JPH0523814B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0523814B2 JPH0523814B2 JP1338271A JP33827189A JPH0523814B2 JP H0523814 B2 JPH0523814 B2 JP H0523814B2 JP 1338271 A JP1338271 A JP 1338271A JP 33827189 A JP33827189 A JP 33827189A JP H0523814 B2 JPH0523814 B2 JP H0523814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- fluorides
- gas
- nitrogen oxides
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、NF3の除害方法に係り、特にHF、
SiF4、F2等の弗化物及び/又は窒素酸化物が共
存しているガス中から、NF3を効率よく分解除去
することのできるNF3の除害方法に関する。 〔従来の技術〕 NF3はロケツト燃料のほか、最近では超LSIの
エツチングガスやCVDのクリーニングガスとし
て使用されている。しかしながらこのガスは常温
できわめて安定であると同時に水に対する浴解度
も低く、かつまたTLV値が10ppmとされており、
除害すべきではあるが処理困難な物質の1つであ
る。 NF3の除害方法としては、(1)炭素塊と300〜600
℃で反応させる方法(特開昭62−237929号公報)、
(2)金属チタンと200℃以上の温度で接触させる方
法(特開昭61−287424号公報)、(3)金属シリコン
と100℃以上で反応させる方法(特開昭63−12322
号公報)、(4)金属タングステンないし金属モリブ
デンと250℃以上の温度で接触させる方法(特開
昭62−225228号公報)がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来技術はいずれも単体とNF3を高温で反応さ
せる方法を採用しているが、一般的にNF3を含む
排ガスは弗化物等を含む場合が多く、そのような
場合には弗化物等により処理剤が消耗しNF3処理
容量が低下する。 処理剤としてSi、W、Ti、SiO2等を使用した
場合にはその弗化物が、また、活性炭等を使用し
た場合にはHFや窒素酸化物が生成し、いずれの
場合も、さらに、これらの反応生成物を処理する
ためのガス処理工程が必要となる。 そこで、本発明は、上記のような問題点のな
い、弗化物とか窒素酸化物が共存していてもNF3
処理容量の低下がなく、また副生ガスの心配のな
いNF3の除害方法を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明では、
HF、SiF4、F2等の弗化物及び/又は窒素酸化物
とNF3とを含むガスを、収着剤により処理した
後、残留するNF3を250℃以上の温度で、繊維状
の金属鉄又は金属銅と反応させることを特徴とす
るNF3の除害方法としたものである。 すなわち、本発明は、弗化物及び/又は窒素酸
化物とNF3を含むガスを処理するにあたつてまず
初めに、活性炭、アルミナ、シリカゲル、モレキ
ユラシーブ、CuO、MnO2、ホプカライト、Ca
(OH)2、CaO、MgO、Mg(OH)2等からなる収着
剤により、弗化物、窒素酸化物を処理し、しかる
後に、残留するNF3を処理することにより、弗化
物等による処理剤の消耗をなくした。 NF3処理剤として、当該金属の弗化物の融点が
NF3との反応温度以上である金属鉄又は金属銅を
用いて、NF3を反応させ分解除去することによ
り、処理後のガス中には反応生成物が存在せず、
それ以上の除害工程を必要としない。 NF3処理剤である金属鉄又は金属銅を繊維状に
成形することにより、処理剤とNF3との接触面積
を増やし処理効率を上げることができる。 〔作 用〕 フツ化物及び/又は窒素酸化物とNF3を含むガ
スを、活性炭、アルミナ、シリカゲル、モレキユ
ラシーブ、CuO、MnO2、ホプカライト、Ca
(OH)2、CaO、MgO、Mg(OH)2等の収着剤によ
り、フツ化物、窒素酸化物を処理し、しかる後
に、残留するNF3を処理することにより、フツ化
物等によるNF3処理剤の消耗をなくし、安定した
NF3処理性能を実現した。 NF3処理剤として、当該金属のフツ化物の融点
がNF3との反応温度以上である金属鉄又は金属銅
を用いて、250℃以上当該金属の融点以下で、
NF3を処理することにより、反応により生成した
金属フツ化物は気化することなく、処理装置内に
捕捉される。したがつて、NF3処理後のガスは無
害化されており、さらに処理工程を設ける必要が
ない。 なお、鉄及び銅のフツ化物の融点は、フツ化第
一鉄(FeF2)、フツ化第二鉄(FeF3)がともに融
点1000℃以上、フツ化銅()(CuF)が融点908
℃、昇華点1100℃、フツ化銅()(CuF2)が融
点950℃である。したがつて、反応温度はこれら
の融点以下、例えば800℃以下に設定するのがよ
い。 NF3処理剤の形状を、繊維状にすることによ
り、処理剤とNF3との接触面積を増やし、処理効
率を上げた。また、繊維状であるので空気抵抗が
低く、圧力損失が少ない。 繊維の形状としては、1mmφ以下、好ましくは
100μmφ以下とし、長さは適宜調節できる。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明は、これらの実施例に限定されるもの
ではない。 実施例 1 40mmφのSuS製容器(高さ120mm)に層高100mm
になるよう繊維状(40〜100μmφ)に成形した鉄
を充填し、処理剤層の中心温度が350℃±50℃に
なるよう外部からヒータで加熱し、三弗化窒素
2vol%、窒素98vol%の組成を有する混合ガスを
0.5/minの流量にて導入し、8時間連続して
処理を行つた。 連続処理時間中排ガスのNF3濃度は10ppm以
下、窒素酸化物は1ppm以下、フツ素分は3ppmppm
以下であつた。 比較例 1 処理剤として、繊維状の鉄に代えて、粒状鉄
(8〜16メツシユ)を用いた以外は、実施例1と
同様に処理した。 その結果を実施例1と共に表1に示す。表1で
は処理後のガス中のNF3濃度(ppm)と処理時間
の関係を示している。
SiF4、F2等の弗化物及び/又は窒素酸化物が共
存しているガス中から、NF3を効率よく分解除去
することのできるNF3の除害方法に関する。 〔従来の技術〕 NF3はロケツト燃料のほか、最近では超LSIの
エツチングガスやCVDのクリーニングガスとし
て使用されている。しかしながらこのガスは常温
できわめて安定であると同時に水に対する浴解度
も低く、かつまたTLV値が10ppmとされており、
除害すべきではあるが処理困難な物質の1つであ
る。 NF3の除害方法としては、(1)炭素塊と300〜600
℃で反応させる方法(特開昭62−237929号公報)、
(2)金属チタンと200℃以上の温度で接触させる方
法(特開昭61−287424号公報)、(3)金属シリコン
と100℃以上で反応させる方法(特開昭63−12322
号公報)、(4)金属タングステンないし金属モリブ
デンと250℃以上の温度で接触させる方法(特開
昭62−225228号公報)がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来技術はいずれも単体とNF3を高温で反応さ
せる方法を採用しているが、一般的にNF3を含む
排ガスは弗化物等を含む場合が多く、そのような
場合には弗化物等により処理剤が消耗しNF3処理
容量が低下する。 処理剤としてSi、W、Ti、SiO2等を使用した
場合にはその弗化物が、また、活性炭等を使用し
た場合にはHFや窒素酸化物が生成し、いずれの
場合も、さらに、これらの反応生成物を処理する
ためのガス処理工程が必要となる。 そこで、本発明は、上記のような問題点のな
い、弗化物とか窒素酸化物が共存していてもNF3
処理容量の低下がなく、また副生ガスの心配のな
いNF3の除害方法を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明では、
HF、SiF4、F2等の弗化物及び/又は窒素酸化物
とNF3とを含むガスを、収着剤により処理した
後、残留するNF3を250℃以上の温度で、繊維状
の金属鉄又は金属銅と反応させることを特徴とす
るNF3の除害方法としたものである。 すなわち、本発明は、弗化物及び/又は窒素酸
化物とNF3を含むガスを処理するにあたつてまず
初めに、活性炭、アルミナ、シリカゲル、モレキ
ユラシーブ、CuO、MnO2、ホプカライト、Ca
(OH)2、CaO、MgO、Mg(OH)2等からなる収着
剤により、弗化物、窒素酸化物を処理し、しかる
後に、残留するNF3を処理することにより、弗化
物等による処理剤の消耗をなくした。 NF3処理剤として、当該金属の弗化物の融点が
NF3との反応温度以上である金属鉄又は金属銅を
用いて、NF3を反応させ分解除去することによ
り、処理後のガス中には反応生成物が存在せず、
それ以上の除害工程を必要としない。 NF3処理剤である金属鉄又は金属銅を繊維状に
成形することにより、処理剤とNF3との接触面積
を増やし処理効率を上げることができる。 〔作 用〕 フツ化物及び/又は窒素酸化物とNF3を含むガ
スを、活性炭、アルミナ、シリカゲル、モレキユ
ラシーブ、CuO、MnO2、ホプカライト、Ca
(OH)2、CaO、MgO、Mg(OH)2等の収着剤によ
り、フツ化物、窒素酸化物を処理し、しかる後
に、残留するNF3を処理することにより、フツ化
物等によるNF3処理剤の消耗をなくし、安定した
NF3処理性能を実現した。 NF3処理剤として、当該金属のフツ化物の融点
がNF3との反応温度以上である金属鉄又は金属銅
を用いて、250℃以上当該金属の融点以下で、
NF3を処理することにより、反応により生成した
金属フツ化物は気化することなく、処理装置内に
捕捉される。したがつて、NF3処理後のガスは無
害化されており、さらに処理工程を設ける必要が
ない。 なお、鉄及び銅のフツ化物の融点は、フツ化第
一鉄(FeF2)、フツ化第二鉄(FeF3)がともに融
点1000℃以上、フツ化銅()(CuF)が融点908
℃、昇華点1100℃、フツ化銅()(CuF2)が融
点950℃である。したがつて、反応温度はこれら
の融点以下、例えば800℃以下に設定するのがよ
い。 NF3処理剤の形状を、繊維状にすることによ
り、処理剤とNF3との接触面積を増やし、処理効
率を上げた。また、繊維状であるので空気抵抗が
低く、圧力損失が少ない。 繊維の形状としては、1mmφ以下、好ましくは
100μmφ以下とし、長さは適宜調節できる。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明は、これらの実施例に限定されるもの
ではない。 実施例 1 40mmφのSuS製容器(高さ120mm)に層高100mm
になるよう繊維状(40〜100μmφ)に成形した鉄
を充填し、処理剤層の中心温度が350℃±50℃に
なるよう外部からヒータで加熱し、三弗化窒素
2vol%、窒素98vol%の組成を有する混合ガスを
0.5/minの流量にて導入し、8時間連続して
処理を行つた。 連続処理時間中排ガスのNF3濃度は10ppm以
下、窒素酸化物は1ppm以下、フツ素分は3ppmppm
以下であつた。 比較例 1 処理剤として、繊維状の鉄に代えて、粒状鉄
(8〜16メツシユ)を用いた以外は、実施例1と
同様に処理した。 その結果を実施例1と共に表1に示す。表1で
は処理後のガス中のNF3濃度(ppm)と処理時間
の関係を示している。
本発明によれば、NF3の除害処理において
SiF4、F2等のフツ化物収着剤及び/又は窒素酸
化物等が共存してもこれらの妨害をうけることな
くNF3を効率よく除去することができる。
SiF4、F2等のフツ化物収着剤及び/又は窒素酸
化物等が共存してもこれらの妨害をうけることな
くNF3を効率よく除去することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 HF,SiF4,F2等の弗化物及び/又は窒素酸
化物とNF3とを含むガスを、収着剤により処理し
た後、残留するNF3を、250℃以上の温度で、繊
維状の金属鉄又は金属銅と反応させることを特徴
とするNF3の除害方法。 2 収着剤が、活性炭、アルミナ、シリカゲル、
モレキユラシーブ、CuO、MnO2、ホプカライ
ト、Ca(OH)2、CaO、MgO、Mg(OH)2から選
ばれた1種以上からなる請求項1記載のNF3の除
害方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338271A JPH03202128A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | Nf↓3の除害方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338271A JPH03202128A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | Nf↓3の除害方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03202128A JPH03202128A (ja) | 1991-09-03 |
| JPH0523814B2 true JPH0523814B2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=18316556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1338271A Granted JPH03202128A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | Nf↓3の除害方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03202128A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09267027A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-14 | Japan Pionics Co Ltd | 有害ガスの浄化剤 |
| JP4675148B2 (ja) * | 2005-05-12 | 2011-04-20 | 昭和電工株式会社 | フッ素化合物含有ガスの処理方法及び処理装置 |
| JP2010194416A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Central Glass Co Ltd | Nf3の分解方法およびその方法を用いる装置 |
| KR20120035755A (ko) * | 2010-10-06 | 2012-04-16 | 삼성전기주식회사 | 적응형 지연 조절 기능이 구비된 데이터 인터페이스 장치 |
| JP2013086088A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-13 | Taiyo Nippon Sanso Corp | ハロゲン化物粒子を含むガスの除害方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6161619A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-29 | Asahi Glass Co Ltd | 排ガスの処理方法 |
| JPS61204025A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-10 | Central Glass Co Ltd | Nf↓3の除害方法 |
| JPS61287424A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-17 | Showa Denko Kk | 窒素弗化物の処理方法 |
| JPS62289222A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-16 | Ube Ind Ltd | 気体吸着捕捉装置 |
| JPS6312322A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-19 | Showa Denko Kk | 排ガス処理方法 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338271A patent/JPH03202128A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03202128A (ja) | 1991-09-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3986597B2 (ja) | 三フッ化窒素含有ガスの処理方法及びそのための処理剤 | |
| JP2001190959A (ja) | フッ素化合物の分解用反応剤、分解方法及びその用途 | |
| KR0173468B1 (ko) | ClF3를 함유한 폐가스 처리방법 | |
| JPH10113536A5 (ja) | ||
| TW370470B (en) | Process for cleaning harmful gas | |
| JPH03202128A (ja) | Nf↓3の除害方法 | |
| EP0303368B1 (en) | Treating waste gas | |
| US5468459A (en) | Gas stream treatment method for removing per-fluorocarbons | |
| EP2188039A1 (en) | Method for treatment of a gas stream containing silicon tetrafluoride and hydrogen chloride | |
| JPH03181316A (ja) | Nf↓3の除害方法 | |
| JP3490751B2 (ja) | 気体状フッ化物の分解方法 | |
| EP0963779B1 (en) | Method of treating exhaust gases containing halogen based compound | |
| JP2691927B2 (ja) | 有害成分の除去方法 | |
| US5910294A (en) | Abatement of NF3 with metal oxalates | |
| JPS6274430A (ja) | 希ガスハライドエキシマ−レ−ザ−ガスの精製法 | |
| JPS61287424A (ja) | 窒素弗化物の処理方法 | |
| JPS6312322A (ja) | 排ガス処理方法 | |
| JPH0710334B2 (ja) | Nf3 排ガス処理方法および装置 | |
| JP3004204B2 (ja) | プラズマcvm排ガスの精製回収方法 | |
| JPH06134256A (ja) | 有害ガスの浄化方法 | |
| JPH0739721A (ja) | Nf▲3▼の処理方法 | |
| JP3463873B2 (ja) | パーフルオロコンパウンドのリサイクル利用方法 | |
| JPH07116466A (ja) | フッ素系エッチングガス又はクリーニングガスを分解する方法 | |
| JPH0817911B2 (ja) | 排ガス処理方法 | |
| JPS62279824A (ja) | 希ガスハライドエキシマ−レ−ザ−ガスの精製法 |