JPH05251158A - 放電型サージ吸収素子 - Google Patents
放電型サージ吸収素子Info
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- JPH05251158A JPH05251158A JP3155086A JP15508691A JPH05251158A JP H05251158 A JPH05251158 A JP H05251158A JP 3155086 A JP3155086 A JP 3155086A JP 15508691 A JP15508691 A JP 15508691A JP H05251158 A JPH05251158 A JP H05251158A
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全規格による過電圧試験や回線事故時、異
常グロー放電の持続等によって発生する発火事故を未然
に防止し、安全規格に適合する安全性の高い放電型サー
ジ吸収素子を実現する。 【構成】 導電性熱可撓性部材からなる一方の放電電極
2と、他方の放電電極3とを放電間隙を隔てて略平行に
対向させ、この放電電極2,3のそれぞれの基端部にリ
ード線4,4を接続し、更にこれを放電ガスと共に気密
容器5に封入して、リード線4,4を気密容器5外へ導
出する。上記一方の放電電極2は、異常グロー放電の持
続等により温度が上昇することで他方の放電電極3側に
湾曲して当接するものとする。
常グロー放電の持続等によって発生する発火事故を未然
に防止し、安全規格に適合する安全性の高い放電型サー
ジ吸収素子を実現する。 【構成】 導電性熱可撓性部材からなる一方の放電電極
2と、他方の放電電極3とを放電間隙を隔てて略平行に
対向させ、この放電電極2,3のそれぞれの基端部にリ
ード線4,4を接続し、更にこれを放電ガスと共に気密
容器5に封入して、リード線4,4を気密容器5外へ導
出する。上記一方の放電電極2は、異常グロー放電の持
続等により温度が上昇することで他方の放電電極3側に
湾曲して当接するものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気密容器に封入した放
電間隙の放電現象によって、電話回路等に印加される誘
導雷等のサージを吸収する放電型サージ吸収素子に係
り、特に安全規格における放電型サージ吸収素子の持続
放電を防止して安全性を向上させた放電型サージ吸収素
子に関する。
電間隙の放電現象によって、電話回路等に印加される誘
導雷等のサージを吸収する放電型サージ吸収素子に係
り、特に安全規格における放電型サージ吸収素子の持続
放電を防止して安全性を向上させた放電型サージ吸収素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスアレスタとして広く知られて
いる其の種の放電型サージ吸収素子11は、第4図に示
す如く、一対の放電電極12,12にリード線13,1
3を接続して略平行に対向配置し、上記放電電極12,
12間に放電間隙を形成して、これを放電ガスと共にガ
ラス製の気密容器14に封入し、上記リード線13,1
3を気密容器14外へ導出した構造を有している。上記
放電型サージ吸収素子は、電話回線等に接続されて用い
られており、これに誘導雷等のサージが印加された場合
には、放電間隙に放電が生成してサージを吸収し、電話
機等へのサージの侵入を阻止する機能を有するものであ
る。上記サージ吸収は、放電間隙のアーク放電によるも
のであるため相当大きなサージをも吸収し得るものであ
る。
いる其の種の放電型サージ吸収素子11は、第4図に示
す如く、一対の放電電極12,12にリード線13,1
3を接続して略平行に対向配置し、上記放電電極12,
12間に放電間隙を形成して、これを放電ガスと共にガ
ラス製の気密容器14に封入し、上記リード線13,1
3を気密容器14外へ導出した構造を有している。上記
放電型サージ吸収素子は、電話回線等に接続されて用い
られており、これに誘導雷等のサージが印加された場合
には、放電間隙に放電が生成してサージを吸収し、電話
機等へのサージの侵入を阻止する機能を有するものであ
る。上記サージ吸収は、放電間隙のアーク放電によるも
のであるため相当大きなサージをも吸収し得るものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電話機にあ
ってはCSAやUL等の安全規格による過電圧試験が実
施されている。この過電圧試験の一つに、電話回線に比
較的電圧の低い電力線が接触した場合を想定した試験が
ある。この試験は、放電型サージ吸収素子の定格電圧
(直流放電開始電圧、例えば270〜350V)以上の
交流電圧(例えば400V)を印加し、放電型サージ吸
収素子が接続された回線に対し回路保護用に直列に接続
されているヒューズもしくはヒューズ抵抗器の遮断電流
(例えば450mA)以下の電流(例えば300〜40
0mA)を連続して通電するものである。この過電圧試
験によれば、上記交流電圧によって放電電極の先端部分
において部分集中的に異常グロー放電領域での放電が持
続し、この放電による数千度に至る発熱で放電電極が軟
化溶融してガラスの気密容器に接触する。そして、高温
となったガラスは表面の絶縁抵抗値が低下することから
表面に電流が流れ、これによりガラスは更に加熱され遂
には溶融して回路基板上に落下し、放電型サージ吸収素
子が実装された回路基板が発火する。この発火事故の虞
れにより、従来の放電型サージ吸収素子は過電圧試験に
不合格となる。本発明は、上述の点に鑑み案出されたも
ので、安全規格による過電圧試験や回線事故時、異常グ
ロー放電の持続等による発火事故を未然に防止し、安全
規格に適合する安全性の高い放電型サージ吸収素子の実
現を目的とする。
ってはCSAやUL等の安全規格による過電圧試験が実
施されている。この過電圧試験の一つに、電話回線に比
較的電圧の低い電力線が接触した場合を想定した試験が
ある。この試験は、放電型サージ吸収素子の定格電圧
(直流放電開始電圧、例えば270〜350V)以上の
交流電圧(例えば400V)を印加し、放電型サージ吸
収素子が接続された回線に対し回路保護用に直列に接続
されているヒューズもしくはヒューズ抵抗器の遮断電流
(例えば450mA)以下の電流(例えば300〜40
0mA)を連続して通電するものである。この過電圧試
験によれば、上記交流電圧によって放電電極の先端部分
において部分集中的に異常グロー放電領域での放電が持
続し、この放電による数千度に至る発熱で放電電極が軟
化溶融してガラスの気密容器に接触する。そして、高温
となったガラスは表面の絶縁抵抗値が低下することから
表面に電流が流れ、これによりガラスは更に加熱され遂
には溶融して回路基板上に落下し、放電型サージ吸収素
子が実装された回路基板が発火する。この発火事故の虞
れにより、従来の放電型サージ吸収素子は過電圧試験に
不合格となる。本発明は、上述の点に鑑み案出されたも
ので、安全規格による過電圧試験や回線事故時、異常グ
ロー放電の持続等による発火事故を未然に防止し、安全
規格に適合する安全性の高い放電型サージ吸収素子の実
現を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の放電型サージ吸収素子は、放電間隙を隔て
て対向配置してなる放電電極を放電ガスと共に気密封止
した放電型サージ吸収素子において、少なくとも一方の
放電電極を、上記放電間隙における連続した放電の発熱
による加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電性
熱可撓性部材としたこと、または放電間隙を隔てて対向
配置してなる放電電極を放電ガスと共に気密封止した放
電型サージ吸収素子において、少なくとも一方の放電電
極に、上記放電間隙における連続した放電の発熱による
加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電性熱可撓
性部材を備えたことを特徴とするものである。
め、本発明の放電型サージ吸収素子は、放電間隙を隔て
て対向配置してなる放電電極を放電ガスと共に気密封止
した放電型サージ吸収素子において、少なくとも一方の
放電電極を、上記放電間隙における連続した放電の発熱
による加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電性
熱可撓性部材としたこと、または放電間隙を隔てて対向
配置してなる放電電極を放電ガスと共に気密封止した放
電型サージ吸収素子において、少なくとも一方の放電電
極に、上記放電間隙における連続した放電の発熱による
加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電性熱可撓
性部材を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】少なくとも一方の放電電極を、連続した放電に
よる加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電性熱
可撓性部材としたことで、放電型サージ吸収素子に対し
その放電型サージ吸収素子の定格電圧を越える連続した
交流電圧が印加された場合に、放電型サージ吸収素子の
放電電極間に異常グロー放電が生成して、導電性熱可撓
性部材である一方の放電電極の温度が上昇するとともに
湾曲して他方の放電電極と当接する。これにより、放電
電極間が短絡して異常グロー放電が消滅する。その結
果、気密容器が溶融することによって発生する発火事故
を未然に防止する。そして、上記放電電極の温度が低下
すると、導電性熱可撓性部材からなる上記一方の放電電
極はその湾曲状態を解除して放電電極間の短絡を開放す
る。
よる加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電性熱
可撓性部材としたことで、放電型サージ吸収素子に対し
その放電型サージ吸収素子の定格電圧を越える連続した
交流電圧が印加された場合に、放電型サージ吸収素子の
放電電極間に異常グロー放電が生成して、導電性熱可撓
性部材である一方の放電電極の温度が上昇するとともに
湾曲して他方の放電電極と当接する。これにより、放電
電極間が短絡して異常グロー放電が消滅する。その結
果、気密容器が溶融することによって発生する発火事故
を未然に防止する。そして、上記放電電極の温度が低下
すると、導電性熱可撓性部材からなる上記一方の放電電
極はその湾曲状態を解除して放電電極間の短絡を開放す
る。
【0006】また、少なくとも一方の放電電極に、上記
放電間隙における連続した放電の発熱による加熱により
他方の放電電極に当接短絡する導電性熱可撓性部材を備
えたことで、上記態様と同様に放電型サージ吸収素子に
対しその放電型サージ吸収素子の定格電圧を越える連続
した交流電圧が印加された場合に、放電型サージ吸収素
子の放電電極間に異常グロー放電が生成して、導電性熱
可撓性部材の温度が上昇するとともに湾曲して他方の放
電電極と当接する。これにより、放電電極間が短絡して
異常グロー放電が消滅し、その結果気密容器が溶融する
ことによって発生する発火事故を未然に防止する。そし
て、上記放電電極の温度が低下すると、導電性熱可撓性
部材はその湾曲状態を解除して放電電極間の短絡を開放
するものである。
放電間隙における連続した放電の発熱による加熱により
他方の放電電極に当接短絡する導電性熱可撓性部材を備
えたことで、上記態様と同様に放電型サージ吸収素子に
対しその放電型サージ吸収素子の定格電圧を越える連続
した交流電圧が印加された場合に、放電型サージ吸収素
子の放電電極間に異常グロー放電が生成して、導電性熱
可撓性部材の温度が上昇するとともに湾曲して他方の放
電電極と当接する。これにより、放電電極間が短絡して
異常グロー放電が消滅し、その結果気密容器が溶融する
ことによって発生する発火事故を未然に防止する。そし
て、上記放電電極の温度が低下すると、導電性熱可撓性
部材はその湾曲状態を解除して放電電極間の短絡を開放
するものである。
【0007】
【実施例】第1図は、本発明の一実施例に係る放電型サ
ージ吸収素子を示す正面断面図、図2は本発明の放電型
サージ吸収素子を用いた回路例を示す回路図である。図
中1は本発明の放電型サージ吸収素子であり、導電性熱
可撓性部材である熱膨張率の異なる2種の金属薄板を張
り合わせたバイメタルの表面をBaOやBaO・Al2
O3等のエミッタ物質(図示せず)で覆って形成した一
方の放電電極2と、ニッケル等よりなる放電特性の良好
な金属の表面をBaOやBaO・Al2O3等のエミッタ
物質で覆って形成した他方の放電電極3とを放電間隙を
隔てて略平行に対向させ、この放電電極2,3のそれぞ
れの基端部にジュメット線よりなるリード線4,4を接
続し、更にこれをNe、Ar、He等の希ガスや窒素ガ
ス等の不活性ガスを主体とした放電ガスと共に、ガラス
管の両端を封止して形成した気密容器5に封入して、上
記リード線4,4を上記気密容器5外へ導出している。
ージ吸収素子を示す正面断面図、図2は本発明の放電型
サージ吸収素子を用いた回路例を示す回路図である。図
中1は本発明の放電型サージ吸収素子であり、導電性熱
可撓性部材である熱膨張率の異なる2種の金属薄板を張
り合わせたバイメタルの表面をBaOやBaO・Al2
O3等のエミッタ物質(図示せず)で覆って形成した一
方の放電電極2と、ニッケル等よりなる放電特性の良好
な金属の表面をBaOやBaO・Al2O3等のエミッタ
物質で覆って形成した他方の放電電極3とを放電間隙を
隔てて略平行に対向させ、この放電電極2,3のそれぞ
れの基端部にジュメット線よりなるリード線4,4を接
続し、更にこれをNe、Ar、He等の希ガスや窒素ガ
ス等の不活性ガスを主体とした放電ガスと共に、ガラス
管の両端を封止して形成した気密容器5に封入して、上
記リード線4,4を上記気密容器5外へ導出している。
【0008】上記一方の放電電極2を構成するバイメタ
ルは、他方の放電電極3側の金属薄板の熱膨張率を小さ
くし、加熱されることにより他方の放電電極3側に湾曲
するものである。
ルは、他方の放電電極3側の金属薄板の熱膨張率を小さ
くし、加熱されることにより他方の放電電極3側に湾曲
するものである。
【0009】図2において、放電型サージ吸収素子1は
回線T,R間に電話器6と並列に接続され、回線Tにお
ける放電型サージ吸収素子1より交換器側にヒューズも
しくはヒューズ抵抗器等からなる電流遮断手段7が直列
接続されている。そして、放電型サージ吸収素子1に対
し、その定格放電開始電圧を上回る交流電圧が連続して
印加され、電流遮断手段7の定格遮断電流以下の電流が
通電されると、放電電極2,3間の放電間隙に異常グロ
ー放電が生成して放電電極2の温度が上昇する。この放
電電極2の温度上昇に応じて、図1に示す如く放電電極
2が他方の放電電極3方向に湾曲して、遂には放電電極
2と放電電極3とが当接し電気的に短絡する。
回線T,R間に電話器6と並列に接続され、回線Tにお
ける放電型サージ吸収素子1より交換器側にヒューズも
しくはヒューズ抵抗器等からなる電流遮断手段7が直列
接続されている。そして、放電型サージ吸収素子1に対
し、その定格放電開始電圧を上回る交流電圧が連続して
印加され、電流遮断手段7の定格遮断電流以下の電流が
通電されると、放電電極2,3間の放電間隙に異常グロ
ー放電が生成して放電電極2の温度が上昇する。この放
電電極2の温度上昇に応じて、図1に示す如く放電電極
2が他方の放電電極3方向に湾曲して、遂には放電電極
2と放電電極3とが当接し電気的に短絡する。
【0010】そして、放電電極2と放電電極3とが短絡
することにより、放電間隙の異常グロー放電が停止し、
また放電電極2を流れる電流が上述した如く電流遮断手
段7の定格遮断電流以下と小さいことから放電電極2の
温度が低下する。この温度の低下に応じて、放電電極2
はその湾曲状態を直して放電電極2と放電電極3間の短
絡を開放する。
することにより、放電間隙の異常グロー放電が停止し、
また放電電極2を流れる電流が上述した如く電流遮断手
段7の定格遮断電流以下と小さいことから放電電極2の
温度が低下する。この温度の低下に応じて、放電電極2
はその湾曲状態を直して放電電極2と放電電極3間の短
絡を開放する。
【0011】図3は、本発明の他の実施例を示す正面断
面図であり、この放電型サージ吸収素子1にあっては、
ニッケル等よりなる放電特性の良好な金属の表面をBa
OやBaO・Al2O3等のエミッタ物質で覆って形成し
た一方の放電電極2の先端部分に、温度上昇により他方
の放電電極3側に湾曲するバイメタルからなる導電性熱
可撓性部材8を固設したものである。このような構成に
よれば、通常のサージ吸収にあっては放電電極2,3間
の放電間隙が常に一定であることから放電開始電圧が変
動することなく好適に維持できるとともに、上述した過
電圧試験にあっては導電性熱可撓性部材8のみが湾曲す
るので確実に過電圧試験に対処することができる。この
ことは、とりもなおさず本発明の放電型サージ吸収素子
1が、発火事故を未然に防止し安全性の高い優れた技術
的効果を発揮できるということである。
面図であり、この放電型サージ吸収素子1にあっては、
ニッケル等よりなる放電特性の良好な金属の表面をBa
OやBaO・Al2O3等のエミッタ物質で覆って形成し
た一方の放電電極2の先端部分に、温度上昇により他方
の放電電極3側に湾曲するバイメタルからなる導電性熱
可撓性部材8を固設したものである。このような構成に
よれば、通常のサージ吸収にあっては放電電極2,3間
の放電間隙が常に一定であることから放電開始電圧が変
動することなく好適に維持できるとともに、上述した過
電圧試験にあっては導電性熱可撓性部材8のみが湾曲す
るので確実に過電圧試験に対処することができる。この
ことは、とりもなおさず本発明の放電型サージ吸収素子
1が、発火事故を未然に防止し安全性の高い優れた技術
的効果を発揮できるということである。
【0012】また、本発明の放電型サージ吸収素子1に
あっては、誘導雷等のサージをアーク放電によって吸収
するのに要する時間は極めて僅かであることから、導電
性熱可撓性部材は殆ど温度上昇することなく、したがっ
て放電電極間は短絡せずに従来の放電型サージ吸収素子
と同様に確実にサージを吸収することができる。
あっては、誘導雷等のサージをアーク放電によって吸収
するのに要する時間は極めて僅かであることから、導電
性熱可撓性部材は殆ど温度上昇することなく、したがっ
て放電電極間は短絡せずに従来の放電型サージ吸収素子
と同様に確実にサージを吸収することができる。
【0013】尚、上述した二つの実施例において、導電
性熱可撓性部材をバイメタルからなるものとして説明し
たが、勿論これに限定されることはなく、例えば導電性
を有する形状記憶合金等であってもよいものである。
性熱可撓性部材をバイメタルからなるものとして説明し
たが、勿論これに限定されることはなく、例えば導電性
を有する形状記憶合金等であってもよいものである。
【0014】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明の放電型サージ
吸収素子によれば、少なくとも一方の放電電極を、連続
した放電による加熱により他方の放電電極に当接短絡す
る導電性熱可撓性部材としたり、または少なくとも一方
の放電電極に、上記放電間隙における連続した放電の発
熱による加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電
性熱可撓性部材を備えたことにより、放電型サージ吸収
素子の放電電極間に異常グロー放電が生成した場合、導
電性熱可撓性部材がその温度上昇とともに湾曲して放電
電極間を短絡させ、この放電電極間の短絡により異常グ
ロー放電は消滅し、気密容器が溶融することによって発
生する発火事故を未然に防止することができる。
吸収素子によれば、少なくとも一方の放電電極を、連続
した放電による加熱により他方の放電電極に当接短絡す
る導電性熱可撓性部材としたり、または少なくとも一方
の放電電極に、上記放電間隙における連続した放電の発
熱による加熱により他方の放電電極に当接短絡する導電
性熱可撓性部材を備えたことにより、放電型サージ吸収
