JPH05201177A - 再剥離性感圧接着葉書 - Google Patents

再剥離性感圧接着葉書

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JPH05201177A
JPH05201177A JP1242492A JP1242492A JPH05201177A JP H05201177 A JPH05201177 A JP H05201177A JP 1242492 A JP1242492 A JP 1242492A JP 1242492 A JP1242492 A JP 1242492A JP H05201177 A JPH05201177 A JP H05201177A
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JP
Japan
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postcard
sheet
pressure
sensitive adhesive
resin
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JP1242492A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Kazuhiko Kono
和彦 河野
Shunsuke Shioi
俊介 塩井
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接合直後から長期保存後の何れの段階において
も、常に安定した剥離性を示す再剥離性感圧接着葉書を
提供する。 【構成】接着剤層を支持体上に設けてなる感圧接着性ラ
ベル用シートを、非接着性葉書用シート上に強圧下で接
合して得られる再剥離性感圧接着葉書において、葉書用
シートのラベル用シートで隠蔽される領域の全面或いは
一部分に、ベタ状或いは地紋状に印刷したインク層を設
けたことを特徴とする再剥離性感圧接着葉書である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再剥離性感圧接着葉書
に関するものであり、詳しくは長期保存した後において
も安定した剥離性を示す再剥離性感圧接着葉書に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】個人情報を載せた部分に粘着ラベルを貼
り付けて、その箇所の情報を隠蔽するタイプの機密性葉
書は、葉書料金で機密情報を郵送できるメリットから需
要が増加しつつある。こうしたタイプの葉書としては、
既に数種類のものが市販されているが、いずれも性能と
コストの何れかの面でまだ充分とは言えない状況にあ
る。例えば、実開昭63−6870号に記載のものは、
剥離が接合面である粘着層以外の非粘着性の樹脂層から
生じて、一度そのラベルを葉書から剥がすと容易に再接
合できないように設計されており、ラベルの剥離が極め
て安定しているという特徴を有するが、使用される粘着
ラベルが多層構造を有するために、その製造に際して多
くの工程を必要として製造コストが極めて高くなり、郵
送料金の割安からくるコスト的なメリットが小さいもの
となっている。
【0003】また、本発明者等は、先に特願平1−27
0849号、同1−339995号において、特定のT
型剥離力を有する感圧接着性シートと非接着性シートを
重て加圧処理することによって接合でき、接合面を剥離
することによって再び接合面の情報を読むことができ、
且つ一端剥がすと再接合できないように設計される再剥
離性の葉書が、製造コストの面で実開昭63−6870
号の葉書より優れていることを明らかにした。
【0004】しかし、詳細に検討した結果、かかるタイ
プの葉書も更に改善の望まれる点を有することが分かっ
た。即ち、接合された葉書は、剥離に要する力が経時的
に大きくなる傾向があり、葉書に用いるシートの種類や
保管状態によっては、接合初期には良好な剥離性を示し
ても、長期保存した後には剥離の際に紙破れてしまった
り、機密情報が感圧接着性シート側に転移してしまうも
のも有る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接合
直後から長期保存後の何れの段階においても、常に安定
した剥離性を示す再剥離性感圧接着葉書を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は検討した結
果、葉書用シートの接合面上に、機密情報の他に、ベタ
状或いは地紋状の印刷を施すことによって、剥離性を極
めて効率よく安定化することができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0007】本発明は、接着剤層を支持体上に設けてな
る感圧接着性ラベル用シートを、非接着性葉書用シート
上に強圧下で接合して得られる再剥離性感圧接着葉書に
おいて、該葉書用シートのラベル用シートで隠蔽される
領域の全面或いは一部分に、ベタ状或いは地紋状に印刷
したインク層を設けたことを特徴とする再剥離性感圧接
着葉書である。
【0008】
【作用】本発明を先ず図面を以て具体的に説明する。図
1乃至図4は、本発明の再剥離性感圧接着葉書が形成さ
れる過程を示す平面図である。図1は葉書用連続シート
1を示す平面図で、非接着性シートに剥離安定化の為の
ベタ状(地紋状)の印刷6と、宣伝,装飾,共通項目等
の下地印刷(図示せず)、ミシン目2、マージナル3な
ど加工等を施した後に、ラインプリンター等で住所,宛
先等の個人情報4および金額等の機密性を有する個人情
報5を出力して得られる。
【0009】図2はラベル用連続シート7を示す平面図
で、支持体に接着剤層を設けてなる感圧接着性シートの
表面及び/又は裏面に必要に応じて下地印刷或いは地紋
印刷を行い、続いてミシン目2とマージナル3などの加
工を施して得られる。図3は、図1の葉書用連続シート
1のベタ状(地紋状)の印刷領域6上に図2のラベル用
連続シート7を重ねた形態を示す平面図であり、この重
ねたシートは、通常汎用の加圧シール装置内にマージナ
ル穴を用いて誘導され、ミシン目2とマージナル3の切
断を行った後に加圧処理され、図4の平面図で示される
再剥離性葉書が形成される。尚、図5は、図4の葉書の
A−A線における断面図である。
【0010】図6は、本発明に用いる葉書用連続シート
の別の例を示す平面図で、金額欄等の機密性を有する個
人情報5の部分を除いて剥離安定化の為のベタ状(地紋
状)の印刷6を施したものである。
【0011】本発明に用いられる感圧接着性シートは、
通常支持体上に接着剤層を設けて形成されるが、該接着
剤としては、例えばエチレン−酢酸ビニル系樹脂、アク
リル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹
脂、合成ゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂等が挙げられ、中
でもガラス転移点が−100〜0℃のものが好ましい。
【0012】接着剤層には、通常耐ブロッキング性を向
上させるための顔料が添加され、具体的にはシリカ、カ
オリン、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、酸化亜鉛、酸化チタン、メラミン樹脂粒子、ベンゾ
グアナミン樹脂粒子、澱粉粒子、パルプパウダー等が例
示される。因みに顔料は、通常接着剤に対して10〜5
00重量%の範囲で使用される。
【0013】また、接着剤層には必要により更にカゼイ
ン、寒天、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、澱粉、酸
化澱粉、エステル化澱粉、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸等の水溶性
高分子、スチレン−ブタジエンラテックス、アクリロニ
トリル−ブタジエンラテックス等のラテックス、ロジン
系樹脂及びその誘導体、テルペン系樹脂、クマロンイン
デン樹脂、キシレン樹脂、アルキルフェノール樹脂、C
5 乃至C9 系石油樹脂等の粘着付与剤、各種パラフィン
ワックス、脂肪酸及びその誘導体、高級アルコール類、
金属石鹸類、シリコーン類等の離型剤、接着性を高める
ための接着剤含有カプセルやオイルカプセル、帯電防止
剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化防止剤、消泡剤等の
助剤を添加してもよい。
【0014】接着剤層形成に用いられる塗液としては、
水性系或いは有機溶剤系のいずれでも使用可能である
が、通常上記接着剤をエマルジョンとした水性系の塗液
が用いられる。接着剤層は上記成分を含有する塗液をエ
アーナイフコーター、ブレードコーター、バーコーター
等の塗工法、グラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ
印刷、活版印刷等の印刷法により通常乾燥重量が2〜2
0g/m2 となるように支持体上に塗布することによっ
て形成される。尚、印刷法による場合は、通常は後工程
となる情報印刷、ミシン目加工、マージナル加工等と同
じ工程で行うこともできる。
【0015】このようにして設けられる接着剤層の中で
も、接着剤層の面同士を対向して重ねて1kg/cm2 の圧
力をかけて接合した場合にJIS K 6833-1980 に基ずく測
定で10g/25mm以下のT型剥離力を示し、また、接
着剤層の面同士を対向して重ねて300kg/cm2 の圧力
をかけて接合した場合に50g/25mm以上のT型剥離
力を示すように設定したものは、本発明の再剥離性葉書
を形成した際に接着性と剥離性のバランスが極めて良好
で特に好ましい。
【0016】感圧接着性シートの形成に用いられる支持
体としては、例えば、上質紙、印刷用塗工紙(微塗工
紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙等)、合成
紙、含浸紙、ラミネート紙、金属蒸着紙等が挙げられる
が、中でも、上質紙、印刷用塗工紙は古紙として再利用
できるために、特に好ましい。尚、これらに用いる紙の
抄紙方法等は特に限定されず、古紙再生パルプを含んで
いても構わない。
【0017】かくして得られた感圧接着性シートは、必
要に応じて、シートの表面及び/又は裏面への印刷(情
報の印刷、接着抑制層の印刷),ミシン目,マージナ
ル,打ち抜き等の加工を適宜選択して施し、ラベルとし
た後に、Z折り或いは巻取りにされる。
【0018】一方、葉書用シートとしては、例えば、上
質紙、合成紙、含浸紙、ラミネート紙、金属蒸着紙、印
刷用塗工紙(微塗工紙、コート紙、アート紙、キャスト
塗被紙等)、記録用塗工紙(感熱記録紙、感圧複写紙、
静電記録紙、熱転写受像紙、印画紙、インキジェット記
録紙等)等が用いられるが、中でも、上質紙等の非塗工
紙の場合に本発明の効果が特に顕著であり、好ましい。
尚、これらに用いる紙の抄紙方法は特に限定されず、古
紙再生パルプを含んでいても構わない。
【0019】本発明は、上記の如き葉書用シートの感圧
接着性シート(ラベル)で隠蔽される領域の全面或いは
一部分に、機密情報の出力とは別に、剥離力を安定化す
る為に、インキをベタ状或いは地紋状に印刷することが
特徴である。
【0020】インキとしては、ビヒクル単独或いは顔料
とビヒクルの組合わせ或いは顔料とビヒクルと補助剤の
組合わせからなるものが使用される。ビヒクルとして
は、例えば、蒸発乾燥型インキの場合には揮発性溶剤、
紫外線硬化インキの場合にはエチレン性不飽和化合物、
ホットメルトインキの場合にはワックス類、酸化重合型
インキの場合には油類等インキ業界で公知の各種媒体が
使用される。
【0021】蒸発乾燥型インキのビヒクルとして用いら
れる揮発性溶剤としては、例えばヘキサン,シクロヘキ
サン,工業ガソリン2号,ミネラルスピリット等の脂肪
族炭化水素類;ベンゼン,トルエン,キシレン,ソルベ
ソ#100等の芳香族炭化水素類;エチルアルコール,
n−プロピルアルコール,イソプロピルアルコール,n
−ブチルアルコール等のアルコール類;ジエチレングリ
コール,ジプロピレングリコール等のグリコール類;エ
チレングリコールモノメチルエーテル,セロソルブアセ
テート,カルビトールアセテート等のグリコール誘導
体;酢酸エチル,酢酸n−ブチル,フタル酸ジオクチ
ル,フタル酸ジブチル,アジピン酸ジオクチル等のエス
テル類;メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン
等のケトン類が挙げられ、これらは単独或いは組み合わ
せて使用される。
【0022】なお、揮発性溶剤には樹脂が併用される。
樹脂しては、例えば、ロジン,セラック,コーパル,ダ
ンマル,ギルソナイト,ゼイン等の天然樹脂;硬化ロジ
ン,ロジンエステル,マレイン酸樹脂,フマル酸樹脂,
二量化ロジン,重合ロジン等の天然樹脂誘導体;フェノ
ール樹脂,キシレン樹脂,尿素樹脂,メラミン樹脂,ケ
トン樹脂,クマロン・インデン樹脂,石油樹脂,テルペ
ン樹脂,環化ゴム,塩化ゴム,アルキド樹脂,ポリアミ
ド樹脂,アクリル樹脂,ポリ塩化ビニル,塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂,ポリ酢酸ビニル,ポリビニルア
ルコール,ブチラール樹脂,塩素化ポリプロピレン,ス
チレン樹脂,エポキシ樹脂,ポリウレタン,ニトロセル
ロース,エチルセルロース,セルロースアセテートプロ
ピオネート,セルロースアセテートブチレート,エチル
ヒドロキシエチルセルロース等の合成樹脂が挙げられ
る。尚、樹脂は、通常揮発性溶剤100重量部に対して
1〜300重量部の範囲で添加される。
【0023】紫外線硬化インキのビヒクルとして用いら
れるエチレン性不飽和化合物としては、例えば、メチル
メタクリレート、ブチルメタクリレート、2−エトキシ
エチルアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレー
ト、2−(ノニルフェノキシ)エチルアクリレート、フ
ェノキシジエチレングリコールアクリレート、ノニルフ
ェノキシジエチレングリコールアクリレート、シクロヘ
キシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、トリ
フルオロエチルメタクリレート、3−スルホプロピルメ
タクリレートカリウム塩、N−(3−スルホプロピル)
−N−メタクリロイルアミドプロピル−N,N−ジメチ
ルアンモニウムベタイン、グリシジルメタクリレート、
アリルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、3−クロル−2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、
ベンジルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
テトラヒドロフルフリルアクリレート、1−メトキシシ
クロドデカジエニルアクリレート、ジシクロペンテニル
アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロピルアクリレート、エチレングリコールジ
アクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジ
アクリレート、プロピレングリコールジメタクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジメタクリレート、1,2−ブタン
ジオールジアクリレート、1,2−ブタンジオールジメ
タクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4
−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジア
クリレート、1.6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、グリセロ
ールジメタクリレート、トリメチロールプロパンジアク
リレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネ
オペンチルグリコールエステルジアクリレート、2,2
−ビス〔4−(アクリロイロキシジエトキシ)フェニ
ル〕プロパン、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリ
コールエステルのカプロラクトン付加物ジアクリレー
ト、ヒドロキシピバルアルデヒドとトリメチロールプロ
パンのアセタール化合物のジアクリレート、ジアリルオ
キシ・ジアクリロイロキシシクロヘキサン、トリメチロ
ールプロパンプロピレンオキサイド付加物トリアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールの低級脂肪酸及びアクリ
ル酸のエステル、ジペンタエリスリトールのカプロラク
トン付加物アクリレート、ジオクチル2−アクリロイロ
キシエチルホスフェート、ジフェニル2−アクリロイロ
キシエチルホスフェート、1,2−ポリブタジエンのT
DI系のウレタンアクリレート等が挙げられ、これらは
単独或いは組み合わせて使用される。
【0024】尚、上記化合物を紫外線で硬化する場合に
は、光重合開始剤を併用する必要があり、また必要に応
じて増感剤が添加される。光重合開始剤としては、例え
ばベンゾキノン、フェナンスレンキノン、ナフトキノ
ン、ジイソプロピルフェナンスレンキノン、ベンゾイソ
ブチルエーテル、ベンゾイン、フロインブチルエーテ
ル、ミヒラーケトン、ミヒラーチオケトン、フルオレノ
ン、トリニトロフルオレノン、β−ベンゾイルアミノナ
フタレン等の芳香族ケトン、キノン化合物、エーテル化
合物、ニトロ化合物が挙げられる。なお、光重合開始剤
は、通常エチレン性不飽和化合物100重量部に対して
1〜20重量部の範囲で添加される。
【0025】また、増感剤としては、例えばトリエタノ
ールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N,N−
ジメチルエタノールアミン、N−メチルモルホリン等が
挙げられる。尚、紫外線硬化インキには、必要に応じて
揮発性溶剤、樹脂、チキソトロピー付与剤等が補助剤と
して添加される。
【0026】ホットメルトインキのビヒクルとして用い
られるワックス類としては、例えばカルナウバワックス
等の植物ロウ;蜜ロウ等の動物ロウ;パラフィンワック
ス,マイクロクリスタリンワックス等の鉱物ロウ;ポリ
エチレンワックス等の合成ロウ等が挙げられ、これらは
単独或いは組み合わせて使用される。ホットメルトイン
キの場合には、上記ワックスの他に必要に応じて芳香族
炭化水素化合物、樹脂等が補助剤として添加される。
【0027】酸化重合型インキのビヒクルとして使用さ
れる油類としては、例えば、あまに油(乾性油),大豆
油(半乾性油),ひまし油(不乾性油)等の植物油;脱
水ひまし油,重合油,マレイン化油,ビニル化油等の加
工油;マシン油,スピンドル油等の鉱物油等が挙げられ
る。酸化重合型インキの場合には、上記油類の他に必要
に応じて溶剤、ワックス、ドライヤー、増粘剤、ゲル化
剤、チキソトロピー付与剤等が補助剤として添加され
る。
【0028】インキに添加される顔料としては、例え
ば、酸化チタン,炭酸カルシウム,水酸化アルミニウ
ム,硫酸バリウム,カーボンブラック,黄鉛,紺青,べ
んがら,ブロンズ粉,アルミニウム粉等の無機顔料;ジ
スアゾエロー,レーキレッドC,ブリリアントカーミン
6B,ファナールローズ,フタロシアニンブルー,フタ
ロシアニングリーン等の有機顔料が挙げられる。
【0029】インキに添加される補助剤としては、上記
化合物以外に例えば、流動性調整剤,分散剤,湿潤剤,
消泡剤,乾燥抑制剤,酸化防止剤,レベリング剤,防黴
剤,付香剤,紫外線吸収剤,つや消し剤,帯電防止剤,
安定剤,難燃剤,滑り防止剤,裏移り防止剤,架橋剤,
レーキ化剤,保湿剤,フラッシング剤等が挙げられる。
【0030】調整された浸透乾燥型,蒸発乾燥型,酸化
重合型,ホットメルト型,電離放射線(紫外線、電子線
等)硬化型インキは、活版,フレキソ,オフセット,グ
ラビア,スクリーン等の印刷方式で印刷される。中で
も、紫外線硬化型インキは、本発明の効果が特に顕著で
あり好ましい。
【0031】インキの色調は、機密情報の記録と異なる
色調のものであれば何れでも本発明に有効であるが、中
でも情報の見やすさの点で透明或いは白色或いは淡色の
インキが好ましく、特に透明或いは白色のインキが好ま
しい。
【0032】本発明は、このようなインキを葉書用シー
トに印刷することにより、葉書を長期間放置した場合に
おいても、感圧接着性シート(ラベル)を安定して剥離
することができるものである。これは恐らく、印刷した
該インキ層が、葉書用シートへの接着剤の経時的なしみ
込みを適度に防止する効果をもつことによるものと考え
られる。
【0033】葉書用シートには、上記の剥離安定化の為
の印刷の他に、必要に応じて下地印刷、ミシン目、マー
ジナル等の加工が適宜選択して施され、Z折り或いは巻
取りにされる。続いて、ラインプリンター等の記録装置
にかけられ個人情報が出力される。
【0034】続いて、該葉書用シートと上記ラベル用シ
ートは、葉書用シートの記録面とラベル用シートの接着
剤面を重ねながら加圧シール装置内に誘導され処理され
る。
【0035】加圧シール装置としては、通常マージナル
穴でシートを誘導するタイプで、シートのスリット、カ
ット、折り及び加圧等の処理を行うことが出来る箇所を
適宜具備した機械が用いられる。尚、葉書用シート及び
ラベル用シートは、必ずしも連続シートとして扱われる
ものに限定されず、枚葉のシートとして扱うことも可能
である。加圧処理は、通常加圧ロールを用いて50〜1
000kg/cm2 の圧力下で行われる。その際、シートを
予め30〜60℃に加温すると接着力が安定するため加
温装置を具備したものがより好ましい。
【0036】本発明に使用される記録装置としては、湿
式或いは乾式の電子写真法、熱転写法、感熱記録法、静
電記録法、電解記録法、インパクト法、インキジェット
法、銀塩写真法等の装置が適宜選択使用される。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を記載するが、本発明
がこれらの実施例のみに限定されないことは勿論であ
る。尚、実施例の中で特に断らない限り部とあるのは重
量部、%とあるのは重量%を意味する。
【0038】実施例1 (ラベル用連続シートの作成)接着剤としてアクリル酸
エステル系エマルジョン(日本合成ゴム(株)製、商品
名:AE-923) を100部(乾燥重量)、顔料として合成
シリカ(水沢化学工業(株)製,商品名:ミズカシル P
-832) 70部、パルプパウダー30部を混合して固形分
濃度を30%に調整した塗液を80g/m2 の片面アー
ト紙の原紙面に乾燥重量が8g/m2 となるように塗抹
して感圧接着性シートを得た。続いて、該シートのアー
ト面に下地印刷した後にミシン目とマージナルを入れて
巻取り、ラベル用連続シート(図2)の巻取りを得た。
【0039】(葉書用連続シートの作成)156g/m
2 の葉書用上質紙の表裏面に下地印刷した後、表面のラ
ベルが接合される位置に、透明なUV硬化メジューム
(RT−7:大日本インキ製)をベタ印刷し、続いてミ
シン目とマージナルを入れ、更に電子写真方式のライン
プリンターで住所、氏名、データ等の個人情報を出力し
て葉書用連続シートのZ折り(図1のシートを葉書二枚
分を一単位とするZ折りとしたもの)を得た。
【0040】(再剥離性感圧接着葉書の作成)得られた
葉書用連続シート上に上記のラベル用連続シートを図3
の如く重ね合わせながら加圧シール装置内に導入した
後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミシン目を切
断し、更に300kg/cm2 の圧力で加圧して図4及び図
5ので示される再剥離性感圧接着葉書を得た。 (評価)得られた再剥離性感圧接着葉書は、接合直後、
接合後3ヶ月放置した後、接合後6ヶ月放置した後の何
れにおいても、共に極めて良好な剥離性を示した。ま
た、それぞれのT型剥離力(300mm/min)を測定
し、これを図8のグラフ(実線)に示した。
【0041】比較例1 葉書用連続シートの作成に当たって、UV硬化メジュー
ムを印刷しなかった以外は実施例1と同様にして再剥離
性感圧接着葉書を作成した。得られた再剥離性感圧接着
葉書は、接合直後において良好な剥離性を示したが、接
合後3ヶ月放置した後および接合後6ヶ月放置した後に
おいては剥離がかなり重く変化していた。また、それぞ
れのT型剥離力(300mm/min)を測定し、これを図
8のグラフ(一点鎖線)に示した。
【0042】図8のグラフより明らかなように、実施例
1と比較例1を比較すると、本発明の再剥離性感圧接着
葉書が極めて経時的にも安定した剥離性を有することが
わかる。
【0043】実施例2 (ラベル用連続シートの作成)実施例1と同様にして調
製した塗液を95g/m2 の含浸紙に乾燥重量が8g/
2 となるように塗布して感圧接着性シートを得た。続
いて、このシートの接着剤層上にUV硬化型の黒色オフ
セットインキ(NP185黒No3UV:大日本インキ
製)をバリヤー層用インキとして部分的にベタと地紋印
刷し、また原紙面に下地印刷した後にミシン目とマージ
ナルを入れて巻取り、ラベル用連続シート(表面が図
2、裏面(接着剤層側)が図7)の巻取りを得た。
【0044】(葉書用連続シートの作成)156g/m
2 の葉書用上質紙の表裏面に下地印刷した後、表面のラ
ベルが接合される位置に透明なUV硬化メジューム(R
T−7)をベタ印刷し、続いてミシン目とマージナルを
入れ、更に電子写真方式のラインプリンターで住所、氏
名、データ等の個人情報を出力して葉書用連続シートの
Z折り(図6のシートを葉書二枚分を一単位とするZ折
りとしたもの)を得た。
【0045】(再剥離性感圧接着葉書の作成)上記葉書
用連続シート上に上記ラベル用連続シートを図3の如く
重合わせながら加圧シール装置内に導入した後、先ず予
備接着し、続いてマージナルとミシン目を切断し、更に
300kg/cm2 の圧力で加圧して図4の平面図と図5の
断面図で示される再剥離性感圧接着葉書を得た。 (評価)得られた再剥離性感圧接着葉書は、接合直後、
接合後3ヶ月放置した後、接合後6ヶ月放置した後の何
れにおいても、共に極めて良好な剥離性を示した。
【0046】
【発明の効果】このように本発明によって得られた再剥
離性感圧接着葉書は、接合直後から長期保存後の何れの
段階においても、常に安定した剥離性を示す極めて実用
性の高い再剥離性感圧接着葉書であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の葉書用連続シートの一例を示す平面図
である。
【図2】本発明のラベル用連続シートの一例を示す平面
図である。
【図3】図1の葉書用シート上に図2のラベル用シート
を重ねた状態を示したものである。
【図4】本発明の再剥離性葉書の一例で、図3の重ねた
シートを汎用の加圧シール装置内に誘導し、マージナル
とミシン目の切断を行った後に加圧処理して得られる。
【図5】図4の再剥離性葉書のA−A線における断面図
である。
【図6】本発明の葉書用連続シートの別の例を示す平面
図である。
【図7】本発明のラベル用連続シートの一例を示す裏面
からの平面図である。
【図8】実施例1及び比較例1におけるT型剥離力の変
化を示すグラフである。
【符号の説明】
1:葉書用連続シート 2:ミシン目 3:マージナル穴 4:個人情報(住所・氏名) 5:個人情報(機密データ) 6:剥離安定化の為の印刷領域 7:ラベル用連続シート 8:再剥離性葉書 9:葉書 10:ラベル 11:支持体 12:接着剤層 13:剥離安定化の為のインキ層 14:バリヤーインキの印刷領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤層を支持体上に設けてなる感圧接着
    性ラベル用シートを、非接着性葉書用シート上に強圧下
    で接合して得られる再剥離性感圧接着葉書において、該
    葉書用シートのラベル用シートで隠蔽される領域の全面
    或いは一部分に、ベタ状或いは地紋状に印刷したインク
    層を設けたことを特徴とする再剥離性感圧接着葉書。
  2. 【請求項2】インク層が透明層或いは白色層である請求
    項1記載の再剥離性感圧接着葉書。
  3. 【請求項3】非接着性葉書用シートが非塗工紙である請
    求項1又は2記載の再剥離性感圧接着葉書。
JP1242492A 1992-01-27 1992-01-27 再剥離性感圧接着葉書 Pending JPH05201177A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321478A (ja) * 2001-04-26 2002-11-05 Kobayashi Kirokushi Co Ltd スクラッチ式印刷物

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JP2002321478A (ja) * 2001-04-26 2002-11-05 Kobayashi Kirokushi Co Ltd スクラッチ式印刷物

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