JPH05218434A - 半導体装置及び液晶表示装置 - Google Patents

半導体装置及び液晶表示装置

Info

Publication number
JPH05218434A
JPH05218434A JP4045092A JP4045092A JPH05218434A JP H05218434 A JPH05218434 A JP H05218434A JP 4045092 A JP4045092 A JP 4045092A JP 4045092 A JP4045092 A JP 4045092A JP H05218434 A JPH05218434 A JP H05218434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
substrate
pmos transistor
region
single crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4045092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Inoue
俊輔 井上
Tetsunobu Kouchi
哲伸 光地
Mamoru Miyawaki
守 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4045092A priority Critical patent/JPH05218434A/ja
Publication of JPH05218434A publication Critical patent/JPH05218434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 絶縁層上に形成した単結晶Si薄膜からなる
活性層を有するPMOSトランジスタ、NMOSトラン
ジスタからなるCMOSインバータであって、NMOS
トランジスタのチャネル領域に電極取り出し部が形成さ
れ、Si基板に接続されていることを特徴とする半導体
装置。 【効果】 NMOSトランジスタのチャネル領域を部分
空乏化、PMOSトランジスタのチャネル領域を完全空
乏化して耐圧性が高く、寄生容量の小さい装置とするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PMOS(Pチャネル
型MOS;Metal Oxide Silicon)
トランジスタ及びNMOS(Nチャネル型MOS)トラ
ンジスタ等のMOS FET(電界効果型トランジス
タ)を複数有する半導体装置、及び該半導体装置を利用
した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FETの一つとして金属のゲート電極を
絶縁層を介して半導体からなる活性層に積層させてなる
トランジスタはMOS FETとして広く利用されてい
る。MOS FETには、ソース・ドレイン領域がP+
型のPMOSトランジスタと、n+ 型のNMOSトラン
ジスタが有り、さらに、エンハンスメント型ののPMO
S及びNMOSトランジスタをそれぞれ負荷及びインバ
ータ素子に用いたCMOSインバータ(相補型MOSイ
ンバータ)は製造工程がやや繁雑ではあるもの、消費電
力が極めて小さいという利点が有り、さらなる開発が進
められている。
【0003】図2にCMOSインバータのPMOSトラ
ンジスタ及びNMOSトランジスタの断面図を示す。図
2(a)はPMOSトランジスタ、(b)はNMOSト
ランジスタである。図中、21は通常Siからなる基
板、22〜22”は絶縁層、23はPMOSトランジス
タのドレイン領域、24がソース領域であり、それぞれ
出力端子17、VDD端子(高圧側電源)に接続されてい
る。25はチャネル領域、4はゲート電極である。一方
NMOSトランジスタは、26がソース領域、28がド
レイン領域でそれぞれ出力端子17、及びVSS(低圧側
電源)14に接続されている。9はゲート電極、27は
チャネル領域である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の多結晶Si薄膜
により活性領域を形成したNMOSトランジスタにおい
て、該単結晶Siの品質を向上させるとキャリアの移動
度が向上すると共に及び少数キャリアの寿命が長くな
り、そのためドレイン近傍の電界集中により発生したホ
ールが、チャネル内にたまり易くなり、しきい値のシフ
ト、ソース・ドレイン耐圧の劣化が見られるようにな
る。このような状態は半導体装置としての信頼性、品質
を低下せしめる結果となる。
【0005】またPMOSトランジスタにおいては、寄
生容量のために動作速度を上げられないという問題が有
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、MOS FE
Tの活性領域を単結晶半導体薄膜で形成し、且つトラン
ジスタの活性領域内のチャネル領域に電極取り出し部を
設け、電位を制御することにより、上記課題を解決する
ものである。
【0007】即ち本発明は、絶縁層上に形成された単結
晶半導体薄膜により活性領域を形成した複数のMOS
FETを有する半導体装置において、少なくとも一部の
MOSトランジスタのチャネル領域に電極取り出し部を
設けたことを特徴とする半導体装置、及び該半導体装置
を応用し、チャネル領域に電極取り出し部を設けたCM
OSインバータを周辺駆動回路に用い、画素電極のスイ
ッチングにはPMOSトランジスタを用いたことを特徴
とするアクティブマトリクス方式の液晶表示装置であ
る。
【0008】本発明においてMOS FETの活性領域
は単結晶半導体薄膜で形成されるが、説明の都合上最も
良く使用されているSiを例に挙げて説明する。
【0009】本発明の半導体装置はSOI(Silic
on on Insulator)基板に形成する。活
性領域の単結晶Si薄膜の形成方法としては、従来のS
IMOX(Separation by Implan
ted Oxigen)法によるものでもかまわない
が、不純物が多く、好ましくない。多孔質Si基体上に
エピタキシャル成長させて得られる単結晶Si薄膜がほ
とんど欠陥が無く、トランジスタの高速駆動を可能にす
るため、好適に用いられる。この多孔質Si基体を用い
た単結晶Si薄膜の形成方法について説明する。
【0010】この多孔質Si基体には、透過型電子顕微
鏡による観察によれば、平均約600Å程度の径の孔が
形成されており、その密度は単結晶Siに比べると、半
分以下になるにもかかわらず、その単結晶性は維持され
ており、多孔質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシャ
ル成長させることも可能である。ただし、1000℃以
上では、内部の孔の再配列が起こり、増速エッチングの
特性が損なわれる。このため、Si層のエピタキシャル
成長には、分子線エピタキシャル成長法、プラズマCV
D法、熱CVD法、光CVD法、バイアス・スパッタ
法、液晶成長法等の低温成長が好適とされる。
【0011】ここでP型Siを多孔質化した後に単結晶
層をエピタキシャル成長させる方法について説明する。
【0012】先ず、Si単結晶基体を用意し、それをH
F溶液を用いた陽極化成法によって、多孔質化する。単
結晶Siの密度は2.33g/cm3 であるが、多孔質
Si基体の密度はHF溶液濃度を20〜50重量%に変
化させることで、0.6〜1.1g/cm3 に変化させ
ることができる。この多孔質層は下記の理由により、P
型Si基体に形成され易い。
【0013】多孔質Siは半導体の電解研磨の研究過程
において発見されたものであり、陽極化成におけるSi
の溶解反応において、HF溶液中のSiの陽極反応には
正孔が必要であり、その反応は、次のように示される。
【0014】 Si+2HF+(2−n)e+ →SiF2 +2H+ +ne- SiF2 +2HF→SiF4 +H2 SiF4 +2HF→H2 SiF6 又は、 Si+4HF+(4−λ)e+ →SiF4 +4H+ +λe- SiF4 +2HF→H2 SiF6 ここで、e+ 及び、e- はそれぞれ、正孔と電子を表し
ている。また、n及びλはそれぞれSi1原子が溶解す
るために必要な正孔の数であり、n>2又は、λ>4な
る条件が満たされた場合に多孔質Siが形成されるとし
ている。
【0015】以上のことから、正孔の存在するP型Si
は、多孔質化され易いと言える。
【0016】一方、高濃度N型Siも多孔質化されうる
ことが報告されているおり、従って、P型、N型の別に
こだわらずに多孔質化を行うことができる。
【0017】また、多孔質層はその内部に大量の空隙が
形成されているために、密度が半分以下に減少する。そ
の結果、体積に比べて表面積が飛躍的に増大するため、
その化学エッチング速度は、通常の単結晶層のエッチン
グ速度に比べて著しく増速される。
【0018】単結晶Siを陽極化成によって多孔質化す
る条件を以下に示す。尚、陽極化成によって形成する多
孔質Siの出発材料は、単結晶Siに限定されるもので
はなく、他の結晶構造のSiでも可能である。
【0019】 印加電圧: 2.6(V) 電流密度: 30(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C25 OH=1:
1:1 時間: 2.4(時間) 多孔質Siの厚み: 300(μm) Porosity: 56(%) このようにして形成した多孔質化Si基体の上にSiを
エピタキシャル成長させて単結晶Si薄膜を形成する。
単結晶Si薄膜の厚さは好ましくは50μm以下、さら
に好ましくは20μm以下である。
【0020】次に上記単結晶Si薄膜表面を酸化した
後、最終的に基板を構成することになる基体を用意し、
単結晶Si表面の酸化膜と上記基体を貼り合わせる。或
いは新たに用意した単結晶Si基体の表面を酸化した
後、上記多孔質Si基体上の単結晶Si層と貼り合わせ
る。この酸化膜を基体と単結晶Si層の間に設ける理由
は、例えば基体としてガラスを用いた場合、Si活性層
の下地界面により発生する界面準位は上記ガラス界面に
比べて、酸化膜界面の方が準位を低くできるため、電子
デバイスの特性を、著しく向上させることができるため
である。さらに、後述する選択エッチングにより多孔質
Si気体をエッチング除去した単結晶Si薄膜のみを新
しい基体に貼り合わせても良い。貼り合わせはそれぞれ
の表面を洗浄後に室温で接触させるだけでファン デル
ワールス力で簡単には剥すことができない程充分に密
着しているが、これをさらに200〜900℃、好まし
くは600〜900℃の温度で窒素雰囲気下熱処理し完
全に貼り合わせる。
【0021】さらに、上記の貼り合わせた2枚の基体全
体にSi34 層をエッチング防止膜として堆積し、多
孔質Si基体の表面上のSi34 層のみを除去する。
このSi34 層の代わりにアピエゾンワックスを用い
ても良い。この後、多孔質Si基体を全部エッチング等
の手段で除去することにより薄膜単結晶Si層を有する
半導体基板が得られる。
【0022】この多孔質Si基体のみを無電解湿式エッ
チングする選択エッチング法についていて説明する。
【0023】結晶Siに対してはエッチング作用を持た
ず、多孔質Siのみを選択エッチング可能なエッチング
液としては、弗酸、フッ化アンモニウム(NH4 F)や
フッ化水素(HF)等バッファード弗酸、過酸化水素水
を加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、アルコー
ルを加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、過酸化
水素水とアルコールとを加えた弗酸又はバッファード弗
酸の混合液が好適に用いられる。これらの溶液に貼り合
わせた基板を湿潤させてエッチングを行う。エッチング
速度は弗酸、バッファード弗酸、過酸化水素水の溶液濃
度及び温度に依存する。過酸化水素水を添加することに
よって、Siの酸化を増速し、反応速度を無添加に比べ
て増速することが可能となり、さらに過酸化水素水の比
率を変えることにより、その反応速度を制御することが
できる。またアルコールを添加することにより、エッチ
ングによる反応生成気体の気泡を、瞬時にエッチング表
面から攪拌することなく除去でき、均一に且つ効率よく
多孔質Siをエッチングすることができる。
【0024】バッファード弗酸中のHF濃度は、エッチ
ング液に対して、好ましくは1〜95重量%、より好ま
しくは1〜85重量%、さらに好ましくは1〜70重量
%の範囲で設定され、バッファード弗酸中のNH4 F濃
度は、エッチング液に対して、好ましくは1〜95重量
%、より好ましくは5〜90重量%、さらに好ましくは
5〜80重量%の範囲で設定される。
【0025】HF濃度は、エッチング液に対して、好ま
しくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重量
%、さらに好ましくは5〜80重量%の範囲で設定され
る。
【0026】H22 濃度は、エッチング液に対して、
好ましくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重
量%、さらに好ましくは10〜80重量%で、且つ上記
過酸化水素水の効果を奏する範囲で設定される。
【0027】アルコール濃度は、エッチング液に対し
て、好ましくは80重量%、より好ましくは60重量%
以下、さらに好ましくは40重量%以下で、且つ上記ア
ルコールの効果を奏する範囲で設定される。
【0028】温度は、好ましくは0〜100℃、より好
ましくは5〜80℃、さらに好ましくは5〜60℃の範
囲で設定される。
【0029】本工程に用いられるアルコールはエチルア
ルコールの他、イソプロピルアルコールなど製造工程等
に実用上差し支えなく、さらに上記アルコール添加効果
を望むことのできるアルコールを用いることができる。
【0030】このようにして得られた半導体基板は、通
常のSiウエハーと同等な単結晶Si層が平坦にしかも
均一に薄層化されて基板全域に大面積に形成されてい
る。
【0031】この半導体基板の単結晶Si層を部分酸化
法或いは島状にエッチングすることにより分離し、不純
物をドープしてp或いはnチャネルトランジスタを形成
する。
【0032】尚、Si以外の半導体の単結晶薄膜は上記
の多孔質Si基体上に単結晶Si薄膜を形成した後、そ
の表面に成長させることにより得られる。その後はSi
同様、多孔質Si基体をエッチング除去し、さらに、単
結晶Si薄膜、及び該単結晶Siと接していた表面層を
一部エッチング除去して良好な半導体薄膜が得られる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。しかしながら、本発明がこれらの実施例に限定され
るものではない。
【0034】実施例1 図1〜6に本発明の液晶表示装置の実施例を示す。後述
するように本発明では多くのスイッチにMOSトランジ
スタが使われているが、この中で、チャネル領域の電位
をMOSトランジスタのソース電位と同電位とするCM
OSインバータを例にとり、その構成と効果を示す。先
ず、図1に本実施例の周辺駆動回路に用いたCMOSイ
ンバータの平面図を簡略化して示す。図1中絶縁層は省
略している。図中、1〜5はPMOSトランジスタ1
1、6〜10がNMOSトランジスタ12であり、1、
6が活性領域、2、7が出力端子17へのドレイン領域
の接続部、3がPMOSトランジスタ11のソース領域
とVDD端子(高圧側電源)の接続部、4がNMOSトラ
ンジスタ12のソース領域とVSS端子(低圧側電源)の
接続部、4、9がゲート配線で16のゲート接続部にお
いて入力端子15と接続されている。5はPMOSトラ
ンジスタ11のチャネル領域の電極取り出し部でVDD
子13に接続され、一方NMOSトランジスタ12のチ
ャネル領域の電極取り出し部10はVSS端子に接続さ
れ、それぞれチャネル領域の電位を制御している。
【0035】図1中のA−A’断面、B−B’断面及び
C−C’断面をそれぞれ図2(a)、(b)、図3に示
した。図2〜3中、21は基板、22〜22”は絶縁
層、23、24、25はそれぞれPMOSトランジスタ
のドレイン領域、ソース領域、チャネル領域である。ま
た、26、27、28はそれぞれNMOSトランジスタ
のソース領域、チャネル領域、ドレイン領域である。こ
のように、本実施例においては、各トランジスタのチャ
ネル領域には電極取り出し部が設けられ、その電位が制
御されている。
【0036】図4に本実施例全体の回路を簡単に示す。
図中41は信号をバッファー容量へ転送するためのMO
Sトランジスタ、42は各信号線の信号を一旦蓄えてお
くバッファー容量、43はバッファー容量42に蓄えら
れた信号を画素部へ転送するためのMOSトランジスタ
スイッチ、44は画像信号を入力するためのビデオ信号
線、45はトランジスタ43を駆動するための配線、4
6は信号線48を水平に駆動するための水平シフトレジ
スタ、47は信号線48’を垂直に駆動するための垂直
シフトレジスタである。尚、MOSトランジスタ41、
43はいずれも双方向に信号を転送する必要性から、そ
のチャネル電位をソースまたはドレインと同電位とする
ことはできない。特に本実施例では41、43をNMO
Sで構成したため、そのチャネル電位は回路中の最低電
位に固定した。
【0037】図5(a)に図1に示したCMOSインバ
ータの等価回路を、(b)に画素の等価回路を示した。
図中53はPMOSトランジスタ、54は保持容量、5
5は液晶容量である。図6に画素部の構成を示す。図中
61は画素電極、62はゲート線(信号線)、63はゲ
ート電極、64は活性領域、65はドレイン領域と画素
電極との接続部、66はソース領域とソース線(信号
線)67との接続部である。このように、画素電極のス
イッチングを行うPMOSトランジスタにはチャネル領
域の電極取り出し部は設けていない。この理由は、以下
の通りである。即ち、チャネル領域のコンタクトをとる
ことにより、画素の開口率を低下させてしまう。PMO
Sトランジスタでは、チャネル領域のコンタクトがない
ことにより、わずかながらしきい値の変動をもたらすも
のの、液晶表示部の画素スイッチとしては、充分な機能
を果たす。本発明者等は画素部の開口率を向上させるこ
とが得策と考えた。
【0038】図1、2に示した本実施例のCMOSイン
バータは単結晶SiをLOCOS(Local Oxi
dation of Silicon)酸化によって絶
縁分離して形成したが、拡散分離によっても形成するこ
とができる。その場合のCMOSインバータのレイアウ
トを図7に示す。図中、71、71’はN+ 型拡散層注
入マスクパターン、72はPMOSトランジスタのソー
ス/ドレイン拡散層イオン注入マスクパターン、73、
73’はP+ 型拡散層イオン注入マスクパターン、74
はNMOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層イオ
ン注入マスクパターンである。
【0039】本実施例のように、電極取り出し部を設け
ることにより、NMOSトランジスタの耐圧が向上し、
またバイアス電位の違いによるしきい値Vthのシフトも
なくなる。そのため、電源電圧14Vの駆動が可能とな
った。また、画素部のPMOSトランジスタは該電極取
り出し部を設けないことにより小型化し、開口率50%
以上を確保することができる。さらに、このPMOSト
ランジスタの活性領域は絶縁層上に形成された薄膜であ
るため、寄生容量が大幅に減少し、完全空乏化できるた
めに、不純物濃度を減らしてホール移動度を高め、駆動
力を向上させることができる。但し、完全空乏化動作を
させるか否化の選択は、回路に要求される耐圧と速度の
トレードオフより決定すれば良い。この構成により、本
実施例の液晶表示装置においては、従来よりもさらに高
精細、高諧調の表示を行うことができる。
【0040】実施例2 本発明第2の実施例として、電極取り出し部を設けたN
MOSトランジスタと、電極取り出し部を有していない
PMOSトランジスタからなるCMOSインバータを設
計した。NMOSトランジスタの電極取り出し部はSi
基板に接続して電位を制御した。活性層の厚みTSOI
5000Å、NMOSトランジスタのチャネル濃度=3
×1016cm-3、PMOSトランジスタのチャネル濃度
=1×1016cm-3として、NMOS及びPMOSトラ
ンジスタがそれぞれオンした時の断面図を図8に示す。
(a)がNMOSトランジスタ、(b)がPMOSトラ
ンジスタである。本図に示したように、それぞれオンし
た際には、NMOSトランジスタのチャネル領域は電極
取り出し部を形成して基板に接続していることにより、
部分的に空乏化されて空乏化領域81と中性領域82に
分かれ、一方PMOSトランジスタのチャネル領域は完
全に空乏化される。NMOSトランジスタのチャネル内
のホールはこの中性領域82を通り、基板へ逃げること
ができる。一方PMOSトランジスタは上記実施例1の
画素電極のスイッチングに用いたPMOSトランジスタ
同様、完全空乏化されるため、チャネル不純物濃度を抑
えてキャリア移動度を高め、駆動力を向上させることが
できる。
【0041】このCMOSインバータを用いて電源電圧
5VのCMOS論理回路及びリンングオシレータを形成
した。
【0042】本実施例において、NMOSトランジスタ
の耐圧は7V、PMOSトランジスタの耐圧は8Vとい
ずれも高く、また、PMOSトランジスタの完全空乏化
動作によりホール移動度は15%向上し、S/D寄生容
量がバルクCMOSインバータに比べて80%減少した
ため動作速度は30%向上した。本実施例のように5V
以下の電源でPMOSトランジスタを使用する論理回路
においては、PMOSトランジスタのチャネル領域のコ
ンタクトを使用せずとも、充分な回路特性が得られる。
従って、徒にコンタクト領域の面積を無駄にせずに回路
レイアウトを縮小することが得策であることを見出し
た。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
MOS FETの耐圧性が向上し、高い電源電圧を用
い、安定した高速駆動が可能となる。従って、本発明第
2の液晶表示装置においても、周辺駆動回路を高圧駆動
してより画質の高い表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に用いたCMOSインバ
ータの平面図である。
【図2】図1に示したCMOSインバータの断面図であ
る。
【図3】図1に示したCMOSインバータの断面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例のパネルの等価回路であ
る。
【図5】図1に示したCMOSインバータの等価回路及
び、画素部の等価回路である。
【図6】本発明の第1の実施例の画素部の説明図であ
る。
【図7】本発明第1の実施例に用いることができる他の
CMOSインバータの平面図である。
【図8】本発明第2の実施例のCMOSインバータのN
MOSトランジスタ及びPMOSトランジスタのオン状
態の断面図である。
【符号の説明】
1 活性領域 2 ドレイン領域接続部 3 ソース領域接続部 4 ゲート配線 5 チャネル領域電極取り出し部 6 活性領域 7 ドレイン領域接続部 8 ソース領域接続部 9 ゲート配線 10 チャネル領域電極取り出し部 11 PMOSトランジスタ 12 NMOSトランジスタ 13 VDD端子 14 VSS端子 15 入力端子 16 ゲート接続部 17 出力端子 21 基板 22〜22” 絶縁層 23 ドレイン領域 24 ソース領域 25 チャネル領域 26 ソース領域 27 チャネル領域 28 ドレイン領域 41、43 トランジスタ 42 バッファー容量 44 ビデオ信号線 45 配線 46 水平シフトレジスタ 47 垂直シフトレジスタ 48、48’ 信号線 53 PMOSトランジスタ 54 保持容量 55 液晶容量 61 画素電極 62 ゲート線 63 ゲート 64 活性領域 65 ドレイン領域接続部 66 ソース領域接続部 67 ソース線 71、71’ N+ 型拡散層イオン注入マスクパターン 72 PMOSトランジスタソース/ドレイン拡散層イ
オン注入マスクパターン 73、73’ P+ 型拡散層イオン注入マスクパターン 74 NMOSトランジスタソース/ドレイン拡散層イ
オン注入マスクパターン 81 NMOSチャネル空乏化領域 82 NMOSチャネル中性領域 83 PMOSチャネル空乏化領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/092 27/12 8728−4M H03K 17/00 M 9184−5J 19/0175 8941−5J H03K 19/00 101 F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層上に形成した単結晶半導体薄膜に
    より活性領域を形成した複数のMOS FETを有する
    半導体装置において、少なくとも一部のMOSトランジ
    スタのチャネル領域に電極取り出し部を設けたことを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 CMOSインバータを周辺駆動回路に用
    い、PMOSトランジスタを画素電極のスイッチングに
    用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置であっ
    て、上記CMOSインバータ及びPMOSトランジスタ
    の活性領域が絶縁層上に形成した単結晶半導体薄膜より
    なり、さらに上記CMOSインバータのPMOS及びN
    MOSトランジスタの少なくともいずれかにチャネル領
    域に電極取り出し部を設けたことを特徴とする半導体装
    置。
JP4045092A 1992-01-31 1992-01-31 半導体装置及び液晶表示装置 Pending JPH05218434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4045092A JPH05218434A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 半導体装置及び液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4045092A JPH05218434A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 半導体装置及び液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05218434A true JPH05218434A (ja) 1993-08-27

Family

ID=12580980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4045092A Pending JPH05218434A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 半導体装置及び液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05218434A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332250A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法
WO2001067169A1 (en) * 2000-03-10 2001-09-13 Seiko Epson Corporation Electrooptical device and electronic device
US7045398B2 (en) 2002-03-28 2006-05-16 Seiko Epson Corporation Manufacturing method for electro-optical device, electro-optical device, manufacturing method for semiconductor device, semiconductor device, projection-type display apparatus, and electronic apparatus
JP2024534287A (ja) * 2021-09-20 2024-09-20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション パワー・レールがアクティブ・ゲートの下に配置された半導体構造体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332250A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法
WO2001067169A1 (en) * 2000-03-10 2001-09-13 Seiko Epson Corporation Electrooptical device and electronic device
US7045398B2 (en) 2002-03-28 2006-05-16 Seiko Epson Corporation Manufacturing method for electro-optical device, electro-optical device, manufacturing method for semiconductor device, semiconductor device, projection-type display apparatus, and electronic apparatus
JP2024534287A (ja) * 2021-09-20 2024-09-20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション パワー・レールがアクティブ・ゲートの下に配置された半導体構造体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3191061B2 (ja) 半導体装置及び液晶表示装置
US5750000A (en) Semiconductor member, and process for preparing same and semiconductor device formed by use of same
US6096582A (en) Method of making a semiconductor device
US5434441A (en) Silicon-on-insulator CMOS device and a liquid crystal display with controlled base insulator thickness
US4814288A (en) Method of fabricating semiconductor devices which include vertical elements and control elements
US5547886A (en) Method of producing a semiconductor device
JPH05303116A (ja) 半導体装置
JPH05243579A (ja) 半導体装置
EP0449589A1 (en) Method of producing a SOI structure
US5597738A (en) Method for forming isolated CMOS structures on SOI structures
JPH05210364A (ja) 液晶パネル表示装置
JPH05206422A (ja) 半導体装置及びその作製方法
JPH05218434A (ja) 半導体装置及び液晶表示装置
JPH05241200A (ja) 液晶表示装置
JPH05218326A (ja) 半導体装置及び液晶表示装置
JPH05210090A (ja) 信号入力方法
JPH05241139A (ja) 液晶表示装置
US7541258B2 (en) Method of manufacturing semiconductor substrate and method of manufacturing semiconductor device
JPH05210115A (ja) 液晶表示装置
JPH05218435A (ja) 半導体装置
JP3098815B2 (ja) 液晶表示装置
JPH06232406A (ja) 半導体素子基板
JPH05216065A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JPH06204168A (ja) 半導体装置
JPH06196675A (ja) 半導体基体の形成方法及び該基体を用いた半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010724