素子の放電電極間に異常グロー放電が生成した場合、導
電性熱可撓性部材がその温度上昇とともに湾曲して放電
電極間を短絡させ、この放電電極間の短絡により異常グ
ロー放電は消滅し、気密容器が溶融することによって発
生する発火事故を未然に防止することができる。
【0015】また、導電性熱可撓性部材は温度の低下に
よって湾曲状態を解除させることができることから、温
度の上昇に応じて放電電極間の短絡及び開放を何度も繰
り返すことが可能となる。これにより、誘導雷等のサー
ジを確実に吸収することができるとともに、発火事故を
未然に防止し、安全規格に適合する安全性の高い放電型
サージ吸収素子を実現することが可能となる。
よって湾曲状態を解除させることができることから、温
度の上昇に応じて放電電極間の短絡及び開放を何度も繰
り返すことが可能となる。これにより、誘導雷等のサー
ジを確実に吸収することができるとともに、発火事故を
未然に防止し、安全規格に適合する安全性の高い放電型
サージ吸収素子を実現することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係る放電型サージ吸収素子
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図2】本発明の放電型サージ吸収素子を用いた回路例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る放電型サージ吸収素
子を示す正面断面図である。
子を示す正面断面図である。
【図4】従来の放電型サージ吸収素子を示す正面断面図
である。
である。
1 放電型サージ吸収素子 2 放電電極 3 放電電極 5 気密容器 8 導電性熱可撓性部材
Claims (2)
- 【請求項1】 放電間隙を隔てて対向配置してなる放電
電極を放電ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収素
子において、少なくとも一方の放電電極を、上記放電間
隙における連続した放電の発熱による加熱により他方の
放電電極に当接短絡する導電性熱可撓性部材としたこと
を特徴とする放電型サージ吸収素子。 - 【請求項2】 放電間隙を隔てて対向配置してなる放電
電極を放電ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収素
子において、少なくとも一方の放電電極に、上記放電間
隙における連続した放電の発熱による加熱により他方の
放電電極に当接短絡する導電性熱可撓性部材を備えたこ
とを特徴とする放電型サージ吸収素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3155086A JPH05251158A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 放電型サージ吸収素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3155086A JPH05251158A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 放電型サージ吸収素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05251158A true JPH05251158A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=15598348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3155086A Pending JPH05251158A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 放電型サージ吸収素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05251158A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04294082A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-19 | Mitsubishi Materials Corp | 通信回線用サージアブソーバ |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3155086A patent/JPH05251158A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04294082A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-19 | Mitsubishi Materials Corp | 通信回線用サージアブソーバ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |