JPH05209137A - 水性染料調剤 - Google Patents

水性染料調剤

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JPH05209137A
JPH05209137A JP4129744A JP12974492A JPH05209137A JP H05209137 A JPH05209137 A JP H05209137A JP 4129744 A JP4129744 A JP 4129744A JP 12974492 A JP12974492 A JP 12974492A JP H05209137 A JPH05209137 A JP H05209137A
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dye
dyeing
urea
preparation
alkali
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JP4129744A
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Joachim Gruetze
ヨアヒム・グリユツツエ
Friedrich Buse
フリードリヒ・ブゼ
Johannes Haas
ヨハネス・ハース
Manfred Hobohm
マンフレート・ホボーム
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Bayer AG
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    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/673Inorganic compounds
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    • D06P1/6735Salts or hydroxides of alkaline or alkaline-earth metals with anions different from those provided for in D06P1/67341
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 染色及び印刷のための水性染料調剤におい
て、水性調剤1000g当たり: a)1−100、特に2−80gの少なくとも1種類の
水溶性リチウム化合物、 b)0.5−150、特に5−40gのアルカリ、 c)0.1−200、特に1−50gの染料、及び必要
な場合、 d)分散剤、錯体化剤及び核形成阻害剤がその中に存在
することを特徴とする調剤。 【効果】 外観の優れた染色を高い固着収率で得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、向上した溶解度を持ち、反応染
料の染色及び印刷において固着に効果を及ぼす水性染料
調剤に関する。
【0002】染色を行う場合に尿素又は他のヒドロトロ
ープ性基質、例えばジシアンジアミドを溶解度増進化学
物質として使用することは周知であり、通常のことであ
る。ヒドロトロープ性化合物は、分子間凝集力を補正
し、従って例えば染料などの凝集を軽減する。反応染料
は比較的水溶性が高いが、それでも高濃度を使用する場
合は溶解度の限界を越えるし、低濃度を使用する場合凝
集物の溶解により染料の直接性が減少するので、今まで
はこれを添加することが必要であった。尿素の使用によ
り溶解度の向上及び染色の均染性が達成される。溶解度
向上効果の他に、尿素はさらに多数の印刷及び連続染色
法において固着収率を増す。尿素は染料の凝集を減少さ
せ、それによって染料分子の拡散性を増すと思われる。
【0003】尿素及び他の染色助剤、例えば分散剤、固
着温度及び所望の固着時間に依存してpHを約6−12
にする固着アルカリを染色液に加えなければならない。
染料/繊維共有結合を形成するために、通常行われる固
着温度ではこの範囲のpHが必要である。
【0004】本発明の目的は、染色及び印刷を行う場合
に実質的に又は完全に尿素を置換できる改良された水性
染料調剤の提供である。基質への染料の固着は、通常の
実行の場合に使用する液体に加えるアルカリを省略でき
る効果を持たねばならない。本発明は、基質の染色及び
印刷のための水性染料調剤において、水性調剤1000
g当たり: a)1−100、特に2−80gの少なくとも1種類の
