JPH05206807A - 複数信号波形生成装置 - Google Patents

複数信号波形生成装置

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JPH05206807A
JPH05206807A JP1043492A JP1043492A JPH05206807A JP H05206807 A JPH05206807 A JP H05206807A JP 1043492 A JP1043492 A JP 1043492A JP 1043492 A JP1043492 A JP 1043492A JP H05206807 A JPH05206807 A JP H05206807A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフト処理を簡単化でき、ソフト処理時間を
大幅に短縮できる、複数信号波形の生成装置を提供す
る。 【構成】 本発明装置ではレジスタ2に、複数の加算デ
ータの最小値のサムデータを設定する必要がある。加算
データは、サムデータがレジスタ201,202に、キ
ャリデータがレジスタ203,204に記憶される。レ
ジスタ201と203,202と204は夫々レジスタ
ペアAとBを構成していて、CPU4の一命令によりキ
ャリフラグのセット,リセットができるので、ソフト処
理が簡単化でき、ソフト処理時間が大幅に短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】CPUを用いた、複数のPWM波
形等の信号波形を生成する装置に関するものである。
【0002】
【関連の技術】1つのカウンタ,1つのデジタルコンパ
レータ,1つの比較用レジスタを具備し、CPUを用い
た複数のPWM波形を同時に生成する信号波形生成装置
を本発明者は提案している。この提案の一部は特願平3
−129123号として出願されている。これらは公知
の技術ではないので、“関連技術例”として説明する。 (関連技術例1)複数の信号波形の生成の基本は、1個
の信号波形の生成であるので、まず1個の信号波形の生
成について関連技術例1で説明する。
【0003】図4は関連技術例1である“信号波形生成
装置”のブロック図である。図において、1は自走のn
ビット(一般的にはニブルの整数倍)で構成されたバイ
ナリカウンタ(以下カウンタという)、2はカウンタ1
と同一ビット長(レジスタ長)で構成されたレジスタ
(またはアキュミュレータ)である。5はカウンタ1と
レジスタ2の各対応するLSBからMSBの各ビットご
とにその値を比較し全ビットの値の一致がとれたとき一
致出力“1”を出すディジタルコンパレータである。そ
の一致出力は信号線10に出力され、Tフリップフロッ
プ(以下TFFという)6のT入力端子に供給されてい
る。同時にCPU4の割り込み入力端子に供給されてい
る。3はROM1で、CPU4がデータ及び実行プログ
ラムをアクセス可能な構造となっている。CPU4は、
レジスタ2の出力信号を信号線9で入力できる構造とな
っており、演算出力端子が信号線12を通じてレジスタ
2の信号入力端子に接続している。また、システムクロ
ックが信号線7を通じてカウンタ1およびCPU4のク
ロック信号入力端子に供給され、またディジタルコンパ
レータ5にも同期をとるため供給されている。また、カ
ウンタ1の制御信号入力端子にCPU4の制御信号出力
端子が信号線13を通じて接続している。
【0004】次に図5のフローチャートを参照して動作
について説明する。CPU4がシステム動作可能状態に
なると(S1参照)、ROM1・3からPWMの制御情
報、例えば生成する信号波形のLレベルの期間のデータ
を読み出し(S2)、レジスタ2にセットする(S
3)。そしてCPU4は、信号線13を通じてカウンタ
1にカウント開始信号を送出する(S4)。カウンタ1
は、今例えばバイナリアップカウンタとすれば、信号線
7を通じて入力されるシステムクロックに同期しカウン
トアップし、その各ビットの値がレジスタ2の対応する
各ビット値と全て一致すると、ディジタルコンパレータ
5はその一致を検出し(S6,YES)、信号線10上
に“1”の信号を出力する。今の場合、CPU4はあら
かじめ信号線14を通じクリア信号がTFF6に送りリ
セットしておく。その結果、TFF6の出力信号の論理
状態(以下状態という)が反転し(S7)、出力端子1
1の信号状態が“L”から“H”へ変化する。同時にそ
の信号線10上の“1”の信号が割り込み信号となって
CPU4の割り込み信号入力端子に加えられる。CPU
4はその割り込み信号を検出し(S8)、ROM1・3
から新たに生成する信号の“H”レベルの期間のデータ
をとりだし(S9)、それと信号線9で読み込んだレジ
スタ2上の“L”レベルの期間のデータとの和をとり、
その結果をレジスタ2に再設定する(S10)。その
際、和のキャリデータは切りすてる。続いて、カウンタ
1とレジスタ2の各ビットの値を比較し(S11,S1
2)、各ビットの値が全て一致すると、TFF6の出力
信号を反転させ(S13)、CPU4に割り込みをかけ
(S14)、ROM1・3からつぎの“L”レベルの期
間のデータを読み出し(S15)、それとレジスタ2上
の“H”レベルの期間のデータとの和をとり、レジスタ
2に再設定する(S16)。そして、以上のS5〜S1
6の動作をくり返すことによって出力端子11に希望す
る1個の信号波形を得ることができる。なお、カウンタ
1のビット長は、生成する信号波形の1周期より長い周
期のクロックを生成できる長さのものとする。
【0005】(関連技術例2)図6は関連技術例2であ
る“複数信号波形生成装置”のブロック図である。本例
はRAM100,セレクタ101,TFF102,10
3を備え2個の信号波形を生成する点で関連技術例1と
異なっている。
【0006】回路動作の同じ部分の説明は省略し異なっ
ている部分について説明する。ディジタルコンパレータ
5の出力線10は、CPU4の入力端子のみならずセレ
クタ101の信号入力端子に接続している。セレクタ1
01の信号セレクト端子は信号線104を通してCPU
4のセレクト信号出力端子に接続している。またセレク
タ101の出力端子の一方は、TFF102のT入力端
子に、他方は、TFF103のT入力端子に接続してい
る。TFF102,103の出力はそれぞれ出力端子1
05,106に供給されている。また、TFF102,
103のリセット端子は信号線14を介してCPU4に
接続されている。RAM100は、CPU4とバスで接
続されており、CPU4が任意のタイミングで読み書き
可能な構造とする。他の回路は図4と同等なので説明を
省略する。
【0007】次に図7を参照して動作について説明す
る。システムリセット後(S21)、CPU4は、各信
号波形の初期データをROM1・3よりフェッチし、R
AM100にセットする。CPU4はその最小値をとり
出し(S22,S23)(今それをTFF・102の出
力波形データと考える)、レジスタ2にセットする(S
24)。そのタイミングでCPU4は信号線104を用
いセレクタ101をきりかえ、信号線10をTFF10
2のT入力端子に接続するよう動作する(S25)。そ
してカウンタ1のカウントを開始し(S26)、カウン
タ1とレジスタ2の各ビットの値を比較し(S27)、
全ビットの値が一致して、カウンタ1から一致信号が信
号線10に出力されると(S28,YES)、TFF1
02の信号状態は反転し(S29)、同時にその信号が
CPU4に割込み信号として入力される。割込みをCP
U4が検出すると(S30)、レジスタ2のデータを信
号線9を通してCPU4はフェッチし、ROM3中のT
FF102側の次のデータを加えRAM100中にセッ
トする(S31,S32)。そしてCPU4はRAM1
00中の最小値データを選択し(S33,S34)、レ
ジスタ2にセットし(S24)、再び前述のS24〜の
動作を続ける。その場合セレクタ101は常にレジスタ
2に設定した最小値のデータに対応したTFFを選択す
るよう切りかえられている。なお、(S26)のカウン
タ1のカウンタのカウント開始は、動作開始後の1サイ
クル目のみ有効な処理である。
【0008】また、作成しうる信号波形は、常に用意さ
れているカウンタ1で生成できる周期の信号波形とす
る。また、複数の波形同志は同時に出力反転しない関係
を有した信号波形のものに限る。
【0009】なお、複数の信号波形同志で同時に出力反
転する場合に対処するには、次のように構成すればよ
い。基本的動作は前述の通りであるが、RAM100の
データ値で複数個同値となる場合がその場合であり、そ
の場合セレクタ101はその複数個のデータに対応した
TFFのT信号入力端子に全て信号線10の信号が供給
されるような機能をもたせておけば良い。その指示は信
号線104を通じCPU4が実行する。また、S32で
桁上げが生じる場合は、常にその桁上げ情報(キャリデ
ータ)も考慮して最小値を求める必要がある。具体的に
言えば、桁上げ情報をRAM100に持たせそれを含め
最小値を計算すればよい。(レジスタ2へのセットの際
は、桁上げ情報はきりすてサムデータのみとする。)こ
のようにして、1組のカウンタ,レジスタ,ディジタル
コンパレータを用いながら、容易に2個の任意の信号波
形を生成することができる。同様の手法によりn個の任
意の信号波形を生成することができる。
【0010】(関連技術例3)関連技術例3のブロック
図を図8に示す。本例は、基本回路及び動作は関連技術
例2と同様なので省略し異なっている部分について説明
する。
【0011】図8においては、当該装置の出力端子10
5,106が信号線107,108を通じてCPU4の
制御信号入力端子、またはROM2・16のアクセス信
号入力端子に接続されている。またROM2・16は、
CPU4より信号線107,108上にアクセス信号が
きたとき、CPU4にそれぞれのアクセス信号に応じた
ROM情報をとりだせる様、アクセス可能なROMとし
て新たに追加されている。
【0012】次に動作について説明する。本例は、信号
線107,108が“H”のときは、ハード的にCPU
4はROM1・3のデータのみアクセス可能であり、
“L”のときはROM2・16のデータのみアクセス可
能である様動作する。そのため、CPU4が一致出力を
検出すると、CPU4の過去の制御情報をCPU4が記
憶していなくても確実に出力端子が“H”のときはRO
M1・3のそれぞれの出力専用の“L”レベル情報をア
クセスし、また出力端子が“L”のときはROM2・1
6のそれぞれの出力専用の“H”レベル情報をアクセス
する。
【0013】なお、イニシャライズのみ、ハード的にC
PU4は、出力端子が“L”であってもROM1・3の
“L”レベル情報がアクセス可能な構造になっているも
のとする。また、CPU4は、出力端子105,106
のレベルの変化の回数を内部でカウントし、そのカウン
ト条件によってROMデータを切りかえることも可能と
なっている。
【0014】本例によれば、プログラム作成が容易とな
り、TFFの誤動作等の悪影響を最小限にくいとめるこ
とができる。
【0015】(関連技術例4)図9は関連技術例4のブ
ロック図であり、図10はその動作を示すフローチャー
トである。本例は関連技術例3に対して、コンパレータ
17,信号源19−1,19−2、基準電源20が付加
されているように構成されているため、それらの関連技
術例3と異なる部分について説明し、共通な部分の説明
は省略する。コンパレータ17は出力端子が信号線18
を通しCPU4の制御信号入力端子に接続されている。
また、その+信号入力端子は一端がグランドに接地され
た基準電源Vref・20の出力端子に接続され、−信
号入力端子は、信号源Vin・19−1/19−2の信
号出力端子に接続されている。特に17はチョッパ型の
コンパレータで、CPU4が信号源19−1/19−
2,基準電源20を時分割に切り換え可能となってい
る。
【0016】次に動作について説明する。動作は、TF
F102,103の出力データ(αという)の読み込み
までは関連技術例3と同じなので省略し、それ以後の手
続について説明する。CPU4は、αデータを読み込ん
だ後信号源19−1の電圧Vinと基準電源20の電圧
Vrefとの比較結果(以下βという)を信号線18を
通じて読み込む(S51)。今出力端子105に出力さ
れる信号(M1とする)をスイッチング電源の制御等の
PWM信号として用いる場合には、CPU4は19−1
をその被制御対象の電源に切り換え、また20をその制
御用基準電圧に制御する。出力端子105に出力される
信号波形の“H”レベルの時間が長くなると、信号源1
9−1の電圧が増加する系とすると、信号源19−1の
電圧Vinが比較基準電源20の電圧Vrefより大と
なると、出力端子105に出力される信号波形の“H”
レベルの時間が短くなり信号源19−1の電圧Vinを
減少させる方向の信号波形が出力端子105に出力され
るということで負帰還による制御をかけることができ
る。
【0017】CPU4はその信号線18上の信号βを出
力端子105のデータαの読み込み後読み込み、αが
“L”のとき(S53,YES)で、βが“L”のとき
(S54,YES)には、αでセレクトしたROM2の
