JPH0619046B2 - ジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組成物 - Google Patents
ジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組成物Info
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- JPH0619046B2 JPH0619046B2 JP60273344A JP27334485A JPH0619046B2 JP H0619046 B2 JPH0619046 B2 JP H0619046B2 JP 60273344 A JP60273344 A JP 60273344A JP 27334485 A JP27334485 A JP 27334485A JP H0619046 B2 JPH0619046 B2 JP H0619046B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (a) 発明の目的 (イ) 産業上の利用分野 本発明は新規なセルロース系繊維および含窒素繊維等の
染料として使用されるジスアゾ化合物およびそれを用い
た染料組成物に関するものである。
染料として使用されるジスアゾ化合物およびそれを用い
た染料組成物に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、セルロース繊維を染色する場合には、反応性染料
を使用し、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナト
リウム等の酸結合剤および塩化ナトリウム、硫酸ナトリ
ウム等の電解質の存在下にpH10以上で、温度100℃以下
の条件下で行う方法が採用されている。
を使用し、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナト
リウム等の酸結合剤および塩化ナトリウム、硫酸ナトリ
ウム等の電解質の存在下にpH10以上で、温度100℃以下
の条件下で行う方法が採用されている。
ところが、近年セルロース繊維とその他の繊維、特にポ
リエステル繊維との混紡布等の需要が増大し、この様な
セルロース/ポリエステル混合繊維(以下単にC/P繊維
と記すことがある。)を染色するためには、セルロース
繊維に対する染料および染色条件とポリエステル繊維に
対する染料および染色条件とをそれぞれ適用する必要が
あった。それはポリエステル繊維を染料するための染料
および染色条件がセルロース繊維に対するそれと大きく
相違するからであった。すなわちポリエステル繊維を染
色するためには、分散染料を使用し、温度約130℃で染
色する必要があったためである。
リエステル繊維との混紡布等の需要が増大し、この様な
セルロース/ポリエステル混合繊維(以下単にC/P繊維
と記すことがある。)を染色するためには、セルロース
繊維に対する染料および染色条件とポリエステル繊維に
対する染料および染色条件とをそれぞれ適用する必要が
あった。それはポリエステル繊維を染料するための染料
および染色条件がセルロース繊維に対するそれと大きく
相違するからであった。すなわちポリエステル繊維を染
色するためには、分散染料を使用し、温度約130℃で染
色する必要があったためである。
たとえば、上記C/P繊維を同一の工程で染色するとすれ
ば、反応性染料と分散染料との組合せで二つの異なる染
料を使用し染色を行わせることとなり、これにはいくつ
かの問題があった。すなわち、反応性染料をセルロース
繊維側に充分染着させるためには酸結合剤によりpHを10
以上とすることが必要となるが、酸結合剤の存在は分散
染料の分解を促進し、そのため分散染料のポリエステル
繊維への染着が不充分となる。一方、分散染料をポリエ
ステル繊維側に染着させるためには高温条件(通常130
℃)を必要とするが、上記のような高pH下においては高
温により反応性染料の加水分解を促進し、セルロース繊
維への染着が著しく阻害されることとなる。したがって
この様なC/P繊維を染色する場合には、セルロースまた
はポリエステルの一方の繊維を染色した後、別浴により
他の一方の繊維を染色する二浴法が一般的に行われるこ
ととなるのである。
