JPH051868U - 高圧流による浸食防止具 - Google Patents

高圧流による浸食防止具

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JPH051868U
JPH051868U JP5718291U JP5718291U JPH051868U JP H051868 U JPH051868 U JP H051868U JP 5718291 U JP5718291 U JP 5718291U JP 5718291 U JP5718291 U JP 5718291U JP H051868 U JPH051868 U JP H051868U
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祥一 中島
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中島ノズル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧逆流液体によって流入口の対面側の常圧
室の外周側壁面が浸食されて破損や液漏れを招くのを防
ぐのは勿論のこと、これに加えて、高圧逆流液体の反流
の発生を防いで、プランジャー側周面の浸食を防止し、
主要部品の性能を維持して、その耐用期間を延ばすこ
と。 【構成】 高圧噴射ポンプ11内に生じる高圧液体の高
圧流による外周側壁面23の浸食を防止するために設け
られる高圧流による浸食防止具24において、高圧流に
よる浸食防止具24の先端側に穴部24aを形成すると
共に、穴部24aの開口部24cの周縁に高圧液体の反
射片24dを開口部24c側に張り出した状態で形成し
た構成よりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高圧流の液体を噴射する高圧ポンプに係り、特に、高圧ポンプの 主要部品の性能の寿命を低下させる要因である噴射終了時の高圧ポンプ内に逆流 する液体の高圧流を減衰させることによって、主要部品の性能を維持し、その耐 用期間を延ばすことのできる高圧流による浸食防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図4に示すような構造からなる高圧流の液体を噴射する高圧噴射 ポンプ11が使用されている。 ところで、高圧噴射ポンプ11は、噴射終了時に高圧室14には一部高圧の液 体が残留するが、プランジャー13の側周面に形成された螺旋状溝22が流入口 20に一部臨むようになると、高圧室14と常圧室21は螺旋状溝22及び流入 口20を通じて連通状態となり、残留した高圧液体は、螺旋状溝22(図面では 代用する連通孔22)及び流入口20を通って常圧室21に逆流する。
【0003】 常圧室21に逆流する残留液体は高圧であるため、流入口20の対面側の常圧 室21の外周側壁面23はこの高圧逆流液体によって徐々に浸食されて行き、こ の浸食部分Xから破損し、また液漏れなどを起こし、その結果、高圧噴射ポンプ 11は使用不能な状態になるという不都合があった。
【0004】 そこで、図5に図示するように、高圧逆流液体によって徐々に浸食される部分 を浸食防止ボルトaで補強し、浸食防止ボルトaが劣化した場合には、浸食防止 ボルトaを新しいものと交換することにより、高圧噴射ポンプ11の部分破損を 防ぎ、耐用期間を延長させるような技術が知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に図示するような浸食防止ボルトaを使用したものにあっ ては、高圧逆流液体の一部が浸食防止ボルトaの表面で反射されて、流入口20 内に反流してプランジャー13の側周面の一部を浸食し、その結果、プランジャ ー13はその浸食部分Yで密封性が劣化し、高圧室14内の高圧液体がこの浸食 部分Yから漏れて、所期の高圧を得られなくなり、高圧噴射ポンプ11として使 用不能な状態になるという新たな問題点が発生している。
【0006】 この考案は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたもの であって、その目的とするところは、高圧逆流液体によって流入口の対面側の常 圧室の外周側壁面が浸食されて破損や液漏れを招くのを防ぐのは勿論のこと、こ れに加えて、高圧逆流液体の反流の発生を防いで、プランジャー側周面の浸食を 防止し、主要部品の性能を維持して、その耐用期間を延ばすことのできる高圧流 による浸食防止具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するためにこの考案は、高圧ポンプ内に生じる高圧液体の高 圧流による外周側壁面の浸食を防止するために設けられる高圧流による浸食防止 具において、高圧流による浸食防止具の先端側に穴部を形成すると共に、穴部の 開口部の周縁に高圧液体の反射片を開口部側に張り出した状態で形成した構成よ りなるものである。
【0008】
【作用】
