JPH05230406A - 塗膜剥離剤 - Google Patents

塗膜剥離剤

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JPH05230406A
JPH05230406A JP3208192A JP3208192A JPH05230406A JP H05230406 A JPH05230406 A JP H05230406A JP 3208192 A JP3208192 A JP 3208192A JP 3208192 A JP3208192 A JP 3208192A JP H05230406 A JPH05230406 A JP H05230406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
film
alcohol
weight
solvent
Prior art date
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Pending
Application number
JP3208192A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshi Yoshida
茂斗志 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIRUDOU SANGYO KK
Original Assignee
MIRUDOU SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第4アンモニウム塩と、アルコール類と、塗
膜溶剤とを含有することを特徴とする塗膜剥離剤。前記
成分に更に発水剤を含有することを特徴とする塗膜剥離
剤。 【効果】 本発明の塗膜剥離剤は適度な不揮発性及び優
れた殺菌性を有するため、塗膜剥離作業中の作業員に対
する健康障害等、剥離後壁面のカビ汚染防止等に効果が
あり、平滑な剥離面を得ることができるため、建築内装
壁面の塗膜剥離等に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺菌性を有し、且つ優
れた剥離作用等を示す塗膜剥離剤に関する。
【0002】
【従来の技術】壁面塗装膜の剥離剤としては、従来塩化
メチレン・アセトン等の揮発性有機溶剤、該有機溶剤の
揮発性を抑制するためのワックス等を構成成分として含
有する。しかしながら該剥離剤には、揮発性有機溶剤及
び剥離作用を更に増強せるための成分が含有されている
ため、皮膚障害、神経障害等の塗膜剥離作業者への健康
障害等が生じるという問題がある。また構成成分として
ワックスを含有するため、該ワックスが素地面に残留
し、塗膜剥離後に新塗膜面が均一に形成できない等の問
題、更に完全な塗膜除去が不可能なことから残留微生物
等による壁面汚染等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適度
な不揮発性及び殺菌性等を有し、かつ剥離塗膜の除去が
容易な塗膜剥離剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第4ア
ンモニウム塩と、アルコール類と、塗膜溶剤とを、また
必要に応じて発水剤等とを含有することを特徴とする塗
膜剥離剤が提供される。
【0005】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0006】本発明の塗膜剥離剤に用いる第4アンモニ
ウム塩は、剥離する塗膜に柔軟性を付与し、かつ防菌作
用等を有する成分であって、具体的には塗料成分との親
和性を有するアルキルアンモニウムクロライド、アルキ
ルベンジルアンモニウムクロライド、ヤシジアミンジア
ゾピン酸塩等が好ましく、具体的にはエチルアンモニウ
ムクロライド、メチルアンモニウムクロライド、イソプ
ロピルアンモニウムクロライド、メチルベンジルアンモ
ニウムクロライド、エチルベンジルアンモニウムクロラ
イド、イソプロピルベンジルアンモニウムクロライド等
を好ましく挙げることができる。使用に際しては、単独
もしくは2種以上を混合して用いることができる。該第
4アンモニウム塩の含有割合は、塗膜剥離剤全体に対し
て2〜50重量%、特に5〜10重量%であるのが好ま
しい。第4アンモニウム塩の含有割合が2重量%未満の
場合には汚染物質、特に微生物に対する殺菌性及び塗膜
層への浸透効果が得られず、50重量%を超えると乾燥
速度が遅延し、かつ高価となるので好ましくない。
【0007】本発明の塗膜剥離剤に用いるアルコール類
は、前記第4アンモニウム塩を溶解し、かつ殺菌作用等
を有する成分であって、例えば塗膜表面溶解を容易にす
るために塗料成分との親和性のよいアルコール類を挙げ
ることができ、具体的にはイソプロピルアルコール、エ
タノール、イソブチルアルコール等の低級鎖状アルコー
ル、フェノキシエタノール、フェニルセロソルブ等の低
級環状アルコール等を好ましく挙げることができ、2種
以上を混合して用いることができ、特に低級鎖状アルコ
ールと低級環状アルコールとの組合せにて用いることが
好ましい。この際、前記低級鎖状アルコールと低級環状
アルコールとの組合せは、重量比で好ましくは10:1
〜50:1、特に好ましくは25:1〜50:1とする
ことが望ましい。
【0008】前記アルコール類の含有割合は、塗膜剥離
剤全体を基準として好ましくは20〜60重量%、特に
好ましくは30〜50重量%である。前記含有割合が2
0重量%未満の場合には乾燥速度が遅延し、60重量%
を超える場合には乾燥速度が速過ぎ作業性に劣り好まし
くない。
【0009】本発明の塗膜剥離剤に用いる塗膜溶剤は、
剥離する塗膜を溶解し、塗膜の剥離を容易にする作用等
を有する成分であって、例えばキシレン、アセトン、メ
チルエチルケトン等を好ましく挙げることができる。
【0010】前記塗膜溶剤の含有割合は、塗膜剥離剤全
体に対して好ましくは30〜70重量%、特に好ましく
は35〜50重量%である。前記塗膜溶剤の含有割合が
前記範囲外では塗膜が軟化しにくくなり、また70重量
%を超える場合には有機溶剤の有害性が現出するので好
ましくない。
【0011】更に本発明の塗膜剥離剤には、更に剥離作
業を容易にさせるために、剥離塗膜を半固形状態まで硬
化させることが可能な発水剤を含有させることもでき
る。該発水剤としては例えば、アルキッド樹脂、シラン
樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂を挙げることがで
き、また市販の商品名「ケミストップ」(三井石化産資
株式会社製)等を用いることもできる。前記発水剤の含
有割合は、塗膜剥離剤全体に対して、好ましくは30重
量%未満、特に好ましくは8〜15重量%である。この
際、30重量%以上では発水剤が被塗装駆体面に浸透し
残留するため、新しい塗膜との親和性を劣化させ、新規
塗装が困難となるので好ましくない。
【0012】また本発明の塗膜剥離剤の乾燥速度を遅延
させるために、例えば非イオン性リポノックス(商品
名、ライオン社製)等の通常の界面活性剤又は通常の防
錆剤等を加えてもよい。この際、前記界面活性剤又は防
錆剤の含有割合は塗膜剥離剤全体に対して5〜10重量
%であるのが好ましい。
【0013】本発明の塗膜剥離剤を調製するには、例え
ばアルコール類と塗膜溶剤とを、好ましくは室温〜40
℃にて、特に好ましくは30〜40℃にて混合し、溶解
させた後、該アルコール類と塗膜溶剤との混合液に第4
アンモニウム塩を加え、混合することにより調製するこ
とができる。
【0014】本発明の塗膜剥離剤を使用するには、前記
調製法により調製した塗膜剥離剤を、刷毛又はローラー
刷毛等を用いて、好ましくは50〜100ml/m2の使用
量にて塗膜面に平滑に塗布し、好ましくは5〜20分後
に通常のスクレバー等にて削り取ることにより使用する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の塗膜剥離剤は、適度な不揮発性
及び優れた殺菌性を有するため、塗膜剥離作業中の皮膚
障害等の健康障害が少なく、塗膜剥離後の壁面での微生
物等による汚染等を防止することができる。また本発明
の塗膜剥離剤により柔化された塗膜は容易に固化するた
め、多大な労力を要することなく壁面等から塗膜を剥離
除去することができ、更には素地のスポット、クラック
等に本発明の塗膜剥離剤が残存することにより、平滑で
清浄な剥離面を得ることができ、従って新しい塗装面を
形成する際にも塗装むらを防止することができる。尚、
この際、剥離面に残存する本発明の塗膜剥離剤は、塗膜
を溶解するアルコール類及び塗膜溶剤が既に揮発してい
るので、新規な塗膜面に悪影響を及ぼすことはない。
【0016】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づき本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0017】
【実施例1】室温にて、イソプロピルアルコール50重
量部とフェノキシエタノール2重量部とキシロール32
重量部とを混合させた後、第4アンモニウム塩として
「アーカードC50」4重量部と「アーカードCB5
0」4重量部(共に商品名、ライオン社製)と、更に発
水剤として「ケミストップ」8重量部(商品名、三井石
化産資株式会社製)とを加えて、下記表1に示す成分組
成を有する塗膜剥離剤を調製した。
【0018】次いで、下記表2に示す条件下で、該塗膜
剥離剤を刷毛にて被剥離塗膜面に塗布し、塗膜面が軟化
した後(Aでは塗布後5分、Bでは塗布後10分経過
後)、スクレバーにて軟化した塗膜面を削り取った。そ
の結果を以下に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】(結果)A、Bとも塗膜を容易に剥離する
ことができた。
【0022】
【実施例2】塗膜剥離剤の成分を下記表3に示す成分に
変えた以外は実施例1と同様にして、塗膜剥離剤を調製
し、実施例1と同様に塗膜面に塗布し、塗膜を削り取っ
た。
【0023】
【表3】
【0024】(結果) A:手作業により、非常に容易に塗膜を剥離することが
できた。 B:塗膜を容易に剥離することができた。また剥離され
床に落ちた塗膜片(削りカス)は約20分で十分に硬化
し、清掃作業も容易であった。
【0025】
【比較例1】塗膜剥離剤の成分を下記表4に示す成分に
代えた以外は、実施例1と同様に塗膜面に塗布したとこ
ろ、塗装面の塗膜表面がわずかに溶けるのみで、塗膜を
剥離することはできなかった。。
【0026】
【表4】
【0027】
【比較例2】市販の塗膜剥離剤「スケルトン」(商品
名、ナトコペイント社製)を用いて、実施例1のBと同
様に塗膜面に塗布したところ、塗膜表面がチリチリにな
り剥離することはできたが、塗膜剥離剤が駆体側に残留
し、新しいEP塗料を塗布したところ、塗布後48時間
を経過しても乾燥しない箇所が生じ、再度の剥離を必要
とした。更に脱衣場壁面に塗布したところ、塗膜を剥離
することはできたが、床に落ちた削りカスが硬化せず清
掃が困難であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第4アンモニウム塩と、アルコール類
    と、塗膜溶剤とを含有することを特徴とする塗膜剥離
    剤。
  2. 【請求項2】 更に発水剤を含有することを特徴とする
    請求項1記載の塗膜剥離剤。
JP3208192A 1992-02-19 1992-02-19 塗膜剥離剤 Pending JPH05230406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3208192A JPH05230406A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 塗膜剥離剤

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JP3208192A JPH05230406A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 塗膜剥離剤

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JPH05230406A true JPH05230406A (ja) 1993-09-07

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JP3208192A Pending JPH05230406A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 塗膜剥離剤

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268702A (ja) * 1987-04-13 1988-11-07 メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド 陰イオンガムの四級アンモニウム塩

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268702A (ja) * 1987-04-13 1988-11-07 メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド 陰イオンガムの四級アンモニウム塩

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