JPH042203Y2 - - Google Patents

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JPH042203Y2
JPH042203Y2 JP8435485U JP8435485U JPH042203Y2 JP H042203 Y2 JPH042203 Y2 JP H042203Y2 JP 8435485 U JP8435485 U JP 8435485U JP 8435485 U JP8435485 U JP 8435485U JP H042203 Y2 JPH042203 Y2 JP H042203Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、順次積み重ねて地中弁室やマンホー
ル等の地下構造物を形成する地下構造物用組立ブ
ロツク体に関する。
〔従来の技術〕
従来、地中弁室等の地下構造物は、第7図に示
すように、底板51上に、円筒状の下部ブロツク
体52、中間ブロツク体53及び上部ブロツク体
54等の各ブロツク体が順次積み重ねられ、さら
にその上に、蓋受枠55が載置され、この蓋受枠
55に蓋56が開閉自在に取り付けられている。
そして、各ブロツク体52,53,54の下端
部には、積重ねの際の位置決めとずれ止めとを兼
ねて、径大段部52a,53a,54aが形成さ
れており、これらが底板51の係合部51a、ブ
ロツク体52上端の係合部52b及びブロツク体
53上端の係合部53bに係合する。また、ブロ
ツク体54上端に形成された径大段部54bが蓋
受枠55と係合する。
しかしながら、かかる構造を有する各ブロツク
体52,53,54の径大段部52a,53a,
54aは、輸送中或いは設置作業中における落
下、または他の物品や各ブロツク体52,53,
54同士間での衝突等により、その隅角部が破損
する場合がある。そのため、地下構造物として設
置した後に、この破損部分から雨水が内部に浸入
する等の問題があつた。
このため各ブロツク体52,53,54の梱包
を厳重にする等の輸送方法が必要となる。
また、これらのブロツク体52,53,54の
構成材料として、コンクリートに代わり、その強
度が数倍にも及びしかも成形容易で軽量のレジン
コンクリートを使用したものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した輸送方法ではコスト高
となる。また、レジンコンクリート製のブロツク
体においても、前述の構造では、依然径大段部等
の破損し易さは解消できなかつた。そのため、輸
送中或いは設置作業中に生じた破損部分より雨水
が浸入し、内部の器材等が冠水するといつた問題
が発生していた。
本考案は、かかるブロツク体の隅角部の破損を
防止することにより地下構造物内への浸入水を防
止することのできる組立ブロツク体を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、本考案の地下構
造物用組立ブロツク体は、接合部と同接合部より
径大なる張出部とを上下端部に形成したブロツク
体の少なくとも一端側の接合部に、弾性材料から
なる嵌合体の嵌合本体を嵌合させるとともに、同
嵌合本体から突出させた取付部を張出部の側面に
固定したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の地下構造物用組立ブロツク体にあつて
は、ブロツク体の上下端部に形成した張出部が弾
性材料からなる嵌合体により保護されており、張
出部が他の物品等と直接衝突することがない。ま
た、嵌合体に他の物品等が衝突した場合には、衝
突時の衝撃は嵌合体が有する弾性により吸収され
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は、本考案に係る丸形の組立ブロツク体
の実施例を示す一部切欠正面図、第2図イ,ロ
は、嵌合体の底面図及び一部切欠正面図、第3図
は組立ブロツク体を組み立てた地中弁室の例を示
す一部切欠正面図、第4図はその要部拡大断面図
である。
第1図に示す組立ブロツク体Aは、円筒状のブ
ロツク体1の上端部に嵌合体2が取り付けられ、
下端部に嵌合体3が取り付けられている。
ブロツク体1の上端部に取り付けられる嵌合体
2は、第2図に示すように、環状の嵌合本体2a
と、この嵌合本体2aから下方に突出した4個の
取付部2bとにより構成されている。そして、こ
れらの取付部2bには、水平方向に透孔2cが形
成されている。なお、取付部2bは、複数個の突
起状に設けるほか、一体的な環状に形成してもよ
い。
また、ブロツク体1と嵌合体2,3との取付状
態を第4図に基づいて説明すると、ブロツク体1
の上端張出部1aには、嵌合体2の透孔2cに対
応して水平方向の盲穴1bが形成されている。そ
して、上端接合部1cに嵌合本体2aを嵌合さ
せ、取付部2bに形成された透孔2cを上端張出
部1aの盲穴1bに一致させたのち、透孔2cに
例えば皿頭付小ネジ等のネジ4を螺入させる。さ
らに、ネジ4の先端部を盲穴1b内に挿入させる
ことにより、ブロツク体1の上端張出部1aに嵌
合体2が取り付けられる。
同様に、ブロツク体1の下端張出部1dには嵌
合体3の透孔3cに対応して水平方向の盲穴1e
が形成されている。そして、ブロツク体1の下端
接合部1fに嵌合体3の嵌合本体3aを嵌合さ
せ、下端張出部1dの盲穴1eに取付部3bの透
孔3cを一致させたのち、透孔3cにネジ4を螺
入させることにより、嵌合体2と同様に、ブロツ
ク体1の下端張出部1dに嵌合体3が取り付けら
れる。また、嵌合本体3aの上面3eに嵌入させ
たシール用ゴムリング5は、下端張出部1dの下
面1gとの間で圧接されることになる。なお、嵌
合体3の嵌合本体3aの高さは、嵌合体2の嵌合
本体2aの高さの略2倍となつている。
上述した組立ブロツク体Aを上部に配置して組
み立てた地中弁室の例を第3図に示す。
上部用の組立ブロツク体Aの下に中間用の組立
ブロツク体Bを、その下に下部用の組立ブロツク
体Cを配置して底板6上に組み立てる。また、上
部用の組立ブロツク体A上には蓋受枠7が載置さ
れ、この蓋受枠7に蓋8が開閉自在に取り付けら
れている。
ここで、中間用の組立ブロツク体Bは、ブロツ
ク体1の下端部のみに第1図で使用した嵌合体3
を設けている。また、下部用の組立ブロツク体C
は、下部ブロツク体9の下端部のみに第1図で使
用した嵌合体2を上下逆にして設けている。これ
らの嵌合体2,3は、プラスチツク等のやや弾性
を有する材料によつて環状に形成されている。
このように形成した組立ブロツク体A,B,C
のうち組立ブロツク体A,Bを重ねる場合には、
第4図に示すように組立ブロツク体Bの上端張出
部1aと組立ブロツク体Aの下端張出1dとで形
成される環状凹部10内に組立ブロツク体Aの嵌
合体3を配置させる。したがつて、嵌合本体3a
の下面3fに嵌入させたシール用ゴムリング5
は、上端張出部1aの上面1hとの間で圧接され
ることになる。また、組立ブロツク体B,Cを重
ねる場合も同様である。
また、第4図に示すように、嵌合本体3aの内
周面の略中央部に環状の凹溝3dを形成し、組立
状態において嵌合体3に車両荷重が加わつたとき
嵌合本体3aが僅かに撓んで応力を吸収するよう
にしてもよい。
さらに、嵌合体2,3をゴム等の弾性材料によ
つて成形することにより、嵌合体2,3自体にシ
ール効果を持たせることも可能である。
なお、第5図に示す嵌合体11のように、嵌合
本体11aを断面略紡錘形状とし、その内外周面
に環状の凹溝11b,11bを形成することによ
つて、さらに応力吸収と衝撃緩和を図る形状とし
てもよい。
以上説明したように、本実施例の組立ブロツク
体A,B,Cにあつては、隅角部を嵌合体2,3
で覆つているので、輸送中、他の物品或いは運搬
車両の荷台に直接接触せず、破損するのを防止で
きる。
また、組立ブロツク体A,Bの嵌合体3にあつ
ては、シール用ゴムリング5を有しているため、
雨水の浸入を防止することができる。
各組立ブロツク体A,B,Cの設置時において
も上述と同様な破損防止の効果が得られる。さら
に、各組立ブロツク体A,B,C間の上下端接合
部1c,1fは、各嵌合体3により正確に位置決
めされるので各組立ブロツク体A,B,Cのずれ
を防止して設置することができ、また、設置後の
位置ずれを防止することができる。なお、ここで
いう上下端接合部1c,1fは、隣接する各組立
ブロツク体A,B,C間の接合面のみならずその
近傍をも含むものとする。
つぎに、角形の組立ブロツク体Dについて、第
6図イ,ロの平面図及び一部切欠正面図を参照し
て説明する。なお、角形の組立ブロツク体Dは、
前述の丸形の組立ブロツク体A,B,Cと類似の
構成を有するので、要部の説明のみ行うことにす
る。
第6図に示すように、組立ブロツク体Dは、ブ
ロツク体12の上端部に、プラスチツク等のやや
弾性を有する材料によつて成形された、角部に丸
みが付けられた略角形の嵌合本体13aと、この
嵌合本体13aから下方に突出した8個の取付部
13bとにより構成された嵌合体13が取り付け
られている。まお、上述した嵌合体13の取付部
13bには、第2図に示す実施例と同様、水平方
向に透孔が形成され、この透孔にネジ4を螺入す
ることにより嵌合体13がブロツク体12の上端
張出部12aに固定されている。他の嵌合体1
4,13についても、ネジ4,4により各ブロツ
ク体12,12の下端張出部12b,12bに固
定されている。なお、取付部13bは、複数個の
突起状に設けるほか、一体的な環状に形成しても
よい。
また、第6図に示す組立ブロツク体Dの嵌合体
14に、第4図に示した断面円形のシール用ゴム
リング5を介在させてもよく、さらに嵌合体1
3,14自体をゴム等の弾性材料によつて成形し
てもよい。
〔考案の効果〕
本考案による地下構造物用組立ブロツク体にあ
つては、破損し易いブロツク体の張出部を弾性を
有する嵌合体で覆つているので、輸送過程或いは
設置過程における張出部隅角部の破損を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る丸形の地下構造物用組立
ブロツク体の実施例を示す一部切欠正面図、第2
図は第1図に示す組立ブロツク体において使用さ
れる嵌合体の底面図及び一部切欠正面図、第3図
は組立ブロツク体を組み立てた状態を示す一部切
欠正面図、第4図は組立ブロツク体を組み立てた
状態の要部拡大断面図、第5図は嵌合体の他の実
施例を示す断面図、第6図は本考案に係る角形の
地下構造物用組立ブロツク体の例を示す平面図及
び一部切欠正面図、第7図は従来の丸形の組立ブ
ロツク体の一部切欠正面図である。 A,B,C,D……組立ブロツク体、1,12
……ブロツク体、1a,12a……上端張出部、
1b,1e……盲穴、1c……上端接合部、1
d,12b……下端張出部、1f……下端接合
部、1g……下面、1h……上面、2,3,1
1,13,14……嵌合体、2a,3a,11
a,13a……嵌合本体、2b,3b,13b…
…取付部、2c,3c……透孔、3d,11b…
…凹溝、3e……上面、3f……下面、4……ネ
ジ、5……シール用ゴムリング、6……底板、7
……蓋受枠、8……蓋、9……下部ブロツク体、
10……環状凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接合部と同接合部より径大なる張出部とを上下
    端部に形成したブロツク体の少なくとも一端側の
    接合部に、弾性材料からなる嵌合体の嵌合本体を
    嵌合させるとともに、同嵌合本体から突出させた
    取付部を張出部の側面に固定したことを特徴とす
    る地下構造物用組立ブロツク体。
JP8435485U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH042203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8435485U JPH042203Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8435485U JPH042203Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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Publication Number Publication Date
JPS61202544U JPS61202544U (ja) 1986-12-19
JPH042203Y2 true JPH042203Y2 (ja) 1992-01-24

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