JPH0520899Y2 - - Google Patents
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- JPH0520899Y2 JPH0520899Y2 JP1987119886U JP11988687U JPH0520899Y2 JP H0520899 Y2 JPH0520899 Y2 JP H0520899Y2 JP 1987119886 U JP1987119886 U JP 1987119886U JP 11988687 U JP11988687 U JP 11988687U JP H0520899 Y2 JPH0520899 Y2 JP H0520899Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm spring
- main diaphragm
- clutch
- main
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ダイヤフラムスプリング機構により
プレツシヤプレートを付勢するようにした摩擦ク
ラツチ用のクラツチカバー組立体を対象としてお
り、特に、その様な組立体において、ダイヤフラ
ムスプリング機構に2種類のダイヤフラムスプリ
ングを設けた構造を対象としている。
プレツシヤプレートを付勢するようにした摩擦ク
ラツチ用のクラツチカバー組立体を対象としてお
り、特に、その様な組立体において、ダイヤフラ
ムスプリング機構に2種類のダイヤフラムスプリ
ングを設けた構造を対象としている。
(従来の技術)
上記形式のクラツチカバー組立体は本件出願人
による実開昭58−157030号公報に記載されてい
る。その構造では、ダイヤフラムスプリング機構
に、プレツシヤプレートに連結する大形の主ダイ
ヤフラムスプリングと、それに係合する小形の副
ダイヤフラムスプリングとが設けてある。
による実開昭58−157030号公報に記載されてい
る。その構造では、ダイヤフラムスプリング機構
に、プレツシヤプレートに連結する大形の主ダイ
ヤフラムスプリングと、それに係合する小形の副
ダイヤフラムスプリングとが設けてある。
そして、一般にダイヤフラムスプリングは、た
わみ量がある値から所定の値まで減少すると、た
わみ荷重は増加し、たわみ量が更に減少すると、
たわみ荷重は減少するという特性を有している。
わみ量がある値から所定の値まで減少すると、た
わみ荷重は増加し、たわみ量が更に減少すると、
たわみ荷重は減少するという特性を有している。
そのために、ダイヤフラムスプリング機構とし
て、主ダイヤフラムスプリングだけを使用した一
般適な構造では、摩擦フエーシングが摩耗する
と、クラツチ接続時の主ダイヤフラムスプリング
のたわみ量の減少にともなつて主ダイヤフラムス
プリングのたわみ荷重が増加し、その結果、ダイ
ヤフラムスプリング機構からプレツシヤプレート
に及ぼされる押付力が増加し、クラツチペダルの
所要踏力も増加する。
て、主ダイヤフラムスプリングだけを使用した一
般適な構造では、摩擦フエーシングが摩耗する
と、クラツチ接続時の主ダイヤフラムスプリング
のたわみ量の減少にともなつて主ダイヤフラムス
プリングのたわみ荷重が増加し、その結果、ダイ
ヤフラムスプリング機構からプレツシヤプレート
に及ぼされる押付力が増加し、クラツチペダルの
所要踏力も増加する。
これに対して、上記公報の構成では、副ダイヤ
フラムスプリングのたわみ荷重が、上記主ダイヤ
フラムスプリングの荷重増加を相殺するように変
化する。その結果、ダイヤフラムスプリング機構
からプレツシヤプレートに及ぼされる押付力はほ
ぼ一定に維持され、クラツチペダルの所要踏力も
概ね一定に維持される。
フラムスプリングのたわみ荷重が、上記主ダイヤ
フラムスプリングの荷重増加を相殺するように変
化する。その結果、ダイヤフラムスプリング機構
からプレツシヤプレートに及ぼされる押付力はほ
ぼ一定に維持され、クラツチペダルの所要踏力も
概ね一定に維持される。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが上記公報に記載の構造では、副ダイヤ
フラムスプリングに対する回り止めが施されてい
ないので、副ダイヤフラムスプリングにたわみ荷
重が加わつていない状態、すなわち、クラツチを
遮断した状態では、副ダイヤフラムスプリングが
他の部材に対して回転し、そのために異音が発生
する可能性がある。又、上記クラツチ遮断状態で
は、副ダイヤフラムスプリングが軸方向に支持さ
れず、軸方向に遊びが生じるので、副ダイヤフラ
ムスプリングが軸方向の振動して異音が発生する
可能性もある。
フラムスプリングに対する回り止めが施されてい
ないので、副ダイヤフラムスプリングにたわみ荷
重が加わつていない状態、すなわち、クラツチを
遮断した状態では、副ダイヤフラムスプリングが
他の部材に対して回転し、そのために異音が発生
する可能性がある。又、上記クラツチ遮断状態で
は、副ダイヤフラムスプリングが軸方向に支持さ
れず、軸方向に遊びが生じるので、副ダイヤフラ
ムスプリングが軸方向の振動して異音が発生する
可能性もある。
更に、従来構造では、副ダイヤフラムスプリン
グが、クラツチカバー、あるいは、クラツチカバ
ーに固定したスタツドピンで支持されているの
で、副ダイヤフラムスプリングの軸方向の位置を
正確に設定することが困難な場合があり、そのた
めに、副ダイヤフラムスプリングの軸方向のたわ
み量を正確に設定できず、ダイヤフラムスプリン
グ機構の荷重特性を正確に設定することが困難な
場合がある。
グが、クラツチカバー、あるいは、クラツチカバ
ーに固定したスタツドピンで支持されているの
で、副ダイヤフラムスプリングの軸方向の位置を
正確に設定することが困難な場合があり、そのた
めに、副ダイヤフラムスプリングの軸方向のたわ
み量を正確に設定できず、ダイヤフラムスプリン
グ機構の荷重特性を正確に設定することが困難な
場合がある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するために、本考案は、主ダイ
ヤフラムスプリングの外周部をプレツシヤプレー
トに連結し、主ダイヤフラムスプリングの内周部
にレリーズベアリングに連結する部分を設け、主
ダイヤフラムスプリングの半径方向中間部を支店
機構によりクラツチカバヘで支持し、上記支店機
構に、クラツチカバーの円周方向に間隔を隔てた
複数箇所に剛直に設けられてプレツシヤプレート
側へ突出する支持部と、該支持部により半径方向
に及び軸方向に移動不能に保持される3個のワイ
ヤーリングとを設け、主ダイヤフラムスプリング
の外周部に対してプレツシヤプレート側から軸方
向に係合して主ダイヤフラムスプリングをクラツ
チ接続時にクラツチ遮断方向へ付勢しかつ主ダイ
ヤフラムスプリングに向い開き外周に主ダイヤフ
ラムスプリング側へ延びる折曲部を有する副ダイ
ヤフラムスプリングを設け、上記3個のワイヤー
リングと上記両ダイヤフラムスプリングとを軸方
向に交互に配置し、ワイヤーリングを各ダイヤフ
ラムスプリングの両面に着座させ、各ダイヤフラ
ムスプリングに上記支持部が円周方向に相対移動
不能の状態で嵌合する切り欠きを設けたことを特
徴としている。
ヤフラムスプリングの外周部をプレツシヤプレー
トに連結し、主ダイヤフラムスプリングの内周部
にレリーズベアリングに連結する部分を設け、主
ダイヤフラムスプリングの半径方向中間部を支店
機構によりクラツチカバヘで支持し、上記支店機
構に、クラツチカバーの円周方向に間隔を隔てた
複数箇所に剛直に設けられてプレツシヤプレート
側へ突出する支持部と、該支持部により半径方向
に及び軸方向に移動不能に保持される3個のワイ
ヤーリングとを設け、主ダイヤフラムスプリング
の外周部に対してプレツシヤプレート側から軸方
向に係合して主ダイヤフラムスプリングをクラツ
チ接続時にクラツチ遮断方向へ付勢しかつ主ダイ
ヤフラムスプリングに向い開き外周に主ダイヤフ
ラムスプリング側へ延びる折曲部を有する副ダイ
ヤフラムスプリングを設け、上記3個のワイヤー
リングと上記両ダイヤフラムスプリングとを軸方
向に交互に配置し、ワイヤーリングを各ダイヤフ
ラムスプリングの両面に着座させ、各ダイヤフラ
ムスプリングに上記支持部が円周方向に相対移動
不能の状態で嵌合する切り欠きを設けたことを特
徴としている。
(実施例)
第1図において、出力軸1に連結するクラツチ
デイスク2の外周部にはフエーシング3が設けて
あり、フエーシング3をプレツシヤプレート4に
よりフライホイール5に押し付けるようになつて
いる。ブレツシヤプレート4の外周及び背面はク
ラツチカバー6が覆われている。クラツチカバー
6は外周部がフライホイール5に固定されてい
る。プレツシヤプレート4は板ばね(図示せず)
によりクラツチカバー6に対して相対回転不能か
つ軸方向に相対移動可能な状態で連結されてい
る。クラツチカバー6とプレツシヤプレート4の
間に環状の主ダイヤフラムスプリング7が設けて
ある。主ダイヤフラムスプリング7は外周縁部が
プレツシヤプレート4の背面の突起に着座してい
る。主ダイヤフラムスプリング7の内周部に対し
てクラツチデイスク2と反対側の位置にはレリー
ズベアリング8が設けてある。レリーズベアリン
グ8は図示されていない連結機能を介してクラツ
チペダルに連結している。
デイスク2の外周部にはフエーシング3が設けて
あり、フエーシング3をプレツシヤプレート4に
よりフライホイール5に押し付けるようになつて
いる。ブレツシヤプレート4の外周及び背面はク
ラツチカバー6が覆われている。クラツチカバー
6は外周部がフライホイール5に固定されてい
る。プレツシヤプレート4は板ばね(図示せず)
によりクラツチカバー6に対して相対回転不能か
つ軸方向に相対移動可能な状態で連結されてい
る。クラツチカバー6とプレツシヤプレート4の
間に環状の主ダイヤフラムスプリング7が設けて
ある。主ダイヤフラムスプリング7は外周縁部が
プレツシヤプレート4の背面の突起に着座してい
る。主ダイヤフラムスプリング7の内周部に対し
てクラツチデイスク2と反対側の位置にはレリー
ズベアリング8が設けてある。レリーズベアリン
グ8は図示されていない連結機能を介してクラツ
チペダルに連結している。
上記クラツチカバー6の内周部には、円周方向
に間隔を隔てた複数箇所にスタツドピン10(1
本のみ図示)の一端部が固定されている。スタツ
ドピン10は出力軸1と平行で、クラツチカバー
6からクラツチデイスク2側へ突出している。主
ダイヤフラムスプリング7は内周から半径方向中
間部にかけて放射状のスリツト11を備えてお
り、スタツドピン10はスリツト11の半径方向
外側の端部に形成した拡開部を通過している。ス
タツドピン10はワイヤーリング15,16,1
7の内周を支持している。ワイヤーリング15,
16は主ダイヤフラムスプリング7の円周方向に
延びており、主ダイヤフラムスプリング7の両面
に着座している。
に間隔を隔てた複数箇所にスタツドピン10(1
本のみ図示)の一端部が固定されている。スタツ
ドピン10は出力軸1と平行で、クラツチカバー
6からクラツチデイスク2側へ突出している。主
ダイヤフラムスプリング7は内周から半径方向中
間部にかけて放射状のスリツト11を備えてお
り、スタツドピン10はスリツト11の半径方向
外側の端部に形成した拡開部を通過している。ス
タツドピン10はワイヤーリング15,16,1
7の内周を支持している。ワイヤーリング15,
16は主ダイヤフラムスプリング7の円周方向に
延びており、主ダイヤフラムスプリング7の両面
に着座している。
主ダイヤフラムスプリング7には副ダイヤフラ
ムスプリング12が併設されている。副ダイヤフ
ラムスプリング12の外形は主ダイヤフラムスプ
リング7の外径よりも多少小さく、又、内径はク
ラツチカバー6の内径と概ね同じ程度である。副
ダイヤフラムスプリング12は主ダイヤフラムス
プリング7に対してクラツチデイスク2側に位置
している。前記スタツドピン10は副ダイヤフラ
ムスプリング12の円周方向に間隔を隔てた複数
の開口13(第2図)を通過している。前記ワイ
ヤーリング16は両ダイヤフラムスプリング7、
12の間に位置している。スタツドピン10は前
端部に外向きフランジ20を備えており、フラン
ジ20と副ダイヤフラムスプリング12との間に
ワイヤーリング17が介装されている。ワイヤー
リング17もワイヤーリング15,16と同様の
寸法形状を備えており、内周がスタツドピン10
で支持されている。なお前記ワイヤーリング15
は主ダイヤフラムスプリング7とクラツチカバー
6の内面との間に介装されている。
ムスプリング12が併設されている。副ダイヤフ
ラムスプリング12の外形は主ダイヤフラムスプ
リング7の外径よりも多少小さく、又、内径はク
ラツチカバー6の内径と概ね同じ程度である。副
ダイヤフラムスプリング12は主ダイヤフラムス
プリング7に対してクラツチデイスク2側に位置
している。前記スタツドピン10は副ダイヤフラ
ムスプリング12の円周方向に間隔を隔てた複数
の開口13(第2図)を通過している。前記ワイ
ヤーリング16は両ダイヤフラムスプリング7、
12の間に位置している。スタツドピン10は前
端部に外向きフランジ20を備えており、フラン
ジ20と副ダイヤフラムスプリング12との間に
ワイヤーリング17が介装されている。ワイヤー
リング17もワイヤーリング15,16と同様の
寸法形状を備えており、内周がスタツドピン10
で支持されている。なお前記ワイヤーリング15
は主ダイヤフラムスプリング7とクラツチカバー
6の内面との間に介装されている。
副ダイヤフラムスプリング12の外周部には折
曲部21が形成してある。折曲部21は副ダイヤ
フラムスプリング12の環状本体から主ダイヤフ
ラムスプリング7側へ折れ曲がつており、先端が
主ダイヤフラムスプリング7に着座している。こ
の折曲部21は、第2図の如く、副ダイヤフラム
スプリング12の環状本体の円周方向に間隔を隔
てた複数箇所に形成されている。
曲部21が形成してある。折曲部21は副ダイヤ
フラムスプリング12の環状本体から主ダイヤフ
ラムスプリング7側へ折れ曲がつており、先端が
主ダイヤフラムスプリング7に着座している。こ
の折曲部21は、第2図の如く、副ダイヤフラム
スプリング12の環状本体の円周方向に間隔を隔
てた複数箇所に形成されている。
上記両ダイヤフラムスプリング7,12の特性
及び相対適な位置関係は次のように設定されてい
る。
及び相対適な位置関係は次のように設定されてい
る。
第1図の如く、レリーズベアリング8が主ダイ
ヤフラムスプリング7を解放した状態では、主ダ
イヤフラムスプリング7は自己の弾性によりプレ
ツシヤプレート4をフエーシング3側へ押し、そ
れにより、プレツシヤプレート4がフエーシング
3をフライホイール5に押し付けてクラツチが接
続状態に維持される。
ヤフラムスプリング7を解放した状態では、主ダ
イヤフラムスプリング7は自己の弾性によりプレ
ツシヤプレート4をフエーシング3側へ押し、そ
れにより、プレツシヤプレート4がフエーシング
3をフライホイール5に押し付けてクラツチが接
続状態に維持される。
この接続状態におけるプレツシヤプレート4の
軸方向の位置は、フエーシング3の摩耗にともな
つてフライホイール5側へ変化する。そのため
に、クラツチ接続状態における主ダイヤフラムス
プリング7の外周部の位置も、フエーシング3の
摩耗にともなつて同方向に移動し(内周部が逆方
向に移動し)、主ダイヤフラムスプリング7のた
わみ量は減少する。
軸方向の位置は、フエーシング3の摩耗にともな
つてフライホイール5側へ変化する。そのため
に、クラツチ接続状態における主ダイヤフラムス
プリング7の外周部の位置も、フエーシング3の
摩耗にともなつて同方向に移動し(内周部が逆方
向に移動し)、主ダイヤフラムスプリング7のた
わみ量は減少する。
一方、両ダイヤフラムスプリング7,12は、
ワイヤーリング15〜17と係合する部分が軸方
向に移動不能の状態にある。そのために、クラツ
チ接続時の主ダイヤフラムスプリング7の外周部
の位置が上述の如く変化すると、副ダイヤフラム
スプリング12は軸方向に圧縮され、たわみ量が
増加する。
ワイヤーリング15〜17と係合する部分が軸方
向に移動不能の状態にある。そのために、クラツ
チ接続時の主ダイヤフラムスプリング7の外周部
の位置が上述の如く変化すると、副ダイヤフラム
スプリング12は軸方向に圧縮され、たわみ量が
増加する。
一方、第3図にグラフにおいて、実線Aは主ダ
イヤフラムスプリング7のたわみ荷重特性であ
り、実線Bは副ダイヤフラムスプリング12のた
わみ荷重特性である。又、横軸はたわみ量を示
し、より具体的には、横軸に併記した矢印は、主
ダイヤフラムスプリング7のたわみ量の増加方向
及び副ダイヤフラムスプリング12のたわみ量の
減少方向を示している。
イヤフラムスプリング7のたわみ荷重特性であ
り、実線Bは副ダイヤフラムスプリング12のた
わみ荷重特性である。又、横軸はたわみ量を示
し、より具体的には、横軸に併記した矢印は、主
ダイヤフラムスプリング7のたわみ量の増加方向
及び副ダイヤフラムスプリング12のたわみ量の
減少方向を示している。
第3図から明らかなように、主ダイヤフラムス
プリング7では、たわみ量が値Pから中間値Qを
経て値Rまで減少するのにともなつて、たわみ荷
重は値Mから値Nまで増加した後に元の値Mまで
減少する。一方、上記たわみ量の変化にともなつ
て、副ダイヤフラムスプリング12のたわみ荷重
は0から値nまで主ダイヤフラムスプリング7の
荷重の方向とは逆の方向(負方向)に増加し、続
いて0まで減少する。従つて、両ダイヤフラムス
プリング7,12の変化荷重が相殺され、両ダイ
ヤフラムスプリング7,12の組み合わせ構造
(ダイヤフラムスプリング機構)全体としての荷
重は、上記たわみ区間(P−R)では、破線Cで
示す如く、ほぼ一定の値Mとなる。
プリング7では、たわみ量が値Pから中間値Qを
経て値Rまで減少するのにともなつて、たわみ荷
重は値Mから値Nまで増加した後に元の値Mまで
減少する。一方、上記たわみ量の変化にともなつ
て、副ダイヤフラムスプリング12のたわみ荷重
は0から値nまで主ダイヤフラムスプリング7の
荷重の方向とは逆の方向(負方向)に増加し、続
いて0まで減少する。従つて、両ダイヤフラムス
プリング7,12の変化荷重が相殺され、両ダイ
ヤフラムスプリング7,12の組み合わせ構造
(ダイヤフラムスプリング機構)全体としての荷
重は、上記たわみ区間(P−R)では、破線Cで
示す如く、ほぼ一定の値Mとなる。
そして、第1図の構造では、フエーシング3の
非摩耗状態での両ダイヤフラムスプリング7,1
2のたわみ量が第3図の初期値Pとなるように設
定され、フエーシング3の摩耗値が所定の限界値
に達した時のたわみ量が上記最終値R又はその近
傍の値となるように設定してある。従つて、クラ
ツチを新品の状態からフエーシング3が限界まで
摩耗した状態まで使用しても、ダイヤフラムスプ
リング機構全体のたわみ荷重は変化せず、フエー
シング3の圧接力やクラツチペダルの踏力はほぼ
一定値に維持される。
非摩耗状態での両ダイヤフラムスプリング7,1
2のたわみ量が第3図の初期値Pとなるように設
定され、フエーシング3の摩耗値が所定の限界値
に達した時のたわみ量が上記最終値R又はその近
傍の値となるように設定してある。従つて、クラ
ツチを新品の状態からフエーシング3が限界まで
摩耗した状態まで使用しても、ダイヤフラムスプ
リング機構全体のたわみ荷重は変化せず、フエー
シング3の圧接力やクラツチペダルの踏力はほぼ
一定値に維持される。
又、上記構造では、クラツチ遮断状態におい
て、副ダイヤフラムスプリング12は全く(又は
ほとんど)圧縮されない状態となるが、副ダイヤ
フラムスプリング12は開口13においてスタツ
ドピン10と嵌合しているので、副ダイヤフラム
スプリング12はスタツドピン10やクラツチカ
バー6と共に回転し、副ダイヤフラムスプリング
12が単独で回転することはない。
て、副ダイヤフラムスプリング12は全く(又は
ほとんど)圧縮されない状態となるが、副ダイヤ
フラムスプリング12は開口13においてスタツ
ドピン10と嵌合しているので、副ダイヤフラム
スプリング12はスタツドピン10やクラツチカ
バー6と共に回転し、副ダイヤフラムスプリング
12が単独で回転することはない。
又、両ダイヤフラムスプリング7,12の軸方
向の位置はワイヤーリング15,16,17によ
り正確に設定されており、又、副ダイヤフラムス
プリング12はワイヤーリング16だけを介して
主ダイヤフラムスプリング7に着座しているの
で、主ダイヤフラムスプリング7に対する副ダイ
ヤフラムスプリング12の相対的な軸方向の位置
関係も正確に設定されている。その結果、副ダイ
ヤフラムスプリング12の荷重特性が正確に設定
され、ダイヤフラムスプリング機構の荷重特性も
正確に維持される。
向の位置はワイヤーリング15,16,17によ
り正確に設定されており、又、副ダイヤフラムス
プリング12はワイヤーリング16だけを介して
主ダイヤフラムスプリング7に着座しているの
で、主ダイヤフラムスプリング7に対する副ダイ
ヤフラムスプリング12の相対的な軸方向の位置
関係も正確に設定されている。その結果、副ダイ
ヤフラムスプリング12の荷重特性が正確に設定
され、ダイヤフラムスプリング機構の荷重特性も
正確に維持される。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によると、副ダイヤ
フラムスプリング12を使用して荷重特性の安定
化を図つたクラツチカバー組立体において、副ダ
イヤフラムスプリング12の回転は、それに形成
した切り欠き(開口13)と支持部(スタツドピ
ン10、折曲げタブ23)とが係合していること
により防止される。又、主ダイヤフラムスプリン
グ7に対する副ダイヤフラムスプリング12の軸
方向の位置は、両者間に介装したワイヤーリン
グ、16だけで決定されるので、副ダイヤフラム
スプリング12の位置は正確に設定される。従つ
て、副ダイヤフラムスプリング12のたわみ特性
は正確に設定され、ダイヤフラムスプリング機構
の荷重特性も正確に設定される。
フラムスプリング12を使用して荷重特性の安定
化を図つたクラツチカバー組立体において、副ダ
イヤフラムスプリング12の回転は、それに形成
した切り欠き(開口13)と支持部(スタツドピ
ン10、折曲げタブ23)とが係合していること
により防止される。又、主ダイヤフラムスプリン
グ7に対する副ダイヤフラムスプリング12の軸
方向の位置は、両者間に介装したワイヤーリン
グ、16だけで決定されるので、副ダイヤフラム
スプリング12の位置は正確に設定される。従つ
て、副ダイヤフラムスプリング12のたわみ特性
は正確に設定され、ダイヤフラムスプリング機構
の荷重特性も正確に設定される。
又、3個のワイヤーリング15,16,17は
半径方向及び軸方向に移動不能に保持されてお
り、その様なワイヤーリング15,16,17と
両ダイヤフラムスプリング7,12とが軸方向に
交互に配置されてワイヤーリング15,16,1
7が各ダイヤフラムスプリング7,12の両面に
着座しているので、副ダイヤフラムスプリング1
2に荷重が働かない時でも、副ダイヤフラムスプ
リング12が軸方向にがたつくことは防止され
る。
半径方向及び軸方向に移動不能に保持されてお
り、その様なワイヤーリング15,16,17と
両ダイヤフラムスプリング7,12とが軸方向に
交互に配置されてワイヤーリング15,16,1
7が各ダイヤフラムスプリング7,12の両面に
着座しているので、副ダイヤフラムスプリング1
2に荷重が働かない時でも、副ダイヤフラムスプ
リング12が軸方向にがたつくことは防止され
る。
更に、副ダイヤフラムスプリング12の外周に
折曲部21を設けてその先端を主ダイヤフラムス
プリング7の外周部にプレツシヤプレート4側か
ら着座させているので、その折曲部21の長さを
変えるだけで副ダイヤフラムスプリング本体の姿
勢を調整でき、従つて、副ダイヤフラムスプリン
グ12のたわみ特性や荷重特性を容易かつ正確に
設定できる。
折曲部21を設けてその先端を主ダイヤフラムス
プリング7の外周部にプレツシヤプレート4側か
ら着座させているので、その折曲部21の長さを
変えるだけで副ダイヤフラムスプリング本体の姿
勢を調整でき、従つて、副ダイヤフラムスプリン
グ12のたわみ特性や荷重特性を容易かつ正確に
設定できる。
(別の実施例)
折曲部21を副ダイヤフラムスプリング12の
外周全体に形成することもできる。
外周全体に形成することもできる。
更に、第4図の如く、ワイヤーリング15,1
7として半円形断面のワイヤーリングを使用し、
それらの平坦な外面をクラツチカバー6及びフラ
ンジ20の端面に着座させることもできる。この
構造では、ワイヤーリング15〜17やスタツド
ピン10等のダイヤフラムスプリング支持機構の
軸方向長さを短くできる。
7として半円形断面のワイヤーリングを使用し、
それらの平坦な外面をクラツチカバー6及びフラ
ンジ20の端面に着座させることもできる。この
構造では、ワイヤーリング15〜17やスタツド
ピン10等のダイヤフラムスプリング支持機構の
軸方向長さを短くできる。
第1図のスタツドピン10に代えて、第5図の
如く、ワイヤーリング支持部として、クラツチカ
バー6と一体の折曲げタブ23を使用することも
できる。
如く、ワイヤーリング支持部として、クラツチカ
バー6と一体の折曲げタブ23を使用することも
できる。
第1図の構造では、スタツドピン10に嵌合す
る副ダイヤフラムスプリング12の開口13を、
全周にわたつて閉鎖された(縁部を有する)構造
としたが、この構造に代えて、第4図や第5図の
如く、開口13を副ダイヤフラムスプリング12
の内周側に解放した切り欠き構造にすることもで
きる。
る副ダイヤフラムスプリング12の開口13を、
全周にわたつて閉鎖された(縁部を有する)構造
としたが、この構造に代えて、第4図や第5図の
如く、開口13を副ダイヤフラムスプリング12
の内周側に解放した切り欠き構造にすることもで
きる。
第1図は本考案実施例の断面部分図、第2図は
第1図の副ダイヤフラムスプリングの平面部分
図、第3図はダイヤフラムスプリングの荷重特性
を示すグラフ、第4図、第5図はそれぞれ別の実
施例の断面部分略図である。 4……プレツシヤプレート、6……クラツチカ
バー、7,12……ダイヤフラムスプリング、8
……レリーズベアリング、10……スタツドピン
(支持部)11……スリツト(切り欠き)、13…
…開口(切り欠き)、15〜17……ワイヤーリ
ング。
第1図の副ダイヤフラムスプリングの平面部分
図、第3図はダイヤフラムスプリングの荷重特性
を示すグラフ、第4図、第5図はそれぞれ別の実
施例の断面部分略図である。 4……プレツシヤプレート、6……クラツチカ
バー、7,12……ダイヤフラムスプリング、8
……レリーズベアリング、10……スタツドピン
(支持部)11……スリツト(切り欠き)、13…
…開口(切り欠き)、15〜17……ワイヤーリ
ング。
Claims (1)
- 主ダイヤフラムスプリングの外周部をプレツシ
ヤプレートに連結し、主ダイヤフラムスプリング
の内周部にレリーズベアリングに連結する部分を
設け、主ダイヤフラムスプリングの半径方向中間
部を支点機構によりクラツチカバーで支持し、上
記支点機構に、クラツチカバーの円周方向に間隔
を隔てた複数箇所に剛直に設けられてプレツシヤ
プレート側へ突出する支持部と、該支持部により
半径方向に及び軸方向に移動不能に保持される3
個のワイヤーリングとを設け、主ダイヤフラムス
プリングの外周部に対してプレツシヤプレート側
から軸方向に係合して主ダイヤフラムスプリング
をクラツチ接続時にクラツチ遮断方向へ付勢しか
つ主ダイヤフラムスプリングに向い開き外周に主
ダイヤフラムスプリング側へ延びる折曲部を有す
る環状皿ばね形の副ダイヤフラムスプリングを設
け、上記3個のワイヤーリングと上記両ダイヤフ
ラムスプリングとを軸方向に交互に配置し、ワイ
ヤーリングを各ダイヤフラムスプリングの両面に
着座させ、各ダイヤフラムスプリングに上記支持
部が円周方向に相対移動不能の状態で嵌合する切
り欠きを設けたことを特徴とするクラツチカバー
組立体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987119886U JPH0520899Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | |
| US07/360,914 US4949829A (en) | 1987-08-03 | 1988-08-02 | Clutch cover assembly with annular coned disc spring |
| PCT/JP1988/000773 WO1989001096A1 (fr) | 1987-08-03 | 1988-08-02 | Ensemble cloche d'embrayage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987119886U JPH0520899Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6424732U JPS6424732U (ja) | 1989-02-10 |
| JPH0520899Y2 true JPH0520899Y2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=31365506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987119886U Expired - Lifetime JPH0520899Y2 (ja) | 1987-08-03 | 1987-08-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520899Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5233265A (en) * | 1975-09-10 | 1977-03-14 | Enshu Ltd | Peeling apparatus of flexible sheet |
| JPS58157030U (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | 株式会社大金製作所 | クラツチカバ−組立体 |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP1987119886U patent/JPH0520899Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6424732U (ja) | 1989-02-10 |
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