JPH05227601A - 超音波式列車間隔測距方法及び装置 - Google Patents
超音波式列車間隔測距方法及び装置Info
- Publication number
- JPH05227601A JPH05227601A JP5731592A JP5731592A JPH05227601A JP H05227601 A JPH05227601 A JP H05227601A JP 5731592 A JP5731592 A JP 5731592A JP 5731592 A JP5731592 A JP 5731592A JP H05227601 A JPH05227601 A JP H05227601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- ultrasonic
- interval
- distance measuring
- train interval
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 併結する鉄道車両10,12の列車間隔を超音波
の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定するもの
において、測定された列車間隔の異常値を排除する。 【構成】 今回及び前回の測定時刻における列車間隔の
測定値の差が所定範囲外となっているときは、今回の測
定値は異常値として処理する。
の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定するもの
において、測定された列車間隔の異常値を排除する。 【構成】 今回及び前回の測定時刻における列車間隔の
測定値の差が所定範囲外となっているときは、今回の測
定値は異常値として処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、併結する鉄道車両の
列車間隔を超音波の伝達時間から測定する超音波式列車
間隔測距方法及び装置に係り、詳しくは測定値の異常値
を排除して信頼性を高めることができる超音波式列車間
隔測距方法及び装置に関するものである。
列車間隔を超音波の伝達時間から測定する超音波式列車
間隔測距方法及び装置に係り、詳しくは測定値の異常値
を排除して信頼性を高めることができる超音波式列車間
隔測距方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の併結作業では、列車間隔を測
定する必要があり、この測定のために、各鉄道車両に超
音波送受信機を装備し、両超音波送受信機の間における
超音波の伝達時間から列車間隔を所定のサンプリング周
期で測定している。従来の超音波式列車間隔測距方法及
び装置では、測定値を吟味することなく、後段の表示や
制御の基礎データとして扱われている。
定する必要があり、この測定のために、各鉄道車両に超
音波送受信機を装備し、両超音波送受信機の間における
超音波の伝達時間から列車間隔を所定のサンプリング周
期で測定している。従来の超音波式列車間隔測距方法及
び装置では、測定値を吟味することなく、後段の表示や
制御の基礎データとして扱われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不可避のノイ
ズ等に因りあり得ない測定値が求められることがあり、
その場合、従来の超音波式列車間隔測距方法及び装置で
は、測定値の異常値は、排除されることなく、後段の表
示及び制御のデータとして使用されることになるので、
精度及び信頼性が低下している。
ズ等に因りあり得ない測定値が求められることがあり、
その場合、従来の超音波式列車間隔測距方法及び装置で
は、測定値の異常値は、排除されることなく、後段の表
示及び制御のデータとして使用されることになるので、
精度及び信頼性が低下している。
【0004】請求項1ないし4の発明の目的は、列車間
隔の測定値の信頼性を高めて、良好な併結作業を実施で
きる超音波式列車間隔測距方法及び装置を提供すること
である。
隔の測定値の信頼性を高めて、良好な併結作業を実施で
きる超音波式列車間隔測距方法及び装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の前提となる超
音波式列車間隔測距方法では、相互に併結する鉄道車両
の列車間隔を超音波の伝達時間から所定のサンプリング
周期で測定する。そして、請求項1の超音波式列車間隔
測距方法では、列車間隔の測定値が、列車間隔の最新の
正常な測定値と経過時間及び鉄道車両の移動状態とから
計算される列車間隔の上下限の範囲外にあるときは、異
常値として処理する。
音波式列車間隔測距方法では、相互に併結する鉄道車両
の列車間隔を超音波の伝達時間から所定のサンプリング
周期で測定する。そして、請求項1の超音波式列車間隔
測距方法では、列車間隔の測定値が、列車間隔の最新の
正常な測定値と経過時間及び鉄道車両の移動状態とから
計算される列車間隔の上下限の範囲外にあるときは、異
常値として処理する。
【0006】請求項2の前提となる超音波式列車間隔測
距装置では、相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超音
波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する。
そして、請求項2の超音波式列車間隔測距装置は、
(a)相互に併結する鉄道車両間の超音波の伝達時間に
基づいて各測定時刻ごとに列車間隔を算出する列車間隔
算出手段と、(b)列車間隔の測定値が列車間隔の最新
の正常な測定値と経過時間及び鉄道車両の移動状態とか
ら計算される列車間隔の上下限の範囲内にあるか範囲外
にあるかを判定する判定手段と、(c)範囲外にある場
合には列車間隔の測定値を異常値として処理する処理手
段とを有している。
距装置では、相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超音
波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する。
そして、請求項2の超音波式列車間隔測距装置は、
(a)相互に併結する鉄道車両間の超音波の伝達時間に
基づいて各測定時刻ごとに列車間隔を算出する列車間隔
算出手段と、(b)列車間隔の測定値が列車間隔の最新
の正常な測定値と経過時間及び鉄道車両の移動状態とか
ら計算される列車間隔の上下限の範囲内にあるか範囲外
にあるかを判定する判定手段と、(c)範囲外にある場
合には列車間隔の測定値を異常値として処理する処理手
段とを有している。
【0007】請求項3の前提となる超音波式列車間隔測
距方法では、相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超音
波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する。
そして、請求項3の超音波式列車間隔測距方法では、今
回及び前回の測定時刻における列車間隔の測定値の差が
所定範囲外となっているときは、今回の測定時刻におけ
る測定値を異常値として処理する。
距方法では、相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超音
波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する。
そして、請求項3の超音波式列車間隔測距方法では、今
回及び前回の測定時刻における列車間隔の測定値の差が
所定範囲外となっているときは、今回の測定時刻におけ
る測定値を異常値として処理する。
【0008】請求項4の前提となる超音波式列車間隔測
距装置では、相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超音
波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する。
そして、請求項4の超音波式列車間隔測距装置は、
(a)相互に併結する鉄道車両間の超音波の伝達時間に
基づいて各測定時刻ごとに列車間隔を算出する列車間隔
算出手段と、(b)この列車間隔算出手段が算出した今
回及び前回の測定時刻における列車間隔の差が所定範囲
内にあるか範囲外にあるかを判定する判定手段と、
(c)範囲外にある場合には列車間隔の今回の測定値を
異常値として処理する処理手段とを有している。
距装置では、相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超音
波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する。
そして、請求項4の超音波式列車間隔測距装置は、
(a)相互に併結する鉄道車両間の超音波の伝達時間に
基づいて各測定時刻ごとに列車間隔を算出する列車間隔
算出手段と、(b)この列車間隔算出手段が算出した今
回及び前回の測定時刻における列車間隔の差が所定範囲
内にあるか範囲外にあるかを判定する判定手段と、
(c)範囲外にある場合には列車間隔の今回の測定値を
異常値として処理する処理手段とを有している。
【0009】
【作用】請求項1の発明において、今回の測定時刻にお
ける実際の列車間隔は、もしそれが正常であるならば、
最新の正常な列車間隔の測定値を基準として物理的にあ
り得る差の範囲内になっていることが必要条件になる。
したがって、列車間隔の測定値が、列車間隔の最新の正
常な測定値と経過時間及び鉄道車両の移動状態とから計
算される列車間隔の上下限の範囲外であれば、異常であ
ると判定される。
ける実際の列車間隔は、もしそれが正常であるならば、
最新の正常な列車間隔の測定値を基準として物理的にあ
り得る差の範囲内になっていることが必要条件になる。
したがって、列車間隔の測定値が、列車間隔の最新の正
常な測定値と経過時間及び鉄道車両の移動状態とから計
算される列車間隔の上下限の範囲外であれば、異常であ
ると判定される。
【0010】請求項2の発明においても、今回の測定時
刻における実際の列車間隔は、もしそれが正常であるな
らば、最新の正常な列車間隔の測定値を基準として物理
的にあり得る差の範囲内になっていることが必要条件に
なる。したがって、今回の測定値が、判定手段におい
て、列車間隔の最新の正常な測定値と経過時間及び鉄道
車両の移動状態とから計算される列車間隔の上下限の範
囲外にあれば、異常とみなすことができる。そして、判
定手段において、列車間隔の測定値が所定の範囲外にあ
ると判定されれば、処理手段は測定値を異常値として処
理する。
刻における実際の列車間隔は、もしそれが正常であるな
らば、最新の正常な列車間隔の測定値を基準として物理
的にあり得る差の範囲内になっていることが必要条件に
なる。したがって、今回の測定値が、判定手段におい
て、列車間隔の最新の正常な測定値と経過時間及び鉄道
車両の移動状態とから計算される列車間隔の上下限の範
囲外にあれば、異常とみなすことができる。そして、判
定手段において、列車間隔の測定値が所定の範囲外にあ
ると判定されれば、処理手段は測定値を異常値として処
理する。
【0011】請求項3の発明において、前回及び今回の
サンプリング時における現実の列車間隔の差は、無制限
ではなく、鉄道車両の速度の制約から限界が存在する。
したがって、前回の測定時刻における列車間隔が正常で
あるとすると、今回及び前回の測定時刻における列車間
隔の差について、鉄道車両の速度の制約に基づいて考え
られる差の所定範囲を設定する。そして、そのような所
定範囲に対して、今回及び前回の測定時刻における列車
間隔の差がその所定範囲の外となっているときは、今回
の測定時刻における列車間隔の測定値は異常であると判
定される。
サンプリング時における現実の列車間隔の差は、無制限
ではなく、鉄道車両の速度の制約から限界が存在する。
したがって、前回の測定時刻における列車間隔が正常で
あるとすると、今回及び前回の測定時刻における列車間
隔の差について、鉄道車両の速度の制約に基づいて考え
られる差の所定範囲を設定する。そして、そのような所
定範囲に対して、今回及び前回の測定時刻における列車
間隔の差がその所定範囲の外となっているときは、今回
の測定時刻における列車間隔の測定値は異常であると判
定される。
【0012】請求項4の発明では、前回及び今回のサン
プリング時における現実の列車間隔の差は、無制限では
なく、鉄道車両の速度の制約から限界が存在する。した
がって、前回の測定時刻における列車間隔が正常である
とすると、今回及び前回の測定時刻における列車間隔の
差について、鉄道車両の速度の制約に基づいて考えられ
る差の所定範囲を設定する。列車間隔算出手段はサンプ
リング周期ごとに列車間隔を算出し、判定手段は、列車
間隔算出手段が算出した今回及び前回の列車間隔の差が
所定範囲内か所定範囲外かを判定する。そして、判定手
段において、列車間隔の測定値が所定の範囲外にあると
判定されれば、処理手段は測定値を異常値として処理す
る。
プリング時における現実の列車間隔の差は、無制限では
なく、鉄道車両の速度の制約から限界が存在する。した
がって、前回の測定時刻における列車間隔が正常である
とすると、今回及び前回の測定時刻における列車間隔の
差について、鉄道車両の速度の制約に基づいて考えられ
る差の所定範囲を設定する。列車間隔算出手段はサンプ
リング周期ごとに列車間隔を算出し、判定手段は、列車
間隔算出手段が算出した今回及び前回の列車間隔の差が
所定範囲内か所定範囲外かを判定する。そして、判定手
段において、列車間隔の測定値が所定の範囲外にあると
判定されれば、処理手段は測定値を異常値として処理す
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図面の実施例について説明
する。図4は2台の鉄道車両10,12の併結作業を示して
いる。鉄道車両10,12は、同一の線路14上で距離を接近
させて、相互に併結され、それぞれ親機16及び子機18を
有している。
する。図4は2台の鉄道車両10,12の併結作業を示して
いる。鉄道車両10,12は、同一の線路14上で距離を接近
させて、相互に併結され、それぞれ親機16及び子機18を
有している。
【0014】図3は測距装置の構成図である。親機16及
び子機18は、検知装置20と、検知装置20により制御され
る10m用超音波送受信機22及び20m用超音波送受信
機24とを有している。10m用超音波送受信機22及び2
0m用超音波送受信機24はそれぞれ例えば40KHz及び
32KHzの超音波を送受する。10m用超音波送受信
機22及び20m用超音波送受信機24の送受する超音波の
周波数は、異ならせることなく、互いに等しくてもよ
い。親機16及び子機18の10m用超音波送受信機22と1
0m用超音波送受信機22からの検知信号を処理する検知
装置20の部分とは10m用超音波測距器26を構成し、親
機16及び子機18の20m用超音波送受信機24と20m用
超音波送受信機24からの検知信号を処理する検知装置20
の部分とは20m用超音波測距器28を構成する。
び子機18は、検知装置20と、検知装置20により制御され
る10m用超音波送受信機22及び20m用超音波送受信
機24とを有している。10m用超音波送受信機22及び2
0m用超音波送受信機24はそれぞれ例えば40KHz及び
32KHzの超音波を送受する。10m用超音波送受信
機22及び20m用超音波送受信機24の送受する超音波の
周波数は、異ならせることなく、互いに等しくてもよ
い。親機16及び子機18の10m用超音波送受信機22と1
0m用超音波送受信機22からの検知信号を処理する検知
装置20の部分とは10m用超音波測距器26を構成し、親
機16及び子機18の20m用超音波送受信機24と20m用
超音波送受信機24からの検知信号を処理する検知装置20
の部分とは20m用超音波測距器28を構成する。
【0015】最初に、親機16の10m用超音波送受信機
22及び20m用超音波送受信機24から超音波が送信さ
れ、これを子機18の10m用超音波送受信機22及び20
m用超音波送受信機24が受信し、次に子機18の10m用
超音波送受信機22及び20m用超音波送受信機24が超音
波を親機16の10m用超音波送受信機22及び20m用超
音波送受信機24へ送信して、これを親機16の10m用超
音波送受信機22及び20m用超音波送受信機24が受信す
る。そして、親機16の10m用超音波送受信機22及び2
0m用超音波送受信機24へ超音波が戻って来るまでの一
連の経過時間から鉄道車両10,12の距離を測定するよう
になっている。
22及び20m用超音波送受信機24から超音波が送信さ
れ、これを子機18の10m用超音波送受信機22及び20
m用超音波送受信機24が受信し、次に子機18の10m用
超音波送受信機22及び20m用超音波送受信機24が超音
波を親機16の10m用超音波送受信機22及び20m用超
音波送受信機24へ送信して、これを親機16の10m用超
音波送受信機22及び20m用超音波送受信機24が受信す
る。そして、親機16の10m用超音波送受信機22及び2
0m用超音波送受信機24へ超音波が戻って来るまでの一
連の経過時間から鉄道車両10,12の距離を測定するよう
になっている。
【0016】親機16側にはモニタ中央装置30及び測距表
示器32が設けられ、親機16において10m用超音波送受
信機22及び20m用超音波送受信機24の受信信号は検知
装置20へ伝達され、検知装置20では超音波の伝送時間か
ら鉄道車両10,12の距離が検知され、検知信号が、モニ
タ中央装置30を経て測距表示器32へ送られて、測距表示
器32において距離として表示される。逆に、子機18側に
も、モニタ中央装置30及び測距表示器32を設け、子機18
側から発した超音波が親機16の10m用超音波送受信機
22及び20m用超音波送受信機24を経て子機18へ戻って
来る時間から列車間隔を測定し、子機18側の測距表示器
32において表示することも可能である。
示器32が設けられ、親機16において10m用超音波送受
信機22及び20m用超音波送受信機24の受信信号は検知
装置20へ伝達され、検知装置20では超音波の伝送時間か
ら鉄道車両10,12の距離が検知され、検知信号が、モニ
タ中央装置30を経て測距表示器32へ送られて、測距表示
器32において距離として表示される。逆に、子機18側に
も、モニタ中央装置30及び測距表示器32を設け、子機18
側から発した超音波が親機16の10m用超音波送受信機
22及び20m用超音波送受信機24を経て子機18へ戻って
来る時間から列車間隔を測定し、子機18側の測距表示器
32において表示することも可能である。
【0017】10m用超音波測距器26の10m用超音波
送受信機22における閾値は20m用超音波測距器28の2
0m用超音波送受信機24における閾値より高い値に設定
され、例えば10m用超音波測距器26の10m用超音波
送受信機22及び20m用超音波測距器28の20m用超音
波送受信機24における閾値はそれぞれ66dB及び48d
Bとされる。
送受信機22における閾値は20m用超音波測距器28の2
0m用超音波送受信機24における閾値より高い値に設定
され、例えば10m用超音波測距器26の10m用超音波
送受信機22及び20m用超音波測距器28の20m用超音
波送受信機24における閾値はそれぞれ66dB及び48d
Bとされる。
【0018】図5は列車間隔に対する測距信号の音圧レ
ベルを示し、一般的な外乱は列車間隔の全測距範囲にお
いて低い方の閾値48dBよりさらに低い約40dBであ
る。測距信号は鉄道車両10,12の間隔が離れるに従って
漸減する。10m用超音波送受信機22では、閾値が高い
66dBに設定されているため、ほとんどの外乱が除去
され、外乱に対する信頼性が増大する。20m用超音波
送受信機24では、閾値が低い48dBに設定されているた
め、低い測距信号も検出可能であり、鉄道車両10,12の
長い列車間隔も測定可能となる。鉄道車両10,12の併結
作業では、列車間隔について0〜20mの範囲の測距デ
ータが必要となるとともに、特に鉄道車両10,12が接近
した0〜10mの範囲については正確なデータが必要と
なる。そこで、0〜10mの列車間隔では、閾値が高い
66dBである10m用超音波送受信機22により列車間
隔を測定し、外乱に対する正確性を高め、10〜20m
の列車間隔では、閾値が低い48dBである20m用超音
波送受信機24により弱い測距信号から列車間隔を測定
し、10m用超音波送受信機22では測定困難な長い列車
間隔の測定を確保する。
ベルを示し、一般的な外乱は列車間隔の全測距範囲にお
いて低い方の閾値48dBよりさらに低い約40dBであ
る。測距信号は鉄道車両10,12の間隔が離れるに従って
漸減する。10m用超音波送受信機22では、閾値が高い
66dBに設定されているため、ほとんどの外乱が除去
され、外乱に対する信頼性が増大する。20m用超音波
送受信機24では、閾値が低い48dBに設定されているた
め、低い測距信号も検出可能であり、鉄道車両10,12の
長い列車間隔も測定可能となる。鉄道車両10,12の併結
作業では、列車間隔について0〜20mの範囲の測距デ
ータが必要となるとともに、特に鉄道車両10,12が接近
した0〜10mの範囲については正確なデータが必要と
なる。そこで、0〜10mの列車間隔では、閾値が高い
66dBである10m用超音波送受信機22により列車間
隔を測定し、外乱に対する正確性を高め、10〜20m
の列車間隔では、閾値が低い48dBである20m用超音
波送受信機24により弱い測距信号から列車間隔を測定
し、10m用超音波送受信機22では測定困難な長い列車
間隔の測定を確保する。
【0019】図2は超音波式列車間隔測距方法のフロー
チャートである。図2において各記号の意味は次の通り
である。なお、この併結作業では、鉄道車両10が移動
し、鉄道車両12は停止しているものとする。 t:計算用データ時間間隔 t0:サンプリング周期 N:異常データ検出連続回数 i:データ番号 Xi:i番目の列車間隔の測定値 Vi:Xiから算出された鉄道車両10の平均速度 Vmax:併結作業時における鉄道車両10の最高速度 A:併結作業時における鉄道車両10の最大加速度 B:併結作業時における鉄道車両10の最大減速度 f1:測定誤差を考慮した係数 f2:測定誤差を考慮した係数
チャートである。図2において各記号の意味は次の通り
である。なお、この併結作業では、鉄道車両10が移動
し、鉄道車両12は停止しているものとする。 t:計算用データ時間間隔 t0:サンプリング周期 N:異常データ検出連続回数 i:データ番号 Xi:i番目の列車間隔の測定値 Vi:Xiから算出された鉄道車両10の平均速度 Vmax:併結作業時における鉄道車両10の最高速度 A:併結作業時における鉄道車両10の最大加速度 B:併結作業時における鉄道車両10の最大減速度 f1:測定誤差を考慮した係数 f2:測定誤差を考慮した係数
【0020】ステップ34において、鉄道車両10,12の列
車間隔の今回の測定値としてのXiが求められる。ステ
ップ36において、鉄道車両10の平均速度Viを、今回の
測定値と最新かつ正常な列車間隔の測定値との差を、最
新かつ正常な列車間隔の測定値の測定時刻からXiの測
定時刻までの時間差、すなわち経過時間tで除すことに
より計算する。ステップ38では、ステップ36で求められ
た平均速度Viが鉄道車両10の最高速度Vmax以下である
かをチェックする。ViがVmaxを超えることはあり得な
いので、Vi≦Vmaxのときのみ、Xiは正常である可能
性があるとしてステップ40へ進む。ステップ40では、最
新かつ正常な列車間隔の測定値の測定時刻における鉄道
車両10の平均速度と最大加速度A及び最大減速度Bとに
基づいて計算用データ時間間隔tにおける鉄道車両10の
移動距離の上下限を計算し、今回の測定値Xiが最新か
つ正常な列車間隔の測定値を基準として鉄道車両10の移
動距離の上下限の差の範囲内か範囲外かを判定する。範
囲内にあれば、ステップ42へ進んで、t=to,N=1
の処理を行い、ステップ44において、DVL(測定値が
有効か否かを表示するフラグであり、1ならば有効、0
ならば無効。)を1とする。一方、ステップ38及びステ
ップ40の少なくとも一方における判定がNOの場合に
は、すなわち、今回の測定値Xiが物理的にあり得ない
場合には、ステップ46へ進んで、t=t+to,N=N
+1の処理を行い、ステップ48において、DVLを0と
する。DVLが1の場合のみ、Xiを後段の表示及び制
御に使用する。ステップ50ではXiを出力し、ステップ5
2ではi=i+1とし、ステップ34へ戻る。こうして、
列車間隔の測定値が、物理的にあり得る場合のみ正常値
として利用され、物理的にあり得る範囲を超えていると
きは、測定値として排除される。
車間隔の今回の測定値としてのXiが求められる。ステ
ップ36において、鉄道車両10の平均速度Viを、今回の
測定値と最新かつ正常な列車間隔の測定値との差を、最
新かつ正常な列車間隔の測定値の測定時刻からXiの測
定時刻までの時間差、すなわち経過時間tで除すことに
より計算する。ステップ38では、ステップ36で求められ
た平均速度Viが鉄道車両10の最高速度Vmax以下である
かをチェックする。ViがVmaxを超えることはあり得な
いので、Vi≦Vmaxのときのみ、Xiは正常である可能
性があるとしてステップ40へ進む。ステップ40では、最
新かつ正常な列車間隔の測定値の測定時刻における鉄道
車両10の平均速度と最大加速度A及び最大減速度Bとに
基づいて計算用データ時間間隔tにおける鉄道車両10の
移動距離の上下限を計算し、今回の測定値Xiが最新か
つ正常な列車間隔の測定値を基準として鉄道車両10の移
動距離の上下限の差の範囲内か範囲外かを判定する。範
囲内にあれば、ステップ42へ進んで、t=to,N=1
の処理を行い、ステップ44において、DVL(測定値が
有効か否かを表示するフラグであり、1ならば有効、0
ならば無効。)を1とする。一方、ステップ38及びステ
ップ40の少なくとも一方における判定がNOの場合に
は、すなわち、今回の測定値Xiが物理的にあり得ない
場合には、ステップ46へ進んで、t=t+to,N=N
+1の処理を行い、ステップ48において、DVLを0と
する。DVLが1の場合のみ、Xiを後段の表示及び制
御に使用する。ステップ50ではXiを出力し、ステップ5
2ではi=i+1とし、ステップ34へ戻る。こうして、
列車間隔の測定値が、物理的にあり得る場合のみ正常値
として利用され、物理的にあり得る範囲を超えていると
きは、測定値として排除される。
【0021】図1はもう1つの超音波式列車間隔測距方
法のフローチャートである。なお、この実施例の併結作
業でも、図2の場合と同様に、鉄道車両10が移動し、鉄
道車両12は停止しているものとし、また、図2と共通す
る記号の意味は図2と同一である。ただし、L1,L2
の意味は次の通りである。 L1:併結作業時における鉄道車両10の速度等の限界に
基づいて予め設定された今回及び前回の測定時刻におけ
る列車間隔の範囲の下限。例えば、L1=−0.20
m。 L2:併結作業時における鉄道車両10の速度等の限界に
基づいて予め設定された今回及び前回の測定時刻におけ
る列車間隔の範囲の上限。例えば、L2=1.11m。
法のフローチャートである。なお、この実施例の併結作
業でも、図2の場合と同様に、鉄道車両10が移動し、鉄
道車両12は停止しているものとし、また、図2と共通す
る記号の意味は図2と同一である。ただし、L1,L2
の意味は次の通りである。 L1:併結作業時における鉄道車両10の速度等の限界に
基づいて予め設定された今回及び前回の測定時刻におけ
る列車間隔の範囲の下限。例えば、L1=−0.20
m。 L2:併結作業時における鉄道車両10の速度等の限界に
基づいて予め設定された今回及び前回の測定時刻におけ
る列車間隔の範囲の上限。例えば、L2=1.11m。
【0022】ステップ54において、今回のサンプリング
時において測定された鉄道車両10,12間の超音波の伝達
時間から鉄道車両10,12間の列車間隔が今回の測定時刻
における列車間隔の測定値として求められる。ステップ
56において、今回及び前回の測定時刻における測定値の
差がL1からL2までの範囲内か否かが判定される。範
囲内にあれば、ステップ58へ進んで、DVLを1とし、
一方、範囲外であれば、すなわち、今回の測定値Xi
が、鉄道車両10の速度の限界から物理的にあり得ない場
合には、ステップ60へ進んで、DVLを0とする。DV
Lが1の場合のみ、Xiを後段の表示及び制御に使用す
る。ステップ62ではXiを出力し、ステップ64ではi=
i+1とし、ステップ54へ戻る。ステップ62において出
力されたXiは、ステップ58,60において設定されたD
VLの値に基づいて正常値及び異常値として処理に利用
される。
時において測定された鉄道車両10,12間の超音波の伝達
時間から鉄道車両10,12間の列車間隔が今回の測定時刻
における列車間隔の測定値として求められる。ステップ
56において、今回及び前回の測定時刻における測定値の
差がL1からL2までの範囲内か否かが判定される。範
囲内にあれば、ステップ58へ進んで、DVLを1とし、
一方、範囲外であれば、すなわち、今回の測定値Xi
が、鉄道車両10の速度の限界から物理的にあり得ない場
合には、ステップ60へ進んで、DVLを0とする。DV
Lが1の場合のみ、Xiを後段の表示及び制御に使用す
る。ステップ62ではXiを出力し、ステップ64ではi=
i+1とし、ステップ54へ戻る。ステップ62において出
力されたXiは、ステップ58,60において設定されたD
VLの値に基づいて正常値及び異常値として処理に利用
される。
【0023】
【発明の効果】請求項1及び2の発明では、併結作業中
の鉄道車両の列車間隔の変化量は、無制限となることな
く、経過時間等により制約されることに着目し、鉄道車
両の列車間隔が、最新の正常な測定値を基準として経過
時間及び鉄道車両の移動状態から計算される列車間隔の
上下限の範囲外にあれば、異常値として処理される。し
たがって、列車間隔の測定値の信頼性を高め、後段の表
示や制御等の精度を向上させることができる。
の鉄道車両の列車間隔の変化量は、無制限となることな
く、経過時間等により制約されることに着目し、鉄道車
両の列車間隔が、最新の正常な測定値を基準として経過
時間及び鉄道車両の移動状態から計算される列車間隔の
上下限の範囲外にあれば、異常値として処理される。し
たがって、列車間隔の測定値の信頼性を高め、後段の表
示や制御等の精度を向上させることができる。
【0024】請求項3及び4の発明では、併結作業中の
鉄道車両の列車間隔の今回及び前回の測定時刻における
差は、無制限となることなく、鉄道車両の速度の限界に
より制約されることに着目し、今回及び前回の測定時刻
における列車間隔が、鉄道車両の速度の限界に基づいて
予め設定された所定範囲外にあれば、異常値として処理
される。したがって、列車間隔の測定値の信頼性を高
め、後段の表示や制御等の精度を向上させることができ
る。
鉄道車両の列車間隔の今回及び前回の測定時刻における
差は、無制限となることなく、鉄道車両の速度の限界に
より制約されることに着目し、今回及び前回の測定時刻
における列車間隔が、鉄道車両の速度の限界に基づいて
予め設定された所定範囲外にあれば、異常値として処理
される。したがって、列車間隔の測定値の信頼性を高
め、後段の表示や制御等の精度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波式列車間隔測距方法のフローチャートで
ある。
ある。
【図2】別の超音波式列車間隔測距方法のフローチャー
トである。
トである。
【図3】測距装置の構成図である。
【図4】2台の鉄道車両の併結作業を示す図である。
【図5】列車間隔に対する測距信号の音圧レベルを示す
グラフである。
グラフである。
10,12 鉄道車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神孫子 博 東京都板橋区大和町26番12号 (72)発明者 桑原 馨 埼玉県戸田市上戸田1丁目3番11−305号 (72)発明者 金田 英章 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東 急車輛製造株式会社内 (72)発明者 片岡 力 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町1番地 東 急車輛製造株式会社内 (72)発明者 服部 英之 千葉県習志野市秋津1丁目4番6号の204
Claims (4)
- 【請求項1】 相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超
音波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する
超音波式列車間隔測距方法において、列車間隔の測定値
が、列車間隔の最新の正常な測定値と経過時間及び鉄道
車両の移動状態とから計算される列車間隔の上下限の範
囲外にあるときは、異常値として処理することを特徴と
する超音波式列車間隔測距方法。 - 【請求項2】 相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超
音波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する
超音波式列車間隔測距装置において、相互に併結する前
記鉄道車両間の超音波の伝達時間に基づいて各測定時刻
ごとに列車間隔を算出する列車間隔算出手段と、列車間
隔の測定値が列車間隔の最新の正常な測定値と経過時間
及び鉄道車両の移動状態とから計算される前記列車間隔
の上下限の範囲内にあるか範囲外にあるかを判定する判
定手段と、範囲外にある場合には列車間隔の測定値を異
常値として処理する処理手段とを有していることを特徴
とする超音波式列車間隔測距装置。 - 【請求項3】 相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超
音波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する
超音波式列車間隔測距方法において、今回及び前回の測
定時刻における列車間隔の測定値の差が所定範囲外とな
っているときは、今回の測定時刻における測定値を異常
値として処理することを特徴とする超音波式列車間隔測
距方法。 - 【請求項4】 相互に併結する鉄道車両の列車間隔を超
音波の伝達時間から所定のサンプリング周期で測定する
超音波式列車間隔測距装置において、相互に併結する前
記鉄道車両間の超音波の伝達時間に基づいて各測定時刻
ごとに列車間隔を算出する列車間隔算出手段と、この列
車間隔算出手段が算出した今回及び前回の測定時刻にお
ける列車間隔の差が所定範囲内にあるか範囲外にあるか
を判定する判定手段と、範囲外にある場合には列車間隔
の今回の測定値を異常値として処理する処理手段とを有
していることを特徴とする超音波式列車間隔測距装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5731592A JPH05227601A (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 超音波式列車間隔測距方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5731592A JPH05227601A (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 超音波式列車間隔測距方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227601A true JPH05227601A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=13052140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5731592A Pending JPH05227601A (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 超音波式列車間隔測距方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05227601A (ja) |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP5731592A patent/JPH05227601A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4606015A (en) | Method and apparatus for detecting position of object with ultrasonic wave | |
| MY130258A (en) | Method for determining the distance between an object and a device of varying location, in particular a motor vehicle | |
| JP2002065675A (ja) | 超音波診断装置及びその方法 | |
| CN110398731A (zh) | 列车车速测量系统及方法 | |
| JPH05227601A (ja) | 超音波式列車間隔測距方法及び装置 | |
| JP4917384B2 (ja) | 鉄道車両の振動データ通信方法 | |
| JPH05116622A (ja) | 近接警報装置 | |
| JPH0145593B2 (ja) | ||
| JP3287002B2 (ja) | 鉄道車両の測距装置 | |
| JP2905630B2 (ja) | 移動体の性状を測定する装置および移動体の速度測定方法 | |
| JP2695646B2 (ja) | 車速計測装置 | |
| JP4485018B2 (ja) | 超音波感知器の多重反射影響除去方法 | |
| KR100338458B1 (ko) | 초음파 센서를 이용한 교통 정보 생성 방법 | |
| JPS6349196B2 (ja) | ||
| KR102217659B1 (ko) | 낙석 및 차량낙하 지장물검지 장치 | |
| JP2696620B2 (ja) | 作業機械の警報システム | |
| JPH1183684A (ja) | 走行車両の試験方法 | |
| JPH04370900A (ja) | 交通流計測装置 | |
| JPH0587584A (ja) | 車間距離測定装置 | |
| JPH07333313A (ja) | 位置評定方法及び位置評定装置 | |
| JPH04250387A (ja) | 超音波式物体検知器 | |
| JPH10332647A (ja) | 被検査体傷判定方法及び装置 | |
| JPH05219601A (ja) | 超音波測距器付き鉄道車両の気笛装置 | |
| KR100312211B1 (ko) | 초음파 교통량 검지기를 이용한 차량 정보 획득 방법 | |
| JPH02108904A (ja) | 連続位置検知による列車長検出方法 |