水溶性リチウム化合物、 b)0.5−150、特に5−40gのアルカリ、 c)0.1−200、特に1−50gの染料、及び必要
な場合、 d)分散剤、錯体化剤及び核形成阻害剤がその中に存在
することを特徴とする調剤に関する。
【0005】好ましいリチウム化合物は、LiOH、L
2CO3、LiCl及び特にLiHCO3である。Li
HCO3は、固体Li2CO3のスラリを形成し、CO2
処理して製造された溶液の形態で使用するのが好まし
い。
【0006】好ましい具体化の場合、アルカリ b)は
炭酸ナトリウム、水ガラス、リン酸一、二又は三ナトリ
ウム、リン酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム又は特に水
酸化ナトリウムである。さらに好ましい具体化の場合、
調剤のpHは6−12、特に8.5−12である。本発
明に従い使用する染料は特に弱酸性からアルカリ性の範
囲で染色又は印刷に使用する染料、特に直接染料及び中
でも反応染料である。本発明の調剤は、全くあるいは少
なくとも実質的量のヒドロトロープ性物質、例えば特に
尿素、その誘導体、ε−カプロラクタム及びジシアンジ
アミドなどを含まないことが好ましい。
【0007】水性染料調剤は、セルロース繊維、その誘
導体、再生セルロース及び合成繊維との配合物の染色及
び印刷に適していることが好ましい。
【0008】さらに本発明は、弱酸性、中性又はアルカ
リ性範囲の染色に使用する染料を用いた基質の染色及び
印刷の方法において、染料を本発明の調剤中で使用する
ことを特徴とする方法に関する。
【0009】さらに本発明は、反応染料を用いた長液か
らの染色法において、染料の添加前に本発明に従い使用
するリチウム化合物を使用する液に加え、その後通常の
方法で染料塩(例えば塩かナトリウム、又は硫酸ナトリ
ウム)を加え、続いて基本的に通常の濃度の染料、及び
染色のpHを調整するためのアルカリを加える。
【0010】この染色法は下記の線図で示すことができ
る:
【0011】
【表1】
【0012】さらに本発明のリチウム化合物は別とし
て、以下をこれまでの通常の方法で使用することができ
る。例えば
【0013】
【表2】 実行の場合に通常用いられる染色液及び印刷ペースト中
のリチウム化合物の溶液は、尿素が存在しない場合又は
尿素の使用量が非常に少ない場合に、反応染料に対して
強い溶解度増進効果を持つことがわかった。さらにリチ
ウム化合物の溶液に水酸化ナトリウム溶液を加えること
により、固着アルカリ混合物を調製することができ、そ
れが尿素の使用ばかりでなく通常の量のアルカリの使用
を省略して少量の混合物を用いて高い固着収率を得るこ
とを可能にすることが見いだされた。そのようにして得
られる染色の外観は、さらに核形成阻害剤の添加により
改良することができる。この添加は、例えばLi2CO3
/NaOH混合物の沈澱を防ぐために好ましい。
【0014】従って本発明の混合物は、少ない割合で核
形成阻害剤及びできる限り分散剤を含むことが好まし
い。
【0015】本文に記載したリチウム化合物と水酸化ナ
トリウムの混合物の使用により、特に結晶化阻害剤と組
み合わせた場合、他の方法の場合に染色液に必要な量の
尿素が存在しなくても染料の溶解度が非常に向上するの
が観察される。
【0016】例えば約200g/l(固体基質)の尿素
及び約20g/lの炭酸ナトリウムの使用量を、3.6
g/lのLiHCO3及び7ml/lのNaOH(30
ボーメ度)の使用により補うことができるという事実は
予想できないことであり、驚くべきことである。
【0017】別の驚くべき事実は、記載の混合物が大量
の尿素の使用を不必要にするばかりでなく、同時に他の
方法の場合に通常使用される量のアルカリと置換し、高
い固着収率を達成することができることである。
【0018】従って得られる利益は、溶解度の限界のた
めにパッド染色法で明るい色から中程度の色でしか使用
することができない反応染料の用途を、記載の混合物の
使用によりさらに広くできることである。同時に有機染
色助剤として使用する尿素の実質的量を減少させること
ができる。さらに本発明に従い使用する液は、他の場合
に通常用いられる固着アルカリを置換することが同様に
可能である。従ってパッド染色液、印刷ペースト及び吸
盡染色液においてリチウム化合物を使用することによ
り、溶解度を増し固着収率を向上させるために他の方法
で必要な有機ヒドロトロープ性化合物の使用を不必要に
する、使用量を実質的に減少させる、又は溶解度−向上
剤が存在しない場合に染料の溶解度を向上させることが
できる。さらに水性染料調剤は、排出法による染色の場
合に他の方法で通常用いられるアルカリの使用を省略す
