JPH0521274A - 分極性電極およびその製造方法 - Google Patents
分極性電極およびその製造方法Info
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- JPH0521274A JPH0521274A JP3169861A JP16986191A JPH0521274A JP H0521274 A JPH0521274 A JP H0521274A JP 3169861 A JP3169861 A JP 3169861A JP 16986191 A JP16986191 A JP 16986191A JP H0521274 A JPH0521274 A JP H0521274A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電気二重層キャパシタやエレクト
ロクロミックディスプレイに用いる分極性電極に関する
もので、特に、分極性電極の集電効率を高めることによ
り内部抵抗の小さな信頼性の高い電気二重層キャパシタ
を提供することを目的とする。 【構成】 ゼオライトにフルフリルアルコール樹脂を真
空含浸した後、窒素ガスフロ−中700℃で加熱するこ
とにより、フルフリルアルコール樹脂を活性炭前駆体と
した。その後ゼオライトを熱濃硫酸で溶解し、互いに接
続された3次元状の構造を有する活性炭前駆体微粒子集
合体を得た。さらにこの活性炭前駆体微粒子を水蒸気を
含んだ窒素ガス中で1000℃の温度で炭化賦活するこ
とにより互いに接続された3次元状の構造を有する活性
炭微粒子集合体から成る分極性電極を得た。この分極性
電極を電気二重層キャパシタに用いると、容量0.20
F、インピ−ダンス6オ−ム、また70℃の雰囲気下で
初期容量に対する1000時間後の容量減少率は7%で
あった。
ロクロミックディスプレイに用いる分極性電極に関する
もので、特に、分極性電極の集電効率を高めることによ
り内部抵抗の小さな信頼性の高い電気二重層キャパシタ
を提供することを目的とする。 【構成】 ゼオライトにフルフリルアルコール樹脂を真
空含浸した後、窒素ガスフロ−中700℃で加熱するこ
とにより、フルフリルアルコール樹脂を活性炭前駆体と
した。その後ゼオライトを熱濃硫酸で溶解し、互いに接
続された3次元状の構造を有する活性炭前駆体微粒子集
合体を得た。さらにこの活性炭前駆体微粒子を水蒸気を
含んだ窒素ガス中で1000℃の温度で炭化賦活するこ
とにより互いに接続された3次元状の構造を有する活性
炭微粒子集合体から成る分極性電極を得た。この分極性
電極を電気二重層キャパシタに用いると、容量0.20
F、インピ−ダンス6オ−ム、また70℃の雰囲気下で
初期容量に対する1000時間後の容量減少率は7%で
あった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気二重層キャパシタ
やエレクトロクロミックディスプレイ等の分野に用いら
れる分極性電極に関する。
やエレクトロクロミックディスプレイ等の分野に用いら
れる分極性電極に関する。
【0002】
【従来の技術】この分野の従来の分極性電極としては、
活性炭粉末を用いる場合と、活性炭繊維布を用いる場合
とがあり、電気二重層キャパシタを例にとり以下説明す
るが、他の分極性電極についても同様である。 (1)活性炭粉末を分極性電極に用いるものは、例えば
特開昭50−44462号公報に開示されているよう
に、活性炭粉末とバインダ−とを金属ネット集電体に圧
延して形成していた。 (2)活性炭繊維布を分極性電極に用いるものは、例え
ば特開昭59−48917号公報に開示されているもの
がある。この電気二重層キャパシタの構成は、活性炭素
繊維の分極性電極の片面にアルミニウム、ニッケル等の
導電層(集電体)を形成し、セパレ−タを介し相対向さ
せ、これらを電解液とともに金属ケ−スと封口板および
両者を絶縁するガスケットによって密封したものであ
る。この分極性電極の導電層(集電体)は溶射法を用い
て形成されている。
活性炭粉末を用いる場合と、活性炭繊維布を用いる場合
とがあり、電気二重層キャパシタを例にとり以下説明す
るが、他の分極性電極についても同様である。 (1)活性炭粉末を分極性電極に用いるものは、例えば
特開昭50−44462号公報に開示されているよう
に、活性炭粉末とバインダ−とを金属ネット集電体に圧
延して形成していた。 (2)活性炭繊維布を分極性電極に用いるものは、例え
ば特開昭59−48917号公報に開示されているもの
がある。この電気二重層キャパシタの構成は、活性炭素
繊維の分極性電極の片面にアルミニウム、ニッケル等の
導電層(集電体)を形成し、セパレ−タを介し相対向さ
せ、これらを電解液とともに金属ケ−スと封口板および
両者を絶縁するガスケットによって密封したものであ
る。この分極性電極の導電層(集電体)は溶射法を用い
て形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の分
極性電極では、 (1)活性炭粉末を用いた場合、バインダ−を用いない
と強度の高い分極性電極が得られない。しかしながら、
バインダ−を用いると電気抵抗が大きくなり放電特性の
優れた分極性電極を得ることが困難である。 (2)活性炭繊維を分極性電極に用いた場合、活性炭繊
維布は繊維一本一本の接触が少なく、活性炭繊維布の表
面のみに集電体層が形成され、活性炭繊維間での集電は
十分ではなく、接触抵抗の大きな従って内部抵抗値の小
さな電気二重層キャパシタを得ることができない。
極性電極では、 (1)活性炭粉末を用いた場合、バインダ−を用いない
と強度の高い分極性電極が得られない。しかしながら、
バインダ−を用いると電気抵抗が大きくなり放電特性の
優れた分極性電極を得ることが困難である。 (2)活性炭繊維を分極性電極に用いた場合、活性炭繊
維布は繊維一本一本の接触が少なく、活性炭繊維布の表
面のみに集電体層が形成され、活性炭繊維間での集電は
十分ではなく、接触抵抗の大きな従って内部抵抗値の小
さな電気二重層キャパシタを得ることができない。
【0004】本発明は、内部抵抗値が小さい分極性電極
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題を解決するため、多孔質媒体の細孔内に樹脂を挿
入し、不活性ガス雰囲気中加熱後多孔質媒体を除去する
ことにより活性炭前駆体とし、この前駆体を賦活するこ
とにより、活性炭微粒子を互いに接続し3次元状の構造
とした活性炭微粒子集合体とした分極性電極を作製す
る。
の課題を解決するため、多孔質媒体の細孔内に樹脂を挿
入し、不活性ガス雰囲気中加熱後多孔質媒体を除去する
ことにより活性炭前駆体とし、この前駆体を賦活するこ
とにより、活性炭微粒子を互いに接続し3次元状の構造
とした活性炭微粒子集合体とした分極性電極を作製す
る。
【0006】
【作用】上記の構成により、本発明の分極性電極は、バ
インダ−を用いないため分極性電極内の抵抗値を低くす
ることができる。また、本発明の分極性電極は、活性炭
微粒子が互いに接続した3次元状の構造を有するため、
分極性電極の集電効率を高めることができる。
インダ−を用いないため分極性電極内の抵抗値を低くす
ることができる。また、本発明の分極性電極は、活性炭
微粒子が互いに接続した3次元状の構造を有するため、
分極性電極の集電効率を高めることができる。
【0007】
【実施例】本発明の分極性電極は、活性炭微粒子が互い
に接続した3次元状構造を有し、その製法としては、多
孔質媒体中に活性炭の原料となる樹脂を注入し、不活性
ガス中で加熱して樹脂成分を炭化し、その後多孔質媒体
だけを除去し活性炭前駆体を得、この活性炭前駆体を賦
活することにより3次元状構造を有した活性炭集合体を
得る。
に接続した3次元状構造を有し、その製法としては、多
孔質媒体中に活性炭の原料となる樹脂を注入し、不活性
ガス中で加熱して樹脂成分を炭化し、その後多孔質媒体
だけを除去し活性炭前駆体を得、この活性炭前駆体を賦
活することにより3次元状構造を有した活性炭集合体を
得る。
【0008】本発明に供される多孔質媒体としては、不
活性ガス中での加熱に耐える耐熱性と、炭化した後多孔
質媒体だけを除去できることが要請され、例えば滑石等
が挙げられる。滑石の中でも人工のゼオライトが、孔が
均一なため好ましい。
活性ガス中での加熱に耐える耐熱性と、炭化した後多孔
質媒体だけを除去できることが要請され、例えば滑石等
が挙げられる。滑石の中でも人工のゼオライトが、孔が
均一なため好ましい。
【0009】本発明に供される樹脂としては、多孔質媒
体中に容易に注入される樹脂であれば何れでも良いが、
フルフリルアルコール樹脂又はフェノール樹脂が炭化収
率が高く多孔質媒体中に含浸し易いため好ましい。
体中に容易に注入される樹脂であれば何れでも良いが、
フルフリルアルコール樹脂又はフェノール樹脂が炭化収
率が高く多孔質媒体中に含浸し易いため好ましい。
【0010】樹脂を多孔質媒体中に注入する方法として
は、真空注入等通常の手法でよく、特別な手法を用いる
必要はない。
は、真空注入等通常の手法でよく、特別な手法を用いる
必要はない。
【0011】このようにして樹脂を注入した多孔質媒体
を、不活性ガス雰囲気中で加熱により樹脂を炭化して、
活性炭前駆体を多孔質媒体中で形成させる。本発明の不
活性ガスとは例えば窒素ガスもしくはアルゴンガス等酸
