JPH05196667A - 測温抵抗体回路 - Google Patents
測温抵抗体回路Info
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- JPH05196667A JPH05196667A JP20805892A JP20805892A JPH05196667A JP H05196667 A JPH05196667 A JP H05196667A JP 20805892 A JP20805892 A JP 20805892A JP 20805892 A JP20805892 A JP 20805892A JP H05196667 A JPH05196667 A JP H05196667A
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- Japan
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- resistance
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- resistance temperature
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な回路構成で、精度の高い温度測
定が行える測温抵抗体回路を実現することにある。 【構成】 3端子A,B,bを有する測温抵抗体R
tと、この測温抵抗体Rtの第1の端子Aに接続された電
圧源と、測温抵抗体Rtの第3の端子bと共通電位点間
に接続された抵抗値が既知の基準抵抗RSと、一端が測
温抵抗体Rtの各端子A,B,bに接続されて選択的に
駆動される少なくとも3つのスイッチと、これらスイッ
チの他端に共通に接続されたA/D変換器と、前記3つ
のスイッチを選択的に駆動することによりA/D変換器
から出力される測温抵抗体Rtの端子電圧の測定結果
VA,VB,Vbおよび既知の抵抗値RSに基づいて、次式
により測温抵抗体Rtの抵抗値を演算する演算回路を設
けたことを特徴とする。 Rt=[{VA+Vb−2VB}/Vb]RS
定が行える測温抵抗体回路を実現することにある。 【構成】 3端子A,B,bを有する測温抵抗体R
tと、この測温抵抗体Rtの第1の端子Aに接続された電
圧源と、測温抵抗体Rtの第3の端子bと共通電位点間
に接続された抵抗値が既知の基準抵抗RSと、一端が測
温抵抗体Rtの各端子A,B,bに接続されて選択的に
駆動される少なくとも3つのスイッチと、これらスイッ
チの他端に共通に接続されたA/D変換器と、前記3つ
のスイッチを選択的に駆動することによりA/D変換器
から出力される測温抵抗体Rtの端子電圧の測定結果
VA,VB,Vbおよび既知の抵抗値RSに基づいて、次式
により測温抵抗体Rtの抵抗値を演算する演算回路を設
けたことを特徴とする。 Rt=[{VA+Vb−2VB}/Vb]RS
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測温抵抗体回路に関する
ものであり、詳しくは、デジタル処理に適した測温抵抗
体回路を提供するものである。
ものであり、詳しくは、デジタル処理に適した測温抵抗
体回路を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の測温抵抗体を用いた温度測
定装置を含む記録計の一例の要部を示す構成説明図であ
る。図2において、H,Lは熱電対の出力電圧や直流電
圧などの入力端子であり、H端子は抵抗R1およびスイ
ッチSW1を介してアンプ1に接続され、L端子は共通
電位点に接続されている。2は熱電対の冷接点温度を補
償するための温度信号を出力する温度センサであり、そ
の出力端子はスイッチSW2を介してアンプ1に接続さ
れている。このような温度センサ2としては例えばトラ
ンジスタのVbeの温度変化を利用したものが用いられ
る。
定装置を含む記録計の一例の要部を示す構成説明図であ
る。図2において、H,Lは熱電対の出力電圧や直流電
圧などの入力端子であり、H端子は抵抗R1およびスイ
ッチSW1を介してアンプ1に接続され、L端子は共通
電位点に接続されている。2は熱電対の冷接点温度を補
償するための温度信号を出力する温度センサであり、そ
の出力端子はスイッチSW2を介してアンプ1に接続さ
れている。このような温度センサ2としては例えばトラ
ンジスタのVbeの温度変化を利用したものが用いられ
る。
【0003】Rtは3端子A,B,bを有する測温抵抗
体であり、端子Aには基準電流を加える定電流源3が接
続され、端子bは抵抗R2を介して共通電位点に接続さ
れている。4は測温抵抗体Rtの端子A,B間の電位差
に基づいて抵抗値(Ω)を温度値(℃)に変換する信号
変換回路であり、その出力端子はスイッチSW3を介し
てアンプ1に接続されている。SW4は共通電位点をア
ンプ1に接続するためのスイッチである。これらスイッ
チSW1〜SW4はアンプ1の入力を切り換えるマルチプ
レクサを構成している。アンプ1の出力は抵抗R3およ
び加算器5を介して例えば積分形のA/D変換器6に加
えられ、デジタル信号に変換される。
体であり、端子Aには基準電流を加える定電流源3が接
続され、端子bは抵抗R2を介して共通電位点に接続さ
れている。4は測温抵抗体Rtの端子A,B間の電位差
に基づいて抵抗値(Ω)を温度値(℃)に変換する信号
変換回路であり、その出力端子はスイッチSW3を介し
てアンプ1に接続されている。SW4は共通電位点をア
ンプ1に接続するためのスイッチである。これらスイッ
チSW1〜SW4はアンプ1の入力を切り換えるマルチプ
レクサを構成している。アンプ1の出力は抵抗R3およ
び加算器5を介して例えば積分形のA/D変換器6に加
えられ、デジタル信号に変換される。
【0004】7は正極性の基準電圧を出力する基準電圧
源であり、8は負極性の基準電圧を出力する基準電圧源
である。基準電圧源7の出力電圧はA/D変換器6の積
分器の放電電流を設定する基準としてA/D変換器6に
加えられるとともに、基準電圧源8の出力電圧の基準と
して基準電圧源8に加えられている。基準電圧源8の出
力電圧は抵抗R4および加算器5を介してA/D変換器
6に加えられ、A/D変換器6を電圧零を中心とする正
極性および負極性の電圧に対応させるためのオフセット
電流を設定する基準として用いられている。A/D変換
器6で変換されたデジタル信号は、フォトカプラなどの
信号絶縁回路9を介してマイクロプロセッサやデジタル
回路などで構成された演算回路10に加えられる。
源であり、8は負極性の基準電圧を出力する基準電圧源
である。基準電圧源7の出力電圧はA/D変換器6の積
分器の放電電流を設定する基準としてA/D変換器6に
加えられるとともに、基準電圧源8の出力電圧の基準と
して基準電圧源8に加えられている。基準電圧源8の出
力電圧は抵抗R4および加算器5を介してA/D変換器
6に加えられ、A/D変換器6を電圧零を中心とする正
極性および負極性の電圧に対応させるためのオフセット
電流を設定する基準として用いられている。A/D変換
器6で変換されたデジタル信号は、フォトカプラなどの
信号絶縁回路9を介してマイクロプロセッサやデジタル
回路などで構成された演算回路10に加えられる。
【0005】演算回路10は、例えばスイッSW4をオ
ンにした状態でのA/D変換器6のデジタル信号出力を
基準にした測定結果に対するソフトウェアによる自動零
点補償や熱電対の出力電圧の温度信号への変換、測定信
号に対するリニヤライズなどの必要な演算処理を行う。
そして、このようにして演算された結果は、図示しない
記録部に加えられて記録される。
ンにした状態でのA/D変換器6のデジタル信号出力を
基準にした測定結果に対するソフトウェアによる自動零
点補償や熱電対の出力電圧の温度信号への変換、測定信
号に対するリニヤライズなどの必要な演算処理を行う。
そして、このようにして演算された結果は、図示しない
記録部に加えられて記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成によれば、測温抵抗体Rtを用いた温度測定装
置に基準電流を加えるための定電流源3および測温抵抗
体Rtの端子A,B間の電位差に基づいて抵抗値(Ω)
を温度値(℃)に変換する信号変換回路4を設けている
ことから、回路構成が複雑になるとともに、長期間にわ
たって高精度,項安定度を保つために高価な回路部品を
用いなければならず、コストが高くなるという欠点があ
る。
来の構成によれば、測温抵抗体Rtを用いた温度測定装
置に基準電流を加えるための定電流源3および測温抵抗
体Rtの端子A,B間の電位差に基づいて抵抗値(Ω)
を温度値(℃)に変換する信号変換回路4を設けている
ことから、回路構成が複雑になるとともに、長期間にわ
たって高精度,項安定度を保つために高価な回路部品を
用いなければならず、コストが高くなるという欠点があ
る。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、その目的は、比較的簡単な回路構成で、測温
抵抗体のリード線の抵抗値の影響を受けることなく、精
度の高い温度測定が行える測温抵抗体回路を実現するこ
とにある。
であって、その目的は、比較的簡単な回路構成で、測温
抵抗体のリード線の抵抗値の影響を受けることなく、精
度の高い温度測定が行える測温抵抗体回路を実現するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決するために、3端子A,B,bを有する測温
抵抗体Rtと、この測温抵抗体Rtの第1の端子Aに接続
された電圧源と、測温抵抗体Rtの第3の端子bと共通
電位点間に接続された抵抗値が既知の基準抵抗RSと、
一端が測温抵抗体Rtの各端子A,B,bに接続されて
選択的に駆動される少なくとも3つのスイッチと、これ
らスイッチの他端に共通に接続されたA/D変換器と、
前記3つのスイッチを選択的に駆動することによりA/
D変換器から出力される測温抵抗体Rtの端子電圧の測
定結果VA,VB,Vbおよび既知の抵抗値RSに基づい
て、次式により測温抵抗体Rtの抵抗値を演算する演算
回路、を設けたことを特徴とする。
題点を解決するために、3端子A,B,bを有する測温
抵抗体Rtと、この測温抵抗体Rtの第1の端子Aに接続
された電圧源と、測温抵抗体Rtの第3の端子bと共通
電位点間に接続された抵抗値が既知の基準抵抗RSと、
一端が測温抵抗体Rtの各端子A,B,bに接続されて
選択的に駆動される少なくとも3つのスイッチと、これ
らスイッチの他端に共通に接続されたA/D変換器と、
前記3つのスイッチを選択的に駆動することによりA/
D変換器から出力される測温抵抗体Rtの端子電圧の測
定結果VA,VB,Vbおよび既知の抵抗値RSに基づい
て、次式により測温抵抗体Rtの抵抗値を演算する演算
回路、を設けたことを特徴とする。
【0009】Rt=[{VA+Vb−2VB}/Vb]RS
【0010】
【作用】測温抵抗体の抵抗値Rtは、演算回路に取り込
まれる測温抵抗体Rtの端子電圧の測定結果VA,VB,
Vbおよび既知の抵抗値RSに基づいて演算される。これ
により、回路は測温抵抗体Rtの端子電圧を少なくとも
1回測定する間だけ安定していればよく、構成の簡略化
が図れ、コストの低減が図れる。
まれる測温抵抗体Rtの端子電圧の測定結果VA,VB,
Vbおよび既知の抵抗値RSに基づいて演算される。これ
により、回路は測温抵抗体Rtの端子電圧を少なくとも
1回測定する間だけ安定していればよく、構成の簡略化
が図れ、コストの低減が図れる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を用いた記録計の要部を示
す構成説明図であり、図2と同一部分には同一符号を付
けている。図1において、測温抵抗体Rtの端子Aは抵
抗R5を介して電圧−Vが加えられる端子11に接続さ
れるとともに抵抗R6およびスイッチSW5を介してアン
プ1に接続され、端子Bは抵抗R7およびスイッチSW7
を介してアンプ1に接続され、端子bは抵抗RSを介し
て共通電位点に接続されるとともに抵抗R8およびスイ
ッチSW7を介してアンプ1に接続されている。ここ
で、抵抗RSとしては、抵抗値が既知で測定物理量によ
る抵抗値の変化が少ない安定度の高い抵抗体を用いるよ
うにする。また、アンプ1には、スイッチSW8を介し
てA/D変換器6のフルスパン入力に対応した基準電圧
VFを発生する基準電圧源12が接続されている。A/
D変換器6には従来の基準電圧源7の代わりに電圧+V
が加えられる端子13が接続され、加算器5には従来の
基準電圧源8の代わりに切換スイッチSW9および抵抗
R9,R10を介して電圧−Vが加えられる端子14が接
続されている。ここで、スイッチSW1〜SW8はマルチ
プレクサを構成している。
る。図1は本発明の一実施例を用いた記録計の要部を示
す構成説明図であり、図2と同一部分には同一符号を付
けている。図1において、測温抵抗体Rtの端子Aは抵
抗R5を介して電圧−Vが加えられる端子11に接続さ
れるとともに抵抗R6およびスイッチSW5を介してアン
プ1に接続され、端子Bは抵抗R7およびスイッチSW7
を介してアンプ1に接続され、端子bは抵抗RSを介し
て共通電位点に接続されるとともに抵抗R8およびスイ
ッチSW7を介してアンプ1に接続されている。ここ
で、抵抗RSとしては、抵抗値が既知で測定物理量によ
る抵抗値の変化が少ない安定度の高い抵抗体を用いるよ
うにする。また、アンプ1には、スイッチSW8を介し
てA/D変換器6のフルスパン入力に対応した基準電圧
VFを発生する基準電圧源12が接続されている。A/
D変換器6には従来の基準電圧源7の代わりに電圧+V
が加えられる端子13が接続され、加算器5には従来の
基準電圧源8の代わりに切換スイッチSW9および抵抗
R9,R10を介して電圧−Vが加えられる端子14が接
続されている。ここで、スイッチSW1〜SW8はマルチ
プレクサを構成している。
【0012】このように構成された装置の動作について
説明する。まず、直流電圧および熱電対の出力電圧Vi
の測定にあたっては、アンプ1のゲインを1に設定した
状態でスイッチSW4およびSW8を順次選択的にオンに
して共通電位点の電圧VZおよび基準電圧源12の出力
電圧VFを測定するとともに、アンプ1のゲインを直流
電圧および熱電対の出力電圧Viの測定に必要なゲイン
Gに設定した状態でスイッチSW1およびSW4を順次選
択的にオンにして直流電圧または熱電対の出力電圧Vi
およびアンプ1のオフセット補償のための共通電位点の
電圧VZを測定し、これら各測定結果VZ(1),VF(1),
Vi(G),VZ(G)を演算回路10に格納する。そして、演
算回路10は、これら各測定結果VZ(1),VF(1),V
i(G),VZ(G)および既知の基準電圧源12の出力電圧値
VFに基づいて第(1)式で示すような演算を行う。
説明する。まず、直流電圧および熱電対の出力電圧Vi
の測定にあたっては、アンプ1のゲインを1に設定した
状態でスイッチSW4およびSW8を順次選択的にオンに
して共通電位点の電圧VZおよび基準電圧源12の出力
電圧VFを測定するとともに、アンプ1のゲインを直流
電圧および熱電対の出力電圧Viの測定に必要なゲイン
Gに設定した状態でスイッチSW1およびSW4を順次選
択的にオンにして直流電圧または熱電対の出力電圧Vi
およびアンプ1のオフセット補償のための共通電位点の
電圧VZを測定し、これら各測定結果VZ(1),VF(1),
Vi(G),VZ(G)を演算回路10に格納する。そして、演
算回路10は、これら各測定結果VZ(1),VF(1),V
i(G),VZ(G)および既知の基準電圧源12の出力電圧値
VFに基づいて第(1)式で示すような演算を行う。
【0013】 Vi=[{Vi(G)−VZ(G)}/{VF(1)−VZ(1)}]VF…(1) ここで、基準電圧源12以外の各回路は、これら4カ所
の電圧を測定する期間においてのみ特性が変化しなけれ
ばよく、比較的簡単な回路構成でよい。また、熱電対の
冷接点温度を補償するための温度センサ2の出力電圧V
Jの測定にあたっては、前述と同様にアンプ1のゲイン
を1にしてVZ(1),VF(1)を測定するとともに、アンプ
1のゲインを温度センサ2の出力電圧の測定に測定に必
要なゲインGに設定した状態でスイッチSW2およびS
W4を順次選択的にオンにして温度センサ2の出力電圧
VJおよびアンプ1のオフセット補償のための共通電位
点の電圧VZを測定し、これら各測定結果VZ(1),V
F(1),VJ(G),VZ(G)を演算回路10に格納する。そし
て、演算回路10は、これら各測定結果VZ(1),V
F(1),VJ(G),VZ(G)および既知の基準電圧源12の出
力電圧値VFに基づいて第(2)式で示すような演算を行
う。
の電圧を測定する期間においてのみ特性が変化しなけれ
ばよく、比較的簡単な回路構成でよい。また、熱電対の
冷接点温度を補償するための温度センサ2の出力電圧V
Jの測定にあたっては、前述と同様にアンプ1のゲイン
を1にしてVZ(1),VF(1)を測定するとともに、アンプ
1のゲインを温度センサ2の出力電圧の測定に測定に必
要なゲインGに設定した状態でスイッチSW2およびS
W4を順次選択的にオンにして温度センサ2の出力電圧
VJおよびアンプ1のオフセット補償のための共通電位
点の電圧VZを測定し、これら各測定結果VZ(1),V
F(1),VJ(G),VZ(G)を演算回路10に格納する。そし
て、演算回路10は、これら各測定結果VZ(1),V
F(1),VJ(G),VZ(G)および既知の基準電圧源12の出
力電圧値VFに基づいて第(2)式で示すような演算を行
う。
【0014】 VJ=[{VJ(G)−VZ(G)}/{VF(1)−VZ(1)}]VF…(2) さらに演算回路10は、このようにして演算された電圧
VJを温度信号(℃)に変換する。次に、測温抵抗体Rt
による温度測定について説明する。測温抵抗体Rtには
端子11から一定電圧−Vを加える。この状態で、アン
プ1のゲインを一定に保ちながらスイッチSW5,S
W6,SW7,SW4を順次選択的にオンにし、測温抵抗
体Rtの各端子A,B,bの電圧VA,VB,Vbおよび共
通電位点の電圧VZを測定してこれら各測定結果VA,V
B,Vb,VZを演算回路10に格納する。そして、演算
回路10において、これら各測定結果VA,VB,Vb,
VZおよび既知の抵抗値RSに基づいて第(3)式で示すよ
うな演算を行う。
VJを温度信号(℃)に変換する。次に、測温抵抗体Rt
による温度測定について説明する。測温抵抗体Rtには
端子11から一定電圧−Vを加える。この状態で、アン
