JPH0521821B2 - - Google Patents
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- JPH0521821B2 JPH0521821B2 JP61254196A JP25419686A JPH0521821B2 JP H0521821 B2 JPH0521821 B2 JP H0521821B2 JP 61254196 A JP61254196 A JP 61254196A JP 25419686 A JP25419686 A JP 25419686A JP H0521821 B2 JPH0521821 B2 JP H0521821B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- crown
- shaped
- roll
- pinch
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、複数に分断されたローラと屈曲した
ローラ軸からなるクラウン形ロールの一対を対向
配置してなり、走行物をローラ面上に維持する性
能に優れて金属厚板や高温板等に好適なピンチロ
ールに関する。
ローラ軸からなるクラウン形ロールの一対を対向
配置してなり、走行物をローラ面上に維持する性
能に優れて金属厚板や高温板等に好適なピンチロ
ールに関する。
従来の技術及び問題点
金属厚板や高温板等を走行させるためのロール
におけるローラは、剛性や耐熱性等の特殊な性能
を要求されるため金属厚板などで一般に構成され
る。
におけるローラは、剛性や耐熱性等の特殊な性能
を要求されるため金属厚板などで一般に構成され
る。
従来、金属厚板や高温板等からなる走行物に適
用するためのピンチロールとしては、ストレート
なローラ軸に外径が一定な金属厚板製ローラを設
けてなるストレートロールを対向配置したものが
知られていた。
用するためのピンチロールとしては、ストレート
なローラ軸に外径が一定な金属厚板製ローラを設
けてなるストレートロールを対向配置したものが
知られていた。
しかしながら、ストレートロールを用いてなる
ピンチロールにあつては、走行物の蛇行を防止す
る力に劣るため、走行物を高速走行させることが
できず、実用に供しにくい問題点があつた。
ピンチロールにあつては、走行物の蛇行を防止す
る力に劣るため、走行物を高速走行させることが
できず、実用に供しにくい問題点があつた。
問題点を解決するための手段
本発明は、屈曲したローラ軸と複数に分断され
たローラからなる特殊な形態のクラウン形ロール
を用いてピンチロールを構成することにより上記
の問題点を克服したものである。
たローラからなる特殊な形態のクラウン形ロール
を用いてピンチロールを構成することにより上記
の問題点を克服したものである。
すなわち、本発明は、軸方向における中央部よ
り端部に向かつて外周長さが減少し、かつ複数に
分断されたローラを間隙を設けて、屈曲したロー
ラ軸に回転可能に設けてなるクラウン形ロールの
一対を対向配置してなるピンチ部と、このピンチ
部におけるクラウン形ロールの配置状態を調節す
るための配置調節手段とからなり、その配置調節
手段がクラウン形ロールの昇降機能と、クラウン
形ロールのローラ軸の角度調節機能とを有するこ
とを特徴とするピンチロールを提供するものであ
る。
り端部に向かつて外周長さが減少し、かつ複数に
分断されたローラを間隙を設けて、屈曲したロー
ラ軸に回転可能に設けてなるクラウン形ロールの
一対を対向配置してなるピンチ部と、このピンチ
部におけるクラウン形ロールの配置状態を調節す
るための配置調節手段とからなり、その配置調節
手段がクラウン形ロールの昇降機能と、クラウン
形ロールのローラ軸の角度調節機能とを有するこ
とを特徴とするピンチロールを提供するものであ
る。
作 用
軸方向における中央部より端部に向かつて外周
長さが減少するローラを複数に分断することによ
り、金属厚板等からなるローラであつても屈曲し
たローラ軸に対して回転可能に設けることがで
き、これによりローラ外周の一部が軸方向にわた
つて平坦化された形態のクラウン形ロールを得る
ことができる。
長さが減少するローラを複数に分断することによ
り、金属厚板等からなるローラであつても屈曲し
たローラ軸に対して回転可能に設けることがで
き、これによりローラ外周の一部が軸方向にわた
つて平坦化された形態のクラウン形ロールを得る
ことができる。
そして、このクラウン形ロールを用いてピンチ
部を構成することにより、ローラの中央部と端部
とにおける外周長さの差に基づき、蛇行防止機能
ないし走行物をローラ面上に維持する機能に優れ
るピンチロールとすることができる。
部を構成することにより、ローラの中央部と端部
とにおける外周長さの差に基づき、蛇行防止機能
ないし走行物をローラ面上に維持する機能に優れ
るピンチロールとすることができる。
また、クラウン形ロールにおけるローラの前記
した平坦化部分を利用して対向配置することによ
り、ロール間の間隙の一定性に優れる、ないし走
行物に対するピンチ部の軸方向における接触圧分
布がより一定に近い状態のピンチロールとするこ
とができる。
した平坦化部分を利用して対向配置することによ
り、ロール間の間隙の一定性に優れる、ないし走
行物に対するピンチ部の軸方向における接触圧分
布がより一定に近い状態のピンチロールとするこ
とができる。
実施例
第1図、第2図は、本発明のピンチロールの実
施例を示したものであり、これはピンチ部1と配
置調節手段4,5,6,7,8,9よりなる。
施例を示したものであり、これはピンチ部1と配
置調節手段4,5,6,7,8,9よりなる。
ピンチ部1は、直線タイプに属する一対のクラ
ウン形ロール2,3における直線部11aを利用
して対向配置したものよりなる。
ウン形ロール2,3における直線部11aを利用
して対向配置したものよりなる。
すなわち、第3図に示したようにクラウン形ロ
ール3,2は中央部で屈曲したローラ軸15と鉄
製のローラ10からなる。ローラ10は、外形が
円錐台形状の中空体からなる同じ形状の分割ロー
ラ11,11を間隙を設けて、かつその大径側を
ローラ軸15の中央部側にして対向配置したもの
からなる。従つて、ローラ10は中央部で二分さ
れた状態で左右対称に形成されている。分割ロー
ラ11,11間の間隙は、分割ローラが回転する
際にその大径部が当接して回転不能となることを
防止するためのものである。
ール3,2は中央部で屈曲したローラ軸15と鉄
製のローラ10からなる。ローラ10は、外形が
円錐台形状の中空体からなる同じ形状の分割ロー
ラ11,11を間隙を設けて、かつその大径側を
ローラ軸15の中央部側にして対向配置したもの
からなる。従つて、ローラ10は中央部で二分さ
れた状態で左右対称に形成されている。分割ロー
ラ11,11間の間隙は、分割ローラが回転する
際にその大径部が当接して回転不能となることを
防止するためのものである。
分割ローラ11,11間の間隙部分には一対の
リング状の歯車22,22が設けられている。歯
車22の内径はローラ軸15の外径よりも若干大
きく形成されている。また、歯車22はエンドフ
ランジ17に、エンドフランジ17は軸受19の
外周に取り付けたリング18に固着されている。
これにより、歯車22がエンドフランジ17及び
リング18を介して分割ローラ11と共に回転し
つつ、分割ローラ11,11間の間隙を維持する
ようになつている。一対の歯車22,22は噛み
合い状態で連結している。これにより、分割ロー
ラ11,11の同期回転が達成され、ローラ10
の一体的回転が実現されて左右の分割ローラ1
1,11の角速度の相違により走行物がローラ面
上より逸脱することが防止される。なお、分割ロ
ーラ11はその両端部に配置した軸受19,20
によりローラ軸15に対し回転可能となつてい
る。
リング状の歯車22,22が設けられている。歯
車22の内径はローラ軸15の外径よりも若干大
きく形成されている。また、歯車22はエンドフ
ランジ17に、エンドフランジ17は軸受19の
外周に取り付けたリング18に固着されている。
これにより、歯車22がエンドフランジ17及び
リング18を介して分割ローラ11と共に回転し
つつ、分割ローラ11,11間の間隙を維持する
ようになつている。一対の歯車22,22は噛み
合い状態で連結している。これにより、分割ロー
ラ11,11の同期回転が達成され、ローラ10
の一体的回転が実現されて左右の分割ローラ1
1,11の角速度の相違により走行物がローラ面
上より逸脱することが防止される。なお、分割ロ
ーラ11はその両端部に配置した軸受19,20
によりローラ軸15に対し回転可能となつてい
る。
分割ローラ11,11により構成されたローラ
10の外形は、軸方向における中央部より端部に
向かつて外周長さが漸次減少し、かつ屈曲したロ
ーラ軸15が懸垂線を形成する状態にロール3を
設置した場合に、分割ローラの外周の上部11a
が軸方向にわたつて直線を形成する状態にある。
10の外形は、軸方向における中央部より端部に
向かつて外周長さが漸次減少し、かつ屈曲したロ
ーラ軸15が懸垂線を形成する状態にロール3を
設置した場合に、分割ローラの外周の上部11a
が軸方向にわたつて直線を形成する状態にある。
上記したピンチ部1は、この分割ローラの直線
部11aを対向させて配置したものである。
部11aを対向させて配置したものである。
なお、図中の12は軸受20の外周に設けたり
リング21の外側に固定されたエンドフランジ
(エンドフランジ17に対応)、13は軸受20を
固定するためにローラ軸15に装着され押さえス
リーブ、14は分割ローラ11を位置決めするた
めに押さえスリーブ13の外側に設けられたリン
グ、14aはリング14をローラ軸15に固定す
るためのネジ軸、15aは軸受19,20間の間
隙を維持するためにローラ軸15を切削して形成
した段差部分、16は分割ローラ11,11間の
連結部の汚れを防止するための蛇腹カバー、22
aは回転の安定をはかるために歯車22に延設さ
れたスリーブ部分である。
リング21の外側に固定されたエンドフランジ
(エンドフランジ17に対応)、13は軸受20を
固定するためにローラ軸15に装着され押さえス
リーブ、14は分割ローラ11を位置決めするた
めに押さえスリーブ13の外側に設けられたリン
グ、14aはリング14をローラ軸15に固定す
るためのネジ軸、15aは軸受19,20間の間
隙を維持するためにローラ軸15を切削して形成
した段差部分、16は分割ローラ11,11間の
連結部の汚れを防止するための蛇腹カバー、22
aは回転の安定をはかるために歯車22に延設さ
れたスリーブ部分である。
また、第1図において23は回転力を伝達し、
かつクラウン形ロール2,3の回転を同期させる
ためにエンドフランジ12の外周に固着された歯
車、24は回転駆動力の助勢を受けるために歯車
23の外側に固着された歯車である。
かつクラウン形ロール2,3の回転を同期させる
ためにエンドフランジ12の外周に固着された歯
車、24は回転駆動力の助勢を受けるために歯車
23の外側に固着された歯車である。
なお、クラウン形ロール2は歯車24を有しな
いほかは前記したクラウン形ロール3と同じ構造
を有している。
いほかは前記したクラウン形ロール3と同じ構造
を有している。
第1図、第2図A,Bにおいて、配置調節手段
はそれぞれのローラ軸15の両端部に設けられた
軸角度調節部4,5,8,9と、上側のクラウン
形ロール2のローラ軸15の両端部に取り付けら
れたロール昇降部6,7よりなる。
はそれぞれのローラ軸15の両端部に設けられた
軸角度調節部4,5,8,9と、上側のクラウン
形ロール2のローラ軸15の両端部に取り付けら
れたロール昇降部6,7よりなる。
軸角度調節部4,5,8,9は、それぞれロー
ラ軸15を回転させてクラウン形ロール2,3の
配置角度を調節するためのものである。第2図A
から明らかなように軸角度調節部9は、ローラ軸
15が装着された球状体26と、この球状体26
を回転可能に保持する外枠25と、球状体26の
外周に設けられたネジ溝に螺合して球状体26と
共にローラ軸15を回転させるためのネジ軸27
と、外枠25を収容するケース28とからなる。
なお、軸角度調節部4,5,8も軸角度調節部9
と同じ構造を有している。
ラ軸15を回転させてクラウン形ロール2,3の
配置角度を調節するためのものである。第2図A
から明らかなように軸角度調節部9は、ローラ軸
15が装着された球状体26と、この球状体26
を回転可能に保持する外枠25と、球状体26の
外周に設けられたネジ溝に螺合して球状体26と
共にローラ軸15を回転させるためのネジ軸27
と、外枠25を収容するケース28とからなる。
なお、軸角度調節部4,5,8も軸角度調節部9
と同じ構造を有している。
ロール昇降部6,7は、支持部材34に軸回転
可能に固定された下側のクラウン形ロール3に対
し、上側のクラウン形ロール2を昇降させるため
のものである。ロール昇降部7と同様に構成され
たロール昇降部6は、第2図Bから明らかなよう
に軸角度調節部5におけるケース28の上端にそ
の先端部が回転のみ可能に結合されると共に、支
持部材34における上端バー34aに組み込まれ
たナツト32に螺合するネジ軸31と、ネジ軸3
1の上端に固着されたハンドル30からなり、こ
のハンドルを操作することによりクラウン形ロー
ル2は支持部材に設けられたガイド33に沿つて
昇降する。
可能に固定された下側のクラウン形ロール3に対
し、上側のクラウン形ロール2を昇降させるため
のものである。ロール昇降部7と同様に構成され
たロール昇降部6は、第2図Bから明らかなよう
に軸角度調節部5におけるケース28の上端にそ
の先端部が回転のみ可能に結合されると共に、支
持部材34における上端バー34aに組み込まれ
たナツト32に螺合するネジ軸31と、ネジ軸3
1の上端に固着されたハンドル30からなり、こ
のハンドルを操作することによりクラウン形ロー
ル2は支持部材に設けられたガイド33に沿つて
昇降する。
従つて、実施例における配置調節手段にあつて
は、ロール昇降部6,7によりクラウン形ロール
2,3における分割ローラ11,11の対向部と
しての直線部11a,11aの間隙ないし接触配
置の場合の接触圧の調節がなされ、軸角度調節部
4,5,8,9により軸方向における分割ローラ
の対向部の各部における間隙ないし接触配置の場
合の接触圧の調節がなされる。
は、ロール昇降部6,7によりクラウン形ロール
2,3における分割ローラ11,11の対向部と
しての直線部11a,11aの間隙ないし接触配
置の場合の接触圧の調節がなされ、軸角度調節部
4,5,8,9により軸方向における分割ローラ
の対向部の各部における間隙ないし接触配置の場
合の接触圧の調節がなされる。
なお実施例においては、ロール昇降部からなる
クラウン形ロールの昇降機能と、軸角度調節部か
らなるローラ軸の角度調節機能を別個の手動式の
ものとしたが、本発明においては当該両機能を融
合させた構成としてもよい。またフイードバツク
機構等と連動する自動式のものなどとして構成し
てもよい。従つて本発明における配置調節手段
は、対向配置されたクラウン形ロールの一方又は
双方の昇降操作による全体的な配置状態の調節、
及び対向配置されたクラウン形ロールの一方又は
双方におけるローラ軸の角度調節操作によるロー
ラ対向部の各部分における配置状態の調節が達成
されるように構成されていればよい。
クラウン形ロールの昇降機能と、軸角度調節部か
らなるローラ軸の角度調節機能を別個の手動式の
ものとしたが、本発明においては当該両機能を融
合させた構成としてもよい。またフイードバツク
機構等と連動する自動式のものなどとして構成し
てもよい。従つて本発明における配置調節手段
は、対向配置されたクラウン形ロールの一方又は
双方の昇降操作による全体的な配置状態の調節、
及び対向配置されたクラウン形ロールの一方又は
双方におけるローラ軸の角度調節操作によるロー
ラ対向部の各部分における配置状態の調節が達成
されるように構成されていればよい。
本発明において用うる他の形態を有するクラウ
ン形ロールとしては、例えば第4図のように両端
における外径差がより大きい分割ローラ42,4
2を用いて構成した、外周の上部43が軸方向に
わたつて概略山形線を形成するローラ41からな
る山形タイプのロール40、あるいは第5図Aの
ように屈曲度がより大きいローラ軸51に分割ロ
ーラ11,11を設けてなる凹形タイプのロール
50などをあげることができる。第5図Bに示し
たように凹形タイプのロール50は、ローラ上部
における概略凹線部分52とローラ下部における
カーブがより大きい概略凹線部分54との間に外
周線が直線となる部分53を有している。
ン形ロールとしては、例えば第4図のように両端
における外径差がより大きい分割ローラ42,4
2を用いて構成した、外周の上部43が軸方向に
わたつて概略山形線を形成するローラ41からな
る山形タイプのロール40、あるいは第5図Aの
ように屈曲度がより大きいローラ軸51に分割ロ
ーラ11,11を設けてなる凹形タイプのロール
50などをあげることができる。第5図Bに示し
たように凹形タイプのロール50は、ローラ上部
における概略凹線部分52とローラ下部における
カーブがより大きい概略凹線部分54との間に外
周線が直線となる部分53を有している。
上記のように、本発明において用いられるクラ
ウン形ロールにおけるローラ軸は屈曲したもので
ある。これにより、ローラの形態を異形化するこ
とができる。すなわち、第1図、第3図ないし第
5図に例示したように、端部よりも中央部の外周
長さが大きいローラ(クラウン形)において、ロ
ーラ外周の一部11a,43,52,53が平坦
化されたロールとすることができる。
ウン形ロールにおけるローラ軸は屈曲したもので
ある。これにより、ローラの形態を異形化するこ
とができる。すなわち、第1図、第3図ないし第
5図に例示したように、端部よりも中央部の外周
長さが大きいローラ(クラウン形)において、ロ
ーラ外周の一部11a,43,52,53が平坦
化されたロールとすることができる。
ローラ軸の屈曲度については特に限定はない。
一般には、ローラ軸の長さによつても異なるが、
内角(第6図Aにおけるθ参照)に基づいて45〜
179.5度の屈曲度である。ローラ軸の屈曲度を大
きくするほどローラにおける端部と中央部との外
周長さの差を大きくすることができる。そして、
ローラにおける端部と中央部との外周長さの差が
大きいほど、ローラ面上に走行物を維持する力が
大きくなる。なお、ローラ軸の長さとしては8mm
〜20m、就中12mm〜10mが、ローラ軸の直径とし
ては1mm〜5m、就中3mm〜3mが一般であるがこ
れに限定されない。
一般には、ローラ軸の長さによつても異なるが、
内角(第6図Aにおけるθ参照)に基づいて45〜
179.5度の屈曲度である。ローラ軸の屈曲度を大
きくするほどローラにおける端部と中央部との外
周長さの差を大きくすることができる。そして、
ローラにおける端部と中央部との外周長さの差が
大きいほど、ローラ面上に走行物を維持する力が
大きくなる。なお、ローラ軸の長さとしては8mm
〜20m、就中12mm〜10mが、ローラ軸の直径とし
ては1mm〜5m、就中3mm〜3mが一般であるがこ
れに限定されない。
また、ローラ軸の断面形態ないし仕様について
も特に限定はない。実施例のように丸棒状のもの
であつてもよいし、例えば第6図Aのように複数
の板状物61を断面が放射状となるように組み合
わせた形態の棒状体60、あるいは第6図Bのよ
うに該棒状体60をパイプ63内に収容した形態
のもの62等、軽量化、高曲げ強度化を図つたも
の、あるいはローラ軸を介してロールの冷却を可
能としたものなどがあつてもよい。
も特に限定はない。実施例のように丸棒状のもの
であつてもよいし、例えば第6図Aのように複数
の板状物61を断面が放射状となるように組み合
わせた形態の棒状体60、あるいは第6図Bのよ
うに該棒状体60をパイプ63内に収容した形態
のもの62等、軽量化、高曲げ強度化を図つたも
の、あるいはローラ軸を介してロールの冷却を可
能としたものなどがあつてもよい。
本発明において用いられるクラウン形ロールに
おけるローラは複数に分断されたものである。す
なわち、外径が円錐台形状の分割ローラを、中央
部を基準に左右対称となるよう、かつ軸方向にお
ける中央部より端部に向かつて外周長さが減少す
る状態に適宜な間隙を設けて組合せ配置したもの
からなる。これにより、ローラ全体の形状をクラ
ウン形のものとすることができて、蛇行防止機能
ないし走行物をローラ面上に維持する機能を有す
るロールとすることができる。ローラの分断数は
任意であるが、一般には1又は3、すなわち2体
又は4体の分割ローラとする方式である。
おけるローラは複数に分断されたものである。す
なわち、外径が円錐台形状の分割ローラを、中央
部を基準に左右対称となるよう、かつ軸方向にお
ける中央部より端部に向かつて外周長さが減少す
る状態に適宜な間隙を設けて組合せ配置したもの
からなる。これにより、ローラ全体の形状をクラ
ウン形のものとすることができて、蛇行防止機能
ないし走行物をローラ面上に維持する機能を有す
るロールとすることができる。ローラの分断数は
任意であるが、一般には1又は3、すなわち2体
又は4体の分割ローラとする方式である。
ローラ軸に軸受を介して回転可能に設けられた
状態におけるローラの形態は、上記した第1図、
第3図ないし第5図に示した実施例の如く直線タ
イプ、山形タイプ、凹形タイプで代表される。す
なわち、ロールの外観に基づき、ストレートなロ
ーラ軸に分割ローラを全体としてクラウン形とな
るよう所定の状態に設けたものにおける前記スト
レートなローラ軸を中央部で一方向に曲げた状態
のもので代表される。
状態におけるローラの形態は、上記した第1図、
第3図ないし第5図に示した実施例の如く直線タ
イプ、山形タイプ、凹形タイプで代表される。す
なわち、ロールの外観に基づき、ストレートなロ
ーラ軸に分割ローラを全体としてクラウン形とな
るよう所定の状態に設けたものにおける前記スト
レートなローラ軸を中央部で一方向に曲げた状態
のもので代表される。
なお、クラウン形ロールにおけるローラの前記
した形態は、ローラ軸の垂直立面投影に基づいて
成立していればよい。すなわち、屈曲したローラ
軸を垂直な立面に投影した場合の影絵におけるロ
ーラ軸の中心線が懸垂線となる範囲内において、
ローラの上部における外周線が概略凹線状態、あ
るいは直線状態、あるいは概略山形線状態にあれ
ばよい。
した形態は、ローラ軸の垂直立面投影に基づいて
成立していればよい。すなわち、屈曲したローラ
軸を垂直な立面に投影した場合の影絵におけるロ
ーラ軸の中心線が懸垂線となる範囲内において、
ローラの上部における外周線が概略凹線状態、あ
るいは直線状態、あるいは概略山形線状態にあれ
ばよい。
ローラ、すなわち分割ローラを構成する材料に
ついては特に限定はない。本発明においては屈曲
したローラ軸を用いたので、すなわち複数のスト
レートな軸を屈曲させた状態に連結した形態のロ
ーラ軸を用いたので、従来と同様の構成材料から
なるローラを用いることができる。従つて、ゴム
製ないしプラスチツク製のローラ、金属製ないし
セラミツク製のローラなどを代表例としてあげる
ことができる。もちろん、布などでカバーされた
ローラなどであつてもよい。ゴム系のローラは走
行物の滑り防止性の点で、金属系、セラミツク系
のローラは耐熱性あるいは導電性によるゴミ付着
防止性などの点で望ましい。
ついては特に限定はない。本発明においては屈曲
したローラ軸を用いたので、すなわち複数のスト
レートな軸を屈曲させた状態に連結した形態のロ
ーラ軸を用いたので、従来と同様の構成材料から
なるローラを用いることができる。従つて、ゴム
製ないしプラスチツク製のローラ、金属製ないし
セラミツク製のローラなどを代表例としてあげる
ことができる。もちろん、布などでカバーされた
ローラなどであつてもよい。ゴム系のローラは走
行物の滑り防止性の点で、金属系、セラミツク系
のローラは耐熱性あるいは導電性によるゴミ付着
防止性などの点で望ましい。
なお、ローラはその外周に適宜な目的、例えば
水切りやスリツプ防止等を目的とする溝などを有
するものであつてもよい。
水切りやスリツプ防止等を目的とする溝などを有
するものであつてもよい。
本発明におけるローラに関しての特徴は、ロー
ラの構成材料に制約されることなく、クラウン形
のローラをその外周の一部に軸方向にわたり平坦
化された部分を有する状態にローラ軸に対して回
転可能に設けることができる点にある。従つて、
分割ローラを金属厚板等の剛性材料や耐熱材料で
構成することができて、走行物が金属厚板や高温
物であるときのようにローラを構成する材料に高
強度性や耐熱性などの特殊な性能が要求される場
合にも、その要求性能を満足し、かつ前記した特
殊な形態を有するクラウン形のローラからなるロ
ールを形成しうる点に本発明の特徴がある。
ラの構成材料に制約されることなく、クラウン形
のローラをその外周の一部に軸方向にわたり平坦
化された部分を有する状態にローラ軸に対して回
転可能に設けることができる点にある。従つて、
分割ローラを金属厚板等の剛性材料や耐熱材料で
構成することができて、走行物が金属厚板や高温
物であるときのようにローラを構成する材料に高
強度性や耐熱性などの特殊な性能が要求される場
合にも、その要求性能を満足し、かつ前記した特
殊な形態を有するクラウン形のローラからなるロ
ールを形成しうる点に本発明の特徴がある。
分割ローラの寸法についは特に限定はなく、ロ
ールの用途ないしローラ軸の屈曲度等に応じて適
宜に決定される。一般には、長さ10m以下、就中
3mm〜5m、最大径部の外周長さ10mm〜10m、就
中20mm〜5m、最大径部と最小径部との外周長さ
の差0.5mm〜1m、就中1mm〜30cmの寸法である。
また、凹形タイプ、山形タイプにおいて、ローラ
軸が最大の懸垂窪み状態を示す場合におけるロー
ラ上部の中央部でのローラ面とローラの両端部を
結ぶ直線との間隙dは0.1〜50mmが一般である。
ールの用途ないしローラ軸の屈曲度等に応じて適
宜に決定される。一般には、長さ10m以下、就中
3mm〜5m、最大径部の外周長さ10mm〜10m、就
中20mm〜5m、最大径部と最小径部との外周長さ
の差0.5mm〜1m、就中1mm〜30cmの寸法である。
また、凹形タイプ、山形タイプにおいて、ローラ
軸が最大の懸垂窪み状態を示す場合におけるロー
ラ上部の中央部でのローラ面とローラの両端部を
結ぶ直線との間隙dは0.1〜50mmが一般である。
本発明のピンチロールを構成するに際しては、
すなわちクラウン形ロールの一対を対向配置させ
るに際しては、ローラの対向部における外周線が
整合する組み合わせとすることが好ましい。その
例としては、直線タイプ同士の直線部を利用した
組み合わせ(第1図参照)、凹型タイプ同士の直
線部を利用した組み合わせ、直線タイプと凹型タ
イプの直線部を利用した組み合わせ、凹型タイプ
の概略凹線部とこの概略凹線部に整合する概略山
形線部を有する山形タイプの当該線部を利用した
組み合わせなどがある。
すなわちクラウン形ロールの一対を対向配置させ
るに際しては、ローラの対向部における外周線が
整合する組み合わせとすることが好ましい。その
例としては、直線タイプ同士の直線部を利用した
組み合わせ(第1図参照)、凹型タイプ同士の直
線部を利用した組み合わせ、直線タイプと凹型タ
イプの直線部を利用した組み合わせ、凹型タイプ
の概略凹線部とこの概略凹線部に整合する概略山
形線部を有する山形タイプの当該線部を利用した
組み合わせなどがある。
本発明のピンチロールの適用対象としては圧延
板、箔、布、紙、プラスチツクフイルムなどのほ
か、金属厚板、高温板等の巻き取り部、次工程導
入部、単なる走行部などがあげられるが、これに
限定するものでない。
板、箔、布、紙、プラスチツクフイルムなどのほ
か、金属厚板、高温板等の巻き取り部、次工程導
入部、単なる走行部などがあげられるが、これに
限定するものでない。
発明の効果
本発明のピンチロールによれば、平坦化された
部分を有するクラウン形ロールを用いたのでその
平坦化部分を利用して一対のロールを、その対向
部が軸方向にわたつて整合した状態(ロール間の
間隙が一定)に配置することができる。その結結
果、走行物をローラ面に幅広く接触させた状態で
走行させることができ、これにより走行物に対し
てピンチ部による大きい規制力を作用させること
ができる。
部分を有するクラウン形ロールを用いたのでその
平坦化部分を利用して一対のロールを、その対向
部が軸方向にわたつて整合した状態(ロール間の
間隙が一定)に配置することができる。その結結
果、走行物をローラ面に幅広く接触させた状態で
走行させることができ、これにより走行物に対し
てピンチ部による大きい規制力を作用させること
ができる。
また、ロールはその中央部の外周長さが端部よ
りも大きいのでその周速度差効果により、走行物
をローラ面上に維持する機能を有している。しか
も、前記した走行物とローラ面との接触幅が広い
ことに基づき、大きい維持力を作用させることが
できて走行物を高速に、かつ安定した状態に走行
させることができる。
りも大きいのでその周速度差効果により、走行物
をローラ面上に維持する機能を有している。しか
も、前記した走行物とローラ面との接触幅が広い
ことに基づき、大きい維持力を作用させることが
できて走行物を高速に、かつ安定した状態に走行
させることができる。
第1図は実施例のピンチロールの正面図、第2
図のAはその軸角度調節部の断面図、Bはそのロ
ール昇降部を示した右側面図、第3図は実施例に
おける下側のクラウン形ロールの部分断面図、第
4図は他のクラウン形ロールの正面図、第5図の
Aはさらに他のクラウン形ロールの正面図、Bは
そのローラ形態の説明図、第6図のAは他のロー
ラ軸の斜視図、Bはさらに他のローラ軸の端面図
である。 1:ピンチ部、2,3,40,50:クラウン
形ロール、10,41:複数に分断されたロー
ラ、11,42:分割ローラ、15,51,6
0,62:屈曲したローラ軸、4,5,8,9:
軸角度調節部、6,7:ロール昇降部。
図のAはその軸角度調節部の断面図、Bはそのロ
ール昇降部を示した右側面図、第3図は実施例に
おける下側のクラウン形ロールの部分断面図、第
4図は他のクラウン形ロールの正面図、第5図の
Aはさらに他のクラウン形ロールの正面図、Bは
そのローラ形態の説明図、第6図のAは他のロー
ラ軸の斜視図、Bはさらに他のローラ軸の端面図
である。 1:ピンチ部、2,3,40,50:クラウン
形ロール、10,41:複数に分断されたロー
ラ、11,42:分割ローラ、15,51,6
0,62:屈曲したローラ軸、4,5,8,9:
軸角度調節部、6,7:ロール昇降部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸方向における中央部より端部に向かつて外
周長さが減少し、かつ複数に分断されたローラを
間隙を設けて、屈曲したローラ軸に回転可能に設
けてなるクラウン形ロールの一対を対向配置して
なるピンチ部と、このピンチ部におけるクラウン
形ロールの配置状態を調節するための配置調節手
段とからなり、その配置調節手段がクラウン形ロ
ールの昇降機能と、クラウン形ロールのローラ軸
の角度調節機能とを有することを特徴とするピン
チロール。 2 ローラ外周の一部が軸方向にわたつて形成す
る直線部と直線部又は概略山形線部とこれに整合
する概略凹線部との組合せとなるよう直線タイ
プ、山形タイプ又は凹形タイプのクラウン形ロー
ルを対向配置してピンチ部を構成したものである
特許請求の範囲第1項記載のピンチロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25419686A JPS63112357A (ja) | 1986-10-25 | 1986-10-25 | ピンチロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25419686A JPS63112357A (ja) | 1986-10-25 | 1986-10-25 | ピンチロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63112357A JPS63112357A (ja) | 1988-05-17 |
| JPH0521821B2 true JPH0521821B2 (ja) | 1993-03-25 |
Family
ID=17261579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25419686A Granted JPS63112357A (ja) | 1986-10-25 | 1986-10-25 | ピンチロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63112357A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4726962B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2011-07-20 | シャープ株式会社 | 薄膜太陽電池モジュール及び薄膜太陽電池アレイ |
| JP5731264B2 (ja) * | 2011-04-15 | 2015-06-10 | サトーホールディングス株式会社 | 移送ローラ及びプリンタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54154272A (en) * | 1978-05-26 | 1979-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Contact forming method for semiconductor device |
| JPS5661260A (en) * | 1979-10-24 | 1981-05-26 | Tokyo Kikai Seisakusho:Kk | Remote control apparatus of nipping roller in rotary press |
| JPS60227417A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1986
- 1986-10-25 JP JP25419686A patent/JPS63112357A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63112357A (ja) | 1988-05-17 |
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