JPH052363B2 - - Google Patents
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- JPH052363B2 JPH052363B2 JP59120734A JP12073484A JPH052363B2 JP H052363 B2 JPH052363 B2 JP H052363B2 JP 59120734 A JP59120734 A JP 59120734A JP 12073484 A JP12073484 A JP 12073484A JP H052363 B2 JPH052363 B2 JP H052363B2
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- water
- membrane
- pervaporation
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は分離膜で区割される二つの室の供給液
側(一次側)に分離されるべき液体混合物を供給
し、透過液側(二次側)を減圧にするか、又は不
活性ガスを流すことによつて低蒸気圧に保ち、膜
との親和性の大きな成分を二次側に蒸気として優
先的に透過させるパーベーパレーシヨン法(浸透
気化法)で水−有機液体混合物を分離する方法に
関するものである。 (従来の技術) 従来このようなパーベーパレーシヨン法により
水−有機液体混合物から水を分離した実験例が
種々報告されている。例えば米国特許第2953502
号にセルロースアセテート膜やポリビニルアルコ
ール系膜を用いて共沸混合液体を分離した実験
例、J.Polymer SCI、Symposium No.41、145−
153(1973)にはセロフアン膜を用いて水−メタノ
ール混合液体をギ酸ナトリウムの存在下で分離し
た実験例、Journal of Applied Polymer
Science vol、26(1981)の3223ページにはグラフ
ト化ポリビニルアルコール膜を用いて水−メタノ
ール混合液体を分離した実験例などがある。 (発明が解決しようとする問題点) パーベーパレーシヨン法は従来の逆浸透法のよ
うに浸透圧による濃度的な制限がないため低濃度
の液体混合物の分離と限定されることなく、全て
の範囲の濃度の液体混合物の分離が可能であるこ
と、また従来の蒸留法では分離の困難な共沸混合
物や沸点の接近した溶媒異性体(たとえばオルト
とパラ異性体、シスとトランス異性体)分離が可
能などの特徴を有している。 しかしながら、従来のパーベーパレーシヨン法
には次のような問題があり、実用にいたつていな
い。すなわち、混合液体が高分子膜を一回通過す
ることによる分離の割合〔一般に膜透過後のA成
分のB成分に対する重量比を膜通過前のA成分の
B成分に対する重量比で除いた値を分離係数αで
表示する。すなわち、 α=透過液中の(WA/WB)/被透過液中の(WA
/WB) (式中WA及びWBは、それぞれA成分及びB成分
の重量を示す。)〕が小さいため、目的とする濃度
まで分離または濃縮するには、非常に多数の膜を
透過させなければならず膜分離法の利点が十分発
揮できないでいることであるが、とくに、高分子
膜を透過する透過速度〔一般に、単位膜表面積及
び単位時間当りの透過量、すなわちQ(Kg/m2hr)
で表示する〕が実用性のある高い値となつたと
き、分離係数αが非常に低くなつてしまうことで
ある。 したがつて、本発明の目的は水−有機液体混合
物をパーベーパレーシヨン法で分離するにあた
り、大きい透過速度のもとで、かつ有機液体に対
する水の分離係数が高い水−有機液体混合物の分
離方法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らはかかる目的を達成するため水との
親和性の大きなポリビニルアルコール系膜、再生
セルロース膜、酢酸セルロース膜、ポリアクリロ
ニトリル膜などに着目し、かかる分離膜を用いて
実験を行つたところ、意外にも再生セルロール膜
では分離すべき水−有機液体混合物中に特定の金
属塩を溶解状態で存在させると実用のレベルの大
きな透過速度を維持しつつ、有機液体に対する水
の分離係数の極めて高い分離方法が得られること
を見い出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は水−有機液体混合物を再生
セルロース膜を用いてパーベーパレーシヨンによ
つて水を分離するに際し、該水−有機液体混合物
をMn2+、Fe2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Zn2+、
Be2+及びMg2+からなる群から選ばれた少なくと
も一種類の陽イオンとSo4 2-、H2PO4、
CH3COO-及びNO3 -からなる群から選ばれた少
くとも一種類の陰イオンを該水−有機液体混合物
が二相分離しない範囲内の濃度で存在させること
を特徴とする水−有機液体混合物の分離方法であ
る。 本発明に用いられる再生セルロース膜(ビスコ
ース法再生セルロース膜、銅安法再生セルロース
膜など)は一般に非多孔質の均質スキンレス構造
の膜と称されているものであり、かかる膜として
は人工賢臓用として市販されている膜厚5〜25μ
(乾燥時)の膜が用いられている。本発明方法に
おいてはかかる市販の再生セルロース膜が便利に
使用される。上記再生セルロース膜の中でも銅安
法再生セルロース膜は極めて高い分離係数が得ら
れるため好ましく用いられる。これらの膜は公知
の製造方法に準じて製造することができる。例え
ば銅安法再生セルロース膜の場合にはセルロース
を銅アンモニア溶液に溶解後、硫酸浴中で湿式凝
固させることにより得ることができる。 再生セルロース膜は通常平板状(平膜形状)で
用いられるが、その他円筒状あるいは中空繊維状
にして単位容積当り膜面積を大きくして用いるこ
ともある。 本発明において、分離すべき水−有機液体混合
物中にMn2+、Fe2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Be2+及
びMg2+からなる群から選ばれた少くとも一種類
の陽イオンを存在させることが必要である。これ
らの陽イオンのなかでもMn2+またはCo2+が好ま
しい。また、本発明において、分離すべき水−有
機液体混合物中にSo4 2-、H2PO4 -、CH3COO-及
びNO3 -からなる群から選ばれた少なくとも一種
類の陰イオンを存在させることが必要である。こ
れらの陰イオンのなかでもSo4 2-またはH2PO4 -
が好ましい。 これらの陽イオンおよび陰イオンを水−有機液
体混合物中に存在させるためには、これらの陽イ
オンと陰イオンからなる金属塩を該混合物中に添
加溶解させればよい。かかる金属塩としては、
MnSO4、FeSO4、CoSO4、NiSO4、CuSO4、
BeSO4、MgSO4、Mg(H2PO4)2、Mg
(CH3COO)2、Mg(NO3)2などが用いられるが、
なかでも、MnSO4、Mn(H2PO4)2、CoSO4、Co
(H2PO4)2が好ましい。かかる金属塩を水−有機
液体混合物中に一種類添加してもよくまた複数種
のものを添加してもよい。また、分離すべき水−
有機液体混合物が予め上記の金属塩が適当な濃度
で存在する、例えば水道水などが混入した液体混
合物の場合には改めて金属塩を添加する必要はな
い。なお、本発明においては水−有機液体混合物
中に上記の陽イオンと陰イオンが存在しておれば
よく、上記のイオン以外のイオンの混入を否定す
るものではない。 本発明において陽イオンおよび陰イオンの濃度
については分離すべき水−有機液体混合物中の有
機液体の種類および陽イオン、陰イオンの種類に
よりそれぞれ好適な濃度が存在するので、イオン
濃度は水−有機液体混合物が二相分離しない範囲
でそれぞれの系に応じて適宜選択される。例え
ば、水−エタノール(重量比1:1)溶液では7
×10-5〜5×10-2mol/Kgの範囲内でイオンを存
在させるのが好ましい。 本発明において分離すべき水−有機液体混合物
中に存在せしめた金属塩は膜を透過しないため非
透過液側に濃縮される。製品となる有機液体中の
金属塩の存在が不都合な場合は金属塩を除去する
必要がある。この場合該金属塩が沈澱状態であれ
ば過することにより金属塩を除去できる。ま
た、該金属塩が溶解状態であれば製品となる有機
液体をイオン交換樹脂を充填したカラムを通すこ
とにより容易に金属塩を除去することができる。 本発明の方法によつて分離することのできる水
−有機液体混合物としては水/タノール、水−エ
タノール、水/n−プロパノール、水/イソプロ
パノール、水/n−ブタノール、水/イソブタノ
ール、水/n−アミルアルコール、水/n−ヘキ
サノール、水/2−エチルヘキサノール、水/n
−オクタノール、水/エチレングリコール、水/
1,3−プロパンジオール、水/1,4−ブタン
ジオール、水/1,2−プロピレングリコール、
水/グリセリンなどの水−アルコール系混合物;
水/テトラハイドロフラン、水/ジオキサン、
水/メチルエチルケトン、水/アセトンなどの水
−有機溶媒系をあげることができる。これらの中
でも任意の割合で水に均一に溶解する炭素数1〜
4のアルコール(特にエタノール)と水の液体混
合物の分離が有効である。 本発明に用いられるパーベーパレーシヨン装置
は特に限定されることなく従来公知の装置が用い
られ、かかる装置を常法の条件で運転して液体混
合物を分離することができる。パーベーパレーシ
ヨンを行なうにあたり、供給液側と透過液側の圧
力差については大きければ大きいほど効果的であ
るが、工業的に実施するには、0.5〜1気圧の圧
力差を設けることが好適である。また供給液側の
圧力は大気圧あるいはその近傍の圧力が好まし
く、透過液側の圧力は透過成分の蒸気圧以下の減
圧に保つことが好ましい。透過液側を減圧に保つ
方法としては真空に引いて減圧にするか、構成成
分と反応しないガスを流して低蒸気圧に保つなど
の方法がある。分離温度は40℃以上でかつ分離す
べき有機液体混合物の共沸温度以下の温度が適当
である。液体混合物の分離にあたり、膜を1回通
過させるだけでは、目的の濃度が得られない場合
には、同様なパーベーパレーシヨン装置を連続に
設置して多数回通過させたり、蒸留と組み合せた
りして目的の濃度にまで濃縮分離することができ
る。 (作用) 本発明によれば上述のように分離すべき水−有
機液体混合物中に特定の陽イオンおよび陰イオン
