JPH052297A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH052297A JPH052297A JP3084786A JP8478691A JPH052297A JP H052297 A JPH052297 A JP H052297A JP 3084786 A JP3084786 A JP 3084786A JP 8478691 A JP8478691 A JP 8478691A JP H052297 A JPH052297 A JP H052297A
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- JP
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- photoconductor
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- photoconductive
- photoconductive layer
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い光感度を有する画像形成装置を得る。
【構成】 本発明の画像形成装置は、感光体と、その感
光体に現像剤を接触させつつ電圧を印加する現像手段
と、その感光体に画像露光を行うための光源を備えてお
り、上記感光体においては透光性支持体上に透光性導電
層を形成し、その透光性導電層の上に50μW/cm2 の
光強度に対する光導電率が10-7( Ω・cm) -1以上であ
るアモルファスシリコン系第1の光導電層と、暗導電率
が10-9(Ω・cm) -1以下であると共に第1の光導電層
の暗導電率に比べて10分の1以下であるアモルファス
シリコン系第2の光導電層とを順次積層した構成であ
り、また、第1の光導電層がPN接合となるような第1
の層領域及び第2の層領域が順次積層された層構成であ
る。
光体に現像剤を接触させつつ電圧を印加する現像手段
と、その感光体に画像露光を行うための光源を備えてお
り、上記感光体においては透光性支持体上に透光性導電
層を形成し、その透光性導電層の上に50μW/cm2 の
光強度に対する光導電率が10-7( Ω・cm) -1以上であ
るアモルファスシリコン系第1の光導電層と、暗導電率
が10-9(Ω・cm) -1以下であると共に第1の光導電層
の暗導電率に比べて10分の1以下であるアモルファス
シリコン系第2の光導電層とを順次積層した構成であ
り、また、第1の光導電層がPN接合となるような第1
の層領域及び第2の層領域が順次積層された層構成であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコロナ帯電を不要として
露光と現像とがほぼ同時に行えるように組み合わせた電
子写真方式に用いられる画像形成装置に関するものであ
る。
露光と現像とがほぼ同時に行えるように組み合わせた電
子写真方式に用いられる画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時、コロナ放電により帯電を行うカー
ルソン方式に対して、コロナ放電を不要とする電子写真
方式が提案されている(特開昭58-44445号、特開昭58-1
53957号、特開昭61-46961号、特開昭62−280772号な
ど)。
ルソン方式に対して、コロナ放電を不要とする電子写真
方式が提案されている(特開昭58-44445号、特開昭58-1
53957号、特開昭61-46961号、特開昭62−280772号な
ど)。
【0003】上記提案の電子写真方式によれば、透光性
支持体上に透光性導電層と光導電層とを順次積層したド
ラム状もしくはベルト状感光体に対して、透光性支持体
側より露光するとともにバイアス電圧を印加した導電性
磁性トナーを備えた磁気ブラシでもって感光体表面を摺
擦させ、これによって帯電と露光と現像とをほぼ同時に
行う方式である。
支持体上に透光性導電層と光導電層とを順次積層したド
ラム状もしくはベルト状感光体に対して、透光性支持体
側より露光するとともにバイアス電圧を印加した導電性
磁性トナーを備えた磁気ブラシでもって感光体表面を摺
擦させ、これによって帯電と露光と現像とをほぼ同時に
行う方式である。
【0004】また、このような電子写真方式において、
上記光導電層にアモルファスシリコン層を用いることが
提案されている(特開昭63-240553 号、特開平2-106761
号)。
上記光導電層にアモルファスシリコン層を用いることが
提案されている(特開昭63-240553 号、特開平2-106761
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、本発
明者等の実験によれば、上記アモルファスシリコン光導
電層を備えた感光体を用いた場合、その層厚を小さくし
て良好な画像を得ようとしても、未だ満足しえるような
画像濃度が得られず、光感度の改善が望まれる。
明者等の実験によれば、上記アモルファスシリコン光導
電層を備えた感光体を用いた場合、その層厚を小さくし
て良好な画像を得ようとしても、未だ満足しえるような
画像濃度が得られず、光感度の改善が望まれる。
【0006】また、上記アモルファスシリコン光導電層
(以下アモルファスシリコンをa−Siと略す)はIT
Oなどの透光性導電層の上にグロー放電分解法により積
層するが、透光性支持体の形状がドラム状もしくはベル
ト状である場合には、上記成膜に伴ってa−Si層に応
力が加わり、剥がれ易いという問題点もあることが判明
した。
(以下アモルファスシリコンをa−Siと略す)はIT
Oなどの透光性導電層の上にグロー放電分解法により積
層するが、透光性支持体の形状がドラム状もしくはベル
ト状である場合には、上記成膜に伴ってa−Si層に応
力が加わり、剥がれ易いという問題点もあることが判明
した。
【0007】従って本発明の目的は叙上の問題点を解決
し、光感度を高め、しかも、膜剥がれのない高信頼性か
つ高品質の画像形成装置を提供することにある。
し、光感度を高め、しかも、膜剥がれのない高信頼性か
つ高品質の画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、感光体と、その感光体に現像剤を接触させつつ電圧
を印加する現像手段と、その感光体に画像露光を行うた
めの光源とを備えており、上記感光体においては透光性
支持体上に透光性導電層を形成し、その透光性導電層の
上に50μW/cm2 の光強度に対する光導電率が10
-7(Ω・cm )-1以上であるa−Si系第1の光導電層
と、暗導電率が10-9(Ω・cm)-1以下であるととも
に上記a−Si系第1の光導電層の暗導電率に比べて1
0分の1以下であるa−Si系第2の光導電層とを順次
積層した構成であり、前記a−Si系第1の光導電層が
第1の層領域及び第2の層領域が順次積層された層構成
であり、そして、第1、第2の両層領域が下記( イ) 〜
( ニ) のいずれかに示す通りに周期律表第IIIa族元素
(以下、IIIa族元素と略す)または周期律表第Va族元
素(以下、Va族元素と略す)を含有したことを特徴と
するものである。更に、その感光体に透光性支持体側よ
り画像露光を行うための光源を配設する。 ( イ) 第1の層領域:IIIa族元素・・・1〜10,00
0ppm 第2の層領域:Va族元素・・・1,000ppm以下 ( ロ) 第1の層領域:IIIa族元素・・・1〜10,00
0ppm 第2の層領域:Va族元素・・・実質上含有せず ( ハ) 第1の層領域:Va族元素・・・10,000p
pm以下 第2の層領域:IIIa族元素・・・1〜1,000ppm ( ニ) 第1の層領域:Va族元素・・・実質上含有せず 第2の層領域:IIIa族元素・・・1〜1,000ppm
は、感光体と、その感光体に現像剤を接触させつつ電圧
を印加する現像手段と、その感光体に画像露光を行うた
めの光源とを備えており、上記感光体においては透光性
支持体上に透光性導電層を形成し、その透光性導電層の
上に50μW/cm2 の光強度に対する光導電率が10
-7(Ω・cm )-1以上であるa−Si系第1の光導電層
と、暗導電率が10-9(Ω・cm)-1以下であるととも
に上記a−Si系第1の光導電層の暗導電率に比べて1
0分の1以下であるa−Si系第2の光導電層とを順次
積層した構成であり、前記a−Si系第1の光導電層が
第1の層領域及び第2の層領域が順次積層された層構成
であり、そして、第1、第2の両層領域が下記( イ) 〜
( ニ) のいずれかに示す通りに周期律表第IIIa族元素
(以下、IIIa族元素と略す)または周期律表第Va族元
素(以下、Va族元素と略す)を含有したことを特徴と
するものである。更に、その感光体に透光性支持体側よ
り画像露光を行うための光源を配設する。 ( イ) 第1の層領域:IIIa族元素・・・1〜10,00
0ppm 第2の層領域:Va族元素・・・1,000ppm以下 ( ロ) 第1の層領域:IIIa族元素・・・1〜10,00
0ppm 第2の層領域:Va族元素・・・実質上含有せず ( ハ) 第1の層領域:Va族元素・・・10,000p
pm以下 第2の層領域:IIIa族元素・・・1〜1,000ppm ( ニ) 第1の層領域:Va族元素・・・実質上含有せず 第2の層領域:IIIa族元素・・・1〜1,000ppm
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0010】図1は本発明画像形成装置の基本的構成を
表す模式図であり、図中、1はドラム状の感光体、2は
光源としてのLEDヘッド、3は現像器、4は転写ロー
ラである。また図2は上記感光体1と現像器3の一部分
を表す説明図である。これらの図において、先ず感光体
1はドラム状透光性支持体5の外周面に透光性導電層6
を形成し、更にその透光性導電層6の上にa−Si系光
導電層7を積層した構成である。
表す模式図であり、図中、1はドラム状の感光体、2は
光源としてのLEDヘッド、3は現像器、4は転写ロー
ラである。また図2は上記感光体1と現像器3の一部分
を表す説明図である。これらの図において、先ず感光体
1はドラム状透光性支持体5の外周面に透光性導電層6
を形成し、更にその透光性導電層6の上にa−Si系光
導電層7を積層した構成である。
【0011】上記透光性支持体5を構成する材料には、
パイレックスガラス、ソーダガラス、ホウ珪酸ガラスな
ど、また石英、サファイアなどの無機質系、並びに弗素
樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレート、ビニロン、エポキシ、マイラーなどの
有機樹脂系が挙げられる。上記透光性導電層6を構成す
る材料には、インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸
化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅などがあり、
また半透明になる程度に薄くしたAl、Ni、Auなど
から成る金属層を用いてもよい。その層形成法には真空
蒸着法、活性反応蒸着法、RFスパッタリング法、DC
スパッタリング法、RFマグネトロンスパッタリング
法、DCマグネトロンスパッタリング法、熱CVD法、
プラズマCVD法、スプレー法、塗布法、浸漬法などが
ある。
パイレックスガラス、ソーダガラス、ホウ珪酸ガラスな
ど、また石英、サファイアなどの無機質系、並びに弗素
樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレート、ビニロン、エポキシ、マイラーなどの
有機樹脂系が挙げられる。上記透光性導電層6を構成す
る材料には、インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸
化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅などがあり、
また半透明になる程度に薄くしたAl、Ni、Auなど
から成る金属層を用いてもよい。その層形成法には真空
蒸着法、活性反応蒸着法、RFスパッタリング法、DC
スパッタリング法、RFマグネトロンスパッタリング
法、DCマグネトロンスパッタリング法、熱CVD法、
プラズマCVD法、スプレー法、塗布法、浸漬法などが
ある。
【0012】上記感光体1のある一部を介して、LED
ヘッド2と現像器3がほぼ対称的に配置される。
ヘッド2と現像器3がほぼ対称的に配置される。
【0013】現像器3においては、円柱状の磁極ローラ
8と、その外周に亘って配設されたスリーブ9とから成
り、更にトナー受10に貯蔵された現像剤としての一成
分磁性導電性トナーはスリーブ9の外周へ配送され、磁
気ブラシ11を形成する。また、スリーブ9と透光性導
電層6との間にはバイアス電源12が設けられ、その両
者6、9の間に感光体1の電位特性に応じて+或いは−
の10〜300Vの電圧を印加する。
8と、その外周に亘って配設されたスリーブ9とから成
り、更にトナー受10に貯蔵された現像剤としての一成
分磁性導電性トナーはスリーブ9の外周へ配送され、磁
気ブラシ11を形成する。また、スリーブ9と透光性導
電層6との間にはバイアス電源12が設けられ、その両
者6、9の間に感光体1の電位特性に応じて+或いは−
の10〜300Vの電圧を印加する。
【0014】かくして上記構成の画像形成装置によれ
ば、回転する感光体1の透光性支持体5にLEDヘッド
2より画像露光の光を照射し、a−Si系光導電層7の
内部に正孔と電子を発生させると、現像器3側に+のバ
イアス電圧を印加してあれば、そのバイアス電圧によっ
て電子はa−Si系光導電層7の表面側へ移動し、磁気
ブラシ11の末端の正電荷と打ち消し合い、又は引き合
い、感光体1の表面に導電性トナーが付着される。そし
て、その導電性トナーは転写ローラ4により記録紙13
上に転写され、次いで定着される。
ば、回転する感光体1の透光性支持体5にLEDヘッド
2より画像露光の光を照射し、a−Si系光導電層7の
内部に正孔と電子を発生させると、現像器3側に+のバ
イアス電圧を印加してあれば、そのバイアス電圧によっ
て電子はa−Si系光導電層7の表面側へ移動し、磁気
ブラシ11の末端の正電荷と打ち消し合い、又は引き合
い、感光体1の表面に導電性トナーが付着される。そし
て、その導電性トナーは転写ローラ4により記録紙13
上に転写され、次いで定着される。
【0015】本発明の画像形成装置においては、上記a
−Si系光導電層7が図3に示すように少なくとも順次
第1の層7aと第2の層7bとが積層され、第1の層7
aは50μW/cm2 の光強度に対する光導電率が10
-7(Ω・cm )-1以上であり、第2の層7bにおいては
暗導電率が10-9(Ω・cm )-1以下であるとともに、
第1の層7aの暗導電率に比べて10分の1以下である
ような構成であって、更に前記第1の層7aは第1の層
領域7c及び第2の層領域7dが順次積層された層構成
であり、そして、第1の層領域7c及び第2の層領域7
dがIIIa族元素またはVa族元素を所定の含有量で含有
しており、これによって光感度が顕著に高められる点が
特徴である。
−Si系光導電層7が図3に示すように少なくとも順次
第1の層7aと第2の層7bとが積層され、第1の層7
aは50μW/cm2 の光強度に対する光導電率が10
-7(Ω・cm )-1以上であり、第2の層7bにおいては
暗導電率が10-9(Ω・cm )-1以下であるとともに、
第1の層7aの暗導電率に比べて10分の1以下である
ような構成であって、更に前記第1の層7aは第1の層
領域7c及び第2の層領域7dが順次積層された層構成
であり、そして、第1の層領域7c及び第2の層領域7
dがIIIa族元素またはVa族元素を所定の含有量で含有
しており、これによって光感度が顕著に高められる点が
特徴である。
【0016】上記構成によれば、透光性支持体5より入
射した光の大部分は第1の層7aに到達すると吸収さ
れ、光生成キャリアが発生し、光励起作用が行われる。
そして、第2の層7bにおいては、その光励起キャリア
のうち現像バイアスと逆極性の電荷を、その現像バイア
スによる電界で感光体表面へ輸送する機能がある。
射した光の大部分は第1の層7aに到達すると吸収さ
れ、光生成キャリアが発生し、光励起作用が行われる。
そして、第2の層7bにおいては、その光励起キャリア
のうち現像バイアスと逆極性の電荷を、その現像バイア
スによる電界で感光体表面へ輸送する機能がある。
【0017】本発明者等は、このように各層7a、7b
に固有な機能を持たせるように光導電率や暗導電率を所
定の範囲に設定した場合、光感度が高められることを見
い出した。
に固有な機能を持たせるように光導電率や暗導電率を所
定の範囲に設定した場合、光感度が高められることを見
い出した。
【0018】第1の層7aにおいては、50μW/cm
2 の強度の光に対する光導電率が10-7(Ω・cm )-1
以上であることが必要であり、これによって十分にキャ
リア発生することができ、また、第2の層7bにおいて
はキャリアを十分に輸送する機能を持たせる場合、電荷
保持や耐圧確保のために暗導電率が10-9(Ω・cm)
-1以下であって、しかも、第1の層7aの暗導電率より
も小さくなるように高抵抗であることが必要であり、本
発明者等の実験によれば、暗導電率が1桁以上の差とな
るように低くするのが良いことを確認した。
2 の強度の光に対する光導電率が10-7(Ω・cm )-1
以上であることが必要であり、これによって十分にキャ
リア発生することができ、また、第2の層7bにおいて
はキャリアを十分に輸送する機能を持たせる場合、電荷
保持や耐圧確保のために暗導電率が10-9(Ω・cm)
-1以下であって、しかも、第1の層7aの暗導電率より
も小さくなるように高抵抗であることが必要であり、本
発明者等の実験によれば、暗導電率が1桁以上の差とな
るように低くするのが良いことを確認した。
【0019】また上記のように光導電層を2層に機能分
離した場合には光導電率の暗導電率に対する比率、即ち
光導電性については、第1の層7aが第2の層7bに比
べて大きくなるように設定するのがよく、これによって
第1の層7aにおいてより多くの光生成キャリアが発生
し、透光性支持体側からの露光に対する光感度が顕著に
高められるという点で望ましい。また、第1の層7aは
第2の層7bに比べて光導電率を高めた方がよく、これ
によっても第1の層7aにおいてより多くの光生成キャ
リアが発生し、透光性支持体側からの露光に対する光感
度が顕著に高められるという点で望ましい。
離した場合には光導電率の暗導電率に対する比率、即ち
光導電性については、第1の層7aが第2の層7bに比
べて大きくなるように設定するのがよく、これによって
第1の層7aにおいてより多くの光生成キャリアが発生
し、透光性支持体側からの露光に対する光感度が顕著に
高められるという点で望ましい。また、第1の層7aは
第2の層7bに比べて光導電率を高めた方がよく、これ
によっても第1の層7aにおいてより多くの光生成キャ
リアが発生し、透光性支持体側からの露光に対する光感
度が顕著に高められるという点で望ましい。
【0020】更に本発明者等は、第1の層7aを第1の
層領域7c及び第2の層領域7dを順次積層した層構成
とし、第1、第2の両層領域に前記( イ) 〜( ニ) のい
ずれかに示す通りにIIIa族元素またはVa族元素を含有
させることにより、透光性導電層6からのキャリア注入
が阻止されるために感光体の帯電特性や電荷保持能並び
に絶縁耐圧等が高められ、感光体層の厚みをより薄くで
きるとともに、光励起によって発生したキャリアのうち
現像バイアスと逆極性のものが効率よく第2の層7bに
移動でき、その結果、光感度がより一層顕著に高められ
ることを見い出した。
層領域7c及び第2の層領域7dを順次積層した層構成
とし、第1、第2の両層領域に前記( イ) 〜( ニ) のい
ずれかに示す通りにIIIa族元素またはVa族元素を含有
させることにより、透光性導電層6からのキャリア注入
が阻止されるために感光体の帯電特性や電荷保持能並び
に絶縁耐圧等が高められ、感光体層の厚みをより薄くで
きるとともに、光励起によって発生したキャリアのうち
現像バイアスと逆極性のものが効率よく第2の層7bに
移動でき、その結果、光感度がより一層顕著に高められ
ることを見い出した。
【0021】第2の層7bについては第1の層7aに比
べて暗導電率を1桁以上小さくして高抵抗にすることが
よく、これによって感光体の帯電特性や電荷保持能や絶
縁耐圧等が高められ、感光体層の厚みをより薄くして用
いることが可能になるという点で望ましい。
べて暗導電率を1桁以上小さくして高抵抗にすることが
よく、これによって感光体の帯電特性や電荷保持能や絶
縁耐圧等が高められ、感光体層の厚みをより薄くして用
いることが可能になるという点で望ましい。
【0022】第1の層領域7c及び第2の層領域7dの
厚みは、いずれも0.05〜3μmの範囲内にするとよ
く、第1の層7aの厚みとして0.1〜5μm、好適に
は0.3〜3μmの範囲内がよい。これらの範囲内であ
れば、透光性導電層6からのキャリア注入を阻止し、露
光が十分に吸収され、光励起により発生したキャリアの
うち現像バイアスと逆極性のキャリアは第2の層7b
に、同極性のキャリアは透光性導電層6側に効率よく移
動することにより、光感度が高くなる。
厚みは、いずれも0.05〜3μmの範囲内にするとよ
く、第1の層7aの厚みとして0.1〜5μm、好適に
は0.3〜3μmの範囲内がよい。これらの範囲内であ
れば、透光性導電層6からのキャリア注入を阻止し、露
光が十分に吸収され、光励起により発生したキャリアの
うち現像バイアスと逆極性のキャリアは第2の層7b
に、同極性のキャリアは透光性導電層6側に効率よく移
動することにより、光感度が高くなる。
【0023】第2の層7bの厚みは、0.5〜10μ
m、好適には1〜8μmの範囲内にするとよく、この範
囲内であれば、十分な帯電特性や絶縁耐圧が得られると
ともに、良好なキャリア移動が行なわれ、残留電位が低
く抑えられる。
m、好適には1〜8μmの範囲内にするとよく、この範
囲内であれば、十分な帯電特性や絶縁耐圧が得られると
ともに、良好なキャリア移動が行なわれ、残留電位が低
く抑えられる。
【0024】また、光導電層7全体の厚みは1〜15μ
m、好適には2〜10μmの範囲内がよく、この範囲内
であれば、帯電特性、絶縁耐圧、光感度、残留電位など
の特性が良好な感光体となる。
m、好適には2〜10μmの範囲内がよく、この範囲内
であれば、帯電特性、絶縁耐圧、光感度、残留電位など
の特性が良好な感光体となる。
【0025】上記のような特性並びに機能を有する層構
成によれば、第1の層7aに( イ)〜( ニ) に示したよ
うにIIIa族元素やVa族元素を含有させるとともに、第
2の層7bにもIIIa族元素やVa族元素を含有させた
り、第1の層7a及び第2の層7bの両層にカーボン、
酸素、窒素などの元素を含有させてもよく、また、各層
のa−Si系光導電層はグロー放電分解法に基づいて原
料ガス及び希釈ガスの各ガス流量やガス圧、高周波電
力、成膜温度等を適宜設定することにより得られる。
成によれば、第1の層7aに( イ)〜( ニ) に示したよ
うにIIIa族元素やVa族元素を含有させるとともに、第
2の層7bにもIIIa族元素やVa族元素を含有させた
り、第1の層7a及び第2の層7bの両層にカーボン、
酸素、窒素などの元素を含有させてもよく、また、各層
のa−Si系光導電層はグロー放電分解法に基づいて原
料ガス及び希釈ガスの各ガス流量やガス圧、高周波電
力、成膜温度等を適宜設定することにより得られる。
【0026】そこで本発明者等は上記第1の層7aと第
2の層7bについて、その組成等を変えて次のようなタ
イプA〜Dの感光体を得ることができた。
2の層7bについて、その組成等を変えて次のようなタ
イプA〜Dの感光体を得ることができた。
【0027】タイプA
このタイプAの感光体においては、いずれの層もa−S
i層により形成しており、そして、第1の層7aには(
イ) 〜( ニ) に示したようにIIIa族元素やVa族元素を
含有させるとともに、その含有量を第2の層7bに比べ
て多くするのがよい。
i層により形成しており、そして、第1の層7aには(
イ) 〜( ニ) に示したようにIIIa族元素やVa族元素を
含有させるとともに、その含有量を第2の層7bに比べ
て多くするのがよい。
【0028】この際、正バイアス対応型であれば、これ
らの元素を( イ) 、( ロ) に示す通りに含有させ、負バ
イアス対応型であれば、( ハ) 、( ニ) に示す通りに含
有させればよい。
らの元素を( イ) 、( ロ) に示す通りに含有させ、負バ
イアス対応型であれば、( ハ) 、( ニ) に示す通りに含
有させればよい。
【0029】第2の層7bについても、各正負バイアス
対応型に応じて第2の層領域7dと同様な範囲のVa族
元素やIIIa族元素を含有すればよいが、第1の層7aよ
りも高い暗抵抗を保持するため、それらの含有量は第2
の層領域7dよりも少なくする。就中、この層7bをi
型化して高抵抗にするためには、IIIa族元素を100p
pm以下、好適には0.1〜30ppmの範囲で含有す
ればよく、これによって電荷保持能や絶縁耐圧が十分に
高められるとともに、電子の走行も十分に確保される。
対応型に応じて第2の層領域7dと同様な範囲のVa族
元素やIIIa族元素を含有すればよいが、第1の層7aよ
りも高い暗抵抗を保持するため、それらの含有量は第2
の層領域7dよりも少なくする。就中、この層7bをi
型化して高抵抗にするためには、IIIa族元素を100p
pm以下、好適には0.1〜30ppmの範囲で含有す
ればよく、これによって電荷保持能や絶縁耐圧が十分に
高められるとともに、電子の走行も十分に確保される。
【0030】タイプB
このタイプBの感光体によれば、第1の層7aはタイプ
Aの感光体と同じa−Si層であるが、第2の層7bに
ついては、アモルファスシリコンカーバイド(以下a−
SiCと略す)により形成する。そのa−SiC層はS
i1-X CX のX値を0.01≦X≦0.5、好適には
0.05≦X≦0.45の範囲に設定するとよく、この
範囲であれば、a−Si層よりも高抵抗となり、かつ良
好なキャリアの走行が確保できるという点で望ましい。
また、このようなa−SiC層に対してもタイプAの第
2の層7bと同様に第2の層領域7dに比べてIIIa族元
素やVa族元素の含有量が少なくなるように含有させれ
ばよい。
Aの感光体と同じa−Si層であるが、第2の層7bに
ついては、アモルファスシリコンカーバイド(以下a−
SiCと略す)により形成する。そのa−SiC層はS
i1-X CX のX値を0.01≦X≦0.5、好適には
0.05≦X≦0.45の範囲に設定するとよく、この
範囲であれば、a−Si層よりも高抵抗となり、かつ良
好なキャリアの走行が確保できるという点で望ましい。
また、このようなa−SiC層に対してもタイプAの第
2の層7bと同様に第2の層領域7dに比べてIIIa族元
素やVa族元素の含有量が少なくなるように含有させれ
ばよい。
【0031】タイプC
このタイプCの感光体においては、第2の層7bはタイ
プAの感光体と同じa−Si層であるが、第1の層7a
については、a−SiC により形成する。そのa−S
iC層はSi1-X CX のX値を0<X≦0.4、好適に
は0.01≦X≦0.3の範囲に設定するとよく、この
範囲であれば、特に短波長光に対する光感度を高めるこ
とができる。また、タイプAの第1の層7aと同様に現
像バイアスの極性に応じて( イ) 〜( ニ) に示す通りに
IIIa族元素やVa族元素を含有させるとともに、第2の
層7bに比べてそれらの含有量が多くなるように含有さ
せればよい。
プAの感光体と同じa−Si層であるが、第1の層7a
については、a−SiC により形成する。そのa−S
iC層はSi1-X CX のX値を0<X≦0.4、好適に
は0.01≦X≦0.3の範囲に設定するとよく、この
範囲であれば、特に短波長光に対する光感度を高めるこ
とができる。また、タイプAの第1の層7aと同様に現
像バイアスの極性に応じて( イ) 〜( ニ) に示す通りに
IIIa族元素やVa族元素を含有させるとともに、第2の
層7bに比べてそれらの含有量が多くなるように含有さ
せればよい。
【0032】タイプD
このタイプDの感光体については、タイプBの第2の層
7bとタイプCの第1の層7aとの組合せで、両層とも
a−SiC層であるような感光体とした点が特徴であ
る。
7bとタイプCの第1の層7aとの組合せで、両層とも
a−SiC層であるような感光体とした点が特徴であ
る。
【0033】かくして得られる4タイプの感光体につい
ては、IIIa族元素やVa族元素の含有量並びにカーボン
含有量などを変えることによって、前述したような所定
通りの光導電率や暗導電率を得ることができる。
ては、IIIa族元素やVa族元素の含有量並びにカーボン
含有量などを変えることによって、前述したような所定
通りの光導電率や暗導電率を得ることができる。
【0034】また、タイプC、Dについては、第1の層
7aをa−SiC層により形成したことによって短波長
側の光に対して高い光感度となり、LEDヘッドより波
長の短いELヘッドに好適となる。
7aをa−SiC層により形成したことによって短波長
側の光に対して高い光感度となり、LEDヘッドより波
長の短いELヘッドに好適となる。
【0035】また、タイプB、Dについては、第2の層
7bをa−SiC層により形成したことによって、a−
Si層に比べて感光体の絶縁耐圧が高められ、同じ現像
バイアスに対して感光体層の厚みが小さくできた。
7bをa−SiC層により形成したことによって、a−
Si層に比べて感光体の絶縁耐圧が高められ、同じ現像
バイアスに対して感光体層の厚みが小さくできた。
【0036】本発明の画像形成装置は上述した光導電層
7に更に図4〜図6に示すように透光性導電層6と光導
電層7の間にキャリア注入阻止層14を形成したり、或
いは光導電層7の上に表面層15を積層してもよい。
7に更に図4〜図6に示すように透光性導電層6と光導
電層7の間にキャリア注入阻止層14を形成したり、或
いは光導電層7の上に表面層15を積層してもよい。
【0037】表面層15は絶縁層もしくは高抵抗層であ
り、有機材料もしくは無機材料のいずれによっても形成
することができる。
り、有機材料もしくは無機材料のいずれによっても形成
することができる。
【0038】尚、本発明においては、絶縁層及び高抵抗
層を次のように定義する。
層を次のように定義する。
【0039】先ず、絶縁層とは体積抵抗率が極めて大き
く、その層の内部において、正負両電極の電荷の移動を
共に阻止する性質を有するものをいう。他方の高抵抗層
とは体積抵抗率が絶縁層に比べて小さいが、光導電層に
比べて大きいものである。就中、その層の内部において
一方の極性の電荷の移動は阻止するが、他方の極性の電
荷の移動を許容する性質を有するものが望ましい。
く、その層の内部において、正負両電極の電荷の移動を
共に阻止する性質を有するものをいう。他方の高抵抗層
とは体積抵抗率が絶縁層に比べて小さいが、光導電層に
比べて大きいものである。就中、その層の内部において
一方の極性の電荷の移動は阻止するが、他方の極性の電
荷の移動を許容する性質を有するものが望ましい。
【0040】絶縁層に用いられる有機材料であれば、マ
イラー、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリパラキ
シリレンなどが挙げられ、それを塗布或いは蒸着などの
方法により形成する。
イラー、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリパラキ
シリレンなどが挙げられ、それを塗布或いは蒸着などの
方法により形成する。
【0041】絶縁層もしくは高抵抗層に用いられる無機
材料としては例えばa−SiCがあり、その他にシリコ
ンナイトライド、シリコンオキサイド、シリコンオキシ
カーバイド、シリコンオキシナイトライドなどがあり、
それを薄膜形成手段により形成する。
材料としては例えばa−SiCがあり、その他にシリコ
ンナイトライド、シリコンオキサイド、シリコンオキシ
カーバイド、シリコンオキシナイトライドなどがあり、
それを薄膜形成手段により形成する。
【0042】表面層15にa−SiC層を用いた場合に
はa−SiC光導電層7に含まれるカーボン量に比べて
カーボンを多く含有させればよい。その場合、Si1-X
Cx のX値で0.3<X<1.0、好適には0.5 ≦
X≦0.95の範囲がよい。
はa−SiC光導電層7に含まれるカーボン量に比べて
カーボンを多く含有させればよい。その場合、Si1-X
Cx のX値で0.3<X<1.0、好適には0.5 ≦
X≦0.95の範囲がよい。
【0043】表面層15の厚みは0.05〜5μm、好
適には0.1〜3μmにすればよく、0.05μm 未満の場
合には、この層15で十分な画像濃度の向上や絶縁耐圧
の向上ができず、また、繰り返し使用した場合、磨耗に
より寿命も劣る。5μm を越えた場合には精細な電荷パ
ターンを形成するに当たって、この層15中で電界(電
気力線)が膜面方向に広がりを生じ、これにより、解像
力の低下をきたし、十分な解像度が得られない。或いは
表面に残留する電荷が多くなって残留電位が高くなるた
め、画像濃度の低下やバックのかぶり或いは繰り返し使
用における画像濃度の変化等の問題が生じる。
適には0.1〜3μmにすればよく、0.05μm 未満の場
合には、この層15で十分な画像濃度の向上や絶縁耐圧
の向上ができず、また、繰り返し使用した場合、磨耗に
より寿命も劣る。5μm を越えた場合には精細な電荷パ
ターンを形成するに当たって、この層15中で電界(電
気力線)が膜面方向に広がりを生じ、これにより、解像
力の低下をきたし、十分な解像度が得られない。或いは
表面に残留する電荷が多くなって残留電位が高くなるた
め、画像濃度の低下やバックのかぶり或いは繰り返し使
用における画像濃度の変化等の問題が生じる。
【0044】前記キャリア注入阻止層14には絶縁層ま
たは高抵抗層、またはP型半導体層、N型半導体層のい
ずれの層を用いてもよい。この層14には前記表面層1
5と同じ材料により形成してもよく、或いはa−Si系
の材料を用いてもよい。通常、a−SiC光導電層7に
おける光キャリア発生に有効な光を吸収しないように、
その光導電層7に比べて光学的バンドギャップを大きく
する必要がある。そのために例えば酸素また窒素等の元
素を含有させるとよい。また、キャリア注入阻止層14
をa−SiC層により形成した場合、光導電層7に比べ
てカーボン量を多くすればよい。
たは高抵抗層、またはP型半導体層、N型半導体層のい
ずれの層を用いてもよい。この層14には前記表面層1
5と同じ材料により形成してもよく、或いはa−Si系
の材料を用いてもよい。通常、a−SiC光導電層7に
おける光キャリア発生に有効な光を吸収しないように、
その光導電層7に比べて光学的バンドギャップを大きく
する必要がある。そのために例えば酸素また窒素等の元
素を含有させるとよい。また、キャリア注入阻止層14
をa−SiC層により形成した場合、光導電層7に比べ
てカーボン量を多くすればよい。
【0045】また、キャリア注入阻止層14をa−Si
系の層により形成する場合、透光性導電層5から光導電
層7へのキャリアの注入を阻止するために不純物元素を
含有させてP型やN型の半導体層としてもよい。即ち、
負電荷キャリアの注入を阻止するためには第IIIa族元素
を1〜10,000ppm、好適には100〜5,00
0ppm含有するとよく、一方、正電荷キャリアの注入
を阻止するためには第Va族元素を5,000ppm以
下、好適には300〜3,000ppm含有するとよ
い。これらの元素は層厚方向に亘って勾配を設けてもよ
く、その場合には層全体の平均含有量が上記範囲内であ
ればよい。
系の層により形成する場合、透光性導電層5から光導電
層7へのキャリアの注入を阻止するために不純物元素を
含有させてP型やN型の半導体層としてもよい。即ち、
負電荷キャリアの注入を阻止するためには第IIIa族元素
を1〜10,000ppm、好適には100〜5,00
0ppm含有するとよく、一方、正電荷キャリアの注入
を阻止するためには第Va族元素を5,000ppm以
下、好適には300〜3,000ppm含有するとよ
い。これらの元素は層厚方向に亘って勾配を設けてもよ
く、その場合には層全体の平均含有量が上記範囲内であ
ればよい。
【0046】このようにキャリア注入阻止層14に第II
Ia族元素を含有した場合、正極性の現像バイアスが用い
られ、他方、第Va族元素を含有した場合、負極性の現
像バイアスが用いられる。
Ia族元素を含有した場合、正極性の現像バイアスが用い
られ、他方、第Va族元素を含有した場合、負極性の現
像バイアスが用いられる。
【0047】第IIIa族元素や第Va族元素としては、そ
れぞれB元素やP元素が共有結合性に優れて半導体特性
を敏感に変え得る点で、その上優れた注入阻止能並びに
光感度が得られるという点で望ましい。
れぞれB元素やP元素が共有結合性に優れて半導体特性
を敏感に変え得る点で、その上優れた注入阻止能並びに
光感度が得られるという点で望ましい。
【0048】上記キャリア注入阻止層14には酸素及び
/又は窒素の各元素合計含有量が0.01〜30原子%
の範囲内で含有させた場合、透光性導電層6からのキャ
リアの注入を更に一層阻止することができるとともに、
その層6に対する密着力も一段と高めることができる。
/又は窒素の各元素合計含有量が0.01〜30原子%
の範囲内で含有させた場合、透光性導電層6からのキャ
リアの注入を更に一層阻止することができるとともに、
その層6に対する密着力も一段と高めることができる。
【0049】また上記キャリア注入阻止層14の厚みは
0.01〜5μm、好適には0.1〜3μmの範囲内が
よく、これにより、必要な絶縁耐圧が確保し易く、また
この層での露光の不必要な吸収を抑制して光導電層にお
いて光キャリアを有効に生成でき、しかも、残留電位の
上昇を抑制することができる。
0.01〜5μm、好適には0.1〜3μmの範囲内が
よく、これにより、必要な絶縁耐圧が確保し易く、また
この層での露光の不必要な吸収を抑制して光導電層にお
いて光キャリアを有効に生成でき、しかも、残留電位の
上昇を抑制することができる。
【0050】次に実施例を個々詳述する。
【0051】(例1)透明な円筒状ガラス基板の周面
に、透光性導電層としてITO層を活性反応蒸着法によ
り1000Åの厚みで形成し、次いでその上に容量結合
型グロー放電分解装置を用いて表1の成膜条件によりa
−Si注入阻止層、第1の層領域と第2の層領域を積層
した第1の層並びに第2の層、更にa−SiC表面高抵
抗層を順次積層して、感光体Aを作製した。
に、透光性導電層としてITO層を活性反応蒸着法によ
り1000Åの厚みで形成し、次いでその上に容量結合
型グロー放電分解装置を用いて表1の成膜条件によりa
−Si注入阻止層、第1の層領域と第2の層領域を積層
した第1の層並びに第2の層、更にa−SiC表面高抵
抗層を順次積層して、感光体Aを作製した。
【0052】
【表1】
【0053】この感光体Aについて、50μW/cm2
の光強度に対する光導電層の光導電率σp 並びに暗導電
率σd を測定したところ、表1に示す通りの結果が得ら
れた。
の光強度に対する光導電層の光導電率σp 並びに暗導電
率σd を測定したところ、表1に示す通りの結果が得ら
れた。
【0054】かくして得られた感光体Aにおいては、a
−Si注入阻止層がITO層との密着性に優れ、膜の剥
がれが生じなかった。また、この感光体Aを図1に示す
ような画像形成装置に装着し、そして、スリーブ9と透
光性導電層6との間に+100Vの電圧を印加しなが
ら、波長660nm、露光量0.5μJ/cm2 の条件
で画像露光を行い、感光体上にトナー像を形成し、その
トナー像を記録紙に転写し、熱定着を行って画像を得
た。この画像を評価したところ、光学濃度(以下、O.
D.と記す)が1.2の画像濃度を有し、バックのかぶ
りのない解像度の良好な画像であった。
−Si注入阻止層がITO層との密着性に優れ、膜の剥
がれが生じなかった。また、この感光体Aを図1に示す
ような画像形成装置に装着し、そして、スリーブ9と透
光性導電層6との間に+100Vの電圧を印加しなが
ら、波長660nm、露光量0.5μJ/cm2 の条件
で画像露光を行い、感光体上にトナー像を形成し、その
トナー像を記録紙に転写し、熱定着を行って画像を得
た。この画像を評価したところ、光学濃度(以下、O.
D.と記す)が1.2の画像濃度を有し、バックのかぶ
りのない解像度の良好な画像であった。
【0055】(例2)
(例1)の感光体作製に当たって、表1に示す各層に代
えて表2に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域に区別がない第1の層、第2
の層、a−SiC表面高抵抗層を順次形成し、その他は
(例1)と同じ条件により作製して感光体Bを作った。
えて表2に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域に区別がない第1の層、第2
の層、a−SiC表面高抵抗層を順次形成し、その他は
(例1)と同じ条件により作製して感光体Bを作った。
【0056】
【表2】
【0057】かくして得られた感光体Bの光導電層の光
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表2に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Bを(例1) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコ
ントラストが得られず、感光体Aに比べて感度が劣って
いた。
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表2に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Bを(例1) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコ
ントラストが得られず、感光体Aに比べて感度が劣って
いた。
【0058】(例3)
(例1)の感光体作製に当たって、表1に示す各層に代
えて表3に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域を積層したa−Si第1の
層、a−SiC第2の層、a−SiC表面高抵抗層を順
次形成し、その他は(例1)と同じ条件により作製して
感光体Cを作った。
えて表3に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域を積層したa−Si第1の
層、a−SiC第2の層、a−SiC表面高抵抗層を順
次形成し、その他は(例1)と同じ条件により作製して
感光体Cを作った。
【0059】
【表3】
【0060】かくして得られた感光体Cの光導電層の光
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表3に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Cを(例1) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、O.D.が1.2の画像濃度を有し、バ
ックのかぶりのない、解像度の良好な画像であった。
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表3に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Cを(例1) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、O.D.が1.2の画像濃度を有し、バ
ックのかぶりのない、解像度の良好な画像であった。
【0061】更にバイアスを+150Vに上げ、露光量
0.6μJ/cm2 で行ったところ、O.D.が1.4
の良好な画像を得、高い耐電圧と高い光感度を合わせ持
つことが確認された。
0.6μJ/cm2 で行ったところ、O.D.が1.4
の良好な画像を得、高い耐電圧と高い光感度を合わせ持
つことが確認された。
【0062】(例4)
(例3)の感光体作製に当たって、表3に示す各層に代
えて表4に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、単
一の組成からなるa−Si第1の層、a−SiC第2の
層、a−SiC表面高抵抗層を順次形成し、その他は
(例3)と同じ条件により作製して感光体Dを作った。
えて表4に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、単
一の組成からなるa−Si第1の層、a−SiC第2の
層、a−SiC表面高抵抗層を順次形成し、その他は
(例3)と同じ条件により作製して感光体Dを作った。
【0063】
【表4】
【0064】かくして得られた感光体Dの光導電層の光
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表4に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Dを(例1) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコ
ントラストが得られず、感光体Cに比べて感度が劣って
いた。
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表4に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Dを(例1) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコ
ントラストが得られず、感光体Cに比べて感度が劣って
いた。
【0065】(例5)次に本発明者等は(例1)の感光
体Aを作製するに当たり、光導電層の第1の層領域と第
2の層領域を積層した第1の層と、第2の層の成膜にお
ける各ガスの流量、ガス圧、RF電力などの条件を変えて
各層の光導電率σp (露光条件:660nm、50μW
/cm2 )並びに暗導電率σd を表5に示すように変
え、これによって感光体E〜Oを作製し、そして、各感
光体の画像濃度、バックのかぶり及び解像度を測定した
ところ、表5に示す通りの結果が得られた。同表中に示
す各種評価結果はいずれも◎印、○印及び△印の3種類
に区分しており、いずれも◎印は非常に良好な評価が得
られた場合であり、○印は実用上何等支障がない位にや
や良好な評価が得られた場合であり、また△印はやや劣
って実用上問題がある場合である。
体Aを作製するに当たり、光導電層の第1の層領域と第
2の層領域を積層した第1の層と、第2の層の成膜にお
ける各ガスの流量、ガス圧、RF電力などの条件を変えて
各層の光導電率σp (露光条件:660nm、50μW
/cm2 )並びに暗導電率σd を表5に示すように変
え、これによって感光体E〜Oを作製し、そして、各感
光体の画像濃度、バックのかぶり及び解像度を測定した
ところ、表5に示す通りの結果が得られた。同表中に示
す各種評価結果はいずれも◎印、○印及び△印の3種類
に区分しており、いずれも◎印は非常に良好な評価が得
られた場合であり、○印は実用上何等支障がない位にや
や良好な評価が得られた場合であり、また△印はやや劣
って実用上問題がある場合である。
【0066】
【表5】
【0067】表5に示す結果より本発明の感光体F、
G、I、J、L、Mにおいては、画像濃度、バックのか
ぶり、解像度のいずれの特性も優れていることが判る。
G、I、J、L、Mにおいては、画像濃度、バックのか
ぶり、解像度のいずれの特性も優れていることが判る。
【0068】(例6)透明な円筒状ガラス基板の周面
に、透光性導電層としてITO層を活性反応蒸着法によ
り1000Åの厚みで形成し、次いでその上に容量結合
型グロー放電分解装置を用いて表6の成膜条件によりa
−Si注入阻止層、第1の層領域と第2の層領域を積層
した第1の層並びに第2の層、更にa−SiC表面絶縁
層を順次積層して、感光体Pを作製した。
に、透光性導電層としてITO層を活性反応蒸着法によ
り1000Åの厚みで形成し、次いでその上に容量結合
型グロー放電分解装置を用いて表6の成膜条件によりa
−Si注入阻止層、第1の層領域と第2の層領域を積層
した第1の層並びに第2の層、更にa−SiC表面絶縁
層を順次積層して、感光体Pを作製した。
【0069】
【表6】
【0070】この感光体Pについて、50μW/cm2
の光強度に対する光導電層の光導電率σp 並びに暗導電
率σd を測定したところ、表6に示す通りの結果が得ら
れた。
の光強度に対する光導電層の光導電率σp 並びに暗導電
率σd を測定したところ、表6に示す通りの結果が得ら
れた。
【0071】かくして得られた感光体Pにおいては、a
−Si注入阻止層がITO層との密着性に優れ、膜の剥
がれが生じなかった。また、この感光体Pを図1に示す
ような画像形成装置に装着し、そして、スリーブ9と透
光性導電層6との間に+100Vの電圧を印加しながら、
波長660nm、露光量0.5μJ/cm2 の条件で画
像露光を行い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナ
ー像を記録紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。こ
の画像を評価したところ、光学濃度(以下、O.D.と
記す)が1.2の画像濃度を有し、バックのかぶりのな
い解像度の良好な画像であった。
−Si注入阻止層がITO層との密着性に優れ、膜の剥
がれが生じなかった。また、この感光体Pを図1に示す
ような画像形成装置に装着し、そして、スリーブ9と透
光性導電層6との間に+100Vの電圧を印加しながら、
波長660nm、露光量0.5μJ/cm2 の条件で画
像露光を行い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナ
ー像を記録紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。こ
の画像を評価したところ、光学濃度(以下、O.D.と
記す)が1.2の画像濃度を有し、バックのかぶりのな
い解像度の良好な画像であった。
【0072】(例7)
(例6)の感光体作製に当たって、表6に示す各層に代
えて表7に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域に区別がない第1の層、第2
の層、a−SiC表面絶縁層を順次形成し、その他は
(例1)と同じ条件により作製して感光体Qを作った。
えて表7に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域に区別がない第1の層、第2
の層、a−SiC表面絶縁層を順次形成し、その他は
(例1)と同じ条件により作製して感光体Qを作った。
【0073】
【表7】
【0074】かくして得られた感光体Qの光導電層の光
導電率σp と暗導電率σd を(例6)と同様に測定した
ところ、表7に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Qを(例6) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコ
ントラストが得られず、感光体Pに比べて感度が劣って
いた。
導電率σp と暗導電率σd を(例6)と同様に測定した
ところ、表7に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Qを(例6) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコ
ントラストが得られず、感光体Pに比べて感度が劣って
いた。
【0075】(例8)
(例6)の感光体作製に当たって、表6に示す各層に代
えて表8に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域を積層したa−Si第1の
層、a−SiC第2の層、a−SiC表面絶縁層を順次
形成し、その他は(例6)と同じ条件により作製して感
光体Rを作った。
えて表8に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、第
1の層領域と第2の層領域を積層したa−Si第1の
層、a−SiC第2の層、a−SiC表面絶縁層を順次
形成し、その他は(例6)と同じ条件により作製して感
光体Rを作った。
【0076】
【表8】
【0077】かくして得られた感光体Rの光導電層の光
導電率σp と暗導電率σd を(例6)と同様に測定した
ところ、表8に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Rを(例6) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、O.D.が1.2の画像濃度を有し、バ
ックのかぶりのない、解像度の良好な画像であった。
導電率σp と暗導電率σd を(例6)と同様に測定した
ところ、表8に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Rを(例6) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、O.D.が1.2の画像濃度を有し、バ
ックのかぶりのない、解像度の良好な画像であった。
【0078】更にバイアスを+150Vに上げ、露光量
0.6μJ/cm2 で行ったところ、O.D.が1.4
の良好な画像を得、高い耐電圧と高い光感度を合わせ持
つことが確認された。
0.6μJ/cm2 で行ったところ、O.D.が1.4
の良好な画像を得、高い耐電圧と高い光感度を合わせ持
つことが確認された。
【0079】(例9)
(例8)の感光体作製に当たって、表8に示す各層に代
えて表9に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、単
一の組成からなるa−Si第1の層、a−SiC第2の
層、a−SiC表面絶縁層を順次形成し、その他は(例
8)と同じ条件により作製して感光体Sを作った。
えて表9に示す成膜条件によりa−Si注入阻止層、単
一の組成からなるa−Si第1の層、a−SiC第2の
層、a−SiC表面絶縁層を順次形成し、その他は(例
8)と同じ条件により作製して感光体Sを作った。
【0080】
【表9】
【0081】かくして得られた感光体Sの光導電層の光
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表9に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Sを(例6) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコン
トラストが得られず、感光体Cに比べて感度が劣ってい
た。
導電率σp と暗導電率σd を(例1)と同様に測定した
ところ、表9に示す通りの結果が得られ、また、膜の剥
がれが生じなかった。次にこの感光体Sを(例6) と同
様に画像形成装置に装着し、同一条件で画像露光を行
い、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写し、熱定着を行って画像を得た。この画像を評
価したところ、露光量0.5μJ/cm2 では十分なコン
トラストが得られず、感光体Cに比べて感度が劣ってい
た。
【0082】(例10)次に本発明者等は(例6)の感
光体Pを作製するに当たり、光導電層の第1の層領域と
第2の層領域を積層した第1の層と、第2の層の成膜に
おける各ガスの流量、ガス圧、RF電力などの条件を変え
て各層の光導電率σp (露光条件:660nm、50μ
W/cm2 )並びに暗導電率σd を表10に示すように
変え、これによって感光体T−1〜T−12を作製し、
そして、各感光体の画像濃度、バックのかぶり及び解像
度を測定したところ、表10に示す通りの結果が得られ
た。
光体Pを作製するに当たり、光導電層の第1の層領域と
第2の層領域を積層した第1の層と、第2の層の成膜に
おける各ガスの流量、ガス圧、RF電力などの条件を変え
て各層の光導電率σp (露光条件:660nm、50μ
W/cm2 )並びに暗導電率σd を表10に示すように
変え、これによって感光体T−1〜T−12を作製し、
そして、各感光体の画像濃度、バックのかぶり及び解像
度を測定したところ、表10に示す通りの結果が得られ
た。
【0083】
【表10】
【0084】表10に示す結果より本発明の感光体T−
2、T−3、T−5、T−6、T−8、T−9において
は、画像濃度、バックのかぶり、解像度のいずれの特性
も優れていることが判る。
2、T−3、T−5、T−6、T−8、T−9において
は、画像濃度、バックのかぶり、解像度のいずれの特性
も優れていることが判る。
【0085】
【発明の効果】以上の通り、本発明の画像形成装置によ
れば、光導電層を機能の異なる2層により形成し、しか
も、透光性導電層側の第1の層をIIIa族元素またはVa
族元素を含有させた第1の層領域と第2の層領域の積層
としたことによって、高い光感度を得ることができた。
れば、光導電層を機能の異なる2層により形成し、しか
も、透光性導電層側の第1の層をIIIa族元素またはVa
族元素を含有させた第1の層領域と第2の層領域の積層
としたことによって、高い光感度を得ることができた。
【0086】また本発明によれば、光導電層の上に表面
層を積層して耐磨耗性及び耐環境性を高めるとともに、
キャリア注入阻止層を形成して光感度や絶縁耐圧や感光
体層の密着性を高めた画像形成装置を提供することがで
きた。
層を積層して耐磨耗性及び耐環境性を高めるとともに、
キャリア注入阻止層を形成して光感度や絶縁耐圧や感光
体層の密着性を高めた画像形成装置を提供することがで
きた。
【図1】本発明に係わる画像形成装置の基本的構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】感光体の働きを表す模式図である。
【図3】感光体の層構成を表す断面図である。
【図4】感光体の層構成を表す断面図である。
【図5】感光体の層構成を表す断面図である。
【図6】感光体の層構成を表す断面図である。
1 感光体
2 LEDヘッド
3 現像器
4 転写ローラ
6 透光性導電層
7 光導電層
7a 第1の光導電層
7b 第2の光導電層
7c 第1の層領域
7d 第2の層領域
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 宮本 直興
京都市山科区東野北井ノ上町5番地の22
京セラ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】透光性支持体上に透光性導電層を形成し、
該透光性導電層の上に周期律表第IIIa族元素を1〜1
0,000ppm 含有する第1の層領域及び周期律表
第Va族元素を1,000ppm以下(但し0も含む)
で含有する第2の層領域が順次積層された50μW/c
m2 の光強度に対する光導電率が10-7(Ω・cm )-1
以上であるアモルファスシリコン系第1の光導電層と、
暗導電率が10-9(Ω・cm )-1以下であるとともに上
記アモルファスシリコン系第1の光導電層の暗導電率に
比べて10分の1以下であるアモルファスシリコン系第
2の光導電層とを順次積層して成る感光体と、該感光体
の上記第2の光導電層側に現像手段を配設するととも
に、上記感光体に現像剤による画像を形成させるべく上
記透光性支持体側から照射する光源とから成る画像形成
装置。 - 【請求項2】透光性支持体上に透光性導電層を形成し、
該透光性導電層の上に周期律表第Va族元素を10,0
00ppm以下(但し0も含む)で含有する第1の層領
域及び周期律表第IIIa族元素を1〜1,000ppm含
有する第2の層領域が順次積層された50μW/cm2
の光強度に対する光導電率が10-7(Ω・cm )-1以上
であるアモルファスシリコン系第1の光導電層と、暗導
電率が10-9(Ω・cm )-1以下であるとともに上記ア
モルファスシリコン系第1の光導電層の暗導電率に比べ
て10分の1以下であるアモルファスシリコン系第2の
光導電層とを順次積層して成る感光体と、該感光体の上
記第2の光導電層側に現像手段を配設するとともに、上
記感光体に現像剤による画像を形成させるべく上記透光
性支持体側から照射する光源とから成る画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3084786A JPH052297A (ja) | 1990-12-28 | 1991-03-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-417145 | 1990-12-28 | ||
| JP41714590 | 1990-12-28 | ||
| JP3084786A JPH052297A (ja) | 1990-12-28 | 1991-03-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052297A true JPH052297A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=26425781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3084786A Pending JPH052297A (ja) | 1990-12-28 | 1991-03-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052297A (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP3084786A patent/JPH052297A/ja active Pending
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