JPH05197380A - エンベロープ制御装置 - Google Patents
エンベロープ制御装置Info
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- JPH05197380A JPH05197380A JP4292456A JP29245692A JPH05197380A JP H05197380 A JPH05197380 A JP H05197380A JP 4292456 A JP4292456 A JP 4292456A JP 29245692 A JP29245692 A JP 29245692A JP H05197380 A JPH05197380 A JP H05197380A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来よりも小規模な乗算器を用いて、波形と
エンベロープとの乗算が行なえるようにしたエンベロー
プ制御装置を提供する。 【構成】 エンベロープデータ発生器2にて、エンベロ
ープデータEiとして、下位コードPiと上位コードQi
との2つに分かれたものを発生させ、下位コードPiま
たはこれを変形したものと、波形発生器1から発生され
る波形データWiとを乗算器6にて乗算し、この乗算結
果を上位コードQiにしたがって、シフタ8にてシフト
するように構成している。 【効果】 従来のエンベロープ制御装置に比べて乗算器
を小規模にできるという効果が得られる。
エンベロープとの乗算が行なえるようにしたエンベロー
プ制御装置を提供する。 【構成】 エンベロープデータ発生器2にて、エンベロ
ープデータEiとして、下位コードPiと上位コードQi
との2つに分かれたものを発生させ、下位コードPiま
たはこれを変形したものと、波形発生器1から発生され
る波形データWiとを乗算器6にて乗算し、この乗算結
果を上位コードQiにしたがって、シフタ8にてシフト
するように構成している。 【効果】 従来のエンベロープ制御装置に比べて乗算器
を小規模にできるという効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器のように音源
波形とエンベロープ波形とを乗算したり、画像処理にお
いて乗算を行なうのに適したエンベロープ制御装置に関
するものである。
波形とエンベロープ波形とを乗算したり、画像処理にお
いて乗算を行なうのに適したエンベロープ制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器の分野において、音源波
形とエンベロープ波形とを乗算して、エンベロープの付
与された楽音波形をつくる場合、量子化誤差の関係か
ら、ディジタル乗算器として12ビット×12ビット以
上のビット幅をもつものが用いられている。
形とエンベロープ波形とを乗算して、エンベロープの付
与された楽音波形をつくる場合、量子化誤差の関係か
ら、ディジタル乗算器として12ビット×12ビット以
上のビット幅をもつものが用いられている。
【0003】また、DA変換器としても、14ビット〜
16ビットのものを必要とし、エンベロープ波形も、1
4ビット〜16ビットの分解能を必要としている。ま
た、エンベロープ波形として、16ビットのリニアなコ
ードを用いる代りに、2進の浮動小数点表示を行なうも
のとして、特開昭54−1609号公報,特開昭57−
181593号公報などが知られている。
16ビットのものを必要とし、エンベロープ波形も、1
4ビット〜16ビットの分解能を必要としている。ま
た、エンベロープ波形として、16ビットのリニアなコ
ードを用いる代りに、2進の浮動小数点表示を行なうも
のとして、特開昭54−1609号公報,特開昭57−
181593号公報などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、ディ
ジタル乗算器として12ビット×12ビット以上のビッ
ト幅をもつものを用いないと、エンベロープが減衰した
ときに、量子化誤差による雑音が発生し、耳につくとい
う問題があった。
ジタル乗算器として12ビット×12ビット以上のビッ
ト幅をもつものを用いないと、エンベロープが減衰した
ときに、量子化誤差による雑音が発生し、耳につくとい
う問題があった。
【0005】また、上述した2進の浮動小数点表示を行
なうものは、音源波形との乗算についてはアナログ乗算
器を用いたり、16ビット×16ビットのような線形の
並列乗算器を従来どおり使用するものであった。
なうものは、音源波形との乗算についてはアナログ乗算
器を用いたり、16ビット×16ビットのような線形の
並列乗算器を従来どおり使用するものであった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑み、従来よ
りも小規模な乗算器を用いて波形とエンベロープとの乗
算が行なえるようにしたエンベロープ制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
りも小規模な乗算器を用いて波形とエンベロープとの乗
算が行なえるようにしたエンベロープ制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンベロープ
データEiとして、下位コードPiと上位コードQiとの
2つに分かれたものを発生させ、下位コードPiまたは
これを変形したものと波形データWiとを乗算し、乗算
結果を上位コードQiにしたがって、シフトするように
して、乗算器をWi×Eiの代りに、Wi×Piまたは、こ
れよりわずかに大きい規模にまで、小さくするようにし
たことを特徴とするものである。
データEiとして、下位コードPiと上位コードQiとの
2つに分かれたものを発生させ、下位コードPiまたは
これを変形したものと波形データWiとを乗算し、乗算
結果を上位コードQiにしたがって、シフトするように
して、乗算器をWi×Eiの代りに、Wi×Piまたは、こ
れよりわずかに大きい規模にまで、小さくするようにし
たことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は波形発生器から波形データWiを出力
し、エンベロープ発生器から下位コードPiと上位コー
ドQiに分割できるエンベロープデータEiを出力し、上
記波形データWiと下位コードPiとを乗算器に加えてそ
れらの積を得、これをシフタに加え、この積を上記上位
コードQiにしたがってシフトすることにより、波形と
エンベロープの乗算された出力波形を得るようにしたも
のであるから、従来のエンベロープ制御装置に比べて乗
算器を小規模にできる。
し、エンベロープ発生器から下位コードPiと上位コー
ドQiに分割できるエンベロープデータEiを出力し、上
記波形データWiと下位コードPiとを乗算器に加えてそ
れらの積を得、これをシフタに加え、この積を上記上位
コードQiにしたがってシフトすることにより、波形と
エンベロープの乗算された出力波形を得るようにしたも
のであるから、従来のエンベロープ制御装置に比べて乗
算器を小規模にできる。
【0009】また、波形発生器から波形データWiを出
力し、エンベロープ発生器から下位コードPiと上位コ
ードQiに分割できるエンベロープデータEiを出力し、
上記波形データWiと下位コードPiとを乗算器に加えて
それらの積と波形データWiとを減算器に加えてそれら
の差を得、上記差をシフタに加えて、上記上位コードQ
iにしたがってシフトすることにより、波形とエンベロ
ープの乗算された出力波形を得るようにしても乗算器の
規模を小さくすることができ、しかもこの場合、シフタ
をアナログ式にすれば、DA変換器も、小規模のもので
すむ。
力し、エンベロープ発生器から下位コードPiと上位コ
ードQiに分割できるエンベロープデータEiを出力し、
上記波形データWiと下位コードPiとを乗算器に加えて
それらの積と波形データWiとを減算器に加えてそれら
の差を得、上記差をシフタに加えて、上記上位コードQ
iにしたがってシフトすることにより、波形とエンベロ
ープの乗算された出力波形を得るようにしても乗算器の
規模を小さくすることができ、しかもこの場合、シフタ
をアナログ式にすれば、DA変換器も、小規模のもので
すむ。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例をもとに説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例におけるブロ
ック図である。図1において、1は楽音の音源の波形デ
ータWiを発生する波形発生器であって、楽音の一波形
をサンプリングし、量子孔したデータを繰り返し発生す
る。3は波形データレジスタである。2はエンベロープ
発生器であって、エンベロープデータEiを発生する。
エンベロープデータEiは、下位Piと上位Qiに分離で
きる構造である。4は下位コードPiのためのレジスタ
5は上位コードQiのためのレジスタである。波形デー
タWiと下位コードPiとは乗算器6に加えられる。この
際、下位コードP iの最上位ビットのさらに上位に、
“1”がつけ加えられる。したがって、Piが8ビット
のときは、乗算器6には、9ビットのデータが与えられ
る。乗算器6の他方の入力には、波形データWiが入力
される。このデータを10ビットで構成することにす
る。乗算器6の出力は、10+9=19ビットのうち上
位12ビットを使用することにする。この積コードWP
iは、シフタ8に入力される。シフタは、入力コードの
ビットシフトして出力するもので、何ビット上位、また
は下位にシフトするかを、エンベロープデータの上位コ
ードQiにより指定する。
ック図である。図1において、1は楽音の音源の波形デ
ータWiを発生する波形発生器であって、楽音の一波形
をサンプリングし、量子孔したデータを繰り返し発生す
る。3は波形データレジスタである。2はエンベロープ
発生器であって、エンベロープデータEiを発生する。
エンベロープデータEiは、下位Piと上位Qiに分離で
きる構造である。4は下位コードPiのためのレジスタ
5は上位コードQiのためのレジスタである。波形デー
タWiと下位コードPiとは乗算器6に加えられる。この
際、下位コードP iの最上位ビットのさらに上位に、
“1”がつけ加えられる。したがって、Piが8ビット
のときは、乗算器6には、9ビットのデータが与えられ
る。乗算器6の他方の入力には、波形データWiが入力
される。このデータを10ビットで構成することにす
る。乗算器6の出力は、10+9=19ビットのうち上
位12ビットを使用することにする。この積コードWP
iは、シフタ8に入力される。シフタは、入力コードの
ビットシフトして出力するもので、何ビット上位、また
は下位にシフトするかを、エンベロープデータの上位コ
ードQiにより指定する。
【0012】ここで、エンベロープデータが {q3q2q1q0P7P6P5P4P3P2P1P0} で表わされるとする。{P7〜P0}は仮数部を表わし、
{q3〜q0}は指数部を表わす。
{q3〜q0}は指数部を表わす。
【0013】Eiの大きさは
【0014】
【数1】
【0015】のように、2進の浮動表示の値として表わ
される。Piの上位に“1”を付け加えると、Eiは実質
的に
される。Piの上位に“1”を付け加えると、Eiは実質
的に
【0016】
【数2】
【0017】となる。(数2)の右辺の{ }内を〔P
i〕と表わす。一方、Wiを10ビットとすると
i〕と表わす。一方、Wiを10ビットとすると
【0018】
【数3】
【0019】となる。ただし、これは負数を2の補数表
示している。Wi×〔Ei〕は
示している。Wi×〔Ei〕は
【0020】
【数4】
【0021】WPi項は、10ビット×9ビットの乗算
器6で計算する。
器6で計算する。
【0022】
【数5】
【0023】項は、上位コードQiによって、16通り
のシフトを行なうことに相当し、Qi=(0000)で
はシフトなし、Qi=(0001)では上位へ1ビット
シフト、Qi=(0010)では上位へ2ビットシフ
ト、Qi=(1111)では上位へ15ビットシフトす
る。したがって、WPiを12ビットとすると、シフタ
8の出力は12+15=27ビットの幅になるが、上位
から16ビットのみを取り出して、DA変換器9に入力
することにする。このようにすれば、WPiが12ビッ
トであるから、量子化ノイズに対するS/Nが約72d
Bであり、ダイナミックレンジが、16ビットに対応し
て、96dBとなり、十分に高品質の音を得ることがで
きる。
のシフトを行なうことに相当し、Qi=(0000)で
はシフトなし、Qi=(0001)では上位へ1ビット
シフト、Qi=(0010)では上位へ2ビットシフ
ト、Qi=(1111)では上位へ15ビットシフトす
る。したがって、WPiを12ビットとすると、シフタ
8の出力は12+15=27ビットの幅になるが、上位
から16ビットのみを取り出して、DA変換器9に入力
することにする。このようにすれば、WPiが12ビッ
トであるから、量子化ノイズに対するS/Nが約72d
Bであり、ダイナミックレンジが、16ビットに対応し
て、96dBとなり、十分に高品質の音を得ることがで
きる。
【0024】図2は、本発明の第2の実施例のブロック
図である。図1の実施例との違いについて述べると、デ
ィジタルシフタ8が省かれ、その代りにアナログのシフ
タに相当する減衰器10が、DA変換器9の出力側に設
けられ、減衰度ATが上位コードQiにより切り換えら
れる。減衰度ATは
図である。図1の実施例との違いについて述べると、デ
ィジタルシフタ8が省かれ、その代りにアナログのシフ
タに相当する減衰器10が、DA変換器9の出力側に設
けられ、減衰度ATが上位コードQiにより切り換えら
れる。減衰度ATは
【0025】
【数6】
【0026】で表わされる。Kは定数である。このよう
にすれば、DA変換器9として、12ビット精度のもの
でよいから、図1の実施例より有利である。
にすれば、DA変換器9として、12ビット精度のもの
でよいから、図1の実施例より有利である。
【0027】図3の(A)は〔Pi〕とQiの一例であ
る。エンベロープの減衰過程、いわゆるレリーズを示し
ている。Piは255から0までの変化を行なうから、
〔Pi〕は511から256まで変化する。図4(A)
はQi,Pi,〔Pi〕のフォーマットである。
る。エンベロープの減衰過程、いわゆるレリーズを示し
ている。Piは255から0までの変化を行なうから、
〔Pi〕は511から256まで変化する。図4(A)
はQi,Pi,〔Pi〕のフォーマットである。
【0028】図5は、本発明の別の実施例である。波形
データWiと下位コードPiは乗算器6に加えられ、その
積出力は、上位コードQiにしたがって、シフタ8によ
りシフトされる。波形データWiもシフタ18によって
シフトされる。シフタ8と18の出力は減算器20に加
えられて、ここにおいて、それらの差がとられる。減算
器20の出力はDA変換器に入力される。
データWiと下位コードPiは乗算器6に加えられ、その
積出力は、上位コードQiにしたがって、シフタ8によ
りシフトされる。波形データWiもシフタ18によって
シフトされる。シフタ8と18の出力は減算器20に加
えられて、ここにおいて、それらの差がとられる。減算
器20の出力はDA変換器に入力される。
【0029】図6は、図5の実施例のレフタ8,9と減
算器20の順序を逆にして、シフタを1個にすると共
に、減算器20の扱うべきビット幅を減らしたものであ
る。
算器20の順序を逆にして、シフタを1個にすると共
に、減算器20の扱うべきビット幅を減らしたものであ
る。
【0030】図5と図6の実施例では、エンベロープデ
ータEiとして、その減衰過程において、増加関数とな
るように発生させるものとする。図3(B)に値の例を
示す。図4(B)はエンベロープデータのフォーマット
である。
ータEiとして、その減衰過程において、増加関数とな
るように発生させるものとする。図3(B)に値の例を
示す。図4(B)はエンベロープデータのフォーマット
である。
【0031】図7は、アナログ式のシフタの例である。
図7において、抵抗は周知のR−2R形式のラダーネッ
トワークである。2Rの抵抗側にはスイッチが設けら
れ、演算増幅器31の+入力と−入力への電流の流入を
選択する。RFは利得を決める帰還抵抗であって、−入
力への流入電流が流れる。30はデコーダであって、上
位コードQiに従って、16個のスイッチのうち1個
を、−入力側に選択し切り換える。スイッチS0では減
衰なし、スイッチS1では−6dB,S2では−12d
B、……となる。スイッチSiでは−6×i dBとな
る。最も減衰の大きいS 15では、Qi=(1111)で
ある。このときは、スイッチを+入力側に固定して入力
が遮断されるようにしてもよい。
図7において、抵抗は周知のR−2R形式のラダーネッ
トワークである。2Rの抵抗側にはスイッチが設けら
れ、演算増幅器31の+入力と−入力への電流の流入を
選択する。RFは利得を決める帰還抵抗であって、−入
力への流入電流が流れる。30はデコーダであって、上
位コードQiに従って、16個のスイッチのうち1個
を、−入力側に選択し切り換える。スイッチS0では減
衰なし、スイッチS1では−6dB,S2では−12d
B、……となる。スイッチSiでは−6×i dBとな
る。最も減衰の大きいS 15では、Qi=(1111)で
ある。このときは、スイッチを+入力側に固定して入力
が遮断されるようにしてもよい。
【0032】図7の例では、16通りのレベルを生じる
が、通常の音に対しては十分すぎる。Qiを3ビットと
してもよい。Qiを4ビットとした場合でも、16通り
全部使わずに、10ビット〜12ビット位だけを用いる
ようにしてもよい。
が、通常の音に対しては十分すぎる。Qiを3ビットと
してもよい。Qiを4ビットとした場合でも、16通り
全部使わずに、10ビット〜12ビット位だけを用いる
ようにしてもよい。
【0033】なお、図3(B)のコードの場合は、図7
のデコーダとスイッチの対応とを逆にすれば良い。
のデコーダとスイッチの対応とを逆にすれば良い。
【0034】図1,図2の実施例において、Pi,Qiが
減少していき、Qi=(0000)となって、さらに、
Piが(00000000)を越えて小さくなったとき
には、Qi=(1111)となりかつBORROWが発
生するが、このときには、Qi=(1111)またはB
ORROWを検出して、〔Qi〕=(0000)をQiの
代わりにシフタに供給し、かつ、Piのさらに上位の付
加ビットを“1”から“0”に切り換えるようにすれ
ば、〔Pi〕としては、通常のレンジQi=(0001)
〜(1110)では、〔Pi〕=511〜256がと
れ、Qi=(0000)では、〔Pi〕=511〜0の
値が取れることになる。
減少していき、Qi=(0000)となって、さらに、
Piが(00000000)を越えて小さくなったとき
には、Qi=(1111)となりかつBORROWが発
生するが、このときには、Qi=(1111)またはB
ORROWを検出して、〔Qi〕=(0000)をQiの
代わりにシフタに供給し、かつ、Piのさらに上位の付
加ビットを“1”から“0”に切り換えるようにすれ
ば、〔Pi〕としては、通常のレンジQi=(0001)
〜(1110)では、〔Pi〕=511〜256がと
れ、Qi=(0000)では、〔Pi〕=511〜0の
値が取れることになる。
【0035】以上の実施例では、波形データとエンベロ
ープデータの積をそのままDA変換する場合について説
明した。
ープデータの積をそのままDA変換する場合について説
明した。
【0036】図8は、Wi×Eiのiに関する差分値を出
力する場合の実施例である。波形データWiと、下位デ
ータPiに“1”を付加した〔Pi〕とが乗算器60に
加えられ、積Wiを得る。積WPiはラッチ40に印加さ
れるから、時刻iでは、1回前の積WPi-1が保持され
る。エンベロープデータEiの上位コードQiは、ラッチ
42、比較器43、およびアナログ式のシフタである減
衰器10に供給される。ラッチ42には、1回前の上位
コードQi-1が保持されており、比較器43に供給され
る。比較器43は、QiとQi-1とを比較し、つぎの条件
にもとづき出力を出す。
力する場合の実施例である。波形データWiと、下位デ
ータPiに“1”を付加した〔Pi〕とが乗算器60に
加えられ、積Wiを得る。積WPiはラッチ40に印加さ
れるから、時刻iでは、1回前の積WPi-1が保持され
る。エンベロープデータEiの上位コードQiは、ラッチ
42、比較器43、およびアナログ式のシフタである減
衰器10に供給される。ラッチ42には、1回前の上位
コードQi-1が保持されており、比較器43に供給され
る。比較器43は、QiとQi-1とを比較し、つぎの条件
にもとづき出力を出す。
【0037】Qi>Qi-1 :a Qi=Qi-1 :b Qi<Qi-1 :c ラッチ40の出力WPi-1は、シフタ41に供給され
る。シフタ41は、WPi -1を1ビット上下にシフトす
るもので、アンドゲートとオアゲートの組み合わせで構
成できる。入力端子Aに入った信号は、1ビット下位に
シフトされる。入力端子Bに入った信号は、そのまま出
力される。入力端子Cに入った信号は1ビット上位にシ
フトされる。したがって、入力WPi-1はつぎのように
変換されることになる。
る。シフタ41は、WPi -1を1ビット上下にシフトす
るもので、アンドゲートとオアゲートの組み合わせで構
成できる。入力端子Aに入った信号は、1ビット下位に
シフトされる。入力端子Bに入った信号は、そのまま出
力される。入力端子Cに入った信号は1ビット上位にシ
フトされる。したがって、入力WPi-1はつぎのように
変換されることになる。
【0038】a: Aを選択 : WPi-1/2 b: Bを選択 : WPi-1 c: Cを選択 : 2WPi-1 シフタ41の出力と、積とは減算器61に供給され、差
が計算される。差分出力は、つぎのようになる。
が計算される。差分出力は、つぎのようになる。
【0039】Qi>Qi-1のとき △WPi=WPi-1/2−WPi Qi=Qi-1のとき △WPi=WPi-1−WPi Qi<Qi-1のとき △WPi=2WPi-1−WPi 減算器61の出力△WPiは、DA変換器9と減衰器1
0を経て、キャパシタCと演算増幅器11とよりなる積
分器に加えられる。差分値△WPiはWPiの微分値に相
当するから、積分器の出力はWiとEiとの積の波形にな
る。
0を経て、キャパシタCと演算増幅器11とよりなる積
分器に加えられる。差分値△WPiはWPiの微分値に相
当するから、積分器の出力はWiとEiとの積の波形にな
る。
【0040】比較器43とシフタ41とは、上位コード
QiとQi-1とが異なる、すなわち、エンベロープデータ
の指数表示部のレンジが異なる場合の〔Pi〕と
〔Pi-1〕との差を補正して、正しい差分値△WPiが得
られるようにするためのものである。
QiとQi-1とが異なる、すなわち、エンベロープデータ
の指数表示部のレンジが異なる場合の〔Pi〕と
〔Pi-1〕との差を補正して、正しい差分値△WPiが得
られるようにするためのものである。
【0041】△WPiはWPiとWPi-1との差分である
から、WPiを12ビットとしても、△WPiのワード幅
は小さいことが殆どである。したがって、差分を計算す
る本実施例では、DA変換器9のワード幅を12ビット
以下にすることができる。
から、WPiを12ビットとしても、△WPiのワード幅
は小さいことが殆どである。したがって、差分を計算す
る本実施例では、DA変換器9のワード幅を12ビット
以下にすることができる。
【0042】図9は、図8に用いたDA変換器9の部分
の別の例である。差分値△WPiはシフタ70,DA変
換器71,アナログ式のシフタ72を介して出力され、
図8の減衰器10に印加される。シフタ70とシフタ7
2には、△WPiの7ビットのデータの上位3ビットが
供給され、シフト動作が制御される。図10(A)のよ
うに△WPiの上位3ビットが“0”のときは、下位4
ビットがそのまま、DA変換器71に加わり、シフタ7
2は、利得が1/4、すなわち、−12dBとなる。図
10(B)のように、上位の3ビットが“001”のと
きは、中間の4ビットがシフタ70のシフト動作により
出力され、これがDA変換器71に加わり、シフタ72
は利得が1/2、すなわち、−6dBとなる。図10
(C)のように△WPiの上位2ビットが“01”のと
きは、MSB(最上位ビット)を除く上位4ビットをD
A変換器71に加え、シフタ72は減衰度0dBとす
る。
の別の例である。差分値△WPiはシフタ70,DA変
換器71,アナログ式のシフタ72を介して出力され、
図8の減衰器10に印加される。シフタ70とシフタ7
2には、△WPiの7ビットのデータの上位3ビットが
供給され、シフト動作が制御される。図10(A)のよ
うに△WPiの上位3ビットが“0”のときは、下位4
ビットがそのまま、DA変換器71に加わり、シフタ7
2は、利得が1/4、すなわち、−12dBとなる。図
10(B)のように、上位の3ビットが“001”のと
きは、中間の4ビットがシフタ70のシフト動作により
出力され、これがDA変換器71に加わり、シフタ72
は利得が1/2、すなわち、−6dBとなる。図10
(C)のように△WPiの上位2ビットが“01”のと
きは、MSB(最上位ビット)を除く上位4ビットをD
A変換器71に加え、シフタ72は減衰度0dBとす
る。
【0043】上記説明は、△WPiが正のときである。
△WPiが負のとき、2の補数表示をした場合が図11
である。図11において、上位3ビットが“111”の
ときは、図11(D)に示す下位4ビットをそのままD
A変換器71に加える。シフタ72は、−12dBとな
る。上位3ビットが“110”のときには、図11
(E)の中間の4ビットをシフタ70が出力する。この
ときシフタ72は−6dBとなる。上位2ビットが“1
0”のときには、図11(F)に示す4ビットがシフタ
70より出力される。このときシフタ72は0dBとな
る。△WPi7ビットのうち、MSBは反転して、DA
変換器71のMSB入力に与えられる。このようにする
と、この補数表示が、オフセットバイナリ表示に変換さ
れる。
△WPiが負のとき、2の補数表示をした場合が図11
である。図11において、上位3ビットが“111”の
ときは、図11(D)に示す下位4ビットをそのままD
A変換器71に加える。シフタ72は、−12dBとな
る。上位3ビットが“110”のときには、図11
(E)の中間の4ビットをシフタ70が出力する。この
ときシフタ72は−6dBとなる。上位2ビットが“1
0”のときには、図11(F)に示す4ビットがシフタ
70より出力される。このときシフタ72は0dBとな
る。△WPi7ビットのうち、MSBは反転して、DA
変換器71のMSB入力に与えられる。このようにする
と、この補数表示が、オフセットバイナリ表示に変換さ
れる。
【0044】波形発生器1は、ディジタル的な音源波形
を出力するもので、記憶装置に書き込まれたデータを順
次読み出すもので良い。エンベロープ発生器2は、アッ
プダウンカウンタなどが用いられる。
を出力するもので、記憶装置に書き込まれたデータを順
次読み出すもので良い。エンベロープ発生器2は、アッ
プダウンカウンタなどが用いられる。
【0045】図5や図6の実施例のように増加関数型の
エンベロープデータEiを用いる場合にも、図8のよう
な差分値を求めるような構成にすることができることは
いうまでもない。
エンベロープデータEiを用いる場合にも、図8のよう
な差分値を求めるような構成にすることができることは
いうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は波形発生器から波形データWiを出力し、エンベロー
プ発生器から下位コードPiと上位コードQiに分割でき
るエンベロープデータEiを出力し、上記波形データWi
と下位コードPiとを乗算器に加えてそれらの積を得、
これをシフタに加え、この積を上記上位コードQiにし
たがってシフトすることにより、波形とエンベロープの
乗算された出力波形を得るようにしたものであるから、
従来のエンベロープ制御装置に比べて乗算器を小規模に
できるという効果が得られる。
は波形発生器から波形データWiを出力し、エンベロー
プ発生器から下位コードPiと上位コードQiに分割でき
るエンベロープデータEiを出力し、上記波形データWi
と下位コードPiとを乗算器に加えてそれらの積を得、
これをシフタに加え、この積を上記上位コードQiにし
たがってシフトすることにより、波形とエンベロープの
乗算された出力波形を得るようにしたものであるから、
従来のエンベロープ制御装置に比べて乗算器を小規模に
できるという効果が得られる。
【0047】また、波形発生器から波形データWiを出
力し、エンベロープ発生器から下位コードPiと上位コ
ードQiに分割できるエンベロープデータEiを出力し、
上記波形データWiと下位コードPiとを乗算器に加えて
それらの積と波形データWiとを減算器に加えてそれら
の差を得、上記差をシフタに加えて、上記上位コードQ
iにしたがってシフトすることにより、波形とエンベロ
ープの乗算された出力波形を得るようにしても乗算器の
規模を小さくすることができ、しかもこの場合、シフタ
をアナログ式にすれば、DA変換器も、小規模のもので
良いという優れた効果が得られる。
力し、エンベロープ発生器から下位コードPiと上位コ
ードQiに分割できるエンベロープデータEiを出力し、
上記波形データWiと下位コードPiとを乗算器に加えて
それらの積と波形データWiとを減算器に加えてそれら
の差を得、上記差をシフタに加えて、上記上位コードQ
iにしたがってシフトすることにより、波形とエンベロ
ープの乗算された出力波形を得るようにしても乗算器の
規模を小さくすることができ、しかもこの場合、シフタ
をアナログ式にすれば、DA変換器も、小規模のもので
良いという優れた効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図
【図3】上記各実施例に用いるエンベロープデータの例
を示す図
を示す図
【図4】エンベロープデータのフォーマットの例を示す
図
図
【図5】本発明の第3の実施例のブロック図
【図6】本発明の第4の実施例のブロック図
【図7】上記各実施例に用いるシフタの一例を示す回路
図
図
【図8】差分値を出力するようにした本発明の第5の実
施例のブロック図
施例のブロック図
【図9】図8の実施例におけるDA変換器を浮動形式の
DA変換器で構成した場合のブロック図
DA変換器で構成した場合のブロック図
【図10】図9のコード表を示す図
【図11】図9のコード表を示す図
1 波形発生器 2 エンベロープデータ発生器 6 乗算器 8 シフタ 9 DA変換器 10 アナログ式シフタ
Claims (3)
- 【請求項1】波形発生器から波形データを出力し、エン
ベロープ発生器から下位コードと上位コードに分割でき
るエンベロープデータを出力し、上記波形データと下位
コードとを乗算器に加えてそれらの積を得、上記積をシ
フタに加え、この積を上記上位コードにしたがってシフ
トすることにより、波形とエンベロープの乗算された出
力波形を得るようにしたエンベロープ制御装置。 - 【請求項2】エンベロープデータとして減少関数を用
い、下位コードに付加ビットを付け加えて乗算器に印加
するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のエンベロープ制御装置。 - 【請求項3】波形発生器から波形データを出力し、エン
ベロープ発生器から下位コードと上位コードに分割でき
るエンベロープデータを出力し、上記波形データと下位
コードとを乗算器に加えてそれらの積を得、上記積と波
形データとを減算器に加えてそれらの差を得、上記差を
シフタに加え、この差を上記上位コードにしたがってシ
フトすることにより、波形とエンベロープの乗算された
出力波形を得るようにしたエンベロープ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4292456A JP2512270B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | エンベロ―プ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4292456A JP2512270B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | エンベロ―プ制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57224327A Division JPS59113494A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | エンベロ−プ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05197380A true JPH05197380A (ja) | 1993-08-06 |
| JP2512270B2 JP2512270B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=17782039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4292456A Expired - Lifetime JP2512270B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | エンベロ―プ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512270B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227234A (en) * | 1975-08-25 | 1977-03-01 | Nippon Musical Instruments Mfg | Multiplying circuit |
| JPS5543552A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-27 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
| JPS5774790A (en) * | 1980-10-28 | 1982-05-11 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
| JPS57142697A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Casio Computer Co Ltd | Envelope damped waveform generator |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4292456A patent/JP2512270B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227234A (en) * | 1975-08-25 | 1977-03-01 | Nippon Musical Instruments Mfg | Multiplying circuit |
| JPS5543552A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-27 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
| JPS5774790A (en) * | 1980-10-28 | 1982-05-11 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
| JPS57142697A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Casio Computer Co Ltd | Envelope damped waveform generator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2512270B2 (ja) | 1996-07-03 |
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