JPH0524629U - 住宅ユニツトの受け治具 - Google Patents

住宅ユニツトの受け治具

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JPH0524629U
JPH0524629U JP7988891U JP7988891U JPH0524629U JP H0524629 U JPH0524629 U JP H0524629U JP 7988891 U JP7988891 U JP 7988891U JP 7988891 U JP7988891 U JP 7988891U JP H0524629 U JPH0524629 U JP H0524629U
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智樹 柳沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックの震動の住宅ユニットへの伝達を防
止でき、住宅ユニットを震動させることなく輸送できる
住宅ユニットの受け治具を提供すること。 【構成】 住宅ユニット1およびトラックの荷台3間に
弾性材料からなる弾性層13を有する受け治具10を介
在させて住宅ユニット1を固定する。受け治具10に弾
性層13を設けたので、トラックが震動してもその震動
は受け治具10の弾性層13で吸収され、住宅ユニット
1への伝達を防止できる。このため、住宅ユニット1を
震動させることなく輸送することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅ユニットの受け治具に係り、特に住宅ユニットをトラックの荷 台上に載置している際に住宅ユニットを支持する受け治具に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、工場生産された住宅ユニットを建設現場まで輸送し、組み合わせること で建てられるユニット住宅が、高品質で工期が短いために多数施工されるように なった。このユニット住宅を構成する住宅ユニットは、工場で生産されるため、 建設現場までは通常トラックによって輸送されている。
【0003】 この際、住宅ユニットをトラックの荷台上に直接載置すると、住宅ユニットの 下面がトラックの荷台に当たり、特に住宅ユニットの下面に貼られた防蟻シート 等が破れる虞れがあるため、本出願人はトラックの荷台および住宅ユニット間に 受け治具を介在させ、住宅ユニットの下面が直接荷台に当たらないようにして輸 送していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、トラックによる住宅ユニットの輸送時には、道路の表面状態等によ ってトラックが震動する。この際、住宅ユニットとトラックとは、住宅ユニット が落下しないように受け治具を介して強固に接合されているため、トラックの震 動は住宅ユニットに伝達し、住宅ユニットも震動し水平・垂直荷重を受けている 。
【0005】 この震動によって、住宅ユニット内に工場で取付けられている内装品や現場で の取付けのために仮止めされている部材等が外れたり、他の部材等にぶつかって ユニット内を傷つけるという問題が生じた。また、住宅ユニット内にクロス仕上 げ等を施して輸送すると、震動によってクロス表面に皺が生じたりするため、工 場でクロス仕上げを行えずに建設現場で仕上げなければならず、現場作業が増え て工期を短縮できないという問題もあった。
【0006】 本考案の目的は、トラックの震動が住宅ユニットに伝達することを防止でき、 住宅ユニットを震動させることなく輸送することができる住宅ユニットの受け治 具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ユニット住宅を構成する住宅ユニットを輸送するトラックの荷台と この荷台上に載置される住宅ユニットとの間に介在される住宅ユニットの受け治 具であって、弾性材料からなる弾性層を備えていることを特徴とするものである 。 ここで、弾性材料としてはゴムやプラスチック等の弾性体が利用でき、この弾 性材料からなる弾性層は、受け治具の一部に形成されていてもよいし、受け治具 全体が弾性層から形成されていてもよい。
【0008】
【作用】
本考案においては、トラックの荷台上に弾性層を備える受け治具を介在させて 住宅ユニットを支持する。受け治具に弾性層を設けたので、トラックが震動して もその震動は受け治具の弾性層で吸収されて住宅ユニットには伝達せず、住宅ユ ニットを震動させることなく輸送することが可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1には、本考案が適用される住宅ユニット1の輸送トラック2が示されてい る。トラック2は、積載量が4,7,10トン等の各種のものがあり、輸送する 住宅ユニット1の大きさや数に合わせて適宜使用される。また、トラック2は住 宅ユニット1を載せた状態で輸送高さ制限をクリアするために通常低床車が使用 される。
【0010】 住宅ユニット1は、トラック2の荷台3上に図2および図3にも示すように、 受け治具10を介して載置固定されている。 受け治具10は、金属製の上プレート11および下プレート12を備え、これ らのプレート11,12間には硬質ゴム製の弾性層13が挟まれている。下プレ ート12は、下方に向かって小径となるようにテーパ状に形成されている。また 、受け治具10の下プレート12には下プレート12下面に開口する大径の雌ね じ部14が形成され、弾性層13には雌ねじ部14と同径の孔15が形成され、 上プレート11には孔15よりも小径のボルト挿通孔16が形成されている。
【0011】 一方、トラック2の荷台3には、受け治具10の下プレート12が嵌合可能な すりばち状の嵌合穴4が形成され、この嵌合穴4の底面には荷台3の下面まで連 通するボルト挿通孔5が形成されている。
【0012】 次に、このような構成の本実施例における住宅ユニット1の積載手順について 説明する。 トラック2の荷台3上に住宅ユニット1を積み込む前に、住宅ユニット1の柱 6の下面に受け治具10を取付ける。すなわち、住宅ユニット1の柱6の下面内 部には、住宅ユニット1を基礎や下階の住宅ユニット1と接合する際に利用する ナット7が溶接されている。このナット7にボルト挿通孔16を介してボルト1 7を螺合して柱6の下面に受け治具10を取付ける。
【0013】 次いで、この住宅ユニット1をクレーン等で吊り上げ、受け治具10がトラッ ク2の荷台3の嵌合穴4に嵌合するように位置合わせをし、荷台3上に載置する 。そして、荷台3の下からボルト挿通穴5を介してボルト18を挿入し、受け治 具10の雌ねじ部14に螺合する。これにより、住宅ユニット1は受け治具10 を介してトラックの荷台3上に載置固定される。
【0014】 このような本実施例によれば、住宅ユニット1を支持する受け治具10に、硬 質ゴム製の弾性層13を設けたので、トラック2が震動してもその震動を弾性層 13で吸収することができ、トラック2の震動が住宅ユニット1に伝達すること を防止できる。このため、住宅ユニット1内に内装品や部材を仮止めしても震動 によって落下することがなく、輸送時の安全性を向上できて各種部材を確実に輸 送することができるとともに、落下した部材による住宅ユニット1内の破損を防 止することができる。 また、住宅ユニット1が震動しないため、輸送中にユニット1内のクロスに皺 が生じたり、クロスが剥がれたりすることを防止できる。このため、クロス仕上 げや内装品の取付けを工場で行うことができ、ユニット住宅の工業化率をより向 上できる。従って、現場作業を少なくできて施工期間を短縮することができると ともに、ユニット住宅の品質をより向上できる。
【0015】 さらに、受け治具10を上プレート11、弾性層13、下プレート12の3層 構造としているため、受け治具10内部に径の異なる雌ねじ部14、孔15、ボ ルト挿通孔16等を加工する場合に、上プレート11、弾性層13、下プレート 12をそれぞれ加工してから接着剤等で接着して受け治具10を製造することも でき、複雑な加工が不要となるので生産性を向上できてコストも低減できる。
【0016】 また、受け治具10を、金属製のプレート11,12間に弾性層13を挟む構 造としたので、住宅ユニット1の柱6やトラック2の荷台3には、受け治具10 の金属製のプレート11,12部分のみを当接させることができる。このため、 受け治具10の摩耗や変形等を防止でき、受け治具10を繰り返し利用すること ができる。
【0017】 さらに、受け治具10の下プレート12をテーパ状に形成し、トラック2の荷 台3にすりばち状の嵌合穴4を形成したので、荷台3上に住宅ユニット1を載置 する際に、設置位置が多少ずれていても受け治具10の下プレート12が嵌合穴 4内にガイドされるため、荷台3上の所定の設置位置に住宅ユニット1を容易に かつ正確に設置することができる。
【0018】 なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成 できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。 例えば、前記実施例では、弾性層13を挟んでプレート11,12を設けた3 層構造の受け治具10を用いていたが、受け治具10としては、全体が弾性層1 3で構成されているものや、弾性層13と他の材質の層とで2層構造となってい るもの、さらには弾性層13を複数有する多層構造のものなどを利用してもよい 。要するに、受け治具10は、少なくともトラック2の震動を吸収する弾性層1 3を備えていればよく、その具体的構成、形状等は実施にあたって適宜設定すれ ばよい。
【0019】 さらに、弾性層13は、硬質ゴム製のものに限らず、プラスチック等の弾性を 有し、震動の伝達を防止できる材質のもので形成されていればよい。
【0020】 また、前記実施例では、受け治具10を柱6の下面に取付けてから、トラック 2の荷台3上に載置固定していたが、例えば、住宅ユニット1をトラックの荷台 3上に載置する際に受け治具10を介在させ、荷台3の下面から住宅ユニット1 の柱6内のナット7にボルトを螺合して住宅ユニット1を荷台3に固定してもよ いし、受け治具10を予めトラック2の荷台3に固定しておき、その上に住宅ユ ニット1を載置固定してもよい。
【0021】
【考案の効果】
このような本考案によれば、トラックの震動が住宅ユニットに伝達することを 防止でき、住宅ユニットを震動させることなく輸送することができるという効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の受け治具を用いた住宅ユニ
ットの輸送状態を示す側面図である。
【図2】前記実施例の受け治具を用いた住宅ユニットお
よび荷台の接合状態を示す分解斜視図である。
【図3】前記実施例の受け治具を用いた住宅ユニットお
よび荷台の接合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 住宅ユニット 2 輸送トラック 3 荷台 4 嵌合孔 10 受け治具 11 上プレート 12 下プレート 13 弾性層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット住宅を構成する住宅ユニットを
    輸送するトラックの荷台とこの荷台上に載置される住宅
    ユニットとの間に介在される住宅ユニットの受け治具で
    あって、弾性材料からなる弾性層を備えていることを特
    徴とする住宅ユニットの受け治具。
JP1991079888U 1991-09-06 1991-09-06 住宅ユニットの受け治具 Expired - Fee Related JP2503497Y2 (ja)

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JPH0524629U true JPH0524629U (ja) 1993-03-30
JP2503497Y2 JP2503497Y2 (ja) 1996-07-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5830191B1 (ja) * 2015-04-24 2015-12-09 株式会社アーキビジョン二十一 木造建築物輸送用金具およびこの金具を用いた木造建築物の輸送方法
JP2016044419A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 トヨタホーム株式会社 建物ユニット輸送用治具及び建物ユニット輸送時の連結構造

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