ば、反応性染料と分散染料との組合せで二つの異なる染
料を使用し染色を行わせることとなり、これにはいくつ
かの問題があった。すなわち、反応性染料をセルロース
繊維側に充分染着させるためには酸結合剤によりpHを10
以上とすることが必要となるが、酸結合剤の存在は分散
染料の分解を促進し、そのため分散染料のポリエステル
繊維への染着が不充分となる。一方、分散染料をポリエ
ステル繊維側に染着させるためには高温条件(通常130
℃)を必要とするが、上記のような高pH下においては高
温により反応性染料の加水分解を促進し、セルロース繊
維への染着が著しく阻害されることとなる。したがって
この様なC/P繊維を染色する場合には、セルロースまた
はポリエステルの一方の繊維を染色した後、別浴により
他の一方の繊維を染色する二浴法が一般的に行われるこ
ととなるのである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、分散染料によりポリエステル繊維を染色する
際のpHおよびその他の染色条件下で、セルロース繊維を
染色することができるジスアゾ化合物およびそれを含有
する染料組成物を提供しようとするものである。
際のpHおよびその他の染色条件下で、セルロース繊維を
染色することができるジスアゾ化合物およびそれを含有
する染料組成物を提供しようとするものである。
(b) 発明の構成 (イ)問題点を解決するための手段 前記の問題点は、特定の分子構造を有する本発明のジス
アゾ化合物により解決することができたのである。すな
わち、本発明は一般式〔I〕 〔式中、Mは水素原子またはアルカリ金属を表わし、D
zはベンゼンまたはナフタリン系のジアゾ成分残基を表
わし、R1は水素原子または低級アルキル基を表わし、
R2は水素原子または置換されていてもよい低級アルキ
ル基を表わし、Aは芳香族または脂肪族の二価の残基を
表わし、R2が水素原子の場合にはXは置換基を有して
いてもよいナフチレン基を、R2が置換されていてもよ
い低級アルキル基の場合にはXは置換基を有していても
よいフェニレン基またはナフチレン基を表わし、Yは-S
O2CH=CH2基または-SO2C2H4W基(ここでWはアルカリの
作用によって脱離する基を表わす。)を表わし、mは0
または1を表わす。〕 で示されるジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組
成物に関するものである。
アゾ化合物により解決することができたのである。すな
わち、本発明は一般式〔I〕 〔式中、Mは水素原子またはアルカリ金属を表わし、D
zはベンゼンまたはナフタリン系のジアゾ成分残基を表
わし、R1は水素原子または低級アルキル基を表わし、
R2は水素原子または置換されていてもよい低級アルキ
ル基を表わし、Aは芳香族または脂肪族の二価の残基を
表わし、R2が水素原子の場合にはXは置換基を有して
いてもよいナフチレン基を、R2が置換されていてもよ
い低級アルキル基の場合にはXは置換基を有していても
よいフェニレン基またはナフチレン基を表わし、Yは-S
O2CH=CH2基または-SO2C2H4W基(ここでWはアルカリの
作用によって脱離する基を表わす。)を表わし、mは0
または1を表わす。〕 で示されるジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組
成物に関するものである。
本発明の一般式〔I〕で表わされるジスアゾ化合物にお
いて、Mで表わされるアルカリ金属としては、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム等が挙げられ、Dzで表わさ
れるジアゾ成分残基としては、スルホン酸基、カルボン
酸基、C1〜C4の低級アルキル基、低級アルコキシ基、
塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子等で置換されたフ
ェニル基またはナフチル基が挙げられる。
いて、Mで表わされるアルカリ金属としては、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム等が挙げられ、Dzで表わさ
れるジアゾ成分残基としては、スルホン酸基、カルボン
酸基、C1〜C4の低級アルキル基、低級アルコキシ基、
塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子等で置換されたフ
ェニル基またはナフチル基が挙げられる。
R1およびR2で表わされる低級アルキル基としてはC1
〜C4のアルキル基があげられる。
〜C4のアルキル基があげられる。
またR2の置換基としてはシアノ基、ヒドロキシル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、低級アルキルカルボ
キシ基が挙げられる。
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、低級アルキルカルボ
キシ基が挙げられる。
Aで表わされる二価の残基としては、エチンレン基、1,
3-プロピレン基、1, 4-ブチレン基、ヘキサメチレン基
等の脂肪族基またはメチル基、メトキシ基、カルボキシ
ル基、スルホン酸基、塩素原子等で置換されまたは置換
されていないフェニレン基、ナフチレン基等の芳香族基
が挙げられる。
3-プロピレン基、1, 4-ブチレン基、ヘキサメチレン基
等の脂肪族基またはメチル基、メトキシ基、カルボキシ
ル基、スルホン酸基、塩素原子等で置換されまたは置換
されていないフェニレン基、ナフチレン基等の芳香族基
が挙げられる。
Xは特に好ましくはメチル基、エチル基等の低級アルキ
ル基、メトキシ基、エトキシ基等の低級アルコキシ基、
塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、スルホン酸基等
の群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されて
いてもよいフェニレン基又はナフチレン基が挙げられ
る。
ル基、メトキシ基、エトキシ基等の低級アルコキシ基、
塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、スルホン酸基等
の群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されて
いてもよいフェニレン基又はナフチレン基が挙げられ
る。
で表わされる具体例としては 等が挙げられる。
Wで表わされるアルカリの作用によって脱離する基とし
ては硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、リン酸エス
テル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子等が挙げられ
る。
ては硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、リン酸エス
テル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子等が挙げられ
る。
前示一般式〔I〕で表わされるジスアゾ化合物は次のよ
うにして製造することができる。
うにして製造することができる。
たとえば一般式〔II〕 (式中、M,Dz,R1,mは前記定義に同じ)で示され
る色素2モル割合と下記式〔III〕 H2N-A-NH2……〔III〕 (式中、Aは前記定義に同じ)で示される化合物1モル
割合を縮合させて下記式〔IV〕 (式中、M,Dz,R1,mは前記定義に同じ)で示され
るジスアゾ体とする。
る色素2モル割合と下記式〔III〕 H2N-A-NH2……〔III〕 (式中、Aは前記定義に同じ)で示される化合物1モル
割合を縮合させて下記式〔IV〕 (式中、M,Dz,R1,mは前記定義に同じ)で示され
るジスアゾ体とする。
次いで該一般式〔IV〕で示されるジアスアゾ体に下記一
般式〔V〕 (式中R2,XおよびYは前記定義に同じ)で示される
化合物1モル割合を90℃で縮合させることにより前示一
般式〔I〕のジスアゾ化合物を製造することができる。
般式〔V〕 (式中R2,XおよびYは前記定義に同じ)で示される
化合物1モル割合を90℃で縮合させることにより前示一
般式〔I〕のジスアゾ化合物を製造することができる。
このようにして製造された本発明のジスアゾ化合物は、
前記した如く、分散染料でポリエステル繊維を染色する
際のpHおよびその他の染色条件で、セルロース繊維を染
色することができる染料として使用することができる。
前記した如く、分散染料でポリエステル繊維を染色する
際のpHおよびその他の染色条件で、セルロース繊維を染
色することができる染料として使用することができる。
本発明のジスアゾ化合物で染色し得る繊維としては木
綿、ビスコースレーヨン、キュプラアンモニウムレーヨ
ン、麻などのセルロース系繊維を挙げることができる。
更にポリアミド、羊毛、絹等の含窒素繊維の染色にも適
用できる。またセルロース系繊維を含有するポリエステ
ル、トリアセテート、ポリアクリロニトリル、ポリアミ
ド、羊毛、絹などの混合繊維中の該セルロース系繊維は
もちろん良好に染色することができる。
綿、ビスコースレーヨン、キュプラアンモニウムレーヨ
ン、麻などのセルロース系繊維を挙げることができる。
更にポリアミド、羊毛、絹等の含窒素繊維の染色にも適
用できる。またセルロース系繊維を含有するポリエステ
ル、トリアセテート、ポリアクリロニトリル、ポリアミ
ド、羊毛、絹などの混合繊維中の該セルロース系繊維は
もちろん良好に染色することができる。
本発明のジスアゾ化合物を使用する繊維の染色方法にお
いては、セルロース系以外の繊維を染色するに必要な染
料、例えばColour Index(第3版)に記載されている分
散染料などを同時に染浴に加えて染色することができ
る。
いては、セルロース系以外の繊維を染色するに必要な染
料、例えばColour Index(第3版)に記載されている分
散染料などを同時に染浴に加えて染色することができ
る。
本発明のジスアゾ化合物を使用してセルロース系繊維、
含窒素繊維等を染色する場合には、たとえば上記一般式
〔I〕で示されるジスアゾ化合物を0.01〜50g/程度、
および染色中に染浴をpH5〜10に保持するに必要な緩衝
剤(たとえば炭酸、リン酸、酢酸、クエン酸、ホウ酸等
の酸とそれらの酸のナトリウム塩またはカリウム塩の単
一または混合物)を通常0.5〜5.0g/程度、そして必要
に応じて電解質(塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリウム
等)を通常1〜150g/好ましくは40〜80g/程度を加
えた染浴を調製し、この染浴にセルロース系繊維、含窒
素繊維を投入し、温度100〜150℃で30〜50分間加熱する
ことによって良好な染色を行うことができる。
含窒素繊維等を染色する場合には、たとえば上記一般式
〔I〕で示されるジスアゾ化合物を0.01〜50g/程度、
および染色中に染浴をpH5〜10に保持するに必要な緩衝
剤(たとえば炭酸、リン酸、酢酸、クエン酸、ホウ酸等
の酸とそれらの酸のナトリウム塩またはカリウム塩の単
一または混合物)を通常0.5〜5.0g/程度、そして必要
に応じて電解質(塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリウム
等)を通常1〜150g/好ましくは40〜80g/程度を加
えた染浴を調製し、この染浴にセルロース系繊維、含窒
素繊維を投入し、温度100〜150℃で30〜50分間加熱する
ことによって良好な染色を行うことができる。
また、セルロース系繊維に他の繊維たとえばポリエステ
ル繊維を混合して製造されている混紡布、混織編物等を
染色するためには、上記組成において、更に上記Colour
Index所載の分散染料を0.01〜50g/程度、界面活性剤
(例えば、スルホコハク酸系等のアニオン界面活性剤、
ノニルフェノール系のノニオン界面活性剤等)を0.5〜
3g/程度等を加えて染浴を調製することにより、セル
ロース系繊維とポリエステル繊維とを一浴一段法により
同時に染色することができる。
ル繊維を混合して製造されている混紡布、混織編物等を
染色するためには、上記組成において、更に上記Colour
Index所載の分散染料を0.01〜50g/程度、界面活性剤
(例えば、スルホコハク酸系等のアニオン界面活性剤、
ノニルフェノール系のノニオン界面活性剤等)を0.5〜
3g/程度等を加えて染浴を調製することにより、セル
ロース系繊維とポリエステル繊維とを一浴一段法により
同時に染色することができる。
また、上記のような混紡布、混織編物等を染色する場合
に、従来採用されているようにどちらか一方の繊維を染
色した後に、同浴で他方の繊維を染色する一浴二段法を
適用してもよく、さらには、本発明のジスアゾ化合物に
よる染色法とセルロース系繊維以外の繊維に対する染色
法とを組合せて、別々の浴からセルロース系繊維とその
他の繊維とを染色する二浴法を採用することも可能であ
る。
に、従来採用されているようにどちらか一方の繊維を染
色した後に、同浴で他方の繊維を染色する一浴二段法を
適用してもよく、さらには、本発明のジスアゾ化合物に
よる染色法とセルロース系繊維以外の繊維に対する染色
法とを組合せて、別々の浴からセルロース系繊維とその
他の繊維とを染色する二浴法を採用することも可能であ
る。
したがって本発明の上記ジスアゾ化合物を染料として含
有する染料組成物は、上記染料成分以外に、染料に必要
な他の成分、例えば媒質としての水、上記した如き緩衝
剤、電解質、界面活性剤等の染色助剤を含有するもので
ある。また必要に応じ他の染料、例えばColour Index所
載の分散染料等を加えることもできる。
有する染料組成物は、上記染料成分以外に、染料に必要
な他の成分、例えば媒質としての水、上記した如き緩衝
剤、電解質、界面活性剤等の染色助剤を含有するもので
ある。また必要に応じ他の染料、例えばColour Index所
載の分散染料等を加えることもできる。
本発明の染料組成物は染料にそのまま使用できるもので
もよいし、また染色時に水に溶解して使用できるような
濃厚な液状またはペースト状のものでもよい。そのまま
染色に使用できる組成物の場合は、前述した如く、一般
式〔I〕で示されるジスアゾ化合物を0.01〜50g/程度
含有し、緩衝剤を0.5〜5.0g/、電解質を1〜150g/
程度含有する水溶液が一般的である。濃厚液またはペー
ストの場合は、上記ジスアゾ化合物を200g/程度まで
含有することができる。
もよいし、また染色時に水に溶解して使用できるような
濃厚な液状またはペースト状のものでもよい。そのまま
染色に使用できる組成物の場合は、前述した如く、一般
式〔I〕で示されるジスアゾ化合物を0.01〜50g/程度
含有し、緩衝剤を0.5〜5.0g/、電解質を1〜150g/
程度含有する水溶液が一般的である。濃厚液またはペー
ストの場合は、上記ジスアゾ化合物を200g/程度まで
含有することができる。
(ロ) 実施例等 以下、本発明を実施例をあげて、さらに具体的に説明す
るが、本発明は、以下の実施例等に限定されるものでは
ない。
るが、本発明は、以下の実施例等に限定されるものでは
ない。
実施例1 下式 で表わされるモノアゾ色素2モル割合とp-フェニレンジ
アミン1モル割合を水媒中、30〜40℃で縮合させ下式 で表わされるジスアゾ体を製造し、該反応液中に3-(β
−ヒドロキシエチル)スルホニルN−メチルアニリン硫
酸エステル2モル割合を加え、90℃で縮合させた後塩化
カリウムで塩析して下記構造式(遊離酸の形で示す)お
よび可視光吸収による分析値を有するジスアゾ化合物を
得た。
アミン1モル割合を水媒中、30〜40℃で縮合させ下式 で表わされるジスアゾ体を製造し、該反応液中に3-(β
−ヒドロキシエチル)スルホニルN−メチルアニリン硫
酸エステル2モル割合を加え、90℃で縮合させた後塩化
カリウムで塩析して下記構造式(遊離酸の形で示す)お
よび可視光吸収による分析値を有するジスアゾ化合物を
得た。
次いで、上記ジスアゾ化合物 0.2g、芒硝16g、緩衝剤
としてNa2HPO412H2O 0.4gおよびKH2PO4 0.1gを水200m
lに加えてpH=7に調製した染浴に未シルケット綿メリ
ヤス10gを入れ、30分を要して120℃迄昇温し、同温度
で60分間染色した後、水洗、ソーピング、水洗、乾燥を
行い、橙色の染色物を得た。本染料の染着度は非常に良
好で得られた染色物は極めて濃厚な橙色であり、耐光堅
牢度、耐塩素堅牢度および耐汗−日光堅牢度はいずれも
良好であった。
としてNa2HPO412H2O 0.4gおよびKH2PO4 0.1gを水200m
lに加えてpH=7に調製した染浴に未シルケット綿メリ
ヤス10gを入れ、30分を要して120℃迄昇温し、同温度
で60分間染色した後、水洗、ソーピング、水洗、乾燥を
行い、橙色の染色物を得た。本染料の染着度は非常に良
好で得られた染色物は極めて濃厚な橙色であり、耐光堅
牢度、耐塩素堅牢度および耐汗−日光堅牢度はいずれも
良好であった。
実施例2 実施例1において未シルケット綿メリヤス10gをウール
モスリン10gに変更した以外は実施例1に従って染色し
た。
モスリン10gに変更した以外は実施例1に従って染色し
た。
その結果、ウールモスリンは極めて濃厚に橙色に染着さ
れていた。
れていた。
実施例3 下式 で表わされるモノアゾ色素2モル割合とエチレンジアミ
ン1モル割合を水媒中、30〜40℃で縮合させ下式 で表わされるジスアゾ体を製造し、該反応液中に3−
(β−ヒドロキシエチル)スルホニルN−エチルアニリ
ン硫酸エステル2モル割合を加え90℃で縮合させた後ス
プレー乾燥して下記の構造式(遊離酸の形で示す)およ
び可視光吸収による分析値を有するジスアゾ化合物を得
た。
ン1モル割合を水媒中、30〜40℃で縮合させ下式 で表わされるジスアゾ体を製造し、該反応液中に3−
(β−ヒドロキシエチル)スルホニルN−エチルアニリ
ン硫酸エステル2モル割合を加え90℃で縮合させた後ス
プレー乾燥して下記の構造式(遊離酸の形で示す)およ
び可視光吸収による分析値を有するジスアゾ化合物を得
た。
次いで上記ジスアゾ化合物0.2g、芒硝16g、緩衝剤と
してNa2HPO412H2O 0.5gおよびKH2PO4 0.02gを水200ml
に加えて調製した染浴に未シルケット綿メリヤス10gを
入れ、30分を要して130℃迄昇温し、同温度で30分間染
色した後、水洗、ソーピング、水洗、乾燥を行い緋色の
染色物を得た。本染色浴は染色前、後を通じてpH8であ
った。得られた染色物は極めて濃厚で耐光堅牢度、耐塩
素堅牢度、耐汗−日光堅牢度はいずれも良好であった。
してNa2HPO412H2O 0.5gおよびKH2PO4 0.02gを水200ml
に加えて調製した染浴に未シルケット綿メリヤス10gを
入れ、30分を要して130℃迄昇温し、同温度で30分間染
色した後、水洗、ソーピング、水洗、乾燥を行い緋色の
染色物を得た。本染色浴は染色前、後を通じてpH8であ
った。得られた染色物は極めて濃厚で耐光堅牢度、耐塩
素堅牢度、耐汗−日光堅牢度はいずれも良好であった。
実施例4 遊離酸の形で下記構造式 で示されるジスアゾ化合物0.2g、下記構造式 で示されるアントラキノン染料0.2g、芒昇12g、緩衝
剤としてNa2HPO412H2O 0.4gおよびKH2PO4 0.1gを水20
0mlに加えて調製した染浴にポリエステル/木綿=50:5
0の混紡布10gを入れ、30分を要して130℃迄昇温し、同
温度で60分間染色した後、水洗、ソーピング、水洗、乾
燥を行い同色性良好な赤色の染色物を得た。本染色浴は
染色の前、後においてpH8であった。また染着性は非常
に良好で得られた染色物は極めて濃厚であり耐光堅牢
度、耐塩素堅牢度および耐汗−日光堅牢度はいずれも良
好であった。
剤としてNa2HPO412H2O 0.4gおよびKH2PO4 0.1gを水20
0mlに加えて調製した染浴にポリエステル/木綿=50:5
0の混紡布10gを入れ、30分を要して130℃迄昇温し、同
温度で60分間染色した後、水洗、ソーピング、水洗、乾
燥を行い同色性良好な赤色の染色物を得た。本染色浴は
染色の前、後においてpH8であった。また染着性は非常
に良好で得られた染色物は極めて濃厚であり耐光堅牢
度、耐塩素堅牢度および耐汗−日光堅牢度はいずれも良
好であった。
なお、本実施例で使用したジスアゾ化合物は実施例1に
準じて製造した。
準じて製造した。
実施例5〜24 実施例1に記載の方法に準じた方法で前記一般式〔I〕
で表わされる下記の第1表に記載の種々のジスアゾ化合
物(遊離酸の形で示す)を製造した。それらの得られた
各化合物の分析値および綿布を染色した結果は第1表に
示すとおりであった。
で表わされる下記の第1表に記載の種々のジスアゾ化合
物(遊離酸の形で示す)を製造した。それらの得られた
各化合物の分析値および綿布を染色した結果は第1表に
示すとおりであった。
実施例25 下記成分を配合して濃厚な染料組成物を得た。
実施例1のジスアゾ化合物 10g Na2HPO412H2O 10g KH2PO4 3g 水 200ml 上記組成物は使用時に水10,000mlに希釈することによっ
て染浴を調製することができる。
て染浴を調製することができる。
実施例26 下記成分を配合して濃厚な染料組成物を得た。
実施例3のジスアゾ化合物 1g Na2HPO412H2O 2.5g KH2PO4 0.1g 芒 硝 25g 水 200ml 上記組成物は使用時に水 800mlに希釈することによって
染浴を調製することができる。
染浴を調製することができる。
(c) 発明の効果 以上説明し、かつ実施例で示したように、本発明は新規
なジスアゾ化合物を提供し、かつそれを染料として使用
することによって、分散染料によりポリエステル繊維を
染色する際のpHおよびその他の染色条件下でもセルロー
ス繊維を良好に染色することができ、したがってセルロ
ース/ポリエステル混合繊維を染色する場合でも従来の
ように別浴にする必要がないという効果を有する。
なジスアゾ化合物を提供し、かつそれを染料として使用
することによって、分散染料によりポリエステル繊維を
染色する際のpHおよびその他の染色条件下でもセルロー
ス繊維を良好に染色することができ、したがってセルロ
ース/ポリエステル混合繊維を染色する場合でも従来の
ように別浴にする必要がないという効果を有する。
Claims (17)
- 【請求項1】一般式〔I〕 〔式中、Mは水素原子またはアルカリ金属を表わし、D
zはベンゼンまたはナフタリン系のジアゾ成分残基を表
わし、R1は水素原子または低級アルキル基を表わし、
R2は水素原子または置換されていてもよい低級アルキ
ル基を表わし、Aは芳香族または脂肪族の二価の残基を
表わし、R2が水素原子の場合にはXは置換基を有して
いてもよいナフチレン基を、R2が置換されていてもよ
い低級アルキル基の場合にはXは換基を有していてもよ
いフェニレン基またはナフチレン基を表わし、Yは-SO2
CH=CH2基または-SO2C2H4W基(ここでWはアルカリの作
用によって脱離する基を表わす。)を表わし、mは0ま
たは1を表わす。〕 で示されるジスアゾ化合物。 - 【請求項2】Dzはスルホン酸基、カルボン酸基、C
1〜4の低級アルキル基、C1〜4 の低級アルコキシ基も
しくはハロゲン原子で置換されたフェニル基またはナフ
チル基である特許請求の範囲第1項記載のジスアゾ化合
物。 - 【請求項3】R2は低級アルキル基またはシアノ基、ヒ
ドロキシル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子もしく
は低級アルキルカルボキシル基で置換された低級アルキ
ル基である特許請求の範囲第1項記載のジスアゾ化合
物。 - 【請求項4】Xはフェニレン基、ナフチレン基または低
級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子もしく
はスルホン酸基で置換されたフェニレン基、ナフチレン
基である特許請求の範囲第3項記載のジスアゾ化合物。 - 【請求項5】R2が水素原子であり、かつXがナフチレ
ン基または低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲ
ン原子もしくはスルホン酸基で置換されたナフチレン基
である特許請求の範囲第1項記載のジスアゾ化合物。 - 【請求項6】Wは硫酸エステル基、チオ硫酸エステル
基、リン酸エステル基、酢酸エステル基またはハロゲン
原子である特許請求の範囲第1項記載のジスアゾ化合
物。 - 【請求項7】Aはエチレン基、1, 3-プロピレン基、
1, 4-ブチレン基、ヘキサメチレン基、フェニレン基、
ナフチレン基またはメチル基、メトキシ基、カルボキシ
ル基、スルホン酸基もしくは塩素原子で置換されたフェ
ニレン基、ナフチレン基である特許請求の範囲第1項記
載のジスアゾ化合物。 - 【請求項8】下記一般式〔I〕 〔式中、Mは水素原子またはアルカリ金属を表わし、D
zはベンゼンまたはナフタリン系のジアゾ成分残基を表
わし、R1は水素原子または低級アルキル基を表わし、
R2は水素原子または置換されていてもよい低級アルキ
ル基を表わし、Aは芳香族または脂肪族の二価の残基を
表わし、R2が水素原子の場合にはXは置換基を有して
いてもよいナフチレン基を、R2が置換されていてもよ
い低級アルキル基の場合にはXは置換基を有していても
よいフェニレン基またはナフチレン基を表わし、Yは-S
O2CH=CH2基または-SO2C2H4W基(ここでWはアルカリの
作用によって脱離する基を表わす。)を表わし、mは0
または1を表わす。〕 で示されるジスアゾ化合物を含有することを特徴とする
染料組成物。 - 【請求項9】Dzはスルホン酸基、カルボン酸基、C
1〜4の低級アルキル基、C1〜4の低級アルコキシ基
もしくはハロゲン原子で置換されたフェニル基またはナ
フチル基である特許請求の範囲第8項記載の染料組成
物。 - 【請求項10】R2は低級アルキル基またはシアノ基、
ヒドロキシル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子もし
くは低級アルキルカルボキシル基で置換された低級アル
キル基である特許請求の範囲第8項記載の染料組成物。 - 【請求項11】Xはフェニレン基、ナフチレン基または
低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子もし
くはスルホン酸基で置換されたフェニレン基、ナフチレ
ン基である特許請求の範囲第10項記載の染料組成物。 - 【請求項12】R2が水素原子でXがナフチレン基また
は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子も
しくはスルホン酸基で置換されたナフチレン基である特
許請求の範囲第8項記載の染料組成物。 - 【請求項13】Wは硫酸エステル基、チオ硫酸エステル
基、リン酸エステル基、酢酸エステル基またはハロゲン
原子である特許請求の範囲第8項記載の染料組成物。 - 【請求項14】染料組成物は水および染色助剤を含有す
る組成物である特許請求の範囲第8項記載の染料組成
物。 - 【請求項15】染色助剤は緩衝剤、電解質および界面活
性剤である特許請求の範囲第14項記載の染料組成物。 - 【請求項16】緩衝剤は炭酸、リン酸、酢酸、クエン
酸、ホウ酸またはこれらの塩である特許請求の範囲第15
項記載の染料組成物。 - 【請求項17】電解質は塩化ナトリウムまたは硫酸ナト
リウムである特許請求の範囲第15項記載の染料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60273344A JPH0619046B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | ジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60273344A JPH0619046B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | ジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132968A JPS62132968A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0619046B2 true JPH0619046B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17526587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60273344A Expired - Lifetime JPH0619046B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | ジスアゾ化合物およびそれを含有する染料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619046B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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| TW330957B (en) * | 1995-06-22 | 1998-05-01 | Daistar Japan Kk | Method of dyeing a blended fiber containing cellulose fibers and polyester fibers |
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-
1985
- 1985-12-06 JP JP60273344A patent/JPH0619046B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132968A (ja) | 1987-06-16 |
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