以上のような構成を有するこの考案は、次のように作用する。 すなわち、噴射終了時に生じた高圧逆流液体の一部は、その前方に進んで、浸 食防止具に形成された穴部内に入り、穴部内を奥側に進み、奥端面で反射して反 流となり、穴部内に入ってくる別の高圧逆流液体と衝突を繰り返しながら、穴部 内を往復しながら徐々に減衰されて行き、高圧逆流液体の反流の発生を防ぐよう に作用する。
【0009】
【実施例】 以下、図面に記載の実施例に基づいてこの考案をより具体的に説明する。 ここで、図1は高圧噴射ポンプの一部省略した断面図、図2は浸食防止具の拡 大断面図、図3(A)〜(C)は高圧噴射ポンプの作用図である。
【0010】 高圧噴射ポンプ11はその内部にシリンダー12が設けられ、シリンダー12 にはプランジャー13が摺動自在に内装されており、シリンダー12の内部前端 側には摺動するプランジャー13により液体を高圧状態にする高圧室14が形成 される。
【0011】 この高圧室14の前方、つまりシリンダー12の最前端には供給孔15が形成 されており、この供給孔15にはバネ16によって高圧室14側に常時付勢され ている逆止弁17が装着されている。逆止弁17が装着された供給孔15の前方 側には噴射直前の液体が溜められる噴射室18が形成され、この噴射室18内に 上記のバネ16が内装されている。そして、噴射室18の前方には高圧の液体を 噴射する噴射口19が形成されている。
【0012】 また、シリンダー12の前端側の側周面には、シリンダー12内に液体を流入 するための流入口20が形成されている。流入口20が形成されたシリンダー1 2の前端側の側周面の外周には、シリンダー12内に供給される前の通常圧の液 体が溜められる常圧室21が形成されている。
【0013】 前記のプランジャー13の前端側の側周面には、流入口20から流入した液体 が高圧室14に入れるような螺旋状溝22が形成されている。螺旋状溝22はプ ランジャー13の前端側の側周面に前端に向かって螺旋状に形成され、その溝先 端は高圧室14に臨んでいるが、この図面では、プランジャー13の前端側の側 周面に形成された螺旋状溝22をわかりやすく図示するのが困難であるため、便 宜上、螺旋状溝22の一部を連通孔22で代用して図示している。
【0014】 上記常圧室21はその外周が外周側壁面23で形成されて密閉状になっている 。流入口20の対面側の外周側壁面23には、高圧逆流液体によって外周側壁面 23の一部が徐々に浸食されて、破損や液漏れが発生するので、これを防ぐため に、取り替えができるボルト状の浸食防止具24が螺合されている。
【0015】 浸食防止具24は、高圧逆流液体によって外周側壁面23が浸食されて破損や 液漏れを招くのを防ぐ機能と、高圧逆流液体の反流の発生を防いで、プランジャ ー側周面の浸食を防止する機能とを兼ねるものである。
【0016】 浸食防止具24は、逆流する高圧液体に臨む側となる先端側に穴部24aが形 成されている。穴部24aはボルト状の浸食防止具24の軸芯方向に向かって形 成されており、穴部24aの奥行きはボルト状の浸食防止具24の軸芯方向の長 さの約3分の2程度である。穴部24aの内周面は円形状に形成され、穴部24 aの奥端面24bはその中央がやや奥側に窪んでいる。この奥端面24bは高圧 逆流液体の反射面となり、高圧逆流液体はこの奥端面24bで反射されて反流と なる。
【0017】 穴部24aの開口部24cの周縁には、奥端面24bで反射されて反流となっ た高圧液体を再度、反射させるための反射片24dが開口部24c側に張り出し た状態で形成されている。この反射片24dにより、反流となった高圧液体は再 度反射されて奥端面24bに進むことになり、穴部24a内で往復を繰り返しな がらその高圧流は減衰されて行く。
【0018】 以上のような構造からなる高圧噴射ポンプ11は、図3の(A)〜(C)のよ うに作動して高圧液体を噴射する。 即ち、常圧室21内の液体は、プランジャー13の前端が後退して流入口20 と高圧室14が連通している場合に、流入口20を通って高圧室14に入る(図 3(A)参照)。その後に、プランジャー13が前端側へ摺動すると、プランジ ャー13の側周面によって流入口20が塞がれ、高圧室14は密室状態となる( 図3(B)参照)。
【0019】 このため、高圧室14内の液体は圧縮されて高圧状態となり、供給孔15を閉 じる逆止弁17を付勢しているバネ16の付勢力に打ち勝って、逆止弁17をバ ネ16側に押圧して供給孔15を開き、供給孔15を通って噴射室18に入り、 そこから噴射口19を通って外部に高圧で噴射される(図3(B)参照)。
【0020】 噴射終了時には、バネ16の付勢により逆止弁17が供給孔15を再び閉じる 。このとき、高圧室14には一部高圧の液体が残留するが、プランジャー13の 側周面に形成された螺旋状溝22が流入口20に一部臨むようになると、高圧室 14と常圧室21は螺旋状溝22及び流入口20を通じて連通状態となり、残留 した高圧液体は、螺旋状溝22(図面では代用する連通孔22)及び流入口20 を通って常圧室21に逆流する(図3(C)参照)。