中のオン幅データをROM2から読み込み、そのデータ
とレジスタ2のデータを加えたものから1を加えたデー
タをRAM100に書き込む(S55)。αが“L”の
ときにβが“H”のとき(S54,NO)には、αでセ
レクトしたROM2中のオン幅データをCPU4が読み
込み、そのデータとレジスタ2のデータを加えたものか
ら1を減じたデータをRAM100に書き込む(S5
9)。RAM100中の最小値を判定し(S56)、最
小値のキャリデータを除いたサムデータのみをレジスタ
2にセットする。再びカウンタ1の値とレジスタ2の値
の一致判定ルーチンへはいる。αが“H”のときには、
αでセレクトしたROM1のROMデータをCPU4は
読み込み、そのデータとレジスタ2のデータを加えたも
のをRAM100に書き込み(S58)、RAM100
中の最小値を判定する。
【0018】なお、CPU4は、信号源19−1を信号
源19−2に、また基準電源20の電圧Vrefの値を
変更することによってTFF103に対する制御も同様
に実行することが可能である。また、3信号波形以上に
対しても同様の手法で拡張可能である。なお、S45の
カウンタスタートは、動作開始直後1サイクル目のみに
有効な処理である。
【0019】前述のよう動作することから、a.当該装
置を用いて容易にオフ幅一定等の複数のPWM制御回路
をくむことが可能となる。(周波数一定の複数のPWM
制御回路も同様の手法で容易に可能な事はもちろんであ
る。)b.制御にソフト的判定を用いているため、制御
に問題が生じたときは容易に制御方法を変更し対処が可
能となるというメリットが生じる。
【0020】具体的には、ループの安定性,リップル含
有率を減少させるため、αが“L”のとき、ROM2の
データとレジスタ2のデータとの和からの増減量を1以
外の値に変更することも容易である。
【0021】(関連技術例5)図11は関連技術例5の
ブロック図であり、図12はその動作を示すフローチャ
ートである。本例は、関連技術例4に対し、カウンタ2
1が加わったものである。基本は関連技術例3であるの
で、共通な部分の説明は省略し、異なる部分について説
明する。なお、今の場合、カウンタ21がTFF102
の出力をカウントする場合について説明するが、CPU
4は容易に信号線22を用いて、TFF103の出力を
カウントするように切り換えることも可能である。カウ
ンタ21は出力端子105の出力信号を信号線107を
通じてそのクロツク入力端子に入力されるよう構成され
ている。
【0022】また、そのカウント状況(以下γという)
をCPU4は信号線23を通じて読みとることができる
よう構成されている。同時に信号線108もカウンタ2
1の信号入力端子に接続されており、CPU4の命令で
読み取り可能となっている。同時にCPU4はカウンタ
21を信号線22を通じて任意の初期状態に設定可能で
ある。
【0023】次に動作について説明する。CPU4はイ
ニシャル時、信号線22を通じカウンタ21に必要な制
御情報、例えばカウンタ21をアップカウンタまたはダ
ウンカウンタにするか等を書き込む。カウンタ21は出
力端子105に出力されるデータが立ち下がるごとにア
ップまたはダウンカウントするよう動作する。CPU4
はその制御情報をもとに、ROM1・3またはROM2
・16のデータとレジスタ2のデータの和にさらに加減
する値の量を自由に設定可能となっている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、関連技
術例においては、PWM波形を生成するためのデータの
演算をすべてCPUのALU(Arithmetic and Logic Un
it)に基本的に具備された演算機能を用いてソフトによ
る処理を行っているため次のような問題がある。 a.加算演算において、キャリが生じると、大小比較の
ためにその情報を保存する必要がある。
【0025】b.キャリが生じたときの大小演算が非常
に煩雑となり、ソフトのステップが増加する。
【0026】c.前記b等から、演算中に割り込みが生
じその次のタイミングの演算結果が要求されたときに、
その演算結果が用意できぬような場合が、生成する波形
によっては生じる。
【0027】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ソフト処理を簡単化でき、ソフト処理時間を
大幅に短縮できる複数信号波形生成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、信号波形生成装置を次の(1),(2)
のとおりに構成する。
【0029】(1) 次のa〜hに示す構成要素を備え
た複数信号波形生成装置。 a.所定のクロックパルスをカウントするカウンタ。 b.当該装置の複数出力信号のうちの一つの出力信号に
かかるデータを設定するレジスタ。 c.前記カウンタと前記レジスタを比較し、一致出力を
出すコンパレータ。 d.前記コンパレータが一致出力を出す毎に、当該装置
の複数出力信号のうち前記レジスタに設定したデータに
かかる出力信号の新たな所要データと、前記レジスタに
設定されているデータとを加算する加算器。 e.前記加算器の出力であるサムデータとキャリデータ
の対を個々に記憶する複数の記憶手段。 f.前記複数の記憶手段に記憶されている、複数のサム
データとキャリデータの対から最小値を判定する判定手
段。 g.前記コンパレータが一致出力を出す毎に、前記判定
手段で判定した最小値にかかるサムデータを前記レジス
タに設定する設定手段。 h.当該装置の複数出力信号のうち、前記レジスタに設
定されているデータにかかる出力信号の状態を、前記コ
ンパレータが一致出力を出す毎に反転する出力反転手
段。
【0030】(2)複数の記憶手段に全てキャリデータ
が有ることを検出して、この全てのキャリデータを消去
するリセット回路を備えた前記(1)記載の複数信号波
形生成装置。
【0031】
【作用】前記(1),(2)の構成により、加算データ
は、サムデータとキャリデータの対で記憶されるので、
最小値はソフトにより簡単に判定できる。 (2)の構成では、更に、複数の記憶手段に全てキャリ
データが有るとき、このキャリデータはリセット回路で
消去されるので、ソフトによる処理が簡単になる。
【0032】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。 (実施例1)図1は実施例1である“複数信号波形生成
装置”のブロック図である。本実施例は、説明を簡単に
するため、2個の信号波形生成の例としているが、3個
以上の信号波形生成は本実施例を拡張し容易に実施でき
る。
【0033】本実施例における基本的な構成,動作は、
前述の関連技術例と同様なので、省略し、ここでは演算
時に用いるレジスタ周辺、および大小比較に関する処理
を主にして説明する。
【0034】図1に示すように、関連技術例の構成に、
更に、加算データを記憶する専用のレジスタA,Bが追
加されている。レジスタAはレジスタ201と203か
ら構成され、レジスタBはレジスタ202,204から
構成されている。レジスタ201,202は、加算デー
タからキャリデータを除いた、サムデータを記憶するレ
ジスタであり、レジスタ203,204は加算データの
うちキャリデータを記憶するレジスタである。レジスタ
A,Bの類のレジスタを以下“レジスタペア”という。
205はバスラインで、CPU4のI/Oポートとレジ
スタ201〜204のI/O端子とを接続している。C
PU4はこのバスライン205を通じて、加算結果のサ
ムデータ,キャリデータを転送する構造となっている。
【0035】206,207は、それぞれレジスタペア
A,Bの選択及び制御用信号線である。208はレジス
タ201,202のデータ読み取り用バスである。また
209はキャリフラグ用のデータバスで、異なるレジス
タ203,204上のキャリデータを1命令で読み出す
ためのデータバスである。
【0036】次に動作について説明する。CPU4のA
LU部215は、専用レジスタ用転送命令を持ち、CP
U4がその命令を実行するときには、通常の転送命令で
は開かぬゲートも開くためアキュミュレータ2の情報の
みならず演算結果生成されるキャリ情報を保存するキャ
リーフラグレジスタの出力も同時にバス205上に転送
される。そのデータがレジスタペアAの情報の場合に
は、バス205上のデータが、信号線206上への制御
信号によってレジスタ201及びレジスタ203に転送
され、そのデータがレジスタペアBの情報の場合には、
バス205上のデータが、信号線207上への制御信号
によってレジスタ202およびレジスタ204に転送さ
れる。次にCPU4がそれらのデータを読み出す場合に
ついて説明する。読み出し時は、レジスタ201,20
2の情報は、バスライン208よりCPU4は読み出
し、レジスタ203,204の情報はバスライン209
より、キャリ情報読み出し命令で読み出せるようになっ
ている。またALU部215は、キャリフラグ制御専用
命令を有し、この命令で、CPU4はバスライン20
5、信号線206,207を通じて任意にキャリフラグ
の設定を1命令で実行可能である。
【0037】実際の動作は以下の通りである。CPU4
は、関連技術例でRAM100を一時記憶領域としてい
たものをレジスタ201〜204におきかえHデータ、
Lデータの和演算を実行してゆき、信号線10に割り込
み信号が出力されるその都度、キャリデータを含めたレ
ジスタペアA,Bの値の大小を判定し、その小のサムデ
ータをレジスタ2にセットしPWM波形を生成する。
【0038】関連技術例の手法では、キャリレジスタが
演算器に付随し通常1個のためキャリ情報は和演算時に
生じるキャリフラグを、その都度キャリレジスタから取
り出し、RAM等のメモリ上に写し代えて保存して置く
必要があった。
【0039】それに対して本実施例では、レジスタ(A
CC)2上の和演算結果のデータとレジスタ2上での演
算の結果生じるキャリフラグ情報は、同時に、201と
203、または、202と204のレジスタぺアのどち
らかのペアに一度に保存する命令を用意しており、一命
令で保存可能である。
【0040】また、大小比較の際、CPU4は、キャリ
フラグ参照命令の1命令で、信号バス209を通じてフ
ラグの状態を判定することが可能である。
【0041】この様な命令及びハード構成を用いれば、
最小値のデータを抽出するのは、関連技術例に比較して
非常に容易となる。
【0042】この大小比較の具体的な動作を記述する
と、以下の様になる。CPU4は、キャリフラグ判定を
行い、フラグの立っているものとそうでないものが混ざ
っているときには、フラグの立っていないレジスタペア
の値のみの相互の比較を行い、その内の最小のものが次
のレジスタ2の設定データとなる。フラグが全部“0”
または“1”のときには、全てのレジスタペアのデータ
相互の比較を行い、その最小値のサムデータが次のレジ
スタ2の設定のデータとなる。関連技術例と本実施例は
共に図2に示す制御手順で実行可能であるが、具体的な
手法が異なる。
【0043】すなわち、S102のステップは、本実施
例では、キャリ情報読み出し命令の1命令で情報を読み
出し、更にデータコンペア命令で判定可能である。この
操作は生成するPWM波形が増えても、命令数が増える
心配はない。これに対し関連技術例では、出力信号波形
の数×(セーブ+フェッチ)回のCPU動作が必要であ
る。同様に本実施例ではS102でもS101と同じ命
令で実行可能である。S102の結果、S106に進ん
だ時、CPU4はキャリフラグ制御専用命令の1命令で
全キャリフラグをリセット可能である。
【0044】S103,S104,S105は関連技術
例と同じ手続きで処理される。このように本実施例によ
れば、関連技術例に比べてキャリフラグ処理がコマンド
で容易に実行可能となっているので、プログラムの作成
が容易となり、ステップ数も短くなり、かつ実行時間も
早くなるメリットがある。その結果、より高周波のPW
M波形を生成できるメリットが生じる。
【0045】(実施例2)本実施例は実施例1に対し
て、図2のS106のキャリフラグリセットをハード回
路で実現した例であり、そのリセット回路を図2に示
す。その他の部分は実施例1と同様であるので省略し、
異なっているハード部分を説明する。実施例1に301
から305のロジック回路が追加になっているので先
ず、この回路の接続について説明する。
【0046】図3において301は2入力ノアゲート
で、一方の入力端子が信号線206に他方の入力端子が
信号線207線に接続され、その出力端子は、303,
304の3入力及び2入力ノアゲートで構成されるRS
フリップフロップ(以下FFという)のリセット入力端
子に接続されている。そのFFのSET信号入力端子の
−端子は302の2入力アンドゲートの出力端子に接続
されている。また他の−端子は14の信号線に接続して
いる。2入力アンドゲート302の入力端子の一方は、
レジスタ(Dタイプフリップフロップ)203のQ出力
端子に接続され、他端はレジスタ(Dタイプフリップフ
ロップ)204のQ出力端子に接続されている。3入力
ノアゲート303の出力端子は、305のインバータの
入力端子に接続され、そのインバータ305の出力端子
がレジスタ203,204のリセット端子に接続されて
いる。
【0047】次にその動作について説明する。信号線1
4にリセット信号があらかじめ送出され、203,20
4があらかじめリセットされている条件を考える。
【0048】通常、信号線205−1,205−2上の
フラグ情報が、それぞれ信号線206,207上のセッ
ト信号に同期してそれぞれレジスタ203,204にセ
ットされる。FFは、レジスタ203,204の出力が
共にセットされると、アンドゲート302の出力が
“1”となりセットされ、その情報がインバータ305
を通じてレジスタ203,204のリセット端子に出力
されそのフラグ出力は共にリセットされる。またFF
は、レジスタ203,204のデータセット信号が、フ
ラグの設定が終了し“L”レベルになると、ノアゲート
301の出力信号によってリセットされ、レジスタ20
3,204のフラグを再設定可能な状態になる。なお、
レジスタ203,204のフラグがリセットされるの
は、レジスタ203,204のフラグが共にセットされ
た時または、14の信号線上にリセット信号が送出され
たときのみである。
【0049】この様に、本実施例によれば全てのキャリ
フラグが立った時、フラグの状態判定と、フラグのリセ
ットをソフトでする必要がなくなり、より高周波の任意
パルスをソフトで生成可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加算データをサムデータとキャリデータの対で個々に記
憶する複数の記憶手段(レジスタペア)を用いているの
で、キャリフラグのセット,リセットのソフト処理が簡
単化でき、また、請求項2の発明では、更にキャリフラ
グの状態判定と、そのリセットがハードで行われるの
で、ソフト処理が簡単になる。
【0051】このためソフト処理時間が大幅に短縮で
き、より高周波の信号波形を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 最小値判定のフローチャート
【図3】 実施例2のブロック図
【図4】 関連技術例1のブロック図
【図5】 関連技術例1のフローチャート
【図6】 関連技術例2のブロック図
【図7】 関連技術例2のフローチャート
【図8】 関連技術例3のブロック図
【図9】 関連技術例4のブロック図
【図10】 関連技術例4のフローチャート
【図11】 関連技術例5のブロック図
【図12】 関連技術例5のフローチャート
【符号の説明】
1 カウンタ 2 レジスタ(ACC) 4 CPU 5 ディジタルコンパレータ 101 セレクタ 102,103 TFF (201,203)、(202,204) レジスタ 215 ALU部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のa〜hに示す構成要素を備えたこと
    を特徴とする複数信号波形生成装置。 a.所定のクロックパルスをカウントするカウンタ。 b.当該装置の複数出力信号のうちの一つの出力信号に
    かかるデータを設定するレジスタ。 c.前記カウンタと前記レジスタを比較し、一致出力を
    出すコンパレータ。 d.前記コンパレータが一致出力を出す毎に、当該装置
    の複数出力信号のうち前記レジスタに設定したデータに
    かかる出力信号の新たな所要データと、前記レジスタに
    設定されているデータとを加算する加算器。 e.前記加算器の出力であるサムデータとキャリデータ
    の対を個々に記憶する複数の記憶手段。 f.前記複数の記憶手段に記憶されている、複数のサム
    データとキャリデータの対から最小値を判定する判定手
    段。 g.前記コンパレータが一致出力を出す毎に、前記判定
    手段で判定した最小値にかかるサムデータを前記レジス
    タに設定する設定手段。 h.当該装置の複数出力信号のうち、前記レジスタに設
    定されているデータにかかる出力信号の状態を、前記コ
    ンパレータが一致出力を出す毎に反転する出力反転手
    段。
  2. 【請求項2】 複数の記憶手段に全てキャリデータが有
    ることを検出して、この全てのキャリデータを消去する
    リセット回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    複数信号波形生成装置。
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