JPH05191973A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JPH05191973A
JPH05191973A JP18394392A JP18394392A JPH05191973A JP H05191973 A JPH05191973 A JP H05191973A JP 18394392 A JP18394392 A JP 18394392A JP 18394392 A JP18394392 A JP 18394392A JP H05191973 A JPH05191973 A JP H05191973A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧共振フォワードコンバータの主スイッチ
の電力損失特性の改善、および出力電圧調節回路の改良
を目的とする。 【構成】 前者の目的のために2次回路に、2次巻線,
コンデンサ,ダイオードでなる一方向共振回路(スナバ
回路)を設ける。主スイッチがオフのとき、主トランス
に残留した磁気エネルギーの一部がスナバ回路のコンデ
ンサに蓄積され、それによって主スイッチに高いピーク
電圧が印加されるのを防止する。後者の目的のために、
2次電流のオンオフ切換のうち、一方の切換は主スイッ
チに同期して行い、他方の切換は絶対値信号が、出力電
圧の偏差の減少関数として定まる閾値を越えるときに行
う。絶対値信号とは2つの時刻における2次電流値の差
の絶対値である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDC−DCコンバータに
関し、特に電圧共振型DC−DCフォワードコンバータ
の主スイッチの電力損失特性の改良、および多出力DC
−DCコンバータの出力電圧の調節装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、DC−DCコンバータの
ターンオン損失は、ゼロボルトスイッチング(ZVS)
法を電圧共振型または電流共振型DC−DCコンバータ
に適用することにより著しく改良されてきている。特に
電圧共振型コンバータは主スイッチとして使用するMO
SFETの出力容量を共振用コンデンサの一部として利
用できるのでスイッチング周波数の高周波化に適してい
る。そのため、電圧共振型DC−DCコンバータを用
い、高い周波数で高い効率を得るために多くの研究が進
められている。
【0003】図12は1石式電圧共振DC−DCフォワ
ードコンバータの従来例の回路図である。回路はDC電
源1、主トランス5、主スイッチ3、主スイッチ3に並
列に接続されたコンデンサ4、電圧クランパ70、整流
ダイオード11、電流スナバ回路71、入力コンデンサ
2、出力コンデンサ12、および主スイッチ3のスイッ
チングを制御するためのループ制御回路14で成ってい
る。図中、コイル15は主トランスのリーケージインダ
クタンスおよび必要な場合には外付けされたコイルのイ
ンダクタンスを表わす。
【0004】主スイッチ3とコンデンサ4は主トランス
5に直列に接続され、主スイッチ3はループ制御回路1
4の制御によって駆動され、コンバータの出力を調節す
る。コンデンサ4は、主トランス5のインダクタンスL
P と共に直列共振回路を形成し、該共振回路は主スイッ
チ3のターンオン時にゼロボルトの電圧を主スイッチ3
に印加する。このようにしてターンオン時の電力損失、
すなわちターンオン損失を減少させることができる。
【0005】電圧クランパ70は、主スイッチ3のオン
期間に主トランス5のコアに蓄積された磁気エネルギー
をリセットし、該コアが磁気的に飽和することを防止す
る。電圧クランパ70は、ダイオードと、互いに並列に
接続された抵抗およびコンデンサから成り、主トランス
5の1次巻線6に並列に接続されている。コアに蓄積さ
れた磁気エネルギーは、主スイッチ3のオフ期間中に電
圧クランパ70中の抵抗によって消散され、ターンオフ
時のサージ電圧はコンデンサに吸収される。電流スナバ
回路71は、主トランス5の2次電流のターンオフ時に
コイル15によって誘導されるサージ電流を分路してダ
イオード11を保護する。この回路は、抵抗とコンデン
サが直列に接続されて成り、抵抗は電流のエネルギーを
消散させ、コンデンサは電流を平滑する。
【0006】この電圧共振型DC−DCフォワードコン
バータは次のように動作する。先ず、主スイッチ3がタ
ーンオフすると、1次巻線6に共振電流が流れ始め、主
スイッチ3の電圧VDSは0ボルトから立上る。半サイク
ル後電圧VDSが0に戻ったとき、主スイッチ3は、ルー
プ制御回路14の制御によってオンに切換えられる。こ
のようにしてターンオン損失は防止される。オン期間の
長さはコンバータの出力電圧VO の設定値に比例し、設
定値からの偏差がある場合には、該偏差を補償するよう
に、オン期間の長さが調節される。
【0007】図13は多出力1石式電圧共振型DC−D
Cフォワードコンバータの従来例の構成図である。簡単
のために、主出力回路72と1つの補助出力回路73の
みが図示されている。通常は、最も高い出力が主出力に
選ばれ、その選択された主出力が主スイッチ3の電圧共
振スイッチングによって制御される。主出力の制御が補
助出力に影響しないように、補助出力回路73は固有の
出力調節回路を備えている。図13に示されている電圧
共振スイッチング回路と主出力回路で成るコンバータは
最も通常のコンバータであって(例えば、電子情報通信
学会90巻439号PE90−69参照)、補助出力回
路73は、主トランスの補助2次巻線77の出力電流を
整流ダイオード11によって整流して出力する。出力電
圧VAOは、主出力回路72から独立してシリーズドロッ
パ76によって調節される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12に示されている
従来の電圧共振DC−DCコンバータにおいては、正弦
波の共振電圧を主スイッチに印加するために必然的にピ
ーク電圧をもスイッチ素子に印加する結果になり、その
高いピーク電圧によってスイッチ素子に電圧ストレスが
生じるという問題点がある。この電圧ストレスを防止す
るために高電圧スイッチを用いる必要があるけれど、通
常、高電圧スイッチは高いオン抵抗をもつのでオン抵抗
損失を生じ、そのことがコンバータの効率を下げる原因
になっている。さらに、高い電圧の印加による弊害を防
止するために電圧クランパ70や電流スナバ回路71を
用いると、これらの回路内で電力損失を生ずるばかりで
なく、これらの回路を注意深く使用しない場合には、共
振電圧波形そのものが変形し、そのことが主スイッチの
ターンオン損失の原因にもなる。
【0009】図13に示されている従来の多出力型DC
−DCコンバータにおいては、補助出力回路の入力電圧
の変動をシリーズドロッパを用いて補償するとき不可避
的に電力損失を生ずるという問題点がある。補助出力回
路の入力電圧の変動は、通常、主出力回路の負荷電流が
変化し、または主出力回路への入力電圧が変動した場合
に、それに応答して主スイッチのオン期間が変化し、ス
イッチング周波数が変化したときに生じる。
【0010】本発明の第1の目的は低電圧、低オン抵抗
の主スイッチを使用することができ、かつ、整流ダイオ
ードの電力損失を低減することができるスナバ回路付き
電圧共振型DC−DCフォワードコンバータを提供する
ことにある。
【0011】本発明の第2の目的は、電力損失の少ない
出力電圧調節回路を備えた出力回路を有する多出力DC
−DCコンバータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明の電圧共振型DC−DCフォワード
コンバータは、コンデンサと第1のダイオードが直列に
接続されて成り、主トランスの2次巻線の両端に接続さ
れて該2次巻線と共に第1のダイオードの順方向に共振
電流を導通する共振回路を形成する直列回路と、前記コ
ンデンサに蓄積されている電荷を前記第1のダイオード
のオフ期間に放電する放電手段とを有し、第1のダイオ
ードの順方向は、前記2次巻線から整流用の第2のダイ
オードを経て平滑回路へ2次電流が供給されている期間
には、前記共振電流の導通が阻止されるように定められ
ているスナバ手段を有する。
【0013】上記の第2の目的を達成するために、本発
明の多出力DC−DCコンバータは、少くともその1つ
の出力回路に、DC−DCコンバータの主トランスの2
次巻線から負荷へ供給される2次電流を切換えるスイッ
チ手段と、DC−DCコンバータの主スイッチのスイッ
チング動作と所定の位相関係をもって前記スイッチ手段
が第1のスイッチ状態をとるように、該スイッチ手段を
制御する第1のスイッチング制御手段と、前記2次電流
と同じ変化をする電圧信号を発生する電流・電圧変換手
段と、出力回路の出力電圧の、設定値に対する偏差に対
応する偏差信号を出力する比較手段と、前記スイッチ手
段が第1のスイッチング状態に遷移したときの電圧信号
を第1の電圧信号とするとき、現在の電圧信号と第1の
電圧信号との差の絶対値を表わす絶対値信号が偏差信号
の減少関数として定まる閾値を越えるとき、前記スイッ
チ手段が第2のスイッチング状態をとるように該スイッ
チ手段を制御する第2のスイッチング制御手段とを有す
る出力電圧調節回路を備えている。
【0014】
【作用】本発明の電圧共振型DC−DCフォワードコン
バータの作用は3つの期間に分けて説明することができ
る。先ず、主スイッチがターンオフした時点以後、第2
のダイオードの順方向電圧が0になって負荷への2次電
流の供給が停止するまでの期間(期間I)、第1のダイ
オードに印加される電圧が順方向になって共振回路が導
通し、第1のダイオードの順方向への共振電流によって
コンデンサが充電され、コンデンサの充電電圧の上昇と
共に第1のダイオードの順方向電圧が低下し、最後に第
1のダイオードがターンオフする迄の期間(期間II)、
第1のダイオードのターンオフ後、主スイッチのオフ期
間が終了する迄の期間であって、コンデンサに蓄積され
ている電荷はこの期間中に放電手段を経て放電される
(期間III )。
【0015】以下の記述においては、主トランスの1次
側および2次側に構成された共振回路をそれぞれ1次共
振回路、2次共振回路と記し、それぞれの共振回路に流
れる共振電流を1次共振電流、2次共振電流と記す。期
間Iにおいては2次共振回路における共振は阻止される
ので、主スイッチに印加される電圧は、1次共振回路の
共振周期T1 に対応する時定数で立上がる。期間IIで
は、2次共振回路が導通して共振が起り、それが主トラ
ンスを介して1次共振回路の共振に作用するので、1次