を存在せしめて、該液体混合物を再生セルトース
膜でパーベーパレーシヨンにより分離することに
より実施例に示すごとく高い透過速度を維持しつ
つ分離係数が著しく向上するという効果が得られ
るが、かかる効果は従来の知見からは全く予想し
がたいことである。 かかる効果を生ずる理由は明らかでないが、特
定のイオン存在下にパーベーパレーシヨンが行わ
れることにより、上述の陽イオンが再生セルロー
スの何らかの形で結合し、上述の陰イオンが対座
イオンとして存在するため、再生セルロースが分
離に適した立体配座をとることにあると推察され
る。 かかる効果を得るためには、前述のようにそれ
ぞれの系に応じてイオン濃度を適宜選択する必要
がある。イオン濃度が高すきるとパーベーパレー
シヨン時にイオンが分離膜を透過して膜の2次側
で金属塩が折出して、分離係数が低下することが
ある。 (発明の効果) 本発明によれば、従来の膜分離方法にくらべて
大きい透過速度を維持しつつ、顕著に高い分離係
数が達成される。このため分離システムのコンパ
クト化、処理能力の増大、低コスト化が図られ、
本発明は化学工業などの分離精製プロセスの短縮
化や省エネルギー化への膜分離方法が実用化に有
効であり、産業上の有用性が極めて大きいもので
ある。 (実施例) 実施例 1 膜厚12μのキユプロフアン膜(西独エンカ社
製:商品名150PM)を装着したパーベーパレー
シヨン装置(有効膜面積23.5cm2)にイオン交換水
と試薬特級のエタノールから調整した水−エタノ
ール混合液体(エタノール濃度50重量%)に表−
1に示す各種の金属の硫酸塩をその濃度が7×
10-4mol/Kgとなるように溶解させたものをそれ
ぞれ温度60℃で供給し、常にエタノール濃度が50
重量%に保持されるように維持しつつ、透過液側
を真空ポンプにて1mmHggに吸引した。膜を透
過した透過成分水のエタノール濃度がガスクロマ
トグラフにて分析し、透過した成分の量は透過成
分を凝縮させて定量した。種々の陽イオンを含む
水−エタノール混合液体についてパーベーパレー
シヨンを開始して6時間後のエタノールに対する
水の分離係数と透過速度を表−1に示す。
側(一次側)に分離されるべき液体混合物を供給
し、透過液側(二次側)を減圧にするか、又は不
活性ガスを流すことによつて低蒸気圧に保ち、膜
との親和性の大きな成分を二次側に蒸気として優
先的に透過させるパーベーパレーシヨン法(浸透
気化法)で水−有機液体混合物を分離する方法に
関するものである。 (従来の技術) 従来このようなパーベーパレーシヨン法により
水−有機液体混合物から水を分離した実験例が
種々報告されている。例えば米国特許第2953502
号にセルロースアセテート膜やポリビニルアルコ
ール系膜を用いて共沸混合液体を分離した実験
例、J.Polymer SCI、Symposium No.41、145−
153(1973)にはセロフアン膜を用いて水−メタノ
ール混合液体をギ酸ナトリウムの存在下で分離し
た実験例、Journal of Applied Polymer
Science vol、26(1981)の3223ページにはグラフ
ト化ポリビニルアルコール膜を用いて水−メタノ
ール混合液体を分離した実験例などがある。 (発明が解決しようとする問題点) パーベーパレーシヨン法は従来の逆浸透法のよ
うに浸透圧による濃度的な制限がないため低濃度
の液体混合物の分離と限定されることなく、全て
の範囲の濃度の液体混合物の分離が可能であるこ
と、また従来の蒸留法では分離の困難な共沸混合
物や沸点の接近した溶媒異性体(たとえばオルト
とパラ異性体、シスとトランス異性体)分離が可
能などの特徴を有している。 しかしながら、従来のパーベーパレーシヨン法
には次のような問題があり、実用にいたつていな
い。すなわち、混合液体が高分子膜を一回通過す
ることによる分離の割合〔一般に膜透過後のA成
分のB成分に対する重量比を膜通過前のA成分の
B成分に対する重量比で除いた値を分離係数αで
表示する。すなわち、 α=透過液中の(WA/WB)/被透過液中の(WA
/WB) (式中WA及びWBは、それぞれA成分及びB成分
の重量を示す。)〕が小さいため、目的とする濃度
まで分離または濃縮するには、非常に多数の膜を
透過させなければならず膜分離法の利点が十分発
揮できないでいることであるが、とくに、高分子
膜を透過する透過速度〔一般に、単位膜表面積及
び単位時間当りの透過量、すなわちQ(Kg/m2hr)
で表示する〕が実用性のある高い値となつたと
き、分離係数αが非常に低くなつてしまうことで
ある。 したがつて、本発明の目的は水−有機液体混合
物をパーベーパレーシヨン法で分離するにあた
り、大きい透過速度のもとで、かつ有機液体に対
する水の分離係数が高い水−有機液体混合物の分
離方法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らはかかる目的を達成するため水との
親和性の大きなポリビニルアルコール系膜、再生
セルロース膜、酢酸セルロース膜、ポリアクリロ
ニトリル膜などに着目し、かかる分離膜を用いて
実験を行つたところ、意外にも再生セルロール膜
では分離すべき水−有機液体混合物中に特定の金
属塩を溶解状態で存在させると実用のレベルの大
きな透過速度を維持しつつ、有機液体に対する水
の分離係数の極めて高い分離方法が得られること
を見い出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は水−有機液体混合物を再生
セルロース膜を用いてパーベーパレーシヨンによ
つて水を分離するに際し、該水−有機液体混合物
をMn2+、Fe2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Zn2+、
Be2+及びMg2+からなる群から選ばれた少なくと
も一種類の陽イオンとSo4 2-、H2PO4、
CH3COO-及びNO3 -からなる群から選ばれた少
くとも一種類の陰イオンを該水−有機液体混合物
が二相分離しない範囲内の濃度で存在させること
を特徴とする水−有機液体混合物の分離方法であ
る。 本発明に用いられる再生セルロース膜(ビスコ
ース法再生セルロース膜、銅安法再生セルロース
膜など)は一般に非多孔質の均質スキンレス構造
の膜と称されているものであり、かかる膜として
は人工賢臓用として市販されている膜厚5〜25μ
(乾燥時)の膜が用いられている。本発明方法に
おいてはかかる市販の再生セルロース膜が便利に
使用される。上記再生セルロース膜の中でも銅安
法再生セルロース膜は極めて高い分離係数が得ら
れるため好ましく用いられる。これらの膜は公知
の製造方法に準じて製造することができる。例え
ば銅安法再生セルロース膜の場合にはセルロース
を銅アンモニア溶液に溶解後、硫酸浴中で湿式凝
固させることにより得ることができる。 再生セルロース膜は通常平板状(平膜形状)で
用いられるが、その他円筒状あるいは中空繊維状
にして単位容積当り膜面積を大きくして用いるこ
ともある。 本発明において、分離すべき水−有機液体混合
物中にMn2+、Fe2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Be2+及
びMg2+からなる群から選ばれた少くとも一種類
の陽イオンを存在させることが必要である。これ
らの陽イオンのなかでもMn2+またはCo2+が好ま
しい。また、本発明において、分離すべき水−有
機液体混合物中にSo4 2-、H2PO4 -、CH3COO-及
びNO3 -からなる群から選ばれた少なくとも一種
類の陰イオンを存在させることが必要である。こ
れらの陰イオンのなかでもSo4 2-またはH2PO4 -
が好ましい。 これらの陽イオンおよび陰イオンを水−有機液
体混合物中に存在させるためには、これらの陽イ
オンと陰イオンからなる金属塩を該混合物中に添
加溶解させればよい。かかる金属塩としては、
MnSO4、FeSO4、CoSO4、NiSO4、CuSO4、
BeSO4、MgSO4、Mg(H2PO4)2、Mg
(CH3COO)2、Mg(NO3)2などが用いられるが、
なかでも、MnSO4、Mn(H2PO4)2、CoSO4、Co
(H2PO4)2が好ましい。かかる金属塩を水−有機
液体混合物中に一種類添加してもよくまた複数種
のものを添加してもよい。また、分離すべき水−
有機液体混合物が予め上記の金属塩が適当な濃度
で存在する、例えば水道水などが混入した液体混
合物の場合には改めて金属塩を添加する必要はな
い。なお、本発明においては水−有機液体混合物
中に上記の陽イオンと陰イオンが存在しておれば
よく、上記のイオン以外のイオンの混入を否定す
るものではない。 本発明において陽イオンおよび陰イオンの濃度
については分離すべき水−有機液体混合物中の有
機液体の種類および陽イオン、陰イオンの種類に
よりそれぞれ好適な濃度が存在するので、イオン
濃度は水−有機液体混合物が二相分離しない範囲
でそれぞれの系に応じて適宜選択される。例え
ば、水−エタノール(重量比1:1)溶液では7
×10-5〜5×10-2mol/Kgの範囲内でイオンを存
在させるのが好ましい。 本発明において分離すべき水−有機液体混合物
中に存在せしめた金属塩は膜を透過しないため非
透過液側に濃縮される。製品となる有機液体中の
金属塩の存在が不都合な場合は金属塩を除去する
必要がある。この場合該金属塩が沈澱状態であれ
ば過することにより金属塩を除去できる。ま
た、該金属塩が溶解状態であれば製品となる有機
液体をイオン交換樹脂を充填したカラムを通すこ
とにより容易に金属塩を除去することができる。 本発明の方法によつて分離することのできる水
−有機液体混合物としては水/タノール、水−エ
タノール、水/n−プロパノール、水/イソプロ
パノール、水/n−ブタノール、水/イソブタノ
ール、水/n−アミルアルコール、水/n−ヘキ
サノール、水/2−エチルヘキサノール、水/n
−オクタノール、水/エチレングリコール、水/
1,3−プロパンジオール、水/1,4−ブタン
ジオール、水/1,2−プロピレングリコール、
水/グリセリンなどの水−アルコール系混合物;
水/テトラハイドロフラン、水/ジオキサン、
水/メチルエチルケトン、水/アセトンなどの水
−有機溶媒系をあげることができる。これらの中
でも任意の割合で水に均一に溶解する炭素数1〜
4のアルコール(特にエタノール)と水の液体混
合物の分離が有効である。 本発明に用いられるパーベーパレーシヨン装置
は特に限定されることなく従来公知の装置が用い
られ、かかる装置を常法の条件で運転して液体混
合物を分離することができる。パーベーパレーシ
ヨンを行なうにあたり、供給液側と透過液側の圧
力差については大きければ大きいほど効果的であ
るが、工業的に実施するには、0.5〜1気圧の圧
力差を設けることが好適である。また供給液側の
圧力は大気圧あるいはその近傍の圧力が好まし
く、透過液側の圧力は透過成分の蒸気圧以下の減
圧に保つことが好ましい。透過液側を減圧に保つ
方法としては真空に引いて減圧にするか、構成成
分と反応しないガスを流して低蒸気圧に保つなど
の方法がある。分離温度は40℃以上でかつ分離す
べき有機液体混合物の共沸温度以下の温度が適当
である。液体混合物の分離にあたり、膜を1回通
過させるだけでは、目的の濃度が得られない場合
には、同様なパーベーパレーシヨン装置を連続に
設置して多数回通過させたり、蒸留と組み合せた
りして目的の濃度にまで濃縮分離することができ
る。 (作用) 本発明によれば上述のように分離すべき水−有
機液体混合物中に特定の陽イオンおよび陰イオン
を存在せしめて、該液体混合物を再生セルトース
膜でパーベーパレーシヨンにより分離することに
より実施例に示すごとく高い透過速度を維持しつ
つ分離係数が著しく向上するという効果が得られ
るが、かかる効果は従来の知見からは全く予想し
がたいことである。 かかる効果を生ずる理由は明らかでないが、特
定のイオン存在下にパーベーパレーシヨンが行わ
れることにより、上述の陽イオンが再生セルロー
スの何らかの形で結合し、上述の陰イオンが対座
イオンとして存在するため、再生セルロースが分
離に適した立体配座をとることにあると推察され
る。 かかる効果を得るためには、前述のようにそれ
ぞれの系に応じてイオン濃度を適宜選択する必要
がある。イオン濃度が高すきるとパーベーパレー
シヨン時にイオンが分離膜を透過して膜の2次側
で金属塩が折出して、分離係数が低下することが
ある。 (発明の効果) 本発明によれば、従来の膜分離方法にくらべて
大きい透過速度を維持しつつ、顕著に高い分離係
数が達成される。このため分離システムのコンパ
クト化、処理能力の増大、低コスト化が図られ、
本発明は化学工業などの分離精製プロセスの短縮
化や省エネルギー化への膜分離方法が実用化に有
効であり、産業上の有用性が極めて大きいもので
ある。 (実施例) 実施例 1 膜厚12μのキユプロフアン膜(西独エンカ社
製:商品名150PM)を装着したパーベーパレー
シヨン装置(有効膜面積23.5cm2)にイオン交換水
と試薬特級のエタノールから調整した水−エタノ
ール混合液体(エタノール濃度50重量%)に表−
1に示す各種の金属の硫酸塩をその濃度が7×
10-4mol/Kgとなるように溶解させたものをそれ
ぞれ温度60℃で供給し、常にエタノール濃度が50
重量%に保持されるように維持しつつ、透過液側
を真空ポンプにて1mmHggに吸引した。膜を透
過した透過成分水のエタノール濃度がガスクロマ
トグラフにて分析し、透過した成分の量は透過成
分を凝縮させて定量した。種々の陽イオンを含む
水−エタノール混合液体についてパーベーパレー
シヨンを開始して6時間後のエタノールに対する
水の分離係数と透過速度を表−1に示す。
【表】
比較例 1
実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を同一のパーベーパレーシヨン装置に装着し、本
願発明では用いられない、表−2に示す各種の金
属の硫酸塩を、その濃度が7×10-7mol/Kgとな
るように溶解せしめた水−エタノール混合液体
(エタノール濃度50重量%)を温度60℃で供給し
て実施例1と同様な操作を行つた。パーベーパレ
ーシヨンを開始して6時間後のエタノールに対す
る水の分離係数と透過速度を表−2に示す。
を同一のパーベーパレーシヨン装置に装着し、本
願発明では用いられない、表−2に示す各種の金
属の硫酸塩を、その濃度が7×10-7mol/Kgとな
るように溶解せしめた水−エタノール混合液体
(エタノール濃度50重量%)を温度60℃で供給し
て実施例1と同様な操作を行つた。パーベーパレ
ーシヨンを開始して6時間後のエタノールに対す
る水の分離係数と透過速度を表−2に示す。
【表】
比較例 2
実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に、
金属塩を添加することなく、実施例1と同様にし
て調整された水−エタノール混合液体(エタノー
ル濃度50重量%)を温度60℃で供給して実施例1
と同様な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを
開始して6時間後のエタノールに対する水の分離
係数は2.64、透過速度は12.38Kg/m2hγであつた。 実施例 2 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に実
施例1と同様にして表−1に示す各種陰イオンを
生成するマグネシユーム塩を、その濃度が7×
10-4mol/Kgとなるように溶解した各種の水−エ
タノール混合液体(エタノール濃度50重量%)を
それぞれ温度60℃で供給して実施例1と同様な操
作を行つた。パーベーパレーシヨンを開始して6
時間後のエタノールに対する水の分離係数と透過
速度を表−3に示す。
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に、
金属塩を添加することなく、実施例1と同様にし
て調整された水−エタノール混合液体(エタノー
ル濃度50重量%)を温度60℃で供給して実施例1
と同様な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを
開始して6時間後のエタノールに対する水の分離
係数は2.64、透過速度は12.38Kg/m2hγであつた。 実施例 2 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に実
施例1と同様にして表−1に示す各種陰イオンを
生成するマグネシユーム塩を、その濃度が7×
10-4mol/Kgとなるように溶解した各種の水−エ
タノール混合液体(エタノール濃度50重量%)を
それぞれ温度60℃で供給して実施例1と同様な操
作を行つた。パーベーパレーシヨンを開始して6
時間後のエタノールに対する水の分離係数と透過
速度を表−3に示す。
【表】
実較例 3
実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を同一のパーベーパレーシヨン装置に装着し、本
願発明では用いられない、表−4に示す陰イオン
のマグネシユーム塩を、その濃度が7×
10-4mol/Kgとなるように溶解せしめ、60℃に加
熱された水−エタノール混合液体(エタノール濃
度:50重量%)を供給して実施例1と同様な操作
を行つた。パーベーパレーシヨンを開始して6時
間後のエタノールに対する水の分離係数と透過速
度を表−4に示す。
を同一のパーベーパレーシヨン装置に装着し、本
願発明では用いられない、表−4に示す陰イオン
のマグネシユーム塩を、その濃度が7×
10-4mol/Kgとなるように溶解せしめ、60℃に加
熱された水−エタノール混合液体(エタノール濃
度:50重量%)を供給して実施例1と同様な操作
を行つた。パーベーパレーシヨンを開始して6時
間後のエタノールに対する水の分離係数と透過速
度を表−4に示す。
【表】
実施例 3
実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
の装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に、
各種金属の硫酸塩を、その濃度が1.5×10-3mol/
Kgとなるように溶解させた実施例1と同様にして
調整された水−エタノール混合液体(エタノール
濃度65重量%)を60℃で供給して実施例1と同様
な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを開始し
て6時間後及び24時間後のエタノールに対する水
の分離係数と透過速度を表−5に示す。
の装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に、
各種金属の硫酸塩を、その濃度が1.5×10-3mol/
Kgとなるように溶解させた実施例1と同様にして
調整された水−エタノール混合液体(エタノール
濃度65重量%)を60℃で供給して実施例1と同様
な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを開始し
て6時間後及び24時間後のエタノールに対する水
の分離係数と透過速度を表−5に示す。
【表】
実施例 4
実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
の装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に、
60℃に加熱された硫酸コバルトをコバルトイオン
が1.5×10-3mol/Kgとなるように存在せしめたイ
オン交換水と試薬特級のイソプロパノールから調
整された水−イソプロパノール混合液体(イソプ
ロパノール濃度:50重量%)を供給して実施例1
と同様な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを
開始して6時間後のイソプロパノールに対する水
の分離係数は134.3、透過速度は5.80Kg/m2hrで
あつた。 実施例 5 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を同一のパーベーパレーシヨン装置に装着し、60
℃に加熱された硫酸コバルトをコバルトイオンが
1.5×10-3mol/Kgとなるように存在せしめたイオ
ン交換水と試薬特級のt−ブタノールから調整さ
れた水−t−ブタノール混合液体(t−ブタノー
ル濃度:50重量%)の供給して実施例1と同様な
操作を行つた。パーベーパレーシヨンを開始して
6時間後のT−ブタノールに対する水の分離係数
は208.3、透過速度は5.72Kg/m2hrであつた。 実施例 6 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に硫
酸コバルトをコバルトイオンが1.5×10-3mol/Kg
となるように溶解せしめ、25℃に加熱されたイオ
ン交換水と試薬特級のアセトンから調整された水
−アセトン混合液体(アセトン濃度:50重量%)
を供給して実施例1と同様な操作を行つた。パー
ベーパレーシヨンを開始して6時間後のアセトン
に対する水の分離係数は92.43、透過速度は3.751
Kg/m2hrであつた。 実施例 7 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に硫
酸コバルトをコバルトイオンが0.36×10-4mol/
Kgとなるように溶解せしめ、実施例1と同様に調
整された水−エタノール混合液体(エタノール濃
度:95重量%)を温度60℃で供給して実施例1と
同様な操作を行つた。6時間後のエタノールに対
する水の分離係数は9.07、透過速度は2.05Kg/m2
hrであつた。 比較例 4 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に金
属塩を添加することなく、実施例1と同様にして
調整された水−エタノール混合液体(エタノール
濃度:95重量%)を温度60℃で供給して実施例1
と同様な操作を行つた。6時間後のエタノールに
対する水の分離係数は3.32、透過速度は5.110
Kg/m2hrであつた。 実施例 8 膜厚21μのセロフアン膜(UCC社製透析用チユ
ーブ)を装着した実施例1と同一のパーベーパレ
ーシヨン装置に硫酸コバルトをコバルトイオンが
1.5×10-3mol/Kgとなるように溶解せしめ、60℃
に加熱された実施例1と同様に調整された水−エ
タノール混合液体(エタノール濃度:50重量%)
を供給して実施例1と同様な操作を行つた。パー
ベーパレーシヨンを開始して6時間後のエタノー
ルに対する水の分離係数は47.36、透過速度は
4.08Kg/m2hrであつた。 比較例 5 実施例8で用いたのと同一のセロフアン膜を装
着した実施例1と同一のパーベーパレーシヨン装
置に金属塩を添加することなく、実施例1と同様
に調整された水−エタノール混合液体(エタノー
ル濃度:50重量%)を60℃で供給して実施例1と
同様な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを開
始して6時間後のエタノールに対する水の分離係
数は2.65、透過速度は5.96Kg/m2hrであつた。
の装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に、
60℃に加熱された硫酸コバルトをコバルトイオン
が1.5×10-3mol/Kgとなるように存在せしめたイ
オン交換水と試薬特級のイソプロパノールから調
整された水−イソプロパノール混合液体(イソプ
ロパノール濃度:50重量%)を供給して実施例1
と同様な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを
開始して6時間後のイソプロパノールに対する水
の分離係数は134.3、透過速度は5.80Kg/m2hrで
あつた。 実施例 5 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を同一のパーベーパレーシヨン装置に装着し、60
℃に加熱された硫酸コバルトをコバルトイオンが
1.5×10-3mol/Kgとなるように存在せしめたイオ
ン交換水と試薬特級のt−ブタノールから調整さ
れた水−t−ブタノール混合液体(t−ブタノー
ル濃度:50重量%)の供給して実施例1と同様な
操作を行つた。パーベーパレーシヨンを開始して
6時間後のT−ブタノールに対する水の分離係数
は208.3、透過速度は5.72Kg/m2hrであつた。 実施例 6 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に硫
酸コバルトをコバルトイオンが1.5×10-3mol/Kg
となるように溶解せしめ、25℃に加熱されたイオ
ン交換水と試薬特級のアセトンから調整された水
−アセトン混合液体(アセトン濃度:50重量%)
を供給して実施例1と同様な操作を行つた。パー
ベーパレーシヨンを開始して6時間後のアセトン
に対する水の分離係数は92.43、透過速度は3.751
Kg/m2hrであつた。 実施例 7 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に硫
酸コバルトをコバルトイオンが0.36×10-4mol/
Kgとなるように溶解せしめ、実施例1と同様に調
整された水−エタノール混合液体(エタノール濃
度:95重量%)を温度60℃で供給して実施例1と
同様な操作を行つた。6時間後のエタノールに対
する水の分離係数は9.07、透過速度は2.05Kg/m2
hrであつた。 比較例 4 実施例1で用いたのと同一のキユプロフアン膜
を装着した同一のパーベーパレーシヨン装置に金
属塩を添加することなく、実施例1と同様にして
調整された水−エタノール混合液体(エタノール
濃度:95重量%)を温度60℃で供給して実施例1
と同様な操作を行つた。6時間後のエタノールに
対する水の分離係数は3.32、透過速度は5.110
Kg/m2hrであつた。 実施例 8 膜厚21μのセロフアン膜(UCC社製透析用チユ
ーブ)を装着した実施例1と同一のパーベーパレ
ーシヨン装置に硫酸コバルトをコバルトイオンが
1.5×10-3mol/Kgとなるように溶解せしめ、60℃
に加熱された実施例1と同様に調整された水−エ
タノール混合液体(エタノール濃度:50重量%)
を供給して実施例1と同様な操作を行つた。パー
ベーパレーシヨンを開始して6時間後のエタノー
ルに対する水の分離係数は47.36、透過速度は
4.08Kg/m2hrであつた。 比較例 5 実施例8で用いたのと同一のセロフアン膜を装
着した実施例1と同一のパーベーパレーシヨン装
置に金属塩を添加することなく、実施例1と同様
に調整された水−エタノール混合液体(エタノー
ル濃度:50重量%)を60℃で供給して実施例1と
同様な操作を行つた。パーベーパレーシヨンを開
始して6時間後のエタノールに対する水の分離係
数は2.65、透過速度は5.96Kg/m2hrであつた。
Claims (1)
- 1 水−有機液体混合物を再生セルロース膜を用
いてパーベーパレーシヨンによつて、水を膜透過
させて分離するに際し、該水−有機液体混合物中
にMn2+、Fe2+、Co2+、Ni2+、Cu2+、Zn2+、
Be2+及びMg2+からなる群から選ばれた少なくと
も一種類の陽イオンとSO4 2-、H2PO4 -、
CH3COO-及びNO3 -からなる群から選ばれた少
なくとも一種類の陰イオンを該水−有機液体混合
物が二相分離しない範囲内の濃度で存在させるこ
とを特徴とする水−有機液体混合物の分離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12073484A JPS61404A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 水−有機液体混合物の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12073484A JPS61404A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 水−有機液体混合物の分離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61404A JPS61404A (ja) | 1986-01-06 |
| JPH052363B2 true JPH052363B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=14793661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12073484A Granted JPS61404A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 水−有機液体混合物の分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61404A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626651B2 (ja) * | 1986-03-28 | 1994-04-13 | 工業技術院長 | 液体混合物の分離方法 |
| US4648763A (en) * | 1986-08-18 | 1987-03-10 | Safranek Enterprises, Inc. | Counterbalanced adjustable router bit |
| EP1293589A3 (en) | 2001-09-17 | 2004-10-13 | Nissan Motor Company, Limited | Apparatus for pretreatment prior to painting |
| JP2004018867A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Nissan Motor Co Ltd | 塗装前処理装置及び塗装前処理方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57159501A (en) * | 1981-03-24 | 1982-10-01 | Kuraray Co Ltd | Separation of mixed liquid |
| JPS60209291A (ja) * | 1984-04-03 | 1985-10-21 | Agency Of Ind Science & Technol | 水溶性有機化合物の分離方法 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP12073484A patent/JPS61404A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61404A (ja) | 1986-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |