JPH0523711B2 - - Google Patents
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- JPH0523711B2 JPH0523711B2 JP19021887A JP19021887A JPH0523711B2 JP H0523711 B2 JPH0523711 B2 JP H0523711B2 JP 19021887 A JP19021887 A JP 19021887A JP 19021887 A JP19021887 A JP 19021887A JP H0523711 B2 JPH0523711 B2 JP H0523711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water quality
- analyzer
- value
- chemical
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、火力発電所の水質管理に用いるヒ
ドラジン計や導電率計等の水質分析計の診断方法
に関する。
ドラジン計や導電率計等の水質分析計の診断方法
に関する。
火力発電所のプラントを支障なく運転するに
は、復水の水質管理を慎重に行わなければならな
い。この水質管理の目的で、従来からヒドラジン
計や導電率計等の分析計を使つて、その分析値に
基づきアンモニア、ヒドラジン等の薬液の注入ポ
ンプを制御することが知られている。
は、復水の水質管理を慎重に行わなければならな
い。この水質管理の目的で、従来からヒドラジン
計や導電率計等の分析計を使つて、その分析値に
基づきアンモニア、ヒドラジン等の薬液の注入ポ
ンプを制御することが知られている。
例えば、第5図を参照して、従来の水質管理シ
ステムを説明すれば次の通りである。
ステムを説明すれば次の通りである。
まず、復水脱塩装置DEMIを通過して復水ブー
スタポンプCBPにより給送される復水の流量を
流量発信器FXで検知すると共に、その流量に比
例して(比較器PRを介し)薬液注入ポンプのモ
ータの回転数VSを制御する。他方、脱気器入口
からサンプルをラツク(第5図の破線枠内)に導
き、ここでヒドラジン計および導電率計により、
ヒドラジン濃度N2H4と導電率μsとを測定すると
同時に、この測定値を薬液制御器(図中、破線枠
内)の調節計PIDおよびストローク長制御器SP
に入力して薬液注入ポンプのストローク長STを
調節することにより、薬液(アンモニアやヒドラ
ジン)を復水ブースタポンプCBP出口の復水中
への注入量を調整して水質を設定値にコントロー
ルする。かくして、脱気器入口における薬液濃度
および導電率が所定の範囲内に維持される。
スタポンプCBPにより給送される復水の流量を
流量発信器FXで検知すると共に、その流量に比
例して(比較器PRを介し)薬液注入ポンプのモ
ータの回転数VSを制御する。他方、脱気器入口
からサンプルをラツク(第5図の破線枠内)に導
き、ここでヒドラジン計および導電率計により、
ヒドラジン濃度N2H4と導電率μsとを測定すると
同時に、この測定値を薬液制御器(図中、破線枠
内)の調節計PIDおよびストローク長制御器SP
に入力して薬液注入ポンプのストローク長STを
調節することにより、薬液(アンモニアやヒドラ
ジン)を復水ブースタポンプCBP出口の復水中
への注入量を調整して水質を設定値にコントロー
ルする。かくして、脱気器入口における薬液濃度
および導電率が所定の範囲内に維持される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の水質管理システムに
おいては、薬液注入装置の制御をヒドラジン計や
導電率計等の分析計が正常な値を示していること
を前提として行つているため、分析計が正常に作
動し、指示しているかどうかを手分析によりクロ
スチエツクしたり、あるいは他の計器(例えば、
ボイラサイクル下流における給水系の計器)の指
示値との食い違いを点検したり、あるいは薬液注
入ポンプによる注入量の通常値からの大きなズレ
を定期的パトロールによつてチエツクしたりしな
ければならない。従つて、計器が正常に機能して
いないと、適切な薬液の注入ができず、水質がそ
の管理値の設定範囲から逸脱し、ひいてはボイラ
サイクルの腐蝕食につながる惧れもある。このた
め、これらを防止するには、前記のような面倒な
点検チエツク等を必要とする等の難点がある。さ
らに、分析計は、面倒かつ頻繁な校正や保守にも
拘らず、温度、圧力、流量等の変動、あるいは配
管の汚れ等種々の因子により指示不良となり得る
ので、従来のシステムでは、これらを直ちに発見
することができず、また正常に機能しているかど
うかの定期的かつ頻繁な校正の必要性も煩わし
く、不便である。
おいては、薬液注入装置の制御をヒドラジン計や
導電率計等の分析計が正常な値を示していること
を前提として行つているため、分析計が正常に作
動し、指示しているかどうかを手分析によりクロ
スチエツクしたり、あるいは他の計器(例えば、
ボイラサイクル下流における給水系の計器)の指
示値との食い違いを点検したり、あるいは薬液注
入ポンプによる注入量の通常値からの大きなズレ
を定期的パトロールによつてチエツクしたりしな
ければならない。従つて、計器が正常に機能して
いないと、適切な薬液の注入ができず、水質がそ
の管理値の設定範囲から逸脱し、ひいてはボイラ
サイクルの腐蝕食につながる惧れもある。このた
め、これらを防止するには、前記のような面倒な
点検チエツク等を必要とする等の難点がある。さ
らに、分析計は、面倒かつ頻繁な校正や保守にも
拘らず、温度、圧力、流量等の変動、あるいは配
管の汚れ等種々の因子により指示不良となり得る
ので、従来のシステムでは、これらを直ちに発見
することができず、また正常に機能しているかど
うかの定期的かつ頻繁な校正の必要性も煩わし
く、不便である。
そこで、本発明の目的は、火力発電所の水質管
理に用いられる水質計器、特に薬液注入の水質コ
ントロールに用いられるヒドラジン計や導電率計
等の水質分析計の作動および指示を、薬液注入装
置により容易かつ簡便に診断し、前記従来システ
ムの欠点を解消することができる火力発電所の水
質管理における水質分析計の診断方法を提供する
ことにある。
理に用いられる水質計器、特に薬液注入の水質コ
ントロールに用いられるヒドラジン計や導電率計
等の水質分析計の作動および指示を、薬液注入装
置により容易かつ簡便に診断し、前記従来システ
ムの欠点を解消することができる火力発電所の水
質管理における水質分析計の診断方法を提供する
ことにある。
本発明は、より信頼性のある薬液注入ポンプの
薬液注入量に基づいて、所定の診断ロジツクによ
り水質計の作動および指示を診断することを特徴
とする。
薬液注入量に基づいて、所定の診断ロジツクによ
り水質計の作動および指示を診断することを特徴
とする。
すなわち、本発明によれば、火力発電所の水質
管理に用いる水質分析計の作動および指示を薬液
注入ポンプの薬液注入量によつて、所定の診断ロ
ジツクに従い診断する方法が提供され、このロジ
ツクは薬液注入量を薬液注入ポンプのストローク
長および回転数から決定し、その決定値と復水の
流量とにより復水中の薬液濃度を算出すると共
に、この計算値を前記分析計の指示値と比較する
ように構成することを特徴とする。
管理に用いる水質分析計の作動および指示を薬液
注入ポンプの薬液注入量によつて、所定の診断ロ
ジツクに従い診断する方法が提供され、このロジ
ツクは薬液注入量を薬液注入ポンプのストローク
長および回転数から決定し、その決定値と復水の
流量とにより復水中の薬液濃度を算出すると共
に、この計算値を前記分析計の指示値と比較する
ように構成することを特徴とする。
前記の構成において、診断ロジツクを作動した
結果、指示値異常の警報が発生すれば、分析計を
点検して異常原因を取り除く。必要により、手分
析データと比較する。異常がなければ、薬液注入
ポンプの制御機構を点検する。
結果、指示値異常の警報が発生すれば、分析計を
点検して異常原因を取り除く。必要により、手分
析データと比較する。異常がなければ、薬液注入
ポンプの制御機構を点検する。
一般に、水質分析計は、ヒドラジン計および導
電率計で構成され、診断方法はプラント運用やハ
ードウエア上の制約から、次のようなバリエーシ
ヨンを採用することが可能である。
電率計で構成され、診断方法はプラント運用やハ
ードウエア上の制約から、次のようなバリエーシ
ヨンを採用することが可能である。
(1) ヒドラジン計または導電率計の指示値が水質
管理値の設定範囲から外れた際に診断する。
管理値の設定範囲から外れた際に診断する。
この場合、診断ロジツクを定期的にスタート