【0021】 常圧室21に逆流した高圧の残留液体は前方に進んで、その一部は、流入口2 0の対面側に設けられた浸食防止具24の穴部24a内に入る。穴部24a内に 入った高圧逆流液体は、その前方の奥端面24bで反射して反流となり、穴部2 4aの開口部24c側に戻る。開口部24c側に戻る高圧逆流液体の反流は、開 口部24cから穴部24a内に入ってくる別の高圧逆流液体と衝突を繰り返しな がら、徐々に減衰されて行く。
【0022】 また、奥端面24bで反射して穴部24aの内周面に沿って開口部24c側に 戻る高圧逆流液体の反流は、反射片24dで再度反射されて、奥端面24bに向 かって進み、開口部24c側に向かって戻る別の別の高圧逆流液体と衝突しなが ら徐々に減衰されて行く。
【0023】 従来は反流となってプランジャー13の側周面を浸食していた一部の高圧逆流 液体は、浸食防止具24の穴部24a内で減衰されて行き、プランジャー13を 浸食することがない。このようにして、高圧逆流液体の反流の発生が防がれ、プ ランジャー13の側周面の浸食が防止されることになる。
【0024】 なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、この考案の精神を逸 脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0025】
【考案の効果】
以上の記載より明らかなように、この考案に係る高圧流による浸食防止具によ れば、高圧流による浸食防止具の先端側に穴部を形成すると共に、穴部の開口周 縁に高圧液体の反射片を開口側に張り出した状態で形成したことにより、噴射終 了時に生じた高圧逆流液体の一部は、その前方に進んで、浸食防止具に形成され た穴部内に入り、穴部内を奥側に進み、奥端面で反射して反流となり、穴部内に 入ってくる別の高圧逆流液体と衝突を繰り返しながら、穴部内を往復しながら徐 々に減衰されて行き、高圧逆流液体の反流の発生を防ぐことができる。
【0026】 このように、高圧逆流液体によって流入口の対面側の常圧室の外周側壁面が浸 食されて破損や液漏れを招くのを防ぐのは勿論のこと、これに加えて、高圧逆流 液体の反流の発生を防いで、プランジャー側周面の浸食を防止し、主要部品の性 能を維持して、その耐用期間を延ばすことができるという、極めて実用的有益な る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す高圧噴射ポンプの一部
省略した断面図である。
【図2】この考案の実施例を示す浸食防止具の拡大断面
図である。
【図3】(A)〜(C)はこの考案の実施例を示す高圧
噴射ポンプの作用図である。
【図4】従来の高圧噴射ポンプの一部省略した断面図で
ある。
【図5】従来の高圧噴射ポンプの一部省略した断面図で
ある。
【符号の説明】
11:高圧噴射ポンプ 12:シリンダー 13:プランジャー 14:高圧室 15:供給孔 16:バネ 17:逆止弁 18:噴射室 19:噴射口 20:流入口 21:常圧室 22:螺旋状溝(連通
孔) 23:外周側壁面 24:浸食防止具 24a:穴部 24b:奥端面 24c:開口部 24d:反射片 a:浸食防止ボルト X:浸食部分 Y:浸食部分

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 高圧ポンプ内に生じる高圧液体の高圧流
    による外周側壁面の浸食を防止するために設けられる高
    圧流による浸食防止具において、高圧流による浸食防止
    具の先端側に穴部を形成すると共に、穴部の開口部の周
    縁に高圧液体の反射片を開口部側に張り出した状態で形
    成したことを特徴とする高圧流による浸食防止具。
JP1991057182U 1991-06-26 1991-06-26 高圧流による浸食防止具 Expired - Lifetime JP2562434Y2 (ja)

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JPH051868U true JPH051868U (ja) 1993-01-14
JP2562434Y2 JP2562434Y2 (ja) 1998-02-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021071064A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社Ihi原動機 プランジャポンプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603276U (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 三菱重工業株式会社 燃料噴射ポンプ

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