JPH0522969B2 - - Google Patents
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- JPH0522969B2 JPH0522969B2 JP60250690A JP25069085A JPH0522969B2 JP H0522969 B2 JPH0522969 B2 JP H0522969B2 JP 60250690 A JP60250690 A JP 60250690A JP 25069085 A JP25069085 A JP 25069085A JP H0522969 B2 JPH0522969 B2 JP H0522969B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- acid
- coating
- film
- resin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は磁気テープに関するものであり、更に
詳細には、長時間用に適した薄手の磁気テープに
関するものである。 (従来の技術とその問題点) ポリエチレンテレフタレートフイルムが近年主
として磁気テープ用の支持体として用いられて来
ている。特にホームビデオカセツトテープ、例え
ばβ−フオーマツト、VHSテープなどには厚さ
8〜16μm程度のポリエチレンテレフタレートフ
イルムが、又、オーデイオカセツトテープにおい
ては厚さ4〜12μm程度のポリエチレンテレフタ
レートフイルムが使用されている。特に長さ方向
と幅方向の強度、寸法安定性などを等しくしたバ
ランスタイプのポリエチレンテレフタレートフイ
ルムが使用されている。 このホームビデオテープを長時間用にするため
に支持体フイルムを2/3程度に薄くする事が考え
られ、このため長手方向の強度、ヤング率を高く
するため再延伸ポリエチレンテレフタレートフイ
ルムを使用することは容易に考えられる。 すなわち、磁気テープ走行中摩擦力およびその
変動に基づくテープの長さ方向の張力変動に基づ
くテープの長さ方向の伸縮振動はジツターとなつ
て表われる。これを解決するには支持体の薄膜化
に基づく単位張力当りの伸び率、(例えば、伸び
率/150g荷重)を同じにするためには長さ方向
のヤング率を厚さに逆比例させて高くすればよい
ことが判明した。 しかし、ポリエチレンテレフタレートフイルム
を用いる限り、長さ方向のヤング率を大きくする
ことに限界があることがわかつた。即ち、溶媒成
形後、熱延伸する方法によつては、幅方向のヤン
グ率を一定のレベルに保持したまま、長さ方向の
ヤング率を望ましいレベルに増大することは不可
能に近い。また、或種の芳香族ポリアミドフイル
ムの幅方向のヤング率を長さ方向のそれより大き
くすることも提案されているが、ジツター特性の
抜本的な改良という観点からは十分とはいえない
上に、機械的なシヨツクに弱く裂けやすいという
欠点のあることがわかつた。 〔問題点の解決手段〕 本発明者らは、長時間録画の可能なホームビデ
オ等用の支持体フイルムを種々検討した結果、特
定の芳香族ポリアミドフイルムが高いヤング率を
有し、しかも裂けにくくタフであること、そして
長さ方向の高いヤング率に支えられて薄いフイル
ムにおいてもテープのしわ、折れなどの問題が発
生せず極めて好ましいビデオテープ特性を有する
ことを発見し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は非磁性可撓性支持体上に磁性層
を設けた磁気テープにおいて、前記非磁性可撓性
支持体が芳香族ポリアミドフイルムであり、その
フイルムの厚さが3〜8μmであり、長さ方向の引
張ヤング率が1300Kg/mm2以上であり、かつ任意の
方向の端裂抵抗が1Kgf以上であつて、600nmの
光線透過率が60%以上であることを特徴とする磁
気テープを提供する。 本発明における非磁性可撓性支持体としての芳
香族ポリアミドフイルムは下記の一般式()、
一般式()の重合体またはこれらの共重合体を
用いて製造したものである。 又は (式中において、R1,R2およびR3は
詳細には、長時間用に適した薄手の磁気テープに
関するものである。 (従来の技術とその問題点) ポリエチレンテレフタレートフイルムが近年主
として磁気テープ用の支持体として用いられて来
ている。特にホームビデオカセツトテープ、例え
ばβ−フオーマツト、VHSテープなどには厚さ
8〜16μm程度のポリエチレンテレフタレートフ
イルムが、又、オーデイオカセツトテープにおい
ては厚さ4〜12μm程度のポリエチレンテレフタ
レートフイルムが使用されている。特に長さ方向
と幅方向の強度、寸法安定性などを等しくしたバ
ランスタイプのポリエチレンテレフタレートフイ
ルムが使用されている。 このホームビデオテープを長時間用にするため
に支持体フイルムを2/3程度に薄くする事が考え
られ、このため長手方向の強度、ヤング率を高く
するため再延伸ポリエチレンテレフタレートフイ
ルムを使用することは容易に考えられる。 すなわち、磁気テープ走行中摩擦力およびその
変動に基づくテープの長さ方向の張力変動に基づ
くテープの長さ方向の伸縮振動はジツターとなつ
て表われる。これを解決するには支持体の薄膜化
に基づく単位張力当りの伸び率、(例えば、伸び
率/150g荷重)を同じにするためには長さ方向
のヤング率を厚さに逆比例させて高くすればよい
ことが判明した。 しかし、ポリエチレンテレフタレートフイルム
を用いる限り、長さ方向のヤング率を大きくする
ことに限界があることがわかつた。即ち、溶媒成
形後、熱延伸する方法によつては、幅方向のヤン
グ率を一定のレベルに保持したまま、長さ方向の
ヤング率を望ましいレベルに増大することは不可
能に近い。また、或種の芳香族ポリアミドフイル
ムの幅方向のヤング率を長さ方向のそれより大き
くすることも提案されているが、ジツター特性の
抜本的な改良という観点からは十分とはいえない
上に、機械的なシヨツクに弱く裂けやすいという
欠点のあることがわかつた。 〔問題点の解決手段〕 本発明者らは、長時間録画の可能なホームビデ
オ等用の支持体フイルムを種々検討した結果、特
定の芳香族ポリアミドフイルムが高いヤング率を
有し、しかも裂けにくくタフであること、そして
長さ方向の高いヤング率に支えられて薄いフイル
ムにおいてもテープのしわ、折れなどの問題が発
生せず極めて好ましいビデオテープ特性を有する
ことを発見し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は非磁性可撓性支持体上に磁性層
を設けた磁気テープにおいて、前記非磁性可撓性
支持体が芳香族ポリアミドフイルムであり、その
フイルムの厚さが3〜8μmであり、長さ方向の引
張ヤング率が1300Kg/mm2以上であり、かつ任意の
方向の端裂抵抗が1Kgf以上であつて、600nmの
光線透過率が60%以上であることを特徴とする磁
気テープを提供する。 本発明における非磁性可撓性支持体としての芳
香族ポリアミドフイルムは下記の一般式()、
一般式()の重合体またはこれらの共重合体を
用いて製造したものである。 又は (式中において、R1,R2およびR3は
【式】
【式】
【式】
【式】
から選ばれ、これらの水素原子がハロゲン、メチ
ル、エチル、メトキシ、ニトロ、スルホンなどの
官能基で置換されていてもよい。m,nは平均重
合度であり約50〜1000である。)本発明に用いら
れる芳香族ポリアミドには約20モル%以下の量で
あれば上記の成分以外のポリマーが共重合又はブ
レンドされていてもよい。芳香族ポリアミドとし
て特に好ましいのは、ポ(P−フエニレンテレフ
タルアミド)又はポリ(P−ベンズアミド)であ
る。 これらの重合体からフイルムを製造する場合に
はジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチルホスホ
ルアミド、γ−ブチロラクトン、テトラメチル尿
素、ジオキサンなど、またはこれらの混合溶媒、
あるいはこれらに塩化リチウム、塩化カルシウ
ム、炭酸リチウム、硝酸リチウムなどの無機塩を
添加した溶媒を用いることもできるが、好ましく
は、前記重合体を硫酸、クロル硫酸、フルオロ硫
酸などに溶解したドープから製造したものであ
る。これらの鉱酸ドープの場合、謂ゆる光学異方
性ドープを形成することがあるが、このドープを
ダイから吐出したのち、加熱や加湿によつて光学
等方性ドープに変え、その後湿式凝固させ、洗浄
後湿潤状態で一軸又は二軸延伸をし、収縮を制限
しつつ乾燥するという方法によつて、極めてヤン
グ率の大きいフイルムを幸便につくることができ
る。 本発明に用いられるフイルムは3〜8μmの厚さ
をもつ必要がある。8μmを超える厚さになると、
長時間録画できるテープという要請とコンパクト
で軽いテープという要請とを両立できなくなる。
一方、3μm未満のフイルムの場合、取扱いが困難
な上に良好なビデオテープ特性を発揮させるのが
難しくなる。 芳香族ポリアミドフイルムは1Kg以上の端裂
抵抗を有しているため、ビデオテープとして使用
したとき機械的シヨツクに対して安定である。本
発明に使われるフイルムは好ましくは2Kg以上
の端裂抵抗を有している。 又、芳香族ポリアミドフイルムの表面粗さは中
心線平均表面粗さ〔Ra,JIS B0601(1976)およ
びASA B46−1(1962)参照〕が0.03μm以下で
あることが、磁気記録体のノイズ低下のために好
ましい。 本発明の芳香族ポリアミドフイルムとしては、
長さ方向の引張ヤング率が1300Kg/mm2以上のもの
が用いられる。このヤング率の値は、ビデオテー
プのジツター特性と直接関連している。長さ方向
の引張ヤング率は好ましくは1500Kg/mm2以上であ
り、更に好ましくは1700Kg/mm2以上である。一方
幅方向のヤング率は800Kg/mm2以上が好ましく、
より好ましくは1000Kg/mm2以上である。また本発
明の芳香族ポリアミドフイルムは10%以上の破断
伸度を長さ方向にも幅方向にも持つているものが
好ましい。更に、長さ方向の破断強度が40Kg/mm2
以上が好ましい。本発明のポリアミドフイルム
は、透明なものであり、より具体的には600nmの
光線透過率が60%以上のものが、しわになりにく
いという点で好ましい。 本発明の支持体(フイルム)には、平滑剤とし
て、例えばシリカ、タルク、硫酸カルシウムなど
の無機物が分散含有されていてもよい。 本発明の磁気記録媒体に使用される磁性層と
は、強磁性微粉末を、結合剤、添加剤及び溶剤等
に混練分散した磁性塗料を塗工、配向、乾燥して
塗布型磁性層を設けたもの、及び、強磁性金属、
合金等を真空蒸着、無電解メツキ、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング等のペーパーデポジシ
ヨンまたはメツキによる析出方法により析出型磁
性層を設けたものである。 磁気塗料は強磁性微粉末、バインダー、塗布溶
媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤、防錆剤、防徴剤等の添加剤を含
む場合もある。 上記の強磁性微粉末としては強磁性酸化鉄、強
磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末などが使用で
きる。 上記の強磁性酸化鉄は一般式FeOxで示した場
合のx値が1.33≦x≦1.50の範囲にある強磁性酸
化鉄、すなわち、マグヘマイト(γ−Fe2O3,X
=1.50)、マグネタイト(Fe3O4,X=1.33)及び
これらのベルトライド化合物(FeOx,1.33<x
<1.50)である。上記のx値は x=1/200{2×(2価の鉄のatomic%)+3×(
3価の鉄のatomic%)} の式で示される。 これらの強磁性酸化鉄には2価の金属が添加さ
れていても良い。2価の金属としてはCr,Mn,
Co,Ni,Cu,Znなどがあり、上記酸化鉄に対し
て0〜10atomic%の範囲で添加される。 上記の強磁性二酸化クロムはCrO2およびこれ
にNa,K,Ti,V,Mn,Fe,Co,Ni,Tc,
Ru,Sn,Ce,Pbなどの金属、P,Sb,Teなど
の半導体、またはこれらの金属の酸化物を0〜
20wt%添加したCrO2が使用される。 上記の強磁性酸化鉄および強磁性二酸化クロム
の針状比は2/1〜20/1程度、好ましくは5/
1以上、平均長は0.2〜2.0μm程度の範囲が有効で
ある。 上記の強磁性合金粉末は金属分が75wt%以上
であり、金属分の80wt%またはそれ以上が少な
くとも一種の強磁性金属(すなわち、Fe,Co,
Ni,Fe,−Co,Fe−Ni,Co−Ni,またはCo−
Ni−Fe)であり、金属分の20wt%またはそれ以
下、好ましくは0.5〜5wt%がAl,Si,S,Sc,
Ti,V,Cr,Mn,Cu,Zn,Y,Mo,Rh,Pd,
Ag,Su,Sb,Te,Ba,Ta,W,Re,Au,
Hg,Pb,Bi,La,Ce,Pr,Nd,B,Pなどの
組成を有するものであり、少量の水、水酸化物ま
たは酸化物を含む場合もある。 上記の強磁性合金粉末は長径が約0.5μm以下の
粒子である。 前記の磁性層のバインダーとしては従来公知の
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこ
れらの混合物が使用される。 熱可塑性樹脂として軟化温度が150℃以下、平
均分子量が10000〜200000、重合度が200〜2000程
度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビ
ニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステ
ルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアク
リロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩
化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステルス
チレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポリ弗
化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重
合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合体、ポ
リアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロー
ス誘導体(セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースダイアセテート、セルローストリアセテ
ート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロ
ース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリエ
ステル樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂
(ポリブタジエン、ポリクロロプレン、ポリイソ
プレン、スチレンブタジエン共重合体など)及び
これらの混合物等が使用される。 熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の
状態では200000以下の分子量であり、塗布、乾燥
後に添加することにより、縮合、付加等の反応に
より分子量は無限大のものとなる。又、これらの
樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化
又は溶融しないものが好ましい。具体的には例え
ばフエノール・ホルマリン−ノボラツク樹脂、フ
エノール・ホルマリン−レゾール樹脂、フエノー
ル・フルフラール樹脂、キシレン・ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、乾性油変性
アルキツド樹脂、石炭酸樹脂変性アルキツド樹
脂、マレイン酸樹脂変性アルキツド樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂と硬化剤(ポリ
アミン、酸無水物、ポリアミド樹脂、その他)、
末端イソシアネートポリエステル湿気硬化型樹
脂、末端イソシアネートポリエーテル湿気硬化型
樹脂、ポリイソシアネートプリポリマー(ジイソ
シアネートと低分子量トリオールとを反応させて
得た1分子内に3ケ以上のイソシアネート基を有
する化合物、ジイソシアネートのトリマー及びテ
トラマー)、ポリイソシアネートプレポリマーと
活性水素を有する樹脂(ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、アクリル酸共重合
体、マレイン酸共重合体、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート共重合体、パラヒドロキシスチレ
ン共重合体、その他)、及びこれらの混合物等で
ある。 これらの結合剤の単独又は組合わされたものが
使われ、他に添加剤が加えられる。強磁性粉末と
結合剤との混合割合は重量比で強磁性粉末100重
量比に対して結合剤8〜400重量部、好ましくは
10〜200重量部の範囲で使用される。 磁性層には、前記のバインダー、強磁性微粉末
の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯
電防止剤、防錆剤、防徴剤等が加えられてもよ
い。 分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノレン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の樹脂酸(R1COOH,Rは炭素数11〜17個のア
ルキルまたはアルケニル基);前記の脂肪酸のア
ルカリ金属(Li,Na,K等)またはアルカリ土
類金属(Mg,Ca,Ba)から成る金属石鹸;前
記の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前
記の脂肪酸のアミド;ポリアルキレンオキサイド
アルキルリン酸エステル;レジチン;トリアルキ
ルポリオレフインオキシ第四アンモニウム塩(ア
ルキルは炭素数1〜5個、オレフインはエチレ
ン、プロピレンなど);等が使用される。この他
に炭素数12以上の高級アルコール、およびこれら
の他に硫酸エステル等も使用可能である。これら
の分散剤は結合剤100重量部に対して0.5〜20重量
部の範囲で添加される。 潤滑剤としてはジアルキルポリシロキサン(ア
ルキルは炭素数1〜5個)、ジアルコキシポリシ
ロキサン(アルコキシは炭素数1〜4個)、モノ
アルキルモノアルコキシポリシロキサン(アルキ
ルは炭素数1〜5個、アルコキシは炭素数1〜4
個)、フエニルポリシロキサン、フロロアルキル
ポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個)な
どのシリコンオイル;グラフアイトなどの導電性
微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステン
などの無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン塩化ビニル共重合体、ポリテト
ラフルオロエチレンなどのプラスチツク微粉末;
a−オレフイン重合物;常温で液状の不飽和脂肪
族炭化水素(n−オレフイン二重結合が末端の炭
素に結合した化合物、炭素数約20);炭素数12〜
20個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価の
アルコールから成る脂肪酸エステル類、フルオロ
カーボン類などが使用できる。これらの潤滑剤は
結合剤100重量部に対して0.2〜20重量部の範囲で
添加される。 研磨剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム(Cr2O3)、コ
ランダム、人造コランダム、ダイアモンド、人造
ダイアモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:コ
ランダムと磁鉄鉱)等が使用される。これらの研
磨剤はモース硬度が5以上であり、平均粒子径が
0.05〜5μの大きさのものが使用され、特に好まし
くは0.1〜2μである。これらの研磨剤は結合剤100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加され
る。 帯電防止剤としてはカーボンブラツク、カーボ
ンブラツクグラフトポリマーなどの導電性微粉
末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系な
どのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の
複素環類、ホスホニウム又はスルホニウム類など
のカチオン界面活性剤;カルボン類、スルホン
類、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用さ
れる。 上記の導電性微粉末は結合剤100重量部に対し
て0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重量部
の範囲で添加される。 これらの界面活性剤は単独または混合して添加
してもよい。これらは帯電防止剤として用いられ
るものであるが、時としてその他の目的、たとえ
ば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助
剤として適用される場合もある。 防錆剤としてはリン酸、スルフアミド、グアニ
ジン、ピリジン、アミン、尿素、ジンククロメー
ト、カルシウムクロメート、ストロンチウムクロ
メートなどが使用できるが、特にジシクロヘキシ
ルアミンナイトライト、シクロヘキシルアミンク
ロメート、ジイソプロピルアミンナイトライト、
ジエタノールアミンホスフエート、シクロヘキシ
ルアンモニウムカーボネート、ヘキサメチレンジ
アミンカーボネート、プロピレンジアミンステア
レート、グアニジンカーボネート、トリエタノー
ルアミンナイトライト、モルフオリンステアレー
トなどの気化性防錆剤(アミン、アミドまたはイ
ミドの無機酸塩または有機酸塩)を使用すると防
錆効果が向上する。これらの防錆剤は強磁性微粉
末100重量部に対して0.01〜20重量部の範囲で使
用される。 防徴剤としてはサルチルアニライド、酸化ビス
(トリブチルスズ)、フエニルオレイン酸水銀、ナ
フテン酸銅、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸水銀、
ペンタクロロフエノール、トリクロロフエノー
ル、p−ジニトロフエノール、ソルビン酸、p−
オキシ安息香酸ブチル、ジヒドロアセト酸などが
結合剤100重量部に対して0.01〜5重量部の範囲
で使用される。 塗布溶媒に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸
グリコールモノエチルエーテル等のエステル系;
エーテル、グリコールジメチルエーテル、グリコ
ールモノエチルエーテル、ジオキサン等のグリコ
ールエーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレン
等のタール系(芳香族炭化水素);メチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素等のものが選択して使用できる。 磁性粉末及び前述のバインダー、分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防徴剤、溶剤
等は混練されて磁性塗料とされる。 混練にあたつては、磁性粉末及び上述の各成分
は全て同時に、あるいは個々順次に混練機に投入
される。たとえばまた分散剤を含む溶剤中に磁性
粉末を加え所定の時間混練をつづけて磁性塗料と
する方法などがある。 磁性塗料の混練分散にあたつては各種の混練機
が使用される。例えば二本ロールミル、三本ロー
ルミル、ボールミル、ペプルミル、トロンミル、
サンドグライダー、Sxegvariアトライター、高
速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速度
衝撃ミル、デイスパー、ニーダー、高速ミキサ
ー、ホモジナイザー、超音波分散機などである。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、ブレードコート、
リバースロールコート、トランスフアーロールコ
ート、グラビヤコート、キスコート、キヤストコ
ート、スプレイコート、スピンコート等が利用で
き、その他の方法も可能であり、これらの具体例
説明は例えば浅倉書店発行の「コーテイング工
学」237頁〜277頁(昭和46.3.20発行)に詳細に
記載されている。 又、重層磁気テープの場合は非磁性支持体上に
上記の塗布法によつて磁性層を塗布、乾燥し、こ
の工程を繰り返して連続塗布操作により2層の磁
性層を設けたものである。又、多層同時塗布法に
よつて同時に2層の磁性層を設けても良い。 磁性層の厚味は乾燥厚味で約10μm以下、好ま
しくは0.5〜6μmの範囲となるように塗布する。
重層の場合は合計で上記の範囲とされる。又、こ
の乾燥厚味は磁性テープの用途、形状、規格など
により決められる。更に塗布すべき帯状支持体の
搬送速度は所望の塗布量(塗膜厚)と磁性塗布液
の供給量とにより決定され、50cm/sec.乃至
700m/sec.が望ましい。 このような方法により、支持体上に塗布された
磁性層は必要により前記のように層中の磁性粉末
を配向させる処理を施したのち、形成した磁性層
を乾燥する。又必要により表面平滑化加工を施し
たり、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁
気テープを製造する。 特に本発明に於ては磁気記録層の表暑平滑化処
理をほどこすと、表面が平滑で、且つ耐摩耗性に
すぐれた磁気テープが得られることが判明した。
この表面平滑化処理は乾燥前のスムーズニング処
理、あるいは乾燥後のカレンダリング処理によつ
て行なわれる。 配向処理は下記の条件で行なわれる。 配向磁場は交流または直流で約500〜3000Oe程
度である。 磁性体の配向方向は、その用途により定められ
る。即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、
メモリーテープなどの場合にはテープの長さ方向
に平行であり、放送用ビデオテープなどの場合に
は長さ方向に対して、30゜乃至90゜の傾きをもつて
配向される。 又、重層の場合には上層と下層の配向を異なつ
た方向に行なつても良い。 配向後の磁性層の乾燥温度は約50〜120℃程度、
好ましくは70〜100℃、特に好ましくは80〜90℃
で空気流量は1〜5Kl/m2、好ましくは2〜3
Kl/m2で、乾燥時間は約30秒〜10分間程度、好ま
しくは1〜5分である。 前記の磁性層の乾燥前の塗膜表面のスムーズニ
ング処理としてはマグネツトスムーザー、スムー
ズニングコイル、スムーズニングブレード、スム
ーズニングブランケツト等の方法を必要に応じて
使用される。 磁性層の乾燥後の塗膜表面のカレンダリング処
理はメタルロールとコツトンロール、または合成
樹脂(たとえばナイロン、ポリウレタンなど)ロ
ール、あるいはメタルロールとメタルロールなど
の2本のロール間を通すスーパーカレンダー法に
よつて行なうのが好ましい。スーパーカレンダー
の条件は約25〜50Kg/cmのロール間圧力で、約35
〜150℃の温度で、5〜200m/minの処理速度で
行なうのが好ましい。温度及び圧力がこれらの上
限以上になると磁性層および非磁性支持体に悪影
響がある。又、処理速度が約5m/min以下だと
表面平滑化の効果が得られなく、約200m/min
以上だと処理操作が困難となる。 非磁性可撓性支持体としての本発明の芳香族ポ
リアミドフイルムには磁性層および後述するバツ
ク層の接着性改良のため、ポリエステル樹脂、ポ
リウレタンエラストマー、アルコール可溶性ポリ
アミド樹脂などの下塗層を乾燥厚味約0.03〜
2μm、好ましくは0.05〜1.5μmの範囲で設けても
良い。 又、本発明の支持体は帯電防止、転写防止、ワ
ウフラツターの防止、磁気テープの強度向上、バ
ツク面のマツト化等の目的で、磁性層を設けた側
の反対の面(バツク面)がいわゆるバツクコート
(backcoat)されていてもよい。 このバツク層は組成としては前記の潤滑剤、研
磨剤、帯電防止層などの少なくとも1種の添加
剤、および場合によつてはこれらを均一に分散さ
せるために分散剤を前記のバインダー、塗布溶媒
と混練、分散した塗布液を上記の支持体のバツク
面上に塗布、乾燥して設けたものである。前記の
磁性層およびバツク層は支持体上にどちらかが先
に設けられても良い。 通常使用される好ましい添加剤はカーボンブラ
ツク、グラフアイト、タルク、Cr2O3,α−
Fe2O3(ベンガラ)、シリコーンオイルなどであ
り、バインダーは前記のうち熱硬化性樹脂又は反
応型樹脂が好ましい。 バツク層全固形分に対して無機化合物の添加剤
の場合は約30〜85wt%、好ましくは40〜80wt%
有機化合物の添加剤の場合は約0.1〜30wt%、好
ましくは0.2〜20wt%の混合比で設けられる。又、
乾燥厚味は約0.5〜5.0μmの範囲で磁気テープの全
厚、用途、形状、目的等に応じて任意に選択する
ことができる。 一方、前記の折出型磁性層の場合は鉄、コバル
ト、ニツケルその他の強磁性金属、あるいはFe
−Co,Fe−Ni,Co−Ni,Fe−Si,Fe−Rh,Fe
−V,Co−P,Co−B,Co−Si,Co−V,Co
−Y,Co−La,Co−Ce,Co−Pr,Co−Sm,
Co−Mn,Fe−Co−Ni,Co−Ni−P,Co−Ni
−B,Co−Ni−Ag,Co−Ni−Nd,Co−Ni−
Ce,Co−Ni−Zn,Co−Ni−Cu,Co−Ni−Hg,
Co−Ni−W,Co−Ni−Re,Co−Mn−P,Co
−Zn−P,Co−Pb,Co−Sm−Cu,Co−Ni−
Zn−P,Co−Ni−Mn−P等の強磁性合金をベ
ーパーデポジシヨン法あるいはメツキ法などの折
出方法によつて薄膜状に形成せしめ強性層とした
ものである。ベーパーデポジシヨン法とは気体あ
るいは真空空間中において折出させようという物
質またはその化合物を蒸気あるいはイオン化した
蒸気として基体上に折出させる方法で真空蒸着
法、スパツタリング法、イオンプレーテイング
法、化学気相メツキ(Chemical Vapor
Deposition)法等がこれに相当する。メツキ法と
は電気メツキ法あるいは無電気メツキ等の液相よ
り基体上に物質を析出させる方法をいう。 ペーパーデポジシヨン法においては、これらの
条件は方法、物質によつて大きく変るが大凡の特
異点は次の第1表の通りである。
ル、エチル、メトキシ、ニトロ、スルホンなどの
官能基で置換されていてもよい。m,nは平均重
合度であり約50〜1000である。)本発明に用いら
れる芳香族ポリアミドには約20モル%以下の量で
あれば上記の成分以外のポリマーが共重合又はブ
レンドされていてもよい。芳香族ポリアミドとし
て特に好ましいのは、ポ(P−フエニレンテレフ
タルアミド)又はポリ(P−ベンズアミド)であ
る。 これらの重合体からフイルムを製造する場合に
はジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチルホスホ
ルアミド、γ−ブチロラクトン、テトラメチル尿
素、ジオキサンなど、またはこれらの混合溶媒、
あるいはこれらに塩化リチウム、塩化カルシウ
ム、炭酸リチウム、硝酸リチウムなどの無機塩を
添加した溶媒を用いることもできるが、好ましく
は、前記重合体を硫酸、クロル硫酸、フルオロ硫
酸などに溶解したドープから製造したものであ
る。これらの鉱酸ドープの場合、謂ゆる光学異方
性ドープを形成することがあるが、このドープを
ダイから吐出したのち、加熱や加湿によつて光学
等方性ドープに変え、その後湿式凝固させ、洗浄
後湿潤状態で一軸又は二軸延伸をし、収縮を制限
しつつ乾燥するという方法によつて、極めてヤン
グ率の大きいフイルムを幸便につくることができ
る。 本発明に用いられるフイルムは3〜8μmの厚さ
をもつ必要がある。8μmを超える厚さになると、
長時間録画できるテープという要請とコンパクト
で軽いテープという要請とを両立できなくなる。
一方、3μm未満のフイルムの場合、取扱いが困難
な上に良好なビデオテープ特性を発揮させるのが
難しくなる。 芳香族ポリアミドフイルムは1Kg以上の端裂
抵抗を有しているため、ビデオテープとして使用
したとき機械的シヨツクに対して安定である。本
発明に使われるフイルムは好ましくは2Kg以上
の端裂抵抗を有している。 又、芳香族ポリアミドフイルムの表面粗さは中
心線平均表面粗さ〔Ra,JIS B0601(1976)およ
びASA B46−1(1962)参照〕が0.03μm以下で
あることが、磁気記録体のノイズ低下のために好
ましい。 本発明の芳香族ポリアミドフイルムとしては、
長さ方向の引張ヤング率が1300Kg/mm2以上のもの
が用いられる。このヤング率の値は、ビデオテー
プのジツター特性と直接関連している。長さ方向
の引張ヤング率は好ましくは1500Kg/mm2以上であ
り、更に好ましくは1700Kg/mm2以上である。一方
幅方向のヤング率は800Kg/mm2以上が好ましく、
より好ましくは1000Kg/mm2以上である。また本発
明の芳香族ポリアミドフイルムは10%以上の破断
伸度を長さ方向にも幅方向にも持つているものが
好ましい。更に、長さ方向の破断強度が40Kg/mm2
以上が好ましい。本発明のポリアミドフイルム
は、透明なものであり、より具体的には600nmの
光線透過率が60%以上のものが、しわになりにく
いという点で好ましい。 本発明の支持体(フイルム)には、平滑剤とし
て、例えばシリカ、タルク、硫酸カルシウムなど
の無機物が分散含有されていてもよい。 本発明の磁気記録媒体に使用される磁性層と
は、強磁性微粉末を、結合剤、添加剤及び溶剤等
に混練分散した磁性塗料を塗工、配向、乾燥して
塗布型磁性層を設けたもの、及び、強磁性金属、
合金等を真空蒸着、無電解メツキ、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング等のペーパーデポジシ
ヨンまたはメツキによる析出方法により析出型磁
性層を設けたものである。 磁気塗料は強磁性微粉末、バインダー、塗布溶
媒を主成分とし、この他に分散剤、潤滑剤、研磨
剤、帯電防止剤、防錆剤、防徴剤等の添加剤を含
む場合もある。 上記の強磁性微粉末としては強磁性酸化鉄、強
磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末などが使用で
きる。 上記の強磁性酸化鉄は一般式FeOxで示した場
合のx値が1.33≦x≦1.50の範囲にある強磁性酸
化鉄、すなわち、マグヘマイト(γ−Fe2O3,X
=1.50)、マグネタイト(Fe3O4,X=1.33)及び
これらのベルトライド化合物(FeOx,1.33<x
<1.50)である。上記のx値は x=1/200{2×(2価の鉄のatomic%)+3×(
3価の鉄のatomic%)} の式で示される。 これらの強磁性酸化鉄には2価の金属が添加さ
れていても良い。2価の金属としてはCr,Mn,
Co,Ni,Cu,Znなどがあり、上記酸化鉄に対し
て0〜10atomic%の範囲で添加される。 上記の強磁性二酸化クロムはCrO2およびこれ
にNa,K,Ti,V,Mn,Fe,Co,Ni,Tc,
Ru,Sn,Ce,Pbなどの金属、P,Sb,Teなど
の半導体、またはこれらの金属の酸化物を0〜
20wt%添加したCrO2が使用される。 上記の強磁性酸化鉄および強磁性二酸化クロム
の針状比は2/1〜20/1程度、好ましくは5/
1以上、平均長は0.2〜2.0μm程度の範囲が有効で
ある。 上記の強磁性合金粉末は金属分が75wt%以上
であり、金属分の80wt%またはそれ以上が少な
くとも一種の強磁性金属(すなわち、Fe,Co,
Ni,Fe,−Co,Fe−Ni,Co−Ni,またはCo−
Ni−Fe)であり、金属分の20wt%またはそれ以
下、好ましくは0.5〜5wt%がAl,Si,S,Sc,
Ti,V,Cr,Mn,Cu,Zn,Y,Mo,Rh,Pd,
Ag,Su,Sb,Te,Ba,Ta,W,Re,Au,
Hg,Pb,Bi,La,Ce,Pr,Nd,B,Pなどの
組成を有するものであり、少量の水、水酸化物ま
たは酸化物を含む場合もある。 上記の強磁性合金粉末は長径が約0.5μm以下の
粒子である。 前記の磁性層のバインダーとしては従来公知の
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこ
れらの混合物が使用される。 熱可塑性樹脂として軟化温度が150℃以下、平
均分子量が10000〜200000、重合度が200〜2000程
度のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビ
ニルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステ
ルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアク
リロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩
化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステルス
チレン共重合体、ウレタンエラストマー、ポリ弗
化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重
合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合体、ポ
リアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロー
ス誘導体(セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースダイアセテート、セルローストリアセテ
ート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロ
ース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリエ
ステル樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂
(ポリブタジエン、ポリクロロプレン、ポリイソ
プレン、スチレンブタジエン共重合体など)及び
これらの混合物等が使用される。 熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の
状態では200000以下の分子量であり、塗布、乾燥
後に添加することにより、縮合、付加等の反応に
より分子量は無限大のものとなる。又、これらの
樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化
又は溶融しないものが好ましい。具体的には例え
ばフエノール・ホルマリン−ノボラツク樹脂、フ
エノール・ホルマリン−レゾール樹脂、フエノー
ル・フルフラール樹脂、キシレン・ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、乾性油変性
アルキツド樹脂、石炭酸樹脂変性アルキツド樹
脂、マレイン酸樹脂変性アルキツド樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂と硬化剤(ポリ
アミン、酸無水物、ポリアミド樹脂、その他)、
末端イソシアネートポリエステル湿気硬化型樹
脂、末端イソシアネートポリエーテル湿気硬化型
樹脂、ポリイソシアネートプリポリマー(ジイソ
シアネートと低分子量トリオールとを反応させて
得た1分子内に3ケ以上のイソシアネート基を有
する化合物、ジイソシアネートのトリマー及びテ
トラマー)、ポリイソシアネートプレポリマーと
活性水素を有する樹脂(ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール、アクリル酸共重合
体、マレイン酸共重合体、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート共重合体、パラヒドロキシスチレ
ン共重合体、その他)、及びこれらの混合物等で
ある。 これらの結合剤の単独又は組合わされたものが
使われ、他に添加剤が加えられる。強磁性粉末と
結合剤との混合割合は重量比で強磁性粉末100重
量比に対して結合剤8〜400重量部、好ましくは
10〜200重量部の範囲で使用される。 磁性層には、前記のバインダー、強磁性微粉末
の他に添加剤として分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯
電防止剤、防錆剤、防徴剤等が加えられてもよ
い。 分散剤としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、
リノレン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜18個
の樹脂酸(R1COOH,Rは炭素数11〜17個のア
ルキルまたはアルケニル基);前記の脂肪酸のア
ルカリ金属(Li,Na,K等)またはアルカリ土
類金属(Mg,Ca,Ba)から成る金属石鹸;前
記の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前
記の脂肪酸のアミド;ポリアルキレンオキサイド
アルキルリン酸エステル;レジチン;トリアルキ
ルポリオレフインオキシ第四アンモニウム塩(ア
ルキルは炭素数1〜5個、オレフインはエチレ
ン、プロピレンなど);等が使用される。この他
に炭素数12以上の高級アルコール、およびこれら
の他に硫酸エステル等も使用可能である。これら
の分散剤は結合剤100重量部に対して0.5〜20重量
部の範囲で添加される。 潤滑剤としてはジアルキルポリシロキサン(ア
ルキルは炭素数1〜5個)、ジアルコキシポリシ
ロキサン(アルコキシは炭素数1〜4個)、モノ
アルキルモノアルコキシポリシロキサン(アルキ
ルは炭素数1〜5個、アルコキシは炭素数1〜4
個)、フエニルポリシロキサン、フロロアルキル
ポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個)な
どのシリコンオイル;グラフアイトなどの導電性
微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステン
などの無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン塩化ビニル共重合体、ポリテト
ラフルオロエチレンなどのプラスチツク微粉末;
a−オレフイン重合物;常温で液状の不飽和脂肪
族炭化水素(n−オレフイン二重結合が末端の炭
素に結合した化合物、炭素数約20);炭素数12〜
20個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価の
アルコールから成る脂肪酸エステル類、フルオロ
カーボン類などが使用できる。これらの潤滑剤は
結合剤100重量部に対して0.2〜20重量部の範囲で
添加される。 研磨剤としては一般に使用される材料で溶融ア
ルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム(Cr2O3)、コ
ランダム、人造コランダム、ダイアモンド、人造
ダイアモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:コ
ランダムと磁鉄鉱)等が使用される。これらの研
磨剤はモース硬度が5以上であり、平均粒子径が
0.05〜5μの大きさのものが使用され、特に好まし
くは0.1〜2μである。これらの研磨剤は結合剤100
重量部に対して0.5〜20重量部の範囲で添加され
る。 帯電防止剤としてはカーボンブラツク、カーボ
ンブラツクグラフトポリマーなどの導電性微粉
末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系な
どのノニオン界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の
複素環類、ホスホニウム又はスルホニウム類など
のカチオン界面活性剤;カルボン類、スルホン
類、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用さ
れる。 上記の導電性微粉末は結合剤100重量部に対し
て0.2〜20重量部が、界面活性剤は0.1〜10重量部
の範囲で添加される。 これらの界面活性剤は単独または混合して添加
してもよい。これらは帯電防止剤として用いられ
るものであるが、時としてその他の目的、たとえ
ば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良、塗布助
剤として適用される場合もある。 防錆剤としてはリン酸、スルフアミド、グアニ
ジン、ピリジン、アミン、尿素、ジンククロメー
ト、カルシウムクロメート、ストロンチウムクロ
メートなどが使用できるが、特にジシクロヘキシ
ルアミンナイトライト、シクロヘキシルアミンク
ロメート、ジイソプロピルアミンナイトライト、
ジエタノールアミンホスフエート、シクロヘキシ
ルアンモニウムカーボネート、ヘキサメチレンジ
アミンカーボネート、プロピレンジアミンステア
レート、グアニジンカーボネート、トリエタノー
ルアミンナイトライト、モルフオリンステアレー
トなどの気化性防錆剤(アミン、アミドまたはイ
ミドの無機酸塩または有機酸塩)を使用すると防
錆効果が向上する。これらの防錆剤は強磁性微粉
末100重量部に対して0.01〜20重量部の範囲で使
用される。 防徴剤としてはサルチルアニライド、酸化ビス
(トリブチルスズ)、フエニルオレイン酸水銀、ナ
フテン酸銅、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸水銀、
ペンタクロロフエノール、トリクロロフエノー
ル、p−ジニトロフエノール、ソルビン酸、p−
オキシ安息香酸ブチル、ジヒドロアセト酸などが
結合剤100重量部に対して0.01〜5重量部の範囲
で使用される。 塗布溶媒に使用する有機溶媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸
グリコールモノエチルエーテル等のエステル系;
エーテル、グリコールジメチルエーテル、グリコ
ールモノエチルエーテル、ジオキサン等のグリコ
ールエーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレン
等のタール系(芳香族炭化水素);メチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素等のものが選択して使用できる。 磁性粉末及び前述のバインダー、分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防徴剤、溶剤
等は混練されて磁性塗料とされる。 混練にあたつては、磁性粉末及び上述の各成分
は全て同時に、あるいは個々順次に混練機に投入
される。たとえばまた分散剤を含む溶剤中に磁性
粉末を加え所定の時間混練をつづけて磁性塗料と
する方法などがある。 磁性塗料の混練分散にあたつては各種の混練機
が使用される。例えば二本ロールミル、三本ロー
ルミル、ボールミル、ペプルミル、トロンミル、
サンドグライダー、Sxegvariアトライター、高
速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速度
衝撃ミル、デイスパー、ニーダー、高速ミキサ
ー、ホモジナイザー、超音波分散機などである。 支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法と
してはエアードクターコート、ブレードコート、
リバースロールコート、トランスフアーロールコ
ート、グラビヤコート、キスコート、キヤストコ
ート、スプレイコート、スピンコート等が利用で
き、その他の方法も可能であり、これらの具体例
説明は例えば浅倉書店発行の「コーテイング工
学」237頁〜277頁(昭和46.3.20発行)に詳細に
記載されている。 又、重層磁気テープの場合は非磁性支持体上に
上記の塗布法によつて磁性層を塗布、乾燥し、こ
の工程を繰り返して連続塗布操作により2層の磁
性層を設けたものである。又、多層同時塗布法に
よつて同時に2層の磁性層を設けても良い。 磁性層の厚味は乾燥厚味で約10μm以下、好ま
しくは0.5〜6μmの範囲となるように塗布する。
重層の場合は合計で上記の範囲とされる。又、こ
の乾燥厚味は磁性テープの用途、形状、規格など
により決められる。更に塗布すべき帯状支持体の
搬送速度は所望の塗布量(塗膜厚)と磁性塗布液
の供給量とにより決定され、50cm/sec.乃至
700m/sec.が望ましい。 このような方法により、支持体上に塗布された
磁性層は必要により前記のように層中の磁性粉末
を配向させる処理を施したのち、形成した磁性層
を乾燥する。又必要により表面平滑化加工を施し
たり、所望の形状に裁断したりして、本発明の磁
気テープを製造する。 特に本発明に於ては磁気記録層の表暑平滑化処
理をほどこすと、表面が平滑で、且つ耐摩耗性に
すぐれた磁気テープが得られることが判明した。
この表面平滑化処理は乾燥前のスムーズニング処
理、あるいは乾燥後のカレンダリング処理によつ
て行なわれる。 配向処理は下記の条件で行なわれる。 配向磁場は交流または直流で約500〜3000Oe程
度である。 磁性体の配向方向は、その用途により定められ
る。即ち、サウンドテープ、小型ビデオテープ、
メモリーテープなどの場合にはテープの長さ方向
に平行であり、放送用ビデオテープなどの場合に
は長さ方向に対して、30゜乃至90゜の傾きをもつて
配向される。 又、重層の場合には上層と下層の配向を異なつ
た方向に行なつても良い。 配向後の磁性層の乾燥温度は約50〜120℃程度、
好ましくは70〜100℃、特に好ましくは80〜90℃
で空気流量は1〜5Kl/m2、好ましくは2〜3
Kl/m2で、乾燥時間は約30秒〜10分間程度、好ま
しくは1〜5分である。 前記の磁性層の乾燥前の塗膜表面のスムーズニ
ング処理としてはマグネツトスムーザー、スムー
ズニングコイル、スムーズニングブレード、スム
ーズニングブランケツト等の方法を必要に応じて
使用される。 磁性層の乾燥後の塗膜表面のカレンダリング処
理はメタルロールとコツトンロール、または合成
樹脂(たとえばナイロン、ポリウレタンなど)ロ
ール、あるいはメタルロールとメタルロールなど
の2本のロール間を通すスーパーカレンダー法に
よつて行なうのが好ましい。スーパーカレンダー
の条件は約25〜50Kg/cmのロール間圧力で、約35
〜150℃の温度で、5〜200m/minの処理速度で
行なうのが好ましい。温度及び圧力がこれらの上
限以上になると磁性層および非磁性支持体に悪影
響がある。又、処理速度が約5m/min以下だと
表面平滑化の効果が得られなく、約200m/min
以上だと処理操作が困難となる。 非磁性可撓性支持体としての本発明の芳香族ポ
リアミドフイルムには磁性層および後述するバツ
ク層の接着性改良のため、ポリエステル樹脂、ポ
リウレタンエラストマー、アルコール可溶性ポリ
アミド樹脂などの下塗層を乾燥厚味約0.03〜
2μm、好ましくは0.05〜1.5μmの範囲で設けても
良い。 又、本発明の支持体は帯電防止、転写防止、ワ
ウフラツターの防止、磁気テープの強度向上、バ
ツク面のマツト化等の目的で、磁性層を設けた側
の反対の面(バツク面)がいわゆるバツクコート
(backcoat)されていてもよい。 このバツク層は組成としては前記の潤滑剤、研
磨剤、帯電防止層などの少なくとも1種の添加
剤、および場合によつてはこれらを均一に分散さ
せるために分散剤を前記のバインダー、塗布溶媒
と混練、分散した塗布液を上記の支持体のバツク
面上に塗布、乾燥して設けたものである。前記の
磁性層およびバツク層は支持体上にどちらかが先
に設けられても良い。 通常使用される好ましい添加剤はカーボンブラ
ツク、グラフアイト、タルク、Cr2O3,α−
Fe2O3(ベンガラ)、シリコーンオイルなどであ
り、バインダーは前記のうち熱硬化性樹脂又は反
応型樹脂が好ましい。 バツク層全固形分に対して無機化合物の添加剤
の場合は約30〜85wt%、好ましくは40〜80wt%
有機化合物の添加剤の場合は約0.1〜30wt%、好
ましくは0.2〜20wt%の混合比で設けられる。又、
乾燥厚味は約0.5〜5.0μmの範囲で磁気テープの全
厚、用途、形状、目的等に応じて任意に選択する
ことができる。 一方、前記の折出型磁性層の場合は鉄、コバル
ト、ニツケルその他の強磁性金属、あるいはFe
−Co,Fe−Ni,Co−Ni,Fe−Si,Fe−Rh,Fe
−V,Co−P,Co−B,Co−Si,Co−V,Co
−Y,Co−La,Co−Ce,Co−Pr,Co−Sm,
Co−Mn,Fe−Co−Ni,Co−Ni−P,Co−Ni
−B,Co−Ni−Ag,Co−Ni−Nd,Co−Ni−
Ce,Co−Ni−Zn,Co−Ni−Cu,Co−Ni−Hg,
Co−Ni−W,Co−Ni−Re,Co−Mn−P,Co
−Zn−P,Co−Pb,Co−Sm−Cu,Co−Ni−
Zn−P,Co−Ni−Mn−P等の強磁性合金をベ
ーパーデポジシヨン法あるいはメツキ法などの折
出方法によつて薄膜状に形成せしめ強性層とした
ものである。ベーパーデポジシヨン法とは気体あ
るいは真空空間中において折出させようという物
質またはその化合物を蒸気あるいはイオン化した
蒸気として基体上に折出させる方法で真空蒸着
法、スパツタリング法、イオンプレーテイング
法、化学気相メツキ(Chemical Vapor
Deposition)法等がこれに相当する。メツキ法と
は電気メツキ法あるいは無電気メツキ等の液相よ
り基体上に物質を析出させる方法をいう。 ペーパーデポジシヨン法においては、これらの
条件は方法、物質によつて大きく変るが大凡の特
異点は次の第1表の通りである。
本発明による支持体を使用する事により、従来
のテープでは得られなかつた、ジツター特性のす
ぐれた薄手のテープが得られ、また、折れ、し
わ、破れ等の生じ難く、支持体にスリキズのつき
難い磁気テープが得られたので、長時間録画用の
ビデオテープとして、または/及び軽量のビデオ
テープとして非常に有用である。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により更に具体的に説明す
る。ここに示す成分:割合:操作順序等は、本発
明の精神から逸脱しない範囲において変更しうる
ものであることは本業界に携わるものにとつては
容易に理解されることである。 従つて、本発明は以下の実施例に制限されるべ
きではない。 〔芳香族ポリアミドフイルム〕 固有粘度(H2SO4中25℃、C=0.5g/dlで測
定)が5.7のポリ(p−フエニレンテレフタルア
ミド)を99.7%の硫酸にポリマー濃度12.0%で溶
解し、60℃で光学異方性のあるドープを得た。こ
のドープをタンクに入れ、タンクからギアポンプ
を経てダイに至る1.5mの曲管を約70℃に保ち、
0.15mm×300mmのスリツトをもつたダイから、鏡
面に磨いた110℃に保つたハステロイ製のベルト
にキヤストし、90℃で相対湿度88%の雰囲気中に
20秒間保つた後、約5℃の水で凝固し連続的に製
膜した。 凝固したフイルムをとり出して常温の水で洗浄
し、水を含んだままのフイルムを種々の条件で延
伸し、次いで220℃のオープン中で定長乾燥を行
いフイルムを得た。延伸条件及びフイルムの性質
をまとめて、第2表に示す(番号1〜3が本発明
のフイルムであり、それら以外は本発明外のフイ
ルムである。なお、比較のためポリエチレンテレ
フタレートフイルムも用いた。
のテープでは得られなかつた、ジツター特性のす
ぐれた薄手のテープが得られ、また、折れ、し
わ、破れ等の生じ難く、支持体にスリキズのつき
難い磁気テープが得られたので、長時間録画用の
ビデオテープとして、または/及び軽量のビデオ
テープとして非常に有用である。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により更に具体的に説明す
る。ここに示す成分:割合:操作順序等は、本発
明の精神から逸脱しない範囲において変更しうる
ものであることは本業界に携わるものにとつては
容易に理解されることである。 従つて、本発明は以下の実施例に制限されるべ
きではない。 〔芳香族ポリアミドフイルム〕 固有粘度(H2SO4中25℃、C=0.5g/dlで測
定)が5.7のポリ(p−フエニレンテレフタルア
ミド)を99.7%の硫酸にポリマー濃度12.0%で溶
解し、60℃で光学異方性のあるドープを得た。こ
のドープをタンクに入れ、タンクからギアポンプ
を経てダイに至る1.5mの曲管を約70℃に保ち、
0.15mm×300mmのスリツトをもつたダイから、鏡
面に磨いた110℃に保つたハステロイ製のベルト
にキヤストし、90℃で相対湿度88%の雰囲気中に
20秒間保つた後、約5℃の水で凝固し連続的に製
膜した。 凝固したフイルムをとり出して常温の水で洗浄
し、水を含んだままのフイルムを種々の条件で延
伸し、次いで220℃のオープン中で定長乾燥を行
いフイルムを得た。延伸条件及びフイルムの性質
をまとめて、第2表に示す(番号1〜3が本発明
のフイルムであり、それら以外は本発明外のフイ
ルムである。なお、比較のためポリエチレンテレ
フタレートフイルムも用いた。
第3表に示す組成物を混練した後、ポールミル
に入れ、24時間分散後、ポリイソシアネート(3
モルのトリレンジイソシアネートと1モルのトリ
メチロールプロパンのアダクト体、75重量%酢酸
エチル溶液、NCO含有率約13.3重量%バイエル
A.G.社製「デスモテユールL−75」)7部を加え
更に1時間高速剪断分散し、平均孔径2μのフイ
ルターで濾過し、磁性塗布液を得た。この塗布液
の粘度は35c.p.であつた。
に入れ、24時間分散後、ポリイソシアネート(3
モルのトリレンジイソシアネートと1モルのトリ
メチロールプロパンのアダクト体、75重量%酢酸
エチル溶液、NCO含有率約13.3重量%バイエル
A.G.社製「デスモテユールL−75」)7部を加え
更に1時間高速剪断分散し、平均孔径2μのフイ
ルターで濾過し、磁性塗布液を得た。この塗布液
の粘度は35c.p.であつた。
【表】
【表】
上記の磁性塗布液を前記第2表に示す番号1〜
6の各フイルム上に下記の第4表に示す乾燥厚味
となる様に塗布し、ついで0.02秒間2500ガウスの
直流磁場によりフイルムの長さ方向に磁場配向処
理を行ない、100℃で2分間加熱乾燥した。得ら
れた広巾の磁気ウエブをメタルロール(クロムメ
ツキされたスチールロール:バツクアツプロー
ル)とナイロンロール(カレンダーロール)を用
いて50Kg/cmのロール間圧力、60℃の温度および
30m/minの処理速度でスーパーカレンダー処理
を行なつた。この広巾磁気ウエブをスリツトし、
8mm巾の6種の磁気テープを得た。 上記の磁気テープの各特性を測定し以下の第4
表に示す。
6の各フイルム上に下記の第4表に示す乾燥厚味
となる様に塗布し、ついで0.02秒間2500ガウスの
直流磁場によりフイルムの長さ方向に磁場配向処
理を行ない、100℃で2分間加熱乾燥した。得ら
れた広巾の磁気ウエブをメタルロール(クロムメ
ツキされたスチールロール:バツクアツプロー
ル)とナイロンロール(カレンダーロール)を用
いて50Kg/cmのロール間圧力、60℃の温度および
30m/minの処理速度でスーパーカレンダー処理
を行なつた。この広巾磁気ウエブをスリツトし、
8mm巾の6種の磁気テープを得た。 上記の磁気テープの各特性を測定し以下の第4
表に示す。
【表】
Claims (1)
- 1 厚さが3〜8μmであり、長さ方向の引張ヤン
グ率が1300Kg/mm2以上であり、かつ任意の方向の
端裂抵抗が1Kgf以上であつて、600nmの光線透
過率が60%以上である芳香族ポリアミドフイルム
からなる非磁性可撓性支持体上に磁性層を設けた
磁気テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25069085A JPS62112218A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 磁気テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25069085A JPS62112218A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 磁気テ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112218A JPS62112218A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0522969B2 true JPH0522969B2 (ja) | 1993-03-31 |
Family
ID=17211592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25069085A Granted JPS62112218A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 磁気テ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112218A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0685207B2 (ja) * | 1986-04-04 | 1994-10-26 | コニカ株式会社 | 高ヤング率を有する磁気記録媒体 |
| JP2724581B2 (ja) * | 1986-04-04 | 1998-03-09 | コニカ株式会社 | アラミド樹脂支持体を有する磁気記録媒体 |
| JPH01220120A (ja) * | 1988-02-27 | 1989-09-01 | Sony Corp | 磁気テープ |
| JP2616711B2 (ja) | 1994-09-14 | 1997-06-04 | 東レ株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPH08102034A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-16 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 磁気記録媒体 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551248B2 (ja) * | 1973-07-07 | 1980-12-23 | ||
| JPS5611624A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording material |
| JPS5835540A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Ricoh Co Ltd | 湿式現像に用いる静電記録紙 |
| JPS58168655A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-05 | Toray Ind Inc | 磁気記録媒体 |
| JPS6038767A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-28 | Fujiya Audio Kk | 書き込み回路 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP25069085A patent/JPS62112218A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112218A (ja) | 1987-05-23 |
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| JP2576102B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2576101B2 (ja) | 磁気記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |