JPH05190481A - 基板中のドープ領域製造方法 - Google Patents

基板中のドープ領域製造方法

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JPH05190481A
JPH05190481A JP4184548A JP18454892A JPH05190481A JP H05190481 A JPH05190481 A JP H05190481A JP 4184548 A JP4184548 A JP 4184548A JP 18454892 A JP18454892 A JP 18454892A JP H05190481 A JPH05190481 A JP H05190481A
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JP
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intermediate layer
substrate
doped
dopant
layer
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JP4184548A
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Karl Ehinger
エヒンガー カール
Michael Bianco
ビアンコ ミヒアエル
Helmut Klose
クローゼ ヘルムート
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Siemens Corp
Original Assignee
Siemens Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドーパントの侵入深さが小さくかつ勾配が急
な場合にもドーパント分布を良好に制御できるような、
集積回路基板中のドープ領域の製造方法を提供する。 【構成】 半導体材料から成る基板11の表面上に中間
層12が作られ、中間層12上にドープされたガラス層
13が作られ、加熱工程中にドープ領域14が基板11
中に、ドープされたガラス層13から中間層12を通っ
てドーパントを拡散することにより形成され、中間層1
2がドーパントに対する拡散障壁として働くような材料
から形成され、それにより中間層がドープ領域14中の
ドーパント濃度を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路の基板中に
ドープ領域を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の製造にあたっては例えば単結
晶シリコンから成る半導体基板中にドーパント分布が作
られる。これらのドーパント分布は多くの場合局部的に
制限される。その際ドーパント分布は基板表面に対し垂
直に相応の勾配を備える所定の輪郭を有する。
【0003】ドーパントは基板中へイオン注入又は拡散
により導入される。イオン注入の場合には基板中の分布
は、ホトリソグラフィを用いて作られるマスクにより画
成される。拡散によるドーパント分布の製造の際には基
板の表面に例えばドープされた層が配置され、この層か
らドーパントが拡散される。その際基板表面の平面上の
分布の形は、例えばドープされた層の相応の形状付与に
より決定される。このためにドープされた層が相応のホ
トリソグラフィによる画成に従いパターン形成される。
【0004】基板の表面に対し垂直なドーパント輪郭は
注入の場合には主としてドーズ量及び注入エネルギーに
より決定される。ドープされた層からの拡散の場合には
基板表面に対し垂直なドーパント輪郭は、ドープされた
層中に含まれるドーパント量、基板への境界面での偏析
及び拡散長さにより決定される。
【0005】平らなドーパント輪郭すなわち侵入深さの
小さい輪郭を作るためイオン注入を用いる場合には、イ
オンの到達距離が所定の結晶方向でチャネリング効果に
より非常に大きくなることによりドーパントが制約され
る。別の実際上の問題点は、10keV以下の注入エネ
ルギーによる注入が可能であるような注入設備がごく僅
かしか得られないということにある。しかしながら急な
勾配を有する平らなドーパント輪郭を作るためにはこの
種の小さいエネルギーが必要である。