ることを可能にすることが見いだされた。
【0019】さらに水性染料調剤は、織物印刷において
通常大量に使用される尿素の量を約1/3に減らすこと
を可能にすることが見いだされた。
【0020】水性染料調剤は、染料として特に少なくと
も1個の繊維反応基Zを有する反応染料を含む。
【0021】方法は、式(I)の反応染料を本発明の染
色法で使用することを特徴とする。
【0022】
【化1】
【0023】Dはモノ−又はポリアゾ、金属錯体アゾ、
アンスラキノン、フタロシアニン、ホルマザン、アゾメ
チン、ジオキサジン、フェナジン、スチルベン、トリフ
ェニルメタン、キサンテン、チオキサンテン、ニトロア
リール、ナフトキノン、ピレンキノン又はペリレンテト
ラカーボジイミド系からのスルホ含有染料の基を示す。
【0024】[Z]nはn個の同一又は異なる活性基を
示し、nは1−4である。
【0025】適した繊維−反応基Z、すなわち染色条件
下で繊維のOH又はNH基と反応して共有結合を形成す
る基は、特に5−又は6−員複素芳香環、例えばモノア
ジン、ジアジン又はトリアジン環、特にピリジン、ピリ
ミジン、ピリダジン、ピラジン、チアジン、オキサジン
又は非対称あるいは対称トリアジン環、又は縮合芳香族
炭素環を持つこの種の環系、例えばキノリン、フタラジ
ン、シノリン、キナゾリン、キノキサリン、アクリジ
ン、フェナジン及びフェナントリジン環系に結合した少
なくとも1個の活性置換基を有する基である。
【0026】この種類の特に好ましい染料は、式(I
a):
【0027】
【化2】 D−Z′n (Ia) [式中、Sは、式(I)と同義であり、Z′は、次式
【0028】
【化3】
【0029】の基を示し、ここでWは、
【0030】
【化4】 であり、Xは、ハロゲン、好ましくはCl又はFであ
り、Yは、=N−、=CH−又は=CX−であり、n
は、1又は2、好ましくは1であり、pは、1又は2で
あり、qは、1−3であり、pが2である場合Rは置換
又は非置換低級アルキル、フェニル又はナフチルであ
り、pが1の場合Rは、ハロゲン、低級アルコキシ又は
アルコキシアルコキシ、置換又は非置換フェノキシある
いは−NH2であることができる]の染料である。
【0031】さらに好ましい種類の繊維−反応性染料
は、式(II)
【0032】
【化5】 D′−Z”n (II) [式中、D′は、金属を含まない又は金属−含有アゾ、
ニトロ、ピラゾロン、チオキサントン、オキサジン、ア
ンスラキノン、スチルベン又はフタロシアニン染料の基
であるか、又は1個かそれ以上の水溶化基を有する三環
状アゾ金属錯体染料あるいはオルト−ジスアゾ金属錯体
の基であり、Z”は、少なくとも1個の検出可能なハロ
ゲン原子を有するカルボン酸のアシル基であり、nは、
1又は2である]の染料である。
【0033】この種類の好ましい染料は、式(IIa)
【0034】
【化6】
【0035】[式中、D′及びnは、式(II)と同義
であり、Qは、
【0036】
【化7】 又は であり、ここで置換基R1、R2及びR3の1つ又は2つ
がハロゲン、好ましくはBr及びClであり、他が水素
であり、qが1−3の数である]の染料である。
【0037】反応染料は主にセルロース上に使用し、こ
れは収穫過程から生ずる水溶性カルシウム塩、例えば塩
化カルシウムを実質的量で含む場合がある。
【0038】これまで通常用いられてきた固着アルカ
リ、NaHCO3、NaHCO3/Na2CO3及びNa2
CO3/NaOHを使用した場合、固着条件下でこれら
のカルシウム塩が固着アルカリと水−不溶性炭酸カルシ
ウムを形成する。この炭酸カルシウムは、染色した素材
上でいわゆる“グレーフォグ”として見られることが多
い。本発明の水性染料調剤を使用した場合、このグレー
フォグは見られず、特に少量の核形成阻害剤をさらに使
用すると、“より完全な”、“より落ち着いた”、従っ
てより均一な外観を得ることができる。
【0039】水性染料調剤は、特に以下の領域の用途に
適している: ― 綿、その合成繊維との配合物及び綿の化学的誘導
体、例えばステープルビスコース上への反応染料の化学
的固着。
【0040】― 動物繊維、例えば羊毛及び絹への反応
染料の化学的固着。
【0041】― 冷パッド−バッチ法及び高固着温度で
連続的に行うパッド染色法における上記の素材への反応
染料の固着。
【0042】― 長液からの吸盡法における上記の素材
への反応染料の固着。
【0043】この領域の用途において、他の方法で通常
用いられる実質的量の炭酸ナトリウム(最高40g/
l、これは200mlの炭酸ナトリウム溶液に相当す
る)を、本発明に記載のアルカリ溶液60mlで置換す
ることができる。
【0044】他の固着アルカリの場合に観察される、染
料溶液が個々の成分に分離する傾向を避けることができ
る。
【0045】― 織物印刷における上記の素材への反応
染料の固着。
【0046】
【実施例】下記の染料は、以下の構造を有する:
【0047】
【化8】
【0048】
【化9】
【0049】
【化10】
【0050】染色法 1.半連続及び連続法 a) 冷パッド−バッチ法 使用する反応液を基質に含浸させ、パジングローラーを
通して絞り、巻取り状態で放置することにより染色液の
適用を定義する。
【0051】この巻き取り時間の間に、液組成の関数と
して時間に依存する染料の固着が室温で起こる。
【0052】b) パッド−バッチ法 水性染料調剤の適用は、a)に記載の通りに行う。基質
を巻き取った巻き取りローラーは、決められた湿度及び
温度条件下の閉室内に残す。
【0053】c) 熱固着法 水性染料調剤の適用は、a)に記載の通りに行う。乾燥
装置(熱煙道)で均一な乾燥を行い、染料を熱(例えば
150℃に30−90秒)に当てることにより固着す
る。
【0054】d) 湿り蒸気法 水性染料調剤の適用は、a)に記載の通りに行う。乾燥
装置(熱煙道)で均一な乾燥を行い、染料を蒸熱により
(例えば102℃の飽和蒸気中で30−60秒)固着す
る。
【0055】1a.冷パッド−バッチ法(CPB) 大量の染料を使用する場合、反応染料を適用するには実
質的量の尿素の使用が必要である;これは特に中程度か
ら深い色合いの場合に言える。この尿素の使用量は、実
際の適用の場合の条件下における染料の個々の溶解度に
依存する。
【0056】これまで通常用いられていた方法の場合、
及び本発明の方法の場合の配合
【0057】
【表3】 従来の方法 本発明の方法 尿素 [g/l] 200 0 Na2CO3 [g/l] 20 0 NaOH38oボーメ [ml/l] 0 7 LiHCO3 [g/l] 0 3.6 パジング助剤 [g/l] 2 2 染料 [g/l] 50 50 標準的使用量の他に、以下の染料及び化学品の使用量が
特徴的である:
【0058】
【表4】 a)10g/lの番号1の染料 従来の方法 │本発明の方法 200g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 20g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 b)50g/lの番号2の染料 従来の方法 │本発明の方法 200g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 40g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 c)50g/lの番号3の染料 従来の方法 │本発明の方法 200g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 35g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 d)80g/lの番号4の染料 従来の方法 │本発明の方法 130g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 40g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 e)60g/lの番号5の染料 従来の方法 │本発明の方法 100g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 40g/lの炭酸ナトリウム │8ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 f)80g/lの番号6の染料 従来の方法 │本発明の方法 150g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 40g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 g)80g/lの番号7の染料 従来の方法 │本発明の方法 200g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 40g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 h)60g/lの番号8の染料 従来の方法 │本発明の方法 200g/lの尿素 │50ml/lのLiHCO3溶液 │濃度7.2% 40g/lの炭酸ナトリウム │7ml/lのNaOH38oボーメ 2g/lのパジング助剤 │2g/lのパジング助剤 │2ml/lの核形成阻害剤 パジング助剤は、アルカリ性水相中のエチルヘキシルホ
スフェートに基づく。
【0059】核形成阻害剤は、2−ホスホノブタン−
1,2,4−トリカルボン酸の水溶液である。
【0060】これらの配合を用いて以下の固着収率を得
る:表1 CPB染色:従来の方法(尿素を用いる)をアルカリ混
合液を用いた方法(尿素を用いない)と比較 素材:漂白綿ギャバジン;80%;巻き取り時間24時
【0061】
【表5】 1a.湿り蒸気法
【0062】
【表6】 従来の方法 本発明 a)尿素 [g/l] 150 0 移染阻害剤 [g/l] 10 10 パジング助剤 [g/l] 2 2 Na2CO3 [g/l] 15 0 LiHCO3 [g/l] 0 3.6 NaOH38oボーメ [ml/l] 0 7 b)尿素 [g/l] 150 0 移染阻害剤 [g/l] 10 10 パジング助剤 [g/l] 2 2 NaHCO3 [g/l] 20 0 LiHCO3 [g/l] 0 3.6 NaOH38oボーメ [ml/l] 0 7 核形成阻害剤 [ml/l] 0 2 c)尿素 [g/l] 150 0 移染阻害剤 [g/l] 10 10 パジング助剤 [g/l] 2 2 NaHCO3 [g/l] 10 0 NaHCO3 [g/l] 10 0 LiHCO3 [g/l] 0 3.6 NaOH38oボーメ [ml/l] 0 7 核形成阻害剤 [ml/l] 0 2 これらの標準配合の場合、以下の量の染料の使用が特徴
的である: a)10g/lの番号1の染料 b)50g/lの番号2の染料 c)50g/lの番号3の染料 d)50g/lの番号4の染料 e)50g/lの番号5の染料 f)50g/lの番号6の染料 g)50g/lの番号7の染料 h)50g/lの番号8の染料表2 湿り蒸気染色:従来の方法とアルカリ混合液の比較 素材:漂白綿ギャバジン:液体吸収、約72%;蒸熱時
間:102℃にて90秒(Mathis steame
r)。
【0063】
【表7】
【0064】LiHCO3/NaOH混合物を使用した
場合、調べた反応染料の固着収率は、溶解度−向上及び
固着収率−向上助剤として尿素を使用した場合の通常の
範囲内にある。
【0065】実際に使用した染色液の場合、アルカリの
存在下における適用の間に時々相分離が観察される。
【0066】これまで通常用いられてきた固着アルカリ
Na2CO3の添加後、均一に混合した染料が個々の成分
にいくらか分離することがある。この分離により不均一
な染色が生ずる。
【0067】これまで通常用いられてきた炭酸ナトリウ
ムを本発明の水性染料調剤に置換すると、染料混合物の
分離を避けることができ、その結果染料を用いた時、染
色におけるより良い均染性及び費用の節約が達成でき
る。
【0068】さらにアルカリ混合液の使用により、非常
に優れた外観及び非常に高い固着収率が得られる。
【0069】2.長液からの吸盡染色法 染色する基質を水性染料調剤と接触させ、その間素材は
固定しておく(糸染色)、あるいは循環する(布染め)
ことができる。電解質及びアルカリならびに温度条件を
選ぶことにより、染料の基質による吸収又は基質への固
着が起こる。
【0070】吸盡染色:従来の方法をアルカリ混合液と
比較 素材:漂白綿メリヤス生地:液比1:20:染色温度:
50℃;染色時間:90分 アルカリ混合液: 847部のLiHCO3溶液、濃度7.2% 34部の核形成阻害剤 119部のNaOH38oボーメ
【0071】
【表8】
【0072】3.織物印刷 本発明の水性染料調剤を織物印刷に使用する場合、これ
までの尿素の必要量を約1/3に減少させて同等の固着
収率を得ることができる、表4。
【0073】表4 織物染色:従来の方法をアルカリ混合液を使用し、尿素
の量を減らした方法と比較 素材:漂白綿ネット織物;90℃にて10分間乾燥;1
02℃にて8分間固着
【0074】
【表9】
【0075】LiHCO3溶液の調製 さらに、LiHCO3水溶液は、安定化のために少なく
とも1種類の核形成阻害剤を含む場合、その安定性が驚
くほど向上することが見いだされた。特に適した核形成
阻害剤は、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカル
ボン酸である。安定化LiHCO3溶液の調製を、例と
して下記に記載する:34mlの2−ホスホノブタン−
1,2,4−トリカルボン酸の水溶液を、25℃にて撹
拌しながら10分かけて濃度が7.2%の炭酸水素リチ
ウムの水溶液847mlに加える。その後濃度が44.
1%の水酸化ナトリウム水溶液119mlを、25℃に
て15分かけ、同時に冷却及び撹拌しながら加える。
【0076】従って湿式仕上げにおける、ここに記載の
リチウム塩の利用に関して可能な利用は以下の通りであ
る: I.アルカリ及び核形成阻害剤と共に用いるリチウム塩 1)反応染料を用いた綿への織物印刷 a)これまで使用されてきた尿素の一部の置換 b)これまで使用されてきたアルカリのすべての置換 2)反応染料を用いた綿へのパッド染色 a)高温法における尿素のすべての置換 b)高温法でこれまで使用されてきたアルカリのすべて
の置換 c)半連続法における尿素のすべての置換 d)半連続法におけるアルカリのすべての置換 3)綿への反応の吸盡染色法 a)長液からのすべての方法におけるすべてのアルカリ
の置換。将来は液比がさらに減少するのが好ましい。
【0077】II.アルカリを用いずに核形成阻害剤と
共に用いるリチウム塩 1)反応染料を用いた綿への織物印刷 a)これまで使用されてきた尿素の一部の置換 2)反応染料を用いた綿へのパッド染色 a)高温法における尿素のすべての置換 c)半連続法における尿素のすべての置換 3)綿への反応染料の排出−染色法 a)これまで使用されてきたアルカリ混合液を用いて外
観を改良するための均染染色助剤 b)水酸化ナトリウム溶液の量り込みを用いたLEVA
METERING法における追加の加工助剤としての均
染染色助剤 c)方法を経済的に行うための均染染色助剤 本発明の主たる特徴及び態様は以下の通りである。
【0078】1.染色及び印刷のための水性染料調剤に
おいて、水性調剤1000g当たり: a)1−100、特に2−80gの少なくとも1種類の
水溶性リチウム化合物、 b)0.5−150、特に5−40gのアルカリ、 c)0.1−200、特に1−50gの染料、及び必要
な場合、 d)分散剤、錯体化剤及び核形成阻害剤がその中に存在
することを特徴とする調剤。
【0079】2.第1項に記載の調剤において、リチウ
ム化合物がLiHCO3であり、アルカリ b)が炭酸
ナトリウム、水ガラス、リン酸ナトリウム又は特に水酸
化ナトリウムであることを特徴とする調剤。
【0080】3.第1又は2項の少なくともひとつに記
載の調剤において、pHが6−12であることを特徴と
する調剤。
【0081】4.第1−3項の少なくともひとつに記載
の調剤において、染料がpH6−12の範囲で染色又は
印刷に使用する染料であることを特徴とする調剤。
【0082】5.第1−4項の少なくともひとつに記載
の調剤において、染料が直接染料又は特に反応染料であ
ることを特徴とする調剤。
【0083】6.第1−5項の少なくともひとつに記載
の調剤において、調剤が実質的量のヒドロトロープ性物
質、例えば尿素、その誘導体、ε−カプロラクタム及び
ジシアンジアミドを含まないことを特徴とする調剤。
【0084】7.第1−6項の少なくともひとつに記載
の調剤において、セルロース繊維、その誘導体、再生セ
ルロース及び合成繊維との配合物の染色に適しているこ
とを特徴とする調剤。
【0085】8.アルカリ性範囲における染色に使用さ
れる染料を用いて基質を染色及び印刷する方法におい
て、染料を第1−7項の少なくともひとつに記載の調剤
中で使用することを特徴とする方法。
【0086】9.反応染料を用いた長期液中からの染色
法において、液に染料を加える前に水溶性リチウム塩を
加え、その後染料塩を通常の方法で加え、続いて基本的
に通常用いられる濃度の染料及び染色pHの調節のため
のアルカリを加えることを特徴とする方法。
【0087】10.LiHCO3水溶液において、安定
化のために少なくとも1種類の核形成阻害剤を含むこと
を特徴とする水溶液。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス・ハース ドイツ連邦共和国デー4048グレーフエンブ ロイヒ・イムベント11 (72)発明者 マンフレート・ホボーム シンガポール2260オフジヤランブロー・ペ ンジユルレインナンバー4・ジユロングタ ウン(番地なし)・バイエル・シンガポー ル・ピーテイイー・リミテツド内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染色及び印刷のための水性染料調剤にお
    いて、水性調剤1000g当たり: a)1−100、特に2−80gの少なくとも1種類の
    水溶性リチウム化合物、 b)0.5−150、特に5−40gのアルカリ、 c)0.1−200、特に1−50gの染料、及び必要
    な場合、 d)分散剤、錯体化剤及び核形成阻害剤がその中に存在
    することを特徴とする調剤。
  2. 【請求項2】 アルカリ性範囲における染色に使用され
    る染料を用いて基質を染色及び印刷する方法において、
    染料を請求項1に記載の調剤中で使用することを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 LiHCO3水溶液において、安定化の
    ために少なくとも1種類の核形成阻害剤を含むことを特
    徴とする水溶液。
JP4129744A 1991-05-01 1992-04-24 水性染料調剤 Pending JPH05209137A (ja)

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