JPH05220327A - 除湿剤 - Google Patents
除湿剤Info
- Publication number
- JPH05220327A JPH05220327A JP2384792A JP2384792A JPH05220327A JP H05220327 A JPH05220327 A JP H05220327A JP 2384792 A JP2384792 A JP 2384792A JP 2384792 A JP2384792 A JP 2384792A JP H05220327 A JPH05220327 A JP H05220327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- water
- agent
- dehumidifying agent
- absorbent resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 潮解性無機化合物100重量部及び保水剤1
〜150重量部よりなる除湿剤であって、該保水剤は吸
水性樹脂0.5〜99.5重量%及び無機多孔質粒子9
9.5〜0.5重量%からなる除湿剤。 【効果】 本発明の除湿剤は、嵩高くなく、且つ吸湿に
より生成した液体を速やかに吸収してゲル状とすること
のできる除湿剤である。
〜150重量部よりなる除湿剤であって、該保水剤は吸
水性樹脂0.5〜99.5重量%及び無機多孔質粒子9
9.5〜0.5重量%からなる除湿剤。 【効果】 本発明の除湿剤は、嵩高くなく、且つ吸湿に
より生成した液体を速やかに吸収してゲル状とすること
のできる除湿剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化カルシウム等の潮
解性無機化合物を用いた新規な除湿剤に関する。
解性無機化合物を用いた新規な除湿剤に関する。
【0002】
【従来の技術】湿気は通すが液体は通さないシートで潮
解性無機化合物を容器中に封入した除湿剤が知られてい
る。このような除湿剤は、吸湿された湿分が容器中に液
体となって蓄積するために、除湿の程度が目視で確認で
きるという利点を有している。しかしながら、上記の除
湿剤には、容器の破損により容器内の液体が漏洩すると
いう問題がある。
解性無機化合物を容器中に封入した除湿剤が知られてい
る。このような除湿剤は、吸湿された湿分が容器中に液
体となって蓄積するために、除湿の程度が目視で確認で
きるという利点を有している。しかしながら、上記の除
湿剤には、容器の破損により容器内の液体が漏洩すると
いう問題がある。
【0003】そこで、上記したような液体の漏洩を防止
するために、容器中に前記の潮解性無機化合物だけでな
く、吸水性樹脂という保水剤を併せて封入し、その潮解
性無機化合物によって吸湿されて容器内に蓄積した液
体、通常、潮解性無機化合物の溶液を、前記の吸水性樹
脂に吸収させる試みが行われている。
するために、容器中に前記の潮解性無機化合物だけでな
く、吸水性樹脂という保水剤を併せて封入し、その潮解
性無機化合物によって吸湿されて容器内に蓄積した液
体、通常、潮解性無機化合物の溶液を、前記の吸水性樹
脂に吸収させる試みが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、潮解性
無機化合物と吸水性樹脂とを併用すると、その吸水性樹
脂の量が少ない場合には、吸湿後の吸水性樹脂は、液状
ないし粘稠な液状のままであってゲル状にはならない。
吸湿後の吸水性樹脂を固体状とするためには、該吸水性
樹脂を比較的多量に使用する必要があり、従って除湿剤
は嵩高いものとなる。
無機化合物と吸水性樹脂とを併用すると、その吸水性樹
脂の量が少ない場合には、吸湿後の吸水性樹脂は、液状
ないし粘稠な液状のままであってゲル状にはならない。
吸湿後の吸水性樹脂を固体状とするためには、該吸水性
樹脂を比較的多量に使用する必要があり、従って除湿剤
は嵩高いものとなる。
【0005】しかも、吸水性樹脂を多量に用いると、潮
解性無機化合物により吸湿されて生じた液体が吸水性樹
脂に吸収されるまでにある程度時間がかかる。
解性無機化合物により吸湿されて生じた液体が吸水性樹
脂に吸収されるまでにある程度時間がかかる。
【0006】従って、除湿剤として、嵩高くなく、かつ
吸湿により生成した液体を速やかに吸収してゲル状とす
ることのできる除湿剤を開発し提供することが課題とな
っている。
吸湿により生成した液体を速やかに吸収してゲル状とす
ることのできる除湿剤を開発し提供することが課題とな
っている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、潮解性無
機化合物により吸湿された液体を速やかに吸収しゲル状
とする成分について鋭意探索した結果、吸水性樹脂及び
多孔質粒子からなる保水剤を使用することにより、前記
の課題を解決しうることを見いだし本発明を完成するに
到った。
機化合物により吸湿された液体を速やかに吸収しゲル状
とする成分について鋭意探索した結果、吸水性樹脂及び
多孔質粒子からなる保水剤を使用することにより、前記
の課題を解決しうることを見いだし本発明を完成するに
到った。
【0008】即ち、本発明は、潮解性無機化合物100
重量部及び保水剤1〜150重量部よりなる除湿剤であ
って、該保水剤は吸水性樹脂0.5〜99.5重量%及
び多孔質粒子99.5〜0.5重量%からなる除湿剤で
ある。
重量部及び保水剤1〜150重量部よりなる除湿剤であ
って、該保水剤は吸水性樹脂0.5〜99.5重量%及
び多孔質粒子99.5〜0.5重量%からなる除湿剤で
ある。
【0009】本発明の除湿剤の一方の成分は潮解性無機
化合物である。この潮解性無機化合物としては、公知の
潮解性無機化合物を限定なく使用することができる。こ
の潮解性無機化合物としては、例えば塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム等を単独で又は2
種以上を配合して使用することができる。
化合物である。この潮解性無機化合物としては、公知の
潮解性無機化合物を限定なく使用することができる。こ
の潮解性無機化合物としては、例えば塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム等を単独で又は2
種以上を配合して使用することができる。
【0010】本発明において、潮解性無機化合物の形状
は特に限定されないが、例えば粉状、粒状、フレーク状
等が挙げられる。この内、粉状の潮解性無機化合物が入
手しやすく、且つ取扱いが容易であるため通常使用され
る。
は特に限定されないが、例えば粉状、粒状、フレーク状
等が挙げられる。この内、粉状の潮解性無機化合物が入
手しやすく、且つ取扱いが容易であるため通常使用され
る。
【0011】本発明の除湿剤の他方の成分は、吸水性樹
脂及び多孔質粒子からなる保水剤である。前記の吸水性
樹脂は、公知の吸水性樹脂を限定なく使用することがで
きる。この吸水性樹脂としては、例えばポリビニルアル
コール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ソー
ダ、或はメチルセルロース、エチルセルロース等のアル
キルセルロース類、カルボキシメチルセルロース等のカ
ルボキシアルキルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース等のヒドロキシア
ルキルセルロース等を単独で又は2種以上を配合して使
用することができる。尚、前記のヒドロキシアルキルセ
ルロースとは、セルロースにアルキレンオキサイドが付
加してなる化合物である。
脂及び多孔質粒子からなる保水剤である。前記の吸水性
樹脂は、公知の吸水性樹脂を限定なく使用することがで
きる。この吸水性樹脂としては、例えばポリビニルアル
コール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ソー
ダ、或はメチルセルロース、エチルセルロース等のアル
キルセルロース類、カルボキシメチルセルロース等のカ
ルボキシアルキルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース等のヒドロキシア
ルキルセルロース等を単独で又は2種以上を配合して使
用することができる。尚、前記のヒドロキシアルキルセ
ルロースとは、セルロースにアルキレンオキサイドが付
加してなる化合物である。
【0012】本発明の除湿剤における吸水性樹脂として
ヒドロキシアルキルセルロースを使用する場合、そのヒ
ドロキシアルキルセルロースにおける無水グルコース単
位に付加したアルキレンオキサイドのモル数は特に限定
されないが、該モル数が1.5〜6.0であることが好
ましく、より好ましくは1.7〜3.0である。
ヒドロキシアルキルセルロースを使用する場合、そのヒ
ドロキシアルキルセルロースにおける無水グルコース単
位に付加したアルキレンオキサイドのモル数は特に限定
されないが、該モル数が1.5〜6.0であることが好
ましく、より好ましくは1.7〜3.0である。
【0013】また、本発明における保水剤に配合される
多孔質粒子は、公知の多孔質粒子を限定なく使用するこ
とができる。この多孔質粒子としては、例えば無機質発
泡体、ゼオライト、シリカ、アルミナ、シリカとアルミ
ナの複合体等からなる無機多孔質粒子、植物を焼成して
得られる炭若しくは活性炭等からなる有機多孔質粒子等
を単独で又は2種以上を配合して使用することができ
る。ここに例示した多孔質粒子の内、無機多孔質粒子が
好ましく、その中でも、無機質発泡体がより好ましい。
この無機質発泡体としては、例えばパーライト、バーミ
キュライト等の鉱物を焼成して得られる人工の無機質発
泡体、シラスバルーン等の天然の無機質発泡体等を単独
で又は2種以上を配合して使用することができる。ここ
に例示した無機質発泡体の内、パーライト(真珠岩系)
及び/又はバーミキュライトからなる無機質発泡体を使
用することが、本発明の効果が顕著であるために最も好
ましい。さらに、この無機質発泡体の発泡倍率は特に限
定されないが、10〜40が好ましい。
多孔質粒子は、公知の多孔質粒子を限定なく使用するこ
とができる。この多孔質粒子としては、例えば無機質発
泡体、ゼオライト、シリカ、アルミナ、シリカとアルミ
ナの複合体等からなる無機多孔質粒子、植物を焼成して
得られる炭若しくは活性炭等からなる有機多孔質粒子等
を単独で又は2種以上を配合して使用することができ
る。ここに例示した多孔質粒子の内、無機多孔質粒子が
好ましく、その中でも、無機質発泡体がより好ましい。
この無機質発泡体としては、例えばパーライト、バーミ
キュライト等の鉱物を焼成して得られる人工の無機質発
泡体、シラスバルーン等の天然の無機質発泡体等を単独
で又は2種以上を配合して使用することができる。ここ
に例示した無機質発泡体の内、パーライト(真珠岩系)
及び/又はバーミキュライトからなる無機質発泡体を使
用することが、本発明の効果が顕著であるために最も好
ましい。さらに、この無機質発泡体の発泡倍率は特に限
定されないが、10〜40が好ましい。
【0014】そして、本発明における多孔質粒子の粒度
は特に限定されないが、好ましくは4メッシュふるい通
過粒子が80重量%以上であり、且つ100メッシュふ
るい通過粒子が50重量%以下である。より好ましく
は、4メッシュふるい通過粒子が90重量%以上であ
り、且つ100メッシュふるい通過粒子が40重量%以
下である。多孔質粒子の粒度が前記範囲内にあると、除
湿剤の吸湿速度及び吸湿量が高まりうる。
は特に限定されないが、好ましくは4メッシュふるい通
過粒子が80重量%以上であり、且つ100メッシュふ
るい通過粒子が50重量%以下である。より好ましく
は、4メッシュふるい通過粒子が90重量%以上であ
り、且つ100メッシュふるい通過粒子が40重量%以
下である。多孔質粒子の粒度が前記範囲内にあると、除
湿剤の吸湿速度及び吸湿量が高まりうる。
【0015】本発明における潮解性無機化合物及び保水
剤の配合量は、潮解性無機化合物100重量部、保水剤
1〜150重量部、好ましくは10〜100重量部、よ
り好ましくは30〜70重量部である。この保水剤の配
合量(潮解性無機化合物100重量部あたり)が1重量
部より少ないと、吸湿されて生じる液体がゲル状となら
ず好ましくない。一方、該保水剤の配合量が150重量
部より多いと、保水剤の配合による効果、例えば吸湿さ
れて生じる液体のゲル状化という効果等が頭打ちとなる
ばかりでなく、除湿剤の単位重量あたりの吸湿量が少な
くなり、吸湿速度が低くなるため好ましくない。
剤の配合量は、潮解性無機化合物100重量部、保水剤
1〜150重量部、好ましくは10〜100重量部、よ
り好ましくは30〜70重量部である。この保水剤の配
合量(潮解性無機化合物100重量部あたり)が1重量
部より少ないと、吸湿されて生じる液体がゲル状となら
ず好ましくない。一方、該保水剤の配合量が150重量
部より多いと、保水剤の配合による効果、例えば吸湿さ
れて生じる液体のゲル状化という効果等が頭打ちとなる
ばかりでなく、除湿剤の単位重量あたりの吸湿量が少な
くなり、吸湿速度が低くなるため好ましくない。
【0016】また、本発明における保水剤を構成する前
記2成分の配合割合は、吸水性樹脂0.5〜99.5重
量%、多孔質粒子99.5〜0.5重量%であり、好ま
しくは吸水性樹脂99.5〜40重量%、多孔質粒子
0.5〜60重量%、より好ましくは吸水性樹脂95〜
70重量%、多孔質粒子5〜30重量%である。
記2成分の配合割合は、吸水性樹脂0.5〜99.5重
量%、多孔質粒子99.5〜0.5重量%であり、好ま
しくは吸水性樹脂99.5〜40重量%、多孔質粒子
0.5〜60重量%、より好ましくは吸水性樹脂95〜
70重量%、多孔質粒子5〜30重量%である。
【0017】一方、保水剤における前記2成分の配合割
合について、吸水性樹脂が0.5重量%より少なく多孔
質粒子が99.5重量%より多いと、除湿剤自体が嵩高
くなり好ましくない。一方、吸水性樹脂が99.5重量
%より多く多孔質粒子が0.5重量%より少ないと、吸
湿されて生じる液体がゲル状とならず好ましくない。本
発明における前記3成分の配合状態は特に限定されない
が、通常前記3成分が混合されてなる状態で実用に供さ
れる。
合について、吸水性樹脂が0.5重量%より少なく多孔
質粒子が99.5重量%より多いと、除湿剤自体が嵩高
くなり好ましくない。一方、吸水性樹脂が99.5重量
%より多く多孔質粒子が0.5重量%より少ないと、吸
湿されて生じる液体がゲル状とならず好ましくない。本
発明における前記3成分の配合状態は特に限定されない
が、通常前記3成分が混合されてなる状態で実用に供さ
れる。
【0018】本発明の除湿剤に配合しうるものとして
は、例えば活性炭等で代表される脱臭剤、防カビ剤、防
虫剤、防菌剤、香料、それらの配合物等が挙げられる。
は、例えば活性炭等で代表される脱臭剤、防カビ剤、防
虫剤、防菌剤、香料、それらの配合物等が挙げられる。
【0019】本発明の除湿剤の使用態様は特に限定され
ない。代表的な使用態様を例示すると、少なくとも一部
に透湿性を有する容器(シートによって形成される袋を
含む)に充填する態様、デシケータ等の密閉容器に充填
する態様等が挙げられる。
ない。代表的な使用態様を例示すると、少なくとも一部
に透湿性を有する容器(シートによって形成される袋を
含む)に充填する態様、デシケータ等の密閉容器に充填
する態様等が挙げられる。
【0020】
【作用】除湿剤として、潮解性無機化合物及び吸水性樹
脂のみからなるものを使用する場合、吸湿により生じる
液体、通常、該潮解性無機化合物の溶液を吸水性樹脂が
吸収しはじめるまでに、ある程度の時間、いわゆる誘導
期が必要である。この誘導期は、潮解性無機化合物の溶
液の濃度が高くなる程、長時間となる傾向にある。
脂のみからなるものを使用する場合、吸湿により生じる
液体、通常、該潮解性無機化合物の溶液を吸水性樹脂が
吸収しはじめるまでに、ある程度の時間、いわゆる誘導
期が必要である。この誘導期は、潮解性無機化合物の溶
液の濃度が高くなる程、長時間となる傾向にある。
【0021】従って、除湿剤として潮解性無機化合物及
び吸水性樹脂のみからなるものを使用する場合、その除
湿剤を収納する包装体にピンホール、破損、シール不良
等があると、特に使用開始直後に吸湿によって通常生じ
る高濃度の潮解性無機化合物の溶液が包装体の外部に漏
れ出してしまい、周囲の環境を著しく汚損してしまう。
び吸水性樹脂のみからなるものを使用する場合、その除
湿剤を収納する包装体にピンホール、破損、シール不良
等があると、特に使用開始直後に吸湿によって通常生じ
る高濃度の潮解性無機化合物の溶液が包装体の外部に漏
れ出してしまい、周囲の環境を著しく汚損してしまう。
【0022】一方、本発明の除湿剤は、上記した潮解性
無機化合物の溶液等の液体の漏出を防止することができ
る。この原因の1つは、除湿剤中に含まれる多孔質粒子
が前記した吸水性樹脂の誘導期の間、高濃度の潮解性無
機化合物の溶液等の液体を吸収し保持するためだと推定
される。
無機化合物の溶液等の液体の漏出を防止することができ
る。この原因の1つは、除湿剤中に含まれる多孔質粒子
が前記した吸水性樹脂の誘導期の間、高濃度の潮解性無
機化合物の溶液等の液体を吸収し保持するためだと推定
される。
【0023】また、上記の多孔質粒子は、潮解性無機化
合物の溶液等の液体を除湿剤全体に均一に分散せしめ、
かつ効率的に吸水性樹脂に吸収させ前記した吸水性樹脂
の誘導期を短縮させる点でも有効である。
合物の溶液等の液体を除湿剤全体に均一に分散せしめ、
かつ効率的に吸水性樹脂に吸収させ前記した吸水性樹脂
の誘導期を短縮させる点でも有効である。
【0024】さらに、多孔質粒子は、次々に生成する潮
解性無機化合物の溶液等の液体を、吸水性樹脂に平均的
に吸収させる働きを有する。
解性無機化合物の溶液等の液体を、吸水性樹脂に平均的
に吸収させる働きを有する。
【0025】そして、上記の機能を有すると考えられる
多孔質粒子は、潮解性無機化合物の溶液等の液体を吸収
すると膨潤するため、吸水性樹脂同士の密着を防止する
ことができ、また潮解性無機化合物の溶液等の液体及び
気体の流路を確保することができる。このことが、本発
明の除湿剤が除湿能力を全く失ってしまうまで、ほぼ一
定の速度で潮解性無機化合物の溶液等の液体を吸収する
ことができる原因の1つである。また、上記したように
液体及び気体の流路を確保することができるため、本発
明の除湿剤に所望により配合される脱臭剤、防カビ剤、
防虫剤、芳香剤等は、その役割を充分に果たすことがで
きる。
多孔質粒子は、潮解性無機化合物の溶液等の液体を吸収
すると膨潤するため、吸水性樹脂同士の密着を防止する
ことができ、また潮解性無機化合物の溶液等の液体及び
気体の流路を確保することができる。このことが、本発
明の除湿剤が除湿能力を全く失ってしまうまで、ほぼ一
定の速度で潮解性無機化合物の溶液等の液体を吸収する
ことができる原因の1つである。また、上記したように
液体及び気体の流路を確保することができるため、本発
明の除湿剤に所望により配合される脱臭剤、防カビ剤、
防虫剤、芳香剤等は、その役割を充分に果たすことがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明の除湿剤は、嵩高くなく、且つ吸
湿により生成した液体を速やかに吸収してゲル状とする
ことのできる除湿剤である。
湿により生成した液体を速やかに吸収してゲル状とする
ことのできる除湿剤である。
【0027】
【実施例】以下に本発明を具体的に説明するために実施
例を示すが、本発明はそれら実施例によって何ら限定さ
れるものではない。
例を示すが、本発明はそれら実施例によって何ら限定さ
れるものではない。
【0028】実施例1 無水塩化カルシウム160重量部、ポリビニルアルコー
ル系吸水性樹脂60重量部及びパーライト10重量部を
V型ブレンダーで20分間混合し、除湿剤を製造した。
この除湿剤200gを、100mm×200mmの袋に
入れた後、袋の開放端をヒートシールした。前記袋の一
面は、透湿度(25℃)が4500g/24時間である
ポリエチレン微多孔膜であり、他面は透明ポリエチレン
フィルムであった。
ル系吸水性樹脂60重量部及びパーライト10重量部を
V型ブレンダーで20分間混合し、除湿剤を製造した。
この除湿剤200gを、100mm×200mmの袋に
入れた後、袋の開放端をヒートシールした。前記袋の一
面は、透湿度(25℃)が4500g/24時間である
ポリエチレン微多孔膜であり、他面は透明ポリエチレン
フィルムであった。
【0029】次に、除湿剤が封入された袋を恒温恒湿器
(温度25℃±2.5℃、湿度90%)の内部に置き、
除湿剤のテストを行った。テスト開始からの経過時間
と、除湿剤が封入された袋の全重量との関係は、表1に
示す通りであった。また、吸湿中及び吸湿完了後におい
て、除湿剤が封入された袋の表面は、湿り気が全くなく
乾いたままであり、袋からの液漏れもなかった。さら
に、吸湿中及び吸湿完了後に袋を傾けても中味の移動は
なかった。
(温度25℃±2.5℃、湿度90%)の内部に置き、
除湿剤のテストを行った。テスト開始からの経過時間
と、除湿剤が封入された袋の全重量との関係は、表1に
示す通りであった。また、吸湿中及び吸湿完了後におい
て、除湿剤が封入された袋の表面は、湿り気が全くなく
乾いたままであり、袋からの液漏れもなかった。さら
に、吸湿中及び吸湿完了後に袋を傾けても中味の移動は
なかった。
【0030】
【表1】
【0031】実施例2 実施例1と同様にして除湿剤を製造した。この除湿剤2
00gを直径160mm、深さ50mmのポリエチレン
製容器に入れた後、透湿度(25℃)が4500g/2
4時間であるポリエチレン微多孔膜で密封した。
00gを直径160mm、深さ50mmのポリエチレン
製容器に入れた後、透湿度(25℃)が4500g/2
4時間であるポリエチレン微多孔膜で密封した。
【0032】次に、除湿剤が封入された容器を、恒温恒
湿器(温度25℃±2.5℃、湿度90%)の内部に置
き、除湿剤のテストを行った。テスト開始からの経過時
間と、除湿剤が封入された容器の全重量との関係は、表
1に示すとおりであった。また、吸湿中及び吸湿完了後
においては、容器を傾けても中味は容易に移動しなかっ
た。
湿器(温度25℃±2.5℃、湿度90%)の内部に置
き、除湿剤のテストを行った。テスト開始からの経過時
間と、除湿剤が封入された容器の全重量との関係は、表
1に示すとおりであった。また、吸湿中及び吸湿完了後
においては、容器を傾けても中味は容易に移動しなかっ
た。
【0033】比較例1 無水塩化カルシウム100重量部、パーライト65重量
部及びポリビニルアルコール系吸水性樹脂0.3重量部
をV型ブレンダーで20分間混合し、除湿剤を製造し
た。この除湿剤100gを実施例1と同様にして除湿剤
が封入された袋を得た。
部及びポリビニルアルコール系吸水性樹脂0.3重量部
をV型ブレンダーで20分間混合し、除湿剤を製造し
た。この除湿剤100gを実施例1と同様にして除湿剤
が封入された袋を得た。
【0034】次に、除湿剤のテストを実施例1と同様に
行った。テスト開始からの経過時間と、除湿剤が封入さ
れた袋の全重量との関係は、表2に示す通りであった。
また、テスト開始から96時間後に、袋の内部に液状物
を目視できた。そして、テスト開始から144時間後に
は、除湿剤が封入された袋の表面がぬれた感じとなり、
傾けるだけで中味が移動し、袋の形状が変化した。
行った。テスト開始からの経過時間と、除湿剤が封入さ
れた袋の全重量との関係は、表2に示す通りであった。
また、テスト開始から96時間後に、袋の内部に液状物
を目視できた。そして、テスト開始から144時間後に
は、除湿剤が封入された袋の表面がぬれた感じとなり、
傾けるだけで中味が移動し、袋の形状が変化した。
【0035】
【表2】
Claims (1)
- 【請求項1】 潮解性無機化合物100重量部及び保水
剤1〜150重量部よりなる除湿剤であって、該保水剤
は吸水性樹脂0.5〜99.5重量%及び多孔質粒子9
9.5〜0.5重量%からなる除湿剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2384792A JPH05220327A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 除湿剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2384792A JPH05220327A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 除湿剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220327A true JPH05220327A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12121804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2384792A Pending JPH05220327A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 除湿剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05220327A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6540937B1 (en) * | 2001-11-29 | 2003-04-01 | Multisorb Technologies, Inc. | Adsorbent compositions |
| WO2003063918A1 (en) * | 2002-01-30 | 2003-08-07 | Reckitt Benckiser (Uk) Limited | Chemical compositions and methods for absorbing water vapour and combating malodour within a cavity |
| US6652775B2 (en) | 2001-11-29 | 2003-11-25 | Multisorb Technologies, Inc. | Adsorbent compositions |
| KR20200029886A (ko) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | 창원대학교 산학협력단 | 항균성 및 향지속성을 가진 향보유 캡슐 및 이를 포함하는 제습제 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP2384792A patent/JPH05220327A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6540937B1 (en) * | 2001-11-29 | 2003-04-01 | Multisorb Technologies, Inc. | Adsorbent compositions |
| US6649086B2 (en) | 2001-11-29 | 2003-11-18 | Multisorb Technologies, Inc. | Adsorbent compositions |
| US6652775B2 (en) | 2001-11-29 | 2003-11-25 | Multisorb Technologies, Inc. | Adsorbent compositions |
| WO2003063918A1 (en) * | 2002-01-30 | 2003-08-07 | Reckitt Benckiser (Uk) Limited | Chemical compositions and methods for absorbing water vapour and combating malodour within a cavity |
| US7051455B2 (en) | 2002-01-30 | 2006-05-30 | Reckitt Benckiser (Uk) Limited | Chemical compositions and methods for absorbing water vapor and combating malodor within a cavity |
| KR20200029886A (ko) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | 창원대학교 산학협력단 | 항균성 및 향지속성을 가진 향보유 캡슐 및 이를 포함하는 제습제 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101437917B (zh) | 湿度控制装置 | |
| WO1999016536A1 (en) | Dehumidifying pouch | |
| JP6748431B2 (ja) | 抗菌剤、袋入り抗菌剤およびシート型抗菌剤 | |
| KR0130460B1 (ko) | 산소 흡수제 및 그의 제조방법 | |
| JPH0420657B2 (ja) | ||
| JPH05220327A (ja) | 除湿剤 | |
| JP3252866B2 (ja) | 酸素吸収剤 | |
| JPS6230815B2 (ja) | ||
| JPS58219919A (ja) | 乾燥用組成物ならびに乾燥用包装物 | |
| JPS6328427A (ja) | 調湿剤 | |
| JPS59127627A (ja) | 除湿材 | |
| JP7545435B2 (ja) | 二酸化炭素吸収材、フィルタ、及び空調システム | |
| WO2024106258A1 (ja) | 調湿部材及び包材付き調湿部材 | |
| JPS61216715A (ja) | 乾燥用組成物および乾燥用包装物 | |
| JPH0470927B2 (ja) | ||
| JPS60261529A (ja) | 乾燥剤 | |
| WO2014042897A1 (en) | Humectant packet | |
| JPH0443694B2 (ja) | ||
| JPS63287533A (ja) | 除湿剤 | |
| JPH0249776B2 (ja) | ||
| JPS6323346Y2 (ja) | ||
| JP2008289955A (ja) | 調湿吸ガス剤および調湿吸ガス具 | |
| JPS63252524A (ja) | 乾燥剤 | |
| HK1128159B (en) | Humidity control device | |
| JPH02178337A (ja) | セルロース組成物 |