JPH0523704Y2 - - Google Patents

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JPH0523704Y2
JPH0523704Y2 JP1985105543U JP10554385U JPH0523704Y2 JP H0523704 Y2 JPH0523704 Y2 JP H0523704Y2 JP 1985105543 U JP1985105543 U JP 1985105543U JP 10554385 U JP10554385 U JP 10554385U JP H0523704 Y2 JPH0523704 Y2 JP H0523704Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床下の配管等を点検するために床部
に設置される床点検口の蓋体の取手に関するもの
で、特に蓋体の表裏面いずれの使用も可能とした
床点検口の蓋体の取手に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
一般に、床点検口の蓋体は、スチールまたはア
ルミニウム材等により形成した枠体の内部に底板
を配設して構成されるが、その汎用性を向上させ
るために、裏面を反転させて使用することが多
い。
この時、従来の蓋体においては、取手も一旦取
りはずして反転させる必要があるので、新たに該
取手の支持座を形成する等の面倒な作業を要する
という欠点を有していた。
本考案は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、蓋体を反転して使用する際にも新
たに支持座等を形成する必要のない床点検口の蓋
体の取手を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図において本考案による点検口の蓋体の取
手が示されており、1は取手本体、2は第一ケー
ス、3は第二ケースをそれぞれ示している。
取手本体1は、手掛け部となる平面視略細長矩
形状の握り部材1aの裏面に互いに平行な二本の
脚部1b,1bを突設して形成されている。
第一ケース2は、床点検口の蓋体Aの底板Bに
穿設された開口部Cに嵌合して装着されるもの
で、その上面に上記取手本体1の握り部材1aを
収納する収納凹所4を形成するとともに、上端に
は外方に向かつて挾着フランジ5を突設して構成
されている。
第二ケース3は、上記第一ケース2に分離可能
に連結されるもので、該第一ケース2に形成され
るものと同一の収納凹所4′を裏面に有し、その
上端には外方に向かつて支持フランジ6を突設し
て構成されている。
そして、これら第一ケース2と第二ケース3と
を連結した状態において、上記床点検口の蓋体A
の開口部C周縁における底板Bは、第一ケース2
の挾着フランジ5と第二ケース3の支持フランジ
6とによつて挾持されるようになつている。
一方、取手本体1の脚部1b,1bは、第一ケ
ース2および第二ケース3の収納凹所4,4′の
底部に穿設された孔部7,7′を摺動可能に貫通
して、これら脚部1b,1bの下端にはストツパ
部材8が着脱可能に装着されて取手本体1の第一
ケース2および第二ケース3からの脱離が防止さ
れている。
〔作用〕
本考案による蓋体の取手は、第一ケース2と第
二ケース3の双方に孔部7,7′を穿設して、着
脱可能な取手本体1の脚部1b,1bをいずれの
側からでも貫通することができるようにするとと
もに、上記第一ケース2と第二ケース3の双方に
取手本体1の握り部材1aを収納する収納凹所
4,4′を形成することにより、蓋体のいずれの
面にも取手本体1の握り部材1aを位置させるこ
とができるようにして、その反転作用を容易にす
るものである。
また、第一ケース2、および第二ケース3を合
成樹脂製の本体2a,3aにステンレス製の装飾
板2b,3bを固着して形成することにより、各
ケース2,3の製造が容易になる上に、材料費も
低減させることができ、さらに、装飾板2b,3
bにより、ケース2,3表面部への受傷が効果的
に防止される。
〔実施例〕
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
第2図ないし第4図において、本考案の第一実
施例が示されている。
この実施例において脚部1b,1bは、ボルト
状の杆体にて形成され、その一端部を、アルミニ
ウム材あるいは合成樹脂等の適宜材料にて形成さ
れる握り部材1a裏面に螺結して該握り部材1a
と一体化され、他端部にもねじ切りしてナツト状
のストツパ部材8を螺合することができるように
されている。
第一ケース2は、合成樹脂製の本体2aと、こ
の本体2aに一体に成形されるステンレス製の装
飾板2bとから構成され、装飾板2bを本体2a
の上端部から外方に突出させることにより挾着フ
ランジ5が形成されている。
上記本体2aの裏面から突設される連結突部9
は、上記取手本体1の脚部1b,1bが突設され
る間隔と同一間隔を有して本体2a裏面から突設
され、その中心部に上記脚部1b,1bを貫通す
る孔部7が穿設されている。
そして、この連結突部9の下端には、外方に向
けて係合突部9aが突設され、後述する第二ケー
ス3の係合凹部10aに嵌合するようになつてい
る。
なお、第3図において、11は取手本体1の握
り部材1aを収納状態から上方に引き出す時の便
宜を図るために形成される手掛け凹所を示すもの
で、収納凹所4の略中央部から連設されている。
第二ケース3は、合成樹脂製の本体3aと、こ
の本体3aに一体成形されるステンレス製の装飾
板3bとから構成され、装飾板3bを本体3aの
下端部から外方に突出させてフランジ12が形成
されている。
このフランジ12は、図示の状態から反転させ
て蓋体を使用する時に、その見切り効果を向上さ
せるとともに、パネル状のものを配設する際に、
その浮き上り等を防止するために設けられるもの
である。
一方、第二ケース3の両側端部から外方に向け
て突設される支持フランジ6は、上記第一ケース
2の挾着フランジ5と対向する位置に形成され、
その略中央部には取付孔13を穿設して、底板B
より挿通される取付ビス14を螺挿して該第二ケ
ースの移動を阻止している。
上記第二ケース3の上面に突設される連結突部
10は、その上端を互いに対向する方向に折曲す
ることにより、上記第一ケース2の係合突部9a
を嵌合し得る係合凹部10aが形成されている。
第一ケース2と第二ケース3とは、これら係合突
部9aと係合凹部10aとを係合させて連結され
るが、この状態において、両ケース2,3の収納
凹所4,4′の底部同士は、当接し合い、収納凹
所4,4′および孔部7,7′とは、蓋体Aの内部
空間から隔離される。
したがつて、この実施例においては、第一ケー
ス2を開口部Cに嵌合した後、第二ケース3を底
板Bと平行にX方向(第3図)に移動させること
により、該第一ケース2の係合突部9aと第二ケ
ース3の係合凹部10aとが係合され、相互に連
結されるようになつている。
なお、第一ケース2と第二ケース3との連結の
態様は、このようなものに限られるものではな
く、例えば、止着子によるなど、他の適宜の方法
によつてもよいことは勿論である。
次に、本考案の床点検口の蓋体の取手の使用方
法を、第1図に基づいて説明すると、まず、床点
検口の蓋体Aの底板Bに開口部Cを穿設した後、
この開口部Cに第一ケース2を嵌合させる。
次いで、第二ケース3を底板Bの裏面に沿つて
移動させて該第二ケース3の係合凹部10aと第
一ケース2の係合突部9aとを嵌合させて連結
し、取付ビス14により第二ケース3の支持フラ
ンジ6を底板Bに連結する。
この時、上記開口部C周縁の底板Bは、第一ケ
ース2の挾着フランジ5と第二ケース3の支持フ
ランジ6とにより挾持された状態となり、底板B
の開口部C周縁が保護されるとともに、〓間やが
たつき等が完全に防止され、また、この底板Bの
上面に張着される床仕上げ材Dの端部の収まりが
良い。
この後、第一ケース2と第二ケース3とに穿設
された孔部7,7′に取手本体1の脚部1b,1
bを貫通させ、これら脚部1b,1bの下端にワ
ツシヤを介してナツト(ストツパ部材8)を螺合
させる。
したがつて、蓋体Aを回動させて、あるいは上
方に持ち上げて取り去る時には、取手本体1の握
り部材1aを上方に引き上げればよく、この時、
ストツパ部材8により取手本体1の脱離が防がれ
るのである。
さらに、この実施例の取手を装着した蓋体Aを
反転して使用するには、単に上記スツパ部材8を
取手本体1の脚部1b,1bから取り外した後、
裏面側すなわち第二ケース3の孔部7′側から脚
部1b,1bを貫通させ、これら脚部1b,1b
の先端にストツパ部材8を装着するだけでよく、
新たに取手本体1を支持するための支持座のよう
なものを形成する必要を省くことができるのであ
る(第5図)。このように、例えばモルタル等を
充填させて蓋体を形成する場合には、両ケース
2,3の収納凹所4,4′の底部同士は、当接し
合い、収納凹所4,4′および孔部7,7′とは、
蓋体Aの内部空間から隔離されているので、単に
モルタル等を流し込むだけで足りる。
第6図には、本考案の第二の実施例が示されて
いる。
この実施例は、上記第一実施例における取付ビ
ス14を省いて、その作業性の向上を図つたもの
である。
すなわち、上記第一実施例においては、第一ケ
ース2と第二ケース3とを連結した後、該第二ケ
ース3が移動して脱離することを防止するため
に、この第二ケース3の支持フランジ6を底板B
に取付ビス14を用いて固定してあるが、この実
施例においては、これら第一ケース2に形成した
受け部15に第二ケース3の弾発係合部16をス
ナツプフイツトさせることにより脱離が防がれ
る。
上記受け部15は、第一ケース2の裏面の適宜
の立上がり面を利用して形成されるが、この実施
例においては、収納凹所4を形成する立上がり面
が利用されている。
一方、弾発係合部16は、弾性材により、第二
ケース3の上面でかつ該第二ケース3と第一ケー
ス2とを連結した時に、上記第一ケース2の受け
部15に対応する位置に該第二ケース3の本体3
aと一体あるいは別体で形成されている。
この実施例のように、第二ケース3の本体3a
を合成樹脂等の弾性材料にて形成する時には、上
記弾発係合部16は本体3aと一体に形成するこ
とがその製造上望ましいことは勿論である。
なお、第6図において、17は第二ケース3の
X方向へのずれを防止するためのストツパを示す
もので、上記第一ケース2の受け部15に対して
反対方向に位置する立上がり面18に当接するよ
うに位置決めされている。
したがつて、この実施例によれば、第1ケース
2を開口部Cに嵌合した後、第二ケース3をX方
向に摺動させると、弾発係合部16は、弾性変形
を伴つて第一ケース2の底部壁19を乗り越えて
該第一ケース2の受け部15に弾発的に係合し、
Y方向の移動が阻止され、X方向の移動を阻止す
る上記ストツパ17と相俟つてその嵌合方向の移
動は完全に防止されるので、あらためて第一実施
例に示したような取付ビス14を装着する必要が
なくなるのである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による
床点検口の蓋体の取手によれば、ほぼ対称形状と
された第一ケースおよび第二ケースの双方に孔部
を穿設して、取手本体の脚部をいずれからでも貫
通することができるようにし、かつ取手本体の脱
離を防ぐストツパ部材を着脱可能としたので、蓋
体のいずれの面にも取手本体の握り部材を位置さ
せることができる。
したがつて、上記蓋体の裏面を使用する場合に
も、容易に取手本体を反転させることができ、蓋
体の反転使用に際して、新たに支持座等を形成す
る必要をなくすることができる。
また、第一ケースと第二ケースとは、分離可能
に形成され、連結状態において、第一ケースの挾
着フランジと第二ケースの支持フランジとにより
開口部周縁における底板を挾持するようにしたの
で、底板の開口部周縁を保護することができ、さ
らに、該開口部周縁の〓間を挟着フランジにより
完全に覆い隠すことができる。
また、第一ケース、および第二ケースは、合成
樹脂製の本体にステンレス製の装飾板を固着して
形成されるので、製造が容易になる上に、材料費
も低減させることができ、さらに、装飾板よりケ
ース表面部への受傷を効果的に防止することがで
きる。
したがつて、床板の開口部周縁における錆等の
発生を防止することができる上に、挾着フランジ
が見切り効果を発揮して、全体を美麗にすること
ができる。
さらに、第一および第二ケースを連結するだけ
で取手本体の保持部が構成され、かつその状態で
取手本体の摺動部が蓋体の内部空間から隔離さ
れ、モルタル等を充填した蓋体を形成する場合に
も、該モルタル等の流れ込みを有効に防止するこ
とができるので、全体の構造を簡単にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の床点検口の蓋体の取手を示す
部分断面分解斜視図、第2図は本考案の第一実施
例を示す断面図、第3図は第2図の方向矢視
図、第4図は第2図の方向矢視図、第5図は本
考案の床点検口の蓋体を反転して使用した状態を
示す断面図、第6図は本考案の第二実施例を示す
部分断面斜視図である。 A……床点検口の蓋体、B……底板、C……開
口部、1……取手本体、1a……握り部材、1b
……脚部、2……第一ケース、3……第二ケー
ス、4……収納凹所、5……挾着フランジ、6…
…支持フランジ、7,7′……孔部、8……スト
ツパ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面視略細長矩形状の握り部材の裏面に互いに
    平行な二本の脚部を突設してなる取手本体と、 合成樹脂製の本体の表面部にステンレス製の装
    飾板を固着してなり、上面に上記取手本体の握り
    部材を収納する収納凹所を凹設するとともに、こ
    の収納凹所の底部に上記脚部が貫通する孔部を穿
    設して形成され、床点検口の蓋体の底板に穿設し
    た開口部に嵌合して装着される第一ケースと、 合成樹脂製の本体の表面部にステンレス製の装
    飾板を固着してなり、上記取手本体の握り部材を
    収納する収納凹所を裏面に凹設するとともに、こ
    の収納凹所の底部に上記脚部が貫通する孔部を穿
    設し、かつ上端に上記第一ケースの上端に突設さ
    れて上記底板の開口部周縁の〓間を閉塞する挟着
    フランジと協働して開口部周縁における底板を挟
    持する支持フランジを突設して形成され、少なく
    とも収納凹所の孔部周縁同士を当接させて上記第
    一ケースに分離可能に連結される第二ケースと、 これら第一および第二ケースの孔部を摺動可能
    に貫通する上記取手本体の脚部の下端に着脱可能
    に装着され、該取手本体の離脱を防止するストツ
    パ部材とを有してなる床点検口の蓋体の取手。
JP1985105543U 1985-07-12 1985-07-12 Expired - Lifetime JPH0523704Y2 (ja)

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JPS6214044U JPS6214044U (ja) 1987-01-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421227Y2 (ja) * 1975-12-08 1979-07-28
JPS5339066Y2 (ja) * 1975-12-27 1978-09-21
JPS5424224U (ja) * 1977-07-20 1979-02-17
JPS5838112Y2 (ja) * 1979-08-29 1983-08-29 株式会社 野口 栄太郎商店 把手装置

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