JPH05198730A - 集積回路チップ・パッケージ構造体 - Google Patents
集積回路チップ・パッケージ構造体Info
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- JPH05198730A JPH05198730A JP4270051A JP27005192A JPH05198730A JP H05198730 A JPH05198730 A JP H05198730A JP 4270051 A JP4270051 A JP 4270051A JP 27005192 A JP27005192 A JP 27005192A JP H05198730 A JPH05198730 A JP H05198730A
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基準導電層と、基準導電層に隣接して配置さ
れ、狭幅の信号ラインおよび広幅の信号ラインを含むパ
ターン化された導電層とを含む多層集積回路チップ・パ
ッケージ構造体において信号ラインのキャパシタンスを
減少させること 【構成】 集積回路チップ・パッケージは、電力または
アースのための電圧を供給する基準導電層(8)と、こ
れに隣接して配置され、狭幅の信号ライン(20)と広
幅の信号ライン(19)とを含むパターン化された導電
層とを含む。広幅の信号ライン(19)と対向する領域
(7)の基準導電層(8)は除去されており、この領域
に存在しない。したがって、信号ラインのキャパシタン
スを減少させ、最適動作を達成できる。
れ、狭幅の信号ラインおよび広幅の信号ラインを含むパ
ターン化された導電層とを含む多層集積回路チップ・パ
ッケージ構造体において信号ラインのキャパシタンスを
減少させること 【構成】 集積回路チップ・パッケージは、電力または
アースのための電圧を供給する基準導電層(8)と、こ
れに隣接して配置され、狭幅の信号ライン(20)と広
幅の信号ライン(19)とを含むパターン化された導電
層とを含む。広幅の信号ライン(19)と対向する領域
(7)の基準導電層(8)は除去されており、この領域
に存在しない。したがって、信号ラインのキャパシタン
スを減少させ、最適動作を達成できる。
Description
以下の順序で本発明を説明する。 A.産業上の利用分野 B.従来技術 C.発明が解決しようとする問題点 D.問題点を解決するための手段 E.実施例 E1.処理工程(図2ないし図15) E2.構造(図1、図14及び図15) E3.作用(図16、図17) F.発明の効果
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路チップ・パ
ッケージの分野に関し、特に半導体チップを半導体基板
上にパッケージするための多層配線構造体に関するもの
である。
ッケージの分野に関し、特に半導体チップを半導体基板
上にパッケージするための多層配線構造体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体基板を半導体パッケージ構造のた
めの基板として使用するという概念は、当技術分野で知
られている。特に、シリコンを基板として使用し、シリ
コン・チップをその上に載置したパッケージが提案され
ている。これらのパッケージに関連する主な問題は、電
力分配システムが、チップに電力を適切に供給する能力
に限定され、シリコンの内在的な抵抗率により、シリコ
ン基板が信号伝達用には好適でない媒体となってしまう
ということである。
めの基板として使用するという概念は、当技術分野で知
られている。特に、シリコンを基板として使用し、シリ
コン・チップをその上に載置したパッケージが提案され
ている。これらのパッケージに関連する主な問題は、電
力分配システムが、チップに電力を適切に供給する能力
に限定され、シリコンの内在的な抵抗率により、シリコ
ン基板が信号伝達用には好適でない媒体となってしまう
ということである。
【0003】以下に示す文献は、このパッケージの分野
で達成された成果を表すものである。
で達成された成果を表すものである。
【0004】すなわち、IEEEカスタム集積回路会議
議事録(Proceedings of the IEEECustoms Integrated
Circuits Conference)、1985年6月の"ウェーハ伝
達モジュール−ウェーハ集積パッケージ(The Wafer Tr
ansmission Module-Wafer Integration Packaging)"と
題する論文及びVLSIシステム設計(Systems Desig
n)、1986年1月の"ウェーハ伝達モジュール(The
Wafer Transmission Module)"と題する論文において、
バーゲンダール(Bergendahl)らは、相互結線ワイヤ及
び電力バスを含むシリコン・ウェーハについて記述して
いる。このウェーハ伝達モジュールは、大規模集積のた
めに、シリコンを、多重チップのウェーハ・スケールの
集積を行うための手段として使用する。これより、チッ
プの100%の歩どまりを要求することなく、多くのチ
ップが同一のパッケージを共有することが可能となる。
すなわち、集積回路チップは角型に切断され、検査さ
れ、モジュールの相互接続ワイヤにワイヤ・ボンディン
グされる。相互接続線の信号の伝播時間は、当技術分野
で知られている長い薄膜高減衰伝達線を使用することに
より最小限に抑えられる。また、ライン幅と間隔を大き
くすると歩どまりが改善され結線間結合が低減される
が、結線能力及び密度が制限される。
議事録(Proceedings of the IEEECustoms Integrated
Circuits Conference)、1985年6月の"ウェーハ伝
達モジュール−ウェーハ集積パッケージ(The Wafer Tr
ansmission Module-Wafer Integration Packaging)"と
題する論文及びVLSIシステム設計(Systems Desig
n)、1986年1月の"ウェーハ伝達モジュール(The
Wafer Transmission Module)"と題する論文において、
バーゲンダール(Bergendahl)らは、相互結線ワイヤ及
び電力バスを含むシリコン・ウェーハについて記述して
いる。このウェーハ伝達モジュールは、大規模集積のた
めに、シリコンを、多重チップのウェーハ・スケールの
集積を行うための手段として使用する。これより、チッ
プの100%の歩どまりを要求することなく、多くのチ
ップが同一のパッケージを共有することが可能となる。
すなわち、集積回路チップは角型に切断され、検査さ
れ、モジュールの相互接続ワイヤにワイヤ・ボンディン
グされる。相互接続線の信号の伝播時間は、当技術分野
で知られている長い薄膜高減衰伝達線を使用することに
より最小限に抑えられる。また、ライン幅と間隔を大き
くすると歩どまりが改善され結線間結合が低減される
が、結線能力及び密度が制限される。
【0005】ポリイミドのような誘電物質もまた、シリ
コン・パッケージ適用技術に利用される。ポリイミドを
誘電体として使用した場合に、薄膜金属技術を用いて5
μm幅の微細線が形成でき、多層アディテブ基板におい
て微細な間隔を形成できるということは、薄膜金属とポ
リイミドを使用することの潜在的な可能性を実証する。
コン・パッケージ適用技術に利用される。ポリイミドを
誘電体として使用した場合に、薄膜金属技術を用いて5
μm幅の微細線が形成でき、多層アディテブ基板におい
て微細な間隔を形成できるということは、薄膜金属とポ
リイミドを使用することの潜在的な可能性を実証する。
【0006】ITT社のランディス(Landis)は、19
85年5月20日の第35回電子部品会議(the 35th E
lectronic Components Conference)によって刊行され
た"GaAs相互結線のための高速パッケージ(High-Sp
eed Packaging for GaAs Interconnection)"と題する
論文中で、9個の64ピンLSIチップを含む多層微細
ライン・ポリイミド・チップ・キャリアについて記述し
ている。この微細ライン・アディティブ・ポリイミド技
術は、チップ間の相互結線が完全に遮へいされた同軸的
導体をもつように基板を構成する能力を与える。各半導
体はダイ取付銅スタッド上に組立られ、基板にワイヤ・
ボンディングされる。同軸的な導電体は、隣接する高密
度信号ラインの間の混線(クロストーク)の影響を低減
するように設計されたものである。このパッケージ構成
は、高速動作への適用に有用であるけれども、製造の本
来的な複雑さによって制約される。さらに、相当な数の
金属化工程を要するため、これが最終的な製品の歩どま
りをかなりな程度制限し、とり囲む金属が大量であるこ
とにより信号ラインのキャパシタンスが高まり、以て電
流の要求を高めるとともに、パッケージの熱的特性を悪
化させる。
85年5月20日の第35回電子部品会議(the 35th E
lectronic Components Conference)によって刊行され
た"GaAs相互結線のための高速パッケージ(High-Sp
eed Packaging for GaAs Interconnection)"と題する
論文中で、9個の64ピンLSIチップを含む多層微細
ライン・ポリイミド・チップ・キャリアについて記述し
ている。この微細ライン・アディティブ・ポリイミド技
術は、チップ間の相互結線が完全に遮へいされた同軸的
導体をもつように基板を構成する能力を与える。各半導
体はダイ取付銅スタッド上に組立られ、基板にワイヤ・
ボンディングされる。同軸的な導電体は、隣接する高密
度信号ラインの間の混線(クロストーク)の影響を低減
するように設計されたものである。このパッケージ構成
は、高速動作への適用に有用であるけれども、製造の本
来的な複雑さによって制約される。さらに、相当な数の
金属化工程を要するため、これが最終的な製品の歩どま
りをかなりな程度制限し、とり囲む金属が大量であるこ
とにより信号ラインのキャパシタンスが高まり、以て電
流の要求を高めるとともに、パッケージの熱的特性を悪
化させる。
【0007】米国特許第4023197号は、さまざま
なレベルにおいて不規則さをもたらすメタラージの影響
を最小限に抑えた、多重レベル・メタラージをもつ集積
回路チップ・キャリアを開示する。この特許は、集積回
路チップに構造的に適用可能な高回路密度の進歩した集
積回路チップのためのキャリアを与える処理及びその構
造を開示する。しかし、このパッケージは、低インダク
タンス電力分配システムをもたず、複雑な処理を要す
る。
なレベルにおいて不規則さをもたらすメタラージの影響
を最小限に抑えた、多重レベル・メタラージをもつ集積
回路チップ・キャリアを開示する。この特許は、集積回
路チップに構造的に適用可能な高回路密度の進歩した集
積回路チップのためのキャリアを与える処理及びその構
造を開示する。しかし、このパッケージは、低インダク
タンス電力分配システムをもたず、複雑な処理を要す
る。
【0008】このように、従来技術において、基板が半
導体材料からなり、絶縁層及び金属化層の交互の層をも
ち、半導体集積回路チップが載置される改善された半導
体パッケージ構造体を提供する必要がある。さらに、効
率的な電力分配システムをもち、高品質の信号伝達ライ
ン(すなわち、信号ライン間の混線が小さく、インピー
ダンスが整合したライン)を与える半導体パッケージ構
造体に対する要望もある。またそのような信号伝達は、
継起する信号の間で遅延が小さく、以て信号伝達速度が
高まるように実行されなくてはならない。
導体材料からなり、絶縁層及び金属化層の交互の層をも
ち、半導体集積回路チップが載置される改善された半導
体パッケージ構造体を提供する必要がある。さらに、効
率的な電力分配システムをもち、高品質の信号伝達ライ
ン(すなわち、信号ライン間の混線が小さく、インピー
ダンスが整合したライン)を与える半導体パッケージ構
造体に対する要望もある。またそのような信号伝達は、
継起する信号の間で遅延が小さく、以て信号伝達速度が
高まるように実行されなくてはならない。
【0009】さらにまた、高密度結線を与え結線の制約
が少ない半導体パッケージ構造体に対する要望もある。
が少ない半導体パッケージ構造体に対する要望もある。
【0010】また、金属化レベルの間の抵抗とキャパシ
タンスが最小であるようにインピーダンスが整合された
半導体パッケージ構造体に対する要望もある。
タンスが最小であるようにインピーダンスが整合された
半導体パッケージ構造体に対する要望もある。
【0011】さらに、半導体基板とその上に載置された
集積回路チップの間の熱膨張率の不整合を小さくするか
無くすることの要望もある。
集積回路チップの間の熱膨張率の不整合を小さくするか
無くすることの要望もある。
【0012】さらに、設計変更または必要に応じて修理
するために容易に適用可能な融通性のあるワイヤ再案内
システムをもつ半導体パッケージ構造体に対する要望も
ある。キャパシタンスが低く、以て電流要求を低くする
ことができ、またモジュールの熱出力を低減できる信号
ラインをもつ半導体パッケージ構造体に対する要望もあ
る。
するために容易に適用可能な融通性のあるワイヤ再案内
システムをもつ半導体パッケージ構造体に対する要望も
ある。キャパシタンスが低く、以て電流要求を低くする
ことができ、またモジュールの熱出力を低減できる信号
ラインをもつ半導体パッケージ構造体に対する要望もあ
る。
