ja)

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