JPH05214110A - 熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンをベースとしたポリマーコンパウンド、ポリマーブレンド、およびこれらから製造された物品 - Google Patents

熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンをベースとしたポリマーコンパウンド、ポリマーブレンド、およびこれらから製造された物品

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JPH05214110A
JPH05214110A JP4282679A JP28267992A JPH05214110A JP H05214110 A JPH05214110 A JP H05214110A JP 4282679 A JP4282679 A JP 4282679A JP 28267992 A JP28267992 A JP 28267992A JP H05214110 A JPH05214110 A JP H05214110A
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JP
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polymer
polyaniline
polymer compound
thermoplastic polymer
thermoplastic
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JP4282679A
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Theophilus J M Jongeling
ヨアネス マテウス ヨンゲリング テオフィルス
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DSM NV
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
    • C08G81/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C08G81/024Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンをベー
スとしたポリマーコンパウンドを提供する。 【構成】 熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンをベー
スとしたポリマーコンパウンドにおいて、熱可塑性ポリ
マーが官能性のモノマー単位を含有し、かつポリアニリ
ンが、実質的にポリアニリンの末端のNH2と熱可塑性
ポリマーの官能性のモノマー単位との反応により、熱可
塑性ポリマーにグラフトされている。 【効果】 該ポリマーコンパウンドは、良好な導電性と
ともに熱可塑性的製造可能性を有し、あらゆる種類の物
品の製造に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性ポリマーおよ
びポリアニリンをベースとしたポリマーコンパウンドに
関する。
【0002】
【従来の技術】そのようなポリマーコンパウンドは、特
開平1−69662号公報から公知である。該明細書に
記載のポリマーコンパウンドは、ポリアニリン粉末を熱
可塑性ポリマーに混合することにより得られる。このよ
うにして得られたポリマーコンパウンドは、特に電気お
よび電子工業に利用されている。
【0003】公知導電性ポリマー、たとえばポリアニリ
ンおよびそのようなポリマーと導電性ポリマーとのポリ
マーコンパウンドの欠点は、熱可塑性的に製造すること
ができないことである。導電性ポリマーは合成において
粉末として得られる。合成後は、これらの導電性ポリマ
ーおよびほかのポリマーから均一のポリマーコンパウン
ドを製造することはもはやできない。均一のブレンドの
代わりに、ポリアニリン粉末粒子が分散している熱可塑
性マトリックスからなるポリマーコンパウンドが得られ
る。
【0004】もう1つの欠点は、分散した粉末粒子がポ
リマーコンパウンド中に連続した導電相を形成せず、そ
の結果として、そのようなポリマーコンパウンドの導電
性が低いことである。上記明細書の方法により得られた
ポリマーコンパウンドの導電性は、60重量%より多い
導電性ポリマー粉末を加えたという事実にもかかわらず
きわめて低い。良好な導電性を有するポリマーコンパウ
ンドを得るためには、きわめて多くの量のポリアニリン
粉末をポリマーコンパウンドに加えなければならない。
【0005】ポリアニリン粉末を熱可塑性ポリマーに混
合することにより良好な導電性と同様に良好な熱可塑性
的製造可能性を有するポリマーコンパウンドを得ること
が不可能であることが判明した。このことにより、ポリ
アニリンを含有するポリマーコンパウンドの多くの適用
がかなり限定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の欠点が存在しない、熱可塑性ポリマーおよびポリアニ
リンを有するポリマーコンパウンドを提供することであ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、熱可塑性ポリマーが官能性のモノマー単位を含有
し、かつポリアニリンが、実質的にポリアニリンの末端
のNH2と熱可塑性ポリマーの官能性のモノマー単位と
の反応により、熱可塑性ポリマーにグラフトされている
ポリマーコンパウンドにより解決される。本発明による
ポリマーコンパウンドは、良好な熱可塑性的製造可能性
および同時に良好な導電特性を有することが判明した。
本発明によるポリマーコンパウンドは、あらゆる種類の
物品の製造に好適である。
【0008】ポリアニリンは、たとえばペル硫酸アンモ
ニウム(NH4228の影響下で1モルのHCl溶液
の過剰で、アニリンを重合させることにより合成するこ
とができる。青緑色の粉末として回収される、このよう
に得られた反応生成物がポリアニリンである。ほかの製
造方法は、たとえば、A.G.GreenおよびA.
E.Woodhead著“Anilin−black
and AlliedCompounds,Part
I”J.Chem.Soc.Vol.101p.111
7(1912)に記載されている。最終的に、今日頻繁
に使用されている合成方法は、Andreatta e
t al.著“Synthetic Metals”2
6(1988)383〜389頁に記載されている。
【0009】置換または非置換のポリアニリンは、2−
シクロヘキシルアニリン、アニリン、4−プロパノイル
アニリン、2−(メチルアミノ)アニリン、2−(ジメ
チルアミノ)アニリン、o−トルイジン、4−カルボキ
シアニリン、n−メチルアニリン、m−ヘキシルアニリ
ン、2−メチル−4−メトキシ−カルボニルアニリン、
n−プロピルアニリン、n−ヘキシルアニリン、m−ト
ルイジン、o−エチルアニリン、m−エチルアニリン、
o−エトキシアニリン、m−ブチルアニリン、5−クロ
ロ−2−メトキシアニリン、m−オクチルアニリン、4
−ブロモアニリン、2−ブロモアニリン、3−ブロモア
ニリン、3−アセトアミドアニリン、4−アセトアミド
アニリン、5−クロロ−2−メトキシアニリン、2−ア
セチルアニリン、2,5−ジメチルアニリン、2,3−
ジメチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、4−ベ
ンジルアニリン、4−アミノアニリン、2−メチルチオ
メチルアニリン、4−(2,4−ジメチルフェニル)ア
ニリン、2−エチルチオアニリン、n−メチル−2,4
−ジメチルアニリン、n−プロピル−m−トルイジン、
n−メチル−o−シアノアニリン、2,5−ジブチルア
ニリン、2,5−ジメトキシアニリン、o−シアノアニ
リン、テトラヒドロナフチルアミン、3−(n−ブタン
スルホン酸)アニリン、2−チオメチルアニリン、2,
5−ジクロロアニリン、2,4−ジメトキシアニリン、
3−プロポキシメチルアニリン、4−メルカプトアニリ
ン、4−メチルチオアニリン、3−フェノキシアニリ
ン、4−フェノキシアニリン、n−ヘキシル−m−トル
イジン、4−フェニルチオアニリン、n−オクチル−m
−トルイジンおよび4−トリメチルシリルアニリンから
なる群から選択された1種以上のモノマーからなってい
てもよい。有利には、アニリンはモノマーとして使用さ
れる。
【0010】置換または非置換の形成されたポリアニリ
ンの分子量は、本発明の範囲ではきわめて広い範囲で変
化してもよい。所望の分子量(重量平均,Mw)は、所
望の導電性に左右される。一般には、分子量は500〜
150000である。有利には、分子量は2000〜2
0000である。ポリマーコンパウンド中のポリアニリ
ンの量は、所望の使用に左右される。一般には5〜60
重量%である。
【0011】本発明により、ポリアニリンは熱可塑性ポ
リマーにグラフトする。このことは、出発物質として、
置換または非置換のポリアニリンと反応性の、官能性の
モノマー単位を含有する熱可塑性ポリマーを使用するこ
とにより実施することができる。ポリアニリンは、存在
する末端のNH2基と熱可塑性ポリマーの適当な官能性
のモノマー単位との反応により熱可塑性ポリマーにグラ
フトする。しかしながら、ポリアニリンのイミン基が同
様に官能性のモノマー単位と反応することは、このこと
が好ましくなくても排除することはできない。有利に
は、ポリアニリンは、ポリマー鎖当り多くとも1個のN
2基を有し、そうでなければ架橋を生じる。架橋は、
熱可塑性的製造可能性の損失を伴うことがあるので好ま
しくない。
【0012】グラフト工程は溶液で行うことができる
が、メルトでのグラフトも十分に可能である。ポリアニ
リンの溶液を熱可塑性ポリマーのメルトに加えることも
可能である。
【0013】一方での導電性の最適化および他方での機
械特性の最適化は、熱可塑性ポリマー中の官能性のモノ
マー単位の数を変化することにより実現することができ
る。熱可塑性ポリマー中の所望の官能性のモノマー単位
の数は、最終的に得られるポリマーコンパウンドの所望
の特性に左右される。当業者は本願のための最適のポリ
マーをどのようにして見出せるかを熟知している。一般
に、官能性のモノマー単位の数は、熱可塑性ポリマーを
構成するモノマー単位の全数の1〜50%である。有利
には、官能性のモノマー単位の数は、モノマー単位の全
数の10〜35%である。
【0014】熱可塑性ポリマーの種類は、本発明の範囲
では実質的に重要でない。当業者はポリマーコンパウン
ドの所望の熱的および機械的特性の根拠を容易に選択す
ることができる。
【0015】ポリアニリンの反応性の基が末端のNH2
基であるという事実のために、置換または非置換のポリ
アニリンと反応性の上記官能性のモノマー単位は、有利
にはα,β−不飽和ジカルボン酸無水物基である。該無
水物基は、有利には、無水マレイン酸、クロロマレイン
酸無水物、ジクロロマレイン酸無水物、シトラコン酸無
水物、シクロヘキシルマレイン酸無水物、ベンジルマレ
イン酸無水物、イタコン酸無水物、フェニルマレイン酸
無水物、アコニット酸無水物、プロピルマレイン酸無水
物および1,2−ジエチルマレイン酸無水物からなる群
から選択される。場合によりこれらのモノマー単位の混
合物を使用してもよい。有利には無水マレイン酸を使用
する。
【0016】すでに述べたように、使用される熱可塑性
ポリマーの種類は、本発明の範囲では実質的に重要でな
い。従って、該ポリマーは、官能性のモノマー単位のほ
かにすべての任意のモノマー単位を含有していてもよ
い。これらは、たとえば、エチレン、プロピレン、ブタ
ジエン、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、マレイミド(置換または非置換の)、(メタ)
アクリレートおよびこれらのモノマー単位の数種の組み
合わせからなる群から選択することができる。しかしな
がら、この記載に限定されない。
【0017】ほかのポリマーとのすぐれた相容性のため
に、ビニル芳香族モノマーおよびα,β−不飽和ジカル
ボン酸無水物からなるコポリマーが特に有利である。ス
チレンおよび無水マレイン酸のコポリマーが最も有利で
ある。
【0018】得られたポリマーコンパウンドは、導電性
を有するポリマーブレンドを得るために、場合により別
の適当な熱可塑性ポリマーと混合してもよい。この別の
ポリマーは、たとえば、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレンターポリマー(ABS)、ポリアミド、たと
えば(ナイロン−4)、(ナイロン−6)、(ナイロン
−7)、(ナイロン−8)、(ナイロン−9)、(ナイ
ロン−10)、(ナイロン−11)、(ナイロン−1
2)、(ナイロン−4.6)、(ナイロン−6.6)、
(ナイロン−7.7)、(ナイロン−8.8)、(ナイ
ロン−6.10)、(ナイロン−9.9)、(ナイロン
−10.9)、(ナイロン−12.12)、および(ナ
イロン−10.10)、ポリエステル、たとえばポリ
(エチレンテレフタレート)およびポリ(ブチレン)テ
レフタレート、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミ
ド)、スチレン−マレイミドコポリマー(SMI)、ポ
リオレフィン、たとえばポリプロピレンおよびポリエチ
レン、場合により完全にまたは部分的にイミド化されて
いてもよいスチレン−無水マレイン酸コポリマー、ポリ
カーボネート(PC)、ポリイミド、ポリエーテルおよ
びポリアクリレート、もしくはこれらのポリマーの数種
の混合物からなる群から選択される。
【0019】所望のポリマーブレンドへの異種のポリマ
ーの混合は、常法で実施することができる。該工程の単
純性のために、異種のポリマーをそれぞれの溶融温度よ
り高い温度で混合するのが有利である。常用の装置、た
とえばブラベンダーニーダーまたは単軸または2軸スク
リュー押出し機を混合工程に使用することができる。
【0020】常用の添加剤および充填剤は、得られたポ
リマーコンパウンドに場合により混合することができ
る。例としては、タルク、ガラス、繊維、グラファイト
繊維、グラファイトホイスカー、スチール繊維および他
の導電性充填剤または強化充填剤が挙げられる。
【0021】最終的に得られたグラフトコポリマーおよ
び該グラフトコポリマーを含有するポリマーコンパウン
ドの導電特性は、いわゆる4プローブ法(four−p
robe method)により測定する。該方法は、
欧州特許公開第314311号明細書に簡単に記載され
ている。詳細は、H.H.Wieder,Labora
tory Notes on Electrical
and Galvanomagnetic Measu
rements,Elsevier,NewYork,
1979に記載されている。該方法は比導電率を測定す
るために使用される。
【0022】σ=(L/A)・(1/R), 式中、 σ=比導電率〔S/cm〕, L=2つの内部電極間の距離〔cm〕 R=抵抗〔オーム〕 A=断面積〔cm2〕。
【0023】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明す
る。本発明は実施例に限定されない。
【0024】ポリアニリンの製造 実施例で使用されるポリアニリンは、Andreatt
a et al.著“Synthetic Metal
s”26(1988)383〜389頁に記載の標準的
形式により合成した。このようにして合成したポリアニ
リンの比導電率は0.4S/cmであった。
【0025】合成したポリアニリン(PANI)の一部
を97%硫酸に溶かし、その後、得られた溶液の固有の
粘度を測定した。その後、重量平均分子量(Mw)をM
ark−Houwinkの式により決定した。該分子量
は13500であった。
【0026】スチレンおよび無水マレイン酸のコポリマ
ー スチレンおよび無水マレイン酸のコポリマー(SMA)
を熱可塑性ポリマーとして使用した。そのようなコポリ
マーの一般的製造方法についての詳細は、B.V.Tr
ivediおよびB.M.Culbertson著、
“MaleicAnhydride”第9章および第1
0章、Plenum Press 1982,第1版を
参照されたい。ここで使用されるSMAは、重量平均分
子量(Mw)110000を有し、かつ無水マレイン酸
28重量%を含有する。
【0027】溶液の製造 合成したポリアニリンおよびSMAのグラフトコポリマ
ーを製造するために、2つのポリマーを両方とも適当な
溶剤に溶かした。20℃の温度でポリアニリンはN−メ
チルピロリドン(NMP)にわずかに溶解した。NMP
1リットル当り10gの溶液を得るために、ポリアニリ
ン10gを、水中の1モルのNH4OH溶液30ml、
水、水中の1モルのHCl溶液30mlで、およびもう
一度水で交互に洗浄した。必要な場合は、この循環を数
回繰り返した(A)。中間の水での洗浄は、pH7が得
られるまで実施した。このように処理したポリアニリン
1gを、激しく撹拌しながら、LiCl0.4gをすで
に加えたNMP100mlに溶かした。
【0028】スチレンおよび無水マレイン酸のコポリマ
ーは、NMPに十分に溶けることが明らかであった。実
施例では、SMA10重量%を含有する溶液を使用し
た。
【0029】例1〜6 ポリアニリンのSMAへのグラフトコポリマーの製造 このようにして得られた、ポリアニリンおよびSMAの
溶液を、記載された割合で混合した。その後、混合物を
温度T1で撹拌しながら、しばらくの間(t1)加熱し
た。混合物を加熱した後、水中のHCl溶液に注入し
た。そのように得られたグラフトコポリマーはその後沈
殿を形成した。沈殿物の緑色の純度は存在するポリアニ
リンの量に依存した。ブフナー漏斗による濾過および真
空乾燥室での乾燥後、緑色の粉末が得られた。第1表に
は実験データおよび例1〜6の結果を示す。
【0030】
【表1】
【0031】更に、例1〜6で製造したポリマーコンパ
ウンドの処理実験を実施した。この目的のために、得ら
れた粉末を二軸スクリュー押出し機を使用して処理した
(処理温度230℃,100rpm,滞留時間:5〜8
分)。緑色に均一に着色されたストランドを押し出すこ
とは可能であることが明らかであった。
【0032】例7〜9 ポリマーコンパウンドの製造 得られたポリマーコンパウンドをほかのポリマーと混合
した。例7〜9では、得られた数種のグラフトコポリマ
ーとスチレンおよび無水マレイン酸のコポリマー(SM
A,分子量110000,無水マレイン酸28重量%)
とからポリマーコンパウンドを製造した。
【0033】例7 例5で得られたグラフトポリマー0.23gをSMAコ
ポリマー(分子量110000,無水マレイン酸28重
量%)50gとブレンドした。このことは2種のポリマ
ーを50gブラベンダーニーダー内で温度220℃で1
00rpmで5分間混練することにより行った。ブレン
ド後、均一の緑色のポリマーコンパウンドが得られた。
【0034】例8 ポリアニリン30重量部およびSMA70重量部を、撹
拌しながら、温度170℃で10分間加熱した。濾過お
よび乾燥後、緑色の粉末が得られ、該粉末は、Tg12
9℃を有することが判明した。このように得られたグラ
フトコポリマー0.50gをスチレン−無水マレイン酸
コポリマー50gとブレンドした。このことは2種のポ
リマーを50gブラベンダーニーダー内で温度230℃
で100rpmで19分間混練することにより行った。
最後の2分間に硼酸1.5gを、存在するポリアニリン
のドープ物質として加えた。ブレンド後、均一の緑色の
ポリマーコンパウンドが得られた。
【0035】例9 例3で得られたグラフトコポリマー10gを同じ量のS
MAと2.5g二軸スクリュー押出し機内で混合した。
この方法で緑色の押し出されたストランドが得られた。
得られた生成物の比導電率は1.0 10-4S/cmで
あった。
【0036】実施例により、本発明によるポリマーコン
パウンドを熱可塑性的に製造することができることが示
される。得られたポリマーコンパウンドが良好な導電性
を有することも明らかである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンを
    ベースとしたポリマーコンパウンドにおいて、熱可塑性
    ポリマーが官能性のモノマー単位を含有し、かつポリア
    ニリンが、実質的にポリアニリンの末端のNH2と熱可
    塑性ポリマーの官能性のモノマー単位との反応により、
    熱可塑性ポリマーにグラフトされていることを特徴とす
    る熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンをベースとした
    ポリマーコンパウンド。
  2. 【請求項2】 熱可塑性ポリマーの官能性のモノマー単
    位がジカルボン酸無水物基である請求項1記載のポリマ
    ーコンパウンド。
  3. 【請求項3】 熱可塑性ポリマーがα,β−不飽和ジカ
    ルボン酸無水物およびビニル芳香族モノマーのコポリマ
    ーである請求項1または2記載のポリマーコンパウン
    ド。
  4. 【請求項4】 α,β−不飽和ジカルボン酸無水物が無
    水マレイン酸である請求項3記載のポリマーコンパウン
    ド。
  5. 【請求項5】 ビニル芳香族モノマーがスチレン、α−
    メチルスチレンまたはこれらの混合物である請求項4記
    載のポリマーコンパウンド。
  6. 【請求項6】 無水マレイン酸単位の数が熱可塑性ポリ
    マーを構成する単位の全数の1〜50モル%である請求
    項4記載のポリマーコンパウンド。
  7. 【請求項7】 ポリアニリンの重量平均分子量(Mw)
    が5000〜100000である請求項6記載のポリマ
    ーコンパウンド。
  8. 【請求項8】 ポリアニリンの重量平均分子量(Mw)
    が8000〜20000である請求項7記載のポリマー
    コンパウンド。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか1項記載
    のポリマーコンパウンドおよび熱可塑性ポリマーを含有
    するポリマーブレンド。
  10. 【請求項10】 請求項1から8までのいずれか1項記
    載のポリマーコンパウンドおよび請求項9記載のポリマ
    ーブレンドから完全にまたは部分的に製造された物品。
JP4282679A 1991-10-21 1992-10-21 熱可塑性ポリマーおよびポリアニリンをベースとしたポリマーコンパウンド、ポリマーブレンド、およびこれらから製造された物品 Pending JPH05214110A (ja)

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