JPH05202860A - 密閉形電動圧縮機 - Google Patents
密閉形電動圧縮機Info
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- JPH05202860A JPH05202860A JP32288891A JP32288891A JPH05202860A JP H05202860 A JPH05202860 A JP H05202860A JP 32288891 A JP32288891 A JP 32288891A JP 32288891 A JP32288891 A JP 32288891A JP H05202860 A JPH05202860 A JP H05202860A
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- JP
- Japan
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- electric motor
- cluster
- protection device
- overload protection
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】密閉容器に取り付けられたガラス封じ端子に接
続されるクラスター9と、その固定接点17が上記クラ
スター9の内部に設けられたピン接触片11に接続され
るように上記クラスター9に一体に組み込まれた過負荷
保護装置16とを備えた密閉形電動圧縮機 【効果】密閉形電動圧縮機への過負荷保護装置の組付け
作業の合理化ができるとともに過負荷保護装置とクラス
ターとの配線接続作業を合理化できる
続されるクラスター9と、その固定接点17が上記クラ
スター9の内部に設けられたピン接触片11に接続され
るように上記クラスター9に一体に組み込まれた過負荷
保護装置16とを備えた密閉形電動圧縮機 【効果】密閉形電動圧縮機への過負荷保護装置の組付け
作業の合理化ができるとともに過負荷保護装置とクラス
ターとの配線接続作業を合理化できる
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密閉形電動圧縮機の過負
荷保護装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の密閉形電動圧縮機を図7により説
明する。 【0003】1は筒状の密閉容器で、該容器内には上方
に電動機2、下方に回転圧縮要素3が配置収納されてい
る。 【0004】密閉容器1にはガラス封じ端子4が取付け
られており、電動機2とガラス封じ端子4とは、リード
線8を介して電気的に接続されている。 【0005】従来の密閉形電動圧縮機の過負荷保護装置
6は、図7に示す如く密閉容器1の外表面に取付けられ
ていた。 【0006】図8は、上記図7の密閉形電動圧縮機の改
良例を示す従来例の縦断面図で、過負荷保護装置6′を
電動機5のエンドコイル7の外表面に巻き込んだもので
ある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記図7および、図8
に示す従来例の構造においては、電動機5への過負荷保
護装置6、6′の取付作業とガラス封じ端子の取付けと
をそれぞれ行わなければならず、作業の合理化ができな
いという問題があった。 【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、取付作業の合理化を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、密閉容器と、この密閉容器内に位置された
回転圧縮要素と、この圧縮要素を駆動する電動機と、上
記密閉容器に取り付けられたガラス封じ端子と、このガ
ラス封じ端子に接続されたクラスターと、上記密閉容器
内部の温度変化に応じて上記電動機への電気回路を開閉
する過負荷保護装置とを備え、上記過負荷保護装置はそ
の接点が上記クラスターの内部に設けられた端子に接続
されるように上記クラスターに一体に組み込まれてなる
密閉形電動圧縮機としたものである。 【0010】 【作用】過負荷保護装置は、密閉容器の内部に位置され
ているとともにクラスターに一体に組み込まれているこ
とにより、圧縮機の過負荷運転状態において過負荷保護
装置を作動させて電源を切るべき時に、従来の密閉容器
の外表面に取り付けられたものに較べて、容器からの放
熱の影響を受けず、電動機の発熱を冷媒ガスを介して直
接伝播されることになり、電動機の温度上昇に合わせて
作動する。それによって、過負荷保護装置は、電源を切
るべき時に電動機への電気回路を開くので、電動機を焼
損させることがなくなる。 【0011】 【実施例】以下、本発明を図1〜図6に示す実施例によ
り説明する。 【0012】図1は、本発明による圧縮機の縦断面図
で、密閉容器1のガラス封じ端子4と電動機5のリード
線8とをクラスター9を介して接続し、クラスター9の
構造を以下説明する如く形成したものである。なお、図
1において従来例と同一符号のものは同一物を示す。 【0013】図2は、本発明のクラスター9の構造を示
すもので、熱硬化性の樹脂枠10内に、3個のピン挿入
穴12が、ガラス封じ端子4の3個のピンと対応する位
置にあけられている。ピン挿入穴12の内部には、導電
性の金属板で作ったピン接触片11が挿入されている。 【0014】樹脂枠10の一部には空洞部15が設けら
れ、ラインブレイクタイプの過負荷保護装置16が収納
固定されている。すなわち、固定接点17が空洞部15
の一端に固定され、他端にバイメタル支点18が固定さ
れている。バイメタル支点18には、可動接点19を一
端に有するバイメタル20が固定されている。 【0015】固定接点17と可動接点19とは相互に向
き合った位置に相対しているピン接触片11、リード線
接触片14、固定接点17、バイメタル支点18の電気
的結合は、次のようになされる。すなわち、3個のピン
接触片11のうち1個は過負荷保護装置16の固定接点
17と、連絡片21aにより電気的に接続される。この
ピン接触片の記号を、以下の説明の都合からuとする。 【0016】残りの2個のピン接触片11は、2個のリ
ード線接触片14と、連絡片21b、21cにより電気
的に接続される。このピン接触片の記号を、同様に説明
上の都合からv、xとする。残った1組のリード線接触
片14と過負荷保護装置16のバイメタル支点18と
は、連絡片21dにより電気的に接続される。 【0017】以上の密閉形電動圧縮機の電気結線図は図
5の如くなる。すなわち、電動機の主コイルと補助コイ
ルとの共通接続点とu端子との間に、ラインブレイクタ
イプの過負荷保護装置16が設けられ、v−x端子間で
圧縮機外部に運転用キャパシタ22を接続し、u−v端
子間に交流単相電源を接続することにより、過負荷保護
装置を内蔵した単相誘導電動機として作動させることが
できる。 【0018】上記実施例の過負荷時の電動機5の発熱の
伝播を図1および図2により説明する。圧縮要素3から
圧縮吐出された冷媒ガスは、密閉容器内部に充満すると
ともに発熱している電動機5と熱交換し加熱される。こ
の加熱された冷媒ガスにより、クラスター9が位置され
ている密閉容器内の空間は、電動機5の温度とほぼ同一
の温度になる。 【0019】ここで、圧縮機が過負荷運転状態になり電
動機5の温度が急激に上昇した場合は、密閉容器内の冷
媒ガスは上記の如く電動機5と熱交換することにより電
動機5とほぼ同じ温度まで急速に加熱される。この加熱
された冷媒ガスは、クラスター9に一体に組み込まれた
過負荷保護装置16のバイメタル20をほぼ電動機5の
温度まで急速に加熱するので、過負荷保護装置16と電
動機5とは空間を介して離れているが、電動機5の温度
上昇時にタイミングの遅れなくバイメタル20の接点を
開放して電動機5を電源から遮断し、電動機5の焼損を
防ぐことが出来る。 【0020】例えば、実験データによれば通常運転時の
電動機5の温度が90℃で、この通常運転から負荷が大
きくなり過負荷運転になってから6分後に上記電動機温
度が30℃上昇して120℃になった場合に、本実施例
のクラスターに組み込まれた過負荷保護装置16の温度
は上記電動機5の温度に較べて通常運転時および過負荷
運転時のいずれにおいても夫れ夫れ略同じ温度(約2℃
低い)であり且つ、上記電動機温度の90℃から120
℃に上昇する温度勾配と同じ温度勾配で上昇した。 【0021】したがって、過負荷保護装置16は、電動
機5の温度上昇に遅れることなく作動する。尚、それに
対して従来の密閉容器1外表面に取付けられた過負荷保
護装置6の温度は、通常運転時75℃(電動機温度90
℃よりも15℃低い)で、過負荷運転になってから6分
後には15℃上昇して90℃(電動機温度120℃より
も30℃低い)と上記電動機5の温度に較べて極端に低
い温度であるばかりか、温度勾配も電動機の温度勾配に
較べて緩やかである。よって、従来の密閉容器1外表面
に取付けられた過負荷保護装置は、電動機の温度上昇に
遅れて作動することになり、電源を切るべき時に切れな
い恐れを有していた。 【0022】図4には本発明の他の実施例、即ち感熱形
過負荷保護装置を使い、ガラス封じ端子を5個使う実施
例を示すもので、熱硬化性の樹脂枠10′内に、5個の
ピン挿入穴12が、ガラス封じ端子の5個のピンと対応
する位置にあけられている。樹脂枠10′の一部には空
洞部15′が設けられ、パイロッドデューティタイプの
感熱形過負荷保護装置23が収納されている。 【0023】すなわち、固定接点17が空洞15′の一
端に固定され、他端にバイメタル支点18が固定されて
いる。バイメタル支点18には、可動接点19を一端に
有するバイメタル20′が固定されている。 【0024】固定接点17と可動接点19とは相互に向
き合った位置に対応している。バイメタル20′は熱の
みを感知して作動する。5個のピン挿入穴12のうち2
個のピン挿入穴12は、ピン挿入穴12の内壁に挿入さ
れたピン接触片11を、連絡片21a′、21dによ
り、固定接点17およびバイメタル支点18と電気的に
接続している。残り3個のピン挿入穴は、ピン挿入穴1
2の内壁に挿入されたピン接触片11を、連絡片21
b′、21c′、21eにより3個のリード線挿入穴1
3の内壁に設けられたリード線接触片14′と電気的に
接続している。 【0025】これらの5個のピン接触片の記号を、以下
の説明の都合から、感熱形過負荷保護装置23の固定接
点17とバイメタル支点18に接続されている2個を
Y、Z、電動機5のリード線8と接続されている3個を
U、V、Wとする。 【0026】このようにされた密閉形電動圧縮機の電気
結線図は図5および図6の如くなる。図5は3相誘導電
動機の場合、図8は単相誘導電動機の場合である。いず
れの場合においても、温度のみを検知して操作回路(図
示せず)の入、切を駆動するパイロットデューティタイ
プの過負荷保護装置内蔵の誘導電動機として作動させる
ことができる。 【0027】上記各実施例によれば、過負荷保護装置が
密閉容器1の内部にあるとともに密閉容器のガラス封じ
端子と電動機5のリード線8とを接続するクラスター9
・9′に過負荷保護装置が一体に組込まれているので、
圧縮機の過負荷運転状態において電動機5の温度が急激
に上昇して直ちに過負荷保護装置を作動させて電源を切
るべき時に、従来の密閉容器1の外表面に取り付けられ
たものに較べて、密閉容器からの放熱の影響を受けず、
電動機5の発熱を冷媒ガスを介して直接伝播されること
になり、電動機5の温度上昇に合わせて作動させること
ができる。 【0028】また、過負荷保護装置がクラスター9・
9′に一体に組込まれているため取付けスペースを従来
よりも増加させる必要がなく、電動機の外表面に巻き込
んだ従来の構造に較べエンドコイル寸法が小さくなるの
で、密閉形電動圧縮機の寸法を大きくする必要がない。
さらに、過負荷保護装置はその固定接点17が上記クラ
スター9、9′の内部に設けられたピン接触片11に接
続されるようにクラスター9・9′に一体に組込まれて
いるため、密閉形電動圧縮機への過負荷保護装置の組付
け作業の合理化ができるという効果が得られる。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、過負荷保護装置はその
接点が上記クラスターの内部に設けられた端子に接続さ
れるようにクラスターに一体に組込まれているため、取
付けスペースを従来よりも増加させる必要なく過負荷保
護装置を圧縮機の密閉容器に位置させることができる。 【0030】さらに、過負荷保護装置はその接点が上記
クラスターの内部に設けられた端子に接続されるように
クラスターに一体に組込まれているため、密閉形電動圧
縮機への過負荷保護装置の組付け作業の合理化ができる
とともに過負荷保護装置とクラスターとの配線接続作業
を合理化できるという効果を得られる。
荷保護装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の密閉形電動圧縮機を図7により説
明する。 【0003】1は筒状の密閉容器で、該容器内には上方
に電動機2、下方に回転圧縮要素3が配置収納されてい
る。 【0004】密閉容器1にはガラス封じ端子4が取付け
られており、電動機2とガラス封じ端子4とは、リード
線8を介して電気的に接続されている。 【0005】従来の密閉形電動圧縮機の過負荷保護装置
6は、図7に示す如く密閉容器1の外表面に取付けられ
ていた。 【0006】図8は、上記図7の密閉形電動圧縮機の改
良例を示す従来例の縦断面図で、過負荷保護装置6′を
電動機5のエンドコイル7の外表面に巻き込んだもので
ある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記図7および、図8
に示す従来例の構造においては、電動機5への過負荷保
護装置6、6′の取付作業とガラス封じ端子の取付けと
をそれぞれ行わなければならず、作業の合理化ができな
いという問題があった。 【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、取付作業の合理化を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、密閉容器と、この密閉容器内に位置された
回転圧縮要素と、この圧縮要素を駆動する電動機と、上
記密閉容器に取り付けられたガラス封じ端子と、このガ
ラス封じ端子に接続されたクラスターと、上記密閉容器
内部の温度変化に応じて上記電動機への電気回路を開閉
する過負荷保護装置とを備え、上記過負荷保護装置はそ
の接点が上記クラスターの内部に設けられた端子に接続
されるように上記クラスターに一体に組み込まれてなる
密閉形電動圧縮機としたものである。 【0010】 【作用】過負荷保護装置は、密閉容器の内部に位置され
ているとともにクラスターに一体に組み込まれているこ
とにより、圧縮機の過負荷運転状態において過負荷保護
装置を作動させて電源を切るべき時に、従来の密閉容器
の外表面に取り付けられたものに較べて、容器からの放
熱の影響を受けず、電動機の発熱を冷媒ガスを介して直
接伝播されることになり、電動機の温度上昇に合わせて
作動する。それによって、過負荷保護装置は、電源を切
るべき時に電動機への電気回路を開くので、電動機を焼
損させることがなくなる。 【0011】 【実施例】以下、本発明を図1〜図6に示す実施例によ
り説明する。 【0012】図1は、本発明による圧縮機の縦断面図
で、密閉容器1のガラス封じ端子4と電動機5のリード
線8とをクラスター9を介して接続し、クラスター9の
構造を以下説明する如く形成したものである。なお、図
1において従来例と同一符号のものは同一物を示す。 【0013】図2は、本発明のクラスター9の構造を示
すもので、熱硬化性の樹脂枠10内に、3個のピン挿入
穴12が、ガラス封じ端子4の3個のピンと対応する位
置にあけられている。ピン挿入穴12の内部には、導電
性の金属板で作ったピン接触片11が挿入されている。 【0014】樹脂枠10の一部には空洞部15が設けら
れ、ラインブレイクタイプの過負荷保護装置16が収納
固定されている。すなわち、固定接点17が空洞部15
の一端に固定され、他端にバイメタル支点18が固定さ
れている。バイメタル支点18には、可動接点19を一
端に有するバイメタル20が固定されている。 【0015】固定接点17と可動接点19とは相互に向
き合った位置に相対しているピン接触片11、リード線
接触片14、固定接点17、バイメタル支点18の電気
的結合は、次のようになされる。すなわち、3個のピン
接触片11のうち1個は過負荷保護装置16の固定接点
17と、連絡片21aにより電気的に接続される。この
ピン接触片の記号を、以下の説明の都合からuとする。 【0016】残りの2個のピン接触片11は、2個のリ
ード線接触片14と、連絡片21b、21cにより電気
的に接続される。このピン接触片の記号を、同様に説明
上の都合からv、xとする。残った1組のリード線接触
片14と過負荷保護装置16のバイメタル支点18と
は、連絡片21dにより電気的に接続される。 【0017】以上の密閉形電動圧縮機の電気結線図は図
5の如くなる。すなわち、電動機の主コイルと補助コイ
ルとの共通接続点とu端子との間に、ラインブレイクタ
イプの過負荷保護装置16が設けられ、v−x端子間で
圧縮機外部に運転用キャパシタ22を接続し、u−v端
子間に交流単相電源を接続することにより、過負荷保護
装置を内蔵した単相誘導電動機として作動させることが
できる。 【0018】上記実施例の過負荷時の電動機5の発熱の
伝播を図1および図2により説明する。圧縮要素3から
圧縮吐出された冷媒ガスは、密閉容器内部に充満すると
ともに発熱している電動機5と熱交換し加熱される。こ
の加熱された冷媒ガスにより、クラスター9が位置され
ている密閉容器内の空間は、電動機5の温度とほぼ同一
の温度になる。 【0019】ここで、圧縮機が過負荷運転状態になり電
動機5の温度が急激に上昇した場合は、密閉容器内の冷
媒ガスは上記の如く電動機5と熱交換することにより電
動機5とほぼ同じ温度まで急速に加熱される。この加熱
された冷媒ガスは、クラスター9に一体に組み込まれた
過負荷保護装置16のバイメタル20をほぼ電動機5の
温度まで急速に加熱するので、過負荷保護装置16と電
動機5とは空間を介して離れているが、電動機5の温度
上昇時にタイミングの遅れなくバイメタル20の接点を
開放して電動機5を電源から遮断し、電動機5の焼損を
防ぐことが出来る。 【0020】例えば、実験データによれば通常運転時の
電動機5の温度が90℃で、この通常運転から負荷が大
きくなり過負荷運転になってから6分後に上記電動機温
度が30℃上昇して120℃になった場合に、本実施例
のクラスターに組み込まれた過負荷保護装置16の温度
は上記電動機5の温度に較べて通常運転時および過負荷
運転時のいずれにおいても夫れ夫れ略同じ温度(約2℃
低い)であり且つ、上記電動機温度の90℃から120
℃に上昇する温度勾配と同じ温度勾配で上昇した。 【0021】したがって、過負荷保護装置16は、電動
機5の温度上昇に遅れることなく作動する。尚、それに
対して従来の密閉容器1外表面に取付けられた過負荷保
護装置6の温度は、通常運転時75℃(電動機温度90
℃よりも15℃低い)で、過負荷運転になってから6分
後には15℃上昇して90℃(電動機温度120℃より
も30℃低い)と上記電動機5の温度に較べて極端に低
い温度であるばかりか、温度勾配も電動機の温度勾配に
較べて緩やかである。よって、従来の密閉容器1外表面
に取付けられた過負荷保護装置は、電動機の温度上昇に
遅れて作動することになり、電源を切るべき時に切れな
い恐れを有していた。 【0022】図4には本発明の他の実施例、即ち感熱形
過負荷保護装置を使い、ガラス封じ端子を5個使う実施
例を示すもので、熱硬化性の樹脂枠10′内に、5個の
ピン挿入穴12が、ガラス封じ端子の5個のピンと対応
する位置にあけられている。樹脂枠10′の一部には空
洞部15′が設けられ、パイロッドデューティタイプの
感熱形過負荷保護装置23が収納されている。 【0023】すなわち、固定接点17が空洞15′の一
端に固定され、他端にバイメタル支点18が固定されて
いる。バイメタル支点18には、可動接点19を一端に
有するバイメタル20′が固定されている。 【0024】固定接点17と可動接点19とは相互に向
き合った位置に対応している。バイメタル20′は熱の
みを感知して作動する。5個のピン挿入穴12のうち2
個のピン挿入穴12は、ピン挿入穴12の内壁に挿入さ
れたピン接触片11を、連絡片21a′、21dによ
り、固定接点17およびバイメタル支点18と電気的に
接続している。残り3個のピン挿入穴は、ピン挿入穴1
2の内壁に挿入されたピン接触片11を、連絡片21
b′、21c′、21eにより3個のリード線挿入穴1
3の内壁に設けられたリード線接触片14′と電気的に
接続している。 【0025】これらの5個のピン接触片の記号を、以下
の説明の都合から、感熱形過負荷保護装置23の固定接
点17とバイメタル支点18に接続されている2個を
Y、Z、電動機5のリード線8と接続されている3個を
U、V、Wとする。 【0026】このようにされた密閉形電動圧縮機の電気
結線図は図5および図6の如くなる。図5は3相誘導電
動機の場合、図8は単相誘導電動機の場合である。いず
れの場合においても、温度のみを検知して操作回路(図
示せず)の入、切を駆動するパイロットデューティタイ
プの過負荷保護装置内蔵の誘導電動機として作動させる
ことができる。 【0027】上記各実施例によれば、過負荷保護装置が
密閉容器1の内部にあるとともに密閉容器のガラス封じ
端子と電動機5のリード線8とを接続するクラスター9
・9′に過負荷保護装置が一体に組込まれているので、
圧縮機の過負荷運転状態において電動機5の温度が急激
に上昇して直ちに過負荷保護装置を作動させて電源を切
るべき時に、従来の密閉容器1の外表面に取り付けられ
たものに較べて、密閉容器からの放熱の影響を受けず、
電動機5の発熱を冷媒ガスを介して直接伝播されること
になり、電動機5の温度上昇に合わせて作動させること
ができる。 【0028】また、過負荷保護装置がクラスター9・
9′に一体に組込まれているため取付けスペースを従来
よりも増加させる必要がなく、電動機の外表面に巻き込
んだ従来の構造に較べエンドコイル寸法が小さくなるの
で、密閉形電動圧縮機の寸法を大きくする必要がない。
さらに、過負荷保護装置はその固定接点17が上記クラ
スター9、9′の内部に設けられたピン接触片11に接
続されるようにクラスター9・9′に一体に組込まれて
いるため、密閉形電動圧縮機への過負荷保護装置の組付
け作業の合理化ができるという効果が得られる。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、過負荷保護装置はその
接点が上記クラスターの内部に設けられた端子に接続さ
れるようにクラスターに一体に組込まれているため、取
付けスペースを従来よりも増加させる必要なく過負荷保
護装置を圧縮機の密閉容器に位置させることができる。 【0030】さらに、過負荷保護装置はその接点が上記
クラスターの内部に設けられた端子に接続されるように
クラスターに一体に組込まれているため、密閉形電動圧
縮機への過負荷保護装置の組付け作業の合理化ができる
とともに過負荷保護装置とクラスターとの配線接続作業
を合理化できるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す密閉形電動圧縮機の縦断
面図、 【図2】本発明に用いられるクラスターの構造を示す断
面図、 【図3】図2のクラスターを用いた電気的接続を示す電
気結線図、 【図4】本発明の別の実施例を示すクラスターの断面
図、 【図5】図4のクラスターを用いた場合の電気結線図、 【図6】図4のクラスターを用いた場合の電気結線図、 【図7】従来の密閉形電動圧縮機の縦断面図、 【図8】従来の密閉形電動圧縮機の縦断面図である。 【符号の説明】 1…密閉容器、 4…ガラス封じ端子、 5…電動機、 8…リード線、 9・9′…クラスター、 12…ピン挿入穴、 16…過負荷保護装置、 23…感熱形過負荷保護装置。
面図、 【図2】本発明に用いられるクラスターの構造を示す断
面図、 【図3】図2のクラスターを用いた電気的接続を示す電
気結線図、 【図4】本発明の別の実施例を示すクラスターの断面
図、 【図5】図4のクラスターを用いた場合の電気結線図、 【図6】図4のクラスターを用いた場合の電気結線図、 【図7】従来の密閉形電動圧縮機の縦断面図、 【図8】従来の密閉形電動圧縮機の縦断面図である。 【符号の説明】 1…密閉容器、 4…ガラス封じ端子、 5…電動機、 8…リード線、 9・9′…クラスター、 12…ピン挿入穴、 16…過負荷保護装置、 23…感熱形過負荷保護装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.密閉容器と、この密閉容器内に位置された回転圧縮
要素と、この圧縮要素を駆動する電動機と、上記密閉容
器に取り付けられたガラス封じ端子と、このガラス封じ
端子に接続されたクラスターと、上記密閉容器内部の温
度変化に応じて上記電動機への電気回路を開閉する過負
荷保護装置とを備え、上記過負荷保護装置はその接点が
上記クラスターの内部に設けられた端子に接続されるよ
うに上記クラスターに一体に組み込まれたことを特徴と
する密閉形電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32288891A JPH05202860A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 密閉形電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32288891A JPH05202860A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 密閉形電動圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP992480A Division JPS56107990A (en) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | Enclosed electric compressor |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202860A true JPH05202860A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=18148742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32288891A Pending JPH05202860A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 密閉形電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05202860A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100318596B1 (ko) * | 2000-03-20 | 2001-12-28 | 이충전 | 밀폐형 왕복동식 압축기용 릴레이 |
| US7930895B2 (en) | 2007-02-12 | 2011-04-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Brushless direct current motor, compressor and air conditioner having the same |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3586910A (en) * | 1969-05-19 | 1971-06-22 | White Consolidated Ind Inc | Internal hermetic motor protection system |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP32288891A patent/JPH05202860A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3586910A (en) * | 1969-05-19 | 1971-06-22 | White Consolidated Ind Inc | Internal hermetic motor protection system |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100318596B1 (ko) * | 2000-03-20 | 2001-12-28 | 이충전 | 밀폐형 왕복동식 압축기용 릴레이 |
| US7930895B2 (en) | 2007-02-12 | 2011-04-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Brushless direct current motor, compressor and air conditioner having the same |
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