JPH05227185A - マスタ局バックアップ方式 - Google Patents

マスタ局バックアップ方式

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Publication number
JPH05227185A
JPH05227185A JP4023589A JP2358992A JPH05227185A JP H05227185 A JPH05227185 A JP H05227185A JP 4023589 A JP4023589 A JP 4023589A JP 2358992 A JP2358992 A JP 2358992A JP H05227185 A JPH05227185 A JP H05227185A
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JP
Japan
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cycle
station
master station
master
state
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Application number
JP4023589A
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Inventor
Hitoshi Tsushima
均 津島
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークの内外部で発生した異常に対し
てマスタ局のバックアップを確実に行う。 【構成】 マスタ局MSには局線281 が、サブマスタ
局SMSには局線282 が接続されている。そして、リ
ング型ネットワーク20上に送出されるフレームの所定
の位置には、このフレーム21がマスタ局MSから送出
されたものか、サブマスタ局SMSから送出されたもの
かを示す第1の情報と、局線28からの外部クロックま
たは内部クロックの何れが選択されているかを示す第2
の情報が書き込まれる。マスタ局MS及びサブマスタ局
SMSは、検出手段25、監視手段26、制御手段27
を備え、フレームが正常に受信されているか否か、外部
クロックが正常であるか否かを検出し、且つ前記前記第
1の情報及び第2の情報を監視することによって、サイ
クルマスタとして動作するか、従属局となるかを決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング型ネットワーク
におけるマスタ局、サブマスタ局の切り替え方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回線交換によるデータ伝送及びパ
ケット交換によるデータ伝送の双方を行うことができる
ネットワークシステムが提案されており、その一つに米
国規格協会(ANSI)が、ANSI X3T9.5 FDDI HYBRID RING
CONTROLで提案しているFDDI(Fiber Distributed
Data Interface)−2がある。図9は、そのネットワー
クの構成例を示す図であり、光ファイバーからなるリン
グ型伝送路(以下、単に伝送路と称す)1と、この伝送
路1に接続されたモニタステーションMSと、スレーブ
ステーションSSを備えている。モニタステーションM
Sは、サイクルと称されるフレームを伝送路1に送出す
るサイクルマスタとなり得るものであり、一つのネット
ワークに2以上配置される。スレーブステーションSS
はサイクルを中継するものであり、その際にフレームか
ら所望のデータを取り込んだり、伝送するデータを挿入
するものである。なお、以下、モニタステーションMS
とスレーブステーションSSとを総称して局と称す。
【0003】そして、各局には他のネットワークや種々
の装置が接続される。例えば、図9においては、モニタ
ステーションMS3 にはISDN(Integrated Service
s Digital Network )端末と、国際電信電話諮問委員会
(CCITT)で標準化されたG4方式に対応したファ
クシミリが接続されており、スレーブステーションSS
2 にはISDN端末と、パケット交換系のネットワーク
であるイーサネットが接続されており、またモニタステ
ーションMS1 ,MS2 には公衆電話回線あるいは専用
回線等からなる外部回線が接続されている。
【0004】伝送路1に送出されるサイクルの構造を図
10に示す。サイクルの周期は125μsecであり、125μs
ecの境界を示すプリアンブル(preamble)部PA、制御
情報を含むサイクルヘッダ(cycle header)部CH、及
びCHに続くデータ部を備えている。CHは、スターテ
ィング・デリミタ(starting delimiter)SD、サイク
ル・コントロール・フィールド(cycle control field
)CC、サイクル・シーケンス(cyclr sequence)C
S、プログラミング・テンプレート・フィールド(prog
raming template field )PT及びIMCで構成されて
いる。SDはサイクルの開始位置を示すものであり、2
シンボルで構成される。シンボルはFDDI−2におけ
るデータの最小単位であり、1シンボルは、伝送路1上
では5ビットであるが、局の内部では4ビットで取り扱
われる。CCは、立ち上げ時の処理において、サイクル
マスタ局が、自局をも含めて当該ネットワークを構成す
る全ての局がサイクルを認識し、且つ同期しているかど
うかをチェックするために使用する制御情報であり、C
1 ,C2 の二つのフィールドからなっている。C1 ,C
2 はそれぞれ1シンボルである。CSは、サイクルマス
タがサイクルが正常に中継されているか否かを識別する
ために使用するフィールドであり、2シンボルが割り当
てられている。具体的には、サイクルマスタはサイクル
を伝送路1に送出する度毎にCSに所定の値、具体的に
は64H (H は16進数を示す。以下同じである。)から
255H までを順次書き込む。即ち、サイクルマスタは
最初のサイクルのCSには64H 、次のサイクルには6
H を書き込んで送出する。なお、255H の次には再
び64H を書き込む。従って、サイクルマスタは受信し
たサイクルのCSの値を認識することによって、サイク
ルが正常に中継されているか否かを検知することができ
る。以上は定常運用状態における動作であるが、立ち上
げ時の処理においては、このフィールドは、複数のモニ
タステーションMSが互いに交渉してサイクルマスタと
なる1局を定める処理のために使用されるモニタランク
(monitor rank)MRとなされる。具体的には次のよう
である。上述したように、サイクルマスタとなり得るモ
ニタステーションMSは複数個配置されているが、実際
にサイクルマスタとなり、サイクルを伝送路1に送出す
るのはその中の1局だけでなければならない。従って立
ち上げ処理においてモニタステーションMSは互いに交
渉してサイクルマスタとなるものを定めるのであるが、
そのために各モニタステーションには優先順位が設定さ
れており、立ち上げ処理時には各モニタステーションは
このMRに自己の優先順位(0H 〜64H )を書き込ん
でサイクルを送出する。そして、モニタステーション
は、受信したサイクルのMRのデータから自己より優先
順位の高いモニタステーションがあることを認識すると
スレーブステーションとして動作することを決定し、自
己より高い優先順位を持つモニタステーションがないこ
とを認識するとサイクルマスタとして動作することを決
定する。
【0005】PTについては次のようである。CHに続
いてデータが書き込まれるサイクリックグループ(cycl
ic group)CGが96個配置されているが、各CGはそ
れぞれが2シンボルの容量を有する16の領域に分割さ
れており、その各領域には回線交換系のデータまたはパ
ケット交換系のデータが書き込まれる。そこで、各CG
においてどの領域が回線交換系のデータのために使用さ
れ、どの領域がパケット交換系のデータのために使用さ
れるのかを明確に定義する必要がある。そのために設け
られているのがPTであり、それぞれが1シンボルの容
量を有するP0〜P15にはセットSまたはリセットRが
サイクルマスタによって書き込まれる。そして例えばセ
ットSは回線交換系のデータのために使用される領域を
示し、リセットRはパケット交換系のデータのために使
用される領域を示す。従って、いま例えばP0 にセット
Sが書き込まれ、P1 にはリセットRが書き込まれてい
たとすると、このサイクルを受信した局は、各CGにお
いて最初の領域は交換回線系のデータのために割り当て
られ、2番目の領域はパケット交換系のデータのために
割り当てられていることを認識することができる。P2
〜P15についても同様である。
【0006】IMCには2シンボルの容量が割り当てら
れているが、FDDI−2においては未使用となってい
る。
【0007】以上がCHの構成である。データ部はCG
と、デディケイテッド・パケットデータ・グループ(de
dicated packet data group )DPGとからなってい
る。CGは上述した通りであるが、DPGはパケット交
換系のデータのために使用されるものとして固定的に割
り当てられているものであり、8CG毎に全部で12の
DPGが配置されている。一つのDPGの容量は2シン
ボルである。
【0008】図11は各局の構成を示す機能ブロック図
である。図11において、フィジカル・メディア・デペ
ンダント(physical medium dependent )PMD11
は、光信号から電気信号への変換及びその逆変換を行う
機能を有するものである。
【0009】フィジカル・レーヤ・プロトコル(physic
al layer protocol )PHY12は、ビットストリーム
からシンボルへの変換、その逆変換、1シンボルのデー
タの4ビット/5ビット変換、クロックの抽出、同期を
とるためのシンボルの検出等の機能を備えている。
【0010】ハイブリッド・リング・コントロール(hy
brid ring control )HRC13は、図10に示すサイ
クルを認識し、サイクル中の2種類の独立したデータス
トリーム、即ちパケット交換系のデータのストリーム
と、回線交換系のデータのストリームとを多重化した
り、分配したりする機能を備えている。
【0011】ステーション・マネージメント(station
management)SMT14は、各部を制御し、当該局10
の動作を統括して管理するものである。サーキット・ス
イッチ・マルチプレクサ(circuit switch multiplexe
r)CS−MUX15は、回線交換データの時分割多重
化、及び逆多重化を行うものである。呼制御16は回線
交換における呼接続の制御を行うものである。メディア
・アクセス・コントロール(media access control)M
AC17はパケット交換データのためのメディア・アク
セス制御を行うものである。ロジカル・リンク・コント
ロール(logical link control)LLC18はパケット
交換データに関する処理を行うものである。
【0012】次に、図11の構成における局10の動作
の概略について説明する。なお、以下の説明において
は、局10はモニタステーションMSであるとする。電
源が投入されると、SMT14はベーシックモードを設
定し、予め定められている優先順位の情報をHRC13
に通知して立ち上げ処理の実行を指示する。なお、ベー
シックモードとは、電源投入時あるいは異常が発生した
場合等のサイクル同期が確立されていない状態において
設定されるモードであり、このモードではパケット交換
機能のみが動作する。
【0013】これによってHRC13はサイクルのMR
に優先順位を書き込んでサイクルを生成する。このサイ
クルは、PHY12でシンボルの4ビットが5ビットに
変換され、更にPMD11で光信号に変換されて伝送路
1に送出される。
【0014】他のモニタステーションMSから送出され
たサイクルは、PMD11で受信され、光信号から電気
信号に変換され、更にPHY12で5ビットのビットス
トリームが4ビットに変換されてHRC13に渡され
る。HRC13は、受信したサイクルのMRを認識して
自己の優先順位と比較し、自己の優先順位が低い場合に
はスレーブとなることを決定するが、自己の優先順位が
高い場合には引き続きサイクルを送出する。以上の動作
が繰り返し行われることによって、最終的に最も高い優
先順位を持つモニタステーションがサイクルマスタとな
り、サイクルの送信を開始する。その際、サイクルマス
タはCGの各領域を回線交換データのために使用する
か、パケット交換データのために使用するかを決定し、
0 〜P15にセットSまたはリセットRを書き込むこと
は当然である。
【0015】以上のようにしてサイクルマスタが決定さ
れると、ベーシックモードから定常状態であるハイブリ
ッドモードに移行する。ハイブリッドモードは回線交換
機能とパケット交換機能が混在して動作するモードであ
る。
【0016】ハイブリッドモードにおいて、HRC13
はサイクルを受信すると、サイクルのPTを参照して、
回線交換データはCS−MUX15に、パケット交換デ
ータはMAC17にそれぞれ分配する。そして、回線交
換データはCS−MUX15から呼制御16を介して回
線交換系の端末装置、例えばISDN端末装置に転送さ
れる。同様にパケット交換データは、MAC17からL
LC18を介してパケット交換系の端末装置、例えばイ
ーサネット端末装置に転送される。
【0017】また、HRC13は、回線交換系の端末装
置からデータ送信の要求があった場合には、受信したサ
イクルのPTを参照して送信すべきデータをCGの回線
交換データのために割り当てられている領域に書き込
み、同様にパケット交換系の端末装置からデータ送信の
要求があった場合には、送信すべきデータをCGのパケ
ット交換データのために割り当てられている領域に書き
込んでサイクルを送出する。
【0018】ハイブリッドモード時において、スレーブ
として動作している他のモニタステーションは、常時、
サイクルを監視しており、従って何等かの原因によりサ
イクルマスタに異常が発生した場合には、それを検知す
ることができ、サイクルマスタの異常を検知すると、当
該局のHRC13はその旨をSMT14に通知する。こ
れによってSMT14はモードをハイブリッドモードか
らベーシックモードに切り替え、再び上述した動作が行
われて次の優先順位を持つモニタステーションがサイク
ルマスタと決定される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、FDD
I−2においてはサイクルマスタとなり得るモニタステ
ーションMSを複数個配置することによって、サイクル
マスタに異常が生じた場合のリカバリーを可能とし、以
てネットワークの信頼性を向上させようとしているので
あるが、モニタステーションを複数個配置するが故に、
次のような問題が生じる可能性がある。
【0020】まず、サイクルマスタを決定するためには
複数のモニタステーションが互いに交渉しなければなら
ず、そのために制御系が複雑になり、信頼性を向上させ
ようとしてモニタステーションの数を増やせば増やすほ
ど、その意図に反して信頼性の低下を招く可能性がある
という問題がある。即ち、上述した制御は、論理的には
誤りはないのであるが、実際の回路においてはノイズ等
による誤動作も考えられ、従って何等かの障害によって
モニタステーションの優先順位が一致してしまうような
事態が皆無であるとはいえず、モニタステーションを数
多く配置することによって格段に信頼性を向上できるか
どうかは疑問であるのである。
【0021】次に、ネットワークのシステム管理が複雑
になる可能性があるという問題がある。つまり、複数の
モニタステーションを配置する場合には、どの局をモニ
タステーションとするか、それぞれのモニタステーショ
ンにどのような優先順位を持たせるかを定め、更にサイ
クルマスタを決定するための手順を定める必要があり、
システム管理が非常に複雑且つ面倒なものとなるのであ
る。
【0022】また、サイクルマスタを決定する処理はモ
ニタステーションの間だけで行われるので、予めスレー
ブステーションに定められている局は、どのモニタステ
ーションがサイクルマスタとして決定されたのかを認識
できないという問題がある。これは回線交換系で特に重
要である。即ち、回線交換系では、チャンネル管理を集
中して行う局を1局定めるのが通常であり、それは図9
の構成の場合にはサイクルマスタであることが望ましい
ものである。しかし、スレーブステーションはどの局が
サイクルマスタであるかを認識できないので、立ち上げ
処理の後、最初に回線交換によりデータを伝送する場合
には、どの局がサイクルマスタであるのか問い合わせを
行う必要があり、処理が複雑になるものである。
【0023】更に、FDDI−2はネットワーク内部の
異常に対しては対処できるが、局に接続されている外部
回線の異常、例えば外部回線のクロックに異常が生じた
場合には対処できないという問題がある。例えば、図9
においてモニタステーションMS1 がサイクルマスタで
あるとし、ハイブリッドモード時に外部回線Aのクロッ
クに異常が生じたとする。このとき、モニタステーショ
ンMS2 はスレーブとして動作しているが、モニタステ
ーションMS2 が回部回線Bのクロックに同期している
場合には、サイクルマスタをモニタステーションMS1
からモニタステーションMS2 に変更するのが望ましい
ものである。しかし、FDDI−2においては優先順位
のみでサイクルマスタが決定されるので、このような外
部回線の異常に対応してサイクルマスタの変更は行われ
ず、この場合にはモニタステーションMS1 は依然とし
てサイクルマスタとして動作し続ける。しかもこのとき
にはクロックはモニタステーションMS1 の内部クロッ
クに切り替わるので、モニタステーションMS2 に接続
された外部回線Bのクロックに同期する手段はなくなる
のである。
【0024】これに対して、特開平1−288134号
公報には、当該ネットワークにデータフレームを送出で
きるマスタ局となり得る局としてマスタステーションと
サブマスタステーションの2局だけを配置し、且つ外部
回線のクロック異常を検知した場合にはマスタ局をマス
タステーションからサブマスタステーションに切り替え
るようにすることが提案されている。その構成例を図1
2に、データフレームの構造を図13に示す。
【0025】リング型伝送路1にはマスタステーション
MSと、サブマスタステーションSMSと、複数のスレ
ーブステーションSSが接続されており、マスタステー
ションMSには外部回線Aが、サブマスタステーション
SMSには外部回線Bがそれぞれ接続されている。ま
た、データフレームは、図13に示すように、マスタ機
能サブマスタ機能切り替え制御フレームMSW、外部ク
ロックフレームEXTCLOCK、データフレームDA
TA、及び制御/同期フレームSV・SYNにより構成
される。
【0026】図12において、電源投入時等の立ち上げ
時にはマスタステーションMSがマスタ局となり、サブ
マスタステーションSMSはスレーブ局となる。定常状
態においては、マスタステーションMSはMSWに”
1”を書き込んでデータフレームを送信し、サブマスタ
ステーションSMSはデータフレームを受信すると、M
SWを”0”に変換して中継する。また、サブマスタス
テーションSMSは外部回線Bと正常に接続されている
場合には、EXTCLOCKに”1”を書き込み、外部
回線Bのクロックに異常が発生している場合にはEXT
CLOCKに”0”を書き込んでデータフレームを中継
する。
【0027】そして、マスタステーションMSは、外部
回線Aのクロックに異常が発生したことを検知すると、
サブマスタステーションSMSがEXTCLOCK=1
を表示している場合には、MSWに”0”を書き込んで
データフレームを送信する。サブマスタステーションS
MSはこれを認識すると、マスタ局としての機能を動作
させる。
【0028】以上の動作が行われることによって、マス
タステーションMSに接続されている外部回線のクロッ
クが異常になった場合にもサブマスタステーションSM
Sがマスタ局として機能するので、サブマスタステーシ
ョンSMSに接続されている外部回線のクロックに同期
してネットワークを運用することができる。また、この
構成によれば、マスタ局となり得るのは2局だけである
ので、上述した問題点を解消することができる。
【0029】しかしながら、特開平1−288134号
公報に示されるものにおいては、まず最初にマスタステ
ーションMSがマスタ局として動作する必要があるの
で、立ち上げ時にマスタステーションMSに障害が発生
してデータフレームの送出が行えない場合には当該ネッ
トワークシステムを運用することができないという問題
がある。
【0030】また、マスタステーションMSに接続され
ている外部回線Aのクロックに異常が発生すると、マス
タ局はマスタステーションMSからサブマスタステーシ
ョンSMSに切り替わるが、その後外部回線Aのクロッ
クが正常に戻り、マスタ局として機能しているサブマス
タステーションSMSに接続されている外部回線Bのク
ロックに異常が発生した場合には、サブマスタステーシ
ョンSMSからマスタステーションMSへの切り替えは
行われないので、再度立ち上げ処理を行わなければなら
ないという問題もあるものである。
【0031】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、ネットワーク内部で異常が発生した場合にも、外
部回線のクロックに異常が発生した場合にも、マスタス
テーションあるいはサブマスタステーションの何れかが
サイクルマスタとして機能することができるマスタ局バ
ックアップ方式を提供することを目的とするものであ
る。
【0032】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明のマスタ局バックアップ方式は図
1に示す構成を備える。図1Aはネットワークの構成を
示す図であり、マスタ局MS、サブマスタ局SMS及び
従属局SSがリング型ネットワーク20に接続されてい
る。そして、マスタ局MSとサブマスタ局SMSにはそ
れぞれ局線281 ,282 が接続されている。マスタ局
MS及びサブマスタ局SMSはリング型ネットワーク2
0上に所定の構造を有するフレームを送出するマスタと
なり得るものであり、従属局SSはマスタが送出するフ
レームを使用して通信を行うものである。
【0033】図1Bはマスタがリング型ネットワーク2
0上に送出するフレームの構造を示す図であり、フレー
ム21には所定のフィールド22,23が設けられてい
る。フィールド22,23の一方のフィールドには、こ
のフレーム21がマスタ局MSから送出されたものであ
るか、またはサブマスタ局SMSから送出されたもので
あるかを示す第1の情報が書き込まれ、また、他方のフ
ィールドには、マスタ局MSもしくはサブマスタ局SM
Sが局線28からの外部クロックに同期しているか、ま
たは内部クロックに同期しているかを示す第2の情報が
書き込まれる。従って、例えば、マスタ局MSが外部ク
ロックに同期してフレーム21を送出する場合には、フ
ィールド22,23の一方にはこのフレームはマスタ局
MSから送出されたものであることを示す情報が、他方
のフィールドにはマスタ局MSは局線281 からの外部
クロックに同期していることを示す情報が書き込まれ
る。マスタ局MSが内部クロックに同期してフレーム2
1を送出する場合、サブマスタ局SMSが局線282
らの外部クロックに同期してフレーム21を送出する場
合、サブマスタ局SMSが内部クロックに同期してフレ
ーム21を送出する場合にも同様である。
【0034】マスタ局MS及びサブマスタ局SMSは、
共に図1Cに示すように、検出手段25、監視手段26
及び制御手段27を備えている。検出手段25はフレー
ムが正常に受信されているか否か、及び外部クロックが
正常であるか否かを検出するものであり、監視手段26
は前記第1の情報及び第2の情報を監視するものであ
る。そして、制御手段27は、検出手段25による検出
結果と、監視手段26による監視結果に基づいて、マス
タとなってフレーム21をリング型ネットワーク20上
に送出するか、または従属局となってフレーム21を中
継するかの判断を行う。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
ネットワークの構成は図2に示すようであり、図12に
示すと同様に、リング型伝送路30にマスタステーショ
ンMS、サブマスタステーションSMS、及び複数のス
レーブステーションSSが接続されている。そして、マ
スタステーションMSには本発明の局線としての外部回
線Aが接続され、同様にサブマスタステーションSMS
には本発明の局線としての外部回線Bが接続されてい
る。マスタステーションMS及びサブマスタステーショ
ンSMSだけが本発明のフレームに対応するサイクルを
伝送路30上に送出するマスタとなり得る局であり、ス
レーブステーションSSはマスタが送出するサイクルを
使用して通信する機能だけを備えているものである。
【0036】図3はサイクルの構造例を示す図であり、
図10に示すサイクルとは、CSのフィールドがシンク
ロナス・インジケーション・フィールド(synchronous
indication field)SIに変更されている点でのみ異な
っており、その他は同じである。SIは、マスタステー
ションMSとサブマスタステーションSMSが使用する
フィールドであり、クロック・インジケーション(cloc
k indication)CIと、マスタ・インジケーション(ma
ster indication )MIに分割されている。CI及びM
Iは共に1シンボルである。
【0037】CIは、マスタステーションMSまたはサ
ブマスタステーションSMSが外部クロックに同期して
いるか、内部クロックに同期しているかを示すものであ
り、ここでは外部クロックに同期している場合にはセッ
トSが書き込まれ、内部クロックに同期している場合に
はリセットRが書き込まれるものとする。
【0038】MIは、サイクル同期がマスタステーショ
ンMSによってとられているか、サブマスタステーショ
ンSMSによってとられているかを示すものであり、こ
こではマスタステーションMSによって同期がとられて
いる場合にはセットSが書き込まれ、サブマスタステー
ションSMSによって同期がとられている場合にはリセ
ットRが書き込まれるものとする。従って、SIがSS
であるサイクルは、マスタステーションMSが外部クロ
ックに同期して送信したものであることを示し、SIが
SRであるサイクルは、サブマスタステーションSMS
が外部クロックに同期して送信したものであることを示
し、SIがRSであるサイクルは、マスタステーション
MSが内部クロックに同期して送信したものであること
を示し、SIがRRであるサイクルは、サブマスタステ
ーションSMSが内部クロックに同期して送信したもの
であることを示す。そして、ここでは、SSが優先順位
が最も高く、以下、SR,RS,RRの順であるとす
る。
【0039】次に、マスタステーションMS及びサブマ
スタステーションSMSの構成について説明する。マス
タステーションMSとサブマスタステーションSMSと
は、全く同じ構成を有しており、その全体的な構成は図
11に示すと同様であるが、その動作が異なっている。
【0040】図4はHRCの構成を示す図であり、HR
C31は、サイクル送受信部32、タイミング調整バッ
ファ33、データ多重化部34、サイクル生成部35及
びサイクル制御部36を備えている。
【0041】サイクル送受信部32は、サイクルの受信
に際しては、PHY37でビットストリームからシンボ
ルに変換されたサイクルを受けてバイトデータに変換
し、サイクルのデータ部はタイミング調整バッファ33
に、サイクルヘッダ部CHはサイクル制御部36にそれ
ぞれ転送する処理を行う。また、サイクルの送信に際し
ては、サイクル生成部35で生成されたサイクルに載せ
るバイトデータをシンボルに変換してPHY37に転送
する処理を行う。
【0042】タイミング調整バッファ33は、サイクル
を送信してから当該サイクルを受信するまでの時間をサ
イクルの1周期である125μsecの整数倍にするためのも
のである。なお、このタイミング調整バッファ33はマ
スタステーションMS、サブマスタステーションSMS
の双方に設けられているが、そのうちのサイクルマスタ
として動作するものだけが使用するものである。
【0043】データ多重化部34は、データの受信に関
しては、交換回線データはCS−MUX40に、パケッ
ト交換データはMAC39にそれぞれ転送し、データの
送信に際しては、CS−MUX40から転送されてくる
交換回線データと、MAC39から転送されてくるパケ
ット交換データとを多重化するものである。なお、回線
交換データとパケット交換データの多重化及び逆多重化
に際してはサイクルのPTを参照することはいうまでも
ない。
【0044】サイクル生成部35は、データ多重化部3
4で多重化された送信データと、サイクル制御部36か
らの制御信号に基づいてサイクルを生成するものであ
る。なお、サイクル生成部35で生成されるサイクルは
バイトデータの状態にあるものである。
【0045】サイクル制御部36は、サイクル送信のタ
イミングの生成、あるいはマスタとして動作するか、ま
たはスレーブとして動作するかを決定する処理等を行う
ものである。なお、サイクル制御部36の詳細な構成及
びその動作については後述する。
【0046】以上が、マスタステーションMS及びサブ
マスタステーションSMSのHRCの構成である。な
お、スレーブステーションSSはタイミング調整バッフ
ァ33を除いた構成を備えているものである。
【0047】次に、サイクル制御部36の構成及び動作
について説明する。図5はサイクル制御部36のより詳
細な構成及び種々の制御信号の流れを示す図である。
【0048】外部クロック監視部41は、接続されてい
る外部回線のクロックが正常か否かを監視するものであ
り、監視の結果得られた外部クロックの状態を外部クロ
ックステータス信号によりSMT38に通知する。
【0049】受信サイクル監視部42は、サイクルが正
常に受信されているか否かを監視するものであり、監視
の結果得られたサイクル受信状態を受信サイクルステー
タス信号によりSMT38に通知する。
【0050】内部クロック生成部44は内部クロックを
生成するものである。
【0051】クロックセレクタ45は、外部クロック監
視部41からの外部クロックと、内部クロック生成部4
4からの内部クロックとを入力し、SMT38から通知
されるクロックセレクト信号に基づいて、外部クロッ
ク、内部クロックの何れかに同期したサイクル送信トリ
ガ信号をサイクル生成部35に通知する。サイクル生成
部35は、このサイクル送信トリガ信号のタイミングに
基づいてサイクルを生成するので、サイクル送信トリガ
信号が外部クロックに同期している場合には外部クロッ
クに同期したサイクルが生成され、サイクル送信トリガ
信号が内部クロックに同期している場合には内部クロッ
クに同期したサイクルが生成される。
【0052】SMT38は、外部クロックステータス信
号により外部クロックが正常であることを検知すると、
外部クロックの選択を指示するクロックセレクト信号を
クロックセレクタ45に通知する。また、外部クロック
ステータス信号により外部クロックの状態が変化した場
合、即ち正常な状態から異常な状態に変化したとき及び
異常な状態が回復され正常に戻ったとき、及び受信サイ
クルステータス信号によりサイクルの受信状態が変化し
た場合、即ちサイクルが正常に受信されなくなったとき
及び異常な受信状態が回復され、正常に戻ったときに
は、HRC状態管理部46に対してリセット要求信号を
通知する。
【0053】SIフィールド制御部43は、立ち上げ処
理時において、SMT38から通知されるステーション
クラス信号、クロックセレクト信号と、受信サイクル監
視部42から通知される受信サイクルのSIフィールド
の値とに基づいて、自己の優先度が相手よりも高いか、
低いかを検知し、それに基づいて、マスタスタンバイス
テータス信号をHRC状態管理部46へ、送出SIステ
ータス信号をサイクル生成部35に通知する。ここで、
ステーションクラス信号は、自己が予めマスタステーシ
ョンMSとして定められているか、サブマスタステーシ
ョンSMSとして定められているか、スレーブステーシ
ョンSSとして定められているかを示す信号であり、マ
スタステーションMSにあってはSが、サブマスタステ
ーションSMSにあってはRがそれぞれ通知される。マ
スタスタンバイステータス信号は、受信したサイクルの
SIフィールドの値が自己より高いか、低いかあるいは
受信したサイクルが自己が先に送出したサイクルである
のかを示す信号である。送出SIステータス信号は、送
出するサイクルのSIフィールドの値を示す信号であ
る。
【0054】HRC状態管理部46は、SMT38から
通知されるリセット要求信号、サイクルスタート信号、
ステーションクラス信号、及びSIフィールド制御部4
3から通知されるマスタスタンバイステータス信号、受
信サイクル監視部42から通知される受信CCステータ
ス信号に基づいて、サイクルの送出を行うか行わないか
を指示するサイクルアクション信号をサイクル生成部3
5に通知する。ここで受信CCステータス信号は、自己
も含めて全ての局の同期が確立されたか否かを検知する
ために用いられるものである。
【0055】以上がサイクル制御部36の各部の動作の
概略の説明であるが、次に、立ち上げ処理時においてサ
イクルマスタが決定される動作について、図6に示すH
RC状態管理部46の状態遷移を示す図及び図7、図8
に示すSIフィールド制御部43の状態遷移を示す図を
参照して説明する。
【0056】電源投入時あるいは当該ネットワークシス
テムに異常が発生した場合にはSMT38はHRC状態
管理部46にリセット要求信号を通知する。これによっ
て、HRC状態管理部46は図6のベーシック状態に遷
移する。この状態はパケット交換機能のみが動作する状
態である。この状態においてSMT38からステーショ
ンクラス信号によって自己が予め定められたクラスが指
示され、サイクルスタート信号によってサイクルの送信
要求(図8のS1)がなされると、HRC状態管理部4
6は、サイクルアクション信号をサイクル生成部35に
通知してサイクルの送信を指示し、図8のCM(サイク
ルマスタ)スタンバイ状態、即ちマスタステーションM
SとサブマスタステーションSMSがサイクルマスタC
Mを決定するために交渉する状態に遷移する。これによ
って、サイクル生成部35は、サイクルアクション信号
により、サイクル送信トリガ信号に同期してサイクルを
生成し、送出する。なお、このとき送出されるサイクル
のSIフィールドの値は、SIフィールド制御部43が
SMT38から通知されるステーションクラス信号とク
ロックセレクト信号に基づいて決定し、送出SIステー
タス信号によりサイクル生成部35に通知する。
【0057】次に、SIフィールド制御部43の動作に
ついて説明すると次のようである。マスタステーション
MSとサブマスタステーションSMSのSIフィールド
制御部43は共に、図7、図8に示すようにインアクテ
ィブ(Inactive)、外部アクティブ(Active-Ext)、及
び内部アクティブ(Active-Int)の3つの状態を備えて
いるが、その動作は異なっている。なお、インアクティ
ブはスレーブとして動作する状態であり、初期化時はこ
の状態にある。外部アクティブは外部クロックに同期し
てサイクルを送信する状態であり、内部アクティブは内
部クロックに同期してサイクルを送信する状態である。
【0058】さて、マスタステーションMSのSIフィ
ールド制御部43は、インアクティブの状態において、
クロックセレクト信号によって外部クロックが選択され
ていることを検知すると外部アクティブの状態に遷移し
(図7のS10)、内部クロックが選択されていること
を検知すると内部アクティブの状態に遷移する(S1
1)。インアクティブの状態において、送出SIステー
タス信号は、受信SIステータス信号の内容を示し、マ
スタスタンバイステータス信号はSIフィールドの値が
自己より優先度が高いことを示す。
【0059】また、SIフィールド制御部43は、内部
アクティブの状態において、クロックセレクト信号によ
って外部クロックが選択されていることを検知すると外
部アクティブの状態に遷移するが(S12)、受信SI
ステータス信号によってSIフィールドの値がSRのサ
イクルが受信されていることを検知するとインアクティ
ブの状態に戻る(S13)。即ち、内部アクティブの状
態においてマスタステーションMSのSIフィールドの
値はRSであるのに対して、サブマスタステーションS
MSが外部クロックを選択してサイクルを送信している
場合には、そのサイクルのSIフィールドの値はSRで
あり、上記の優先順位によりマスタステーションMSは
サイクルマスタとなることを中止するのである。なお、
内部アクティブの状態において、送出SIステータス信
号はRSが示され、マスタスタンバイステータス信号
は、受信SIステータス信号がRRの場合にはSIフィ
ールドの値が自己より優先度が低いことを示し、受信S
Iステータス信号がRSの場合にはSIフィールドの値
が自己の優先度と一致したことを示す。
【0060】また、SIフィールド制御部43は、外部
アクティブの状態において、クロックセレクト信号によ
り内部クロックが選択されていることを検知すると内部
アクティブの状態に遷移する(S14)。なお、外部ア
クティブの状態においては、送出SIステータス信号は
SSが示され、マスタスタンバイステータス信号は、受
信SIステータス信号がRRまたはSRの場合にはSI
フィールドの値が自己より優先度が低いことを示し、受
信ステータス信号がSSの場合にはSIフィールドの値
が自己の優先度と一致したことを示す。
【0061】サブマスタステーションSMSのSIフィ
ールド制御部43は、インアクティブの状態において、
クロックセレクト信号により外部クロックが選択されて
いることを検知すると外部アクティブの状態に遷移し
(図8のS15)、内部クロックが選択されていること
を検知すると内部アクティブの状態に遷移する(S1
7)。なお、インアクティブの状態において、送出SI
ステータス信号は、受信SIステータス信号の内容が示
され、マスタスタンバイステータス信号はSIフィール
ドの値が自己より優先度が高いことを示す。
【0062】また、サブマスタステーションSMSのS
Iフィールド制御部43は、内部アクティブの状態にお
いて、クロックセレクト信号によって外部クロックが選
択されていることを検知すると外部アクティブの状態に
遷移するが(S18)、受信SIステータス信号によっ
てSIフィールドの値がSSまたはRSのサイクルが受
信されていることを検知するとインアクティブの状態に
戻る(S19)。即ち、内部アクティブの状態におい
て、サブマスタステーションSMSのSIフィールドの
値はRRであり、マスタステーションMSが内部、外部
どちらのクロックに同期していても正常に動作していれ
ば、マスタステーションMSの方が優先度が高いため、
サブマスタステーションSMSはサイクルマスタとなる
ことを中止するのである。なお、内部アクティブの状態
において、送出SIステータス信号はRRが示され、マ
スタスタンバイステータス信号は、受信SIステータス
信号がRRの場合にはSIフィールドの値が自己の優先
度と一致したことを示す。
【0063】また、サブマスタステーションSMSのS
Iフィールド制御部43は、外部アクティブの状態にお
いて、受信SIステータス信号によりSIフィールドの
値がSSのサイクルが受信されていることを検知すると
インアクティブの状態に遷移し(S19)、クロックセ
レクト信号によって内部クロックが選択されていること
を検知すると内部アクティブの状態に遷移する(S2
0)。なお、外部アクティブの状態において、送出SI
ステータス信号はSRが示され、マスタスタンバイステ
ータス信号は、受信SIステータス信号がRSの場合に
はSIフィールドの値が自己より優先度が低いことを示
し、受信SIステータス信号がSRの場合にはSIフィ
ールドの値が自己の優先度と一致したことを示す。
【0064】マスタステーションMS及びサブマスタス
テーションSMSのSIフィールド制御部43において
以上の動作が行われ、マスタスタンバイステータス信号
及び送出SIステータス信号が生成される。
【0065】さて、HRC状態管理部46は、CMスタ
ンバイ状態において、SIフィールド制御部43からの
マスタスタンバイステータス信号によって、受信サイク
ルが自局が送信したサイクルである場合には、CM(サ
イクルマスタ)待機状態に遷移するが(図6のS2)、
受信したSIフィールドの値が自局の優先度よりも高い
場合には、SL(スレーブ)動作状態に遷移して(S
3)、スレーブステーションとして動作する。また、受
信したSIフィールドの値が自局の優先度よりも低い場
合には、CMスタンバイ状態にとどまる。
【0066】そして、CM待機状態になったHRC状態
管理部46は、受信サイクル監視部42から通知される
受信CCステータス信号によって全ての局の同期が確立
されたことを検知すると、CM動作状態に遷移し(S
4)、サイクルマスタとしての動作を開始する。
【0067】HRC状態管理部46が、CM動作状態に
あるとき、CM待機状態にあるとき、及びCMスタンバ
イ状態にあるときにSMT38からリセット要求信号が
通知された場合には、それぞれ図6のS5,S6,S7
に示すように、ベーシック状態に戻り、再度上述した動
作が行われて新たにサイクルマスタが決定される。例え
ばいまマスタステーションMSがサイクルマスタとして
定常の運用状態にあるときにマスタステーションMSの
外部クロックに異常が発生したとすると、マスタステー
ションMSのSMT38は外部クロック監視部41から
の外部クロックステータス信号によって外部クロックの
異常を検知し、リセット要求信号をHRC状態管理部4
6に通知する。これにより、HRC状態管理部46はベ
ーシック状態に遷移し、サイクルの送信を停止する。伝
送路上のサイクルが消失すると、サブマスタステーショ
ンSMSを含む各局のSMT38は受信サイクル監視部
42によって受信サイクルの異常を検知し、リセット要
求信号をHRC状態管理部46に通知する。これにより
全ての局のHRC状態管理部46はベーシック状態に遷
移する。
【0068】マスタステーションMS及びサブマスタス
テーションSMSのSMT38は、全ての局のHRC状
態管理部46がベーシック状態に遷移するのに必要な時
間が経過した後、サイクルスタート信号をHRC状態管
理部46に通知し、サイクル送信の要求を行う。マスタ
ステーションMS及びサブマスタステーションSMSの
HRC状態管理部46は、再びCMスタンバイ状態に遷
移し(S1)、SIフィールド制御部43からのマスタ
スタンバイステータス信号を監視する。このとき、マス
タステーションMSのSMT38は、既に外部クロック
の異常を検知し、クロックセレクト信号により内部クロ
ックを選択しているため、SIフィールド制御部43の
状態は外部アクティブの状態から内部アクティブの状態
に遷移し(図7のS14)、送出されるサイクルのSI
フィールドの値はRSになる。また、サブマスタステー
ションSMSのSMT38が、クロックセレクト信号に
より外部クロックを選択している場合、SIフィールド
制御部43の状態は図8に示すように外部アクティブで
あり、送出されるサイクルのSIフィールドの値はSR
になる。
【0069】従って、マスタステーションMSのSIフ
ィールド制御部43は、SIフィールドの値がSRのサ
イクルを受信すると、インアクティブの状態に遷移し
(S13)、マスタスタンバイステータス信号により受
信SIフィールドの優先度が高いことをHRC状態管理
部46に通知する。それを受けるとHRC状態管理部4
6は、SL動作状態に遷移し(図6のS3)、スレーブ
ステーションとして動作する。一方、サブマスタステー
ションSMSのSIフィールド制御部43は、SIフィ
ールドの値がSRのサイクルを受信すると、マスタスタ
ンバイステータス信号によりSIフィールドの値が自局
の値と一致したことをHRC状態管理部46に通知す
る。その後、サブマスタステーションSMSのHRC状
態管理部46は、CM待機状態に遷移し、全局の同期が
確立されたことを認識するとCM動作状態に遷移し、サ
イクルマスタとしての動作を開始する。
【0070】しかし、その後マスタステーションMSの
外部クロックの異常が回復されると、再びマスタステー
ションMSのHRC状態管理部46はリセットされ、上
述した動作が行われて、今度はマスタステーションMS
がサイクルマスタとして決定される。
【0071】以上、マスタステーションMSがサイクル
マスタとして動作しているときに外部クロックに異常が
発生した場合の動作について説明したが、サブマスタス
テーションSMSがサイクルマスタとして動作している
ときに外部クロック異常が生じた場合も同様な動作が行
われ、マスタステーションMSもしくはサブマスタステ
ーションSMSの何れかより高い優先度を持つものがサ
イクルマスタとして決定されるものである。同様に、サ
イクルが正常に受信できなくなった場合、及び受信サイ
クル異常の状態が回復された場合にもSMT38からリ
セット要求信号が通知されるので、上述した動作により
その都度サイクルマスタが決定されるものである。
【0072】以上がマスタステーションMSとサブマス
タステーションSMSのサイクル制御部36の処理であ
り、以上の処理が実行されることによって外部クロック
あるいは受信サイクルに異常が生じた場合、あるいはそ
れらの異常な状態が回復された場合には、その都度サイ
クルマスタが決定されることは明かであろう。
【0073】なお、本発明には本質的には係わらない
が、予めスレーブステーションSSとして定められてい
る局の動作については次のようである。スレーブステー
ションSSのHRC状態管理部46は、ベーシック状態
においてサイクルを受信すると直接SL動作状態に遷移
(図6のS8)してスレーブとしての動作を行い、SL
動作状態においてSMT38からリセット要求信号を受
けるとベーシック状態に戻る動作を繰り返し行う。な
お、スレーブとして動作する局は、サイクルマスタが送
出するサイクルのSIフィールドのMIの値によって、
マスタステーションMSがサイクルマスタとなっている
のか、サブマスタステーションSMSがサイクルマスタ
となっているのかを認識することができる。
【0074】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能であることは当業者に明かである。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、リング型ネットワークにフレームを送出可能
な局を二つだけとしたので、従来に比較してマスタ局の
バックアップの処理が簡単になり、信頼性を向上させる
ことができる。また、バックアップの処理のためにはリ
ング型ネットワーク上に送出するフレームの所定の位置
に、当該フレームがマスタ局及びサブマスタ局のいずれ
から送出されたものであるかを示す第1の情報と、当該
フレームが局線からの外部クロックもしくは内部クロッ
クのいずれに同期したものであるかを示す第2の情報を
記述するという簡単な動作を行えばよいので、ハードウ
ェア及びソフトウェアの搭載量を大幅に軽減させること
ができる。
【0076】更に、局線に異常が発生した場合にも確実
にバックアップすることができ、しかもマスタ局あるい
はサブマスタ局のどちらにおいて障害が発生した場合に
おいても自動的に運用可能な状態に復帰させることがで
きる。また更に、前記第1の情報及び第2の情報を検知
するという簡単な処理によって、全ての局が、現在どの
局がフレームを送出しているのか、外部回線に同期して
いるのかどうかを認識することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例におけるネットワークの構
成例を示す図である。
【図3】 本発明において送出されるサイクルの構造例
を示す図である。
【図4】 本発明の一実施例におけるHRCの構成例を
示す図である。
【図5】 図4に示すサイクル制御部の詳細な構成例を
示す図である。
【図6】 図5に示すHRC状態管理部の状態遷移を示
す図である。
【図7】 図5に示すSIフィールド制御部の状態遷移
を示す図である。
【図8】 図5に示すSIフィールド制御部の状態遷移
を示す図である。
【図9】 FDDI−2のネットワークの構成例を示す
図である。
【図10】 FDDI−2のサイクルの構造を示す図で
ある。
【図11】 各局の構成を示す機能ブロック図である。
【図12】 特開平1−288134号公報に示されて
いるネットワークの構成例を示す図である。
【図13】 図12で使用されるデータフレームの構成
を示す図である。
【符号の説明】
20…リング型ネットワーク、21…フレーム、22、
23…フィールド、25…検出手段、26…監視手段、
27…制御手段、28…局線、MS…マスタステーショ
ン、SMS…サブマスタステーション、SS…スレーブ
ステーション。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局線が接続されるマスタ局及びサブマスタ
    局と、前記マスタ局またはサブマスタ局が送出するフレ
    ームを使用して通信を行う従属局とが接続されたリング
    型ネットワークにおいて、 前記フレームの所定の位置には、当該フレームがマスタ
    局及びサブマスタ局のいずれから送出されたものである
    かを示す第1の情報と、当該フレームが局線からの外部
    クロックもしくは内部クロックのいずれに同期したもの
    であるかを示す第2の情報が書き込まれるフィールドが
    設けられてなり、 前記マスタ局及びサブマスタ局は、共に、 受信した前記フレーム及び外部クロックの異常の有無を
    検出する検出手段と、 前記第1の情報及び第2の情報を監視する監視手段と、 前記検出結果及び監視結果に基づいて前記フレームの送
    出の制御を行う制御手段と、 を備えることを特徴とするマスタ局バックアップ方式。
JP4023589A 1992-02-10 1992-02-10 マスタ局バックアップ方式 Pending JPH05227185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996036149A1 (en) * 1995-05-12 1996-11-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication system
WO2001015389A1 (fr) * 1999-08-20 2001-03-01 Fujitsu Limited Procede de reglage d'horloge, dispositif de communication utilisant ce procede et systeme de communication

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