JPH0524370A - 乾式転写材製造用インクリボン - Google Patents

乾式転写材製造用インクリボン

Info

Publication number
JPH0524370A
JPH0524370A JP3181198A JP18119891A JPH0524370A JP H0524370 A JPH0524370 A JP H0524370A JP 3181198 A JP3181198 A JP 3181198A JP 18119891 A JP18119891 A JP 18119891A JP H0524370 A JPH0524370 A JP H0524370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ribbon
sensitive
layer
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3181198A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawaguchi
隆 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3181198A priority Critical patent/JPH0524370A/ja
Publication of JPH0524370A publication Critical patent/JPH0524370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の被転写物上の所望の位置に、磁性を備
えた像が簡単に感圧再転写により形成可能な乾式転写材
製造用インクリボンを提供することにある。 【構成】 リボン基材11上に、インク層12ととも
に、そのトップコート層として感熱接着性、硬度、粘
度、凝集力の大きな転写性調整層13を設けて二重構造
と為すと共に、かかるインク層に感圧接着性を持たせる
と同時に、磁性体粉末を添加することにより、ぬれ性の
悪い面への感熱転写性が著しく良好となり、その上、感
熱転写により設けた印字像の圧力による他物質への感圧
再転写性も有利に向上せしめられ、再転写像は磁性を有
する乾式転写材製造用インクリボン10を提供すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写インクリボン
に係り、感熱転写方式の印字装置を用いて得られる転写
像が、圧力により目的とする被転写物上へ効果的に感圧
再転写せしめられ得る乾式転写材製造用インクリボンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱転写方式によるプリンタ、タ
イプライタ、ワードプロセッサ等の印字装置が開発され
て、小型のパーソナルユースからビジネス用途にまで広
く使用されるようになってきている。
【0003】この感熱転写方式による印字は、サーマル
ヘッドにより熱転写インクリボンを所定の印字用紙に密
着させ、そしてそのサーマルヘッドが有する多数の発熱
素子のうち、所要の発熱素子を発熱せしめることによ
り、熱転写リボンの支持体を介して発熱素子に接してい
る熱溶融性インク部分を溶かして、印字用紙に転写せし
めることにより、行われるようになっている。
【0004】この種の熱転写リボンは、従来から、着色
剤とそのバインダ剤とからなる熱溶融性インクを所定の
支持体上に塗工しただけのものであって、かかるバイン
ダ剤はワックスを主成分とするものであった。しかも、
この種の熱転写リボンは被転写物として通常紙を対象と
するに過ぎないものであった。
【0005】ところで、ぬれ性が悪くて、離型性・剥離
性の良い面への転写印字を可能とすることを目的とした
感熱転写インクリボンが、特開昭63−128990号
公報、特開昭63−128991号公報、及び特開昭6
3−251287号公報により既に開示しており、また
熱感度向上を目指したインクリボンについても、特開昭
63−246280号公報に開示されている。
【0006】しかして、従来の感熱転写方式の印字装置
において、リボンの巻き取りは、ヘッドの移動に伴って
リボンのインク面と被転写物である紙との摩擦力により
引き出され、弛んで余ったリボンを巻き取ることにより
行われている。
【0007】しかしながら、ぬれ性が悪く、離型性・剥
離性の良い面というのは摩擦係数が小さいため、リボン
を引き出す力が弱くなる。それ故に、カセットからリボ
ンを引き出すのに必要な力が大きい場合には、リボン送
りが完全になされず、リボンが同一箇所をヘッドが印字
している状態(スリップ)が発生し、印字不可能となっ
てしまうのである。また、これを防ぐために、カセット
からリボンを引き出すのに必要な力を小さくすると、今
度はリボンの走行が不安定となり、リボン蛇行が惹起さ
れることとなる。
【0008】更に、リボン引き出し力は、インク塗工直
後と何日か経過してからとでは大きく異なり、保存状態
の温度によっても異なるので、保存性及び経時変化を考
慮に入れた上で、蛇行及びスリップのないリボン走行を
達成するのは非常に困難なのである。
【0009】このような保存性及びリボン走行性の問題
を同時に解決することを目的とした感熱転写インクリボ
ンは、特開平1−97687号公報、特開平1−976
88号公報、特開平1−103492号公報及び特開平
1−136782号公報に開示されている。
【0010】一方、磁気インク文字読取装置によって読
み取られる高い磁気特性をもった印字像をサーマルプリ
ンタにより簡単に形成しうるようにした熱転写磁気記録
媒体に関する技術もすでに開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
熱転写記録媒体を使用して磁気特性をもった印字像が形
成可能であるのは、紙、フィルム等の表面が平滑な物質
の表面上に限り、曲面であるとか、凹凸面等に印字像を
形成することはたいへん困難なのである。また位置合せ
も困難で、印字の位置ズレが発生し易いと言った問題点
もある。
【0012】更に、磁性を備えた任意形状の転写像を形
成可能な乾式転写剤製造用インクリボンは、現在までの
ところ何等知られていないのである。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、任意の被転写物上の所望の位置
に、磁性を備えた像が簡単に感圧再転写により形成可能
な乾式転写材製造用インクリボンを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の乾式転写材製造用インクリボンは、次の如き
特徴を有するように構成されている。即ち、目的とする
乾式転写材を製造すべく、所要の文字や図形等の転写像
を感熱転写方式にて形成するために用いられるインクリ
ボンにおいて、所定のフィルム状リボン基材の上に、バ
インダ材及び感圧接着剤を含んで構成されるインク層が
形成されると共に、かかるインク層上に、感熱接着性の
樹脂及び粘着附与性の樹脂を含んで構成される、該イン
ク層より粘度が高く、且つ感熱接着性、硬度及び凝集力
の大きな転写性調整層を形成し、上記インク層及び転写
性調整層のどちらか一方もしくは両方が、磁性体粉末を
含んで構成するようにしたのである。
【0015】
【作用】上記の構成を有する本発明の感熱転写インクリ
ボンは、例えば、図1に示されるように、フィルム状の
リボン基材(11)の一方の表面上にインク層(12)
が形成され、更にその上に転写性調整層(13)が所定
厚さで形成されているのである。尚、リボン基材(1
1)の前記インク層(12)の塗工面とは反対側の面に
は、シリコーン樹脂のような耐熱性樹脂からなるスティ
キング防止層(14)が設けられることとなる。
【0016】そして、このような乾式転写材製造用熱転
写インクリボン(10)において、そのインク層(1
2)を支持するフィルム状のリボン基材(11)として
は、従来から感熱転写インクリボンの基材として用いら
れている各種のものが何れも使用可能であるが、特に感
熱転写のためにインクリボンにはサーマルヘッド(印字
装置)が接触せしめられるものであるところから、耐熱
温度が150℃以上の、ポリエステル、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフ
ォン、ポリフェニレンサルファイド等からなる樹脂フィ
ルム、またはコンデンサ紙、グラシン紙等の紙が好適な
材料として用いられ、またその厚さとしても、材料の種
類により適宜に決定されることとなるが、一般に3〜2
0μmの範囲の厚さのものを用いることが望ましい。
【0017】また、インク層(12)は、磁性体粉末、
バインダ剤及び感圧接着剤を含んで主として構成されて
いる。
【0018】インク層(12)を構成する磁性体粉末と
しては、1500ガウスあるいはそれ以上の残留磁気、
200〜400エルステッドの保磁力を有する、酸化第
二鉄、天然又は人造磁鉄鉱類単一結晶鉄、小粒子磁気合
金やコバルト・ニッケル及びバリウムのフェライト類等
があげられる。
【0019】また、このインク層(12)を構成するバ
インダ剤としては、主として、キャンデリラワックス、
カルナバワックス、ライスワックス、木ろう等の植物系
ワックス;みつろう、ラノリン、鯨ろう等の動物系ワッ
クス;モンタンワックス,セレシン等の鉱物系ワック
ス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス等の石油ワックスの一種或いは二種以上からなるワッ
クス類と、石油樹脂、ロジン系樹脂、ケトン樹脂、ポリ
アミド樹脂、フェノール樹脂等の粘着附与剤とからなる
ものが用いられているのである。
【0020】尚、ワックス類としては、α−オレフィン
ー無水マレイン酸共重合体等の樹脂系ワックスも使用可
能であり、また粘着附与剤は、インクの密着性、硬度向
上、凝集力附与、粘着力附与及び感圧接着剤の粘着附与
の働きをなすものである。また、このバインダ剤を構成
するワックスと粘着附与剤とは一般に、重量基準で1
5:1〜3:2程度の割合において配合せしめられるこ
ととなる。
【0021】更に、インク層(12)を構成する感圧接
着剤としては、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸エステ
ル、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルエ
ーテル、ポリビニルアセタール、ポリイソブチレン等の
ビニル系高分子;エチルセルロース、ニトロセルロー
ス、酢酸セルロース等の繊維系高分子;塩化ゴム、天然
ゴム等のゴム系の高分子の一種或いは二種以上が組み合
わせて用いられるのである。
【0022】尚、インク層(12)を構成する上記の磁
性体粉末とバインダ剤と感圧接着剤とは、一般に5〜5
0:20〜93:2〜30程度の割合において配合せし
められ、好ましくは95℃の温度下において、3000
センチポイズ未満、特に2000〜1000センチポイ
ズ程度の粘度を与えるインク組成物とされることとな
る。
【0023】また、像の視認性を向上させるため、着色
材を20重量%を越えない割合において配合せしめ、イ
ンク層(12)内に存在せしめることも可能である。
【0024】上記のようなインク組成物は、適当な溶媒
に溶解若しくは分散せしめられてインク液とされ、或い
は加熱混合によりインクとなして、目的とするフィルム
状のリボン基材(11)上に、公知の手法に従って塗
工、或いはホットメルト塗工せしめられることとなる。
【0025】一方、かかるインク層(12)上に形成さ
れる、トップコート層としての転写性調整層(13)
は、かかるインク層(12)よりも粘度が高く(熱転写
条件下において)且つ感熱接着性、硬度及び凝集力の大
きな層として構成されているところから、かかる転写性
調整層(13)は、感熱転写時には、その接着力が強く
されていることによって、ぬれ性の悪い表面への感熱転
写性が向上され、そして凝集力、粘度、硬度が大きくさ
れているために、潰れ、広がり等の転写不良が効果的に
改善され、また印字装置のヘッドによるインクの掻き寄
せも良好に防止せしめる働きを有しているのである。ま
た感熱転写剤の基本シートの背後から圧力を加えて、乾
式転写により作成したインクの像(転写像)を被転写物
に転写せしめる感圧再転写時には、かかる転写性調整層
(13)は、凝集力、硬度が大きくされているために、
基本シートから残留インクなく、一体となって所定のイ
ンク像を転写させることを可能ならしめ、そして転写し
たインクも広がり、潰れのない美麗な像を得ることを可
能としているのであり、また同時に転写像を保護して強
固なものとしているのである。
【0026】ところで、かくの如き転写性調整層(1
3)は、膜形成性が大きく、感熱接着性の大きな樹脂、
例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、アイオノマー、アクリル系重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ポリアミド、エチルセルロース、ポリオレフィン等
の一種或いは二種以上と、凝集力が大きく、粘着附与性
の樹脂、例えば石油樹脂、ロジン、水添ロジン、ロジン
エステル、ケトン樹脂、フェノール樹脂等の一種或いは
二種以上の混合物から主として構成されるものである。
そして、かくの如き感熱接着性の樹脂と粘着附与性の樹
脂とは、前者の1重量部に対して後者の0.5〜10重
量部、好ましくは、0.8〜7重量部の割合において混
合せしめられる。
【0027】また、かかる転写性調整層(13)を構成
する前記膜形成性の大きい感熱接着性の樹脂は、インク
層(12)と非相溶か、相溶しても混じり難いものであ
って、インク層(12)の上に感熱接着性の大きな膜を
形成するものであり、粘着附与性の樹脂は、上記膜形成
性樹脂とインク層(12)との接着性を良好にして、凝
集力、硬度、粘着性を増し、感熱転写性を調節するため
に加えられるものである。
【0028】そして、かかる膜形成性の大きな感熱接着
性の樹脂及び粘着附与性の樹脂とからなる組成物は、水
溶液若しくは水分散液の形態において、或いはインク層
(12)を侵さないような汎用の有機溶剤の溶液、乃至
は分散液の形態において、通常の塗工手法に従って、イ
ンク層(12)の上に所定厚さで塗工せしめられるもの
であるが、そのようにして形成される転写性調整層(1
3)は、感熱転写条件下においてインク層(12)より
も粘度が高くされ、一般に95℃の温度下において30
00センチポイズ以上、好ましくは10000センチポ
イズ以上の粘度を有する層とされるのである。
【0029】このようにして形成される転写性調整層
(13)は、更にその膜強度を調節し、切れのよいシャ
ープな印字像を得るために、また汚れやブロッキング防
止のために、カオリン、タルク、ベントナイト、酸化チ
タン等の充填剤や、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ア
ルミニウム等の金属石けんの如き有機若しくは無機の粉
末を、20重量%を越えない割合において配合せしめ、
転写性調整層(13)内に存在せしめることも可能であ
る。
【0030】また、感圧再転写の微調整やその経時安定
性の向上、保存性及び走行安定のため、シリコーン化合
物やフッ素化合物等を添加しても良い。更に磁性を高め
るために、インク層(12)のみでなく転写性調整層
(13)にも上記磁性体粉末を50重量%を越えない割
合において添加してもよい。
【0031】そして、このようにして得られたインクリ
ボン(10)を用いて、それをヘッド発熱体形状、ヘッ
ド発熱体位置、ヘッド取り付け角度、ヘッド押さえ圧
力、巻取りトルク、ヘッド印加エネルギー、印字スピー
ド等を調節した熱転写型プリンタ等の印字装置にセット
して、印字感熱転写せしめることにより、目的とする乾
式転写材が有利に製造されることとなるのである。
【0032】即ち、このようなインクリボン(10)を
用いることにより、ぬれ性の悪い表面を有するフィルム
(基本シート)上へ、所望の文字や図形等の転写像を感
熱印字しても、広がり、潰れ、濃淡、ヘッドによる掻き
寄せ、糸引き、柚子肌、転写不足等の問題を何等惹起す
ることなく、良好な印字像を実現することが出来るよう
になるのである。
【0033】また、このようにして印字された像を、フ
ィルム(基本シート)の裏側から圧力を加えて、目的と
する被転写物上への感圧再転写せしめても、かかるフィ
ルム上には残留インクはなく、転写した像も、潰れ、広
がり、脆さのない、強固に接着した良好な像と為すこと
ができ、この感圧再転写性は、経時と共に変化せず、安
定と為することができるのである。また、任意の形状及
び位置に再転写する事が可能であるため、製造した磁性
体像に不備が存在しても、容易に一部修正及び追加する
事が可能となるのである。
【0034】そしてまた、このようなインクリボン(1
0)を55℃の状態下で24時間保存した場合であって
も、ブロッキング、巻き乱れ等の問題は全く起こらず、
リボン走行性に関してもリボン蛇行、スリップ等の問題
は全くなく、リボンの最後まで印字・熱転写することが
できるような、優れた保存性を有することができるので
ある。
【0035】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。本発明が、そのような記載によって
何等の制約をも受けるものではないことは言うまでもな
いところである。
【0036】また、本発明には、以下の実施例の他に
も、更には上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を
逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々
なる変更、修正、改良等を加え得るものであることが理
解されるべきである。
【0037】実施例 初めに公知の手法でインク層(12)形成用塗工液を得
た。次に、転写性調整層(13)形成用塗工液を公知の
手法で調整した。尚、このインクによって形成されるイ
ンク層(12)の粘度は、300〜700センチポイズ
(95℃)であり、またかかる塗工液にて形成される転
写性調整層(13)の粘度は5万〜7万センチポイズ
(95℃)であった。
【0038】 インク層(12)組成 重量部 α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体 2 キャンデリラワックス 3 マイクロクリスタリンワックス 9 ロジンエステル 2 エチレン−酢酸ビニル共重合体 2 コバルト被着酸化鉄 20 チタン系カップリング剤 2 メチルイソブチルケトン 120 トルエン 40 転写性調整層(13)組成 重量部 エチルセルロース 6 ケトン樹脂 6 イソプロピルアルコール 48 そしてリボン基材(11)として、4.5μmのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムを用い、かか
るフィルム上に、上記組成のインクを乾燥膜厚:6〜7
μmとなるように塗工し、乾燥することにより、インク
層(12)を形成せしめた後、さらにその上に、上記組
成の転写性調整層形成用塗工液を乾燥膜厚:1〜2μm
となるように塗工し、乾燥せしめることにより、目的と
するインクリボン(10)を得た。
【0039】次いで、かくして得られたインクリボン
(10)を用いて、それを調節された感熱転写型の印字
装置(ブラザー工業株式会社製P−touch)にセッ
トせしめ、シリコーン樹脂を塗工したポリエチレンフィ
ルム(厚さ:100μm)上に10℃〜35℃で印字し
たところ、充分に美麗な且つ良好な品質の磁性像を得る
ことができ、そのような印字されたポリエチレンフィル
ムをその裏側から擦り、圧力を加えることにより、かか
る磁性像を、被転写物の所望の位置へ感圧再転写せしめ
たところ、充分良好な品質の磁性像を完成できた。この
像は、磁気記録が良好にでき、また、記録内容は磁気イ
ンク文字読取装置によって問題なく読み取ることができ
た。
【0040】さらに、かかるインクリボンを用いて55
℃で24時間保持したものについて、その保存性を観察
し、続いて塗工直後のものを加えて、リボン走行試験を
行った。その結果、保存性に関しては、ブロッキング、
巻き乱れがなく、良好な結果が得られ、またリボン走行
性に関しても、蛇行、スリップが発生することなく良好
な結果が得られた。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明によれば、リボン基材上に、インク層とともに、
そのトップコート層として感熱接着性、硬度、粘度、凝
集力の大きな転写性調整層を設けて二重構造を為すと共
に、かかるインク層に感圧接着性を持たせると同時に、
磁性体粉末を添加することにより、ぬれ性の悪い面への
感熱転写性が著しく良好となり、その上、感熱転写によ
り設けた印字像の圧力による他物質への感圧再転写性も
有利に向上せしめられ、再転写像は磁性を有する乾式転
写材製造用インクリボンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾式転写材製造用インクリボンの一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
10 乾式転写材製造用インクリボン 11 リボン基材 12 インク層 13 転写性調整層 14 スティッキング防止層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 文字や図形等の転写像を感熱転写方式に
    て形成するために用いられるインクリボンにおいて、 所定のフィルム状リボン基材の上に、バインダ剤及び感
    圧接着剤を含んで構成されるインク層が形成されると共
    に、かかるインク層上に感熱接着性の樹脂及び粘着附与
    性の樹脂を含んで構成される該インク層より粘度が高
    く、且つ感熱接着性、硬度及び凝集力の大きな転写性調
    整層が形成され、上記インク層及び転写層のどちらか一
    方もしくは両方が磁性体粉末を含むことを特徴とする乾
    式転写材製造用インクリボン。
JP3181198A 1991-07-22 1991-07-22 乾式転写材製造用インクリボン Pending JPH0524370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181198A JPH0524370A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 乾式転写材製造用インクリボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181198A JPH0524370A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 乾式転写材製造用インクリボン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0524370A true JPH0524370A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16096564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3181198A Pending JPH0524370A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 乾式転写材製造用インクリボン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0524370A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7125928B2 (en) * 2001-09-12 2006-10-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Adhesive composition and thermal transfer sheet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7125928B2 (en) * 2001-09-12 2006-10-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Adhesive composition and thermal transfer sheet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59109389A (ja) 感熱転写記録媒体
US4840835A (en) Heat-sensitive transferring recording medium
JPS63162287A (ja) 熱転写記録媒体
JP2722466B2 (ja) 熱転写記録材
JPH05155160A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JP3020380B2 (ja) 熱転写記録媒体
JPS63251287A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0197687A (ja) 乾式転写材製造用感熱転写インクリボン
JP2762444B2 (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPS61268485A (ja) 感熱転写材
JPH0197688A (ja) 乾式転写材製造用感熱転写インクリボン
US5182160A (en) Thermal-transfer recording medium
JPH04259595A (ja) 熱転写記録媒体
JPH068655A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0323978A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0316776A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0316775A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JP2926791B2 (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0995059A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JP3195008B2 (ja) 熱転写記録媒体
JPS62249789A (ja) 感熱転写材
JPH0528995B2 (ja)
JPH07329439A (ja) 多数回熱転写記録媒体
JPH11105442A (ja) 多数回熱転写記録媒体
JPS63128991A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050119

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Effective date: 20061020

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061211

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees