JPH05230096A - ペプチド又はその塩並びにそれらを含有する自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬 - Google Patents

ペプチド又はその塩並びにそれらを含有する自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬

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JPH05230096A
JPH05230096A JP4086719A JP8671992A JPH05230096A JP H05230096 A JPH05230096 A JP H05230096A JP 4086719 A JP4086719 A JP 4086719A JP 8671992 A JP8671992 A JP 8671992A JP H05230096 A JPH05230096 A JP H05230096A
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peptide
amino acid
tyr
group
sequence
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Toru Mori
徹 森
Hideo Sugawa
秀夫 須川
Shuitsu Yamada
修逸 山田
Yasuyuki Ueda
泰行 上田
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自己免疫性甲状腺機能亢進症の診断薬又は治
療薬の有効成分として有用なペプチドを提供し、従来の
方法に比し自己免疫性甲状腺機能亢進症の診断の測定操
作を簡便化することである。 【構成】 配列番号1のアミノ酸配列において、16番
目及び17番目のTyr−Tyrを含み、かつ10〜3
4個のアミノ酸からなるペプチド又はその塩。 配列番号:1 配列の長さ:34 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なペプチド又はその
塩に関し、また、それを有効成分として含有する自己免
疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬に関する。
【0002】
【従来の技術】自己免疫性甲状腺疾患の原因物質の一つ
として考えられる甲状腺刺激ホルモン(以下TSHと略
す)の受容体自己抗体には、甲状腺刺激抗体(以下TS
Abと略す)とTSH結合阻害抗体(以下TBIIと略
す)がある。その量的変化は病態を知る上で重要なマー
カーと考えられる。従来、前記抗体の測定にはアデニレ
ートシクラーゼの活性化によるサイクリックAMP(c
AMP)の産生を指標にしたスティミュレーション・ア
ッセイ法と125I−TSHを用いたラジオイムノアッ
セイによるバインディング・アッセイ法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】スティミュレーショ
ン・アッセイ法では、小杉(Kosugi.S)らの方
法〔Endocrinology Vol 125.N
o.1 410頁(1989)〕が知られている。この
方法ではラット甲状腺細胞株FRTL5を用い、TSA
bとTSH受容体との結合によりアデニレートシクラー
ゼが活性化されることによって産生されるcAMPの量
を測定し、それを指標として、TSAbの活性を測定す
る。一方、バインディング・アッセイ法ではスミス(S
mith.B.R)らの方法〔Clinical En
docrinology Vol.17.409頁(1
982)〕が知られており、その方法では125I−T
SHを用い、ブタ甲状腺から可溶化したTSH受容体と
125I−TSHとの結合に対するTSH受容体自己抗
体による阻害の程度を測定する。ところがTSH受容体
自己抗体には種々のものが存在する。前者の方法ではT
SAbの活性のみが測定され、後者の方法ではTBII
の活性のみが測定される。従ってTSH受容体といずれ
か一方又は両方の前記自己抗体とが結合したか不明であ
る。また、従来の方法は測定に煩雑な操作を必要とする
ので、より簡易な方法の出現が望まれている。
【0004】本発明者らは特定のペプチドが、TSAb
を特異的に認識すること及びTSAbとTSH受容体と
の結合を阻害する作用を有することを見い出し、前記ペ
プチドが自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬とし
て有用であるとの知見を得、本発明を完成するに至っ
た。本発明はヒトのTSH受容体の一部構造に一致した
配列を有する合成ペプチドに関する。
【0005】
【発明の構成】本発明は、配列表配列番号1で表わされ
るアミノ酸配列において、16番目及び17番目のTy
r−Tyrを含み、かつ10〜34個のアミノ酸から構
成されるペプチド又はその塩を提供し、また、このもの
を含有する自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬を
提供するものである。
【0006】ここでいうペプチドの塩としては、薬理学
的に許容されるものであればいずれのものでもよいが、
例えば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩、
マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属塩、
モノメチルアミン、トリエチルアミンなどのアミン塩、
トリメチルエチルアンモニウム、テトラメチルアンモニ
ウムなどの第4級アンモニウム塩などの塩が挙げられ
る。
【0007】また、本発明の具体的なペプチドとして
は、例えば、配列表配列番号2〜16で示されるアミノ
酸配列が挙げられ、なかでも配列表配列番号3、5、
7、8、9、11、12、13又は14で示されるアミ
ノ酸配列が望ましく、配列表配列番号3又は12で示さ
れるアミノ酸配列がより望ましい。
【0008】なお、本明細書全般に亙り記載の略記号は
次の意味を有する。 Lys ; L−リジン Glu ; L−グルタミン酸 Pro ; L−プロリン Phe ; L−フェニルアラニン Gln ; L−グルタミン Asp ; L−アスパラギン酸 Thr ; L−スレオニン Asn ; L−アスパラギン Val ; L−バリン Ile ; L−イソロイシン Leu ; L−ロイシン Gly ; グリシン PAM ; 4−オキシメチルフェニルアセタミ
ドメチル Boc ; t−ブトキシカルボニル Fmoc ; 9−フルオレニルメチルオキシカル
ボニル TFA ; トリフルオロ酢酸 TFMSA ; トリフルオロメタンスルホン酸
【0009】本発明のペプチドは、従来の液相法、固相
法などの方法で得ることができるが、より簡便には、固
相法による市販のペプチド合成機を用いて得ることがで
きる。固相法においては、ポリマー性の支持体に前記ペ
プチドのC末端側から、そのアミノ酸残基に対応したア
ミノ酸を縮合させペプチド結合を形成させる。縮合方法
としては、例えばDCC法、酸無水物法、活性化エステ
ル法などの方法を使用することができる。α−アミノ基
の保護基としてはBoc基又はFmoc基が使用でき
る。例えば、ペプチド自動合成装置を用いて合成する時
にはその装置のマニュアル指示に従い適宜アミノ酸の性
質を考慮して選択するのが好ましい。
【0010】固相法において使用される保護アミノ酸の
保護基としては、ペプチド合成において一般的に使用さ
れるものが用いられる。例えば、α−アミノ基にBoc
基を用いるとき、Asp、Gluのカルボキシル基には
エステル基により保護されるベンジル基又はシクロヘキ
シル基が、Thr、Serのヒドロキシル基にはベンジ
ル基が、Lysの側鎖アミノ基にはp−クロロベンジル
オキシカルボニル基が、Tyrのヒドロキシル基には2
−ブロモベンジルオキシカルボニル基が、Hisのイミ
ダゾリル基にはトルエンスルホニル基、ベンジルオキシ
メチル基又は2,4−ジニトロフェニル基が、それぞれ
用いられる。またα−アミノ基にFmoc基を用いると
き、Asp、Gluのカルボキシル基、Tyr、Th
r、Serのヒドロキシル基には第三級ブチルエステル
が、Lysの側鎖アミノ基にはt−ブトキシカルボニル
基が、Hisのイミダゾリル基にはトリチル基が、それ
ぞれ用いられる。
【0011】液相法にて合成する時には固相法と同様、
通常のペプチド合成法に従って行うことができる。公知
の方法として例えば泉屋信夫他著、〔「ペプチド合成の
基礎と実験」、丸善(株)、1975年〕などに記載さ
れている方法などが挙げられる。
【0012】次に保護基および支持体からの脱離は、α
−アミノ基の保護基としてBoc基を用いる時にはスカ
ベンジャーを含むフッ化水素、TFMSAなどを用いて
行われる。スカベンジャーとしてはチオアニソール、エ
タンジチオール、ジメチルスルフィドなどが用いられ
る。またα−アミノ基の保護基としてFmoc基を用い
る時にはフェノールとTFAとを含む混合物などを用い
ることができる。
【0013】ペプチドの精製には一般的に使用されるイ
オン交換樹脂、分配クロマトグラフィー、ゲルクロマト
グラフィー、逆相型液体クロマトグラフィー等を単独に
あるいは組み合わせて用いることによって行うことがで
きる。精製されたペプチドのアミノ酸組成は、アミノ酸
分析装置により容易に測定することができる。
【0014】本発明のペプチドはTSAbの量的変化を
簡便に把握する手段として有用であるので、自己免疫性
甲状腺疾患の診断薬として使用でき、またTSAbとT
SH受容体との結合を阻害する作用も有するので、甲状
腺疾患の治療薬としても使用できる。
【0015】本発明では治療的に有効な量の前記ペプチ
ドを処理の必要な個体に投与することによって自己免疫
性甲状腺疾患を治療することができる。診断薬又は治療
薬として適用する場合、本発明のペプチドを診断学的あ
るいは製薬学的に許容できる担体と共に、それに有効な
量を含有させて診断組成物又は治療組成物として製剤す
ることができる。本発明ペプチドを診断薬として使用す
る場合、前記ペプチドが患者血清中のTSAbと特異的
に結合することを利用し、酵素又は放射性同位元素等で
標識された本ペプチドを用いてTSAbを定量すること
ができる。また前記ペプチドを適当な担体と結合させ、
マウス、ラット、ウサギなどの動物に免疫させることに
よって得られる抗体を利用して定量することも可能であ
る。
【0016】本発明のペプチドを治療薬として用いる場
合、例えば経口投与用剤型としては錠剤、カプセル剤、
顆粒剤又は粉剤などが挙げられ、あるいは非経口投与用
剤型としては注射剤などが挙げられる。薬剤の投与量
は、患者の症状の程度、年令及び体重、投与方法などに
依存し、専門医の適量決定試験によって決定されなけれ
ばならない。
【0017】
【実施例】
実施例1 ペプチドNo1 (配列表の配列番号3で示されるペプチド)Boc−T
yr−PAM樹脂(後記ペプチド自動合成装置に設置)
796mg(Tyr含量0.63mmol/g)を原料
として、ペプチド自動合成装置(アプライド、バイオシ
ステム社製430A型)を用いた固相合成法によって、
目的のペプチドNo1を合成した。常法に従い、前記ア
ミノ酸配列に従ってC末端Tyrから順次16個のL体
アミノ酸をそれぞれ2ミリモルずつ反応させることによ
って2gの保護ペプチド樹脂を得た。この反応に用いた
アミノ酸の側鎖官能基の保護については、Lysの側鎖
アミノ基はp−クロロベンジルオキシカルボニル基で、
Asp、Gluのカルボキシル基はベンジル基で、Se
r、Thrのヒドロキシル基はベンジル基で、Tyrの
ヒドロキシル基は2−ブロモベンジルオキシカルボニル
基で、Hisのイミダゾリル基はベンジルオキシメチル
基でそれぞれ保護した。この保護ペプチド樹脂を乾燥
後、保護ペプチド樹脂の1.5gを0.75mlのエタ
ンジチオールと1.9mlのチオアニソールの混合液で
氷冷下10分間攪拌し、その後15mlのTFAを加え
て10分間攪拌した。この混合液の中に1.9mlのT
FMSAを加え、10分間攪拌後、さらに室温にて50
分間攪拌した。その後、50mlの無水エーテルを加え
て粗ペプチドを沈殿させ、グラスフィルターにて粗ペプ
チドと脱離した樹脂とを濾過した。グラスフィルター上
の粗ペプチドに5mlのTFAを加え、溶解してTFA
溶液を得た。このものを分離後無水エーテルで数回洗浄
した後減圧下で乾燥した。その後、15%酢酸水に溶解
し、凍結乾燥した。このようにして得られた粗ペプチド
のうち500mgを高速液体クロマトグラフィー(HP
LC)にて次のような条件で精製した。カラムは逆相系
ODS(ULTRON SC18)で0.1%TFAを
含むアセトニトリルグラジェント〔60分間でアセトニ
トリル(0.1%TFAを含む)100%、流量10m
l/分〕により分離、精製した。必要な溶出画分を濃縮
後、凍結乾燥することによって目的とするペプチドN
o.1 270mgを得た。このようにして合成された
ペプチドNo.1のアミノ酸分析を行った。アミノ酸分
析については、6規定塩酸で110℃20時間加水分解
した後、アミノ酸分析装置L8500(日立製作所製)
にて測定した。 アミノ酸分析結果 上記のアミノ酸分析結果により本発明の目的物であるペ
プチドNo.1が得られていることを確認した。
【0018】実施例2〜5 前記実施例1の場合と同様にペプチドNo.2、No.
3、No.4及びNo.5を得た。 ペプチドNo.2 (配列表の配列番号7で示されるペプチド) ペプチドNo.3 (配列表の配列番号5で示されるペプチド ペプチドNo.4 (配列表の配列番号8で示されるペプチド) ペプチドNo.5 (配列表の配列番号9で示されるペプチド)
【0019】実施例6 ペプチドNo.6 (配列表の配列番号11で示されるペブチド)Boc−
Ile−PAM樹脂(後記ペプチド自動合成装置に設
置)658mg(Ile含量0.76mmol/g)を
原料として、ペプチド自動合成装置(アプライド バイ
オシステムズ社製430A型)を用いた固相合成法によ
って、目的のペプチドNo.6を合成した。常法に従
い、前記アミノ酸配列に従ってC末端Ileから順次1
2個のL体アミノ酸をそれぞれ2ミリモルずつ反応させ
ることによって1.8gの保護ペプチド樹脂を得た。こ
の反応に用いたアミノ酸の側鎖官能基の保護について
は、Asp、Gluのカルボキシル基はベンジル基で、
Tyrのヒドロキシル基は2−ブロモベンジルオキシカ
ルボニル基でそれぞれ保護した。この保護ペプチド樹脂
を乾燥後、保護ペプチド樹脂1gを0.5mlのエタン
ジチオールと1mlのチオマニソールの混合液で氷冷下
10分間撹拌し、その後10mlのTFAを加えて10
分間攪拌した。この混合液の中に1mlのTFMSAを
加えて10分間攪拌後、さらに室温にて50分間攪拌し
た。その後、50mlの無水エーテルを加えて粗ペプチ
ドを沈澱させ、グラスフィルターにて粗ペプチドと脱離
した樹脂とを濾過した。グラスフィルター上の粗ペプチ
ドに5mlのTFAを加え、溶解してTFA溶液を得
た。このものに無水エーテルを加えて粗ペプチドの沈澱
を得た。このものを分離後、無水エーテルで数回洗浄し
た後減圧下で乾燥した。その後、500mM酢酸アンモ
ニウム緩衝液(pH9.5)に溶解し、凍結乾燥した。
このようにして得られたペプチド130mgを、高速液
体クロマトグラフィー(HPLC)にて次のような条件
で精製した。カラムは逆相系アサヒパック(Asahi
pack)ODP−90(旭化成社製)で、20mM酢
酸アンモニウム緩衝液(A)(pH8.5)とアセトニ
トリル(B)の直線濃度勾配〔60分間で(B)100
%、流量10ml/分〕により分離精製した。必要な溶
出画分を濃縮後、凍結乾燥することにより目的とするペ
プチド50mgを得た。このようにして合成されたペプ
チドNo.6のアミノ酸分析を行った。アミノ酸分析に
ついては、6規定塩酸で110℃20時間加水分解した
後、アミノ酸分析装置L8500(日立製作所製)にて
測定した。 アミノ酸分析結果 上記のアミノ酸分析結果により、本発明の目的物である
ペプチドNo.9が得られていることを確認した。
【0020】実施例7〜10 前記実施例6の場合と同様にペプチドNo.7、No.
8、No.9及びNo.10を得た。この反応に用いた
アミノ酸の側鎖官能基の保護についてはAsp、Glu
のカルボキシル基はベンジル基で、Tyrのヒドロキシ
ル基は2−ブロモベンジルオキシカルボニル基で、Hi
sのイミダゾリル基はベンジルオキシメチル基でそれぞ
れ保護した。 ペプチドNo.7 (配列表の配列番号12で示されるポリペプチド) ペプチドNo.8 (配列表の配列番号13で示されるポリペプチド) ペプチドNo.9 (配列表の配列番号14で示されるポリペプチド) ペプチドNo.10 (配列表の配列番号15で示されるポリペプチド) 上記ペプチドNo.7〜10について、上記のようにア
ミノ酸分析を行った結果、本発明のそれぞれのペプチド
が得られていることを確認した。
【0021】ラット甲状腺細胞FRTL5を用い、TS
Abの刺激によるcAMPの産生における当該ペプチド
の影響を小杉(Kosugi.S)らの方法〔Endo
crinology Vol.125 No.1 41
0頁(1989)〕に準じて調べる。以下その概略を示
す。 試験例1 細胞は前培養したFRTL5細胞1.5×10Cel
ls/mlを96穴のマルチプレートに100μlずつ
分注し、COインキュベーター中で培地(TSHを除
いたもの)交換をしながら6日間培養し、培地を除去し
て洗浄プレート上に細胞を調整して試験に供試する。T
SAb陽性血清IgG溶液40μl又はb−TSH20
0μUを含む溶液40μlと所望のペプチド5μgを含
む溶液10μlをテストチューブ中で4℃で20時間反
応させる。この反応液に、3−イソブチルー1−メチル
キサンチン0.5mM溶液5μlを加え、先に調整した
FRTL5細胞に反応液50μlを添加し、37℃、2
時間インキュベーションする。一方、コントロールとし
て正常者血清を用い同様にして試験を行う。それぞれの
サンプルについてTSAbの刺激により産生されたcA
MPについて市販のcAMPラジオイムノアッセイキッ
ト(1−VQ12:栄研化学(株)製造)を使用して定
量測定し、その結果を表1及び表2に示す。
【0022】表1は患者血清IgG5サンプルについて
各ペプチドの作用を調べたものである。この結果から明
らかなように、ペプチドNo1、2、6は、それぞれの
患者血清IgGに対して抑制又は増強を示した。一方、
b−TSHに対する影響は各ペプチド共、刺激活性に対
してほとんど作用しなかった。またコントロールとして
の正常者血清IgGはcAMPの産生を示さなかった。
表2はある患者血清IgGサンプルについての各ペプチ
ドの作用を調べたものである。なお表1及び表2中の変
化率は各患者血清使用時のcAMPの産生量について無
処理区に対する処理区の百分率を表したものである。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:34 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0026】配列番号:2 配列の長さ:17 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0027】配列番号:3 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0028】配列番号:4 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0029】配列番号:5 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0030】配列番号:6 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0031】配列番号:7 配列の長さ:17 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0032】配列番号:8 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0033】配列番号:9 配列の長さ:26 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0034】配列番号:10 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0035】配列番号:11 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0036】配列番号:12 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0037】配列番号:13 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0038】配列番号:14 配列の長さ:18 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0039】配列番号:15 配列の長さ:22 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
【0040】配列番号:16 配列の長さ:25 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 7/10 8318−4H G01N 33/50 T 7055−2J // C07K 99:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表配列番号1で示されるアミノ酸配
    列において、16番目及び17番目のTyr−Tyrを
    含み、かつ10〜34個のアミノ酸から構成されること
    を特徴とするペプチド又はその塩。
  2. 【請求項2】 前記ペプチドが配列表配列番号2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、1
    4、15又は16で示されるアミノ酸配列で表わされる
    請求項1に記載のペプチド又はその塩。
  3. 【請求項3】 配列表配列番号1で示されるアミノ酸配
    列において、16番目及び17番目のTyr−Tyrを
    含み、かつ10〜34個のアミノ酸から構成されるペプ
    チド又はその塩を有効成分として含有することを特徴と
    する自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬。
  4. 【請求項4】 前記ペプチドが配列表配列番号2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、1
    4、15又は16で示されるアミノ酸配列で表わされる
    請求項3に記載の自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治
    療薬。
JP4086719A 1992-02-25 1992-02-25 ペプチド又はその塩並びにそれらを含有する自己免疫性甲状腺疾患の診断薬又は治療薬 Pending JPH05230096A (ja)

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