共振回路の共振は、1次側に換算された2次共振回路の
容量とインダクタンスが1次巻線の自己誘導に並列に接
続された等価共振回路の共振周期T2 で行われる。した
がって、期間IIにおいては、主スイッチに印加される電
圧は、T1に比べて大きな時定数T2 でゆっくりと変化
する。期間III では、2次共振回路の導通が再び阻止さ
れるので、主スイッチに印加される電圧は再び周期T1
の正弦波の波形を画いて0ボルト迄下降する。このよう
に、主スイッチに印加される電圧は、期間IおよびIII
では正弦波の波形で立上り、立下るけれど期間IIではゆ
っくり変化する。そのため、主スイッチの印加電圧は、
ピークの部分が切りとられた正弦波、すなわち截頭正弦
波になり、高いピーク電圧が主スイッチに印加されるこ
とが避けられる。
【0016】前記したように、主トランスの1次回路に
は、期間IIにおいて主スイッチの印加電圧が截頭正弦波
になるように1次共振電流が流れる。その結果、2次巻
線には、期間IIにおいてゆっくりと変化する2次電圧が
発生する。周知のように、第2のダイオード(整流ダイ
オード)がオフ状態になった後には主トランスの2次電
圧が逆電圧として第2のダイオードに印加される。した
がって、第2のダイオードに逆回復電流が流れる期間II
の初期に、2次電圧の変化(2次電圧の逆方向の立上
り)が小さい場合には逆回復電流の2次電圧による電力
損失が小さくなる。本発明のスナバ回路は期間IIにおい
て2次電圧をゆっくり変化させるので、前記の電力損失
は低減する。
【0017】本発明のDC−DCコンバータの出力回路
に備えられる出力電圧調節回路は、コンバータの負荷に
供給される2次電流、すなわち整流電流が時間に関して
単純な波形をもつことを利用してオン・オフ位相制御に
よって出力電圧を調節する。周知のように、DC−DC
フォワードコンバータの場合には、主スイッチのオン期
間中、整流電流は時間の線型関数として増加し、DC−
DCフライバックコンバータの場合には、主スイッチの
オフ期間中、通常は時間の線型関数として減少し、電圧
共振型DC−DCフライバックコンバータの場合には余
弦関数に近い三角関数波形で減少する。このように、D
C−DCコンバータの整流電流は時間の単調増加関数、
または単調減少関数の波形をもつので、1スイッチング
周期中の、整流電流が出力されている各時刻または各位
相点は、整流電流の電流値、したがって電圧信号に対応
させることができる。その結果、2つの電圧信号の差の
絶対値すなわち絶対値信号は、それらの電圧信号に対応
する2つの時刻の間の時間に対応する。いま、スイッチ
素子の第1のスイッチング状態をオン状態とし、第1の
スイッチング制御回路の制御により、スイッチ素子が時
刻t1 にターンオンしたとすると、負荷への電流の供給
が開始される。したがって時刻tまでの電流供給時間t
−t1 は絶対値信号absΔvに対応する。ここでab
sは絶対値を表わし、Δvはv−v1 を表わし、v,v
1 はそれぞれ時刻t,t1 における電圧信号を表わす。
電圧信号vは整流電流と同じ変化をするから、vも時間
の単調関数である。したがってabsΔvは時間がたつ
につれて増大し、ある時刻t2で閾値ΔvTHに達する。
そのとき、第2のスイッチング制御回路はスイッチ素子
をターンオフする。したがって時間t2 −t1 は当該ス
イッチング周期において負荷に整流電流を供給した全時
間であって、それは絶対値信号の閾値ΔvTHに対応す
る。
【0018】出力回路の出力電圧を設定値に調節する場
合に、出力電圧が設定値より大きい場合には、1スイッ
チング周期当りの電流供給時間を短かくしなければなら
ない。換言すれば偏差信号が大きいときには閾値ΔvTH
を小さくしなければならない。したがって、閾値ΔvTH
は偏差信号の減少関数として定められなければならな
い。
【0019】
【実施例】次に図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明のスナバ回路を備えた電圧共振DC−
DCフォワードコンバータの回路図である。コンバータ
の主要部分については前掲図12を参照して既に説明し
てあるので、その説明を省略する。スナバ回路18は、
コンデンサ8とダイオード9との直列接続とコイル10
とから成っている。前記直列接続の両端は、主トランス
5の2次巻線7の両端に接続され、2次巻線7,ダイオ
ード9,コンデンサ8は、ダイオード9の順方向のみに
導通する直列共振回路を構成している。以下、この共振
回路を2次共振回路と記し、2次共振回路に生成される
共振電流を2次共振電流と記す。ダイオード9の順方向
は、2次巻線7が整流ダイオード11を経て平滑回路1
2へ2次電流を供給している間は、ダイオード9が2次
共振電流の発生を阻止する方向へ向けられている。コイ
ル10はコンデンサ8とダイオード9との接続部と整流
ダイオード11のカソードとの間に接続され、コンデン
サ8に蓄積された電荷の放電路を形成する。その放電は
ダイオード9がオフのときに行われる。コイル15は主
トランス5のリーケージインダクタンスと必要な場合に
外付けされたコイルのインダクタンスを表わす。コンデ
ンサ8の容量は、主スイッチ3がオフ状態にされたとき
該スイッチに印加される共振電圧の立上りを緩やかにす
ると共にピークを低くし、かつ、主スイッチ3のオフ期
間を所定値より長くしないように定められる。コイル1
0のインダクタンスは、コンバータの出力にリップルが
生ずることを防止することができる程度に大きくし、し
かし、電圧共振スイッチングの次のサイクルが始まる前
にコンデンサ8の電荷をリセットできる程度に小さく定
められる。したがって、コイル10のインダクタンスは
コンデンサ8の容量とコイル10のインダクタンスによ
る時定数が電圧共振スイッチングの平均周期と同程度に
なるように定められる。
【0020】次にこのスナバ回路の動作を説明する。図
2は、本発明のスナバ回路の動作を説明するための各部
の信号のタイムチャート、図3は、2次共振回路が導通
している期間における電圧共振DC−DCフォワードコ
ンバータの2次側から見た等価回路を示す。主スイッチ
3が時刻t0 にターンオンすると1次電流は1次巻線6
を通って、一定の勾配で立ち上り、それによって2次巻
線に一定の誘導起電力E2 が発生する(図2(b)参
照)。誘導起電力E2 は一定の勾配で立上る2次電流を
生成する(図2(c)参照)。そのとき勾配は (E2−VO
−VF)/Le である。ここで、E2 は2次側から見た等価
起電力であって、EをDC電源1の起電力とし、n2/n1
を主トランスの巻線比とするとき E2=(n2/n1)E であ
る。また、VO ,VF はそれぞれコンバータの出力電圧
およびダイオード11に印加されている順電圧であり、
e はコイル15のインダクタンスである。
【0021】時刻t1 で主スイッチ3がオフ状態になる
と、1次巻線6中に生成された共振電流(以下、1次共
振電流と記す)によって主スイッチ3に印加される電圧
DSは周期T1=2π(LPCP)1/2 の正弦関数の波形で立上
る。ここでLP ,CP はそれぞれ1次巻線のインダクタ
ンスおよび共振コンデンサ4の容量である。同時に、2
次巻線7に、同じ周期T1 の誘導起電力が逆向き(主ス
イッチ3がオン状態のとき2次巻線7に生じる誘導起電
力の向きを正の向きとする。)に誘起され、その結果、
2次巻線7の両端間電圧V7 は図2(b)に示されてい
るように低下する。電圧V7 の低下によってダイオード
11の順方向電流ID が減少し、時刻t 2 で電流ID
0になる。
【0022】時刻t2 でダイオード11がオフ状態にな
ると、2次共振回路は、コイル10を経由する電路以外
は平滑回路12から遮断される。この状態のもとで2次
巻線7中に逆向きに発生した起電力がダイオード9に印
加されている逆バイアスを越えるとダイオード9がオン
状態になり、その順方向に2次共振電流を導通する。図
3は、2次共振が起っている時の電圧共振DC−DCフ
ォワードコンバータの等価回路を示す。共振はインダク
タンスLP 、容量CP およびCS (インダクダンスLe
を無視する)を通して起り、共振周期T2 は2π[LP{CP
+(n2/n1)2CS}] 1/2 になる。このようにして図2のVDS
およびV7 のタイムチャートに示されているような緩や
かな立上りと低いピーク値とが達成される。コンデンサ
8の電圧が最高値に達すると、逆向きの共振電流はダイ
オード9によって阻止されるので2次共振は停止する。
そしてコンデンサ8に充電されている電荷はコイル10
を通って放電され、平滑回路12に入力される。
【0023】以上の記述から明らかなように、2次共振
が阻止されている時刻t1 から時刻t2 までの期間(期
間I)においては、電圧VDSおよびV7 の曲線は短い周
期T 1 の正弦波の波形で立上がり、2次共振が起ってい
る時刻t2 から時刻t3 までの期間(期間II)において
は、電圧VDSおよびV7 の曲線は、過渡期間を除き長い
周期T2 の正弦波の波形で変化し、2次共振が再び阻止
される時刻t3 から時刻t4 (主スイッチ3のオフ期間
の終了時刻)までの期間(期間III )には電圧VDSおよ
びV7 の曲線は短い周期の正弦波の波形で立下がる。期
間IおよびIIIにおける電圧VDSの急峻な立上がり、立
下がりによって主スイッチ3のオフ期間を短縮すること
ができる(オフ期間が長すぎるとコンバータの出力にリ
ップルができる)。また、期間IIにおける電圧VDSのゆ
っくりした振舞いによって電圧V DSのピーク値を下げる
ことができ、その結果、低電圧、低オン抵抗のスイッチ
ング素子を主スイッチとして使用することができる。
【0024】本発明のスナバ回路は、もう1つの利点を
もっている。期間IIの初め、時刻t 2 においてダイオー
ド11がオン状態からオフ状態に切換ったときに、ダイ
オード11に逆回復電流が流れる。この電流は図2
(c)に逆電流として示されている。逆回復電流は時刻
2 から時刻t5 までの期間(期間IV)流れる。前記し
たように、ダイオード9は期間IVにおいてオン状態にあ
るので、電圧V7 はダイオード9,コイル10を介して
ダイオード11に逆方向に印加される。その結果、電圧
7 と逆回復電流とは正の力率を作り、それによって電
力損失が発生する。この電力損失は、期間IVにおける電
圧V7 の勾配が緩やかである程少くなる。本発明のスナ
バ回路によって電圧V7 は、期間IVにおいて緩やかに立
上がる(逆方向)ので、本発明のスナバ回路を用いない
場合(この場合には周期T1 の正弦波の波形で立上が
る)に比べて電力の損失を低減することができる。
【0025】本発明のスナバ回路の動作は、エネルギー
保存の視点から次のように要約される。主スイッチがタ
ーンオフすると、主トランスの残留磁気エネルギーによ
って1次共振電流が流れる。もし、本発明のスナバ回路
が設けられていない場合には、この1次共振電流のエネ
ルギーは、共振用コンデンサ4の充電電圧が図2(a)
の点線で表わされたピークを作る程度に大きい。しか
し、スナバ回路を設けると、残留磁気エネルギーの一部
は、2次共振電流を仲介としてコンデンサ8に静電エネ
ルギーとして蓄積される。したがって、1次共振電流の
エネルギーはコンデンサ8の静電エネルギーの分だけ減
少し、その結果、共振用コンデンサ4の電圧(=VDS
は上昇できなくなってピークの部分が切断された波形に
なる。一方、コンデンサ8中に静電エネルギーとして蓄
積された磁気エネルギーは、コイル10を経由して負荷
に供給され、そこで有効に利用される。
【0026】本発明のスナバ回路は、図4および図5に
それぞれ示されているように、半波型および全波形電圧
共振DC−DCフォワードコンバータに使用することが
できる。
【0027】次に、本発明の、多出力型DC−DCコン
バータの出力電圧を調節するための調節回路について説
明する。図6は、出力回路の1つに設けられた調節回路
の第1の実施例を示す回路図である。出力回路は、通常
の出力回路と同様に、平滑回路12と、主トランス5の
2次電流の電路に接続された整流ダイオード11を備え
ている。本実施例においてはダイオード11は2次電流
の正電位の電路に接続されている。調節回路20は主ト
ランス5の2次電流のオン・オフをスイッチングするN
チャネルMOSFET21、MOSFET21を制御す
るための抵抗22(第1のスイッチング制御手段)、シ
リーズドロッパ抵抗23(電流・電圧変換手段)、比較
回路24(比較手段)、スイッチング制御回路25(第
2のスイッチング制御手段)によって構成されている。
【0028】MOSFET21のドレイン電流の導電路
は、2次電流の負電位の電路に負荷に直列に接続され、
ゲートは抵抗22を経て2次電流の電路の正電位側に接
続されている。それによってMOSFET21はコンバ
ータの主スイッチのスイッチ・オンに同期してオン状態
に切換えられる。以下、MOSFET21が主スイッチ
のスイッチ・オンに同期してオン状態に切換えられた時
刻をt0 と記す。抵抗値RD のシリーズドロッパ抵抗2
3は負荷に直列に接続され、負荷に供給される2次電流
値を検出するために用いられる。以下、2次電流によっ
てシリーズドロッパ抵抗23の両端に生じた電圧を電圧
信号と記す。電圧信号は時刻t0 で0で、フォワードコ
ンバータの場合には時刻の1次関数として増加するか
ら、現時刻tにおける電圧信号は前掲の絶対値信号に該
当する。比較回路24はシャントレギュレータ素子26
と抵抗27の直列接続をもち、抵抗27はシリーズドロ
ッパ抵抗23の負荷側の点aに接続され、シャントレギ
ュレータ素子26は2次電流の負電位の電路上の点bに
接続されている。比較回路24は、さらに、電圧分割抵
抗28,29を備え、該抵抗28,29は、2点a,b
間の電圧、すなわち、その出力回路の出力電圧VO に対
応する出力信号Sをシャントレギュレータ素子26に出
力する。シャントレギュレータ素子26は、出力電圧V
O の設定値に対応する基準出力信号S0 を発生する定電
圧源を備え、出力信号Sと基準出力信号S0 を比較し、
基準出力信号S0 に対する出力信号Sの偏差に対応する
シャント電流IS を導通する。出力信号Sが基準出力信
号に一致した場合には、シャント電流IS はゼロ偏差値
S0になる。シャント電流IS は抵抗値RS の抵抗27
の両端間に電圧VS を生成する。したがって出力信号の
偏差S−S0 が大きくなる程電圧VS は高くなり、抵抗
27とシャントレギュレータ素子26との接続点dにお
ける電位Eは低くなる。以下、電圧VS を偏差信号と記
す。
【0029】スイッチング制御回路25はpnpトラン
ジスタ30とNチャネルMOSFET31を備えてい
る。pnpトランジスタのエミッタは、ダイオード11
とシリーズドロッパ抵抗23との接続点に接続され、ベ
ースは接続点dに接続され、コレクタはMOSFET3
1のゲートに接続されている。MOSFET31のソー
スは2次電流の負電位の電路に接続され、ドレインはM
OSFET21のゲートに接続されている。さらに、ス
イッチング制御回路25は抵抗32,ダイオード33で
成る放電回路を備えていることがのぞましい。この放電
回路は、トランジスタ30がオン状態になったときMO
SFET31の入力容量に充電される電荷を放電するた
めに設けられる。
【0030】次に本実施例の動作を説明する。主スイッ
チがオン状態になると1次電流が時間の1次関数として
立上がり、それによって、主スイッチのオン期間中、一
定の誘導起電力が2次巻線に誘起される。このようにし
て図2(b)に示されているように、一定の電圧V7
発生する。MOSFET21のゲートは抵抗22を経て
電圧V7 によってバイアスされているから、電圧V7
発生と共にMOSFET21がターンオンし、整流ダイ
オード11を通って2次電流ID (以下、電流ID と記
す)が流れ始める。ベース・エミッタ電圧は、次式
【0031】
【数1】VBE=IDD +ISS (1) で与えられるから、式(1)の右辺がトランジスタ30
のベース・エミッタスレショルド電圧VTHを超えるとト
ランジスタ30はターンオンする。したがって、絶対値
信号IDD の閾値は次式で与えられる。
【0032】
【数2】(IDD)TH=VTH−ISS (2) 式(2)から明らかなように、絶対値信号の閾値(ID
D)THは偏差信号IS S の減少関数である。式(2)
は次のように表わされる。
【0033】
【数3】IDTHD =VTH−ISS (3) ここでIDTH はトランジスタ30がターンオンする時刻
THにおける電流ID の値を表わす。図2(c)から明
らかなように、電流ID は主スイッチのオン期間中、時
刻tの1次関数として増加する。したがって電流ID
次の形で表わすことができる。
【0034】
【数4】ID =IO +kt (4) したがって、
【0035】
【数5】IDTH =IO +ktTH (5) 式(3),(5)から、時刻tTHの値は、偏差信号IS
S が大きい程小さくなる。したがって、偏差信号が大
きいときにはトランジスタ30は早くターンオンする。
トランジスタ30がターンオンするとMOSFET31
がターンオンし、それによってMOSFET21のゲー
トとソースとの間がショートされ、MOSFET21が
ターンオフされる。このようにして、出力電圧VO の偏
差が大きい場合には、MOSFET21が早くターンオ
フし、その結果、偏差が補償される。
【0036】コイル15は図6に示されている位置より
も図7に示されている位置に設けることがのぞましい。
その理由は、図7の場合には、MOSFETのゲート
は、コイル15を経由しないで主トランス5の2次巻線
7に接続されているので高い電圧がゲートに印加され、
その結果、MOSFET21のオン抵抗が低減されるこ
とと、放電回路32,33が2次巻線7に直接接続され
ているので放電の時定数が短縮されるためである。
【0037】図8は本発明の調節回路の第2の実施例を
示す。本実施例の調節回路40においても図6の調節回
路と同様にMOSFET21(スイッチ素子)、スイッ
チング制御回路42(第1のスイッチング制御手段)、
電流・電圧変換回路43(電流・電圧変換手段)、比較
回路24(比較手段)、スイッチング制御回路44(第
2のスイッチング制御手段)を備えている。スイッチン
グ制御回路44は、さらに、スイッチング制御ユニット
25と差動増幅器45から成っている。このうち、MO
SFET21,比較回路24,スイッチング制御ユニッ
ト25は図6の対応する回路と同一である。図6の、抵
抗32,ダイオード33から成る放電回路は図8には示
されていない。
【0038】スイッチング制御回路42は、パルストラ
ンス41と、抵抗49およびダイオード50が直列に接
続されて成るリセット回路によって構成されている。リ
セット回路は、主トランス5の1次回路に設けられてい
るドライブトランジスタ中に生じるフライバック電圧を
減少させるためにサージエネルギーを消散させる目的で
設けられている。スイッチング制御回路42によって、
MOSFET21は主スイッチのスイッチング動作に対
して所定の位相関係をもってMOSFET21をターン
オンさせることができる。電流・電圧変換回路43は、
電流トランス46,ダイオード47,コンデンサ48か
ら成っている。コンデンサ48と電流トランスの2次巻
線のインダクタンスは、ダイオード47の順方向に一方
向共振回路を構成している。したがって、コンデンサ4
8の電圧は、時刻tの正弦関数として変化する。しか
し、共振周期が、主スイッチのスイッチング周期に比較
して充分に長いので、コンデンサ48の電圧、すなわ
ち、電圧信号IV は、電流トランス46の1次電流に対
応して時刻の1次関数として増加する。図6の実施例と
同様に、電流トランス46の2次電流は時刻t0 で0で
ある。したがって、現時刻tの電圧信号IV は、絶対値
信号を表わす。
【0039】差動増幅器45の反転および非反転入力
は、それぞれ IV および VO−ISRSである。ここでV
O ,IS ,RS は図6の回路と同様に定義された量であ
る。差動増幅器45の出力は VO−(ISRS +IV) であ
る。したがって、トランジスタ30のベース・エミッタ
間電圧は−(ISRS +IV) になり、図6の−(ISRS +R
DID)と同様である。したがって、トランジスタ30は図
6の場合と全く同様に動作する。
【0040】図9は、図6,図8の調節回路から出力さ
れた電流ID のタイムチャートである。図9(a)は1
次回路における共振が1次巻線6のインダクタンスと共
振用コンデンサ4によって生じた場合(以下、case
(a)と記す)における電流ID を示し、図9(b)は
1次回路における共振が外付けコイル2と共振用コンデ
ンサ4によって生じた場合(以下、case(b)と記
す)における電流IDを表わす。図9の実線および点線
はそれぞれ調節回路20および40から出力された電流
を表わす。
【0041】調節回路20が用いられた場合には、2次
巻線の誘導起電力の立上がりに同期してMOSFET2
1がターンオンし、同時に電流ID が流れ始める。も
し、主トランス5の1次回路に備えられているすべての
コイルが主スイッチ3のオフ期間中にリセットされてい
るならば、すなわち、前のオン期間中に1次回路中のす
べてのコイルに蓄積された磁気エネルギーが現在のオフ
期間中に放散されるならば、次のオン期間には、図9
(a)に示されているように、電流ID は0から立上が
る。しかし、逆に、もし直前のオン期間に蓄積された磁
気エネルギーが、現オフ期間が終了する迄に消散されな
いで残留するならば、1次電流は次のオン期間に急に立
上がり、そのために2次電流も図9(b)に示されてい
るように急激に立上がる。さらに、コイル2とコンデン
サ4によって1次回路に生ずる共振によって、2次電流
の立上がり、したがって整流された電流ID の立上がり
も、図9(b)に示されているように正弦波の波形で立
上がる。
【0042】調節回路40が用いられる場合には、電流
D はスイッチング制御回路42によって、図9の点線
で示されているように、任意の同期信号に同期して流れ
始め、差動増幅器45の出力がトランジスタ30のベー
ス・エミッタスレショルド電圧を越えたとき、スイッチ
ング制御ユニット25の優先的な制御により電流ID
阻止される。ここで優先的な制御とは、図8において、
トランジスタ30がオン状態になると、MOSFET2
1のゲート・ソース間が短絡される。したがって、MO
SFET21はスイッチング制御回路42の制御から遮
断され、スイッチング制御ユニット25の制御によりオ
フ状態になるという意味である。
【0043】周知のように、DC−DCフォワードコン
バータにおいては、主スイッチ3のオン期間中、電流I
D は時刻tの1次関数として変化する。いま、I0 を初
期電流、すなわち、主スイッチ3がターンオンした時に
おける電流ID の値であるとし、kを電流ID の時刻t
に関する勾配であるとすると、次式が成立つ。
【0044】
【数6】ID =IO +kt (6) 図2(c)について既に述べたように、kは次式で表わ
される。
【0045】
【数7】k=(E2 −VO −VF )/Le (7) 調節回路から負荷に供給される電力は次式で与えられ
る。
【0046】
【数8】P=f∫IDO dt (8)
ここでfはスイッチング周波数であり、積分は図9に示
されている時刻t1 からt2 まで行われる。出力電圧V
O はほぼ一定であるから電力Pは次式で与えられる。
【0047】
【数9】 P=(TON+TOFF-1O A (9) =[2(TON+TOFF )]-1(ID1+ID2)(t2 −t1 )(10) ここでAはID −t平面の、時刻t1 とt2 の間の面積
を表わす。式(10)において、ID2およびt2 はスイ
ッチング制御回路25,44によって偏差信号に依存し
て自動的に選択され、ID1は時刻t1 から式(6)によ
って定まる。したがって電力Pは出力VO の偏差を最小
にするように調節される。
【0048】図10は本発明の応用例を示す。この実施
例は、本発明のスナバ回路と調節回路20または40を
適用した多出力電圧共振DC−DCフォワードコンバー
タの回路である。コンバータは2つの出力をもつ1石式
電圧共振DC−DCフォワードコンバータである。主出
力回路60は図1のスナバ回路を備え、主出力回路の出
力はループ制御回路14を経て主スイッチ3のスイッチ
ングを制御するために帰還される。補助出力回路61は
図6および図8に示されている調節回路20または40
を備え、この調節回路によって補助出力は主出力から独
立に調節される。
【0049】図11には本発明の他の応用例が示されて
いる。この実施例においては、主スイッチ3を駆動する
駆動回路63が多出力回路から独立して主トランスの1
次回路に設けられている。多出力回路の各々は、固有の
調節回路20または40を有し、他の回路から独立して
調節された出力をそれぞれ負荷に供給する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のDC−DC
コンバータは次の効果をもつ。 1.本発明の第1のDC−DCコンバータであるスナバ
回路付き電圧共振DC−DCフォワードコンバータは、
2次電流の負荷への供給が阻止されている期間に主トラ
ンスの2次巻線を流れる誘導電流のエネルギーをスナバ
回路のコンデンサに静電エネルギーとして蓄積すること
により、(a)主スイッチに印加される電圧の波形を截
頭正弦波形にすることができ、それによって、低電圧、
低オン抵抗のスイッチ素子を主スイッチとして用いるこ
とができ、(b)整流用ダイオードがオフ状態になった
とき、該ダイオードに印加される逆電圧の立上がりの勾
配を緩やかにすることができ、それによって逆回復電流
による電力損失を低減することができ、(c)さらに、
スナバ回路のコンデンサに蓄積された電荷をコイルを通
して負荷へ放電することにより、コンデンサの静電エネ
ルギーを有効に使用することができる。 2.本発明の第2のDC−DCコンバータである出力電
圧の調節回路を有する多出力DC−DCコンバータは、
負荷へ供給する2次電流のオンおよびオフスイッチング
のうち、第1のスイッチングは主スイッチの動作と所定
の位相関係をもって行い、第2のスイッチングは、絶対
値信号の値が偏差信号の減少関数として定まる閾値を越
えるとき行うことにより、電力を損失することなく、負
荷への電流供給時間を各スイッチング周期毎に制御する
ことができ、それによって出力電圧の偏差を補償するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスナバ回路を備えた電圧共振DC−D
