JPH05207628A - 電装体の組付モジュールおよびその形成方法 - Google Patents
電装体の組付モジュールおよびその形成方法Info
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- JPH05207628A JPH05207628A JP4031513A JP3151392A JPH05207628A JP H05207628 A JPH05207628 A JP H05207628A JP 4031513 A JP4031513 A JP 4031513A JP 3151392 A JP3151392 A JP 3151392A JP H05207628 A JPH05207628 A JP H05207628A
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- wire harness
- electric
- wiring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストを低減し、ワイヤーハーネス搬送中の
振動に起因する電線の絡み付きを防止し、さらに電装体
の配線作業も簡単に行う。 【構成】 ボデー天井52に着脱自在な成形天井60に
貼り付けた両面テープ80により複数の電線90を成形
天井60に固定する。 【効果】 成形天井60に電線90を敷設することによ
り、ワイヤーハーネス70が形成され、ワイヤーハーネ
ス形成用の専用の図板が不必要となり、その分コストを
低減できる。また、搬送中の振動に対しても電線90が
テープ80により所定形状に保持され、絡み付きが防止
されて品質劣化を防止できる。また、この組付モジュー
ル60Aをボデー天井52に取り付けるだけで簡単に自
動車用天井の配線作業を行える。
振動に起因する電線の絡み付きを防止し、さらに電装体
の配線作業も簡単に行う。 【構成】 ボデー天井52に着脱自在な成形天井60に
貼り付けた両面テープ80により複数の電線90を成形
天井60に固定する。 【効果】 成形天井60に電線90を敷設することによ
り、ワイヤーハーネス70が形成され、ワイヤーハーネ
ス形成用の専用の図板が不必要となり、その分コストを
低減できる。また、搬送中の振動に対しても電線90が
テープ80により所定形状に保持され、絡み付きが防止
されて品質劣化を防止できる。また、この組付モジュー
ル60Aをボデー天井52に取り付けるだけで簡単に自
動車用天井の配線作業を行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電装体本体に所定の
配線形状に沿ってワイヤーハーネスが設けられる電装体
の組付モジュールおよびその形成方法に関する。
配線形状に沿ってワイヤーハーネスが設けられる電装体
の組付モジュールおよびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用天井等の電装体には、
ルームランプやマップランプ等の電装品用に用いられる
複数の電線からなるワイヤーハーネス(ルーフハーネ
ス)が配設されている。
ルームランプやマップランプ等の電装品用に用いられる
複数の電線からなるワイヤーハーネス(ルーフハーネ
ス)が配設されている。
【0003】そのようなワイヤーハーネスを製造する場
合には、まずリールから引き出された被覆電線を適当な
寸法に切断し、ワイヤーハーネスに必要な数だけ切断電
線を準備し、各電線の所定位置の被覆部を剥ぎ取る。
合には、まずリールから引き出された被覆電線を適当な
寸法に切断し、ワイヤーハーネスに必要な数だけ切断電
線を準備し、各電線の所定位置の被覆部を剥ぎ取る。
【0004】次に、図8に示すように電線10同士を接
続したり剥ぎ取り端部に端子11を圧着してワイヤーハ
ーネス構成体15aを準備する。
続したり剥ぎ取り端部に端子11を圧着してワイヤーハ
ーネス構成体15aを準備する。
【0005】つづいて図9に示すように、図板20上に
取り付けられた電線保持用治具21により複数のワイヤ
ーハーネス構成体15a(電線10)をまとめて保持さ
せ、電線10の端部にコネクタ12を取り付けるととも
に、所定の配線形状に適合するように電線10を途中で
分岐させたり、曲成させたりする。
取り付けられた電線保持用治具21により複数のワイヤ
ーハーネス構成体15a(電線10)をまとめて保持さ
せ、電線10の端部にコネクタ12を取り付けるととも
に、所定の配線形状に適合するように電線10を途中で
分岐させたり、曲成させたりする。
【0006】次に、図10に示すように、図板20(図
9参照)上で電線10の外周にテープ13を巻き付ける
とともに、所定位置にクランプ14を取り付ける。これ
により、ワイヤーハーネス15が形成される。
9参照)上で電線10の外周にテープ13を巻き付ける
とともに、所定位置にクランプ14を取り付ける。これ
により、ワイヤーハーネス15が形成される。
【0007】こうして製造されたワイヤーハーネス15
は、自動車用天井の組付現場まで搬送され、そこで車両
ボデーのボデー天井に取り付けられる。
は、自動車用天井の組付現場まで搬送され、そこで車両
ボデーのボデー天井に取り付けられる。
【0008】すなわち、ワイヤーハーネス15をクラン
プ14により車両ボデーのボデー天井下面側に取り付
け、その後ボデー天井下面側全域に樹脂製の成形天井を
取り付けて、ワイヤーハーネス15を隠蔽する。さら
に、成形天井の下面側にルームランプやマップランプ等
の電装品およびバックミラーやサンバイザ等の非電装品
を取り付け、自動車用天井が組み付けられる。
プ14により車両ボデーのボデー天井下面側に取り付
け、その後ボデー天井下面側全域に樹脂製の成形天井を
取り付けて、ワイヤーハーネス15を隠蔽する。さら
に、成形天井の下面側にルームランプやマップランプ等
の電装品およびバックミラーやサンバイザ等の非電装品
を取り付け、自動車用天井が組み付けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動車用天井の組付は、ワイヤーハーネス15の形
成と、そのハーネス15のボデー天井への取付とを別場
所で行うため、ワイヤーハーネス形成時に、ワイヤーハ
ーネス15がボデー天井下面側に精度良く適合するよう
に、ボデー天井を想定して形成された専用の図板20を
必要とし、その分コストの増大を来すという問題があっ
た。
うな自動車用天井の組付は、ワイヤーハーネス15の形
成と、そのハーネス15のボデー天井への取付とを別場
所で行うため、ワイヤーハーネス形成時に、ワイヤーハ
ーネス15がボデー天井下面側に精度良く適合するよう
に、ボデー天井を想定して形成された専用の図板20を
必要とし、その分コストの増大を来すという問題があっ
た。
【0010】また、ワイヤーハーネス15は枝状の電線
10が多く形成されているため、ワイヤーハーネス15
をその製造工場から取付工場まで搬送する際に、搬送中
の振動により電線10が相互に絡み合い、それらを引き
離す際に損傷して品質が劣化するというおそれがあっ
た。さらに、ワイヤーハーネス15は、可撓性を有する
ため所定の配線形状を維持することは困難であり、しか
も搬送中はスペース等を考慮して丸められるため、搬送
後取り付ける際に、ワイヤーハーネス15を元の配線形
状に成形し直す必要があり、配線作業時の工程数が増加
して配線作業が繁雑であるという問題も有している。
10が多く形成されているため、ワイヤーハーネス15
をその製造工場から取付工場まで搬送する際に、搬送中
の振動により電線10が相互に絡み合い、それらを引き
離す際に損傷して品質が劣化するというおそれがあっ
た。さらに、ワイヤーハーネス15は、可撓性を有する
ため所定の配線形状を維持することは困難であり、しか
も搬送中はスペース等を考慮して丸められるため、搬送
後取り付ける際に、ワイヤーハーネス15を元の配線形
状に成形し直す必要があり、配線作業時の工程数が増加
して配線作業が繁雑であるという問題も有している。
【0011】この発明の第1の目的は、上記従来技術の
問題を解消し、図板が不必要でコストの低減を図れ、ワ
イヤーハーネス搬送中の振動に起因する電線部分の絡み
付きを防止できるとともに、電装体の配線作業を簡単に
行える電装体の組付モジュールを提供することである。
問題を解消し、図板が不必要でコストの低減を図れ、ワ
イヤーハーネス搬送中の振動に起因する電線部分の絡み
付きを防止できるとともに、電装体の配線作業を簡単に
行える電装体の組付モジュールを提供することである。
【0012】この発明の第2の目的は、上記第1の目的
を達成できる電装体の組付モジュールの構造を実現でき
る電装体の組付モジュールの形成方法を提供することで
ある。
を達成できる電装体の組付モジュールの構造を実現でき
る電装体の組付モジュールの形成方法を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電装体本体に所定の配線形状に沿ってワイヤーハーネス
が設けられる電装体の組付モジュールであって、上記第
1の目的を達成するため、前記電装体本体に着脱自在な
基板と、前記基板上における前記所定の配線形状に対応
する配線敷設領域の少なくとも一部に配設される粘着剤
と、前記ワイヤーハーネスを構成し、前記配線敷設領域
に沿ってそれぞれ敷設されるとともに、それぞれ前記粘
着剤に前記基板に固定される複数の電線とを備えてい
る。
電装体本体に所定の配線形状に沿ってワイヤーハーネス
が設けられる電装体の組付モジュールであって、上記第
1の目的を達成するため、前記電装体本体に着脱自在な
基板と、前記基板上における前記所定の配線形状に対応
する配線敷設領域の少なくとも一部に配設される粘着剤
と、前記ワイヤーハーネスを構成し、前記配線敷設領域
に沿ってそれぞれ敷設されるとともに、それぞれ前記粘
着剤に前記基板に固定される複数の電線とを備えてい
る。
【0014】請求項2記載の発明は、電装体本体に所定
の配線形状に沿ってワイヤーハーネスが設けられる電装
体の組付モジュールの形成方法であって、上記第2の目
的を達成するため、前記電装体本体に着脱自在な基板を
準備する工程と、前記基板上における前記所定の配線形
状に対応する配線敷設領域の少なくとも一部に粘着剤を
配設する工程と、前記ワイヤーハーネスを構成する複数
の電線を前記配線敷設領域に沿ってそれぞれ敷設すると
ともに、それら各電線を前記粘着剤により前記基板にそ
れぞれ固定する工程とを含んでいる。
の配線形状に沿ってワイヤーハーネスが設けられる電装
体の組付モジュールの形成方法であって、上記第2の目
的を達成するため、前記電装体本体に着脱自在な基板を
準備する工程と、前記基板上における前記所定の配線形
状に対応する配線敷設領域の少なくとも一部に粘着剤を
配設する工程と、前記ワイヤーハーネスを構成する複数
の電線を前記配線敷設領域に沿ってそれぞれ敷設すると
ともに、それら各電線を前記粘着剤により前記基板にそ
れぞれ固定する工程とを含んでいる。
【0015】
【作用】請求項1記載の電装体の組付モジュールによれ
ば、電装体本体に着脱自在な基板に粘着剤を配設し、そ
の粘着剤により、ワイヤーハーネスを構成する複数の電
線をそれぞれ固定しているため、電線の基板への敷設と
同時にワイヤーハーネスが形成され、ワイヤーハーネス
形成用の図板が不必要となる。また、搬送中の振動に対
しても各電線は粘着剤により基板に固定されて所定の配
線形状に保持されて、電線の絡み付きが防止される。さ
らに、この組付モジュールを電装体本体に取り付けるだ
けで電装体の配線作業が完了する。
ば、電装体本体に着脱自在な基板に粘着剤を配設し、そ
の粘着剤により、ワイヤーハーネスを構成する複数の電
線をそれぞれ固定しているため、電線の基板への敷設と
同時にワイヤーハーネスが形成され、ワイヤーハーネス
形成用の図板が不必要となる。また、搬送中の振動に対
しても各電線は粘着剤により基板に固定されて所定の配
線形状に保持されて、電線の絡み付きが防止される。さ
らに、この組付モジュールを電装体本体に取り付けるだ
けで電装体の配線作業が完了する。
【0016】請求項2記載の電装体の組付モジュールの
形成方法では、上記請求項1記載の電装体の組付モジュ
ールの製造プロセスを特定しているため、上記請求項1
記載の電装体の組付モジュールの構造を実現できる。
形成方法では、上記請求項1記載の電装体の組付モジュ
ールの製造プロセスを特定しているため、上記請求項1
記載の電装体の組付モジュールの構造を実現できる。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例である電装体の組
付モジュール60Aが適用された自動車用天井を示す分
解斜視図である。同図に示すように、この自動車用天井
は、電装体本体を構成する車両ボデー51のボデー天井
52と、ボデー天井52の下面側に取り付けられる組付
モジュール60Aとを有している。
付モジュール60Aが適用された自動車用天井を示す分
解斜視図である。同図に示すように、この自動車用天井
は、電装体本体を構成する車両ボデー51のボデー天井
52と、ボデー天井52の下面側に取り付けられる組付
モジュール60Aとを有している。
【0018】組付モジュール60Aの構成をその製造手
順にしたがって説明すると、図2に示すように、中央領
域の後部および前部にランプ取付用開口61,62が形
成されるとともに、前端コーナー部にメインハーネス接
続用切欠部63が形成された樹脂製の成形天井60(基
板)を準備する。
順にしたがって説明すると、図2に示すように、中央領
域の後部および前部にランプ取付用開口61,62が形
成されるとともに、前端コーナー部にメインハーネス接
続用切欠部63が形成された樹脂製の成形天井60(基
板)を準備する。
【0019】次に図3に示すように、成形天井60上面
の配線敷設領域、すなわちルームランプ取付用開口61
から成形天井60の側部を通ってマップランプ取付用開
口62にかけての領域に、部分的に両面テープ80を貼
り付ける。
の配線敷設領域、すなわちルームランプ取付用開口61
から成形天井60の側部を通ってマップランプ取付用開
口62にかけての領域に、部分的に両面テープ80を貼
り付ける。
【0020】次に図4に示すように、成形天井60を自
動布線機100にセットする。自動布線機100は、そ
の電線送出部102が、3次元方向に移動自在で、リー
ル101から引き出された電線90を先端から送り出す
ことが可能で、しかも送り出した電線90を切断できる
ように構成されている。そして、両面テープ80上をそ
れぞれ通過するように、電線送出部102を上記配線敷
設領域に沿って移動させながら、電線90を送り出して
切断する。これにより、複数の切断電線(以下単に「電
線」と称す)90が両面テープ80によりそれぞれ個別
に成形天井60に固定されながら、配線敷設領域に沿っ
て敷設されて、ワイヤーハーネス70が形成される。こ
の場合、ワイヤーハーネス70には、複数の電線端部に
よって構成される接続端部71,72,73が形成され
ており、接続端部71はルームランプ取付用開口61の
近傍に配置されるとともに、接続端部72はマップラン
プ取付用開口62の近傍に配置され、さらに接続端部7
3は切欠部63を通って延長するように形成されてい
る。
動布線機100にセットする。自動布線機100は、そ
の電線送出部102が、3次元方向に移動自在で、リー
ル101から引き出された電線90を先端から送り出す
ことが可能で、しかも送り出した電線90を切断できる
ように構成されている。そして、両面テープ80上をそ
れぞれ通過するように、電線送出部102を上記配線敷
設領域に沿って移動させながら、電線90を送り出して
切断する。これにより、複数の切断電線(以下単に「電
線」と称す)90が両面テープ80によりそれぞれ個別
に成形天井60に固定されながら、配線敷設領域に沿っ
て敷設されて、ワイヤーハーネス70が形成される。こ
の場合、ワイヤーハーネス70には、複数の電線端部に
よって構成される接続端部71,72,73が形成され
ており、接続端部71はルームランプ取付用開口61の
近傍に配置されるとともに、接続端部72はマップラン
プ取付用開口62の近傍に配置され、さらに接続端部7
3は切欠部63を通って延長するように形成されてい
る。
【0021】次に、ワイヤーハーネス70に沿って成形
天井60の上面に紫外線硬化性接着剤(図示省略)を塗
布し、紫外線の照射により接着剤を硬化させる。
天井60の上面に紫外線硬化性接着剤(図示省略)を塗
布し、紫外線の照射により接着剤を硬化させる。
【0022】次に、図5に示すように、ワイヤーハーネ
ス70の各接続端部71,72,73にそれぞれ圧接コ
ネクタ111,112,113を取り付ける。
ス70の各接続端部71,72,73にそれぞれ圧接コ
ネクタ111,112,113を取り付ける。
【0023】圧接コネクタ111は、図6に示すように
ハウジング114内に、接続すべき電線90に対応する
数だけコンタクト115が配置されており、各コンタク
ト115の各電線接続部116には、上部が太幅で底部
が細幅の一対のスロット117がそれぞれ形成されてい
る。そして、接続端部71の各電線90が一対のスロッ
ト117の底部まで押し込まれることにより、図7に示
すように電線90の外周被覆部90bにスロット117
の縁部が食い込み、そのスロット縁部が電線90中央の
導体部90aに接触して、導体部90aとコンタクト1
15との電気的な接続が図られる。なお、他の圧接コネ
クタ112,113においても同様に取り付けられる。
ハウジング114内に、接続すべき電線90に対応する
数だけコンタクト115が配置されており、各コンタク
ト115の各電線接続部116には、上部が太幅で底部
が細幅の一対のスロット117がそれぞれ形成されてい
る。そして、接続端部71の各電線90が一対のスロッ
ト117の底部まで押し込まれることにより、図7に示
すように電線90の外周被覆部90bにスロット117
の縁部が食い込み、そのスロット縁部が電線90中央の
導体部90aに接触して、導体部90aとコンタクト1
15との電気的な接続が図られる。なお、他の圧接コネ
クタ112,113においても同様に取り付けられる。
【0024】次に、コネクタ111をルームランプ取付
用開口61に挿通して図示しないルームランプに接続
し、そのルームランプを成形天井60の下面に取り付け
るとともに、コネクタ112をマップランプ取付用開口
62に挿通して、図示しないマップランプに接続し、そ
のマップランプを成形天井60の下面に取り付ける。さ
らに、成形天井60の下面に図示しないルームミラー
や、サンバイザ等を取り付けて、これにより組付モジュ
ール60A(図1参照)を形成する。
用開口61に挿通して図示しないルームランプに接続
し、そのルームランプを成形天井60の下面に取り付け
るとともに、コネクタ112をマップランプ取付用開口
62に挿通して、図示しないマップランプに接続し、そ
のマップランプを成形天井60の下面に取り付ける。さ
らに、成形天井60の下面に図示しないルームミラー
や、サンバイザ等を取り付けて、これにより組付モジュ
ール60A(図1参照)を形成する。
【0025】このように形成された組付モジュール60
Aは、その状態で自動車用天井の組付現場まで搬送さ
れ、そこで車両ボデー51のボデー天井52に取り付け
られる。
Aは、その状態で自動車用天井の組付現場まで搬送さ
れ、そこで車両ボデー51のボデー天井52に取り付け
られる。
【0026】すなわち図1に示すように、コネクタ11
3を切欠部63に通して成形天井60の下面側に配置し
た状態で、組付モジュール60Aをボデー天井52の下
側に、図示しないクリップにより取り付ける。つづい
て、コネクタ113を車両ピラー55に上部から挿通し
て下方から引き出し、メインハーネス53側のコネクタ
54に接続する。
3を切欠部63に通して成形天井60の下面側に配置し
た状態で、組付モジュール60Aをボデー天井52の下
側に、図示しないクリップにより取り付ける。つづい
て、コネクタ113を車両ピラー55に上部から挿通し
て下方から引き出し、メインハーネス53側のコネクタ
54に接続する。
【0027】次に、成形天井60の切欠部63周辺を下
方から覆うようにして組付モジュール60Aに図示しな
い化粧板を取り付けて、切欠部63周辺を隠蔽する。
方から覆うようにして組付モジュール60Aに図示しな
い化粧板を取り付けて、切欠部63周辺を隠蔽する。
【0028】この自動車用天井の組付モジュール60A
によれば、自動車用天井の構成部品である成形天井60
に両面テープ80を貼り付けるとともに、その両面テー
プ80により複数の電線90をそれぞれ固定しているた
め、電線90を敷設すると同時にワイヤーハーネス70
が形成される。このため、成形天井60をワイヤーハー
ネス形成用の図板として使用でき、従来使用していた専
用の図板が不必要となり、その分コストを低減できる。
によれば、自動車用天井の構成部品である成形天井60
に両面テープ80を貼り付けるとともに、その両面テー
プ80により複数の電線90をそれぞれ固定しているた
め、電線90を敷設すると同時にワイヤーハーネス70
が形成される。このため、成形天井60をワイヤーハー
ネス形成用の図板として使用でき、従来使用していた専
用の図板が不必要となり、その分コストを低減できる。
【0029】また、ワイヤーハーネス70の各電線90
はそれぞれ両面テープ80により成形天井60に固定さ
れて、所定の配線形状に保持されているため、その状態
で天井部組付現場まで搬送することにより、各電線90
の絡み付きが防止されて、損傷による品質劣化を防ぐこ
とができる。さらに、組付モジュール60Aをボデー天
井52に取り付けるだけで、天井部の配線作業が完了す
るため、従来のように天井組付現場でワイヤーハーネス
を配線形状に戻す必要がなく、作業工程数が削減されて
配線作業を簡単に行える。
はそれぞれ両面テープ80により成形天井60に固定さ
れて、所定の配線形状に保持されているため、その状態
で天井部組付現場まで搬送することにより、各電線90
の絡み付きが防止されて、損傷による品質劣化を防ぐこ
とができる。さらに、組付モジュール60Aをボデー天
井52に取り付けるだけで、天井部の配線作業が完了す
るため、従来のように天井組付現場でワイヤーハーネス
を配線形状に戻す必要がなく、作業工程数が削減されて
配線作業を簡単に行える。
【0030】また、この実施例では、成形天井60にワ
イヤーハーネス70およびルームランプ、マップラン
プ、バックミラーおよびサンバイザ等の天井装着品を取
り付けて組付モジュール60Aを形成するようにしてい
るため、組付モジュール60Aをボデー天井52に取り
付けるだけで、簡単に天井部全体を組み付けることがで
きる。さらに、これらの天井装着品の成形天井60への
取り付けは、天井組付現場とは別の広い作業スペース
で、しかも負担の少ない下向き作業で行えるため、従来
のように負担の大きい上向き作業が減少し、天井組付作
業が改善される。
イヤーハーネス70およびルームランプ、マップラン
プ、バックミラーおよびサンバイザ等の天井装着品を取
り付けて組付モジュール60Aを形成するようにしてい
るため、組付モジュール60Aをボデー天井52に取り
付けるだけで、簡単に天井部全体を組み付けることがで
きる。さらに、これらの天井装着品の成形天井60への
取り付けは、天井組付現場とは別の広い作業スペース
で、しかも負担の少ない下向き作業で行えるため、従来
のように負担の大きい上向き作業が減少し、天井組付作
業が改善される。
【0031】また、この実施例では、電線90を成形天
井60に固定してから、被覆剥取が不要な圧接コネクタ
111,112,113を取り付けるようにしているた
め、圧接コネクタ111,112,113の取付時にお
ける電線90の位置決めが図られるとともに、手作業で
ある被覆剥取作業を省略できる。このため、電線90の
敷設作業からコネクタ接続作業までの一連の組付モジュ
ール60Aの形成作業において、すべて自動化を図るこ
とができる。
井60に固定してから、被覆剥取が不要な圧接コネクタ
111,112,113を取り付けるようにしているた
め、圧接コネクタ111,112,113の取付時にお
ける電線90の位置決めが図られるとともに、手作業で
ある被覆剥取作業を省略できる。このため、電線90の
敷設作業からコネクタ接続作業までの一連の組付モジュ
ール60Aの形成作業において、すべて自動化を図るこ
とができる。
【0032】また、この実施例のように、部分的に両面
テープ80を貼り付ける場合には、電線90の端部やコ
ーナー部に対応する位置に両面テープ80を貼り付ける
ようにすれば、効率よく電線90を成形天井60に固定
できる。
テープ80を貼り付ける場合には、電線90の端部やコ
ーナー部に対応する位置に両面テープ80を貼り付ける
ようにすれば、効率よく電線90を成形天井60に固定
できる。
【0033】なお、上記実施例では、電線90の成形天
井60への固定強度を高めるために、電線90の敷設作
業を行った後、紫外線硬化形接着剤等の接着剤を用いて
いるが、クランプ等の固着具を用いてもよい。もっと
も、電線90の固定強度を高める必要がない場合には、
これらの接着剤や固着具は、必ずしも用いる必要はな
い。
井60への固定強度を高めるために、電線90の敷設作
業を行った後、紫外線硬化形接着剤等の接着剤を用いて
いるが、クランプ等の固着具を用いてもよい。もっと
も、電線90の固定強度を高める必要がない場合には、
これらの接着剤や固着具は、必ずしも用いる必要はな
い。
【0034】また、天井装着品の組付モジュール60A
への装着は、組付モジュール60Aをボデー天井51に
取り付けた後に行ってもよく、バックミラーおよびサン
バイザ等の非電装品は、成形天井60の切欠部63を隠
蔽するための化粧板に取り付けてもよい。また粘着剤と
して、両面テープ80以外の粘着剤、例えば接着剤等を
用いてもよく、さらに粘着剤を配線敷設領域全域に貼り
付けるようにしてもよい。
への装着は、組付モジュール60Aをボデー天井51に
取り付けた後に行ってもよく、バックミラーおよびサン
バイザ等の非電装品は、成形天井60の切欠部63を隠
蔽するための化粧板に取り付けてもよい。また粘着剤と
して、両面テープ80以外の粘着剤、例えば接着剤等を
用いてもよく、さらに粘着剤を配線敷設領域全域に貼り
付けるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の電装体の
組付モジュールによれば、電装体本体に着脱自在な基板
に粘着剤を配設し、その粘着剤により、ワイヤーハーネ
スを構成する複数の電線をそれぞれ固定しているため、
電線の基板への敷設と同時にワイヤーハーネスが形成さ
れ、ワイヤーハーネス形成用の専用の図板が不必要とな
り、その分コストを低減できるとともに、搬送中の振動
に対しても各電線は粘着剤により基板に固定されて所定
の形状に保持されるため、電線の絡み付きが防止され
て、損傷等の品質劣化を防止でき、さらにこの組付モジ
ュールを電装体本体に取り付けるだけで、簡単に電装体
の配線作業を行えるという第1の効果が得られる。
組付モジュールによれば、電装体本体に着脱自在な基板
に粘着剤を配設し、その粘着剤により、ワイヤーハーネ
スを構成する複数の電線をそれぞれ固定しているため、
電線の基板への敷設と同時にワイヤーハーネスが形成さ
れ、ワイヤーハーネス形成用の専用の図板が不必要とな
り、その分コストを低減できるとともに、搬送中の振動
に対しても各電線は粘着剤により基板に固定されて所定
の形状に保持されるため、電線の絡み付きが防止され
て、損傷等の品質劣化を防止でき、さらにこの組付モジ
ュールを電装体本体に取り付けるだけで、簡単に電装体
の配線作業を行えるという第1の効果が得られる。
【0036】また、請求項2記載の電装体の組付モジュ
ールの形成方法では、上記請求項1記載の電装体の組付
モジュールの製造プロセスを特定しているため、上記第
1の効果を達成可能な電装体の組付モジュールを実現で
きるという第2の効果が得られる。
ールの形成方法では、上記請求項1記載の電装体の組付
モジュールの製造プロセスを特定しているため、上記第
1の効果を達成可能な電装体の組付モジュールを実現で
きるという第2の効果が得られる。
【図1】この発明の一実施例である電装体の組付モジュ
ールが適用された自動車用天井を示す分解斜視図であ
る。
ールが適用された自動車用天井を示す分解斜視図であ
る。
【図2】上記実施例の組付モジュールの成形天井を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】上記実施例の組付モジュールの形成方法を説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
【図4】上記実施例の組付モジュールの形成方法を説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
【図5】上記実施例の組付モジュールの形成方法を説明
するための斜視図である。
するための斜視図である。
【図6】上記実施例に使用された圧接コネクタを説明す
るための斜視図である。
るための斜視図である。
【図7】上記圧接コネクタを示す要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図8】従来の自動車用天井の組付方法を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】従来の自動車用天井の組付方法を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図10】従来の自動車用天井の組付方法を説明するた
めの斜視図である。
めの斜視図である。
【符号の説明】 52 ボデー天井 60 成形天井 60A 組付モジュール 70 ワイヤーハーネス 90 電線
Claims (2)
- 【請求項1】 電装体本体に所定の配線形状に沿ってワ
イヤーハーネスが設けられる電装体の組付モジュールで
あって、 前記電装体本体に着脱自在な基板と、 前記基板上における前記所定の配線形状に対応する配線
敷設領域の少なくとも一部に配設される粘着剤と、 前記ワイヤーハーネスを構成し、前記配線敷設領域に沿
ってそれぞれ敷設されるとともに、それぞれ前記粘着剤
により前記基板に固定される複数の電線とを備えた電装
体の組付モジュール。 - 【請求項2】 電装体本体に所定の配線形状に沿ってワ
イヤーハーネスが設けられる電装体の組付モジュールの
形成方法であって、 前記電装体本体に着脱自在な基板を準備する工程と、 前記基板上における前記所定の配線形状に対応する配線
敷設領域の少なくとも一部に粘着剤を配設する工程と、 前記ワイヤーハーネスを構成する複数の電線を前記配線
敷設領域に沿ってそれぞれ敷設するとともに、それら各
電線を前記粘着剤により前記基板にそれぞれ固定する工
程とを含む電装体の組付モジュールの形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4031513A JP2946914B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 電装体の組付モジュールおよびその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4031513A JP2946914B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 電装体の組付モジュールおよびその形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05207628A true JPH05207628A (ja) | 1993-08-13 |
| JP2946914B2 JP2946914B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12333294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4031513A Expired - Fee Related JP2946914B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 電装体の組付モジュールおよびその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946914B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19653431A1 (de) * | 1995-12-21 | 1997-07-03 | Yazaki Corp | Dachmodul und Baustruktur für den Zusammenbau desselben |
| US5743755A (en) * | 1995-12-22 | 1998-04-28 | Yazaki Corporation | Connector system |
| US6126228A (en) * | 1997-09-11 | 2000-10-03 | Lear Automotive Dearborn, Inc. | Wire harness foamed to trim panel |
| US6481101B2 (en) * | 1997-02-13 | 2002-11-19 | Leoni Bordnetz-Systeme Gmbh & Co. Kg | Manufacture of a wiring loom |
| JP2005008654A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-13 | Nitto Denko Corp | 配線類固定用感圧性接着テープ又はシート類 |
| JP2014046779A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用パネルおよび車両用パネルへの電線敷設方法 |
| JP2015067071A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス組付体 |
| JP2020040417A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネスの固定方法 |
| EP3892500A1 (en) | 2020-04-07 | 2021-10-13 | Yazaki Corporation | Wiring structure of wire harness and wire harness |
| JP2022036102A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-03-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線モジュール |
| US20220093288A1 (en) * | 2019-01-11 | 2022-03-24 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring member |
| JP2022128494A (ja) * | 2020-05-25 | 2022-09-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスの配置構造 |
| US11787353B2 (en) | 2017-05-10 | 2023-10-17 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness fixing structure and wire harness |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113632182B (zh) * | 2019-03-29 | 2022-12-30 | 株式会社自动网络技术研究所 | 布线模块 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4031513A patent/JP2946914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE19653431C2 (de) * | 1995-12-21 | 2001-01-25 | Yazaki Corp | Dachinnenverkleidung für ein Kraftfahrzeug |
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| JP2015067071A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス組付体 |
| US11787353B2 (en) | 2017-05-10 | 2023-10-17 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness fixing structure and wire harness |
| JP2020040417A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネスの固定方法 |
| US20220093288A1 (en) * | 2019-01-11 | 2022-03-24 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring member |
| US12603193B2 (en) | 2019-01-11 | 2026-04-14 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring member |
| EP3892500A1 (en) | 2020-04-07 | 2021-10-13 | Yazaki Corporation | Wiring structure of wire harness and wire harness |
| US11414030B2 (en) | 2020-04-07 | 2022-08-16 | Yazaki Corporation | Wiring structure of wire harness and wire harness |
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| JP2022036102A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-03-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線モジュール |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2946914B2 (ja) | 1999-09-13 |
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