JPH05226557A - ハンダ付け用部品 - Google Patents
ハンダ付け用部品Info
- Publication number
- JPH05226557A JPH05226557A JP4059452A JP5945292A JPH05226557A JP H05226557 A JPH05226557 A JP H05226557A JP 4059452 A JP4059452 A JP 4059452A JP 5945292 A JP5945292 A JP 5945292A JP H05226557 A JPH05226557 A JP H05226557A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- horizontal portion
- terminal
- insulating coating
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子の一部表面に絶縁コーティングを施すこ
とにより、ハンダブリッジの発生を抑制し、良好な接合
強度で電子部品,電気部品等を基板にハンダ付けする。 【構成】 電子部品,電気部品等の本体側面から突出し
た端子20の先端を、本体表面と平行な水平部23とす
る。水平部23から立ち上がる起立部22の一部に、絶
縁コーティング24を施す。絶縁コーティング24が施
されていない起立部22の水平部23からの高さHを、
水平部23の厚みtとの関係において1≦H/t≦2と
する。 【効果】 溶融ハンダは、水平部23とランド部31と
の間の接合界面に効率よく供給され、端子20の表面を
伝わって本体側に広がることが抑制される。そのため、
狭間隔で多数の端子が配列されている電子部品,電気部
品等にあっても、ハンダブリッジを発生させることなく
ハンダ付けされ、ハンダ付け後の修正作業が大幅に軽減
される。
とにより、ハンダブリッジの発生を抑制し、良好な接合
強度で電子部品,電気部品等を基板にハンダ付けする。 【構成】 電子部品,電気部品等の本体側面から突出し
た端子20の先端を、本体表面と平行な水平部23とす
る。水平部23から立ち上がる起立部22の一部に、絶
縁コーティング24を施す。絶縁コーティング24が施
されていない起立部22の水平部23からの高さHを、
水平部23の厚みtとの関係において1≦H/t≦2と
する。 【効果】 溶融ハンダは、水平部23とランド部31と
の間の接合界面に効率よく供給され、端子20の表面を
伝わって本体側に広がることが抑制される。そのため、
狭間隔で多数の端子が配列されている電子部品,電気部
品等にあっても、ハンダブリッジを発生させることなく
ハンダ付けされ、ハンダ付け後の修正作業が大幅に軽減
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子間にハンダブリッ
ジを生じることなく、プリント配線基板等の基板にハン
ダ付けできる部品に関する。
ジを生じることなく、プリント配線基板等の基板にハン
ダ付けできる部品に関する。
【0002】
【従来の技術】QFP,DIP等の電子部品は、基板表
面に本体部分を接着剤等で仮付けした状態でハンダ付け
する面実装方式によって、プリント基板等に搭載されて
いる。電子部品の端子を基板のランド部にハンダ付けす
る方法としては、従来の手作業によるハンダ付けに替え
て、浸漬法,噴流式,リフロー法,光ビーム法等が採用
されている。
面に本体部分を接着剤等で仮付けした状態でハンダ付け
する面実装方式によって、プリント基板等に搭載されて
いる。電子部品の端子を基板のランド部にハンダ付けす
る方法としては、従来の手作業によるハンダ付けに替え
て、浸漬法,噴流式,リフロー法,光ビーム法等が採用
されている。
【0003】たとえば、浸漬法で溶融ハンダを供給した
とき、溶融ハンダは、端子とランド部との界面に浸透
し、凝固して端子をランド部に接合する。しかし、供給
された溶融ハンダは、端子とランド部との接合界面以外
にも、毛細管現象によって端子表面で部品本体側に向け
て広がる。
とき、溶融ハンダは、端子とランド部との界面に浸透
し、凝固して端子をランド部に接合する。しかし、供給
された溶融ハンダは、端子とランド部との接合界面以外
にも、毛細管現象によって端子表面で部品本体側に向け
て広がる。
【0004】端子表面に広がった溶融ハンダは、本来の
ハンダ接合に有効に利用されないばかりでなく、隣接す
る端子の間にブリッジとなって残留・固化する。ハンダ
ブリッジは、狭間隔で多数の端子を設けた高密度集積の
電子部品ほど顕著に発生するため、ハンダ付け作業を自
動化する際のネックになっていた。
ハンダ接合に有効に利用されないばかりでなく、隣接す
る端子の間にブリッジとなって残留・固化する。ハンダ
ブリッジは、狭間隔で多数の端子を設けた高密度集積の
電子部品ほど顕著に発生するため、ハンダ付け作業を自
動化する際のネックになっていた。
【0005】隣接する端子がハンダブリッジで接続され
ると短絡が生じ、ハンダ付けされた電子部品に本来の機
能を発揮させることができない。そこで、発生したハン
ダブリッジを除去する修正作業が必要とされるが、場合
によっては修正作業に多くの手間がかかり、生産性を低
下することになる。
ると短絡が生じ、ハンダ付けされた電子部品に本来の機
能を発揮させることができない。そこで、発生したハン
ダブリッジを除去する修正作業が必要とされるが、場合
によっては修正作業に多くの手間がかかり、生産性を低
下することになる。
【0006】そのため、ハンダブリッジの形成を防止し
ながらハンダ付けする方法,形成されたハンダブリッジ
を除去する方法等について、従来から多数の提案が行わ
れている。しかし、現実的な解決策がなく、特に多数の
端子を狭間隔で配列した電子部品は、手作業によるハン
ダ付けに頼らざるをえないのが実情である。手作業によ
るハンダ付けでは、高い生産性を望めないことは勿論、
作業のバラツキや難易度に起因して一定した品質を保証
することができない。
ながらハンダ付けする方法,形成されたハンダブリッジ
を除去する方法等について、従来から多数の提案が行わ
れている。しかし、現実的な解決策がなく、特に多数の
端子を狭間隔で配列した電子部品は、手作業によるハン
ダ付けに頼らざるをえないのが実情である。手作業によ
るハンダ付けでは、高い生産性を望めないことは勿論、
作業のバラツキや難易度に起因して一定した品質を保証
することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】隣接端子間に発生した
ハンダブリッジは、加熱したハンダごてのチップを当て
てハンダを溶融させ、ランド部に流下させ或いはハンダ
ごてで拭い取ることによって除去している。このハンダ
ブリッジ除去作業は、専らハンダごてを使用した手作業
で行われている。
ハンダブリッジは、加熱したハンダごてのチップを当て
てハンダを溶融させ、ランド部に流下させ或いはハンダ
ごてで拭い取ることによって除去している。このハンダ
ブリッジ除去作業は、専らハンダごてを使用した手作業
で行われている。
【0008】ハンダブリッジ除去時にハンダごてのチッ
プが端子に当り、端子形状が変形する場合がある。ま
た、高温に加熱されたチップが基板の配線部に接触し、
配線パターンを破壊することもある。そのため、ハンダ
ごてによりハンダブリッジを除去する作業には、熟練さ
れた技術,長時間にわたる集中力等が要求され、作業者
に多大の負担を与える。
プが端子に当り、端子形状が変形する場合がある。ま
た、高温に加熱されたチップが基板の配線部に接触し、
配線パターンを破壊することもある。そのため、ハンダ
ごてによりハンダブリッジを除去する作業には、熟練さ
れた技術,長時間にわたる集中力等が要求され、作業者
に多大の負担を与える。
【0009】また、最近の電子部品にあっては、各種機
能を作り込んでいることから、多数の端子を狭間隔、た
とえば0.8mm以下の間隙で配列している。このよう
な狭間隔で配列された端子の間に発生したハンダブリッ
ジは、ハンダごてを使用した手作業によっても除去し難
い。そのため、不良品として処分される率が高くなり、
歩留りを低下させる要因になる。
能を作り込んでいることから、多数の端子を狭間隔、た
とえば0.8mm以下の間隙で配列している。このよう
な狭間隔で配列された端子の間に発生したハンダブリッ
ジは、ハンダごてを使用した手作業によっても除去し難
い。そのため、不良品として処分される率が高くなり、
歩留りを低下させる要因になる。
【0010】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、特定条件下でハンダレジストを端
子表面にコーティングすることによって、溶融したハン
ダが端子表面に沿って部品本体側に流動する毛細管現象
及びハンダ濡れ性を抑制し、浸漬式,噴流式,リフロー
式等の自動ハンダ付け装置を使用した場合であってもハ
ンダブリッジの発生を抑え、電子部品,電気部品等の端
子を良好に基板のランド部にハンダ付けすることを目的
とする。
出されたものであり、特定条件下でハンダレジストを端
子表面にコーティングすることによって、溶融したハン
ダが端子表面に沿って部品本体側に流動する毛細管現象
及びハンダ濡れ性を抑制し、浸漬式,噴流式,リフロー
式等の自動ハンダ付け装置を使用した場合であってもハ
ンダブリッジの発生を抑え、電子部品,電気部品等の端
子を良好に基板のランド部にハンダ付けすることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のハンダ付け用部
品は、その目的を達成するため、本体から複数の端子が
突出した電子部品又は電気部品において、前記端子は、
基板に接する水平部と、該水平部から立ち上がった起立
部と、該起立部に施された絶縁コーティングとを備え、
前記水平部における前記端子の厚みtと前記絶縁コーテ
ィングで覆われていない前記起立部の前記水平部からの
高さHとの間に、t≦H≦2tの関係を維持しているこ
とを特徴とする。
品は、その目的を達成するため、本体から複数の端子が
突出した電子部品又は電気部品において、前記端子は、
基板に接する水平部と、該水平部から立ち上がった起立
部と、該起立部に施された絶縁コーティングとを備え、
前記水平部における前記端子の厚みtと前記絶縁コーテ
ィングで覆われていない前記起立部の前記水平部からの
高さHとの間に、t≦H≦2tの関係を維持しているこ
とを特徴とする。
【0012】絶縁コーティングには、熱硬化性樹脂,熱
硬化性接着剤,ハンダレジスト,シルクスクリーンイン
ク,フォトレジスト等の絶縁材料が使用される。絶縁コ
ーティングは、たとえば端子の露出部をマスキングテー
プ等によって覆った後、ディスペンサー,ブラシ,スプ
レー等を使用して適宜の絶縁材料を塗布することによっ
て形成することができる。このとき使用したマスキング
テープは、ハンダ付け作業の直前に剥離される。したが
って、端子表面は、酸化皮膜がなく、溶融ハンダに対す
る濡れ性が良好な状態に維持される。
硬化性接着剤,ハンダレジスト,シルクスクリーンイン
ク,フォトレジスト等の絶縁材料が使用される。絶縁コ
ーティングは、たとえば端子の露出部をマスキングテー
プ等によって覆った後、ディスペンサー,ブラシ,スプ
レー等を使用して適宜の絶縁材料を塗布することによっ
て形成することができる。このとき使用したマスキング
テープは、ハンダ付け作業の直前に剥離される。したが
って、端子表面は、酸化皮膜がなく、溶融ハンダに対す
る濡れ性が良好な状態に維持される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例によって
本発明を具体的に説明する。プリント基板に実装される
電子部品として、図1に示すように4辺に多数の端子を
配列したQFP型集積回路を使用した。集積回路の本体
10は、縦20mm,横20mm及び厚さ4mmの平坦
な矩形状になっている。本体10の4側面には、幅0.
5mm,厚み0.3mmの端子20が側方に多数突出し
ている。隣接する端子20,20間の間隙pは、0.6
5mmであった。
本発明を具体的に説明する。プリント基板に実装される
電子部品として、図1に示すように4辺に多数の端子を
配列したQFP型集積回路を使用した。集積回路の本体
10は、縦20mm,横20mm及び厚さ4mmの平坦
な矩形状になっている。本体10の4側面には、幅0.
5mm,厚み0.3mmの端子20が側方に多数突出し
ている。隣接する端子20,20間の間隙pは、0.6
5mmであった。
【0014】端子20は、図2に示すように、本体10
の側面から突出した突出部21を屈曲して起立部22と
し、起立部22の先端を更に屈曲して長さ2mmの水平
部23としている。水平部23は、本体10の表面と平
行になっており、銅箔が張られたプリント基板30の表
面に形成されているランド部31に接する。起立部22
の一部及び突出部21に、絶縁コーティング24として
熱硬化性エポキシ樹脂を施した。
の側面から突出した突出部21を屈曲して起立部22と
し、起立部22の先端を更に屈曲して長さ2mmの水平
部23としている。水平部23は、本体10の表面と平
行になっており、銅箔が張られたプリント基板30の表
面に形成されているランド部31に接する。起立部22
の一部及び突出部21に、絶縁コーティング24として
熱硬化性エポキシ樹脂を施した。
【0015】集積回路をプリント基板30に実装するに
あたり、本体10の底面をプリント基板30の表面に接
着し、プリント基板30に電子部品を仮付けした。プリ
ント基板30の下側に集積回路が位置する図2の姿勢で
ハンダ浴を通過させ、端子20をランド部31にハンダ
付けした。なお、ハンダ浴としては、温度250℃に保
持したPb−Sn系のハンダを使用した。
あたり、本体10の底面をプリント基板30の表面に接
着し、プリント基板30に電子部品を仮付けした。プリ
ント基板30の下側に集積回路が位置する図2の姿勢で
ハンダ浴を通過させ、端子20をランド部31にハンダ
付けした。なお、ハンダ浴としては、温度250℃に保
持したPb−Sn系のハンダを使用した。
【0016】ハンダ付け後の端子20を観察したとこ
ろ、端子20に対するハンダの付着状態が絶縁コーティ
ング24に大きく影響されていることが判った。また、
絶縁コーティング24を施していない端子20には、全
ての端子間隙が埋まるほど多数のハンダブリッジが形成
されていた。
ろ、端子20に対するハンダの付着状態が絶縁コーティ
ング24に大きく影響されていることが判った。また、
絶縁コーティング24を施していない端子20には、全
ての端子間隙が埋まるほど多数のハンダブリッジが形成
されていた。
【0017】そこで、ハンダブリッジを発生させず、且
つ良好な接合強度のハンダ付けが得られる絶縁コーティ
ング24の形成条件を求めた。絶縁コーティング24が
施される起立部22の水平部23からの高さH(図3参
照)を種々変更し、高さHとブリッジ発生率との関係を
調査した。その結果、ブリッジの発生を抑制する高さH
は、水平部23における端子20の厚みt(本実施例で
は、前述したようにt=0.3mm)と密接な関係があ
ることを見い出した。
つ良好な接合強度のハンダ付けが得られる絶縁コーティ
ング24の形成条件を求めた。絶縁コーティング24が
施される起立部22の水平部23からの高さH(図3参
照)を種々変更し、高さHとブリッジ発生率との関係を
調査した。その結果、ブリッジの発生を抑制する高さH
は、水平部23における端子20の厚みt(本実施例で
は、前述したようにt=0.3mm)と密接な関係があ
ることを見い出した。
【0018】高さHと厚みtとの関係でブリッジ発生率
を整理したところ、H/tとブリッジ発生率との間に図
4に示す関係が成立していた。なお、ブリッジ発生率
は、ハンダ付け後の隣接する端子間を目視観察し、端子
間隙の個数に対する発生したハンダブリッジの比率を百
分率で表した。
を整理したところ、H/tとブリッジ発生率との間に図
4に示す関係が成立していた。なお、ブリッジ発生率
は、ハンダ付け後の隣接する端子間を目視観察し、端子
間隙の個数に対する発生したハンダブリッジの比率を百
分率で表した。
【0019】図4から明らかなように、H/t=2を境
としてブリッジ発生率に極端な相違がみられた。すなわ
ち、H/t≦2ではハンダブリッジの発生が完全に抑制
されているのに対し、H/t>2では多数のハンダブリ
ッジによって隣接する端子間の間隙が埋められていた。
としてブリッジ発生率に極端な相違がみられた。すなわ
ち、H/t≦2ではハンダブリッジの発生が完全に抑制
されているのに対し、H/t>2では多数のハンダブリ
ッジによって隣接する端子間の間隙が埋められていた。
【0020】ブリッジ発生率がH/t=2を境として急
激に変わる理由は、次のように推察される。H/t>2
の場合、すなわち絶縁コーティング24によって覆われ
ていない端子20の露出表面が水平部23の厚みtの2
倍を超えて大きくなると、過剰の溶融ハンダが端子20
の表面に供給される。溶融ハンダは、水平部23とラン
ド部31との界面に浸透し本来のハンダ付け作用に消費
される他に、水平部23及び起立部22の濡れ性が良好
な表面に沿って広がる。
激に変わる理由は、次のように推察される。H/t>2
の場合、すなわち絶縁コーティング24によって覆われ
ていない端子20の露出表面が水平部23の厚みtの2
倍を超えて大きくなると、過剰の溶融ハンダが端子20
の表面に供給される。溶融ハンダは、水平部23とラン
ド部31との界面に浸透し本来のハンダ付け作用に消費
される他に、水平部23及び起立部22の濡れ性が良好
な表面に沿って広がる。
【0021】ハンダ浴に浸漬されているとき、溶融ハン
ダの供給が間断なく行われる。しかも、隣接する端子2
0の間隙が小さいため、1本の端子20に沿って本体1
0側に広がった溶融ハンダは、隣接する端子20に沿っ
て本体10側に広がった溶融ハンダと、本体10側に近
い箇所で集合する。集合した溶融ハンダは、表面張力に
よって水平部23から本体10側に溶融ハンダを吸引す
る作用を呈する。その結果、本体10近傍に集合する溶
融ハンダの量が増加し、ハンダブリッジが形成される。
ダの供給が間断なく行われる。しかも、隣接する端子2
0の間隙が小さいため、1本の端子20に沿って本体1
0側に広がった溶融ハンダは、隣接する端子20に沿っ
て本体10側に広がった溶融ハンダと、本体10側に近
い箇所で集合する。集合した溶融ハンダは、表面張力に
よって水平部23から本体10側に溶融ハンダを吸引す
る作用を呈する。その結果、本体10近傍に集合する溶
融ハンダの量が増加し、ハンダブリッジが形成される。
【0022】これに対しH/t≦2の場合、溶融ハンダ
に対する濡れ性の良好な起立部24の表面は、水平部2
3の厚みtの2倍以下に抑えられている。そのため、ハ
ンダ浴への浸漬によって供給される溶融ハンダの量は、
水平部23及び起立部22のごく一部に限られる。ま
た、水平部23に近い側の起立部22の表面に付着して
いる溶融ハンダは、水平部23とランド部31との間の
界面に浸透する溶融ハンダによって吸引される。したが
って、端子20の表面を伝わって本体10側に広がろう
とするハンダが量的に制限を受け、ハンダブリッジの発
生がなくなる。
に対する濡れ性の良好な起立部24の表面は、水平部2
3の厚みtの2倍以下に抑えられている。そのため、ハ
ンダ浴への浸漬によって供給される溶融ハンダの量は、
水平部23及び起立部22のごく一部に限られる。ま
た、水平部23に近い側の起立部22の表面に付着して
いる溶融ハンダは、水平部23とランド部31との間の
界面に浸透する溶融ハンダによって吸引される。したが
って、端子20の表面を伝わって本体10側に広がろう
とするハンダが量的に制限を受け、ハンダブリッジの発
生がなくなる。
【0023】このように、接合界面側の溶融ハンダが本
体10側の溶融ハンダよりも大きな吸引力を発揮し、起
立部22表面に付着した溶融ハンダを吸引する境界がH
/t=2であると考えられる。この傾向は、端子20,
20間の間隙pを0.8mmとした集積回路をハンダ付
けしたときにも、図4に併記するように同様であった。
この場合、間隙pが比較的大きいため、H/tが2を若
干超えてもブリッジ発生率が急激に立ち上がることはな
かった。
体10側の溶融ハンダよりも大きな吸引力を発揮し、起
立部22表面に付着した溶融ハンダを吸引する境界がH
/t=2であると考えられる。この傾向は、端子20,
20間の間隙pを0.8mmとした集積回路をハンダ付
けしたときにも、図4に併記するように同様であった。
この場合、間隙pが比較的大きいため、H/tが2を若
干超えてもブリッジ発生率が急激に立ち上がることはな
かった。
【0024】以上のことから、H/t≦2を維持すると
き、ハンダブリッジを発生させることなく、電子部品等
がハンダ付けされることが判る。ただし、絶縁コーティ
ング24を施していない起立部22の露出表面の高さH
が水平部31における端子20の厚みtより小さいと
き、すなわち水平部20に影響を与えるような箇所まで
絶縁コーティング24を施すと、水平部23とランド部
31との接合界面に供給される溶融ハンダの量が少なく
なる。その結果、良好な強度でランド部31に水平部2
3をハンダ付けできなくなる。したがって、H/tの下
限を1に設定した。
き、ハンダブリッジを発生させることなく、電子部品等
がハンダ付けされることが判る。ただし、絶縁コーティ
ング24を施していない起立部22の露出表面の高さH
が水平部31における端子20の厚みtより小さいと
き、すなわち水平部20に影響を与えるような箇所まで
絶縁コーティング24を施すと、水平部23とランド部
31との接合界面に供給される溶融ハンダの量が少なく
なる。その結果、良好な強度でランド部31に水平部2
3をハンダ付けできなくなる。したがって、H/tの下
限を1に設定した。
【0025】また、ピッチp0.5mm未満の狭間隔で
多数の端子20を備えた電子部品,電気部品に対して
も、ハンダブリッジを形成することなく、個々の端子2
0をランド部31に確実にハンダ付けすることができ
た。0.5mm未満の狭間隔ピッチpでは、H/tを1
〜1.5の範囲で、可能な限り1に近付けることが好ま
しい。
多数の端子20を備えた電子部品,電気部品に対して
も、ハンダブリッジを形成することなく、個々の端子2
0をランド部31に確実にハンダ付けすることができ
た。0.5mm未満の狭間隔ピッチpでは、H/tを1
〜1.5の範囲で、可能な限り1に近付けることが好ま
しい。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、特定条件下で端子の一部に絶縁コーティングを施す
ことにより、ハンダ浴或いは溶融ハンダと接した際、溶
融ハンダが効率的に接合界面に供給される。そして、ハ
ンダブリッジ発生原因となる本体側への溶融ハンダの広
がりを絶縁コーティングで抑制している。その結果、多
数の端子が狭間隔で配置された電子部品,電気部品等に
あっても、ハンダブリッジを発生させることなく良好な
接合強度でハンダ付けすることができる。しかも、浸漬
法,噴流法,リフロー法,光ビーム法等の自動ハンダ付
け装置によるハンダ付けが可能となり、ハンダ付け後の
修正作業が大幅に軽減されるため、プリント基板等に対
する実装作業の能率化が図られる。
は、特定条件下で端子の一部に絶縁コーティングを施す
ことにより、ハンダ浴或いは溶融ハンダと接した際、溶
融ハンダが効率的に接合界面に供給される。そして、ハ
ンダブリッジ発生原因となる本体側への溶融ハンダの広
がりを絶縁コーティングで抑制している。その結果、多
数の端子が狭間隔で配置された電子部品,電気部品等に
あっても、ハンダブリッジを発生させることなく良好な
接合強度でハンダ付けすることができる。しかも、浸漬
法,噴流法,リフロー法,光ビーム法等の自動ハンダ付
け装置によるハンダ付けが可能となり、ハンダ付け後の
修正作業が大幅に軽減されるため、プリント基板等に対
する実装作業の能率化が図られる。
【図1】 本発明実施例でハンダ付けしたQFP型集積
回路
回路
【図2】 プリント基板にQFP型集積回路を仮付けし
た状態
た状態
【図3】 ハンダ接合部
【図4】 ハンダブリッジ発生率に与える絶縁コーティ
ングの影響を表したグラフ
ングの影響を表したグラフ
10 QFP型集積回路の本体 20 端子
22 起立部 23 水平部 24 絶縁コーティ
ング 30 プリント基板 31 ランド部
22 起立部 23 水平部 24 絶縁コーティ
ング 30 プリント基板 31 ランド部
Claims (1)
- 【請求項1】 本体から複数の端子が突出した電子部品
又は電気部品において、前記端子は、基板に接する水平
部と、該水平部から立ち上がった起立部と、該起立部に
施された絶縁コーティングとを備え、前記水平部におけ
る前記端子の厚みtと前記絶縁コーティングで覆われて
いない前記起立部の前記水平部からの高さHとの間に、
t≦H≦2tの関係を維持していることを特徴とするハ
ンダ付け用部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4059452A JPH05226557A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ハンダ付け用部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4059452A JPH05226557A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ハンダ付け用部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05226557A true JPH05226557A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13113708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4059452A Pending JPH05226557A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ハンダ付け用部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05226557A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0898309A3 (en) * | 1997-08-20 | 2000-02-09 | CTS Corporation | An integrated circuit anti-bridging leads design |
| JP2011059039A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | センサ部品およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP4059452A patent/JPH05226557A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0898309A3 (en) * | 1997-08-20 | 2000-02-09 | CTS Corporation | An integrated circuit anti-bridging leads design |
| JP2011059039A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | センサ部品およびその製造方法 |
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