Cフォワードコンバータの回路図である。
【図2】本発明のスナバ回路の動作を説明するための各
部の信号のタイムチャートである。
【図3】2次共振回路が導通している期間における電圧
共振DC−DCフォワードコンバータの2次側から見た
等価回路である。
【図4】本発明のスナバ回路を用いた半波形電圧共振D
C−DCフォワードコンバータである。
【図5】本発明のスナバ回路を用いた全波形電圧共振D
C−DCフォワードコンバータである。
【図6】本発明の調節回路の第1の実施例の回路図であ
る。
【図7】図6の調節回路の変形例の回路図である。
【図8】本発明の調節回路の第2の実施例の回路図であ
る。
【図9】図6,図8の調節回路から出力された電流ID
のタイムチャートである。
【図10】本発明のスナバ回路と調節回路を適用した多
出力電圧共振DC−DCフォワードコンバータの構成図
である。
【図11】本発明の調節回路を各出力回路に備え、主ス
イッチは出力回路から独立に駆動される多出力型電圧共
振DC−DCフォワードコンバータである。
【図12】1石式電圧共振DC−DCフォワードコンバ
ータの従来例の回路図である。
【図13】多出力1石式電圧共振DC−DCフォワード
コンバータの従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 DC電源 2 入力コンデンサ 3 主スイッチ 4 共振用コンデンサ 5 主トランス 6 1次巻線 7 2次巻線 8 コンデンサ 9 ダイオード 10 コイル 11 整流ダイオード 12 出力コンデンサ 13 負荷 14 ループ制御回路 15 リーケージインダクタンス 20,40 調節回路 21,31 MOSFET 23 シリーズドロッパ抵抗 24,44 比較回路 25 スイッチング制御回路(スイッチング制御ユニ
ット) 26 シャントレギュレータ素子 27,28,29,32 抵抗 30 トランジスタ 41 パルストランス 42 スイッチング制御回路 43 電流・電圧変換回路 45 差動増幅器 46 電流トランス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサと第1のダイオードが直列に
    接続されて成り、主トランスの2次巻線の両端に接続さ
    れて該2次巻線と共に第1のダイオードの順方向に共振
    電流を導通する共振回路を形成する直列回路と、 前記コンデンサに蓄積されている電荷を前記第1のダイ
    オードのオフ期間に放電する放電手段とを有し、第1の
    ダイオードの順方向は、前記2次巻線から整流用の第2
    のダイオードを経て平滑回路へ2次電流が供給されてい
    る期間には、前記共振電流の導通が阻止されるように定
    められているスナバ手段を有する電圧共振型DC−DC
    フォワードコンバータ。
  2. 【請求項2】 放電手段は、コンデンサと第1のダイオ
    ードの接続点と平滑回路との間に接続される誘導素子を
    有する請求項1に記載のコンバータ。
  3. 【請求項3】 DC−DCコンバータの主トランスの2
    次巻線から負荷へ供給される2次電流を切換えるスイッ
    チ手段と、 DC−DCコンバータの主スイッチのスイッチング動作
    と所定の位相関係をもって前記スイッチ手段が第1のス
    イッチ状態をとるように、該スイッチ手段を制御する第
    1のスイッチング制御手段と、 前記2次電流と同じ変化をする電圧信号を発生する電流
    ・電圧変換手段と、 出力回路の出力電圧の、設定値に対する偏差に対応する
    偏差信号を出力する比較手段と、 前記スイッチ手段が第1のスイッチング状態に遷移した
    ときの電圧信号を第1の電圧信号とするとき、現在の電
    圧信号と第1の電圧信号との差の絶対値を表わす絶対値
    信号が偏差信号の減少関数として定まる閾値を越えると
    き、前記スイッチ手段が第2のスイッチング状態をとる
    ように該スイッチ手段を制御する第2のスイッチング制
    御手段とを有する出力電圧調節手段を備えている少くと
    も1つの出力回路を有する多出力DC−DCコンバー
    タ。
  4. 【請求項4】 絶対値信号の閾値は、該閾値と偏差信号
    の和が所定の定数であるように定められる請求項3に記
    載の多出力DC−DCコンバータ。
  5. 【請求項5】 第2のスイッチング制御手段がトランジ
    スタを有し、絶対値信号と偏差信号の和が該トランジス
    タのベース・エミッタ間に印加され、所定の定数がベー
    ス・エミッタスレショルド電圧である請求項4に記載の
    多出力DC−DCコンバータ。
  6. 【請求項6】 主スイッチが、どの出力回路に対しても
    独立に動作する駆動手段によって駆動される請求項3に
    記載の多出力DC−DCコンバータ。
  7. 【請求項7】 コンバータが電圧共振型フォワードコン
    バータであり、出力回路の1つが請求項1に記載のスナ
    バ手段を備えた主出力回路である請求項3に記載の多出
    力DC−DCコンバータ。
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