JPH05212497A - 鋳型平面度の改善方法 - Google Patents
鋳型平面度の改善方法Info
- Publication number
- JPH05212497A JPH05212497A JP2144592A JP2144592A JPH05212497A JP H05212497 A JPH05212497 A JP H05212497A JP 2144592 A JP2144592 A JP 2144592A JP 2144592 A JP2144592 A JP 2144592A JP H05212497 A JPH05212497 A JP H05212497A
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- molding
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims abstract description 20
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Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳型のキャビティの隅角部の型こわれや鋳ば
りの発生を防止して鋳仕上作業工数を低減し、鋳造歩留
まりを向上させて原価を低減せしめるため鋳型の見切面
の平面度を向上させる。 【構成】 鋳枠4の端部にt=0.5〜3mm、h=1
0〜40mmの凹部3を形成し、この凹部3を形成した
端部を模型定盤2の上面に当接して載置した後、鋳物砂
5を充填し型締め等の造型を行う。
りの発生を防止して鋳仕上作業工数を低減し、鋳造歩留
まりを向上させて原価を低減せしめるため鋳型の見切面
の平面度を向上させる。 【構成】 鋳枠4の端部にt=0.5〜3mm、h=1
0〜40mmの凹部3を形成し、この凹部3を形成した
端部を模型定盤2の上面に当接して載置した後、鋳物砂
5を充填し型締め等の造型を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型を型合わせする面
(見切面)の平面度を改善する方法に関するものであ
る。
(見切面)の平面度を改善する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋳造用の鋳型は、従来より、上型造型用
模型または下型造型用模型のいずれかを配設した模型定
盤を造型機のテーブル上に取り付け、模型定盤上に鋳枠
を載置してこの鋳枠内に鋳物砂を投入した後、前記造型
機のスクイズヘッドにより鋳物砂を圧縮して型締めを行
ないその後模型を抜き取る型抜きをして、上型と下型と
の造型をそれぞれ行なった後見切面を上に向けて定置し
た下型に、見切面を下に向けて上型を被せる型合わせを
行なって製造している。
模型または下型造型用模型のいずれかを配設した模型定
盤を造型機のテーブル上に取り付け、模型定盤上に鋳枠
を載置してこの鋳枠内に鋳物砂を投入した後、前記造型
機のスクイズヘッドにより鋳物砂を圧縮して型締めを行
ないその後模型を抜き取る型抜きをして、上型と下型と
の造型をそれぞれ行なった後見切面を上に向けて定置し
た下型に、見切面を下に向けて上型を被せる型合わせを
行なって製造している。
【0003】しかしながら、模型定盤、鋳枠等の器材の
剛性不足などのほかに型締めにより圧縮された鋳物砂の
スプリングバックに起因して造型後の上型および下型の
見切面の平面度は良好でなく、通常は中央部が周辺部に
くらべて0.5〜1.2mm程度の中高になる。このよ
うに見切面の平面度が良好でなく、例えば凸面になった
上型と下型とを型合わせすると、図3に示すように上型
6と下型7とにより形成されたキャビティ8の見切面上
の外周のうち、型合わせにより当たり(上型6と下型7
との圧着力)の強い部分8aの上型6の隅角部6aまた
は下型7の隅角部7aあるいは両方の隅角部6a、7a
に型こわれが発生する。
剛性不足などのほかに型締めにより圧縮された鋳物砂の
スプリングバックに起因して造型後の上型および下型の
見切面の平面度は良好でなく、通常は中央部が周辺部に
くらべて0.5〜1.2mm程度の中高になる。このよ
うに見切面の平面度が良好でなく、例えば凸面になった
上型と下型とを型合わせすると、図3に示すように上型
6と下型7とにより形成されたキャビティ8の見切面上
の外周のうち、型合わせにより当たり(上型6と下型7
との圧着力)の強い部分8aの上型6の隅角部6aまた
は下型7の隅角部7aあるいは両方の隅角部6a、7a
に型こわれが発生する。
【0004】この型こわれの発生した鋳型のキャビティ
8内に注湯すると、この部分に鋳ばりが発生し、この鋳
ばりの研削除去等の鋳仕上げに多くの工数を要する。上
記見切面上におけるキャビティ8の周囲の型こわれによ
る鋳ばりの発生を防ぐため、従来は図4に示すように上
型6の隅角部6aと下型7の隅角度部7aに小径のRを
付していた。そしてこのRは、図示を省略したが、模型
定盤に模型を取り付けた後、模型の付け根の部分に樹脂
等により小径のRを付け、これを造型して形成してい
た。
8内に注湯すると、この部分に鋳ばりが発生し、この鋳
ばりの研削除去等の鋳仕上げに多くの工数を要する。上
記見切面上におけるキャビティ8の周囲の型こわれによ
る鋳ばりの発生を防ぐため、従来は図4に示すように上
型6の隅角部6aと下型7の隅角度部7aに小径のRを
付していた。そしてこのRは、図示を省略したが、模型
定盤に模型を取り付けた後、模型の付け根の部分に樹脂
等により小径のRを付け、これを造型して形成してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにキャビティの見切面上の隅角部にRを付したもの
は、型合わせ時の型こわれを少なくして大きな鋳ばりの
発生を減少させる効果はあるが、注湯後の鋳造品には鋳
型のR部分が突出部として形成されるので、この部分を
研削除去するための鋳仕上工数は依然として多く要する
ものである。本発明は、上記従来の問題点を解消し、鋳
型のキャビティの見切面隅角部の型こわれ等を防止また
は減少させるため、鋳型見切面の平面度を改善する方法
を提供することを目的とするものである。
ようにキャビティの見切面上の隅角部にRを付したもの
は、型合わせ時の型こわれを少なくして大きな鋳ばりの
発生を減少させる効果はあるが、注湯後の鋳造品には鋳
型のR部分が突出部として形成されるので、この部分を
研削除去するための鋳仕上工数は依然として多く要する
ものである。本発明は、上記従来の問題点を解消し、鋳
型のキャビティの見切面隅角部の型こわれ等を防止また
は減少させるため、鋳型見切面の平面度を改善する方法
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため種々実験の結果なされたもので、その構成
は、端部近傍の内壁面に、深さ0.5〜3mmの凹部を
端部から10〜40mmの間形成した鋳枠を、模型を配
設した模型定盤の上面に、前記凹部を形成した端部を当
接させて載置し、該鋳枠内に鋳物砂を充填した後造型を
行うことを特徴とするものである。
成するため種々実験の結果なされたもので、その構成
は、端部近傍の内壁面に、深さ0.5〜3mmの凹部を
端部から10〜40mmの間形成した鋳枠を、模型を配
設した模型定盤の上面に、前記凹部を形成した端部を当
接させて載置し、該鋳枠内に鋳物砂を充填した後造型を
行うことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】造型時、型締め終了後型締めのための加圧力を
除いた後型抜きを行うと、圧縮された鋳物砂は見切面側
にスプリングバックすることなく、鋳枠に形成された凹
部側にスプリングバックする。従って見切面は相当に高
度の平面度を得ることができるのである。
除いた後型抜きを行うと、圧縮された鋳物砂は見切面側
にスプリングバックすることなく、鋳枠に形成された凹
部側にスプリングバックする。従って見切面は相当に高
度の平面度を得ることができるのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2により
説明する。図1は上型造型中の状態を示す断面図、図2
は実施例における模型の斜視図である。
説明する。図1は上型造型中の状態を示す断面図、図2
は実施例における模型の斜視図である。
【0009】図1において、1は上型造型用の模型で、
模型定盤2の所定の位置に配設されている。3は上型用
の鋳枠4の端部(図1では下端部)近傍の内壁面全周に
形成された凹部である。しかして、上型の造型に当たっ
ては、凹部3が形成された側の端部を図1のように模型
定盤2に当接させて鋳枠4を位置決めして載置し、この
鋳枠4内に上方に設けられた砂ホッパー(図示せず)か
ら鋳物砂5を投入し、模型1を囲んで鋳物砂5を鋳枠4
内に充填した。なお、模型1を配設した模型定盤2は予
め造型機のテーブル(図示せず)上に取り付けてたもの
である。
模型定盤2の所定の位置に配設されている。3は上型用
の鋳枠4の端部(図1では下端部)近傍の内壁面全周に
形成された凹部である。しかして、上型の造型に当たっ
ては、凹部3が形成された側の端部を図1のように模型
定盤2に当接させて鋳枠4を位置決めして載置し、この
鋳枠4内に上方に設けられた砂ホッパー(図示せず)か
ら鋳物砂5を投入し、模型1を囲んで鋳物砂5を鋳枠4
内に充填した。なお、模型1を配設した模型定盤2は予
め造型機のテーブル(図示せず)上に取り付けてたもの
である。
【0010】鋳物砂5の充填が終ったら造型機のスクイ
ズヘッド(図示せず)により鋳物砂5を圧縮する型締め
を行い、型締め後は型抜きをして上型の造型を終了し
た。型抜きにより圧縮された鋳物砂5はスプリングバッ
クをするが、従来のように見切面すなわち図1における
下面側に図3のように膨出することなく、凹部3側に膨
出し見切面の平面度を向上することができた。
ズヘッド(図示せず)により鋳物砂5を圧縮する型締め
を行い、型締め後は型抜きをして上型の造型を終了し
た。型抜きにより圧縮された鋳物砂5はスプリングバッ
クをするが、従来のように見切面すなわち図1における
下面側に図3のように膨出することなく、凹部3側に膨
出し見切面の平面度を向上することができた。
【0011】上記方法により図2に示す寸法(単位m
m)、形状の模型1を用い、また、サイズ450×40
0×240H(単位mm)の鋳枠4の端部近傍の内壁面
全周に深さt=1.5mm、端部からの幅h=30mm
の凹部3を形成したものを用いて造型を行い、型抜き後
の見切面の平面度を測定した。充填した鋳物砂5は水分
3.0〜3.3%、CB(コンパクタビティ)35〜4
0%であり、造型面圧(MPa)は1.1であった。ま
た同様にして凹部3を形成していない従来の鋳枠4を用
いて造型を行い見切面の平面度を測定した。
m)、形状の模型1を用い、また、サイズ450×40
0×240H(単位mm)の鋳枠4の端部近傍の内壁面
全周に深さt=1.5mm、端部からの幅h=30mm
の凹部3を形成したものを用いて造型を行い、型抜き後
の見切面の平面度を測定した。充填した鋳物砂5は水分
3.0〜3.3%、CB(コンパクタビティ)35〜4
0%であり、造型面圧(MPa)は1.1であった。ま
た同様にして凹部3を形成していない従来の鋳枠4を用
いて造型を行い見切面の平面度を測定した。
【0012】平面度の測定は光学式変位センサー(精度
±20μm±測定値の1%)を用いて行った。その結
果、凹部3を形成していない鋳枠4を用いて造型したも
のの見切面の平面度は図5に示すように最大高さh=
0.40mmの凸状となったが、凹部3を形成した鋳枠
4を用いた本発明方法によるものは図6に示すように最
大高さh=0.05mmの凸状であり、従来に比し大幅
に平面度が改善されていた。
±20μm±測定値の1%)を用いて行った。その結
果、凹部3を形成していない鋳枠4を用いて造型したも
のの見切面の平面度は図5に示すように最大高さh=
0.40mmの凸状となったが、凹部3を形成した鋳枠
4を用いた本発明方法によるものは図6に示すように最
大高さh=0.05mmの凸状であり、従来に比し大幅
に平面度が改善されていた。
【0013】なお、種々実験の結果、t=0.5mm以
上、h=10mm以上になると、スプリングバックを吸
収して平面度を改善する効果が表れるが、t=3mm、
h=40mmを超えるとこの部分の型締まりが顕著に悪
くなることがわかった。従って、本発明においてはt=
0.5〜3mm、h=10〜40mmとした。また、本
実施例は上型造型について述べたが、本発明は上型造型
のみに限定されるものではなく、下型造型についても全
く同様の作用効果を奏するものであることはいうまでも
ない。また、凹部3は鋳枠4の内壁面全周に形成する必
要はなく、模型1の形状等により内壁面の所要の部分の
みに形成してもよいものである。
上、h=10mm以上になると、スプリングバックを吸
収して平面度を改善する効果が表れるが、t=3mm、
h=40mmを超えるとこの部分の型締まりが顕著に悪
くなることがわかった。従って、本発明においてはt=
0.5〜3mm、h=10〜40mmとした。また、本
実施例は上型造型について述べたが、本発明は上型造型
のみに限定されるものではなく、下型造型についても全
く同様の作用効果を奏するものであることはいうまでも
ない。また、凹部3は鋳枠4の内壁面全周に形成する必
要はなく、模型1の形状等により内壁面の所要の部分の
みに形成してもよいものである。
【0014】
【発明の効果】上述のように本発明によると、鋳型の見
切面の平面度を顕著に改善することができ、鋳型の特に
キャビティの見切面周辺の隅角部の型こわれや鋳ばりの
発生を防止して鋳仕上作業工数を低減するとともに、鋳
造歩留まりを向上して鋳物の原価低減に寄与する等幾多
の効果を奏するものである。
切面の平面度を顕著に改善することができ、鋳型の特に
キャビティの見切面周辺の隅角部の型こわれや鋳ばりの
発生を防止して鋳仕上作業工数を低減するとともに、鋳
造歩留まりを向上して鋳物の原価低減に寄与する等幾多
の効果を奏するものである。
【図1】本発明の一実施例を示す上型造型中の状態の断
面図である。
面図である。
【図2】実施例における模型の斜視図である。
【図3】従来の方法により造型し型合わせした状態を示
す鋳型の断面図である。
す鋳型の断面図である。
【図4】隅角部にRを付した鋳型を型合わせした状態の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図5】鋳枠形状を改善前の鋳型平面度を示す図であ
る。
る。
【図6】鋳枠形状を改善後の鋳型平面度を示す図であ
る。
る。
1 模型 2 模型定盤 3 凹部 4 鋳枠 5 鋳物砂 6 上型 7 下型
Claims (1)
- 【請求項1】 端部近傍の内壁面に、深さ0.5〜3m
mの凹部を端部から10〜40mmの間形成した鋳枠
を、模型を配設した模型定盤の上面に、前記凹部を形成
した端部を当接させて載置し、該鋳枠内に鋳物砂を充填
した後造型を行うことを特徴とする鋳型平面度の改善方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2144592A JPH05212497A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 鋳型平面度の改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2144592A JPH05212497A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 鋳型平面度の改善方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05212497A true JPH05212497A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12055167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2144592A Pending JPH05212497A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 鋳型平面度の改善方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05212497A (ja) |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP2144592A patent/JPH05212497A/ja active Pending
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