JPH0521848Y2 - - Google Patents

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JPH0521848Y2
JPH0521848Y2 JP13425884U JP13425884U JPH0521848Y2 JP H0521848 Y2 JPH0521848 Y2 JP H0521848Y2 JP 13425884 U JP13425884 U JP 13425884U JP 13425884 U JP13425884 U JP 13425884U JP H0521848 Y2 JPH0521848 Y2 JP H0521848Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は電磁接触器に用いられる電磁石で特
に直流操作形電磁石に関する。
〔従来技術とその問題点〕
この種の電磁石は第6図にその一例に示すよう
な電磁接触器の接触子駆動用として組込まれ、誘
導電動機などの運転操作に使用されている。図に
おいて電磁接触器は絶縁ケース1の外側になる主
接触子組体10と、絶縁ケース1内に収納され主
接触子組体10を連動杆2を介して駆動する電磁
石装置20とにより構成されている。主接触子組
体10は絶縁ケース1上に対向配置され、電源側
および負荷側の端子を兼ねるコ字状に形成された
固定接触子台11a,11bと、各固定接触子台
11a,11bそれぞれに一体化された固定接点
12と、固定接触子台11aと11bとの対向間
に軸方向移動自在になる前述の連動杆2の一端に
可動軸13を介して支持された橋絡形の可動接触
子14と、可動接触子の両端に一体化され固定接
点12と接離可能に対向する可動接点15と、可
動軸13に巻回され固定接点12との閉成時に板
ばね16を介して可動接点13に接触圧力を付与
する接触ばね17とを備えている。絶縁ケース1
と連動杆2との間には主接触子組体10を開離方
向に付勢する復帰ばね3が介挿されている。電磁
石装置20は絶縁ケース1の底板1aに固定され
励磁コイル21が巻回されたコ字状の固定鉄心2
2と、連動杆2の他端にピン4を介して連結され
固定鉄心22に吸引される可動鉄心23とを備え
ている。そして従来の固定鉄心22にはその一例
を第7図ないし第9図に示すようなものが用いら
れている。図において固定鉄心22は珪素鋼板に
よるコ字状打抜板24を積層し、一部両側よりの
補強板25を介してリベツト26のかしめにより
一体化されている。なお図示されていないが可動
鉄心23も珪素鋼板の積層により構成されてい
る。
以上の構成において電磁接触器の動作は励磁コ
イル21が励磁されると可動鉄心23が固定鉄心
22に吸引され、連動杆2が復帰ばね3のばね力
に抗して第6図において下降し、これに伴なつて
可動接触子14も下降してその可動接点15が固
定接点12と接触し、固定接触子台11aと11
b間を橋絡する。そして開離動作は励磁コイル2
1の消磁に伴なう逆の動作となる。
この種の直流操作形電磁接触器にはその電磁石
を小形化するために、投入コイルと保持コイルを
備え、電磁接触器閉成後は常閉補助接点により投
入コイルを切つてしまうものと、励磁コイルに直
列接続される直列抵抗を備え閉成時には直接励磁
し、閉成後には常開補助接点により励磁コイルに
直列抵抗を挿入するものとがあることは周知のこ
とである。しかしながら一般的に直流操作形電磁
接触器に用いられる直流電源はその容量が小さ
く、その結果として交流電源に比較して電圧変動
率が大きくなる。このようなことから電磁接触器
の励磁コイルの定格電圧も広範囲のに対応できる
ことが望まれることになり、その結果前述した2
種類の励磁方式の電磁石では、いずれも電圧が高
くなれば吸引力が増大し、これに伴う開閉衝撃の
ため電磁石の接極面および接点の接触面への衝撃
エネルギーが増大して電磁石、接点部および周辺
機構部品の寿命が短くなる欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は上述した従来の欠点を除去
し、電磁石が大形化することなくして励磁コイル
の定格電圧が広範囲化され、かつ寿命の長い直流
操作形電磁石を提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案の要点は上述の目的を達成するため
に、励磁コイルが巻回された固定鉄心と、該固定
鉄心に対向し被駆動体を動作させる可動鉄心とを
備えた電磁石において、前記固定鉄心の一部に磁
路と直角になる導体環を設け、主磁束を妨げる方
向の磁束により可動鉄心の閉成速度を減じようと
するものである。
〔考案の実施例〕
第1図ないし第3図はこの考案による直流操作
形電磁石の一実施例の要部を示すもので、第1図
は平面図、第2図は側面図、第3図は第2図のA
−A線に沿う断面図である。図において前記第7
図ないし第9図の従来形と同一部には同一符号を
付して説明を省略し相違点について説明すると、
それは固定鉄心27に磁路と直角になる導体環2
8を設けたことである。図により詳述すればコ字
状打抜板24の底片部ほぼ中央の外側と内側との
コ字状溝24a,24bを設け、積層したときに
磁路と直角な断面狭小部24cが形成されるよう
にし、この断面狭小部24cに嵌入される導体2
8a,28bと、導電材による補強板29とによ
り導体環30が形成されている。なお補強板29
はその材料として銅合金たとえば燐青銅などがよ
く、またその位置も第1図に示した底片部のほぼ
中央部に限ることはなく、固定鉄心の形状によつ
て励磁コイルの嵌挿を考慮して決めればよい。
以上のような固定鉄心27を用い構成された直
流操作用電磁石を第6図に示したような電磁接触
器に組み込んだときの動作は第4図に横軸を吸引
時間T、縦軸を励磁電流Iとして示すように励磁
コイル21に三相全波整流又は単相全整流した直
流電圧を印加すると、可動鉄心23と固定鉄心2
7との間隙Gが大きいときには、励磁電流Iの値
も小さいから導体環30に誘起される電流が少
く、励磁電流Iが増加して可動鉄心23が吸印動
作を開始(P点)してくると導体環30の誘起電
流が大きくなる。そしてその磁束は励磁コイル2
1による磁束を妨害する方向に生ずることから吸
引力はこれにより弱まる。そしてその結果は第5
図に横軸を定格電圧に対する%、縦軸を可動鉄心
23の速度m/sとし従来装置との比較において
示すように可動鉄心23の速度も遅くなり、固定
鉄心27との衝突エネルギは速度の2乗に比例し
て小さくなることから、電磁石本体はもちろんの
ことこれによつて駆動される主接触子組体10や
連結機構部の寿命が延びる。
なお以上の実施例では可動・固定の両鉄心を珪
素鋼板の積層による構成とするとともに導体環の
形成個所を断面狭小にしたが、鉄心は通常の薄鋼
板の積層または塊状鉄材の使用でもよく、また導
体環形成部も励磁コイルの嵌挿や取付に邪魔にな
らなければ断面狭小部を設けて形成する必要もな
く、さらに導体環もダイカスト法などの鋳込みで
形成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば固定鉄心の一部に励磁コイル
による磁束に対して妨害磁束を発生する導体環を
設けることにより可動鉄心の吸引衝撃の少ないす
なわち電磁石本体はもちろんのこと被駆動体への
衝撃が少なくて長寿命になる直流操作形電磁石の
提供ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案による直流操作
形電磁石の一実施例の固定鉄心を示す図で、第1
図は平面図、第2図は側面図、第3図は第2図の
A−A線に沿う断面図、第4図および第5図はこ
の考案による直流操作形電磁石の一実施例の特性
曲線図で、第4図は励磁電流Iと動作時間Tの関
係を示す説明図、第5図は可動鉄心の速度を従来
の可動鉄心と比較した説明図、第6図は従来の直
流操作形電磁石を装備した電磁接触器の縦断面
図、第7図ないし第9図は従来の直流操作形電磁
石の固定鉄心を示す図で、第7図平面図、第8図
は側面図、第9図は第8図のB−B線に沿う断面
図である。 21……励磁コイル、22……可動鉄心、27
……固定鉄心、28a,28b……導体、29…
…導電材による補強板、30……導体環。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 励磁コイルが巻回された固定鉄心と、該固定
    鉄心に対向し被駆動体を動作させる可動鉄心と
    を備えた電磁石において、前記固定鉄心の一部
    に磁路と直角になる導体環を設けたことを特徴
    とする直流操作形電磁石。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁石
    において、固定鉄心および可動鉄心が薄板鋼板
    または珪素鋼板の積層して形成されていること
    を特徴とする直流操作電磁石。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁石
    において、固定鉄心および可動鉄心が塊状鉄材
    により形成されていることを特徴とする直流操
    作電磁石。 4 実用新案登録請求の範囲第2項または第3項
    の電磁石において、固定鉄心の一部に通路と直
    角な断面狭小部を形成し、該断面狭小部に導体
    環を固着または鋳込み成形したことを特徴とす
    る直流操作形電磁石。
JP13425884U 1984-09-04 1984-09-04 Expired - Lifetime JPH0521848Y2 (ja)

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JP13425884U JPH0521848Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

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JP13425884U JPH0521848Y2 (ja) 1984-09-04 1984-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6149417U JPS6149417U (ja) 1986-04-03
JPH0521848Y2 true JPH0521848Y2 (ja) 1993-06-04

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