させることも可能であるが、分析計の指示値が
予め定められた管理限界値を越えた時にスター
トさせ、薬液濃度が異常なのか、指示値のみが
異常なのかを確認してもよい。
させることも可能であるが、分析計の指示値が
予め定められた管理限界値を越えた時にスター
トさせ、薬液濃度が異常なのか、指示値のみが
異常なのかを確認してもよい。
(2) 復水の流量と薬液注入ポンプの回転数とを完
全比例させて薬液濃度を一定にした際、前記ポ
ンプにおけるストローク長の制御位置がシフト
する時に診断する。
全比例させて薬液濃度を一定にした際、前記ポ
ンプにおけるストローク長の制御位置がシフト
する時に診断する。
この場合、復水の流量とポンプの回転数を完
全比例させたシステムでは、復水流量が変化し
ても、薬液濃度が変化しない限りポンプストロ
ーク長は変化しない筈であり、従つてストロー
ク長の制御位置がシフトすることは、系に異常
を生じた可能性がある。その時に診断ロジツク
をスタートさせるのも好ましい態様である。
全比例させたシステムでは、復水流量が変化し
ても、薬液濃度が変化しない限りポンプストロ
ーク長は変化しない筈であり、従つてストロー
ク長の制御位置がシフトすることは、系に異常
を生じた可能性がある。その時に診断ロジツク
をスタートさせるのも好ましい態様である。
(3) 薬液注入ポンプの回転数またはストローク長
の間欠的変更によつて薬液注入量を変化させ、
その注入量の変化値と分析計の指示値の変化値
とを比較して診断する。
の間欠的変更によつて薬液注入量を変化させ、
その注入量の変化値と分析計の指示値の変化値
とを比較して診断する。
すなわち、ポンプの回転数またはストローク
長から計算した濃度と分析計の指示値の比較を
その絶対値で行うことも可能であるが、積極的
にポンプの回転数またはストローク長を微変更
して、計算濃度と指示値のそれぞれ変化値で比
較することも可能である。但し、薬液注入点と
濃度測定点の配管距離に基づく時間遅れと、パ
ルス形状変化(第4図参照)の補正とを診断ロ
ジツク内に組み込んでおく必要がある。
長から計算した濃度と分析計の指示値の比較を
その絶対値で行うことも可能であるが、積極的
にポンプの回転数またはストローク長を微変更
して、計算濃度と指示値のそれぞれ変化値で比
較することも可能である。但し、薬液注入点と
濃度測定点の配管距離に基づく時間遅れと、パ
ルス形状変化(第4図参照)の補正とを診断ロ
ジツク内に組み込んでおく必要がある。
前記第3の実施態様においては、薬液注入ポン
プのストローク長および回転数の変化幅を制御範
囲内に維持し、しかも水質変動が生じるような値
(5〜10%程度)にする必要がある(第4図参
照)。
プのストローク長および回転数の変化幅を制御範
囲内に維持し、しかも水質変動が生じるような値
(5〜10%程度)にする必要がある(第4図参
照)。
なお、本発明方法において、薬液注入ポンプに
よる薬液注入量から復水中のヒドラジン値や導電
率を計算して、その数値を分析計の指示値と比較
し、偏差が大きい場合に分析計の作動および指示
の異常を診断する場合、薬液注入ポンプのストロ
ーク長をST%(最大ストローク長に対する比率)
とし、そのポンプの回転数をVS%(最大回転数
に対する比率)とすれば、薬液注入量は、次式の
通りである。
よる薬液注入量から復水中のヒドラジン値や導電
率を計算して、その数値を分析計の指示値と比較
し、偏差が大きい場合に分析計の作動および指示
の異常を診断する場合、薬液注入ポンプのストロ
ーク長をST%(最大ストローク長に対する比率)
とし、そのポンプの回転数をVS%(最大回転数
に対する比率)とすれば、薬液注入量は、次式の
通りである。
注入量=ポンプ最大吐出量×ST/100×VS/100
この場合、ポンプ最大吐出量FTは、予め使用
されているポンプの値をインプツトしておく。他
方、注入用の薬液(アンモニアまたはヒドラジ
ン)濃度をC%とし、かつ復水流量をFとすれ
ば、復水中の薬液濃度は次式で示される。
されているポンプの値をインプツトしておく。他
方、注入用の薬液(アンモニアまたはヒドラジ
ン)濃度をC%とし、かつ復水流量をFとすれ
ば、復水中の薬液濃度は次式で示される。
復水中の濃度=K×注入量×C/100/F
〔式中、Kは定数である〕
そして、薬液濃度ppmと導電率μsとは、既知の
相関があり、次式で示される。
相関があり、次式で示される。
μs=f(薬液濃度)
すなわち、この式は、使用する装置および薬液
に応じて、予め濃度と導電率の関係を示す検量線
を作成し得るものであり、実際にはこの検量線が
使用される。
に応じて、予め濃度と導電率の関係を示す検量線
を作成し得るものであり、実際にはこの検量線が
使用される。
従つて、薬液注入の時点からラツク内の分析計
に至るサンプル水移動の配管遅れを考慮して、同
期をとるよう構成すれば、前記各式で計算して得
た導電率μsおよびヒドラジン濃度をそれぞれ分析
計指示値と比較することにより、指示値の正常も
しくは異常を診断することができる。
に至るサンプル水移動の配管遅れを考慮して、同
期をとるよう構成すれば、前記各式で計算して得
た導電率μsおよびヒドラジン濃度をそれぞれ分析
計指示値と比較することにより、指示値の正常も
しくは異常を診断することができる。
また、本発明方法によれば、導電率計測につい
ては、復水脱塩装置DEMIがH塔運用でなく、
NH4塔運用とする場合、復水中の残留NH3が除
去されていないので、その運転塔数に合せて補正
値φBを加算することにより、次式に従つて処理
することができる。
ては、復水脱塩装置DEMIがH塔運用でなく、
NH4塔運用とする場合、復水中の残留NH3が除
去されていないので、その運転塔数に合せて補正
値φBを加算することにより、次式に従つて処理
することができる。
なお、復水脱塩装置DEMIは、一般にイオン交
換樹脂を使用した復水の浄化装置であり、H塔運
用では復水中のアンモニアイオンは全て除去され
るが、NH4塔運用では除去されない。
換樹脂を使用した復水の浄化装置であり、H塔運
用では復水中のアンモニアイオンは全て除去され
るが、NH4塔運用では除去されない。
復水中のNH3濃度=ポンプ注入によるNH3濃度
+コンデミ出口のNH3濃度(φB)
さらに、本発明によれば、分析計の指示が正常
であれば、薬液注入ポンプの注入量が大きく相違
している場合にも、薬液濃度やポンプ側に起因す
る異常であることを診断し得ることは勿論であ
る。
であれば、薬液注入ポンプの注入量が大きく相違
している場合にも、薬液濃度やポンプ側に起因す
る異常であることを診断し得ることは勿論であ
る。
以下、添付図面を参照して本発明をさらに説明
する。
する。
第1図において、まず分析計の診断を行うに際
しては、診断ロジツクをスタートさせる。このス
タート信号により、ポンプのストローク長ST、
ポンプの回転数VSおよび復水流量Fを検出し、
予め設定された注入用薬液濃度Cおよび最大吐出
量FTを読み込んで、前述した式に基づき、ポン
プのストローク長ST、ポンプの回転数VS、ポン
プの最大吐出量FTから薬液の注入量を計算し、
この薬液の注入量と薬液濃度Cと復水流量Fとか
ら復水中のヒドラジン濃度N2H4を計算し、そし
てこのヒドラジン濃度から導電率μsを計算する。
次いで、時間差Δtの後に計算値を呼び込み、こ
れを分析計〔導電率計・μsおよびヒドラジン計・
N2H4〕の各指示値(PV1およびPV2)と比較し、
|PV1−μs|>ΔHであれば、導電率計の指示異
常と判定し、また|PV2−N2H4|>ΔHであれ
ば、ヒドラジン計の指示異常と判定する(なお、
ΔHは許容偏差値である)。
しては、診断ロジツクをスタートさせる。このス
タート信号により、ポンプのストローク長ST、
ポンプの回転数VSおよび復水流量Fを検出し、
予め設定された注入用薬液濃度Cおよび最大吐出
量FTを読み込んで、前述した式に基づき、ポン
プのストローク長ST、ポンプの回転数VS、ポン
プの最大吐出量FTから薬液の注入量を計算し、
この薬液の注入量と薬液濃度Cと復水流量Fとか
ら復水中のヒドラジン濃度N2H4を計算し、そし
てこのヒドラジン濃度から導電率μsを計算する。
次いで、時間差Δtの後に計算値を呼び込み、こ
れを分析計〔導電率計・μsおよびヒドラジン計・
N2H4〕の各指示値(PV1およびPV2)と比較し、
|PV1−μs|>ΔHであれば、導電率計の指示異
常と判定し、また|PV2−N2H4|>ΔHであれ
ば、ヒドラジン計の指示異常と判定する(なお、
ΔHは許容偏差値である)。
次に、第2図を参照して、ヒドラジン計におけ
る指示異常の診断につき説明する。まず、診断ス
タート信号により、ヒドラジン注入ポンプのスト
ローク長STおよびポンプの回転数VS並びに薬液
注入ポンプに薬液を供給するタンク内のヒドラジ
ン濃度φ(=C)を検出し、これらを乗算器によ
り掛算すると共に定数Kをも掛算してK,ST,
VS,φの数値を算出する。この数値を復水流量
Fにより割算し、その結果を所定の関数f(x)に代
入して、f(K,ST,VS,φ/F)を算出する。
この算出値を無駄時間補正(e-t)した後、これ
をヒドラジン計の指示値と比較し、第1図におけ
る一般的説明と同様に、偏差ΔHが大きい場合に
は、ヒドラジン計の指示異常と診断する。
る指示異常の診断につき説明する。まず、診断ス
タート信号により、ヒドラジン注入ポンプのスト
ローク長STおよびポンプの回転数VS並びに薬液
注入ポンプに薬液を供給するタンク内のヒドラジ
ン濃度φ(=C)を検出し、これらを乗算器によ
り掛算すると共に定数Kをも掛算してK,ST,
VS,φの数値を算出する。この数値を復水流量
Fにより割算し、その結果を所定の関数f(x)に代
入して、f(K,ST,VS,φ/F)を算出する。
この算出値を無駄時間補正(e-t)した後、これ
をヒドラジン計の指示値と比較し、第1図におけ
る一般的説明と同様に、偏差ΔHが大きい場合に
は、ヒドラジン計の指示異常と診断する。
さらに、第3図を参照にして導電率計における
指示異常の診断につき説明する。第2図における
場合と同様に、まず診断スタート信号により、ア
ンモニア注入ポンプのストローク長STおよびポ
ンプの回転数VS並びに薬液注入ポンプに薬液を
供給するタンク内のアンモニア濃度φA(=C)を
検出して、これらを乗算器により定数Kと共に掛
算する。この掛算の結果を、流量発信器FXから
指示された復水流量Fで割算した後、得られた数
値を所定の関数f(x)に代入すると共に、復水脱塩
装置NH4型運用の補正値φBを加算し、さらに無
駄時間補正(e-t)を行う。この最終算出値を、
導電率計の指示値μsと比較し、第1図における一
般的説明と同様に、偏差ΔHが大きい場合には、
導電率計の指示異常と診断する。
指示異常の診断につき説明する。第2図における
場合と同様に、まず診断スタート信号により、ア
ンモニア注入ポンプのストローク長STおよびポ
ンプの回転数VS並びに薬液注入ポンプに薬液を
供給するタンク内のアンモニア濃度φA(=C)を
検出して、これらを乗算器により定数Kと共に掛
算する。この掛算の結果を、流量発信器FXから
指示された復水流量Fで割算した後、得られた数
値を所定の関数f(x)に代入すると共に、復水脱塩
装置NH4型運用の補正値φBを加算し、さらに無
駄時間補正(e-t)を行う。この最終算出値を、
導電率計の指示値μsと比較し、第1図における一
般的説明と同様に、偏差ΔHが大きい場合には、
導電率計の指示異常と診断する。
前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、信頼性の大きい薬液注入ポンプの薬液注
入量を、ポンプのストローク長と回転数、並びに
注入用薬液濃度から計算して、これを水質分析計
の指示値と比較するだけで、分析計の指示異常
を、適正かつ簡便にして、信頼性のある診断を行
うことができる。従つて、火力発電所の水質管理
における水質分析の精度の向上に資する効果はき
わめて大きい。
よれば、信頼性の大きい薬液注入ポンプの薬液注
入量を、ポンプのストローク長と回転数、並びに
注入用薬液濃度から計算して、これを水質分析計
の指示値と比較するだけで、分析計の指示異常
を、適正かつ簡便にして、信頼性のある診断を行
うことができる。従つて、火力発電所の水質管理
における水質分析の精度の向上に資する効果はき
わめて大きい。
以上、本発明を火力発電所の水質管理における
分析計の指示異常の診断の実施例について説明し
たが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるこ
となく、例えば分析計の指示が正常であつて、ポ
ンプ注入量が異常である場合にも応用し得る等、
種々の設計変更をなし得ることが当業者には了解
されよう。
分析計の指示異常の診断の実施例について説明し
たが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるこ
となく、例えば分析計の指示が正常であつて、ポ
ンプ注入量が異常である場合にも応用し得る等、
種々の設計変更をなし得ることが当業者には了解
されよう。
第1図は本発明に係る火力発電所の水質管理に
おける水質分析計の診断方法の一般的な診断系統
を示すフローチヤート図、第2図はヒドラジン計
の指示異常を診断する本発明方法による診断系統
の実施例を示すフローチヤート図、第3図は導電
率計の指示異常を診断する本発明方法による診断
系統の実施例を示すフローチヤート図、第4図は
薬液注入ポンプの回転数またはストローク長によ
る薬液注入量の間欠的変化に基づくヒドラジン計
および導電率計の指示値の変動を比較する本発明
の一実施態様の波形図、第5図は従来技術による
水質管理システムの系統図である。 DEMI……復水脱塩装置、CBP……復水ブース
タポンプ、μs……導電率計、N2H4……ヒドラジ
ン計、FX……流量発信器、PID……調節計、SP
……ストローク長制御器、ST……ストローク長、
VS……ポンプの回転数、PR……比較器。
おける水質分析計の診断方法の一般的な診断系統
を示すフローチヤート図、第2図はヒドラジン計
の指示異常を診断する本発明方法による診断系統
の実施例を示すフローチヤート図、第3図は導電
率計の指示異常を診断する本発明方法による診断
系統の実施例を示すフローチヤート図、第4図は
薬液注入ポンプの回転数またはストローク長によ
る薬液注入量の間欠的変化に基づくヒドラジン計
および導電率計の指示値の変動を比較する本発明
の一実施態様の波形図、第5図は従来技術による
水質管理システムの系統図である。 DEMI……復水脱塩装置、CBP……復水ブース
タポンプ、μs……導電率計、N2H4……ヒドラジ
ン計、FX……流量発信器、PID……調節計、SP
……ストローク長制御器、ST……ストローク長、
VS……ポンプの回転数、PR……比較器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 火力発電所の水質管理に用いる水質分析計の
作動および指示を薬液注入ポンプの楽液注入量に
よつて診断するに際し、薬液注入量を薬液注入ポ
ンプのストローク長および回転数から決定し、そ
の決定値と復水の流量とにより復水中の薬液濃度
を算出すると共に、この計算値を前記分析計の指
示値と比較することを特徴とする診断ロジツクに
よる水質分析計の診断方法。 2 水質分析計がヒドラジン計および導電率計で
ある特許請求の範囲第1項記載の水質分析計の診
断方法。 3 ヒドラジン計または導電率計の指示値が水質
管理値の設定範囲から外れた際に診断する特許請
求の範囲第2項記載の水質分析計の診断方法。 4 復水の流量と薬液注入ポンプの回転数を完全
比例させて薬液濃度を一定にした際に、前記ポン
プにおけるストローク長の制御位置がシフトする
時に診断する特許請求の範囲第1項記載の水質分
析計の診断方法。 5 特許請求の範囲第1項記載の診断方法におけ
る計算値と分析計の指示値との比較は、ポンプの
ストローク長または回転数を変化させた場合の薬
液注入量の変化値と分析計の指示値の変化値とを
比較することからなる水質分析計の診断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19021887A JPS6435351A (en) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | Method for diagnosing water quality analyzer for water quality control of thermal power plant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19021887A JPS6435351A (en) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | Method for diagnosing water quality analyzer for water quality control of thermal power plant |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6435351A JPS6435351A (en) | 1989-02-06 |
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