化還元性の無いガスであれば何れでも良いが、窒素ガス
が安価で安全で入手し易く、工業上好ましい。
を、不活性ガス雰囲気中で加熱により樹脂を炭化して、
活性炭前駆体を多孔質媒体中で形成させる。本発明の不
活性ガスとは例えば窒素ガスもしくはアルゴンガス等酸
化還元性の無いガスであれば何れでも良いが、窒素ガス
が安価で安全で入手し易く、工業上好ましい。
【0012】加熱条件は、多孔質媒体が分解せず多孔質
媒体中に注入した樹脂が炭化する温度・時間であれば良
い。具体的には加熱温度は500〜900℃程度が挙げ
られ、700℃程度が好ましい。また、加熱時間は大き
さで変わるため一概にはいえないが、1〜10時間程度
であり、5時間程度が好ましい。
媒体中に注入した樹脂が炭化する温度・時間であれば良
い。具体的には加熱温度は500〜900℃程度が挙げ
られ、700℃程度が好ましい。また、加熱時間は大き
さで変わるため一概にはいえないが、1〜10時間程度
であり、5時間程度が好ましい。
【0013】次に多孔質媒体だけを取り除き、多孔質媒
体中で樹脂が炭化することによって3次元状構造を有す
る活性炭前駆体を取り出す。この工程では多孔質媒体の
材質によって異なるが、一般には熱濃硫酸が供される。
体中で樹脂が炭化することによって3次元状構造を有す
る活性炭前駆体を取り出す。この工程では多孔質媒体の
材質によって異なるが、一般には熱濃硫酸が供される。
【0014】活性炭前駆体は賦活処理を施し、活性炭微
粒子集合体とする。賦活処理は、水蒸気、酸素もしくは
炭化水素等の雰囲気中で、800〜1300℃の温度
(好ましくは1000℃)程度で処理を行う所謂通常の
手法でよい。
粒子集合体とする。賦活処理は、水蒸気、酸素もしくは
炭化水素等の雰囲気中で、800〜1300℃の温度
(好ましくは1000℃)程度で処理を行う所謂通常の
手法でよい。
【0015】このようにして得られた3次元状構造を有
する活性炭微粒子集合体を、使用目的に応じて加工して
分極性電極に供される。
する活性炭微粒子集合体を、使用目的に応じて加工して
分極性電極に供される。
【0016】以下に、本発明の実施例を説明する。
実施例1
Xタイプゼオライト(細孔径74nm)にフルフリルア
ルコ−ル樹脂を真空含浸した後、窒素ガスフロ−中70
0℃で加熱することにより、フルフリルアルコ−ルを活
性炭前駆体とした。その後ゼオライトを熱濃硫酸で溶解
し、互いに接続された3次元状の構造を有する活性炭前
駆体微粒子集合体を得た。さらにこの活性炭前駆体微粒
子を水蒸気を含んだ窒素ガス中1000℃の温度で炭化
賦活することにより、互いに接続された3次元状の構造
を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性電極を作製
した。この3次元状の構造を有する活性炭微粒子集合体
を直径6mm、厚さ0.5mmのタブレット状に加工し
た後、プラズマ溶射法によりタブレットの片面に100
μmのアルミニウム層からなる集電体を形成した。この
ようにして作成した分極性電極を用いて、コイン型電気
二重層キャパシタを構成した。セパレ−タには、直径1
0mmのポリプロピレン製多孔膜を用いた。このセパレ
ータを介し上記分極性電極を相対向させた後、テトラエ
チルアンモニウムのホウフッ化塩(Et4NBF4)を電
解質とした1モル/lのプロピレンカ−ボネ−ト有機電
解液として注入後封口ケ−シングし、コイン型キャパシ
タを作製した。このキャパシタを2.4Vで充電後、1
mAで定電流放電し容量0.20F、インピ−ダンス6
オ−ムを得た。また70℃の雰囲気下で常時2.4Vを
印加したところ初期容量に対する1000時間後の容量
減少率は7%であった。
ルコ−ル樹脂を真空含浸した後、窒素ガスフロ−中70
0℃で加熱することにより、フルフリルアルコ−ルを活
性炭前駆体とした。その後ゼオライトを熱濃硫酸で溶解
し、互いに接続された3次元状の構造を有する活性炭前
駆体微粒子集合体を得た。さらにこの活性炭前駆体微粒
子を水蒸気を含んだ窒素ガス中1000℃の温度で炭化
賦活することにより、互いに接続された3次元状の構造
を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性電極を作製
した。この3次元状の構造を有する活性炭微粒子集合体
を直径6mm、厚さ0.5mmのタブレット状に加工し
た後、プラズマ溶射法によりタブレットの片面に100
μmのアルミニウム層からなる集電体を形成した。この
ようにして作成した分極性電極を用いて、コイン型電気
二重層キャパシタを構成した。セパレ−タには、直径1
0mmのポリプロピレン製多孔膜を用いた。このセパレ
ータを介し上記分極性電極を相対向させた後、テトラエ
チルアンモニウムのホウフッ化塩(Et4NBF4)を電
解質とした1モル/lのプロピレンカ−ボネ−ト有機電
解液として注入後封口ケ−シングし、コイン型キャパシ
タを作製した。このキャパシタを2.4Vで充電後、1
mAで定電流放電し容量0.20F、インピ−ダンス6
オ−ムを得た。また70℃の雰囲気下で常時2.4Vを
印加したところ初期容量に対する1000時間後の容量
減少率は7%であった。
【0017】一方、従来の活性炭繊維布にプラズマ溶射
法を用いて集電体を形成した分極性電極を用いたキャパ
シタの特性は、容量が0.16F,インピ−ダンス(1
KHz)が21オ−ムであった。
法を用いて集電体を形成した分極性電極を用いたキャパ
シタの特性は、容量が0.16F,インピ−ダンス(1
KHz)が21オ−ムであった。
【0018】実施例2
実施例1と同様な方法を用いてXタイプゼオライト(細
孔径74nm)に、フェノ−ル樹脂を真空含浸した後、
窒素ガスフロ−中700℃で加熱することにより、フェ
ノ−ル樹脂を活性炭前駆体とした。その後ゼオライトを
熱濃硫酸で溶解し、互いに接続された3次元構造を有す
る活性炭前駆体微粒子集合体を得た。さらにこの活性炭
前駆体微粒子を水蒸気を含んだ窒素ガス中1000℃の
温度で炭化賦活することにより、互いに接続された3次
元状の構造を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性
電極を作製した。この3次元状の構造を有する活性炭微
粒子集合体を直径6mm、厚さ0.5mmのタブレット
状に加工した後、プラズマ溶射法によりタブレットの片
面に100μmのアルミニウム層からなる集電体を形成
した。このようにして作成した分極性電極を用いて、コ
イン型電気二重層キャパシタを構成した。セパレ−タに
は、直径10mmのポリプロピレン製多孔膜を用いた。
このセパレータを介し上記分極性電極を相対向させた
後、テトラエチルアンモニウムのホウフッ化塩(Et4
NBF4)を電解質とした1モル/lのプロピレンカ−
ボネ−ト有機電解液として注入後封口ケ−シングし、コ
イン型キャパシタを作製した。このキャパシタを2.4
Vで充電後、1mAで定電流放電し容量0.19F、イ
ンピ−ダンス5オ−ムを得た。また70℃の雰囲気下で
常時2.4Vを印加したところ初期容量に対する100
0時間後の容量減少率は7%であった。
孔径74nm)に、フェノ−ル樹脂を真空含浸した後、
窒素ガスフロ−中700℃で加熱することにより、フェ
ノ−ル樹脂を活性炭前駆体とした。その後ゼオライトを
熱濃硫酸で溶解し、互いに接続された3次元構造を有す
る活性炭前駆体微粒子集合体を得た。さらにこの活性炭
前駆体微粒子を水蒸気を含んだ窒素ガス中1000℃の
温度で炭化賦活することにより、互いに接続された3次
元状の構造を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性
電極を作製した。この3次元状の構造を有する活性炭微
粒子集合体を直径6mm、厚さ0.5mmのタブレット
状に加工した後、プラズマ溶射法によりタブレットの片
面に100μmのアルミニウム層からなる集電体を形成
した。このようにして作成した分極性電極を用いて、コ
イン型電気二重層キャパシタを構成した。セパレ−タに
は、直径10mmのポリプロピレン製多孔膜を用いた。
このセパレータを介し上記分極性電極を相対向させた
後、テトラエチルアンモニウムのホウフッ化塩(Et4
NBF4)を電解質とした1モル/lのプロピレンカ−
ボネ−ト有機電解液として注入後封口ケ−シングし、コ
イン型キャパシタを作製した。このキャパシタを2.4
Vで充電後、1mAで定電流放電し容量0.19F、イ
ンピ−ダンス5オ−ムを得た。また70℃の雰囲気下で
常時2.4Vを印加したところ初期容量に対する100
0時間後の容量減少率は7%であった。
【0019】一方、従来の活性炭繊維布にプラズマ溶射
法を用いて集電体を形成した分極性電極を用いたキャパ
シタの特性は容量が0.16F,インピ−ダンス(1K
Hz)が21オ−ムであった。
法を用いて集電体を形成した分極性電極を用いたキャパ
シタの特性は容量が0.16F,インピ−ダンス(1K
Hz)が21オ−ムであった。
【0020】実施例3
実施例1と同様な方法を用いてAタイプゼオライト(細
孔径42nm)に、フルフリルアルコ−ルとフェノ−ル
樹脂とを50対50の重量比で混合した樹脂を真空含浸
した後、窒素ガスフロ−中700℃で加熱することによ
り、樹脂を活性炭前駆体とした。その後ゼオライトを熱
濃硫酸で溶解し、互いに接続された3次元構造を有する
活性炭前駆体微粒子集合体を得た。さらにこの活性炭前
駆体微粒子を水蒸気を含んだ窒素ガス中1000℃の温
度で炭化賦活することにより、互いに接続された3次元
状の構造を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性電
極を作製した。この3次元状の構造を有する活性炭微粒
子集合体を直径6mm、厚さ0.5mmのタブレット状
に加工した後、プラズマ溶射法によりタブレットの片面
に100μmのアルミニウム層からなる集電体を形成し
た。このようにして作成した分極性電極を用いて、コイ
ン型電気二重層キャパシタを構成した。セパレ−タに
は、直径10mmのポリプロピレン製多孔膜を用いた。
このセパレータを介し上記分極性電極を相対向させた
後、テトラエチルアンモニウムのホウフッ化塩(Et4
NBF4)を電解質とした1モル/lのプロピレンカ−
ボネ−ト有機電解液として注入後封口ケ−シングし、コ
イン型キャパシタを作製した。このキャパシタを2.4
Vで充電後、1mAで定電流放電し容量0.21F、イ
ンピ−ダンス5オ−ムを得た。また70℃の雰囲気下で
常時2.4Vを印加したところ初期容量に対する100
0時間後の容量減少率は7%であった。
孔径42nm)に、フルフリルアルコ−ルとフェノ−ル
樹脂とを50対50の重量比で混合した樹脂を真空含浸
した後、窒素ガスフロ−中700℃で加熱することによ
り、樹脂を活性炭前駆体とした。その後ゼオライトを熱
濃硫酸で溶解し、互いに接続された3次元構造を有する
活性炭前駆体微粒子集合体を得た。さらにこの活性炭前
駆体微粒子を水蒸気を含んだ窒素ガス中1000℃の温
度で炭化賦活することにより、互いに接続された3次元
状の構造を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性電
極を作製した。この3次元状の構造を有する活性炭微粒
子集合体を直径6mm、厚さ0.5mmのタブレット状
に加工した後、プラズマ溶射法によりタブレットの片面
に100μmのアルミニウム層からなる集電体を形成し
た。このようにして作成した分極性電極を用いて、コイ
ン型電気二重層キャパシタを構成した。セパレ−タに
は、直径10mmのポリプロピレン製多孔膜を用いた。
このセパレータを介し上記分極性電極を相対向させた
後、テトラエチルアンモニウムのホウフッ化塩(Et4
NBF4)を電解質とした1モル/lのプロピレンカ−
ボネ−ト有機電解液として注入後封口ケ−シングし、コ
イン型キャパシタを作製した。このキャパシタを2.4
Vで充電後、1mAで定電流放電し容量0.21F、イ
ンピ−ダンス5オ−ムを得た。また70℃の雰囲気下で
常時2.4Vを印加したところ初期容量に対する100
0時間後の容量減少率は7%であった。
【0021】一方、従来の活性炭繊維布にプラズマ溶射
法を用いて集電体を形成した分極性電極を用いたキャパ
シタの特性は容量が0.16F,インピ−ダンス(1K
Hz)が21オ−ムであった。
法を用いて集電体を形成した分極性電極を用いたキャパ
シタの特性は容量が0.16F,インピ−ダンス(1K
Hz)が21オ−ムであった。
【0022】実施例4
正極側分極性電極として実施例1と同様な分極性電極を
用い、負極としてSnとCdの比が85:15の合金
(ウッド合金)にリチウムを吸蔵させた非分極性電極を
用いて、電気二重層キャパシタを作成した。本実施例に
おいても他の構成材料は実施例1と同様である。このキ
ャパシタは3Vの電圧、0.47Fの容量を示した。
用い、負極としてSnとCdの比が85:15の合金
(ウッド合金)にリチウムを吸蔵させた非分極性電極を
用いて、電気二重層キャパシタを作成した。本実施例に
おいても他の構成材料は実施例1と同様である。このキ
ャパシタは3Vの電圧、0.47Fの容量を示した。
【0023】本発明の分極性電極は、上記のような電気
二重層キャパシタのみならず電池やエレクトロクロミッ
クディスプレイ等に広く使用できる。
二重層キャパシタのみならず電池やエレクトロクロミッ
クディスプレイ等に広く使用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明の、活性炭微粒子を互いに接続し
た3次元状の構造を有する活性炭微粒子集合体により、
従来より内部抵抗の小さい、しかも信頼性の高い分極性
電極が得る効果がある。
た3次元状の構造を有する活性炭微粒子集合体により、
従来より内部抵抗の小さい、しかも信頼性の高い分極性
電極が得る効果がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 活性炭微粒子を互いに接続し、3次元状
の構造を有する活性炭微粒子集合体から成る分極性電
極。 - 【請求項2】 多孔質媒体の細孔内に樹脂を挿入し、不
活性ガス雰囲気中で加熱後、前記多孔質媒体を除去して
活性炭前駆体を得、前記活性炭前駆体を賦活し3次元状
の構造を有する活性炭微粒子集合体とすることを特徴と
する分極性電極の製造方法。 - 【請求項3】 樹脂が、フルフリルアルコ−ル樹脂また
はフェノ−ル樹脂の何れかであることを特徴とする、請
求項2記載の分極性電極の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169861A JPH0521274A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 分極性電極およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169861A JPH0521274A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 分極性電極およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0521274A true JPH0521274A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15894306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3169861A Pending JPH0521274A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 分極性電極およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521274A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0680061A1 (en) * | 1994-03-09 | 1995-11-02 | TDK Corporation | Electric double-layer capacitor |
| US5945234A (en) * | 1995-05-05 | 1999-08-31 | Rayovac Corporation | Metal-air cathode can having reduced corner radius and electrochemical cells made therewith |
| JP2006310514A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Tohoku Univ | 電気二重層キャパシタ用電極材料 |
| WO2009058226A3 (en) * | 2007-10-31 | 2009-12-17 | Corning Incorporated | High energy density ultracapacitor |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3169861A patent/JPH0521274A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0680061A1 (en) * | 1994-03-09 | 1995-11-02 | TDK Corporation | Electric double-layer capacitor |
| US5945234A (en) * | 1995-05-05 | 1999-08-31 | Rayovac Corporation | Metal-air cathode can having reduced corner radius and electrochemical cells made therewith |
| JP2006310514A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Tohoku Univ | 電気二重層キャパシタ用電極材料 |
| WO2009058226A3 (en) * | 2007-10-31 | 2009-12-17 | Corning Incorporated | High energy density ultracapacitor |
| US7976587B2 (en) | 2007-10-31 | 2011-07-12 | Corning Incorporated | High energy density ultracapacitor |
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