プ1のゲインを一定に保ちながらスイッチSW5,S
W6,SW7,SW4を順次選択的にオンにし、測温抵抗
体Rtの各端子A,B,bの電圧VA,VB,Vbおよび共
通電位点の電圧VZを測定してこれら各測定結果VA,V
B,Vb,VZを演算回路10に格納する。そして、演算
回路10において、これら各測定結果VA,VB,Vb,
VZおよび既知の抵抗値RSに基づいて第(3)式で示すよ
うな演算を行う。
【0015】 Rt=[{VA+Vb−2VB}/{Vb−VZ}]RS…(3) さらに演算回路10は、このようにして演算された抵抗
値Rt(Ω)を温度信号(℃)に変換する。このように
構成することにより、測温抵抗体Rtのリード線の抵抗
値の影響を受けることはなく、精度の高い測定が行え
る。そして、図2に示した従来の測温抵抗体Rtを用い
た温度測定装置に必要であった測温抵抗体Rtに基準電
流を加えるための定電流源3および測温抵抗体Rtの端
子A,B間の電位差に基づいて抵抗値Rt(Ω)を温度
信号(℃)に変換する信号変換回路4は不要になり、回
路構成が比較的簡単になるとともに、長期間にわたって
高精度,高安定度が必要な回路部品も少なくてよく、コ
ストの低減を図ることができる。
値Rt(Ω)を温度信号(℃)に変換する。このように
構成することにより、測温抵抗体Rtのリード線の抵抗
値の影響を受けることはなく、精度の高い測定が行え
る。そして、図2に示した従来の測温抵抗体Rtを用い
た温度測定装置に必要であった測温抵抗体Rtに基準電
流を加えるための定電流源3および測温抵抗体Rtの端
子A,B間の電位差に基づいて抵抗値Rt(Ω)を温度
信号(℃)に変換する信号変換回路4は不要になり、回
路構成が比較的簡単になるとともに、長期間にわたって
高精度,高安定度が必要な回路部品も少なくてよく、コ
ストの低減を図ることができる。
【0016】なお、共通電位点の電圧VZを測定する系
統は要求される測定精度によっては省略してもよい。こ
の場合の演算式は、第(4)式になる。 Rt=[{VA+Vb−2VB}/Vb]RS…(4) ところで、図1の構成において、測温抵抗体Rtの抵抗
値測定動作時の測定電圧VA,VB,Vb,VZに関連した
アンプ1の出力は、零から正極性の範囲のみになる。こ
の結果、A/D変換器6がフルスパンで正,負の両極性
の範囲のアナログ入力信号をデジタル信号に変換できる
ように構成されている場合、1/2の分解能で変換する
ことになってしまう。そこで、図1の装置では、切換ス
イッチSW9により抵抗R9またはR10を選択的に加算器
5に接続してA/D変換器6に加えるオフセット量を変
えるようにしている。すなわち、例えば抵抗R9を接続
した場合にはA/D変換器6はフルスパンで零を中心に
して正,負両極性の範囲のアナログ入力信号をデジタル
信号に変換することができ、例えば抵抗R10を接続した
場合にはA/D変換器6はフルスパンで零から正極性の
範囲のアナログ入力信号をデジタル信号に変換できて、
分解能を高めることができる。
統は要求される測定精度によっては省略してもよい。こ
の場合の演算式は、第(4)式になる。 Rt=[{VA+Vb−2VB}/Vb]RS…(4) ところで、図1の構成において、測温抵抗体Rtの抵抗
値測定動作時の測定電圧VA,VB,Vb,VZに関連した
アンプ1の出力は、零から正極性の範囲のみになる。こ
の結果、A/D変換器6がフルスパンで正,負の両極性
の範囲のアナログ入力信号をデジタル信号に変換できる
ように構成されている場合、1/2の分解能で変換する
ことになってしまう。そこで、図1の装置では、切換ス
イッチSW9により抵抗R9またはR10を選択的に加算器
5に接続してA/D変換器6に加えるオフセット量を変
えるようにしている。すなわち、例えば抵抗R9を接続
した場合にはA/D変換器6はフルスパンで零を中心に
して正,負両極性の範囲のアナログ入力信号をデジタル
信号に変換することができ、例えば抵抗R10を接続した
場合にはA/D変換器6はフルスパンで零から正極性の
範囲のアナログ入力信号をデジタル信号に変換できて、
分解能を高めることができる。
【0017】なお、上記実施例では、1系統の測温抵抗
体のみを記録計に組み込んだ例について説明したが、複
数系統を設けておいてマルチプレクサで切り換えるよう
にしてもよい。また、記録計に限るものではなく、デー
タロガーなどにも組み込むことができる。
体のみを記録計に組み込んだ例について説明したが、複
数系統を設けておいてマルチプレクサで切り換えるよう
にしてもよい。また、記録計に限るものではなく、デー
タロガーなどにも組み込むことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
比較的簡単な回路構成で、高精度の測定が行える測温抵
抗体回路を実現することができる。
比較的簡単な回路構成で、高精度の測定が行える測温抵
抗体回路を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例を用いた記録計の要部を示す
構成説明図である。
構成説明図である。
【図2】従来の測温抵抗体を用いた温度測定装置を含む
記録計の一例の要部を示す構成説明図である。
記録計の一例の要部を示す構成説明図である。
1 アンプ 2 温度センサ 5 加算器 6 A/D変換器 9 信号絶縁回路 10 演算回路 12 基準電圧源 Rt 測温抵抗体 RS 基準抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】3端子A,B,bを有する測温抵抗体Rt
と、 この測温抵抗体Rtの第1の端子Aに接続された電圧源
と、 測温抵抗体Rtの第3の端子bと共通電位点間に接続さ
れた抵抗値が既知の基準抵抗RSと、 一端が測温抵抗体Rtの各端子A,B,bに接続されて
選択的に駆動される少なくとも3つのスイッチと、 これらスイッチの他端に共通に接続されたA/D変換器
と、 前記3つのスイッチを選択的に駆動することによりA/
D変換器から出力される測温抵抗体Rtの端子電圧の測
定結果VA,VB,Vbおよび既知の抵抗値RSに基づい
て、次式により測温抵抗体Rtの抵抗値を演算する演算
回路、を設けたことを特徴とする測温抵抗体回路。 Rt=[{VA+Vb−2VB}/Vb]RS
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20805892A JPH06100626B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 測温抵抗体回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20805892A JPH06100626B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 測温抵抗体回路 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP717385A Division JPS61167876A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196667A true JPH05196667A (ja) | 1993-08-06 |
| JPH06100626B2 JPH06100626B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=16549945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20805892A Expired - Lifetime JPH06100626B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 測温抵抗体回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100626B2 (ja) |
Cited By (3)
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| EP1072876A1 (de) * | 1999-07-22 | 2001-01-31 | Webasto Thermosysteme International GmbH | Schaltung zum Auswerten von Thermoelement-Messsignalen |
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-
1992
- 1992-08-04 JP JP20805892A patent/JPH06100626B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN114112082B (zh) * | 2021-12-01 | 2023-09-22 | 浙江中控信息产业股份有限公司 | 热电阻测量电路及其温度补偿方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06100626B2 (ja) | 1994-12-12 |
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