JPH05220408A - 乾燥機の流量制御装置 - Google Patents

乾燥機の流量制御装置

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JPH05220408A
JPH05220408A JP2486692A JP2486692A JPH05220408A JP H05220408 A JPH05220408 A JP H05220408A JP 2486692 A JP2486692 A JP 2486692A JP 2486692 A JP2486692 A JP 2486692A JP H05220408 A JPH05220408 A JP H05220408A
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Chisato Ryu
千里 劉
Masahiro Iwashita
正弘 岩下
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排出量の誤設定による乾燥性能等への悪影響
を回避する。 【構成】 単位時間当たりの供給量を変更自在な供給手
段3,4にて供給される穀粒を貯留する貯留部2aと、
その貯留部2aから流下する穀粒に対して乾燥風を通風
する乾燥部2bと、その乾燥部2bを通過した穀粒を排
出し且つ単位時間当たりの排出量を変更自在な排出手段
2cとを備える乾燥機2において、排出手段2cの単位
時間当たりの排出量を設定する排出量設定手段14,1
7と、貯留部2aの穀粒の貯留量を検出する貯留量検出
手段9〜12と、その貯留量検出手段9〜12の検出情
報に基づいて貯留量を所定範囲内に維持するように、供
給手段3,4の供給量を調節し、且つ、排出量設定手段
2cにて設定された排出量での排出手段2cの作動及び
停止を制御する制御手段8とが備えられている。制御手
段8は、排出量設定手段14,17にて排出量が変更設
定された場合に、その変更設定された排出量が所定範囲
内でなければ、その所定範囲内の予め定めた値に変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単位時間当たりの供給
量を変更自在な供給手段にて供給される穀粒を貯留する
貯留部と、その貯留部から流下する穀粒に対して乾燥風
を通風する乾燥部と、その乾燥部を通過した穀粒を排出
し且つ単位時間当たりの排出量を変更自在な排出手段と
を備える乾燥機において、前記排出手段の単位時間当た
りの排出量を設定する排出量設定手段と、前記貯留部の
穀粒の貯留量を検出する貯留量検出手段と、その貯留量
検出手段の検出情報に基づいて前記貯留量を所定範囲内
に維持するように、前記供給手段の供給量を調節し、且
つ、前記排出量設定手段にて設定された排出量での前記
排出手段の作動及び停止を制御する制御手段とが備えら
れた流量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような乾燥機は、カントリーエレ
ベータ等の大型乾燥施設において用いられる連続流下式
の穀物乾燥機である。その流量制御装置は、受入れタン
ク等から供給される穀粒の単位時間当たりの供給量(以
下、単に供給量ということもある)を調節すると共に、
排出手段の作動及び停止を制御することにより、貯留部
の穀粒の貯留量が所定範囲内に維持されるようにする。
つまり、貯留部が満杯にならないように、或いは少なく
なり過ぎて穀粒の乾燥状態が不均一にならないように制
御する。
【0003】排出手段は、ロータリーバルブ等を用いて
単位時間当たりの排出量(以下、単に排出量ということ
もある)を変更自在に構成され、その排出量は排出量設
定手段にて乾燥開始前のみならず、乾燥制御中も変更設
定できる。但し、均一な乾燥状態を維持するためには、
乾燥制御中は排出量をできるだけ一定に維持することが
望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記排出量設定手段
が、例えば、複数桁の10進ディジタルスイッチを用い
て構成されている場合、その設定可能な数値の範囲(例
えば2桁の場合0〜99)が、適正な排出量の範囲と必
ずしも一致しない。つまり、適正な排出量の範囲を越え
た数値に設定され得る。かかる誤設定を放置したのでは
乾燥性能に悪影響を及ぼし、好ましくない。
【0005】例えば、設定された排出量が多すぎると、
乾燥が不十分になったり、排出量に見合う供給量が確保
できなければ、貯留量を所定範囲内に維持するために、
排出停止が頻繁に行われ、乾燥状態が不均一になるとい
った不具合が発生する。逆に、排出量が少なすぎれば、
乾燥効率が異常に低下すると共に、過乾燥による穀粒の
品質劣化が発生する場合もある。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みて為されたもの
であって、その目的は、上記のような排出量の誤設定に
よる乾燥性能等への悪影響を回避することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機の流量制
御装置は、単位時間当たりの供給量を変更自在な供給手
段にて供給される穀粒を貯留する貯留部と、その貯留部
から流下する穀粒に対して乾燥風を通風する乾燥部と、
その乾燥部を通過した穀粒を排出し且つ単位時間当たり
の排出量を変更自在な排出手段とを備える乾燥機におい
て、前記排出手段の単位時間当たりの排出量を設定する
排出量設定手段と、前記貯留部の穀粒の貯留量を検出す
る貯留量検出手段と、その貯留量検出手段の検出情報に
基づいて前記貯留量を所定範囲内に維持するように、前
記供給手段の供給量を調節し、且つ、前記排出量設定手
段にて設定された排出量での前記排出手段の作動及び停
止を制御する制御手段とが備えられたものであって、そ
の特徴構成は、前記制御手段が、前記排出量設定手段に
て排出量が変更設定された場合に、その変更設定された
排出量が所定範囲内でなければ、その所定範囲内の予め
定めた値に変更するように構成されている点にある。
【0008】
【作用】上記の特徴構成によれば、排出量設定手段にて
変更設定された排出量が所定範囲内でなければ、つまり
誤設定された場合は、設定された排出量を上記所定範囲
内の予め定めた値に変更する。つまり、例えば、所定範
囲の上限値を越える値に誤設定された場合は上限値に変
更し、下限値未満に誤設定された場合は下限値に変更す
る。或いは、いずれの場合も所定範囲の中央値に変更す
るようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】従って、排出量の誤設定による乾燥性能
の低下や乾燥効率の異常低下といった悪影響を回避する
ことができるものとなった。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1にカントリーエレベータ等の大型乾燥施設の
一部をブロック図で示す。図中、1は荷受けされた穀粒
を一旦貯蔵する荷受けタンク、2は連続流下式の乾燥機
である。荷受けタンク1の下部に備えられたバルブ1a
を開くと穀粒がベルトコンベヤ3に排出される。ベルト
コンベヤ3にて搬送される穀粒は、さらにバケッットエ
レベータ4にて揚上搬送され、乾燥機2の上部に供給さ
れる。従って、ベルトコンベヤ3及びバケッットエレベ
ータ4が穀粒を乾燥機2に供給する供給手段を構成す
る。
【0011】ベルトコンベヤ3は、駆動部3aを制御す
ることにより、その搬送速度を変更することができるよ
うに構成されている。荷受けタンク1からの穀粒は、自
然流下によりベルトコンベヤ3上に排出されるので、ベ
ルトコンベヤ3の搬送速度が速くなるほど荷受けタンク
1からの穀粒の単位時間当たりの排出量が増加する。従
って、ベルトコンベヤ3の搬送速度を変更することによ
り、乾燥機2に供給される穀粒の単位時間当たりの供給
量(以下、単に供給量ということもある)が変更自在に
構成されている。尚、図は簡略化のため、4つのタンク
1から1つのベルトコンベヤ3に穀粒が排出されるよう
に描いているが、実際には、ベルトコンベヤ3は各タン
ク毎に設けられた4つの搬送速度変更自在なベルトコン
ベヤ(枝)と、それらが合流する1つのベルトコンベヤ
(幹)からなる。
【0012】乾燥機2の上部には、供給された穀粒を貯
留する貯留部2aが設けられ、その下方には、貯留部か
ら流下する穀粒に対して熱風等の乾燥風を通風する乾燥
部2bが設けられ、さらに下方には乾燥部2bを通過し
た穀粒を排出する排出手段2cが設けられている。排出
された穀粒はベルトコンベヤ5、切換弁6を経由してバ
ケッットエレベータ7にて揚上搬送される。以後の経路
については図示を省略しているが、例えば、ベルトコン
ベヤ等の搬送装置にてサイロまで搬送され、貯蔵される
ことになる。
【0013】以上の工程は荷受け時の初期乾燥について
のものであるが、最終的な水分まで乾燥する場合は、穀
粒は切換弁6を経由して再びバケッットエレベータ4に
て乾燥機2の上部に還元される。そして穀物の水分に応
じた回数だけ、乾燥機2を循環する。以下に説明する穀
粒の流量制御は、初期乾燥のように、排出手段2cにて
排出された穀粒が乾燥機2を循環しない場合についての
ものである。
【0014】前述のベルトコンベヤ3の駆動部3aを制
御することによる供給量の調節、及び、排出手段2cの
駆動制御は、マイクロコンピュータ等で構成される制御
手段8が司る。駆動部3aは、各サイロ毎のベルトコン
ベヤの駆動用モータとインバータで構成され、制御手段
8は、インバータを介して全モータを同時に速度制御す
る。排出手段2cは、DCモータで回転駆動されるロー
タリーバルブで構成されている。制御手段8は、DCモ
ータの印加電圧を変更することによりロータリーバルブ
の回転数、即ち単位時間当たりの排出量(以下、単に排
出量ということもある)を変更することができる。但
し、この排出量は、通常、後述するようにして設定され
た値に維持される。
【0015】供給量と排出量とが釣り合っている状態で
は、貯留部2aの穀物のレベル(以下、貯留量という)
は一定に維持されるはずである。しかし、例えば、穀物
の水分量が変化すると、ベルトコンベヤ3の搬送速度が
一定であっても、荷受けタンク1からの穀粒の単位時間
当たりの排出量が変化し、乾燥機2への供給量が変化す
る結果、貯留量が変化する。又、乾燥機2の排出量設定
値を変更した場合も貯留量が変化する。
【0016】貯留量を検出するための貯留量検出手段と
して、図1に示すように、4つの穀粒センサが貯留部2
aの内壁に付設されている。即ち、上限レベルに付設さ
れた上限センサ9、下限レベルに付設された下限センサ
10、上限レベルと下限レベルとの間の中間レベル(以
下、第1中間レベルという)に設けられた第1中間セン
サ11、及び、上限レベルと第1中間レベルとの間の第
2中間レベル(上中間レベルに相当する)に設けられた
第2中間センサ12である。各穀粒センサは感圧式のセ
ンサであって、貯留量が夫々のレベル以上か否かによっ
てオン信号又はオフ信号を出力し、制御手段8に与え
る。
【0017】制御手段8は、これら4つの穀粒センサ
(貯留量検出手段)からの情報に基づいて、前述のよう
な外乱による貯留量の変動をできるだけ抑え、貯留部2
aの満杯状態や空状態の発生を回避すべく、次のような
流量制御を実行する。以下、図2及び図3の流れ図に沿
って説明する。
【0018】先ず、下限センサ10がオフからオンに変
化したか否かが判断され、変化した場合は、処理(イ)
に示すように第1タイマーをスタートさせる。これは、
貯留量が下限レベル未満の状態から増加して、下限レベ
ル以上になったことを意味する。第1タイマーは、後述
する中間レベルにおける供給量の調節に用いられるソフ
トタイマーである。
【0019】次に、下限センサ10がオンからオフに変
化したか否かが判断され、変化した場合は、処理(ロ)
に示すように排出を停止する。つまり、貯留量が下限レ
ベル未満になった場合、さらに減少して乾燥ムラが発生
するのを防ぐために排出手段(ロータリーバルブ)2c
の回転を停止する。但し、後述のような中間レベルにお
ける供給量の調節により、かかる状態は通常ほとんど発
生しない。
【0020】次に、第1中間センサ11がオフからオン
に変化したか否かが判断される。変化した場合、即ち、
穀粒量が下限レベルと第1中間レベルとの間から第1中
間レベルと第2中間レベルの間に増加したときは、
(ハ)以降の処理が行われる。先ず、排出停止中の場合
は処理(ニ)に示すように排出を再開すると共に供給量
を2α(通常の増加量αの2倍、例えば30%)だけ増
加する(大増量する)。従って、上述のように貯留量が
下限レベル未満になり排出が停止された後は、貯留量が
増加して第1中間レベル以上になった時点で排出が再開
されることになる。供給量を大増量するのは、排出再開
に伴う、急激な貯留量の減少を補償するためである。
【0021】(ハ)の判断において、排出停止中でなか
ったときは、供給量が最大か否かを判断する。これは、
制御手段8がベルトコンベヤ3の駆動部3aに与えてい
る操作量から判断できる。供給量が最大でなければ第1
タイマーをリセットし(処理(ホ))、最大であれば供
給量を第1タイマー終了前の値に戻す(処理(ヘ))。
これらの意味は、後の説明で明らかにする。
【0022】次に、第1タイマーが終了したか否かを判
断し、終了した場合は、処理(ト)に示すように現在の
供給量を記憶すると共に、供給量を最大にする。又、第
1中間センサ11がオンからオフに変化したか否かが判
断され、変化した場合は、処理(チ)に示すように供給
量をαだけ増加する。つまり、貯留量が第1中間レベル
と第2中間レベルの間から下限レベルと第1中間レベル
との間に減少したときは、供給量をα(例えば15%)
だけ増加して貯留量の下降傾向を上昇傾向に転じさせ
る。そして、処理(リ)に示すように第1タイマーをス
タートさせる。
【0023】つまり、処理(イ)及び処理(リ)に示し
たように、第1タイマーは、貯留量が下限レベルと第1
中間レベルとの間に変化した直後にスタートされ、処理
(ト)に示したように、第1タイマーが終了すれば供給
量が最大にされる。換言すれば、貯留量が下限レベルと
第1中間レベルとの間にある状態が第1タイマーの値で
決まる所定時間継続すれば供給量を最大供給量にして、
貯留量が速やかに第1中間レベル以上になるようにして
いるのである。
【0024】そして、貯留量が第1中間レベル以上にな
れば、処理(ヘ)に示したように、供給量を第1タイマ
ー終了前の値に戻して供給量の急激な増加を止め、流量
制御を安定させる。又、第1タイマーが終了する前に自
然に貯留量が第1中間レベル以上になったときは、処理
(ホ)に示したように供給量はそのままにして、第1タ
イマーをリセットすることになる。
【0025】以上のように、貯留量ができるだけ第1中
間レベル以上になるように制御して、前述したように、
下限レベル未満になる状態、即ち排出停止の状態がほと
んど発生しないようにしているのである。
【0026】処理(ヌ)以降では、貯留量が上限レベル
以上になる状態がほとんど発生しないようにすべく、第
2中間センサ12の検出信号と第2タイマーを用いて、
上記の下限レベル未満になる状態を回避する制御と同様
の制御をおこなう。
【0027】先ず、第2中間センサ12がオフからオン
に変化したか否かが判断され、変化した場合は、処理
(ル)に示すように供給量をβ(例えば10%)だけ減
少する。つまり、貯留量が第1中間レベルと第2中間レ
ベルの間から第2中間レベルと上限レベルとの間に増加
したときは、供給量をβだけ減少して貯留量の上昇傾向
を下降傾向に転じさせる。そして、第2タイマーをスタ
ートさせる。
【0028】次に、第2タイマーが終了したか否かを判
断し、終了した場合は、処理(ヲ)に示すように現在の
供給量を記憶すると共に、供給を停止する。つまり、上
記処理において供給量をβだけ減少したにもかかわら
ず、貯留量が第2中間レベル未満に復帰することなく、
第2中間レベルと上限レベルとの間にある状態が第2タ
イマーの値で決まる所定時間継続した場合は、供給を停
止して貯留量が速やかに第2中間レベル未満になるよう
にしているのである。
【0029】そして、貯留量が第2中間レベル未満にな
れば、第2中間センサがオンからオフになるので(ワ)
以降の処理が実行される。即ち、供給停止中であれば供
給が再開される(処理(カ))。供給停止中でなけれ
ば、つまり、第2タイマーが終了する前に貯留量が第2
中間レベル未満に復帰した場合は、第2タイマーをリセ
ットする(処理(ヨ))。
【0030】以上の制御により、貯留量が上限レベル以
上になる状態はほとんど発生しないが、万一、上限レベ
ル以上になった場合は、上限センサ9がオフからオンに
変化したことが検出されるに伴って、処理(タ)以降に
示すように、供給を停止すると共に第2タイマーをリセ
ットする。やがて、貯留量が上限レベル未満に復帰し、
上限センサがオンからオフに変化したことが検出されれ
ば、処理(レ)以降に示すように、供給を再開すると共
に第2タイマーをスタートさせる。又、供給量を2β
(例えば20%)だけ減少させて、貯留量が第2中間レ
ベル未満に減少するようにする。
【0031】以上説明した流量制御により、制御手段8
は、外乱の影響を極力緩和して、貯留量が第1中間レベ
ルと第2中間レベルとの間を中心にして変化するよう
に、ベルトコンベヤ3の駆動部3aを制御することによ
り乾燥機2への供給量を調節し、必要な場合は排出手段
2cの停止を実行している。
【0032】次に、供給量及び排出量の設定について説
明する。図1に示すように、供給量及び排出量を設定す
るための2つの10進2桁のディジタルスイッチ13,
14が設けられ、その設定値が制御手段に入力されてい
る。両設定値は乾燥スタートスイッチ15が押されたと
きに読み取られる。そして、リセットスイッチ16にて
前回の供給量及び排出量が消去されている場合は、ディ
ジタルスイッチ13,14の設定値が初期供給量及び初
期排出量として制御手段8内の供給量メモリ8a及び排
出量メモリ8bに記憶される。
【0033】排出量は乾燥制御中に変更設定することが
でき、この場合は、排出設定スイッチ17を押すことに
よりディジタルスイッチ14の設定値が排出量メモリ8
bに更新記憶される。従って、ディジタルスイッチ14
及び排出設定スイッチ17が排出量設定手段に相当す
る。尚、乾燥スタートスイッチ15、リセットスイッチ
16、排出設定スイッチ17は、いずれも押釦式のモー
メンタリースイッチである。
【0034】以下、図4及び図5の流れ図に基づいて説
明を加える。先ず、図4に示す供給量初期設定のサブル
ーチンは、リセットスイッチ16にて前回の供給量及び
排出量が消去されている状態で乾燥スタートスイッチ1
5が押されたときにコールされる。制御手段8は、自動
/手動切換スイッチ18がいずれに切り換えられている
かをチェックし、手動の場合は処理(ソ)以降に示すよ
うに、ディジタルスイッチ13の設定値を読み取り、そ
の値を初期供給量として供給量メモリ8aに記憶する。
【0035】自動/手動切換スイッチ18が自動側に切
り換えられている場合は、処理(ツ)に示すように、供
給量を自動設定する。つまり、ディジタルスイッチ13
の設定値によらずに、排出量に応じて予め定められた値
を初期供給量として供給量メモリ8aに記憶する。
【0036】次に、図5に示す排出量設定のサブルーチ
ンは、定常的な処理ルーチンで毎回コールされる。つま
り、前述したように、乾燥制御中にも排出量を変更設定
することができるようにしているのである。先ず、排出
設定スイッチ17が押されたか否かをチェックする。排
出設定スイッチ17が押されたときに(ネ)以下の処理
が実行される。従って、設定操作としては、ディジタル
スイッチ14を変更後の排出量に合わせた後に排出設定
スイッチ17を押すことになる。
【0037】処理(ネ)以降において、制御手段8は、
先ず、ディジタルスイッチ14の設定値を読み取る。そ
して、その値が適正な排出量の範囲として予め定められ
た所定範囲内にあるかどうかをチェックする。所定範囲
内にない場合は、誤設定とみなして(ナ)以降の処理を
実行する。つまり、所定範囲の上限値を越える値に誤設
定された場合は上限値に変更し、下限値未満に誤設定さ
れた場合は下限値に変更する。さらに、ブザー19を吹
鳴させて誤設定を知らしめる(警報出力)。
【0038】次に、排出量メモリ8bに記憶された現在
の排出量(現在値)がゼロか否かをチェックする。ゼロ
の場合は、リセットスイッチ16にて消去された場合で
あるので、ディジタルスイッチ14の設定値をそのまま
排出量メモリ8bに記憶する。
【0039】ゼロでない場合は、(ラ)以下の処理を実
行する。つまり、排出量の現在値とディジタルスイッチ
14の設定値との差を求め、差(の絶対値)が所定値
(N)以上であれば、供給量の自動設定を行う。つま
り、排出量の現在値とディジタルスイッチ14の設定値
とが所定値以上離れているときには、供給量メモリ8a
に記憶されている供給量(の現在値)を排出量(の設定
値)に応じて予め定められた値に変更する。予め定めら
れた値は、その排出量に見合う供給量として実験により
求められた値の近傍の値である。
【0040】排出量の現在値と設定値とが所定値以上離
れていないときは、供給量メモリ8aに記憶されている
供給量(の現在値)はそのまま維持される。いずれの場
合も読み取ったディジタルスイッチ14の設定値を排出
量メモリ8bに記憶して排出量設定処理が終了する。
【0041】以下、別実施例を列記する。 上記実施例の排出量の設定処理において、ディジタ
ルスイッチ14の設定値が所定範囲内にない場合に、所
定範囲の上限値又は下限値に変更する代わりに、所定範
囲の中央値に変更するようにしてもよい。
【0042】 例えば、穀粒の初期水分量等の条件に
応じて適正な排出量の範囲が変化することとに鑑み、上
記所定範囲を変更設定できるようにしてもよい。
【0043】 排出量設定手段は、上記実施例のよう
なディジタルスイッチ14と押釦スイッチ17によるも
のに限らない。例えば、テンキーにより設定するもので
もよい。但し、ロータリースイッチのように予め段階的
に決められた排出量設定値のうちのいずれかを選択する
ものは除く。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る供給制御装置とその周辺のブロッ
ク図
【図2】流量制御を示す流れ図
【図3】流量制御を示す流れ図
【図4】供給量初期設定処理を示す流れ図
【図5】排出量設定処理を示す流れ図
【符号の説明】
2 乾燥機 2a 貯留部 2b 乾燥部 2c 排出手段 3,4 供給手段 8 制御手段 9〜12 貯留量検出手段 14,17 排出量設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位時間当たりの供給量を変更自在な供
    給手段(3,4)にて供給される穀粒を貯留する貯留部
    (2a)と、その貯留部(2a)から流下する穀粒に対
    して乾燥風を通風する乾燥部(2b)と、その乾燥部
    (2b)を通過した穀粒を排出し且つ単位時間当たりの
    排出量を変更自在な排出手段(2c)とを備える乾燥機
    (2)において、前記排出手段(2c)の単位時間当た
    りの排出量を設定する排出量設定手段(14,17)
    と、前記貯留部(2a)の穀粒の貯留量を検出する貯留
    量検出手段(9〜12)と、その貯留量検出手段(9〜
    12)の検出情報に基づいて前記貯留量を所定範囲内に
    維持するように、前記供給手段(3,4)の供給量を調
    節し、且つ、前記排出量設定手段(2c)にて設定され
    た排出量での前記排出手段(2c)の作動及び停止を制
    御する制御手段(8)とが備えられた流量制御装置であ
    って、 前記制御手段(8)は、前記排出量設定手段(14,1
    7)にて排出量が変更設定された場合に、その変更設定
    された排出量が所定範囲内でなければ、その所定範囲内
    の予め定めた値に変更するように構成されている乾燥機
    の流量制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101434874B1 (ko) * 2012-10-19 2014-09-02 (주)기흥교역 가정용 정미기의 볍씨공급장치
JP2019108992A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 井関農機株式会社 穀物乾燥機

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