JPH05220450A - 有機被覆ZnめっきAl合金板 - Google Patents
有機被覆ZnめっきAl合金板Info
- Publication number
- JPH05220450A JPH05220450A JP2873092A JP2873092A JPH05220450A JP H05220450 A JPH05220450 A JP H05220450A JP 2873092 A JP2873092 A JP 2873092A JP 2873092 A JP2873092 A JP 2873092A JP H05220450 A JPH05220450 A JP H05220450A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- alloy plate
- organic
- mos
- plated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、Al合金板のめっき及び有機皮膜
被覆後の耐外面錆性、潤滑性が向上することを主たる課
題とし、これらに優れた有機被覆ZnめっきAl合金板
を提供することにある。 【構成】 Al合金板の片面あるいは両面に、Zn単独
めっき層を0.1〜60g/m2 被覆し、上層に付着量
0.1〜5g/m2 のりん酸亜鉛皮膜を介して平均粒径
0.5μm以下のMoS2 を5〜70wt%含有する有
機皮膜を0.01〜0.5μm有することを特徴とする
有機被覆ZnめっきAl合金板。
被覆後の耐外面錆性、潤滑性が向上することを主たる課
題とし、これらに優れた有機被覆ZnめっきAl合金板
を提供することにある。 【構成】 Al合金板の片面あるいは両面に、Zn単独
めっき層を0.1〜60g/m2 被覆し、上層に付着量
0.1〜5g/m2 のりん酸亜鉛皮膜を介して平均粒径
0.5μm以下のMoS2 を5〜70wt%含有する有
機皮膜を0.01〜0.5μm有することを特徴とする
有機被覆ZnめっきAl合金板。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機被覆ZnめっきAl
合金板に関するものであり、更に詳しくは優れた耐食性
および潤滑性、溶接性、電着塗装性を有し、種々の用
途、例えば自動車用Al合金板として適用できる有機被
覆ZnめっきAl合金板に関するものである。
合金板に関するものであり、更に詳しくは優れた耐食性
および潤滑性、溶接性、電着塗装性を有し、種々の用
途、例えば自動車用Al合金板として適用できる有機被
覆ZnめっきAl合金板に関するものである。
【0002】
【従来技術と課題】一般に自動車用鋼板は車体製造の過
程で種々の工程を経るため、プレスのための潤滑性、パ
ーツ接合のための溶接性、塗装に際しての電着塗装性等
が必須とされる。一方、自動車の走行環境では特に耐食
性が要求される。耐食性という観点からは、裸耐食性の
みならず、耐外面錆性、耐孔あき性や塗膜の温水浸漬密
着性、耐赤錆性等が要求される。例えば、特公昭50−
29821号公報に見られるZn−Niめっき鋼板、特
公昭56−133488号公報に見られるZn−Fe2
層めっき鋼板の如く従来から使用されているめっき鋼板
は、優れた耐食性を有しているが、Al合金板ではこの
様なめっきを被覆した例はなく更に、ユーザー側からの
要求性能がより高度化するに従って、耐外面錆性、加工
部の耐孔あき性の点で、なお被覆するめっきに改良の余
地がある。また、特公昭58−247984号公報に見
られる単層めっきの複合めっき鋼板も提案されている
が、Al合金板への適用は特開昭61−157693号
公報に一部見られるが耐糸錆性、潤滑性の点では充分で
はないのが現状である。
程で種々の工程を経るため、プレスのための潤滑性、パ
ーツ接合のための溶接性、塗装に際しての電着塗装性等
が必須とされる。一方、自動車の走行環境では特に耐食
性が要求される。耐食性という観点からは、裸耐食性の
みならず、耐外面錆性、耐孔あき性や塗膜の温水浸漬密
着性、耐赤錆性等が要求される。例えば、特公昭50−
29821号公報に見られるZn−Niめっき鋼板、特
公昭56−133488号公報に見られるZn−Fe2
層めっき鋼板の如く従来から使用されているめっき鋼板
は、優れた耐食性を有しているが、Al合金板ではこの
様なめっきを被覆した例はなく更に、ユーザー側からの
要求性能がより高度化するに従って、耐外面錆性、加工
部の耐孔あき性の点で、なお被覆するめっきに改良の余
地がある。また、特公昭58−247984号公報に見
られる単層めっきの複合めっき鋼板も提案されている
が、Al合金板への適用は特開昭61−157693号
公報に一部見られるが耐糸錆性、潤滑性の点では充分で
はないのが現状である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実情
に鑑み、種々の実験を重ねた結果、Al合金板の表面に
Zn単独めっきを、また上層としてりん酸亜鉛処理を施
した上にMoS2 を含有した有機被膜を付与する事によ
り、溶接性、電着塗装性を損なうことなくAl合金板の
耐外面錆性、潤滑性が良好となることを見い出した。こ
れは、Al合金板の上に被覆されたZn単独めっきによ
り、Al合金板に特有の糸錆が抑制され、耐外面錆性が
向上したものと考えられる。また、りん酸亜鉛被膜の上
層に、MoS2 入りの有機被膜を薄く付与することによ
り、潤滑性が著しく向上することも判明した。一方、り
ん酸亜鉛皮膜はZnめっきと有機皮膜の密着性向上には
不可欠である。本発明は、以上のごとき知見に基いてな
されたものであって、その要旨とするところは、Al合
金板の片面あるいは両面に、めっき付着量0.1〜60
g/m 2 のZnめっき層を有し、上層に付着量0.1〜
5g/m2 のりん酸亜鉛皮膜を介して平均粒径0.5μ
m以下のMoS2 を5〜70wt%含有する有機皮膜を
0.01〜0.5μm有することを特徴とする有機被覆
ZnめっきAl合金板にある。
に鑑み、種々の実験を重ねた結果、Al合金板の表面に
Zn単独めっきを、また上層としてりん酸亜鉛処理を施
した上にMoS2 を含有した有機被膜を付与する事によ
り、溶接性、電着塗装性を損なうことなくAl合金板の
耐外面錆性、潤滑性が良好となることを見い出した。こ
れは、Al合金板の上に被覆されたZn単独めっきによ
り、Al合金板に特有の糸錆が抑制され、耐外面錆性が
向上したものと考えられる。また、りん酸亜鉛被膜の上
層に、MoS2 入りの有機被膜を薄く付与することによ
り、潤滑性が著しく向上することも判明した。一方、り
ん酸亜鉛皮膜はZnめっきと有機皮膜の密着性向上には
不可欠である。本発明は、以上のごとき知見に基いてな
されたものであって、その要旨とするところは、Al合
金板の片面あるいは両面に、めっき付着量0.1〜60
g/m 2 のZnめっき層を有し、上層に付着量0.1〜
5g/m2 のりん酸亜鉛皮膜を介して平均粒径0.5μ
m以下のMoS2 を5〜70wt%含有する有機皮膜を
0.01〜0.5μm有することを特徴とする有機被覆
ZnめっきAl合金板にある。
【0004】以下に本発明を詳細に説明する。先ず、本
発明において有機被覆ZnめっきAl合金板とは後述す
るようなZn単独めっきとりん酸亜鉛皮膜および上層に
MoS2 を含む有機皮膜からなる3層から構成されるも
のであって、これを3層構造としたのは前述の知見の如
く、耐外面錆性と潤滑性、溶接性、電着塗装性を同時に
考慮したためである。ここでめっきとしてはZn単独め
っきを用いているがこの理由は、Al合金やFe合金が
糸錆を発生しやすいのに対し、Znには一般的に糸錆は
見られず、このため、Al合金板にZnを単独で被覆す
ることで、糸錆を抑制することに最も効果が有るためで
ある。なお、めっき付着量は化成処理浴での溶解の点か
ら0.1g/m2 を下限とし、又60g/m2 を越えて
も効果は飽和するので、これを上限とした。また、3層
構造下でのりん酸亜鉛皮膜の役割は、めっきと有機皮膜
の間の密着性向上の観点で重要である。りん酸亜鉛皮膜
の付着量を0.1〜5g/m2 に限定したのは、この範
囲外ではめっきと有機皮膜の間の密着性が良好でない為
である。これらは、これまでに開発されている有機複合
めっき鋼板を考えると公知の機能であるといえる。さら
に最上層に、MoS2 含有有機皮膜を薄く付与する事で
溶接性、電着塗装性を損なうことなく、潤滑性を向上す
る事ができる。
発明において有機被覆ZnめっきAl合金板とは後述す
るようなZn単独めっきとりん酸亜鉛皮膜および上層に
MoS2 を含む有機皮膜からなる3層から構成されるも
のであって、これを3層構造としたのは前述の知見の如
く、耐外面錆性と潤滑性、溶接性、電着塗装性を同時に
考慮したためである。ここでめっきとしてはZn単独め
っきを用いているがこの理由は、Al合金やFe合金が
糸錆を発生しやすいのに対し、Znには一般的に糸錆は
見られず、このため、Al合金板にZnを単独で被覆す
ることで、糸錆を抑制することに最も効果が有るためで
ある。なお、めっき付着量は化成処理浴での溶解の点か
ら0.1g/m2 を下限とし、又60g/m2 を越えて
も効果は飽和するので、これを上限とした。また、3層
構造下でのりん酸亜鉛皮膜の役割は、めっきと有機皮膜
の間の密着性向上の観点で重要である。りん酸亜鉛皮膜
の付着量を0.1〜5g/m2 に限定したのは、この範
囲外ではめっきと有機皮膜の間の密着性が良好でない為
である。これらは、これまでに開発されている有機複合
めっき鋼板を考えると公知の機能であるといえる。さら
に最上層に、MoS2 含有有機皮膜を薄く付与する事で
溶接性、電着塗装性を損なうことなく、潤滑性を向上す
る事ができる。
【0005】ここで、有機皮膜の構成と役割について説
明する。塗膜中にMoS2 を添加するのは主として電着
塗装時の塗装性を向上させることを目的としており、M
oS 2 は条件によって半導電性を示すことを利用するも
のである。塗膜中に平均粒径0.5μm以下のMoS2
を5〜70wt%含有する塗膜は膜厚が0〜20μmの
範囲では良好な電着塗装性を示す。必要により、さらに
導電性微粒子を併用することもある。導電性微粒子の例
としては、酸化亜鉛、酸化錫、導電性カーボン、グラフ
ァイト、三四酸化鉄等がある。併用する量としては含有
されるMoS2の含有量の0〜50wt%で好ましくは
5〜20wt%が望ましい。MoS2 の添加量が増加す
るに従い通電量は増大し、後工程における電着塗装時の
電着限界膜厚も増加するが、70wt%を超えると耐食
性の低下を生じる。これらを分散せしめる樹脂としては
一般に被覆組成物に用いられる樹脂であれば特に制限は
ない。そのほかにコロイダルシリカ、流動調整剤や着色
顔料、発泡防止剤、分散剤、沈澱防止剤、ブロッキング
防止剤などの一般の塗料に使用される顔料添加剤類を被
覆の特徴をそこなわない範囲で使用できる。
明する。塗膜中にMoS2 を添加するのは主として電着
塗装時の塗装性を向上させることを目的としており、M
oS 2 は条件によって半導電性を示すことを利用するも
のである。塗膜中に平均粒径0.5μm以下のMoS2
を5〜70wt%含有する塗膜は膜厚が0〜20μmの
範囲では良好な電着塗装性を示す。必要により、さらに
導電性微粒子を併用することもある。導電性微粒子の例
としては、酸化亜鉛、酸化錫、導電性カーボン、グラフ
ァイト、三四酸化鉄等がある。併用する量としては含有
されるMoS2の含有量の0〜50wt%で好ましくは
5〜20wt%が望ましい。MoS2 の添加量が増加す
るに従い通電量は増大し、後工程における電着塗装時の
電着限界膜厚も増加するが、70wt%を超えると耐食
性の低下を生じる。これらを分散せしめる樹脂としては
一般に被覆組成物に用いられる樹脂であれば特に制限は
ない。そのほかにコロイダルシリカ、流動調整剤や着色
顔料、発泡防止剤、分散剤、沈澱防止剤、ブロッキング
防止剤などの一般の塗料に使用される顔料添加剤類を被
覆の特徴をそこなわない範囲で使用できる。
【0006】また、MoS2 は一般に固体潤滑剤として
知られているが、当該塗膜においても同様の効果が認め
られた。MoS2 の平均粒径を0.5μm以下と限定し
た理由は、粒径が0.5μm以上では外観上好ましくな
く、且つ型かじり等の加工性不良をおこすためであり、
好ましくは塗膜厚以下とする。MoS2 含有有機皮膜は
塗膜厚0.01μm以上で非常に良好な潤滑特性が認め
られた。さらに本発明の有機被覆ZnめっきAl合金板
の上層塗膜は低電圧での電流が極めて少ないために耐食
性が良好で、かつ電着塗装性が良い性質示す。塗膜厚の
有効範囲決定に際しては溶接性が良好であることを必須
とする。溶接性のうち特に連続打点性が重要であるが、
塗膜厚の増加は連続打点性の低下を招く。本発明の上層
塗膜厚は0.5〜μmを超えると著しく打点性が低下し
た。このため、上層膜厚は0.5μm以下とした。
知られているが、当該塗膜においても同様の効果が認め
られた。MoS2 の平均粒径を0.5μm以下と限定し
た理由は、粒径が0.5μm以上では外観上好ましくな
く、且つ型かじり等の加工性不良をおこすためであり、
好ましくは塗膜厚以下とする。MoS2 含有有機皮膜は
塗膜厚0.01μm以上で非常に良好な潤滑特性が認め
られた。さらに本発明の有機被覆ZnめっきAl合金板
の上層塗膜は低電圧での電流が極めて少ないために耐食
性が良好で、かつ電着塗装性が良い性質示す。塗膜厚の
有効範囲決定に際しては溶接性が良好であることを必須
とする。溶接性のうち特に連続打点性が重要であるが、
塗膜厚の増加は連続打点性の低下を招く。本発明の上層
塗膜厚は0.5〜μmを超えると著しく打点性が低下し
た。このため、上層膜厚は0.5μm以下とした。
【0007】以下、実施例をもって本発明の効果をさら
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
【実施例】本発明のめっきAl合金板の製造は、pH1
〜3のフッ化物浴またはpH13.5〜14.5のアル
カリ浴を用いた化学めっき及びpH1〜3の硫酸塩浴、
塩化物浴を用いた電気めっきを行うことが可能である。
ただし、以下に示す実施例において電気めっきの条件は
電流密度10〜200A/dm2 、ラインスピード10
〜250m/minとした。下地のAl合金板は主とし
て5000系、6000系をベースとした。めっき上層
へは通常の浸漬型りん酸亜鉛処理(付着量0.1〜10
g/m2 )を施した。有機皮膜被覆は以下の被覆組成物
をバーコーターで塗布した。
〜3のフッ化物浴またはpH13.5〜14.5のアル
カリ浴を用いた化学めっき及びpH1〜3の硫酸塩浴、
塩化物浴を用いた電気めっきを行うことが可能である。
ただし、以下に示す実施例において電気めっきの条件は
電流密度10〜200A/dm2 、ラインスピード10
〜250m/minとした。下地のAl合金板は主とし
て5000系、6000系をベースとした。めっき上層
へは通常の浸漬型りん酸亜鉛処理(付着量0.1〜10
g/m2 )を施した。有機皮膜被覆は以下の被覆組成物
をバーコーターで塗布した。
【0008】(1)平均粒径0.5μm以下のMoS2
(モリパウダーPA住鉱潤滑剤製) (2)SiO2 (ミズカシル
P−526水沢化学製) (3)フェノキシ樹脂 (ESRP#
250住友化学製20%液) (4)ブチルセロソルブ (5)メチルエチルケトン (6)分散剤 ただし、配合比は膜厚及びMoS2 含有率の変化ととも
に適宜変えた。
(モリパウダーPA住鉱潤滑剤製) (2)SiO2 (ミズカシル
P−526水沢化学製) (3)フェノキシ樹脂 (ESRP#
250住友化学製20%液) (4)ブチルセロソルブ (5)メチルエチルケトン (6)分散剤 ただし、配合比は膜厚及びMoS2 含有率の変化ととも
に適宜変えた。
【0009】評価試験は平板引き抜き試験(摩擦係数測
定)耐系錆性試験(糸錆発生)、連続打点性試験(打点
数、チリ発生)、電着塗装性試験(表面平滑性外観観
察)及び有機皮膜密着性試験(碁盤目剥離率測定)を行
った。各試験条件を以下に示す。 〔平板引き抜き試験条件〕 試験片寸法:1.0mm×30mm×300mm 押し付け力:450kgf 引き抜き速度:200mm/min 工具接触面積:900mm2 (30mm×30mm)
定)耐系錆性試験(糸錆発生)、連続打点性試験(打点
数、チリ発生)、電着塗装性試験(表面平滑性外観観
察)及び有機皮膜密着性試験(碁盤目剥離率測定)を行
った。各試験条件を以下に示す。 〔平板引き抜き試験条件〕 試験片寸法:1.0mm×30mm×300mm 押し付け力:450kgf 引き抜き速度:200mm/min 工具接触面積:900mm2 (30mm×30mm)
【0010】〔耐糸錆性試験条件〕 試験片寸法:1.0mm×70mm×150mm サンプル調整:めっきアルミ板に化成処理+3コート
後、塗装に下地に達するスクラッチ傷を入れた。 試験環境:塩水噴霧+湿潤環境。 〔連続打点性試験条件〕 電極:チップC型4.5mmφ 加圧力:200kgfをベース 通電時間:10サイクル 通電条件:適正溶接電流使用 打点数の評価としてピールテストによりナゲット径の測
定及びチリ発生の観察を行い判定。
後、塗装に下地に達するスクラッチ傷を入れた。 試験環境:塩水噴霧+湿潤環境。 〔連続打点性試験条件〕 電極:チップC型4.5mmφ 加圧力:200kgfをベース 通電時間:10サイクル 通電条件:適正溶接電流使用 打点数の評価としてピールテストによりナゲット径の測
定及びチリ発生の観察を行い判定。
【0011】〔電着塗装性試験条件〕 使用塗料:エポキシ系カチオン型電着塗装タイプ 電着条件:200V、3min 焼き付け条件:180℃、30min 塗膜厚:20±2μm 〔有機皮膜密着性試験条件〕 試験片寸法:1.0mm×30mm×300mm 試験片に2mm角の碁盤目を入れ、テープ剥離テストに
より有機皮膜密着性を評価。
より有機皮膜密着性を評価。
【0012】更に、各試験の評価基準は以下の通りであ
る。
る。
【0013】 但し、糸錆はカット傷部から発生。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】本発明の内、Znめっきの付着量が10g
/m2 、上層の有機皮膜がMoS2 を20wt%含有
し、0.5μm厚とした場合のりん酸亜鉛皮膜量と有機
皮膜の密着性との関係を表1及び図1、りん酸亜鉛の付
着量が2g/m2 、上層の有機皮膜が0.5μm厚で、
MoS2 を20wt%含有する場合のZnめっき付着量
と各評価試験の関係を表2及び図2、Znめっき付着量
が1g/m2 、りん酸亜鉛の付着量が2g/m2 、Mo
S2 含有する有機皮膜の厚さが0.5μmの場合の有機
皮膜中MoS2 含有率と各評価試験の関係を表3及び図
3、Znめっき付着量が10g/m2 、りん酸亜鉛の付
着量が2g/m2 、有機皮膜がMoS2 を20wt%含
有する場合の有機皮膜厚と各評価試験の関係を表4及び
図4にそれぞれ示す。図中の(潤)、(溶)、(錆)、
(電)、の縦軸の記号はそれぞれ潤滑性、連続打点性、
耐糸錆性、電着塗装性を表している。
/m2 、上層の有機皮膜がMoS2 を20wt%含有
し、0.5μm厚とした場合のりん酸亜鉛皮膜量と有機
皮膜の密着性との関係を表1及び図1、りん酸亜鉛の付
着量が2g/m2 、上層の有機皮膜が0.5μm厚で、
MoS2 を20wt%含有する場合のZnめっき付着量
と各評価試験の関係を表2及び図2、Znめっき付着量
が1g/m2 、りん酸亜鉛の付着量が2g/m2 、Mo
S2 含有する有機皮膜の厚さが0.5μmの場合の有機
皮膜中MoS2 含有率と各評価試験の関係を表3及び図
3、Znめっき付着量が10g/m2 、りん酸亜鉛の付
着量が2g/m2 、有機皮膜がMoS2 を20wt%含
有する場合の有機皮膜厚と各評価試験の関係を表4及び
図4にそれぞれ示す。図中の(潤)、(溶)、(錆)、
(電)、の縦軸の記号はそれぞれ潤滑性、連続打点性、
耐糸錆性、電着塗装性を表している。
【0018】図1より、りん酸亜鉛皮膜量が0.1〜5
g/m2 の範囲で有機皮膜の密着性が良好であることが
わかる。図2より、Znめっきが0.1g/m2 以上で
糸錆の発生が見られないことがわかる。図3より、電着
塗装性の制約からMoS2 の含有率は5〜70wt%と
することが適当と考えられる。図4より、有機皮膜厚の
下限は潤滑性から0.01μm、同様に上限は溶接性か
ら0.5μmであり、この範囲が適当な膜厚となる。以
上から、現象的にZn単独めっき層を0.1〜60g/
m2 被覆し、上層にクロメート皮膜を介して平均粒径
0.5μm以下のMoS2 を5〜70wt%含有する有
機皮膜を0.01〜0.5μmとする構造がAl合金板
の潤滑性、耐外面錆性向上に適していることが確認でき
た。
g/m2 の範囲で有機皮膜の密着性が良好であることが
わかる。図2より、Znめっきが0.1g/m2 以上で
糸錆の発生が見られないことがわかる。図3より、電着
塗装性の制約からMoS2 の含有率は5〜70wt%と
することが適当と考えられる。図4より、有機皮膜厚の
下限は潤滑性から0.01μm、同様に上限は溶接性か
ら0.5μmであり、この範囲が適当な膜厚となる。以
上から、現象的にZn単独めっき層を0.1〜60g/
m2 被覆し、上層にクロメート皮膜を介して平均粒径
0.5μm以下のMoS2 を5〜70wt%含有する有
機皮膜を0.01〜0.5μmとする構造がAl合金板
の潤滑性、耐外面錆性向上に適していることが確認でき
た。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明であるAl合金
板のめっき及び有機皮膜被覆後の耐外面錆性、潤滑性が
極めて優れた有機被覆ZnめっきAl合金板にあり、特
に軽量自動車用Al合金板として適用できることは、工
業的意義は極めて大きい。
板のめっき及び有機皮膜被覆後の耐外面錆性、潤滑性が
極めて優れた有機被覆ZnめっきAl合金板にあり、特
に軽量自動車用Al合金板として適用できることは、工
業的意義は極めて大きい。
【図1】本発明に係わるりん酸亜鉛皮膜量と有機皮膜密
着性の関係を示す図、
着性の関係を示す図、
【図2】本発明に係わるZnめっき付着量と各評価試験
の関係を示す図、
の関係を示す図、
【図3】本発明に係わる有機皮膜中MoS2 含有率と各
評価試験の関係を示す図、
評価試験の関係を示す図、
【図4】本発明に係わる有機皮膜厚と各評価試験の関係
を示す図である。
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 22/53 28/00 B C25D 5/30
Claims (1)
- 【請求項1】 Al合金板の片面あるいは両面に、めっ
き付着量0.1〜60g/m2 のznめっき層を有し、
上層に付着量0.1〜5g/m2 のりん酸亜鉛皮膜を介
して平均粒径0.5μm以下のMoS2 を5〜70wt
%含有する有機皮膜を0.01〜0.5μm有すること
を特徴とする有機被覆ZnめっきAl合金板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2873092A JPH05220450A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 有機被覆ZnめっきAl合金板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2873092A JPH05220450A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 有機被覆ZnめっきAl合金板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220450A true JPH05220450A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12256554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2873092A Withdrawn JPH05220450A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 有機被覆ZnめっきAl合金板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05220450A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12158290B2 (en) | 2018-12-19 | 2024-12-03 | Carrier Corporation | Aluminum compressor with sacrificial cladding |
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1992
- 1992-02-17 JP JP2873092A patent/JPH05220450A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12158290B2 (en) | 2018-12-19 | 2024-12-03 | Carrier Corporation | Aluminum compressor with sacrificial cladding |
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