JPH05242529A - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
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- JPH05242529A JPH05242529A JP4078148A JP7814892A JPH05242529A JP H05242529 A JPH05242529 A JP H05242529A JP 4078148 A JP4078148 A JP 4078148A JP 7814892 A JP7814892 A JP 7814892A JP H05242529 A JPH05242529 A JP H05242529A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光情報記録媒体の外周部、ないし光反射層
の遠心方向外方部における色素材料およびエンハンス層
材料の拭き取り工程を不要とし、当該外周部の接着強度
を向上させ、かつこれが透明できれいとなるような光情
報記録媒体を提供すること。 【構成】 トップコート材料の色素材料およびエンハ
ンス層材料に関する溶解性に着目したもので、透光性を
有する基板と、色素材料から構成した光吸収層と、エン
ハンス層材料から構成した光反射補助層と、光反射層
と、トップコート材料から構成した保護層とを有する光
情報記録媒体であって、光吸収層の色素材料および光反
射補助層のエンハンス層材料を、保護層の硬化前のトッ
プコート材料に対して可溶としたことを特徴とする。
の遠心方向外方部における色素材料およびエンハンス層
材料の拭き取り工程を不要とし、当該外周部の接着強度
を向上させ、かつこれが透明できれいとなるような光情
報記録媒体を提供すること。 【構成】 トップコート材料の色素材料およびエンハ
ンス層材料に関する溶解性に着目したもので、透光性を
有する基板と、色素材料から構成した光吸収層と、エン
ハンス層材料から構成した光反射補助層と、光反射層
と、トップコート材料から構成した保護層とを有する光
情報記録媒体であって、光吸収層の色素材料および光反
射補助層のエンハンス層材料を、保護層の硬化前のトッ
プコート材料に対して可溶としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光情報記録媒体にかかる
もので、とくに光吸収層を構成している色素材料および
光反射補助層を構成しているエンハンス層材料が、保護
層を構成しているトップコート材料に対してその硬化前
に可溶である光情報記録媒体に関するものである。
もので、とくに光吸収層を構成している色素材料および
光反射補助層を構成しているエンハンス層材料が、保護
層を構成しているトップコート材料に対してその硬化前
に可溶である光情報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録可能なコンパクトディスクタ
イプの光情報記録媒体においては、透光性の基板上に光
吸収層(記録層)および光反射層を形成し、この光吸収
層にレーザー光(記録光)をあてて光情報を記録すると
ともに、光吸収層および光反射層にレーザー光(読取り
光)をあてて光情報を読み出している。
イプの光情報記録媒体においては、透光性の基板上に光
吸収層(記録層)および光反射層を形成し、この光吸収
層にレーザー光(記録光)をあてて光情報を記録すると
ともに、光吸収層および光反射層にレーザー光(読取り
光)をあてて光情報を読み出している。
【0003】ただし、光反射層に金や銀のような高価な
金属を用いなくても、光吸収層と光反射層との間に低屈
折率で透明な光反射補助層を形成するとともに、これら
光吸収層および光反射補助層の材料および膜厚を最適な
ものに選択することによって、より安価なアルミニウム
を光反射層に採用し、金や銀と同様の光反射率を有する
記録可能な、かつコンパクトディスクと互換性のある光
情報記録媒体とすることができる。
金属を用いなくても、光吸収層と光反射層との間に低屈
折率で透明な光反射補助層を形成するとともに、これら
光吸収層および光反射補助層の材料および膜厚を最適な
ものに選択することによって、より安価なアルミニウム
を光反射層に採用し、金や銀と同様の光反射率を有する
記録可能な、かつコンパクトディスクと互換性のある光
情報記録媒体とすることができる。
【0004】とくに、光吸収層に有機色素系化合物など
の色素材料を採用するとともに、光反射補助層に樹脂製
薄膜などのエンハンス層材料を採用した場合には、これ
ら二層はこれをスピンコート法により形成することがで
きるので、複雑な工程を省略可能であり、コストの面で
も有利である。
の色素材料を採用するとともに、光反射補助層に樹脂製
薄膜などのエンハンス層材料を採用した場合には、これ
ら二層はこれをスピンコート法により形成することがで
きるので、複雑な工程を省略可能であり、コストの面で
も有利である。
【0005】図4は、従来の一般的な光情報記録媒体1
の一部切り欠き斜視図、図5は同、光情報記録媒体1の
要部縦断面図である。
の一部切り欠き斜視図、図5は同、光情報記録媒体1の
要部縦断面図である。
【0006】この光情報記録媒体1は透光性の基板2
と、この基板2上に形成した光吸収層3(記録層)と、
この光吸収層3の上に形成した光反射補助層4と、この
光反射補助層4の上に形成した光反射層5と、この光反
射層5の上に形成した保護層6とを有する。
と、この基板2上に形成した光吸収層3(記録層)と、
この光吸収層3の上に形成した光反射補助層4と、この
光反射補助層4の上に形成した光反射層5と、この光反
射層5の上に形成した保護層6とを有する。
【0007】とくに図5に示すように、上記基板2には
スパイラル状もしくは同心円状にプリグルーブ7を形成
してある。 このプリグルーブ7の左右には、このプリ
グルーブ7以外の部分すなわちランド8が位置してい
る。
スパイラル状もしくは同心円状にプリグルーブ7を形成
してある。 このプリグルーブ7の左右には、このプリ
グルーブ7以外の部分すなわちランド8が位置してい
る。
【0008】なお、基板2と光吸収層3とは第1の層界
9により互いに接している。 光吸収層3と光反射補助
層4とは第2の層界10により接している。 光反射層
4と光反射層5とは第3の層界11により接している。
光反射層5と保護層6とは第3の層界12により接し
ている。
9により互いに接している。 光吸収層3と光反射補助
層4とは第2の層界10により接している。 光反射層
4と光反射層5とは第3の層界11により接している。
光反射層5と保護層6とは第3の層界12により接し
ている。
【0009】図5に仮想線で示すように光情報記録媒体
1に記録用レーザー光(記録光)Lを照射したときに、
光吸収層3がこの記録用レーザー光Lのエネルギーを吸
収することにより発熱し、基板2側に熱変形が生じてピ
ット13を形成可能としている。 なお、光吸収層3に
光学的変化が生じる場合もある。
1に記録用レーザー光(記録光)Lを照射したときに、
光吸収層3がこの記録用レーザー光Lのエネルギーを吸
収することにより発熱し、基板2側に熱変形が生じてピ
ット13を形成可能としている。 なお、光吸収層3に
光学的変化が生じる場合もある。
【0010】基板2は、ポリカーボネート等の透明な、
かつ耐衝撃性に優れた樹脂からこれを構成する。
かつ耐衝撃性に優れた樹脂からこれを構成する。
【0011】光吸収層3は、プリグルーブ7によるトラ
ッキングガイド手段の上に形成した光吸収性の物質から
なる層で、記録用レーザー光Lを照射することにより、
発熱、溶融、昇華、変形または変性をともなう層であ
る。
ッキングガイド手段の上に形成した光吸収性の物質から
なる層で、記録用レーザー光Lを照射することにより、
発熱、溶融、昇華、変形または変性をともなう層であ
る。
【0012】この光吸収層3は、たとえば溶剤により溶
解したシアニン系色素等の有機色素その他を、スピンコ
ート法等の手段により基板2の表面に一様にコーティン
グすることによってこれを形成する。
解したシアニン系色素等の有機色素その他を、スピンコ
ート法等の手段により基板2の表面に一様にコーティン
グすることによってこれを形成する。
【0013】この場合の形成手段としては、蒸着法、L
B法、あるいはスピンコート法等が挙げられるが、光吸
収層3の濃度、粘度、溶剤の乾燥速度等を調節すること
により、層厚を制御することができるスピンコート法が
望ましい。
B法、あるいはスピンコート法等が挙げられるが、光吸
収層3の濃度、粘度、溶剤の乾燥速度等を調節すること
により、層厚を制御することができるスピンコート法が
望ましい。
【0014】光反射補助層4は、所定の樹脂製の薄膜か
らこれを構成するもので、その膜圧および屈折率を選択
することにより、所定の光反射率を確保可能である。
らこれを構成するもので、その膜圧および屈折率を選択
することにより、所定の光反射率を確保可能である。
【0015】なお、耐候性がすぐれた色素材料は屈折率
が大きいために光情報記録媒体として所定の屈折率を確
保しにくいという面があるが、光反射補助層の材料を選
択することにより、所定の屈折率を確保することもでき
る。
が大きいために光情報記録媒体として所定の屈折率を確
保しにくいという面があるが、光反射補助層の材料を選
択することにより、所定の屈折率を確保することもでき
る。
【0016】つぎに光反射層5は金属膜であり、たとえ
ば、金、銀、銅、アルミニウム、あるいはこれらを含む
合金を、蒸着法、スパッタ法等の手段によりこれを形成
する。
ば、金、銀、銅、アルミニウム、あるいはこれらを含む
合金を、蒸着法、スパッタ法等の手段によりこれを形成
する。
【0017】つぎに保護層6は、基板2と同様の耐衝撃
性に優れた樹脂などのトップコート材料によりこれを形
成する。 たとえば、トップコート材料として紫外線硬
化性樹脂をスピンコート法により塗布し、これに紫外線
を照射して硬化させることによりこれを形成する。
性に優れた樹脂などのトップコート材料によりこれを形
成する。 たとえば、トップコート材料として紫外線硬
化性樹脂をスピンコート法により塗布し、これに紫外線
を照射して硬化させることによりこれを形成する。
【0018】こうした構成の記録可能なコンパクトディ
スクタイプの光情報記録媒体1に関し、従来、光反射層
5上における保護層6の硬化前の紫外線硬化性樹脂など
トップコート材料の色素材料溶解性およびエンハンス層
材料溶解性については、何ら比較検討されることがなか
った。
スクタイプの光情報記録媒体1に関し、従来、光反射層
5上における保護層6の硬化前の紫外線硬化性樹脂など
トップコート材料の色素材料溶解性およびエンハンス層
材料溶解性については、何ら比較検討されることがなか
った。
【0019】当該トップコート材料の色素材料溶解性お
よびエンハンス層材料溶解性に関する問題について、図
6ないし図8にもとづき、光情報記録媒体1の外周部1
Aにおける光吸収層3および光反射補助層4の状態に関
連して説明する。
よびエンハンス層材料溶解性に関する問題について、図
6ないし図8にもとづき、光情報記録媒体1の外周部1
Aにおける光吸収層3および光反射補助層4の状態に関
連して説明する。
【0020】図6は光情報記録媒体1の製造工程におい
て最後の保護層6をスピンコートする工程を示す外周部
1Aの要部断面図、図7および図8は保護層6を形成し
た状態の外周部1Aの要部断面図である。
て最後の保護層6をスピンコートする工程を示す外周部
1Aの要部断面図、図7および図8は保護層6を形成し
た状態の外周部1Aの要部断面図である。
【0021】まず図6に示すように、保護層6のトップ
コート材料(紫外線硬化性樹脂)6Aに光反射補助層4
のエンハンス層材料が不溶である場合には、光吸収層3
の色素材料がトップコート材料6Aに可溶であっても、
このトップコート材料6Aがスピンコートにより光反射
補助層4上を光情報記録媒体1の遠心方向に流れること
によって、光情報記録媒体1の外周部1A(光反射層5
の遠心方向外方部)に位置する光吸収層3はその表面を
光反射補助層4により被覆されている結果、洗い流され
ることがなく、そのまま残る。
コート材料(紫外線硬化性樹脂)6Aに光反射補助層4
のエンハンス層材料が不溶である場合には、光吸収層3
の色素材料がトップコート材料6Aに可溶であっても、
このトップコート材料6Aがスピンコートにより光反射
補助層4上を光情報記録媒体1の遠心方向に流れること
によって、光情報記録媒体1の外周部1A(光反射層5
の遠心方向外方部)に位置する光吸収層3はその表面を
光反射補助層4により被覆されている結果、洗い流され
ることがなく、そのまま残る。
【0022】したがって図7に示すように、トップコー
ト材料6Aは基板2とは直接的な接触状態がないままに
紫外線によって硬化される結果、保護層6の外周部6B
は光反射補助層4と第5の層界14により接することに
なる。
ト材料6Aは基板2とは直接的な接触状態がないままに
紫外線によって硬化される結果、保護層6の外周部6B
は光反射補助層4と第5の層界14により接することに
なる。
【0023】保護層6と基板2との間に色素材料(光吸
収層3)およびエンハンス層材料(光反射補助層4)が
残留していると、光情報記録媒体1の外周部1Aが完全
に樹脂により被覆されず、光吸収層3の外周縁部3Aお
よび光反射補助層4の外周縁部4Aが外部に露出した状
態となり、保護層6と基板2との間の接着強度が損なわ
れ、外周部1Aがはがれやすくなるという問題がある。
収層3)およびエンハンス層材料(光反射補助層4)が
残留していると、光情報記録媒体1の外周部1Aが完全
に樹脂により被覆されず、光吸収層3の外周縁部3Aお
よび光反射補助層4の外周縁部4Aが外部に露出した状
態となり、保護層6と基板2との間の接着強度が損なわ
れ、外周部1Aがはがれやすくなるという問題がある。
【0024】さらに、外周部1Aないし外周部6Bに色
素材料およびエンハンス層材料が残っていると、外観上
好ましくなく商品としての価値が著しく損なわれるとい
う問題がある。
素材料およびエンハンス層材料が残っていると、外観上
好ましくなく商品としての価値が著しく損なわれるとい
う問題がある。
【0025】また、光反射補助層4のエンハンス層材料
がトップコート材料6Aに可溶であっても、光吸収層3
の色素材料が不溶である場合には、このトップコート材
料6Aがスピンコートにより光情報記録媒体1の遠心方
向に流れることによって、光情報記録媒体1の外周部1
A(光反射層5の遠心方向外方部)に位置する光反射補
助層4は洗い流されても、同位置の光吸収層3は洗い流
されることがなく、そのまま残る。
がトップコート材料6Aに可溶であっても、光吸収層3
の色素材料が不溶である場合には、このトップコート材
料6Aがスピンコートにより光情報記録媒体1の遠心方
向に流れることによって、光情報記録媒体1の外周部1
A(光反射層5の遠心方向外方部)に位置する光反射補
助層4は洗い流されても、同位置の光吸収層3は洗い流
されることがなく、そのまま残る。
【0026】したがって図8に示すように、トップコー
ト材料6Aは基板2とは直接的な接触状態がないままに
紫外線によって硬化される結果、保護層6の外周部6B
は光吸収層3と第6の層界15により接することにな
る。
ト材料6Aは基板2とは直接的な接触状態がないままに
紫外線によって硬化される結果、保護層6の外周部6B
は光吸収層3と第6の層界15により接することにな
る。
【0027】保護層6と基板2との間に色素材料(光吸
収層3)が残留していると、光情報記録媒体1の外周部
1Aが完全に樹脂により被覆されず、光吸収層3の外周
縁部3Aが外部に露出した状態となり、保護層6と基板
2との間の接着強度が損なわれ、外周部1Aがはがれや
すくなるという問題がある。
収層3)が残留していると、光情報記録媒体1の外周部
1Aが完全に樹脂により被覆されず、光吸収層3の外周
縁部3Aが外部に露出した状態となり、保護層6と基板
2との間の接着強度が損なわれ、外周部1Aがはがれや
すくなるという問題がある。
【0028】したがって、外周部1Aにおいて基板2と
保護層6との間の接着部分に付着する色素材料およびエ
ンハンス層材料に関しては、トップコート工程前に、色
素材料可溶の溶剤ないしはエンハンス層材料可溶の溶剤
を浸したパット等を用いてこれらを拭き取る作業を行う
ことが多かった。
保護層6との間の接着部分に付着する色素材料およびエ
ンハンス層材料に関しては、トップコート工程前に、色
素材料可溶の溶剤ないしはエンハンス層材料可溶の溶剤
を浸したパット等を用いてこれらを拭き取る作業を行う
ことが多かった。
【0029】この外周部1Aの色素材料およびエンハン
ス層材料を拭き取らずにトップコートを行うと、既述の
ように、外周部1Aの色素材料およびエンハンス層材料
が流れずに残る可能性があるからである。
ス層材料を拭き取らずにトップコートを行うと、既述の
ように、外周部1Aの色素材料およびエンハンス層材料
が流れずに残る可能性があるからである。
【0030】こうした理由は、色素材料およびエンハン
ス層材料とトップコート材料6Aとの互いの溶解性を考
慮せずにトップコートを行うためで、色素材料の溶解性
パラメーター(δ値あるいはSP値)および水素結合力
(γ値)の可溶範囲内に、およびエンハンス層材料の溶
解性パラメーターおよび水素結合力の可溶範囲内にトッ
プコート材料のそれらの値がないためであり、この結
果、トップコート時に外周部1Aの色素材料およびエン
ハンス層材料が洗い流されなくなるために起こる。
ス層材料とトップコート材料6Aとの互いの溶解性を考
慮せずにトップコートを行うためで、色素材料の溶解性
パラメーター(δ値あるいはSP値)および水素結合力
(γ値)の可溶範囲内に、およびエンハンス層材料の溶
解性パラメーターおよび水素結合力の可溶範囲内にトッ
プコート材料のそれらの値がないためであり、この結
果、トップコート時に外周部1Aの色素材料およびエン
ハンス層材料が洗い流されなくなるために起こる。
【0031】以上のような諸問題を回避するために、上
述のように色素材料可溶性の溶剤ないしはエンハンス層
材料可溶の溶剤等を浸したパット等を用いて、トップコ
ート前に外周部1Aを拭き取る作業が行われる場合があ
るが、全体の工程が複雑化するとともに、作業ミスによ
り歩留まり等も低下するという問題がある。
述のように色素材料可溶性の溶剤ないしはエンハンス層
材料可溶の溶剤等を浸したパット等を用いて、トップコ
ート前に外周部1Aを拭き取る作業が行われる場合があ
るが、全体の工程が複雑化するとともに、作業ミスによ
り歩留まり等も低下するという問題がある。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、光情報記録媒体の外
周部、ないし光反射層の遠心方向外方部における色素材
料およびエンハンス層材料の拭き取り工程を不要とし、
当該外周部の接着強度を向上させ、かつこれが透明でき
れいとなるような光情報記録媒体を提供することを課題
とする。
諸問題にかんがみなされたもので、光情報記録媒体の外
周部、ないし光反射層の遠心方向外方部における色素材
料およびエンハンス層材料の拭き取り工程を不要とし、
当該外周部の接着強度を向上させ、かつこれが透明でき
れいとなるような光情報記録媒体を提供することを課題
とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、トッ
プコート材料の色素材料およびエンハンス層材料に関す
る溶解性に着目したもので、第一の発明は、透光性を有
する基板と、この基板上に形成するとともに色素材料か
ら構成した光吸収層と、この光吸収層上に形成するとと
もにエンハンス層材料から構成した光反射補助層と、こ
の光反射補助層上に形成した光反射層と、この光反射層
上に形成するとともにトップコート材料から構成した保
護層とを有する光情報記録媒体であって、上記光吸収層
の上記色素材料および上記光反射補助層の上記エンハン
ス層材料を、上記保護層の硬化前の上記トップコート材
料に対して可溶としたことを特徴とする光情報記録媒体
である。
プコート材料の色素材料およびエンハンス層材料に関す
る溶解性に着目したもので、第一の発明は、透光性を有
する基板と、この基板上に形成するとともに色素材料か
ら構成した光吸収層と、この光吸収層上に形成するとと
もにエンハンス層材料から構成した光反射補助層と、こ
の光反射補助層上に形成した光反射層と、この光反射層
上に形成するとともにトップコート材料から構成した保
護層とを有する光情報記録媒体であって、上記光吸収層
の上記色素材料および上記光反射補助層の上記エンハン
ス層材料を、上記保護層の硬化前の上記トップコート材
料に対して可溶としたことを特徴とする光情報記録媒体
である。
【0034】また第二の発明は、上記保護層の上記トッ
プコート材料の溶解性パラメーターを、上記光吸収層の
上記色素材料および上記光反射補助層の上記エンハンス
層材料の溶解性パラメーターの範囲内にあるようにした
ことを特徴とする光情報記録媒体である。
プコート材料の溶解性パラメーターを、上記光吸収層の
上記色素材料および上記光反射補助層の上記エンハンス
層材料の溶解性パラメーターの範囲内にあるようにした
ことを特徴とする光情報記録媒体である。
【0035】さらに第三の発明は、上記保護層の上記ト
ップコート材料の、水素結合力に対する溶解性パラメー
ターの関係で表した溶解領域が、上記光吸収層の上記色
素材料、および上記光反射補助層の上記エンハンス層材
料の、水素結合力に対する溶解性パラメーターの関係で
表した溶解領域と共通部分を有するようにしたことを特
徴とする光情報記録媒体である。
ップコート材料の、水素結合力に対する溶解性パラメー
ターの関係で表した溶解領域が、上記光吸収層の上記色
素材料、および上記光反射補助層の上記エンハンス層材
料の、水素結合力に対する溶解性パラメーターの関係で
表した溶解領域と共通部分を有するようにしたことを特
徴とする光情報記録媒体である。
【0036】以下、本発明をより具体的に説明する。本
発明による光情報記録媒体20の物理的構成は、その外
周部20Aを除いて、図4および図5に示した従来の光
情報記録媒体1と同様であるが、光吸収層3および光反
射補助層4と保護層6との構成材料の組み合わせを工夫
したものである。
発明による光情報記録媒体20の物理的構成は、その外
周部20Aを除いて、図4および図5に示した従来の光
情報記録媒体1と同様であるが、光吸収層3および光反
射補助層4と保護層6との構成材料の組み合わせを工夫
したものである。
【0037】より具体的には、光吸収層3を構成する色
素材料が、保護層6を構成するトップコート材料6Aに
その硬化前に(トップコート工程時に)可溶であるよう
な組み合わせを選択する。
素材料が、保護層6を構成するトップコート材料6Aに
その硬化前に(トップコート工程時に)可溶であるよう
な組み合わせを選択する。
【0038】あるいは、保護層6のトップコート材料6
Aの溶解性パラメーター(δ値あるいはSP値)を、光
吸収層3の色素材料の溶解性パラメーターの範囲内にあ
るような組み合わせを選択する。
Aの溶解性パラメーター(δ値あるいはSP値)を、光
吸収層3の色素材料の溶解性パラメーターの範囲内にあ
るような組み合わせを選択する。
【0039】あるいは、トップコート材料6Aの溶解性
パラメーターおよび水素結合力(γ値)の範囲と、色素
材料のこれらの値の範囲とが、溶解性パラメーター/水
素結合力の溶解領域図において、共通部分を有するよう
な組み合わせを選択する。
パラメーターおよび水素結合力(γ値)の範囲と、色素
材料のこれらの値の範囲とが、溶解性パラメーター/水
素結合力の溶解領域図において、共通部分を有するよう
な組み合わせを選択する。
【0040】さらに、光反射補助層4を構成するエンハ
ンス層材料材料が、保護層6を構成するトップコート材
料6Aにその硬化前に(トップコート工程時に)可溶で
あるような組み合わせを選択する。
ンス層材料材料が、保護層6を構成するトップコート材
料6Aにその硬化前に(トップコート工程時に)可溶で
あるような組み合わせを選択する。
【0041】あるいは、保護層6のトップコート材料6
Aの溶解性パラメーター(δ値あるいはSP値)を、光
反射補助層4のエンハンス層材料の溶解性パラメーター
の範囲内にあるような組み合わせを選択する。
Aの溶解性パラメーター(δ値あるいはSP値)を、光
反射補助層4のエンハンス層材料の溶解性パラメーター
の範囲内にあるような組み合わせを選択する。
【0042】あるいは、トップコート材料6Aの溶解性
パラメーターおよび水素結合力(γ値)の範囲と、エン
ハンス層材料のこれらの値の範囲とが、溶解性パラメー
ター/水素結合力の溶解領域図において、共通部分を有
するような組み合わせを選択する。
パラメーターおよび水素結合力(γ値)の範囲と、エン
ハンス層材料のこれらの値の範囲とが、溶解性パラメー
ター/水素結合力の溶解領域図において、共通部分を有
するような組み合わせを選択する。
【0043】
【作用】本発明による光情報記録媒体においては、色素
材料およびエンハンス層材料がトップコート材料に可溶
となるため、トップコート材料のスピンコート時に、光
情報記録媒体の外周部の色素材料およびエンハンス層材
料をこのトップコート材料により洗い流すことができる
とともに、光反射層によってその上面を被覆されている
部分の光反射補助層および光吸収層のみが残り、保護層
と基板とをそれぞれの外周部において直接に接着し、か
つ色素材料およびエンハンス層材料の外周縁部がトップ
コート材料に溶解することが可能となる。
材料およびエンハンス層材料がトップコート材料に可溶
となるため、トップコート材料のスピンコート時に、光
情報記録媒体の外周部の色素材料およびエンハンス層材
料をこのトップコート材料により洗い流すことができる
とともに、光反射層によってその上面を被覆されている
部分の光反射補助層および光吸収層のみが残り、保護層
と基板とをそれぞれの外周部において直接に接着し、か
つ色素材料およびエンハンス層材料の外周縁部がトップ
コート材料に溶解することが可能となる。
【0044】したがって、当該外周部における色素材料
およびエンハンス層材料の拭き取り作業が不要となるば
かりではなく、接着強度を向上可能であり、接着部分が
無色透明で商品価値もすぐれたものとすることができ
る。
およびエンハンス層材料の拭き取り作業が不要となるば
かりではなく、接着強度を向上可能であり、接着部分が
無色透明で商品価値もすぐれたものとすることができ
る。
【0045】
【実施例】つぎに本発明の実施例を説明する。
【0046】[実施例]厚さ1.2mm、外径120m
m、および内径15mmのポリカーボネート製の基板を
射出成形法により成形した。
m、および内径15mmのポリカーボネート製の基板を
射出成形法により成形した。
【0047】この基板上にインドジカーボシアニン系色
素材料を主材料とした材料をエタノールに40グラム/
リットルで溶解した溶液をスピンコート法により塗布し
て色素膜(光吸収層)を形成した。
素材料を主材料とした材料をエタノールに40グラム/
リットルで溶解した溶液をスピンコート法により塗布し
て色素膜(光吸収層)を形成した。
【0048】この色素膜上に、スチレン樹脂を四塩化炭
素に10グラム/リットルで溶解した溶液をスピンコー
ト法により塗布し、光反射補助層を形成した。
素に10グラム/リットルで溶解した溶液をスピンコー
ト法により塗布し、光反射補助層を形成した。
【0049】この光反射補助層上に、スパッタ法を用い
て、厚さ60mmのAl膜を外径117mmまで形成し
て光反射層を形成した。
て、厚さ60mmのAl膜を外径117mmまで形成し
て光反射層を形成した。
【0050】さらに、この光反射層上に、紫外線硬化性
樹脂(サンノプコ(株)製SN−0676)をスピンコ
ート法により塗布し、紫外線を照射して硬化させること
によって、厚さ10μmの保護層を形成した。
樹脂(サンノプコ(株)製SN−0676)をスピンコ
ート法により塗布し、紫外線を照射して硬化させること
によって、厚さ10μmの保護層を形成した。
【0051】かくして得られた光情報記録媒体におい
て、塗布した色素材料およびエンハンス層材料、さらに
硬化前の紫外線硬化性樹脂の溶解領域図を図1に示し
た。この溶解領域図は、水素結合力に対する溶解性パラ
メーターの関係を示すグラフである。
て、塗布した色素材料およびエンハンス層材料、さらに
硬化前の紫外線硬化性樹脂の溶解領域図を図1に示し
た。この溶解領域図は、水素結合力に対する溶解性パラ
メーターの関係を示すグラフである。
【0052】図1に示すように、紫外線硬化性樹脂の溶
解性パラメーターは8.5〜13.5であって、色素材
料の溶解性パラメーター(9〜16.5)、およびエン
ハンス層材料の溶解性パラメーター(8〜12)の範囲
内にあるとともに、色素材料およびエンハンス層材料
と、硬化前の紫外線硬化性樹脂とはその互いの溶解領域
部分(可溶域)に共通部分が存在するので、色素材料お
よびエンハンス層材料が硬化前の紫外線硬化樹脂により
可溶となっている。
解性パラメーターは8.5〜13.5であって、色素材
料の溶解性パラメーター(9〜16.5)、およびエン
ハンス層材料の溶解性パラメーター(8〜12)の範囲
内にあるとともに、色素材料およびエンハンス層材料
と、硬化前の紫外線硬化性樹脂とはその互いの溶解領域
部分(可溶域)に共通部分が存在するので、色素材料お
よびエンハンス層材料が硬化前の紫外線硬化樹脂により
可溶となっている。
【0053】したがって、図2に示すように、光情報記
録媒体20の外周部20Aの色素材料およびエンハンス
層材料は、スピンコート工程時にその上面を流れるトッ
プコート材料によってきれいに洗い流されており、保護
層6の外周部6Cは基板2と第7の層界21において直
接接着されるとともに、光吸収層3の外周縁部3Aおよ
び光反射補助層4の外周縁部4Aが保護層6の外周部6
Cにより被覆されるとともに、一部が溶解して一体とな
った強固な状態を実現することができた。
録媒体20の外周部20Aの色素材料およびエンハンス
層材料は、スピンコート工程時にその上面を流れるトッ
プコート材料によってきれいに洗い流されており、保護
層6の外周部6Cは基板2と第7の層界21において直
接接着されるとともに、光吸収層3の外周縁部3Aおよ
び光反射補助層4の外周縁部4Aが保護層6の外周部6
Cにより被覆されるとともに、一部が溶解して一体とな
った強固な状態を実現することができた。
【0054】この部分に幅1cmのヒートシールフィル
ムを張り付け、接着強度を測定したところ、26fg/
mm2であった。
ムを張り付け、接着強度を測定したところ、26fg/
mm2であった。
【0055】さらに、このとき用いたトップコート材料
に色素材料およびエンハンス層材料を加えたところ、両
材料とも容易に溶解した。
に色素材料およびエンハンス層材料を加えたところ、両
材料とも容易に溶解した。
【0056】[比較例1]上述の実施例と同様のポリカ
ーボネート製の基板上に、実施例と同様の色素材料を用
いて、成膜し光吸収層を形成した。
ーボネート製の基板上に、実施例と同様の色素材料を用
いて、成膜し光吸収層を形成した。
【0057】この基板上に、ポリオレフィン樹脂をヘプ
タンに10グラム/リットルで溶解した溶液をスピンコ
ートして成膜し、光反射補助層を形成した。
タンに10グラム/リットルで溶解した溶液をスピンコ
ートして成膜し、光反射補助層を形成した。
【0058】この膜上に上述と同様に、Al層およびト
ップコート層(サンノプコ(株)製SN−0676)を
形成した。
ップコート層(サンノプコ(株)製SN−0676)を
形成した。
【0059】このとき塗布した色素材料および硬化前の
紫外線硬化成樹脂の溶解領域図を図3に示した。
紫外線硬化成樹脂の溶解領域図を図3に示した。
【0060】図示のように紫外線硬化成樹脂の溶解性パ
ラメーター(8.5〜13.5)は、色素材料の溶解性
パラメーター(9〜16.5)の範囲内にあるが、エン
ハンス層材料の溶解性パラメーター(6.5〜10)の
範囲内にないとともに、エンハンス層材料と、硬化前の
紫外線硬化成樹脂とはその溶解領域に共通部分がない。
ラメーター(8.5〜13.5)は、色素材料の溶解性
パラメーター(9〜16.5)の範囲内にあるが、エン
ハンス層材料の溶解性パラメーター(6.5〜10)の
範囲内にないとともに、エンハンス層材料と、硬化前の
紫外線硬化成樹脂とはその溶解領域に共通部分がない。
【0061】こうして構成した光情報記録媒体の外周部
の色素材料は、ほとんど流されずに残っていた(図7を
参照)。
の色素材料は、ほとんど流されずに残っていた(図7を
参照)。
【0062】またこの部分に幅1cmのヒートシールフ
ィルムを張り付け、接着強度を測定したとこり、2.8
fg/mm2であった。
ィルムを張り付け、接着強度を測定したとこり、2.8
fg/mm2であった。
【0063】さらに、このとき用いた色素材料およびエ
ンハンス層材料をトップコート材料に加えたところ、色
素材料は容易に溶解したが、エンハンス層材料は全く溶
解しなかった。
ンハンス層材料をトップコート材料に加えたところ、色
素材料は容易に溶解したが、エンハンス層材料は全く溶
解しなかった。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光吸収層
を構成する色素材料および光反射補助層を構成するエン
ハンス層材料を、保護層を構成するトップコート材料に
可溶としたので、光情報記録媒体の外周部における色素
材料およびエンハンス層材料の拭き取り作業が不要とな
るとともに、外周部が透明できれいになり、商品価値を
向上可能で、さらにこの外周部の接着強度を向上させる
ことができる。
を構成する色素材料および光反射補助層を構成するエン
ハンス層材料を、保護層を構成するトップコート材料に
可溶としたので、光情報記録媒体の外周部における色素
材料およびエンハンス層材料の拭き取り作業が不要とな
るとともに、外周部が透明できれいになり、商品価値を
向上可能で、さらにこの外周部の接着強度を向上させる
ことができる。
【0065】
【図1】本発明の実施例による光情報記録媒体20にお
ける、塗布した色素材料およびエンハンス層材料、さら
に硬化前の紫外線硬化性樹脂の溶解領域図である。
ける、塗布した色素材料およびエンハンス層材料、さら
に硬化前の紫外線硬化性樹脂の溶解領域図である。
【図2】同、光情報記録媒体20の外周部20Aにおけ
る要部断面図である。
る要部断面図である。
【図3】比較例における、塗布した色素材料およびエン
ハンス層材料、さらに硬化前の紫外線硬化成樹脂の溶解
領域図である。
ハンス層材料、さらに硬化前の紫外線硬化成樹脂の溶解
領域図である。
【図4】従来の光情報記録媒体1の一部切り欠き斜視図
である。
である。
【図5】同、光情報記録媒体1の要部縦断面図である。
【図6】従来の光情報記録媒体1の製造工程において、
最後の保護層6をスピンコートする工程を示す外周部1
Aの要部断面図である。
最後の保護層6をスピンコートする工程を示す外周部1
Aの要部断面図である。
【図7】同、保護層6を形成した状態の外周部1Aの要
部断面図である。
部断面図である。
【図8】同、保護層6を形成した状態の外周部1Aの要
部断面図である。
部断面図である。
1 光情報記録媒体 1A 光情報記録媒体1の外周部 2 透光性の基板 3 光吸収層(記録層) 3A 光吸収層3の外周縁部 4 光反射補助層 4A 光反射補助層4の外周縁部 5 光反射層 6 保護層 6A 保護層6のトップコート材料(紫外線硬化性樹
脂) 6B 保護層6の外周部 6C 保護層6の外周部 7 プリグルーブ 8 ランド 9 第1の層界(基板2と光吸収層3との間) 10 第2の層界(光吸収層3と光反射補助層4との
間) 11 第3の層界(光反射補助層4と光反射層5との
間) 12 第4の層界(光反射層5と保護層6との間) 13 ピット 14 第5の層界(保護層6の外周部6Aと光反射補助
層4との間) 15 第6の層界(保護層6の外周部6Aと光吸収層3
との間) 20 光情報記録媒体 20A 光情報記録媒体20の外周部 21 第7の層界(基板2と保護層6の外周部6Cとの
間) L 記録用レーザー光(記録光)
脂) 6B 保護層6の外周部 6C 保護層6の外周部 7 プリグルーブ 8 ランド 9 第1の層界(基板2と光吸収層3との間) 10 第2の層界(光吸収層3と光反射補助層4との
間) 11 第3の層界(光反射補助層4と光反射層5との
間) 12 第4の層界(光反射層5と保護層6との間) 13 ピット 14 第5の層界(保護層6の外周部6Aと光反射補助
層4との間) 15 第6の層界(保護層6の外周部6Aと光吸収層3
との間) 20 光情報記録媒体 20A 光情報記録媒体20の外周部 21 第7の層界(基板2と保護層6の外周部6Cとの
間) L 記録用レーザー光(記録光)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 睦美 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 透光性を有する基板と、 この基板上に形成するとともに色素材料から構成した光
吸収層と、 この光吸収層上に形成するとともにエンハンス層材料か
ら構成した光反射補助層と、 この光反射補助層上に形成した光反射層と、 この光反射層上に形成するとともにトップコート材料か
ら構成した保護層とを有する光情報記録媒体であって、 前記光吸収層の前記色素材料および前記光反射補助層の
前記エンハンス層材料を、前記保護層の硬化前の前記ト
ップコート材料に対して可溶としたことを特徴とする光
情報記録媒体。 - 【請求項2】 透光性を有する基板と、 この基板上に形成するとともに色素材料から構成した光
吸収層と、 この光吸収層上に形成するとともにエンハンス層材料か
ら構成した光反射補助層と、 この光反射補助層上に形成した光反射層と、 この光反射層上に形成するとともにトップコート材料か
ら構成した保護層とを有する光情報記録媒体であって、 前記保護層の前記トップコート材料の溶解性パラメータ
ーを、前記光吸収層の前記色素材料および前記光反射補
助層の前記エンハンス層材料の溶解性パラメーターの範
囲内にあるようにしたことを特徴とする光情報記録媒
体。 - 【請求項3】 透光性を有する基板と、 この基板上に形成するとともに色素材料から構成した光
吸収層と、 この光吸収層上に形成するとともにエンハンス層材料か
ら構成した光反射補助層と、 この光反射補助層上に形成した光反射層と、 この光反射層上に形成するとともにトップコート材料か
ら構成した保護層とを有する光情報記録媒体であって、 前記保護層の前記トップコート材料の、水素結合力に対
する溶解性パラメーターの関係で表した溶解領域が、前
記光吸収層の前記色素材料、および前記光反射補助層の
前記エンハンス層材料の、水素結合力に対する溶解性パ
ラメーターの関係で表した溶解領域と共通部分を有する
ようにしたことを特徴とする光情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078148A JPH05242529A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078148A JPH05242529A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 光情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242529A true JPH05242529A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13653822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4078148A Withdrawn JPH05242529A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05242529A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990084331A (ko) * | 1998-05-04 | 1999-12-06 | 윤종용 | 추기형 광디스크의 제조방법 |
-
1992
- 1992-02-29 JP JP4078148A patent/JPH05242529A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990084331A (ko) * | 1998-05-04 | 1999-12-06 | 윤종용 | 추기형 광디스크의 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |