JPH0585208B2 - - Google Patents

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JPH0585208B2
JPH0585208B2 JP20577183A JP20577183A JPH0585208B2 JP H0585208 B2 JPH0585208 B2 JP H0585208B2 JP 20577183 A JP20577183 A JP 20577183A JP 20577183 A JP20577183 A JP 20577183A JP H0585208 B2 JPH0585208 B2 JP H0585208B2
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membrane
water
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separation
solidify
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JP20577183A
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Shuzo Yamashita
Akira Mochizuki
Takashi Ogawara
Yoshio Sato
Yoshiki Tanaka
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は湿式法で製膜された膜を用いて混合液
体を浸透気化法(以下パーベーパレーシヨン法と
いう)によつて分離する方法に関するものであ
る。 従来より有機混合液体を分離する方法として蒸
留法が知られている。しかしながら、蒸留法で共
沸混合物、沸点の接近した溶媒、異性体(オルト
とパラ、シスとトランス)などを分離することは
極めて困難である。 例えば水−アルコール混合液体を蒸留で分離す
る場合には、該混合液体中のアルコール成分の比
揮発度を上げるために、混合液体にベンゼンなど
の溶剤を第三成分として添加し、塔載から水−ア
ルコール−溶剤の三成分混合物を留出させ、塔底
から純アルコールを取り出す必要がある。しかし
ながら上記蒸留法は蒸留塔の塔頂から留出する三
成分混合物から第三成分を分離回収する装置と三
成分混合物を処理する大型の蒸留塔を設置する必
要があるため、装置が大型化するとともに、三成
分混合物の蒸留と第三成分の分離回収のために多
大の熱エネルギーを消費するという問題があつ
た。 近年上記蒸留法の問題点を解消するための種々
の分離技術が検討されている。中でも分離膜で区
割される二つの室の供給液側(一次側)に分離さ
れるべき混合液体を供給し、膜との親和性の大き
な成分を膜を介して透過液側(二次側)に蒸気と
して優先的に透過させるパーベーパレーシヨン法
は、原理的には従来の過あるいは蒸留等での分
離の困難な近沸点混合物や共沸混合物を分離でき
るため大巾な省エネルギー化が可能で、かつ従来
多段階を要していた分離・濃縮プロセスを一段階
あるいは数段階で行なうことができるため装置の
大巾な小型化が可能な新しい分離技術として注目
されている。 従来のこのようなパーベーパレーシヨン法によ
り混合液体を分離した実験例も種々報告されてい
る。例えば米国特許2953502号にはセルロースア
セテート膜を用いて水−メタノール混合液体を分
離した実験例、機能材料12月号(1981)の33ペー
ジにはセルロースアセテート膜を用いて水−エタ
ノール混合液体を分離した実験例、及びセロフア
ン膜を用いて水−イソプロパノール混合液体を分
離した実験例、Journal of Applied Polymer
Science vol,26(1981)の3223ページにはグラフ
ト化ポリビニルアルコール膜を用いて水−メタノ
ール混合液体を分離した実験例、米国特許第
3726934号にはアクリロニトリル重合体膜を用い
てスチレン−ベンゼン混合液からスチレンを分離
した実験例、またJ.Polymer Sci:Symposium
No.41の145ページにはセロフアン膜を用いてア
ルコールと水を分離する際、塩を添加すると分離
性能が向上するという実験例などが報告されてい
る。しかしながら、これらの膜を用いたパーベー
パレーシヨンによる混合液体の分離方法は、実験
室規模の実施はまだしも、工業的規模の実施にお
いては、次のような問題があつた。すなわち、 (1) 混合液体が高分子膜を一回通過することによ
る分離の割合〔一般に膜透過後のA成分のB成
分に対する重量比を膜透過前のA成分のB成分
に対する重量比で除した値を分離係数αで表示
する。 すなわち、 α=透過液中の(WA/WB)/被透過液中の(WA/WB
) (式中WA及びWBは、それぞれA成分及びB
成分の重量を示す。)〕が小さいため、目的とす
る濃度まで分離または濃縮するためには、非常
に多数の膜を透過させなければならない。 (2) 高分子膜を透過する透過量〔一般に、単位膜
表面積及び単位時間当りの透過量、すなわちQ
(Kg/m2hr)で表示する〕が小さいため、膜表
面積を大きくする必要がある。などの問題があ
り、工業的規模での実施には程遠いものであ
る。 本発明者らは、このような種々のパーベーパレ
ーシヨン法の問題点を解消し、混合液体を高い分
離係数及び大きな透過速度でパーベーパレーシヨ
ン分離する方法を提供するため分離膜の微細孔構
造と混合液体の透過方向の関係について検討した
ところ、逆浸透法では、例えば萩原、橋本編「膜
による分離法」講談社サイエンテイフイク社(昭
和49年)の第26ページに記載されているように易
凝固媒体と接触する表側(緻密層が形成される
側)に必ず分離すべき混合液体を供給することが
行われているが、意外にも、パーベーパレーシヨ
ン法では、膜の難凝固媒体と接触する裏側に分離
すべき混合液体を供給すると、膜の表側に混合液
体を供給した場合よりもかなり大きな分離係数が
達成されることを見い出し、本発明に到達したも
のである。すなわち、本発明は湿式法で製膜され
た膜の、難凝固媒体と接触した側の膜表面に、混
合液体を供給して膜を透過した成分を該膜の易凝
固媒体と接触した側の膜表面よりガス状で取り出
すことを特徴とする混合液体の分離方法である。 本発明方法に用いる膜は銅アンモニア、ビスコ
ース法などにより湿式製膜した再生セルロース
膜、ポリビニルアルコール組成物を湿式製膜した
ポリビニルアルコール系重合体膜、ジメチルスル
ホキシド、ピロリドン、ジメチルアラトアミドア
ルコールと水との混合溶媒等を用いて湿式凝固法
により製膜したエチレン−ビニルアルコール共重
合体膜、硫酸、ジメチルアセトアミド(塩添加系
をも含む)等の溶媒を用いて湿式凝固法により製
膜したポリアミド、ポリイミド系膜などをあげる
ことができる。これの湿式製膜した中空糸膜、あ
るいは支持体上にポリマー溶液をキヤストした後
に湿式製膜した膜はいずれも、易凝固媒体と接触
した表側と難凝固媒体と接触した裏側とは異なつ
た構造を有している。例えば異方性膜では易凝固
媒体に接触した表側に薄い緻密層が形成され、難
凝固媒体に接触した裏側に多孔構造が形成されて
おり、明らかに膜の表側と裏側の構造は異なつて
いるが膜の横断面において実質的に均一といわれ
ている均質膜においても、易凝固媒体に接触した
表側(特にその最表層部)が難凝固媒体に接触し
た裏側(特にその最表層部)に対し相対的に密な
構造を有しており膜の表側と裏側の構造は異なつ
ている。本発明でいう難凝固媒体及び易凝固媒体
とは、凝固媒体の凝固能がそれぞれ相対的に小お
よび大である媒体を意味する。たとえばジメチル
アセトアミドにエチレン−ビニルアルコール共重
合体を溶解した製膜原液の場合、該原液と接触さ
せると容易に該共重合体が凝固するアセトンが典
型的な易凝固媒体であり、該原液と接触させても
容易に凝固しない空気が難凝固媒体である。また
ヘキサン、ベンゼン等の共重合体溶媒(ジメチル
アセトアミド)とは相溶性を有しないもの、およ
びガラス板、ステンレス板、テフロン板等の製膜
原液延展用支持体も難凝固媒体である。一方易凝
固媒体としては水が典型例であるが、上記凝固媒
体の難、易の区別は相対的なものであり、易凝固
媒体として水を用いた場合はジメチルアセトアミ
ド30%水溶液が難凝固媒体であり、難凝固媒体と
して空気を用いた場合は上記ジメチルアセトアミ
ド水溶液が易凝固媒体となる。エチレン−ビニル
アルコール共重合体膜の湿式凝固膜の場合には易
凝固媒体として通常水性媒体が用いられる。かか
る水性媒体は水単独でもよく、水に水混和性有機
溶剤、通常はポリマー溶液と同一の溶媒を70重量
%の範囲内で混じたもの、あるいはこれらにさら
に芒硝などの無機塩を溶解した系などを用いても
よい。 一方乾式法で製膜した膜は膜の表側と裏側では
微細構造に差異がほとんど認められない。また湿
式製膜した膜の場合でも平膜状の銅アンモニア法
再生セルロース膜のように膜の表側と裏側を同一
の凝固液に接触させた膜では膜の表側と裏側の微
細孔構造には差異が認められない。上述の膜の表
側または裏側に混合液体を供給してパーベーパレ
ーシヨン分離を行つても分離係数はほぼ同じ値を
示す。したがつて膜の表側と裏側で微細孔構造に
差異のない膜には本発明方法を適用することはで
きない。 コイル用人工腎臓の透析膜として用いられてい
るチユーブ状の銅アンモニア法再生セルロース膜
はチユーブの内側が難凝固媒体(空気)と接触
し、チユーブの外側が易凝固媒体と接触して製膜
されるためチユーブの内側と外側の構造に差異が
認められる。かかるチユーブ状の銅アンモニア法
再生セルロース膜を用いてパーベーパレーシヨン
分離する場合には、分離すべき混合液体を難凝固
媒体と接触するチユーブの内側に供給する必要が
ある。 エチレン−ビニルアルコール系共重合体膜の場
合、例えばエチレン−ビニルアルコール(エチレ
ン含量18モル%)のジメチルスルホキシド溶液を
中空糸内の媒体として空気を用いて3℃の水中に
て製膜すると、凝固液に直接接触する外表面(と
くに最外表面)が内表面に比較して緻密な微細孔
構造を有する実質的に均質な膜を得ることができ
る。一方エチレン−ビニルアルコール(エチレン
含量18モル%)をプロパノール/水(50/50wt
%)混合溶液に濃度30wt%となるように溶解し
た溶液を中空糸内の媒体として空気を用いて3℃
の水中にて製膜すると、中空糸の内表面側に支持
層が外表面側に緻密層を有する異方性の膜を得る
ことができる。 したがつて上述の中空糸内の媒体として空気を
用いて紡糸したエチレン−ビニルアルコール中空
糸を用いる場合には、混合液体を中空糸の内側に
供給してパーベーパレーシヨンを行なう必要があ
る。 上記エチレン−ビニルアルコール共重合体膜は
中空糸状の他に使用される態様に応じて平膜状、
チユーブ状に製膜することができる。これらの膜
は単独で用いることもシート状、フイルム状、管
状の多孔体に重ねて用いてもよい。 本発明において分離すべき混合液体とは共沸混
合液体、近接沸点混合液体などであり、とくに有
機混合液体の分離に著効がある。有機混合液体の
うち共沸混合液体としては水/エタノール、水/
イソプロパノール、などの水/アルコール及び酢
酸メチル/メチルアルコール、酢酸エチル/エチ
ルアルコール、ベンゼン/シクロヘキサン、メタ
ノール/アセトン、ベンゼン/メタノール、ベン
ゼン/エタノール、アセトン/クロロホルム、メ
タノール/アセトンなどがあげられる。また近接
沸点混合液体としては、エチルベンゼン/スチレ
ン、パラクロルエチルベンゼン/パラクロルスチ
レン、トルエン/メチルシクロヘキサン、ブタジ
エン/ブテン類、ブタジエン/ブタン類などがあ
げられる。また水/アセトン、水/エチレングリ
コール、水/グリセリン、水/メタノールなどの
普通の蒸留でも分けることのできる混合液体など
もあげることができる。 本発明に用いられるパーベーパレーシヨン装置
は特に限定されることなく従来公知の装置が用い
られ、かかる装置を常法の条件で運転して混合液
体を分離することができる。パーベーパレーシヨ
ンを行なうにあたり、供給液側と透過液側の圧力
差については大きければ大きいほど効果的である
が、工業的に実施するには、0.5〜1気圧の圧力
差を設けることが好適である。また供給液側の圧
力は大気圧あるいはその近傍の圧力が好ましく、
透過液側の圧力は透過成分の蒸気圧以下の減圧に
保つことが好ましい。透過液側を減圧に保つ方法
としては真空に引いて減圧にするか、構成成分と
反応しないガスを流して低蒸気圧に保つなどの方
法がある。分離温度は40℃以上でかつ分離すべき
有機混合液体の共沸温度以下の温度が適当であ
る。混合液体の分離にあたり、膜を1回通過させ
るだけでは、目的の濃度が得られない場合には、
同様な装置を連続に設置して多数回通過させた
り、蒸留と組み合せたりして目的を濃度にまで濃
縮分離することができる。 本発明によれば、従来の膜分離方法にくらべて
高い分離係数及び大きい透過速度が達成される。
このため本発明の方法によれば分離システムのコ
ンパクト化、処理能力の増大、低コスト化が図ら
れ、本発明は化学工業などの分離精製プロセスの
短縮化や省エネルギー化への膜分離方法の実用化
に有効であり、産業上の有用性が極めて大きいも
のである。 次に実施例により本発明方法を更に具体的に説
明する。 実施例 1 エチレン含量33モル%のエチレン−ビニルアル
コール共重合体をジメチルスルホキシドとの
(9:1)含水有機溶媒に溶解し、濃度が35重量
%の紡糸原液を調整した後、管状ノズル(孔径
0.7mm)を用いて、該ノズルの管内に窒素を吹き
込みながら1℃の水の凝固液中に押出し紡糸を行
つた。水洗後アセトンに浸漬、室温乾燥して外径
280μm膜厚40μmの中空糸膜を得ることができた。
この中空糸膜の横断面を倍率50400倍の電子顕微
鏡て観察した結果、内面と外面の微細構造に差の
あることが観察された。なお第1図は中空糸膜の
外表面付近、第2図は内部、第3図は内表面付近
を示したものである。該中空糸膜を膜面積が8cm2
になるように結束しモジユール化した後、ステン
レス製のパーベーパレーシヨン装置に装着してエ
タノール/水(95/5重量%)の共沸混合液体の
25℃、7mmHgで分離特性を測定した結果を表−
1に示す。
【表】 実施例 2 エチレン含有量が18モル%のエチレン−ビニル
アルコール共重合体を用い、これらをジメチルス
ルホキシドと水の混合比9:1からなる含水有機
溶媒に溶解し、濃度33重量%の溶液を調整した
後、ガラス板上に流延してガラス板とともに5℃
の水中において製膜した後、湿潤状態のままパー
ベーパレーシヨン装置に装着してイソプロパノー
ル/水(90/10重量%)の混合液体の25℃、7mm
Hgでの分離特性を測定した結果を表−2に示す。
【表】 実施例 3 膜厚25μmの市販コイル型人工腎臓用チユーブ
状の銅アンモニア法再生セルロース膜(西独エン
カ社製、商品名200pM)をパーベーパレーシヨ
ン装置に装着してエタノール/水(50/50重量
%)の混合液体の60℃、1mmHgでの100時間後の
分離特性を測定した結果を表−3に示す。
【表】 実施例 4 実施例3で用いた銅アンモニア法再生セルロー
ス膜をパーベーパレーシヨン装置に装着して、エ
タノール/水(95/5重量%)の共沸混合液体を
60℃、1mmHgでの100時間後の分離特性を測定し
た結果を表−4に示す。
【表】 実施例 5 エチレン−ビニルアルコール共重合体(エチレ
ン含有量18モル%)を濃度が30wt%になるよう
にプロパノール/水(50/50wt%)混合溶媒に
溶解し、室温でガラス板上にキヤストし、ガラス
板とともに5℃の水中に浸漬して湿式凝固膜を得
た。この膜の横断面を倍率50400倍の電子顕微鏡
で観察した結果、製膜時に水(易凝固媒体)に接
していた側に緻密層を有する配向度70%の異方性
の膜であることが観察された。上記膜をパーベー
パレーシヨン装置に装着してエタノール/水
(95/5wt%)混合液体の25℃、7mmHgでの分離
特性を測定した結果を表−5に示す。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれエチレン
−ビニルアルコール共重合体中空糸膜の水膨潤状
態の横断面のフリーズドレプリカ法による倍率
50400倍の透過型電子顕微鏡写真である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 湿式法で製膜された膜の、難凝固媒体と接触
    した側の膜表面に分離すべき混合液体を供給して
    膜を透過した成分を該膜の易凝固媒体と接触した
    側の膜表面よりガス状で取り出すことを特徴とす
    る混合液体の分離方法。
JP20577183A 1983-11-04 1983-11-04 混合液体の分離方法 Granted JPS6099310A (ja)

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US4857081A (en) * 1987-10-15 1989-08-15 Separation Dynamics, Inc. Separation of water from hydrocarbons and halogenated hydrocarbons
KR100905921B1 (ko) * 2008-09-11 2009-07-02 김명수 경계 구조물의 선형부재 연결기구

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