【0013】さらにまた、そのような改善された半導体
パッケージ構造体の製造方法を求める要望もある。その
ような製造を高い歩どまりで実行するための方法に対す
る要望もある。また、その際の金属化工程の数を低減す
ることの要望もある。
パッケージ構造体の製造方法を求める要望もある。その
ような製造を高い歩どまりで実行するための方法に対す
る要望もある。また、その際の金属化工程の数を低減す
ることの要望もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、基
板と、絶縁層と金属化層の交互の層と、基板上に載置さ
れる半導体集積回路とをもつ改善された半導体集積回路
チップ・パッケージ構造体を提供することにある。
板と、絶縁層と金属化層の交互の層と、基板上に載置さ
れる半導体集積回路とをもつ改善された半導体集積回路
チップ・パッケージ構造体を提供することにある。
【0015】この発明の他の目的は、キャパシタンスが
低く、高速信号伝達を可能とする構造を有するパッケー
ジ構造体を提供することにある。
低く、高速信号伝達を可能とする構造を有するパッケー
ジ構造体を提供することにある。
【0016】この発明の他の目的は、効率的な電力分配
システムを有し、混線及びノイズが小さい高品質の信号
伝達ラインを有するパッケージを提供することにある。
システムを有し、混線及びノイズが小さい高品質の信号
伝達ラインを有するパッケージを提供することにある。
【0017】この発明のさらに他の目的は、改善された
性能をもつ半導体パッケージ構造体を高い歩どまりで製
造する方法を提供することにある。
性能をもつ半導体パッケージ構造体を高い歩どまりで製
造する方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】要約すると、本発明のパ
ッケージは、好適にはシリコンのような半導体材料から
なる基板と、ポリイミド及び銅のような絶縁体と導電体
の交互の層と、上方の導電層上に載置される半導体チッ
プとを有する。
ッケージは、好適にはシリコンのような半導体材料から
なる基板と、ポリイミド及び銅のような絶縁体と導電体
の交互の層と、上方の導電層上に載置される半導体チッ
プとを有する。
【0019】導電層は、信号ラインを含むパターン化さ
れた導電層と、信号ラインを含まず、電力またはアース
のための電圧を供給する基準導電層とを含む。基準導電
層は、パターン化された導電層に隣接して配置されてい
る。信号ラインは所定の幅の第1の信号ライン(例え
ば、図14の20)と、これよりも幅広い第2の信号ラ
イン(例えば、図14の19)とを含む。第2の信号ラ
インと対向する領域(例えば、図14の7)において
は、基準導電層が除去されており、存在しない。広幅の
信号ラインは、長い配線長の信号ラインに対して低イン
ピーダンスを与えるために用いられるが、このような広
幅の信号ラインは、隣接する基準導電層との間のキャパ
シタンスを増大させ、信号の電流要件を高め、信号伝達
速度を低下させる。広幅の信号ラインと対向する部分の
基準導電層領域を除去することにより、これらの問題を
解決できる。
れた導電層と、信号ラインを含まず、電力またはアース
のための電圧を供給する基準導電層とを含む。基準導電
層は、パターン化された導電層に隣接して配置されてい
る。信号ラインは所定の幅の第1の信号ライン(例え
ば、図14の20)と、これよりも幅広い第2の信号ラ
イン(例えば、図14の19)とを含む。第2の信号ラ
インと対向する領域(例えば、図14の7)において
は、基準導電層が除去されており、存在しない。広幅の
信号ラインは、長い配線長の信号ラインに対して低イン
ピーダンスを与えるために用いられるが、このような広
幅の信号ラインは、隣接する基準導電層との間のキャパ
シタンスを増大させ、信号の電流要件を高め、信号伝達
速度を低下させる。広幅の信号ラインと対向する部分の
基準導電層領域を除去することにより、これらの問題を
解決できる。
【0020】
【実施例】E1.処理工程 本発明の好適な実施例の構造を得るために必要な処理
は、図2ないし図15を参照することによって容易に理
解される一連の工程を含む。図2は、半導体パッケージ
構造のベースとして使用される基板1を示す。基板1
は、なめらかな、または研磨された表面をもつ任意の材
料でよく、例えば、シリコン・カーバイド、窒化シリコ
ンまたはセラミックなどの絶縁材料、あるいはシリコン
または砒化ガリウムなどの半導体材料、あるいは例えば
アンバーまたはモリブデンなどの低膨張率の金属または
合金でよい。好適な基板材料はシリコンである。このベ
ース基板の厚さは典型的に訳10〜40ミル(0.25
4〜1.016mm)の範囲にあり、好適には約25ミ
ル(0.635mm)である。ベース基板1は少なくと
も0.5μm、最大約8μmのパシベーション層2で被
覆される。パシベーション層2は典型的には2酸化シリ
コンまたは窒化シリコンであり、そのどちらもスパッタ
リングまたはCVDなどの半導体処理における慣用的な
技術によって付着される。
は、図2ないし図15を参照することによって容易に理
解される一連の工程を含む。図2は、半導体パッケージ
構造のベースとして使用される基板1を示す。基板1
は、なめらかな、または研磨された表面をもつ任意の材
料でよく、例えば、シリコン・カーバイド、窒化シリコ
ンまたはセラミックなどの絶縁材料、あるいはシリコン
または砒化ガリウムなどの半導体材料、あるいは例えば
アンバーまたはモリブデンなどの低膨張率の金属または
合金でよい。好適な基板材料はシリコンである。このベ
ース基板の厚さは典型的に訳10〜40ミル(0.25
4〜1.016mm)の範囲にあり、好適には約25ミ
ル(0.635mm)である。ベース基板1は少なくと
も0.5μm、最大約8μmのパシベーション層2で被
覆される。パシベーション層2は典型的には2酸化シリ
コンまたは窒化シリコンであり、そのどちらもスパッタ
リングまたはCVDなどの半導体処理における慣用的な
技術によって付着される。
【0021】次に、約1〜15μm、好適には約2〜5
μmの金属層3が蒸着またはスパッタリングのような慣
用的な手段によってパシベーション層2上に付着され
る。金属層3は基準電圧面として働き得るものである。
μmの金属層3が蒸着またはスパッタリングのような慣
用的な手段によってパシベーション層2上に付着され
る。金属層3は基準電圧面として働き得るものである。
【0022】図3を参照すると、好適な実施例におい
て、ポリイミド4が約5〜15μmの厚さまで付着され
る。尚、フッ化炭素、シロキサンなどの他のポリマも使
用することができるけれども、この処理においては、好
適な誘電材料としてポリイミドを使用するものとする。
好適には、ポリイミドを効果させる前に、約500〜3
000オングストロームのシリル化膜5が形成されるよ
うにポリイミド層4が選択的なシリル化工程によって処
理される。ポリイミド層を付着するために使用される処
理が、先ずポリアミック酸を塗布し、次に熱処理してそ
れをポリイミド層に変換する工程を有することはこの分
野の当業者に知られているところである。
て、ポリイミド4が約5〜15μmの厚さまで付着され
る。尚、フッ化炭素、シロキサンなどの他のポリマも使
用することができるけれども、この処理においては、好
適な誘電材料としてポリイミドを使用するものとする。
好適には、ポリイミドを効果させる前に、約500〜3
000オングストロームのシリル化膜5が形成されるよ
うにポリイミド層4が選択的なシリル化工程によって処
理される。ポリイミド層を付着するために使用される処
理が、先ずポリアミック酸を塗布し、次に熱処理してそ
れをポリイミド層に変換する工程を有することはこの分
野の当業者に知られているところである。
【0023】基本的には、選択的なシリル化処理は、ポ
リアミック酸を約75〜100℃、好適には約85℃で
ベークしてポリアミック酸の溶剤を蒸発させ、次にその
ポリアミック酸を、ヘキサメチルシクロトリシラザン
(HMCTS)と、キシレンと、NMP、DMSOまた
はDMFなどの非プロトン性助溶剤の溶液に約10〜2
0分、典型的には約15分間さらす。この溶液は次に好
適には約40℃と70℃の間の温度で加熱される。これ
によりポリイミド表面のメチル・シロキサン基との架橋
反応が生じ、シリコンがポリイモド中に導入される。次
にポリアミック酸は約200〜400℃の温度で硬化さ
れ、これにより、シリル化された表面5をもつポリイミ
ド4が形成される。ポリイミド層4のシリル化表面5は
酸素プラズマ処理または他のエッチング技術に対して反
応性に乏しく、よって後の処理工程にエッチング障壁と
して働く。尚、シリル化表面5は好適にはポリイミド領
域4の全体に拡がっていてもよいけれども、便宜上ポリ
イミド領域7のすぐ下の領域のみがシリル化されている
ものとして図示されていることに注意されたい。また、
絶縁体中にエッチング障壁を形成するためにHMCTS
以外の有機金属試薬を使用することもできる。シリル化
は、そのようなエッチング障壁を形成するための好適な
実施例である。あるいは、このパッケージ構造体はエッ
チング障壁を形成することなく構成されてもよいが、そ
の場合は、シリル化表面をエッチ・ストップに使用する
という処理上の利点が失われてしまうことになる。
リアミック酸を約75〜100℃、好適には約85℃で
ベークしてポリアミック酸の溶剤を蒸発させ、次にその
ポリアミック酸を、ヘキサメチルシクロトリシラザン
(HMCTS)と、キシレンと、NMP、DMSOまた
はDMFなどの非プロトン性助溶剤の溶液に約10〜2
0分、典型的には約15分間さらす。この溶液は次に好
適には約40℃と70℃の間の温度で加熱される。これ
によりポリイミド表面のメチル・シロキサン基との架橋
反応が生じ、シリコンがポリイモド中に導入される。次
にポリアミック酸は約200〜400℃の温度で硬化さ
れ、これにより、シリル化された表面5をもつポリイミ
ド4が形成される。ポリイミド層4のシリル化表面5は
酸素プラズマ処理または他のエッチング技術に対して反
応性に乏しく、よって後の処理工程にエッチング障壁と
して働く。尚、シリル化表面5は好適にはポリイミド領
域4の全体に拡がっていてもよいけれども、便宜上ポリ
イミド領域7のすぐ下の領域のみがシリル化されている
ものとして図示されていることに注意されたい。また、
絶縁体中にエッチング障壁を形成するためにHMCTS
以外の有機金属試薬を使用することもできる。シリル化
は、そのようなエッチング障壁を形成するための好適な
実施例である。あるいは、このパッケージ構造体はエッ
チング障壁を形成することなく構成されてもよいが、そ
の場合は、シリル化表面をエッチ・ストップに使用する
という処理上の利点が失われてしまうことになる。
【0024】次に金属層8が、蒸着またはスパッタリン
グなどの慣用的な技術によってシリル化表面5上にブラ
ンケット付着される。金属層8の一部は、リフトオフな
どの慣用的な処理によって選択的に除去される。金属層
8は、それを絶縁体と置き換えた方が望ましい箇所で選
択的に除去される。例えば、パッケージのインピーダン
スは、幅の広い信号ライン(すなわち、10〜25μ
m)と、そのようなラインの直下の金属層の間に絶縁体
を追加配置した場合に高められる。シリル化表面6をも
つポリイミド7が次にこれらのくぼみ中に付着される。
この個別化された金属層8と、好適にはシリル化表面6
をもつ共面ポリイミド7の結果は、個別化された基準面
10となる。この基準面はアース電位またはパッケージ
が必要とする他の任意の動作電位であることができる。
あるいは、ポリイミドを最初に付着し、次に金属付着を
必要とする箇所でポリイミドをエッチングするようにし
てもよい。
グなどの慣用的な技術によってシリル化表面5上にブラ
ンケット付着される。金属層8の一部は、リフトオフな
どの慣用的な処理によって選択的に除去される。金属層
8は、それを絶縁体と置き換えた方が望ましい箇所で選
択的に除去される。例えば、パッケージのインピーダン
スは、幅の広い信号ライン(すなわち、10〜25μ
m)と、そのようなラインの直下の金属層の間に絶縁体
を追加配置した場合に高められる。シリル化表面6をも
つポリイミド7が次にこれらのくぼみ中に付着される。
この個別化された金属層8と、好適にはシリル化表面6
をもつ共面ポリイミド7の結果は、個別化された基準面
10となる。この基準面はアース電位またはパッケージ
が必要とする他の任意の動作電位であることができる。
あるいは、ポリイミドを最初に付着し、次に金属付着を
必要とする箇所でポリイミドをエッチングするようにし
てもよい。
【0025】代替実施例においては、基準面10は個別
化する必要はなく、すなわち金属層8が全面を被覆す
る。さらに別の実施例は、金属層3と金属層8を金属ス
タッド(柱体)で相互接続し、1つの基準面を形成する
ことである。この基準面の上部は、基準面10に関連し
て説明したのと同様の方法で個別化することができる。
尚、それ以降に付着される層上に幅広いラインが存在す
る場合は常に、基準面10を個別化することが特に有利
である。というのは、キャパシタンスを低減するために
はその幅広いラインと、そのラインの下方の金属層の間
に厚い誘導体を設けることが要望されるからである。
化する必要はなく、すなわち金属層8が全面を被覆す
る。さらに別の実施例は、金属層3と金属層8を金属ス
タッド(柱体)で相互接続し、1つの基準面を形成する
ことである。この基準面の上部は、基準面10に関連し
て説明したのと同様の方法で個別化することができる。
尚、それ以降に付着される層上に幅広いラインが存在す
る場合は常に、基準面10を個別化することが特に有利
である。というのは、キャパシタンスを低減するために
はその幅広いラインと、そのラインの下方の金属層の間
に厚い誘導体を設けることが要望されるからである。
【0026】図4を参照すると、個別化された基準面1
0の形成に続いて、ポリイミド11が付着され、ポリイ
ミド領域4とシリル化表面6が形成されたのと同一の方
法でシリル化表面12が形成される。この時点で、ポリ
イミド絶縁体13の深いトレンチが形成される。典型的
には、このトレンチの寸法は、使用される処理工程に応
じて約15〜30μmの深さである。この誘電体の厚さ
が増大されたことにより基準層3または10上の金属層
とポリイミド・トレンチ13上の幅の広い金属ラインの
間のキャパシタンスが著しく減少される。ポリイミド層
11は、シリル化された表面12を有しているので、酸
素プラズマ処理には反応性が小さく、従って有効なエッ
チング障壁であるが、ポリイミドの大部分の誘電的性質
は不変である。
0の形成に続いて、ポリイミド11が付着され、ポリイ
ミド領域4とシリル化表面6が形成されたのと同一の方
法でシリル化表面12が形成される。この時点で、ポリ
イミド絶縁体13の深いトレンチが形成される。典型的
には、このトレンチの寸法は、使用される処理工程に応
じて約15〜30μmの深さである。この誘電体の厚さ
が増大されたことにより基準層3または10上の金属層
とポリイミド・トレンチ13上の幅の広い金属ラインの
間のキャパシタンスが著しく減少される。ポリイミド層
11は、シリル化された表面12を有しているので、酸
素プラズマ処理には反応性が小さく、従って有効なエッ
チング障壁であるが、ポリイミドの大部分の誘電的性質
は不変である。
【0027】次に、金属スタッド9を形成するために金
属の薄い層が付着される。これらのスタッドは、個別化
された平面10からパッケージ中の後の金属層に電圧を
伝達する。このとき、スタッドは、個別化された基準面
10の電圧に応じてアースまたは電力スタッドとなる。
属の薄い層が付着される。これらのスタッドは、個別化
された平面10からパッケージ中の後の金属層に電圧を
伝達する。このとき、スタッドは、個別化された基準面
10の電圧に応じてアースまたは電力スタッドとなる。
【0028】ここまでの処理工程の結果を要約すると、
個別化基準面10が形成され、アースまたは電力が、金
属スタッド9によって、共面的な信号、アース及び電力
が最終的に形成されることになるレベルまで伝えられ
る。シリル化表面12は、以下の工程でエッチング障壁
としての役目を果たす。
個別化基準面10が形成され、アースまたは電力が、金
属スタッド9によって、共面的な信号、アース及び電力
が最終的に形成されることになるレベルまで伝えられ
る。シリル化表面12は、以下の工程でエッチング障壁
としての役目を果たす。
【0029】図5は、この処理によって形成された共面
的な電力、アース及び信号ラインの第1のレベルを示
す。これらのラインを形成するパターン化された金属層
は、慣用的な追加的(additive)または削除的(subtra
ctive)金属化技術によって形成することができる。好
適には、パターン化された金属層を付着する場合には、
垂直冗長金属化技術が使用される。垂直冗長金属化技術
は、金属パターン中に空所(void)または開口が形成さ
れる確率を低減するために、単一の金属層の付着を、複
数の金属層の付着で置き換えたものである。典型的に
は、導電体パターンが2回の個別の工程に分けて付着さ
れ、これにより、各々の単一のパターンに存在し得る空
所または開口の下方、またはそれらを覆うように平行な
導電性金属化構造が存在することになる。好適な実施例
は、第1のパターン化された導電層を慣用的なリフトオ
フ技術によって形成し、次に同一のパターンのマスクを
直接その第1の導電層上に整合させ、金属リフトオフ技
術により再びパターン化された導電層を形成する工程で
ある。この金属化技術は、空所または開口を形成するこ
とにおいて非常に成功を収めている。なぜなら、個々の
パターン化された層の両方にあらわれるランダムな空所
または開口が重なる確立はきわめて小さいからである。
このことは、パッケージの歩どまりを劇的に向上する。
垂直冗長金属化技術は、薄膜金属化技術を使用すること
のできる多くのパッケージに適用される。例えば、従来
の多層セラミックは、米国特許第4221047号に記
載されているように、薄膜再分配構造を組み込んでい
る。すなわち、薄膜再分配構造を組み込んでいる。多層
セラミック・パッケージの歩どまりを向上するために垂
直冗長金属化技術を使用することができ、首尾良く歩ど
まりの向上をはたすことができるのである。
的な電力、アース及び信号ラインの第1のレベルを示
す。これらのラインを形成するパターン化された金属層
は、慣用的な追加的(additive)または削除的(subtra
ctive)金属化技術によって形成することができる。好
適には、パターン化された金属層を付着する場合には、
垂直冗長金属化技術が使用される。垂直冗長金属化技術
は、金属パターン中に空所(void)または開口が形成さ
れる確率を低減するために、単一の金属層の付着を、複
数の金属層の付着で置き換えたものである。典型的に
は、導電体パターンが2回の個別の工程に分けて付着さ
れ、これにより、各々の単一のパターンに存在し得る空
所または開口の下方、またはそれらを覆うように平行な
導電性金属化構造が存在することになる。好適な実施例
は、第1のパターン化された導電層を慣用的なリフトオ
フ技術によって形成し、次に同一のパターンのマスクを
直接その第1の導電層上に整合させ、金属リフトオフ技
術により再びパターン化された導電層を形成する工程で
ある。この金属化技術は、空所または開口を形成するこ
とにおいて非常に成功を収めている。なぜなら、個々の
パターン化された層の両方にあらわれるランダムな空所
または開口が重なる確立はきわめて小さいからである。
このことは、パッケージの歩どまりを劇的に向上する。
垂直冗長金属化技術は、薄膜金属化技術を使用すること
のできる多くのパッケージに適用される。例えば、従来
の多層セラミックは、米国特許第4221047号に記
載されているように、薄膜再分配構造を組み込んでい
る。すなわち、薄膜再分配構造を組み込んでいる。多層
セラミック・パッケージの歩どまりを向上するために垂
直冗長金属化技術を使用することができ、首尾良く歩ど
まりの向上をはたすことができるのである。
【0030】電力、アース及び信号平面のラインは、互
いにほぼ並行であり、パターンは、電力、アース及び信
号平面中で任意の角度で、好適には水平(X−デカルト
座標)または垂直(Y−デカルト座標)に走行させるこ
とができる。好適には、電力、アース、信号薄膜金属の
この第1のレベルはX方向に走っている。好適な態様に
おいては、アース・ライン17は個別化された基準面1
0から持ち上げられ、任意の2つの信号ラインの間には
少なくとも1つのアースまたは電力ラインが存在する。
こうして、この第1の平面の結線の典型的な例は図5に
示すようなものである。すなわち信号ライン20はアー
ス・ライン17と電力ライン16の間を走行し、幅の広
い信号ライン19は電力ライン16またはアース・ライ
ン17によって別の信号ラインから隔離されている。幅
の広い信号ライン19は比較的少ない数だけ存在し、そ
の正確な数はパッケージの固有の結線に依存する。この
結線とは、ふつうのラインよりも長い距離を走行しなく
てはならないラインの数のことである。これらのライン
は、そのラインに亘る電圧降下が、短いライン16、1
7、20とほぼ同一になるように幅広にされている。こ
のことは、より導電性の大きいラインが信号の減衰なく
長い距離を走行することを可能ならしめる。
いにほぼ並行であり、パターンは、電力、アース及び信
号平面中で任意の角度で、好適には水平(X−デカルト
座標)または垂直(Y−デカルト座標)に走行させるこ
とができる。好適には、電力、アース、信号薄膜金属の
この第1のレベルはX方向に走っている。好適な態様に
おいては、アース・ライン17は個別化された基準面1
0から持ち上げられ、任意の2つの信号ラインの間には
少なくとも1つのアースまたは電力ラインが存在する。
こうして、この第1の平面の結線の典型的な例は図5に
示すようなものである。すなわち信号ライン20はアー
ス・ライン17と電力ライン16の間を走行し、幅の広
い信号ライン19は電力ライン16またはアース・ライ
ン17によって別の信号ラインから隔離されている。幅
の広い信号ライン19は比較的少ない数だけ存在し、そ
の正確な数はパッケージの固有の結線に依存する。この
結線とは、ふつうのラインよりも長い距離を走行しなく
てはならないラインの数のことである。これらのライン
は、そのラインに亘る電圧降下が、短いライン16、1
7、20とほぼ同一になるように幅広にされている。こ
のことは、より導電性の大きいラインが信号の減衰なく
長い距離を走行することを可能ならしめる。
【0031】これらのラインのすべての寸法は、特定の
電気的及び集積度の条件に応じて異なり、例えば、2イ
ンチ(50.8mm)平方のCMOSパッケージにおい
ては、好適なラインの厚さ(すなわち高さ)は、約3〜
5μmであり、好適なラインの幅は、ライン16、1
7、20のような標準幅のラインの場合約4〜8μmで
ある。尚、ここに与えられた寸法は例示的なものであ
り、必要とされている距離に亘る所望の電圧降下、パッ
ケージ・サイズなどの他の要因が必要な最終的なライン
・サイズを決定する。幅の広いライン19は典型的には
通常のラインの何倍かの面積を使用するが、その寸法
は、薄膜技術分野の限界に適合させることができる。こ
れらのラインは典型的には、2インチ平方のCMOSパ
ッケージにおいて15〜25μmである。
電気的及び集積度の条件に応じて異なり、例えば、2イ
ンチ(50.8mm)平方のCMOSパッケージにおい
ては、好適なラインの厚さ(すなわち高さ)は、約3〜
5μmであり、好適なラインの幅は、ライン16、1
7、20のような標準幅のラインの場合約4〜8μmで
ある。尚、ここに与えられた寸法は例示的なものであ
り、必要とされている距離に亘る所望の電圧降下、パッ
ケージ・サイズなどの他の要因が必要な最終的なライン
・サイズを決定する。幅の広いライン19は典型的には
通常のラインの何倍かの面積を使用するが、その寸法
は、薄膜技術分野の限界に適合させることができる。こ
れらのラインは典型的には、2インチ平方のCMOSパ
ッケージにおいて15〜25μmである。
【0032】図6を参照すると、好適にはポリイミド2
1である、約3〜15μm、好適には、5〜10μmの
誘電体層が構造体上に被覆される。金属スタッド22
が、慣用的な手段(すなわち、ポリイミドにバイアをエ
ッチングし、そのバイアを金属で充填すること)により
形成される。金属スタッド22はX結線レベル上の選択
された共面的電力、アース及び信号ラインと、後で付着
されるYレベル結線上の選択された共面的電力、アース
及び信号ライン間の接続を形成する。
1である、約3〜15μm、好適には、5〜10μmの
誘電体層が構造体上に被覆される。金属スタッド22
が、慣用的な手段(すなわち、ポリイミドにバイアをエ
ッチングし、そのバイアを金属で充填すること)により
形成される。金属スタッド22はX結線レベル上の選択
された共面的電力、アース及び信号ラインと、後で付着
されるYレベル結線上の選択された共面的電力、アース
及び信号ライン間の接続を形成する。
【0033】共面的な電力、アース及び信号ラインのX
及びYレベル間の金属スタッド相互接続を形成するため
の好適な代替工程は、特に平坦化された表面が要望され
る場合に、スタッド22を使用するすべての箇所で段付
き導電バイア14(図7)を使用することである。図7
は、段付きの導電バイア14を示し、その導電バイア1
4は、第1のレベルの共面的な電力、アース及び信号用
金属層が付着されたときに形成することができる。金属
ライン15は、マウンド(盛り上げ部)13を乗り越え
て形成され、これより、ライン15の一部が、この処理
工程の間に形成された金属の主平面とは異なる面にある
ように突出することになる。マウンド13と金属ライン
15の組み合わせが段付き導電バイア14と呼ばれる。
この段付き導電バイアを形成することによって、第1の
金属化レベルからのライン15が、後の金属化レベルの
ライン24に接続される。この、結線平面間の相互接続
の形成方法は、金属スタッド22を形成した時に実施さ
れた層間の金属スタッドの形成などの慣用的な平面相互
接続方法よりも好適である。すなわち、段付きの導電バ
イアを形成することによって、2つの共面的電力、アー
ス及び信号平面間の接続が、第1の電力、アース及び信
号平面の形成と同時に実行され得る。これにより金属化
工程が節約されるが、そのことは、薄膜金属レベルが構
造体に付着されるにつれて歩どまりが低下するという事
実に鑑みきわめて重要である。例えば、実行的な観点か
ら、半導体チップの製造において4レベルの薄膜金属層
が可能になったのはごく最近のことである。というの
は、4レベルの薄膜金属処理はきわめて歩どまりが低か
ったからである。段付き導電バイアは、パターン化され
た導電結線層などのような平坦化された表面を形成する
ことが重要である場合に特に有用である。平坦化は、処
理を容易にし電気的性能を向上させるがゆえに重要であ
る。段付き導電バイアは平坦化された表面を達成するこ
とを可能ならしめる。というのは、金属化工程の後、ラ
イン15がマウンド13上に形成され、次に誘電体絶縁
膜が付着され、次に誘電体絶縁膜が、平面から金属層1
5を露出させるように均一にエッチングされる。その結
果は、金属層15の表面が誘電体層と共面的になる。こ
の結果得られた統合的な誘電体と金属層15の面は、標
準的なスタッドを使用した場合よりもかなり平坦にな
る。このように、パターン化された結線層を形成し、一
対のパターン化された導電結線層から同一電圧レベルの
電力ラインを相互接続することによって3次元的電力平
面を形成する場合に、典型的に、段付き導電バイアが使
用される。
及びYレベル間の金属スタッド相互接続を形成するため
の好適な代替工程は、特に平坦化された表面が要望され
る場合に、スタッド22を使用するすべての箇所で段付
き導電バイア14(図7)を使用することである。図7
は、段付きの導電バイア14を示し、その導電バイア1
4は、第1のレベルの共面的な電力、アース及び信号用
金属層が付着されたときに形成することができる。金属
ライン15は、マウンド(盛り上げ部)13を乗り越え
て形成され、これより、ライン15の一部が、この処理
工程の間に形成された金属の主平面とは異なる面にある
ように突出することになる。マウンド13と金属ライン
15の組み合わせが段付き導電バイア14と呼ばれる。
この段付き導電バイアを形成することによって、第1の
金属化レベルからのライン15が、後の金属化レベルの
ライン24に接続される。この、結線平面間の相互接続
の形成方法は、金属スタッド22を形成した時に実施さ
れた層間の金属スタッドの形成などの慣用的な平面相互
接続方法よりも好適である。すなわち、段付きの導電バ
イアを形成することによって、2つの共面的電力、アー
ス及び信号平面間の接続が、第1の電力、アース及び信
号平面の形成と同時に実行され得る。これにより金属化
工程が節約されるが、そのことは、薄膜金属レベルが構
造体に付着されるにつれて歩どまりが低下するという事
実に鑑みきわめて重要である。例えば、実行的な観点か
ら、半導体チップの製造において4レベルの薄膜金属層
が可能になったのはごく最近のことである。というの
は、4レベルの薄膜金属処理はきわめて歩どまりが低か
ったからである。段付き導電バイアは、パターン化され
た導電結線層などのような平坦化された表面を形成する
ことが重要である場合に特に有用である。平坦化は、処
理を容易にし電気的性能を向上させるがゆえに重要であ
る。段付き導電バイアは平坦化された表面を達成するこ
とを可能ならしめる。というのは、金属化工程の後、ラ
イン15がマウンド13上に形成され、次に誘電体絶縁
膜が付着され、次に誘電体絶縁膜が、平面から金属層1
5を露出させるように均一にエッチングされる。その結
果は、金属層15の表面が誘電体層と共面的になる。こ
の結果得られた統合的な誘電体と金属層15の面は、標
準的なスタッドを使用した場合よりもかなり平坦にな
る。このように、パターン化された結線層を形成し、一
対のパターン化された導電結線層から同一電圧レベルの
電力ラインを相互接続することによって3次元的電力平
面を形成する場合に、典型的に、段付き導電バイアが使
用される。
【0034】歩どまりはまた、金属層のレベルを相互接
続するために段付き導電バイアを形成することによって
も向上される。なぜなら、そのような相互接続を形成す
るためにポリイミド誘電体層をエッチングする必要がな
いからである。そのようなエッチングは、ピン・ホール
及びレベル間短絡をもたらすが、それらは低歩どまり及
び故障の主な2つの原因である。段付導電バイア14を
使用し、以て相互接続のためエッチングを省略すること
により、これらの故障が最小限に抑えられ、歩どまりが
向上される。
続するために段付き導電バイアを形成することによって
も向上される。なぜなら、そのような相互接続を形成す
るためにポリイミド誘電体層をエッチングする必要がな
いからである。そのようなエッチングは、ピン・ホール
及びレベル間短絡をもたらすが、それらは低歩どまり及
び故障の主な2つの原因である。段付導電バイア14を
使用し、以て相互接続のためエッチングを省略すること
により、これらの故障が最小限に抑えられ、歩どまりが
向上される。
【0035】図8を参照すると、段付導電バイア14
(図7参照)またはスタッド22が完成された後、慣用
的な薄膜技術を用いてパターン化された金属層の第2レ
ベルが付着される。これより、符号24で示される信号
ラインと、電力ライン23が形成される。これらのライ
ンは典型的にはY方向に走行し、典型的にはX方向に走
行する第1のレベルの薄膜金属化結線とは90度の角度
をなす。尚、他の実施例も可能であり、例えば、Y金属
が低い方の平面上に形成され、Xレベル金属がその後の
平面に形成されていてもよいし、各レベルの金属化ライ
ンの間の走行角度は任意でよい。ここで図13を参照す
ると、3次元電力平面が図示されている。これにおい
て、1つの3次元電力平面は、Y結線平面からの結線ラ
イン18と相互接続されたX結線平面からの結線ライン
16から成っている。また、別の3次元電力平面は、Y
結線平面からの結線ライン23と相互接続されたX平面
からの結線ライン17から成っている。図9は、Xレベ
ルと相互接続するYレベル金属24が形成された後の段
付き導電バイア14を示す。
(図7参照)またはスタッド22が完成された後、慣用
的な薄膜技術を用いてパターン化された金属層の第2レ
ベルが付着される。これより、符号24で示される信号
ラインと、電力ライン23が形成される。これらのライ
ンは典型的にはY方向に走行し、典型的にはX方向に走
行する第1のレベルの薄膜金属化結線とは90度の角度
をなす。尚、他の実施例も可能であり、例えば、Y金属
が低い方の平面上に形成され、Xレベル金属がその後の
平面に形成されていてもよいし、各レベルの金属化ライ
ンの間の走行角度は任意でよい。ここで図13を参照す
ると、3次元電力平面が図示されている。これにおい
て、1つの3次元電力平面は、Y結線平面からの結線ラ
イン18と相互接続されたX結線平面からの結線ライン
16から成っている。また、別の3次元電力平面は、Y
結線平面からの結線ライン23と相互接続されたX平面
からの結線ライン17から成っている。図9は、Xレベ
ルと相互接続するYレベル金属24が形成された後の段
付き導電バイア14を示す。
【0036】図10を参照すると、慣用的な処理によっ
てポリイミド27が層として形成されている。この時点
では、厳密な微細ライン・リソグラフィ工程が既に完了
しており、従って前の工程ほど平面化が重要でないので
典型的には慣用的なバイアが使用される。慣用的なバイ
ア28は典型的には、標準的な反応性イオン・エッチン
グ・バイア技術により形成される。
てポリイミド27が層として形成されている。この時点
では、厳密な微細ライン・リソグラフィ工程が既に完了
しており、従って前の工程ほど平面化が重要でないので
典型的には慣用的なバイアが使用される。慣用的なバイ
ア28は典型的には、標準的な反応性イオン・エッチン
グ・バイア技術により形成される。
【0037】次に図11を参照すると、金属層30及び
31がバイア28中に形成され、これは最終的に上方の
表面メタラージに接続されることになるテスト・パッド
とプローブ・パッドを形成する。これらは慣用的な薄膜
技術により形成されるが、リフト・オフが好適な実施例
である。好適には任意の信号パッド30の間に、設計変
更及び補修ライン32が形成される。設計変更及び補修
ライン32は、ほとんどあらゆる交差位置で接合された
ラインの格子を形成する。この格子は、そのラインを選
択的にエッチングすることによって再構成することがで
き、これにより、再構成されたグリッドを介してライン
の経路変更を行うことによって下方信号ラインにおける
設計変更、または任意の断線あるいは短絡の修理を行う
ことができる。金属層30、31、32が付着され、任
意の設計変更または補修がなされると、ポリイミド33
(図12)が露出された表面上に付着され、これにより
設計変更及び補修ラインが埋設される。尚、この分野の
当業者は、後の工程のためパッド30及び31をのこし
ておくべく、ポリイミド33を付着し次に選択的にエッ
チングしてもよいことを理解するであろう。
31がバイア28中に形成され、これは最終的に上方の
表面メタラージに接続されることになるテスト・パッド
とプローブ・パッドを形成する。これらは慣用的な薄膜
技術により形成されるが、リフト・オフが好適な実施例
である。好適には任意の信号パッド30の間に、設計変
更及び補修ライン32が形成される。設計変更及び補修
ライン32は、ほとんどあらゆる交差位置で接合された
ラインの格子を形成する。この格子は、そのラインを選
択的にエッチングすることによって再構成することがで
き、これにより、再構成されたグリッドを介してライン
の経路変更を行うことによって下方信号ラインにおける
設計変更、または任意の断線あるいは短絡の修理を行う
ことができる。金属層30、31、32が付着され、任
意の設計変更または補修がなされると、ポリイミド33
(図12)が露出された表面上に付着され、これにより
設計変更及び補修ラインが埋設される。尚、この分野の
当業者は、後の工程のためパッド30及び31をのこし
ておくべく、ポリイミド33を付着し次に選択的にエッ
チングしてもよいことを理解するであろう。
【0038】図12において、好適な態様では、ポリイ
ミド33がパッド30及び31から除去され、これらの
パッドが露出される。尚、設計変更及び補修ラインは埋
設されたままである。図13において、上部表面メタラ
ージ(metallurgy)35、36、37が付着される。好
適な態様では、はんだボール・チップ接合が使用される
場合、上部表面メタラージは、ボール制限メタラージ3
5、37であり、このとき、はんだボールが、パッケー
ジ上のコネクタ・パッド領域35、37と、パッケージ
上に載置されるチップ上のコネクタ領域との間の接続を
形成する。この上方表面のボール制限メタラージを必要
としない領域においては、それらの領域を、上方表面に
さらに電力を与えるために使用することが好ましい。こ
れを実行するために、典型的にはボール制限メタラージ
35、37の間の領域における上方表面上に金属ライン
36が形成される。こうして出来上がった電力ライン3
6は図1において最も明瞭に見てとれ、そこでは、電力
ライン36が周辺の電力バス39と接続されるものとし
て図示されている。
ミド33がパッド30及び31から除去され、これらの
パッドが露出される。尚、設計変更及び補修ラインは埋
設されたままである。図13において、上部表面メタラ
ージ(metallurgy)35、36、37が付着される。好
適な態様では、はんだボール・チップ接合が使用される
場合、上部表面メタラージは、ボール制限メタラージ3
5、37であり、このとき、はんだボールが、パッケー
ジ上のコネクタ・パッド領域35、37と、パッケージ
上に載置されるチップ上のコネクタ領域との間の接続を
形成する。この上方表面のボール制限メタラージを必要
としない領域においては、それらの領域を、上方表面に
さらに電力を与えるために使用することが好ましい。こ
れを実行するために、典型的にはボール制限メタラージ
35、37の間の領域における上方表面上に金属ライン
36が形成される。こうして出来上がった電力ライン3
6は図1において最も明瞭に見てとれ、そこでは、電力
ライン36が周辺の電力バス39と接続されるものとし
て図示されている。
【0039】図14を参照すると、上方表面メタラージ
上にポリイミド33の最終的な絶縁層が配置される。こ
れは、金属をボール制限し、それらが電力バス36中へ
拡散するのを防止する。次に、はんだボール接合38が
ボール制限金属領域上に形成される。はんだボールの寸
法は典型的には1〜10ミル(0.0254〜0.25
4mm)である。チップを半導体パッケージに接合する
ためにはんだボール接合が使用されない場合、他のチッ
プ接合手段、すなわちタブまたはワイヤ・ボンディング
を使用し得ることをこの分野の当業者は理解するであろ
う。この時点で、パッケージ中に電力を分配するための
好適な手段である周辺電力バス39、40以外のパッケ
ージの構成が説明された。
上にポリイミド33の最終的な絶縁層が配置される。こ
れは、金属をボール制限し、それらが電力バス36中へ
拡散するのを防止する。次に、はんだボール接合38が
ボール制限金属領域上に形成される。はんだボールの寸
法は典型的には1〜10ミル(0.0254〜0.25
4mm)である。チップを半導体パッケージに接合する
ためにはんだボール接合が使用されない場合、他のチッ
プ接合手段、すなわちタブまたはワイヤ・ボンディング
を使用し得ることをこの分野の当業者は理解するであろ
う。この時点で、パッケージ中に電力を分配するための
好適な手段である周辺電力バス39、40以外のパッケ
ージの構成が説明された。
【0040】上方表面と基準面に電力を供給する周辺電
力バス39、40の形成について説明するために、図1
を参照する。電力バス39、40は典型的には電力1及
び電力2という異なる電圧レベルにあり、それらは典型
的には異なる動作電圧であって、特定の動作電圧は特定
のパッケージの適用技術に依存する。電力バス40は、
電力バス39以外の周辺部から形成される。電力バス3
9及び40の製造に関しては、それらは多重金属層付着
を行うことによって製造され、その各金属付着は、パッ
ケージ構造体自体の内部で信号及び電力ラインやバイア
のさまざまな連続的なレベルが形成されるのと同時に任
意の所与の平面の形成の間に行われる。こうして、第2
図に示すようにシリコン基板に絶縁層2でパシベーショ
ンを施した後の基準平面3の形成の間に、基準平面3を
形成するための金属付着と同時にバス39の領域に金属
を付着することによって電力バス39の最下層部分が形
成される。そして、絶縁層4を形成するために絶縁材料
が付着されるにつれて、電力バス39の最下層に金属層
が追加され、電力バス構造が構築される。第2の基準平
面(すなわち個別化された平面10)が形成された時点
で、電力バス39の形成を継続し電力バス40の最下層
部分を形成するために同時に金属が付着される。任意の
層が形成されてゆくにつれて、電力バス39及び40の
層は、信号バイアまたは電力レベルから典型的には上方
表面メタラージまで配置される。尚、図示の便宜上、電
力バス39及び40は図1では正確な寸法比で示されて
いない。それらの各電力バスの実際の幅は少なくとも
0.5mmであり、好適には約1mmである。これらの
電力バスの幾何学的構造は例えばY結線レベル上でも変
化し、その電力バス金属は金属31及び37に類似す
る。尚、電力バス39及び40が、電力を個々の層及び
パッケージの上方表面に供給するために好都合な手段で
あることに注意されたい。この分野の当業者は、他の電
力分配手段も利用し得ることも理解するであろう。
力バス39、40の形成について説明するために、図1
を参照する。電力バス39、40は典型的には電力1及
び電力2という異なる電圧レベルにあり、それらは典型
的には異なる動作電圧であって、特定の動作電圧は特定
のパッケージの適用技術に依存する。電力バス40は、
電力バス39以外の周辺部から形成される。電力バス3
9及び40の製造に関しては、それらは多重金属層付着
を行うことによって製造され、その各金属付着は、パッ
ケージ構造体自体の内部で信号及び電力ラインやバイア
のさまざまな連続的なレベルが形成されるのと同時に任
意の所与の平面の形成の間に行われる。こうして、第2
図に示すようにシリコン基板に絶縁層2でパシベーショ
ンを施した後の基準平面3の形成の間に、基準平面3を
形成するための金属付着と同時にバス39の領域に金属
を付着することによって電力バス39の最下層部分が形
成される。そして、絶縁層4を形成するために絶縁材料
が付着されるにつれて、電力バス39の最下層に金属層
が追加され、電力バス構造が構築される。第2の基準平
面(すなわち個別化された平面10)が形成された時点
で、電力バス39の形成を継続し電力バス40の最下層
部分を形成するために同時に金属が付着される。任意の
層が形成されてゆくにつれて、電力バス39及び40の
層は、信号バイアまたは電力レベルから典型的には上方
表面メタラージまで配置される。尚、図示の便宜上、電
力バス39及び40は図1では正確な寸法比で示されて
いない。それらの各電力バスの実際の幅は少なくとも
0.5mmであり、好適には約1mmである。これらの
電力バスの幾何学的構造は例えばY結線レベル上でも変
化し、その電力バス金属は金属31及び37に類似す
る。尚、電力バス39及び40が、電力を個々の層及び
パッケージの上方表面に供給するために好都合な手段で
あることに注意されたい。この分野の当業者は、他の電
力分配手段も利用し得ることも理解するであろう。
【0041】この時点で、例えば基板の端面からのワイ
ヤ・ボンディングによってパッケージの次のレベル(す
なわちボードまたはカード)に接続し得るように設定さ
れたパッケージが得られる。
ヤ・ボンディングによってパッケージの次のレベル(す
なわちボードまたはカード)に接続し得るように設定さ
れたパッケージが得られる。
【0042】E2.構造 半導体パッケージ構造体の好適な実施例は、図1、図1
4及び図15を参照することにより最も良く理解され
る。図14は、図1に示す半導体パッケージの内部領域
の断面図をあらわす。図15は、半導体パッケージの一
部分を示し、可能な限り明瞭な様式で、各層を図示する
ため反転されている。図15は概念的な図であって、厳
密に図1及び図14のとおりの物理的構造を表している
訳ではない。図15の主な目的は、3次元的電力平面の
実例を示し、さらにその電気的な利点を実証することに
ある。
4及び図15を参照することにより最も良く理解され
る。図14は、図1に示す半導体パッケージの内部領域
の断面図をあらわす。図15は、半導体パッケージの一
部分を示し、可能な限り明瞭な様式で、各層を図示する
ため反転されている。図15は概念的な図であって、厳
密に図1及び図14のとおりの物理的構造を表している
訳ではない。図15の主な目的は、3次元的電力平面の
実例を示し、さらにその電気的な利点を実証することに
ある。
【0043】図1及び図14を参照して、好適な実施例
の特定の構造を説明する。これらの図において、研磨さ
れた表面をもつ基板1が、集積回路チップ・パッケージ
構造体の基体(ベース)として使用される。この基板の
厚さは約10〜40ミル(0.254〜1.016m
m)の範囲にある。基板1は、なめらかな、あるいは研
磨された表面をもつ任意の材料、例えばシリコン・カー
バイド、窒化シリコンまたはセラミックなどの絶縁材
料、半導体材料、あるいは熱膨張率の小さい金属または
合金から成っていてもよい。好適な態様においては、そ
の基板は、集積回路を製造するために使用されるシリコ
ン、砒化ガリウムまたは他の半導体材料からなる。これ
により、チップと基板1の間に熱膨張率の一致がはから
れる。尚、他の材料も使用できるけれども、この好適な
実施例はシリコン基板をもつものとして説明する。シリ
コン基板1と後で付着される他の任意の金属層の間には
2酸化シリコン、窒化シリコン、ガラス、水晶または他
の適当な絶縁材料からなるパシベーション層2が存在す
る。符号3は、パッケージ中の第1の基準平面をあらわ
す。この基準平面は、アルミニウム、銅または容易に付
着される他の導電材料から成るが、特に好適であるのは
銅である。というのは、銅は、導電的特性にすぐれてい
て、付着が容易だからである。基準平面3の厚さは約1
〜15μm、好適には2〜5μmである。尚、図1にお
いて、基準平面3が、電力バス39の最下層としての役
割も果たすことに注意されたい。基準平面3と電力バス
39は同一電圧レベルにあり、その電圧レベルのための
基準平面と、パッケージ全体に亘るその電圧レベルのた
めの分布手段を与える。例えば、典型的なCMOS適用
技術の場合、この電圧レベルは5ボルトである。
の特定の構造を説明する。これらの図において、研磨さ
れた表面をもつ基板1が、集積回路チップ・パッケージ
構造体の基体(ベース)として使用される。この基板の
厚さは約10〜40ミル(0.254〜1.016m
m)の範囲にある。基板1は、なめらかな、あるいは研
磨された表面をもつ任意の材料、例えばシリコン・カー
バイド、窒化シリコンまたはセラミックなどの絶縁材
料、半導体材料、あるいは熱膨張率の小さい金属または
合金から成っていてもよい。好適な態様においては、そ
の基板は、集積回路を製造するために使用されるシリコ
ン、砒化ガリウムまたは他の半導体材料からなる。これ
により、チップと基板1の間に熱膨張率の一致がはから
れる。尚、他の材料も使用できるけれども、この好適な
実施例はシリコン基板をもつものとして説明する。シリ
コン基板1と後で付着される他の任意の金属層の間には
2酸化シリコン、窒化シリコン、ガラス、水晶または他
の適当な絶縁材料からなるパシベーション層2が存在す
る。符号3は、パッケージ中の第1の基準平面をあらわ
す。この基準平面は、アルミニウム、銅または容易に付
着される他の導電材料から成るが、特に好適であるのは
銅である。というのは、銅は、導電的特性にすぐれてい
て、付着が容易だからである。基準平面3の厚さは約1
〜15μm、好適には2〜5μmである。尚、図1にお
いて、基準平面3が、電力バス39の最下層としての役
割も果たすことに注意されたい。基準平面3と電力バス
39は同一電圧レベルにあり、その電圧レベルのための
基準平面と、パッケージ全体に亘るその電圧レベルのた
めの分布手段を与える。例えば、典型的なCMOS適用
技術の場合、この電圧レベルは5ボルトである。
【0044】好適にはポリイミドからなる絶縁層4は、
約5〜15μm、好適には4〜6μmに亘って存在す
る。ポリイミドは、そのすぐれた誘電的特性と、現在の
技術レベルで容易に付着し得るという事実を理由として
使用されている。
約5〜15μm、好適には4〜6μmに亘って存在す
る。ポリイミドは、そのすぐれた誘電的特性と、現在の
技術レベルで容易に付着し得るという事実を理由として
使用されている。
【0045】図1を参照すると、電力バス39は好適に
は基板の周辺に存在し、絶縁層4の他の箇所には金属層
が付着されていないことに注意されたい。この電力バス
は最終的に基準平面3に電圧を供給する。ポリイミド4
の表面はシリル化された表面である。このシリル化され
た表面は、図3において、参照番号5で示され、その目
的は、後の金属層が付着されパターン化されるときにエ
ッチング障壁として働くとともに、ポリイミド絶縁層の
大部分の誘電体特性を維持することにより処理を容易に
することにある。
は基板の周辺に存在し、絶縁層4の他の箇所には金属層
が付着されていないことに注意されたい。この電力バス
は最終的に基準平面3に電圧を供給する。ポリイミド4
の表面はシリル化された表面である。このシリル化され
た表面は、図3において、参照番号5で示され、その目
的は、後の金属層が付着されパターン化されるときにエ
ッチング障壁として働くとともに、ポリイミド絶縁層の
大部分の誘電体特性を維持することにより処理を容易に
することにある。
【0046】図1及び図14に示されているように、平
面10は、導電材料8、好適には銅の薄膜メタラージか
らなり、平面10はポリイミド材料7で充填された領域
をもち個別化されている。
面10は、導電材料8、好適には銅の薄膜メタラージか
らなり、平面10はポリイミド材料7で充填された領域
をもち個別化されている。
【0047】ポリイミド領域7は、好適には、後で形成
される幅広い信号ライン19の直下の領域に配置されて
いる。5μm幅のラインが主であるパッケージにおいて
は、これらの幅広い信号ラインは、結線ラインがパッケ
ージ中で走行しなくてはならない距離に応じて約15〜
30μm幅であり、すなわちその距離が長い程、そのラ
イン幅が広くなくてはならない。ポリイミド領域7と、
その同一の層に配置されるメタラージ8が個別化された
基準平面10をなす。この平面はある特定の電圧レベル
にあってもよく、あるいは基準平面3と同様アース・レ
ベルにあってもよい。パッケージ中にあってアース・レ
ベルまたは他の電圧レベルであり得る平面3は、幅広い
信号ライン19の下方の基準平面である。領域7におい
て信号ライン19と基準平面3の間に絶縁体を追加する
ことにより、これらの金属領域の間のキャパシタンスが
低減され、以てパッケージの性能が向上される。
される幅広い信号ライン19の直下の領域に配置されて
いる。5μm幅のラインが主であるパッケージにおいて
は、これらの幅広い信号ラインは、結線ラインがパッケ
ージ中で走行しなくてはならない距離に応じて約15〜
30μm幅であり、すなわちその距離が長い程、そのラ
イン幅が広くなくてはならない。ポリイミド領域7と、
その同一の層に配置されるメタラージ8が個別化された
基準平面10をなす。この平面はある特定の電圧レベル
にあってもよく、あるいは基準平面3と同様アース・レ
ベルにあってもよい。パッケージ中にあってアース・レ
ベルまたは他の電圧レベルであり得る平面3は、幅広い
信号ライン19の下方の基準平面である。領域7におい
て信号ライン19と基準平面3の間に絶縁体を追加する
ことにより、これらの金属領域の間のキャパシタンスが
低減され、以てパッケージの性能が向上される。
【0048】個別化された基準平面10は、幅広い信号
ラインが後の層上に存在する箇所に開口を形成され、そ
の開口をポリイミド7で充填されてなる。それは、下方
の金属レベルと結合してキャパシタンスの増大という問
題をひき起こすのがこの幅の広い信号ラインだからであ
る。個別化された基準平面10の目的は、第1の結線層
上の幅広いラインと、下方の基準平面3の間のキャパシ
タンスの影響を最小限に抑えることにある。ライン19
と金属3の間の誘電体領域は、約15〜30μmに等し
い。この誘電体領域は、図1及び図14において番号1
3によって表されている。尚、もしそのような個別化が
存在しないなら、幅広い信号ラインと、最も近い金属レ
ベルの間の距離が約5μm、すなわちポリイミド領域1
1の幅になることに注意されたい。この個別化された基
準平面は、このように、幅広いラインに対する高いイン
ピーダンスを維持することを可能ならしめす。このこと
は、幅広いラインが、結線平面上で長い距離延長されて
形成されているがゆえに必要とされる。有害なキャパシ
タンスの影響を受けることなくラインを幅広にすること
を可能ならしめることによって、適正な電流をこの幅広
いライン上で流すことができるようにインピーダンスを
十分高く保つことが可能となる。これによりパッケージ
中でインピーダンスの一致がはかられ、有害なキャパシ
タンスの影響が最小限に抑えられる。
ラインが後の層上に存在する箇所に開口を形成され、そ
の開口をポリイミド7で充填されてなる。それは、下方
の金属レベルと結合してキャパシタンスの増大という問
題をひき起こすのがこの幅の広い信号ラインだからであ
る。個別化された基準平面10の目的は、第1の結線層
上の幅広いラインと、下方の基準平面3の間のキャパシ
タンスの影響を最小限に抑えることにある。ライン19
と金属3の間の誘電体領域は、約15〜30μmに等し
い。この誘電体領域は、図1及び図14において番号1
3によって表されている。尚、もしそのような個別化が
存在しないなら、幅広い信号ラインと、最も近い金属レ
ベルの間の距離が約5μm、すなわちポリイミド領域1
1の幅になることに注意されたい。この個別化された基
準平面は、このように、幅広いラインに対する高いイン
ピーダンスを維持することを可能ならしめす。このこと
は、幅広いラインが、結線平面上で長い距離延長されて
形成されているがゆえに必要とされる。有害なキャパシ
タンスの影響を受けることなくラインを幅広にすること
を可能ならしめることによって、適正な電流をこの幅広
いライン上で流すことができるようにインピーダンスを
十分高く保つことが可能となる。これによりパッケージ
中でインピーダンスの一致がはかられ、有害なキャパシ
タンスの影響が最小限に抑えられる。
【0049】ポリイミド層11は導電バイア9を有す
る。このバイアの目的は、個別化された平面10から、
2つの信号ラインが直接隣り合わないような様式でアー
スまたは電力ラインが信号ライン間に介在配置(inters
perse)される第1の結線レベルへ電圧を伝えることで
ある。導電バイア9は、平面10から、この介在配置さ
れた平面上の同一電圧の適当な結線位置へ電圧を伝達す
る。この実施例の介在配置された平面は、部分的に層3
と同一電圧レベルにあるラインからなる。この特定の電
圧は適用例に依存する。電力ラインは参照番号16によ
って表されている。基準平面10と同一電圧レベルにあ
るライン17は、信号ライン19及び20と共面的であ
る。すべての信号ライン19、20は、少なくとも1つ
の電力ライン16、またはパッケージが適用される特定
の適用技術に応じて動作電圧またはアース電圧にあるラ
イン16及び17によって互いに分離される。これによ
り信号ライン間の混線が最小限に抑えられる。典型的な
信号と電力ラインの幅は3〜5μmの範囲にあり、これ
によりきわめて密な結線構造が与えられる。実際、この
パッケージの結線の2つのレベルは、同一寸法の多層セ
ラミック・パッケージの30〜40層と同一の密度を与
え得る。長い接続ラインが必要であり、大きいDC電流
により低抵抗ラインが必要とされる場合、その信号ライ
ンは幅を拡張される(すなわち、典型的には10〜30
μm)が、個別化された基準平面10によりその単位長
さあたりのキャパシタンスと特性インピーダンスは一定
に維持される。
る。このバイアの目的は、個別化された平面10から、
2つの信号ラインが直接隣り合わないような様式でアー
スまたは電力ラインが信号ライン間に介在配置(inters
perse)される第1の結線レベルへ電圧を伝えることで
ある。導電バイア9は、平面10から、この介在配置さ
れた平面上の同一電圧の適当な結線位置へ電圧を伝達す
る。この実施例の介在配置された平面は、部分的に層3
と同一電圧レベルにあるラインからなる。この特定の電
圧は適用例に依存する。電力ラインは参照番号16によ
って表されている。基準平面10と同一電圧レベルにあ
るライン17は、信号ライン19及び20と共面的であ
る。すべての信号ライン19、20は、少なくとも1つ
の電力ライン16、またはパッケージが適用される特定
の適用技術に応じて動作電圧またはアース電圧にあるラ
イン16及び17によって互いに分離される。これによ
り信号ライン間の混線が最小限に抑えられる。典型的な
信号と電力ラインの幅は3〜5μmの範囲にあり、これ
によりきわめて密な結線構造が与えられる。実際、この
パッケージの結線の2つのレベルは、同一寸法の多層セ
ラミック・パッケージの30〜40層と同一の密度を与
え得る。長い接続ラインが必要であり、大きいDC電流
により低抵抗ラインが必要とされる場合、その信号ライ
ンは幅を拡張される(すなわち、典型的には10〜30
μm)が、個別化された基準平面10によりその単位長
さあたりのキャパシタンスと特性インピーダンスは一定
に維持される。
【0050】サイズが比較的小さいことにより、この層
上の信号ラインは、他のタイプのパッケージに比較して
比較的抵抗が大きい。解析によれば、これらのラインの
抵抗的特性は、多重入力(multi-incident)スイッチン
グ回路網を1次入力(firstincident)スイッチング回
路網に変形することにより伝播遅延時間を低減すること
にきわめて有効であることが分かった。また、特に、非
整合(unterminated)ドライバとレシーバの適用技術
(すなわちCMOS)において、慣用的なセラミック・
パッケージよりも利益が30パーセントも向上すること
が見てとれた。図16及び図17はこれらの遅延の利点
を示すグラフであり、後の作用に関する章で詳しく説明
する。
上の信号ラインは、他のタイプのパッケージに比較して
比較的抵抗が大きい。解析によれば、これらのラインの
抵抗的特性は、多重入力(multi-incident)スイッチン
グ回路網を1次入力(firstincident)スイッチング回
路網に変形することにより伝播遅延時間を低減すること
にきわめて有効であることが分かった。また、特に、非
整合(unterminated)ドライバとレシーバの適用技術
(すなわちCMOS)において、慣用的なセラミック・
パッケージよりも利益が30パーセントも向上すること
が見てとれた。図16及び図17はこれらの遅延の利点
を示すグラフであり、後の作用に関する章で詳しく説明
する。
【0051】図1を参照すると、電力バス40は第2の
電圧レベル、すなわちこの実施例では個別化された平面
10の金属層8に供給される電圧レベルを与える。個別
化された平面10の金属層を含む金属層8は、電力バス
40の下方レベルを形成する。このパッケージ構造の適
切な基準平面と電力ラインに電力を供給するためには、
双対的な電力バス39及び40が好適な実施例である。
この第1の結線レベル上のライン、すなわちライン1
6、17、19、20はすべて互いに平行である。好適
な態様においては、これらのラインはデカルト座標のX
方向に走行する。しかし、この技術分野の当業者なら、
それらが互いにほぼ平行に走行する限り任意の方向に走
行してよいことを理解するであろう。また、図5におい
て最もよく見てとれることであるが、幅広いライン19
が存在する場合、その直下の個別化された基準平面中に
絶縁体が存在することに注意されたい。これにより、厚
い誘電体の存在が可能ならしめられ、以て、前述のよう
にキャパシタンスの低減がはかられる。この第1の結線
レベル上のライン間には好適にはポリイミド21である
絶縁体が存在し、ポリイミド21はまた、この第1レベ
ルの結線と後のレベルの結線の間にも存在する。バイア
22は、第1及び第2の結線層を相互接続する。これら
のバイアは、典型的には結線層と同一タイプ、すなわち
銅からなる薄膜メタラージである。好適な態様において
は、これらのバイアは段付導電バイアである。段付導電
バイア14の正確な形状は図7及び図9を参照すること
により説明する。段付導電バイア14は、結線レベル間
に相互接続を形成することを最小の数の金属化工程によ
り実施することを可能ならしめ、以て絶縁体21のピン
・ホール及び欠陥領域を低減するがゆえに歩どまりを向
上させるという利点を与える。また段付導電バイアは、
結線平面間に、きわめて重要な平坦化された表面を形成
することを容易にする。平坦化された表面が重要である
理由は、これらの平面上のラインは典型的には薄膜ライ
ンである、もしそれらの薄膜ラインが形成される表面が
平坦でないなら電気的性能に悪い影響が及ぼされるから
である。各々の段付導電バイア14は誘電体マウンド1
3とその上に付着された金属15から成る。アース、電
力及び信号共面ライン(すなわちライン16、17、1
9、20)の第1の層上には、次のレベルのパターン化
された金属層が、慣用的なバイア22または段付導電バ
イア14によって接続される。好適な態様においては、
このパターン化された金属層の次のレベルは、第1のレ
ベルに形成されたラインとは垂直方向に走行するライン
を有する。すなわち、もし第1のレベルのラインがX方
向に走行するなら、ライン23および24はデカルト座
標のY方向に走行することになる。図1及び図14に図
示されるように、ライン24は、慣用的なバイア14、
または好適には段付導電バイア14によって信号ライン
20に接続された信号ラインであり、ライン23は、金
属層のXレベルから電力ライン17に接続された電力ラ
インである。X方向結線平面上の同一電圧レベル(すな
わち、電圧レベル1)の電力ラインのほとんどすべて
は、Y結線平面上の同一電圧レベル(すなわち、やはり
電圧レベル1)の電圧ラインのほとんどすべてと接続さ
れている。他の電圧レベルの電圧ラインもまた同様に相
互接続されている。このことは図15を参照することに
より最も良く見てとれる。すなわち、図15は、そこで
利用されている電力分配システムのため可能となる重要
な電気的性能の利点をもたらす構造的構成を表す。図1
5において、指定された電圧にあるXレベル金属層から
の各電力ライン、すなわちライン16がYレベル金属化
層上の対応する電圧の各ライン、すなわちライン18に
相互接続されている。また、X結線層の第2の電圧の各
ライン、すなわちライン17が、Y結線層上の同一電圧
の各ライン、すなわちライン23に相互接続されてい
る。Y結線レベル上では、金属ライン間にポリイミド絶
縁層(図8参照)が存在する。こうして2つの電力平面
が形成され、その各々は本質的に3次元的であって、X
レベル上の電力ラインと、Yレベル上の電力ラインと、
それらの間の相互接続からなる。
電圧レベル、すなわちこの実施例では個別化された平面
10の金属層8に供給される電圧レベルを与える。個別
化された平面10の金属層を含む金属層8は、電力バス
40の下方レベルを形成する。このパッケージ構造の適
切な基準平面と電力ラインに電力を供給するためには、
双対的な電力バス39及び40が好適な実施例である。
この第1の結線レベル上のライン、すなわちライン1
6、17、19、20はすべて互いに平行である。好適
な態様においては、これらのラインはデカルト座標のX
方向に走行する。しかし、この技術分野の当業者なら、
それらが互いにほぼ平行に走行する限り任意の方向に走
行してよいことを理解するであろう。また、図5におい
て最もよく見てとれることであるが、幅広いライン19
が存在する場合、その直下の個別化された基準平面中に
絶縁体が存在することに注意されたい。これにより、厚
い誘電体の存在が可能ならしめられ、以て、前述のよう
にキャパシタンスの低減がはかられる。この第1の結線
レベル上のライン間には好適にはポリイミド21である
絶縁体が存在し、ポリイミド21はまた、この第1レベ
ルの結線と後のレベルの結線の間にも存在する。バイア
22は、第1及び第2の結線層を相互接続する。これら
のバイアは、典型的には結線層と同一タイプ、すなわち
銅からなる薄膜メタラージである。好適な態様において
は、これらのバイアは段付導電バイアである。段付導電
バイア14の正確な形状は図7及び図9を参照すること
により説明する。段付導電バイア14は、結線レベル間
に相互接続を形成することを最小の数の金属化工程によ
り実施することを可能ならしめ、以て絶縁体21のピン
・ホール及び欠陥領域を低減するがゆえに歩どまりを向
上させるという利点を与える。また段付導電バイアは、
結線平面間に、きわめて重要な平坦化された表面を形成
することを容易にする。平坦化された表面が重要である
理由は、これらの平面上のラインは典型的には薄膜ライ
ンである、もしそれらの薄膜ラインが形成される表面が
平坦でないなら電気的性能に悪い影響が及ぼされるから
である。各々の段付導電バイア14は誘電体マウンド1
3とその上に付着された金属15から成る。アース、電
力及び信号共面ライン(すなわちライン16、17、1
9、20)の第1の層上には、次のレベルのパターン化
された金属層が、慣用的なバイア22または段付導電バ
イア14によって接続される。好適な態様においては、
このパターン化された金属層の次のレベルは、第1のレ
ベルに形成されたラインとは垂直方向に走行するライン
を有する。すなわち、もし第1のレベルのラインがX方
向に走行するなら、ライン23および24はデカルト座
標のY方向に走行することになる。図1及び図14に図
示されるように、ライン24は、慣用的なバイア14、
または好適には段付導電バイア14によって信号ライン
20に接続された信号ラインであり、ライン23は、金
属層のXレベルから電力ライン17に接続された電力ラ
インである。X方向結線平面上の同一電圧レベル(すな
わち、電圧レベル1)の電力ラインのほとんどすべて
は、Y結線平面上の同一電圧レベル(すなわち、やはり
電圧レベル1)の電圧ラインのほとんどすべてと接続さ
れている。他の電圧レベルの電圧ラインもまた同様に相
互接続されている。このことは図15を参照することに
より最も良く見てとれる。すなわち、図15は、そこで
利用されている電力分配システムのため可能となる重要
な電気的性能の利点をもたらす構造的構成を表す。図1
5において、指定された電圧にあるXレベル金属層から
の各電力ライン、すなわちライン16がYレベル金属化
層上の対応する電圧の各ライン、すなわちライン18に
相互接続されている。また、X結線層の第2の電圧の各
ライン、すなわちライン17が、Y結線層上の同一電圧
の各ライン、すなわちライン23に相互接続されてい
る。Y結線レベル上では、金属ライン間にポリイミド絶
縁層(図8参照)が存在する。こうして2つの電力平面
が形成され、その各々は本質的に3次元的であって、X
レベル上の電力ラインと、Yレベル上の電力ラインと、
それらの間の相互接続からなる。
【0052】図1は、これらの2つの平面の間の実際の
相互接続を表し、一方、その構成については図15に示
されている。電力バス39及び40は、パッケージの層
に対する好適な電力の源であるが、この分野の当業者は
代替的な手段も利用可能であることを理解するであろ
う。尚、X層とY層上の同一電力ラインを相互接続する
他に、信号ラインのうちのいくつかも接続されることに
注意されたい。例えば、X層上の信号ライン20とY層
上の信号ライン24とは相互接続されている。
相互接続を表し、一方、その構成については図15に示
されている。電力バス39及び40は、パッケージの層
に対する好適な電力の源であるが、この分野の当業者は
代替的な手段も利用可能であることを理解するであろ
う。尚、X層とY層上の同一電力ラインを相互接続する
他に、信号ラインのうちのいくつかも接続されることに
注意されたい。例えば、X層上の信号ライン20とY層
上の信号ライン24とは相互接続されている。
【0053】層Xから層Yに向かうバイアのシステムを
介して接続された電力ラインが、典型的には3次元的に
交絡した正方形の網目からなる平面を形成し、その交絡
した正方形の網目の平面は、インダクタンスと抵抗率が
きわめて低く、チップから端を発した任意の信号に帰還
経路を与える。それゆえ、それらは非常に望ましい電気
的特性を有する。そのことは、後の作用を説明する章で
明確に実証される。電気的特性をさらに向上するため
に、このパッケージ・モジュールの表面上、または基板
中にデカップリング(減結合)キャパシタを組み込む
か、または基板1自体を適切にドーピングすることによ
りデカップリング・キャパシタを設けてもよい。
介して接続された電力ラインが、典型的には3次元的に
交絡した正方形の網目からなる平面を形成し、その交絡
した正方形の網目の平面は、インダクタンスと抵抗率が
きわめて低く、チップから端を発した任意の信号に帰還
経路を与える。それゆえ、それらは非常に望ましい電気
的特性を有する。そのことは、後の作用を説明する章で
明確に実証される。電気的特性をさらに向上するため
に、このパッケージ・モジュールの表面上、または基板
中にデカップリング(減結合)キャパシタを組み込む
か、または基板1自体を適切にドーピングすることによ
りデカップリング・キャパシタを設けてもよい。
【0054】Y結線層上にはポリイミドからなる別の層
である、層27がある。層27は、ポリイミドまたは他
の誘電材料、すなわち石英などから成っていてもよい。
層27の表面とその中に存在するメタラージ30、31
は、基板のテストを支援するために使用することのでき
るテスト用金属である。この金属は典型的には結線と同
一タイプの薄膜メタラージ、すなわち銅である。構造3
2は、設計変更及び補修用結線の格子であり、パッケー
ジ中の欠陥を修理し、または任意の必要な設計変更を行
うために、フォトリソグラフィを用いて切断され経路変
更されて、再接続される。この全体的な結線構造は、す
べての格子の交点で短絡している薄膜金属ラインの格子
からなる。この格子構造はパッケージ中の最も上方のパ
ターン化された導電層の上方に配置され、これにより、
設計変更または補修が必要となった場合に選択的に経路
変更を行うために格子のラインにアクセスすることがで
きる。
である、層27がある。層27は、ポリイミドまたは他
の誘電材料、すなわち石英などから成っていてもよい。
層27の表面とその中に存在するメタラージ30、31
は、基板のテストを支援するために使用することのでき
るテスト用金属である。この金属は典型的には結線と同
一タイプの薄膜メタラージ、すなわち銅である。構造3
2は、設計変更及び補修用結線の格子であり、パッケー
ジ中の欠陥を修理し、または任意の必要な設計変更を行
うために、フォトリソグラフィを用いて切断され経路変
更されて、再接続される。この全体的な結線構造は、す
べての格子の交点で短絡している薄膜金属ラインの格子
からなる。この格子構造はパッケージ中の最も上方のパ
ターン化された導電層の上方に配置され、これにより、
設計変更または補修が必要となった場合に選択的に経路
変更を行うために格子のラインにアクセスすることがで
きる。
【0055】金属35、37は、現在の多層セラミック
適用技術においてはんだボール接合を形成するために使
用されているクロム/銅/金のボール制限メタラージ層
である。はんだボール接合38は、チップとの相互接続
機構を形成するための好適な手段である。尚、使用され
る典型的なはんだボール接合38は、米国特許第349
5133号に開示されている。
適用技術においてはんだボール接合を形成するために使
用されているクロム/銅/金のボール制限メタラージ層
である。はんだボール接合38は、チップとの相互接続
機構を形成するための好適な手段である。尚、使用され
る典型的なはんだボール接合38は、米国特許第349
5133号に開示されている。
【0056】この分野の当業者なら、本発明のパッケー
ジ構造が、図示されているのとは異なる特定の構造をも
とり得ることを理解するであろう。例えば、もし米国特
許第3495133号に開示されているはんだボール接
合以外のチップ接続手段が使用され、あるいはモジュー
ルのテストが要望されないならば、金属層30、31、
37、38が必要ではないかもしれない。同様に、接続
経路変更などの適用性が要望されないなら、設計変更及
び補修ライン32は省略できる。
ジ構造が、図示されているのとは異なる特定の構造をも
とり得ることを理解するであろう。例えば、もし米国特
許第3495133号に開示されているはんだボール接
合以外のチップ接続手段が使用され、あるいはモジュー
ルのテストが要望されないならば、金属層30、31、
37、38が必要ではないかもしれない。同様に、接続
経路変更などの適用性が要望されないなら、設計変更及
び補修ライン32は省略できる。
【0057】チップが取り付けられた後は、完成された
パッケージが次のレベルのパッケージ(すなわち、ボー
ドまたはカード)に接続される。これらの接続は、ワイ
ヤ・ボンディング、タブなどの慣用的な手段により行う
ことができる。例えば、外部電力源からの電力は、その
外部電力源と、電力バス40及び39の上方表面に露出
された金属領域41及び42との間に接続を形成するこ
とによってパッケージの電力バス構造39及び40に導
入することができる。信号ラインは、慣用的な周辺付属
装置によってパッケージの外部に接続することができ
る。
パッケージが次のレベルのパッケージ(すなわち、ボー
ドまたはカード)に接続される。これらの接続は、ワイ
ヤ・ボンディング、タブなどの慣用的な手段により行う
ことができる。例えば、外部電力源からの電力は、その
外部電力源と、電力バス40及び39の上方表面に露出
された金属領域41及び42との間に接続を形成するこ
とによってパッケージの電力バス構造39及び40に導
入することができる。信号ラインは、慣用的な周辺付属
装置によってパッケージの外部に接続することができ
る。
【0058】E3.作用 本発明のパッケージ構造体は従来のパッケージ構造体に
対して明確な性能上の利点を有する。それらの利点は次
のとおりである。
対して明確な性能上の利点を有する。それらの利点は次
のとおりである。
【0059】すなわち、電力の分配は、2つの結線層か
らの同一電圧レベルの電力ラインが、図15に概念的に
示すように互いに接合されてなる3次元的電力平面によ
って向上される。もしパッケージ化された結線層の各々
が、それぞれX及びY方向に走行する互いに垂直の結線
ラインをもつなら、結果として得られる3次元電力平面
は、3次元状の正方形の網目状の平面となろう。尚、他
の幾何学的形状も可能である。これらの3次元平面は、
パッケージ中の電力分配を向上させる。この電力分配は
典型的には次の通りである。すなわち、電力は複数の接
続を介して典型的には基板上の双対バス39及び40に
入力される。これらのバスは、めいめいの3次元電力分
配ネットワークに接続されている。この構造は非常にイ
ンダクタンスと抵抗率の電力分配を可能ならしめ、X及
びY電力平面の内部接続は、チップによって要求される
とき複数の電流経路を与える。パッケージ中にデカップ
リング・キャパシタを組み込むことより、低インダクタ
ンス電力分配が20〜50pH(ピコ・ヘンリー)範囲
にあり、これは、パッケージ・インダクタンスが典型的
には200pHの範囲にある、デカップリング・キャパ
シタを組み込んだ多層セラミック・パッケージに対する
主な改善である。また、これらの3次元平面の個々の電
力ラインがこれらの平面上で信号ラインに近接している
という事実は、即時的復帰電流経路を与え、さらに有効
インダクタンスを低下させることになる。そして、信号
ラインは電力ラインと介在配置(intersperse)されて
いるので、信号ライン間の混線はきわめて小さい。なぜ
なら、介在する電力ラインがきわめて有効なシールドと
なるからである。それゆえ、システム全体の結合ノイズ
は、今まで知られているどのようなパッケージよりも低
いオーダーにある。例えば、典型的なCMOSタイプの
多層セラミック・パッケージにおける飽和結合ノイズは
0.5〜1ボルトの範囲にあるが、本発明のパッケージ
の場合、結合ノイズは約0.04ボルトである。さら
に、小さい寸法の金属ラインに関して本質的である信号
ラインの高い抵抗率は、ほとんどの非整合(unterminat
ed)ドライバとレシーバの適用技術(すなわちCMO
S)の遅延特性を支援する。すなわち、その高い抵抗率
は反射を低減し以て1次入力スイッチング特性を生じさ
せる。本願発明者らの計算によれば、1次入力スイッチ
ングは、パッケージの遅延特性を、多層セラミック・パ
ッケージよりも30パーセント程度低減させることが分
かった。
らの同一電圧レベルの電力ラインが、図15に概念的に
示すように互いに接合されてなる3次元的電力平面によ
って向上される。もしパッケージ化された結線層の各々
が、それぞれX及びY方向に走行する互いに垂直の結線
ラインをもつなら、結果として得られる3次元電力平面
は、3次元状の正方形の網目状の平面となろう。尚、他
の幾何学的形状も可能である。これらの3次元平面は、
パッケージ中の電力分配を向上させる。この電力分配は
典型的には次の通りである。すなわち、電力は複数の接
続を介して典型的には基板上の双対バス39及び40に
入力される。これらのバスは、めいめいの3次元電力分
配ネットワークに接続されている。この構造は非常にイ
ンダクタンスと抵抗率の電力分配を可能ならしめ、X及
びY電力平面の内部接続は、チップによって要求される
とき複数の電流経路を与える。パッケージ中にデカップ
リング・キャパシタを組み込むことより、低インダクタ
ンス電力分配が20〜50pH(ピコ・ヘンリー)範囲
にあり、これは、パッケージ・インダクタンスが典型的
には200pHの範囲にある、デカップリング・キャパ
シタを組み込んだ多層セラミック・パッケージに対する
主な改善である。また、これらの3次元平面の個々の電
力ラインがこれらの平面上で信号ラインに近接している
という事実は、即時的復帰電流経路を与え、さらに有効
インダクタンスを低下させることになる。そして、信号
ラインは電力ラインと介在配置(intersperse)されて
いるので、信号ライン間の混線はきわめて小さい。なぜ
なら、介在する電力ラインがきわめて有効なシールドと
なるからである。それゆえ、システム全体の結合ノイズ
は、今まで知られているどのようなパッケージよりも低
いオーダーにある。例えば、典型的なCMOSタイプの
多層セラミック・パッケージにおける飽和結合ノイズは
0.5〜1ボルトの範囲にあるが、本発明のパッケージ
の場合、結合ノイズは約0.04ボルトである。さら
に、小さい寸法の金属ラインに関して本質的である信号
ラインの高い抵抗率は、ほとんどの非整合(unterminat
ed)ドライバとレシーバの適用技術(すなわちCMO
S)の遅延特性を支援する。すなわち、その高い抵抗率
は反射を低減し以て1次入力スイッチング特性を生じさ
せる。本願発明者らの計算によれば、1次入力スイッチ
ングは、パッケージの遅延特性を、多層セラミック・パ
ッケージよりも30パーセント程度低減させることが分
かった。
【0060】このシリコン基板パッケージにおけるライ
ン(線路)の抵抗率は2〜18オーム/cmの範囲にあ
る。これは、他のパッケージに比較してかなり高い値で
あり、例えば、多層セラミックにおいては、ラインの抵
抗率は約30ミリオーム/cmである。多重入力スイッ
チングが主要であるほとんどの適用例においては、高い
抵抗率が反射を低減し、1次入力スイッチを効果的に実
行するので、伝送速度が高まる。
ン(線路)の抵抗率は2〜18オーム/cmの範囲にあ
る。これは、他のパッケージに比較してかなり高い値で
あり、例えば、多層セラミックにおいては、ラインの抵
抗率は約30ミリオーム/cmである。多重入力スイッ
チングが主要であるほとんどの適用例においては、高い
抵抗率が反射を低減し、1次入力スイッチを効果的に実
行するので、伝送速度が高まる。
【0061】本発明のパッケージの伝送速度の向上は図
16及び図17に示した曲線から明らかである。すなわ
ち、それらの図は、多層セラミック・パッケージ上にパ
ッケージされたCMOSチップのスイッチング速度と、
本発明のパッケージ上にパッケージされたCMOSチッ
プのスイッチング速度をそれぞれ示している。図16を
参照すると、参照番号42は多重セラミック・パッケー
ジの場合のチップ・ドライバの電圧波形である。波形4
2の多くの下降及び不規則性は、ノイズ及びリンギング
を生じさせる反射を表す。参照番号43は、チップ・レ
シーバがスイッチ・オンする時点を表す。参照番号44
はドライバ入力信号を表す。そして、波形ライン43及
び44の間の距離が、必要なスイッチング時間を表す。
16及び図17に示した曲線から明らかである。すなわ
ち、それらの図は、多層セラミック・パッケージ上にパ
ッケージされたCMOSチップのスイッチング速度と、
本発明のパッケージ上にパッケージされたCMOSチッ
プのスイッチング速度をそれぞれ示している。図16を
参照すると、参照番号42は多重セラミック・パッケー
ジの場合のチップ・ドライバの電圧波形である。波形4
2の多くの下降及び不規則性は、ノイズ及びリンギング
を生じさせる反射を表す。参照番号43は、チップ・レ
シーバがスイッチ・オンする時点を表す。参照番号44
はドライバ入力信号を表す。そして、波形ライン43及
び44の間の距離が、必要なスイッチング時間を表す。
【0062】図17を参照すると、参照番号45は、伝
送ラインのレシーバ末端で見たチップ・ドライバの電圧
波形である。参照番号47レシーバがスイッチ・オンす
る時点を表し、参照番号46はドライバ入力信号を表
す。このとき、波形ライン46及び47の間の距離(す
なわちスイッチング時間)は、多層セラミック・パッケ
ージの場合に図16で必要とされるスイッチング時間よ
りもかなり小さいことに注意されたい。さらに、本発明
のパッケージにおいては、波形の下降、不規則性または
反射がない。多重セラミック・パッケージでなく本発明
のパッケージを使用することにより、平均的には、パッ
ケージの遅延が約30%低減される。
送ラインのレシーバ末端で見たチップ・ドライバの電圧
波形である。参照番号47レシーバがスイッチ・オンす
る時点を表し、参照番号46はドライバ入力信号を表
す。このとき、波形ライン46及び47の間の距離(す
なわちスイッチング時間)は、多層セラミック・パッケ
ージの場合に図16で必要とされるスイッチング時間よ
りもかなり小さいことに注意されたい。さらに、本発明
のパッケージにおいては、波形の下降、不規則性または
反射がない。多重セラミック・パッケージでなく本発明
のパッケージを使用することにより、平均的には、パッ
ケージの遅延が約30%低減される。
【0063】本発明のパッケージはまた、さまざまな手
段によりパッケージ全体のインピーダンス制御を行う。
すなわち、インピーダンスの変化は、信号ラインと電力
ラインの間の間隔を、その周期に影響を及ぼすことなく
変化させることにより達成される。また、図14中のテ
スト用金属30及び31は、電力の分配を向上させるの
みならず、幅広いXライン及び個別化されたアース平面
に関してなされたのと同様の方法でYラインに対してイ
ンピーダンスを制御するために使用することができる。
ここで説明したパッケージの特徴的なインピーダンスは
約45〜55オームの範囲にある。たいていの部分でこ
のことは可能である。なぜなら、相互接続を形成するた
めに長い信号ラインが必要であり、それゆえ低抵抗信号
ラインが必要である場合、その信号ラインの幅が拡げら
れる。また、幅広い信号ライン19が必要とされる箇所
の下方で好適には空乏化されている個別化された基準平
面10は、その幅広い信号ライン19に対して基準層3
が効率的にインピーダンス制御平面であるようになされ
ている。これにより、幅広い信号ライン19と基準平面
3の間には厚い誘電領域3が与えられ、以てパッケージ
のキャパシタンスと反射を最小限に維持しつつインピー
ダンスの制御を行うことができる。
段によりパッケージ全体のインピーダンス制御を行う。
すなわち、インピーダンスの変化は、信号ラインと電力
ラインの間の間隔を、その周期に影響を及ぼすことなく
変化させることにより達成される。また、図14中のテ
スト用金属30及び31は、電力の分配を向上させるの
みならず、幅広いXライン及び個別化されたアース平面
に関してなされたのと同様の方法でYラインに対してイ
ンピーダンスを制御するために使用することができる。
ここで説明したパッケージの特徴的なインピーダンスは
約45〜55オームの範囲にある。たいていの部分でこ
のことは可能である。なぜなら、相互接続を形成するた
めに長い信号ラインが必要であり、それゆえ低抵抗信号
ラインが必要である場合、その信号ラインの幅が拡げら
れる。また、幅広い信号ライン19が必要とされる箇所
の下方で好適には空乏化されている個別化された基準平
面10は、その幅広い信号ライン19に対して基準層3
が効率的にインピーダンス制御平面であるようになされ
ている。これにより、幅広い信号ライン19と基準平面
3の間には厚い誘電領域3が与えられ、以てパッケージ
のキャパシタンスと反射を最小限に維持しつつインピー
ダンスの制御を行うことができる。
【0064】尚、電気的なモデリング及び回路シミュレ
ーションによれば、低キャパシタンス・ラインを用いて
も、このパッケージにおいてチップ間の信号伝達速度が
実質的に影響を受けないことが分かった。
ーションによれば、低キャパシタンス・ラインを用いて
も、このパッケージにおいてチップ間の信号伝達速度が
実質的に影響を受けないことが分かった。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号ラインのキャパシタンスが小さく、以て高速の信号
伝達が可能なパッケージ構造体が提供される。
信号ラインのキャパシタンスが小さく、以て高速の信号
伝達が可能なパッケージ構造体が提供される。
【図1】一部を断面図で示す本発明のパッケージの斜視
図。
図。
【図2】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図3】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図4】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図5】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図6】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図7】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図8】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図9】本発明のパッケージの製造段階を示す断面図。
【図10】本発明のパッケージの製造段階を示す断面
図。
図。
【図11】本発明のパッケージの製造段階を示す断面
図。
図。
【図12】本発明のパッケージの製造段階を示す断面
図。
図。
【図13】本発明のパッケージの製造段階を示す断面
図。
図。
【図14】本発明のパッケージの製造段階を示す断面
図。
図。
【図15】本発明のパッケージの3次元電力平面の図。
【図16】標準的な多層セラミック・パッケージにおけ
る半導体デバイスのスイッチング動作を示す図。
る半導体デバイスのスイッチング動作を示す図。
【図17】本発明のパッケージにおける半導体デバイス
のスイッチング動作を示す図である。
のスイッチング動作を示す図である。
1 基板 3 金属層 4 ポリイミド 9 スタッド 14 導電バイア 16 電力ライン 17 アース・ライン 19 信号ライン 22 スタッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペルワイツ・ニハル アメリカ合衆国ニューヨーク州ホープウエ ル・ジャンクション、デール・ロード、ア ール・デイ2番地 (72)発明者 ブルハン・オズマット アメリカ合衆国ニューヨーク州ピークスキ ル、スーザン・ドライブ・ボックス121、 アール・デイ3番地 (72)発明者 ヘンリー・ダイニル・シュナーマン アメリカ合衆国ニューヨーク州モンシー、 ダンヒル・レーン1番地 (72)発明者 アーサー・リチャード・ジンガー アメリカ合衆国ニューヨーク州ホワイト・ プレーンズ、アプト10ビー・ノース、レー ク・ストリート125番地
Claims (1)
- 【請求項1】基板と、 上記基板上に形成され、絶縁層と導電層とが交互に配置
された多層構造であって、信号ラインを含むパターン化
された導電層と電力またはアースのための基準導電層と
が隣接して配置されている多層構造とを有し、 上記パターン化された導電層の信号ラインが所定の幅の
第1の信号ラインと、これよりも幅広い第2の信号ライ
ンとを含み、 上記第2の信号ラインと対向する領域に上記基準導電層
が存在しないことを特徴とする集積回路チップ・パッケ
ージ構造体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/864,228 US4866507A (en) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | Module for packaging semiconductor integrated circuit chips on a base substrate |
| US864228 | 1997-05-23 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62110908A Division JPS6324650A (ja) | 1986-05-19 | 1987-05-08 | 集積回路チップ・パッケージ構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198730A true JPH05198730A (ja) | 1993-08-06 |
| JPH077812B2 JPH077812B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=25342784
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62110908A Granted JPS6324650A (ja) | 1986-05-19 | 1987-05-08 | 集積回路チップ・パッケージ構造体 |
| JP4270051A Expired - Lifetime JPH077812B2 (ja) | 1986-05-19 | 1992-10-08 | 集積回路チップ・パッケージ構造体 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62110908A Granted JPS6324650A (ja) | 1986-05-19 | 1987-05-08 | 集積回路チップ・パッケージ構造体 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4866507A (ja) |
| EP (1) | EP0246458A3 (ja) |
| JP (2) | JPS6324650A (ja) |
| BR (1) | BR8702439A (ja) |
| CA (1) | CA1277434C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002334956A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の支持体及びその製造方法 |
Families Citing this family (90)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5097232A (en) * | 1989-06-16 | 1992-03-17 | Environmental Research Institute Of Michigan | Transmission lines for wafer-scale integration and method for increasing signal transmission speeds |
| US4771366A (en) * | 1987-07-06 | 1988-09-13 | International Business Machines Corporation | Ceramic card assembly having enhanced power distribution and cooling |
| JPH0756887B2 (ja) * | 1988-04-04 | 1995-06-14 | 株式会社日立製作所 | 半導体パッケージ及びそれを用いたコンピュータ |
| JPH0235771A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-06 | Nec Corp | 半導体記憶装置 |
| US5136124A (en) * | 1988-12-14 | 1992-08-04 | International Business Machines Corporation | Method of forming conductors within an insulating substrate |
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