【0006】非常に短いスイッチイング時間を有するバ
イポーラトランジスタを製造するには、非常に小さい侵
入深さがエミッタ/ベース接合及びベース/コレクタ接
合に対して求められる。自動調節形二重多結晶シリコン
処理では、ベース端子ばかりでなくエミッタ端子も相応
にドープされた多結晶シリコンから形成される。ベース
端子は、マスクをかぶせない異方性エッチングの後に残
された酸化物層のエッチング残渣いわゆるSiO2 スペ
ーサにより、エミッタ端子に対し絶縁される(カブザ
(H. Kabza)ほか、IEEE−EDL、1989年、第
10巻、第344〜346ページ参照)。エッチング残
渣により画成される表面の内部には活性のベースが作ら
れる。ベース端子と活性ベースとの間の接触は、ベース
端子の下方の基板中の活性ベースをリング形に囲むドー
プ領域により保証される。この領域は不活性ベース又は
外部のベース端子又は外因性ベースと呼ばれる。低いベ
ース端子抵抗を提供するために、不活性ベースは十分な
ドーパント濃度で活性ベースに重ならなければならな
い。
【0007】活性ベースがエッチング残渣の形成に基づ
き作られると、過大なベース端子抵抗を招く。なぜなら
ば活性ベースと不活性ベースとはドーパント濃度が過小
の場合に全く又は僅かしか重ならないからである(エヒ
ンガ(K. Ehinger)ほか、ESSDERC議事録、ジャ
ーナル オブ フィジックス(J. Phys.)、第C4編、
第109〜112ページ、1988年参照)。
【0008】小さい侵入深さを有する急勾配のベース及
びエミッタの輪郭はいわゆる二重拡散により得られる。
二重拡散とは同一の多結晶シリコン層から種々のドーパ
ントを引き続き拡散することを意味する。この場合には
エミッタ端子のための多結晶シリコン層がまずホウ素を
ドープされ、ホウ素の拡散が活性ベースの形成をもたら
し、次にヒ素をドープされ、ヒ素の拡散がエミッタの形
成をもたらす。活性ベースと不活性ベースとの重なりは
この製造方法では不十分である(エヒンガ(K.Ehinge
r)ほか、ESSDERC議事録、ジャーナル オブ
フィジックス(J.Phys.)、第C4編、第109〜11
2ページ、1988年参照)。
【0009】この問題点は種々の方法で解決できる。す
なわちベースをエッチング残渣の形成前に注入により作
ることができる。それによりベースは横方向へベース端
子の縁まで広がる。それにより確かに活性ベースと不活
性ベースとの間の良好な重なりが与えられるが、しかし
注入欠陥がトランジスタの活性領域中に生じ、これらの
欠陥が歩留りの低減を招くおそれがある。更にベースの
ためのドーパントの侵入深さは注入の利用のゆえに任意
に小さくすることができない。
【0010】別の可能性は、エッチング残渣の形成前に
活性ベースのためのドーパント濃度の一部を小さいエネ
ルギーにより注入することにある。続いてエミッタ端子
のために設けられた多結晶シリコン層からの拡散によ
り、ベースドーピングの最終値が調節される(山口(T.
Yamaguchi)ほか、IEEE−ED、1988年、第3
5巻、第1247〜1256ページ参照)。しかしなが
らそれにより活性ベースのドーパント濃度がエミッタ窓
の下方で増大され、その際ベース輪郭が広げられる。
【0011】別の解決策は、ベース端子をエミッタ端子
から絶縁するエッチング残渣をホウ素によりドープする
ことにある(ナカマエ(M. Nakamae)、ESSDERC
議事録、1987年、第361〜363ページ参照)。
エッチング残渣からの拡散によりドーパント濃度が不活
性ベース/活性ベースの接続個所で局部的に高められ
る。その際得られるドーパント濃度は、エッチング残渣
中に含まれるドーパント量、基板への境界面での偏析及
び拡散長さにより定められる。従ってベース端子抵抗を
制御して調節できるようにするために、拡散を所定の温
度供給の際に適当に変更できるSiO2 化合物からエッ
チング残渣を形成しなければならない。
【0012】ナカマエ(M. Nakamae)、ESSDERC
議事録、1987年、第361〜363ページで用いら
れるような、任意の濃度でドープ可能なホウ素ドープS
iO2 化合物は準安定状態にあることが判明した。それ
によりところどころでガラスが結晶化する。そしてこれ
らの個所では拡散の特性が変化し、その結果基板中のド
ーパント分布の過大な局部依存性不均一を招く。このこ
とは低いベース端子抵抗の一様な調節に不利に働く。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、ド
ーパントの侵入深さが小さくかつ勾配が急な場合にもド
ーパント分布を良好に制御できるような、基板中のドー
プ領域製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題はこの発明に基
づき、下記の工程すなわち、a)半導体材料から成る基
板の表面上に中間層が作られ、b)中間層上にドープさ
れたガラス層が作られ、c)加熱工程中にドープ領域が
基板中に、ドープされたガラス層から中間層を通ってド
ーパントが拡散することにより形成され、d)中間層が
ドーパントに対する拡散障壁として働くような材料から
形成され、それにより中間層がドープ領域中のドーパン
ト濃度を制限する、ことを特徴とする基板中のドープ領
域製造方法により解決される。
【0015】その際中間層は基板へのドーパントの拡散
を制限する。中間層の厚さ及び/又は密度の変更により
ドープ領域中に生じるドーパント分布が決定される。中
間層は例えばSiO2 、Si3 N4 、TiNなどから形
成される。
【0016】SiO2 層の密度は製作条件又は析出条件
と共に変化するので、SiO2 層を使用する場合に処理
パラメータの適当な選択により生じるドーパント分布へ
影響を及ぼすことができる。例えば熱的に作られたSi
O2 は厚さの等しい場合に、Si(OC2 H5 )4 (い
わゆるTEOS)の分解によりCVD析出反応器中で作
られたSiO2 より大きい拡散障壁効果を示す。
【0017】ドープされたガラス層として特に、B(O
Si(CH3 )3 )3 からのCVD析出により作られホ
ウ素をドープされたガラス層が用いられる。そのように
作られドープされたガラス層は全く結晶化を示さない。
この場合にはすべての析出された分子がドーパントを含
むので、そのように作られドープされたガラス層中のホ
ウ素のドーパント濃度は一定である。この種のドープさ
れたガラス層は厚さが十分な場合に実際上無限のホウ素
源であり、このことは測定によっても裏づけられてい
る。
【0018】中間層の使用によりそのように作られドー
プされたガラス層を、ドーパントホウ素の種々の侵入深
さを有するドープ領域のための拡散源として用いること
ができる。その際30nm以下の厚さを有し熱的に作ら
れた酸化物、又は10〜100nmの厚さを有しCVD
により作られたSiO2 層を用いることはこの発明の枠
内にある。中間層は拡散障壁として働き、それによりホ
ウ素の表面濃度従って基板中へのホウ素の侵入深さを低
減する。中間層の局部的な厚さの変更により更にドーパ
ントの侵入深さを局部的に適切に調節することができ
る。
【0019】基板の表面に対し平行な平面上でのドープ
領域の形状付与は、例えば拡散前にホトリソグラフィを
用いてドープされたガラス層にパターン形成することに
より行われる。こうしてドープ領域が、ドープされた残
存ガラス層により覆われた基板表面上に制限される。そ
の際ドープされたガラス層及び中間層をドーパントの拡
散のための加熱工程後に再び除去することはこの発明の
枠内にある。この実施態様は特にこの発明に基づく方法
によるバイポーラトランジスタの活性ベース製造の際に
用いられる。
【0020】この発明の別の実施態様によれば、中間層
の形成前に基板の表面に対し垂直な側面を有するパター
ンが基板表面に形成される。中間層は全面的にかつ一様
に基板のパターン側の表面上に作られる。その上に再び
全面的にかつ一様にドープされたガラス層が作られる。
異方性エッチング処理中にドープされたガラス層及び中
間層がエッチバックされるので、垂直な側面にエッチン
グ残渣(スペーサ)が生じる。基板中のドープ領域は加
熱工程中にエッチング残渣からの拡散により形成され
る。エッチング残渣中には製造規定に基づき基板表面と
ドープされたガラスの一部との間に、拡散を制限する中
間層の一部が更に配置されている。
【0021】この実施態様ではドープ領域がパターンの
側面に対し自動調節的に作られる。スペーサ形成の際に
ホトリソグラフィ工程は全く必要でない。バイポーラト
ランジスタの製造の際にその活性ベースと不活性ベース
との間の良好な重なりを保証するために、この発明のこ
の実施態様が特に適している。この場合エッチング残渣
は、多結晶シリコンから成るベース端子のエミッタ窓に
向かう側の側面に形成される。不活性ベースがベース端
子からの拡散により形成され、活性ベースがエッチング
残渣を備えるエミッタ窓内部に形成されるので、エッチ
ング残渣からこの発明に基づき作られドープされた領域
が活性ベースと不活性ベースとの間の良好な接触を形成
する。
【0022】この発明の別の実施態様は従属請求項に記
載されている。
【0023】
【実施例】次にこの発明に基づくドープ領域製造方法の
複数の実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明
する。
【0024】まずドープされたガラス層のパターンから
の拡散による方法を説明する。図1に示すように、単結
晶シリコンから成る基板11上にはSiO2 から成る中
間層12が作られる。中間層12は例えば基板11の表
面の熱酸化により例えば30nm以下の厚さに形成され
るか、又はSi(OC2 H5 )4 (いわゆるTEOS)
の分解に基づき気相からのSiO2 の析出により例えば
20nmの厚さに形成される。
【0025】中間層12上にはドープされたガラス層1
3が形成される。ドープされたガラス層13は例えば8
00〜850°C望ましくは840°Cの温度でB(O
Si(CH3 )3 )3 からのCVD析出により形成され
る。ドープされたガラス層13は例えば100nmの厚
さに作られる。ガラス層13は約4.3×1022cm-3
のホウ素のドーパント濃度を有する。
【0026】ホトリソグラフィによる相互のマスク形成
後にドープされたガラス層13は、ドープ領域14を形
成しようとする範囲で基板11の表面を覆うようにパタ
ーン形成される。例えば1050°Cでの加熱工程中
に、ドープされたガラス層13から中間層12を通って
基板11中へドーパントが拡散することによりドープ領
域14が形成される。その際ドープ領域14の深さは中
間層12の厚さ及び密度に関係する(図2参照)。
【0027】次にドープされたガラス層のエッチング残
渣からの拡散による方法を説明する。図3に示すよう
に、単結晶シリコンから成る基板21上に垂直な側面2
6を備えるパターン25が作られる。パターン25は多
結晶シリコン層251及びその上に配置されたSiO2
層252から形成される。基板21のパターン25側の
表面上には全面的にかつ一様に中間層22が作られる。
中間層22は例えば熱酸化によるか又はTEOSからの
CVD析出により例えば20nmの厚さに形成される。
中間層22上にはドープされたガラス層23が全面的に
かつ一様に析出される。ドープされたガラス層23は例
えばB(OSi(CH3 )3 )3 のCVD析出により形
成される。
【0028】異方性エッチング処理中にドープされたガ
ラス層23及び中間層22がエッチバックされ、その結
果エッチング残渣いわゆるスペーサ27が側面に生じ、
他方ではすべての平らな領域がエッチング開放される。
図4に示すように、スペーサ27はパターン25の側面
26に配置されている。例えば1050°C、20秒間
の加熱工程中に、ドープされたガラス層23から中間層
22を通って基板21へドーパントが拡散することによ
りドープ領域24が作られる。その際パターン25の側
面26に対するドープ領域24の位置はスペーサ技術に
より自動調節される。
【0029】この発明に基づく方法はバイポーラトラン
ジスタの製造の際に用いるのに適している。この方法
は、例えばカブザ(H. Kabza)ほか、IEEE−ED
L、1989年、第10巻、第344〜346ページに
記載のような、二重多結晶シリコン処理によるバイポー
ラトランジスタの活性ベース製造のためにも適してい
る。図5に示すように、p形にドープされたシリコン基
板31中にはバイポーラトランジスタの活性部分を収容
するために、n+ 形にドープされた領域32が配置され
ている。フィールド酸化物33は、基板31の表面のn
+ 形にドープされた領域32を、基板31上の隣接する
スイッチイング素子に対して絶縁する。更にフィールド
酸化物33は、n+ 形にドープされた領域32中に配置
され深部に達するコレクタ端子34を、活性トランジス
タ領域35に対して絶縁する。基板31の表面にはベー
ス端子36が配置されている。ベース端子36はホウ素
をドープされた多結晶シリコンから成る。ベース端子3
6は活性トランジスタ領域35をリング形に囲む。ベー
ス端子36はその表面に例えばSiO2 から成る絶縁パ
ターン37を備える。30nm以下の厚さの例えば熱に
より作られた酸化シリコンから成る中間層38が、絶縁
パターン37及び活性トランジスタ領域35の表面に配
置されている。中間層38上にはドープされたガラス層
39が配置されている。ドープされたガラス層39は例
えば840°CでB(OSi(CH3 )3 )3 からのC
VD析出により作られている。ドープされたガラス層3
9は例えば100nmの厚さを有する。例えば1050
°Cで例えば20秒間の加熱工程により、ドープされた
ガラス層39から中間層38を通り活性トランジスタ領
域35へドーパントホウ素が拡散することにより活性ベ
ース40が作られる。活性ベース40のベース厚さ(す
なわちドーパントの侵入深さ)は例えば85nmであ
る。
【0030】図6に示すように、ドープされたガラス層
39及び中間層38の除去、従って側面にホウ素をドー
プされたガラス及びその下にある酸化物から成るエッチ
ング残渣が残っており、他方では平らな面がエッチング
開放された後に、エミッタ端子41及びコレクタ端子4
2がそれぞれn形にドープされた多結晶シリコンから形
成される。その際エミッタ端子41は活性トランジスタ
領域35の上方に形成される。コレクタ端子42は深部
に達するコレクタ端子34の上方に形成される。エミッ
タ43の形成のためにエミッタ端子41からドーパント
を拡散した後に、かつ活性ベース40をリング形に囲み
かつ接続する不活性ベース42を形成するためにベース
端子36からドーパントを拡散した後に、バイポーラト
ランジスタがベース端子36上の接触孔45の開放によ
り完成される。
【0031】この発明に基づく方法は、バイポーラトラ
ンジスタの活性ベースと不活性ベースとの間の接触を改
善するためにも適している。図7にはバイポーラトラン
ジスタの一部が示されている。シリコン基板のn形にド
ープされた領域51中に活性ベース52及び不活性ベー
ス53が配置されている。基板の表面には活性ベース5
2の領域内にエミッタ54が配置されている。不活性ベ
ース53の上方には基板の表面上に、ホウ素をドープさ
れた多結晶シリコンから成るベース端子55が配置され
ている。ベース端子55は酸化物層56により覆われて
いる。酸化物層56及びベース端子55は基板の表面に
対し垂直な共通の側面57を有する。
【0032】酸化物層56、側面57及び基板の表面上
に配置され熱酸化物から成る例えば10nmの厚さの中
間層、及びその上に配置されドープされたガラス層か
ら、スペーサ58が側面57に形成される。このことは
図3及び図4により詳細に説明したように異方性エッチ
バックにより行われる。スペーサ58は、熱酸化物58
1及びドープされたガラスの一部582から成り側面5
7及び基板の表面を覆う層58を有する。ドープされた
ガラス層はB(OSi(CH3 )3 )3 からのCVD析
出により作られる。例えば1050°Cでの加熱工程で
ドーパントがスペーサ58の一部582から層581を
通って基板51へ拡散される。それによりドープ領域5
9が生じ、ドープ領域59は活性ベース52を不活性ベ
ース53と接続する。こうしてベース端子抵抗が明らか
に改善される。ドープ領域の配置はスペーサ58の形成
を介して自動調節的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づくドープ領域製造方法の一実施
例においてガラス層被覆後の基板の要部断面図である。
【図2】図1に示す基板のガラス層からのドーパント拡
散後の要部断面図である。
【図3】製造方法の別の実施例においてガラス層被覆後
の基板の要部断面図である。
【図4】図3に示す基板のエッチング残渣からのドーパ
ント拡散後の要部断面図である。
【図5】異なる実施例においてガラス層被覆後のバイポ
ーラトランジスタの要部断面図である。
【図6】図5に示すトランジスタのドーパント拡散後の
要部断面図である。
【図7】異なる実施例においてバイポーラトランジスタ
の活性ベースと不活性ベースの接続を形成後の要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
11、21 基板 12、22 中間層 13、23 ガラス層 14、24 ドープ領域 25 パターン 26 側面 27 エッチング残渣 251 多結晶シリコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒアエル ビアンコ ドイツ連邦共和国 8000 ミユンヘン 83 ウンターハツヒンガーシユトラーセ 35 (72)発明者 ヘルムート クローゼ ドイツ連邦共和国 8000 ミユンヘン 83 シユテフアン‐ゲオルゲ‐リング 9

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の工程すなわち、 a)半導体材料から成る基板(11、21)の表面上に
    中間層(12、22)が作られ、 b)中間層(12、22)上にドープされたガラス層
    (13、23)が作られ、 c)加熱工程中にドープ領域(14、24)が基板(1
    1、21)中に、ドープされたガラス層(13、23)
    から中間層(12、22)を通ってドーパントが拡散す
    ることにより形成され、 d)中間層(12、22)がドーパントに対する拡散障
    壁として働くような材料から形成され、それにより中間
    層がドープ領域(14、24)中のドーパント濃度を制
    限する、ことを特徴とする基板中のドープ領域製造方
    法。
  2. 【請求項2】 基板(11、21)が単結晶シリコンか
    ら成ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ドープされたガラス層(13、23)が
    B(OSi(CH3)3 )3 からのCVD析出により作
    られることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 CVD析出が800°Cないし850°
    Cで実施されることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 中間層(12、22)が熱酸化により3
    0nm以下の厚さに形成されることを特徴とする請求項
    3又は4記載の方法。
  6. 【請求項6】 中間層(12、22)がSi(OC2 H
    5 )4 (TEOS)からのCVD析出により10〜10
    0nmの厚さに形成されることを特徴とする請求項3又
    は4記載の方法。
  7. 【請求項7】 拡散のための加熱工程が850〜100
    0°Cで4〜20分にわたり、又は900〜1100°
    Cで1〜120秒にわたり行われることを特徴とする請
    求項3ないし6の一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 ドープされたガラス層(13)及び中間
    層(12)が拡散のための加熱工程後に除去されること
    を特徴とする請求項1ないし7の一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 下記の工程すなわち、 a)中間層(22)の製作前に基板(21)の表面に、
    垂直な側面(26)を有するパターン(25)が形成さ
    れ、 b)中間層(22)が全面的にかつ一様に基板(21)
    のパターン(25)側の表面上に作られ、 c)ドープされたガラス層(23)が全面的にかつ一様
    に中間層(22)の表面上に作られ、 d)異方性エッチング処理でドープされたガラス層(2
    3)及び中間層(22)がエッチバックされ、それによ
    り垂直な側面(26)にエッチング残渣(スペーサ)
    (27)が生じ、 e)基板(21)中のドープ領域(24)が加熱工程中
    にエッチング残渣(27)からの拡散により形成され
    る、ことを特徴とする請求項1ないし4の一つに記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 パターン(25)が基板(21)の表
    面にドープされた多結晶シリコン(251)を備えるこ
    とを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 バイポーラトランジスタの製造の際に
    用いることを特徴とする請求項8ないし10の一つに記
    載の方法。
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