JPH0650954Y2 - サージ吸収器 - Google Patents
サージ吸収器Info
- Publication number
- JPH0650954Y2 JPH0650954Y2 JP1989122919U JP12291989U JPH0650954Y2 JP H0650954 Y2 JPH0650954 Y2 JP H0650954Y2 JP 1989122919 U JP1989122919 U JP 1989122919U JP 12291989 U JP12291989 U JP 12291989U JP H0650954 Y2 JPH0650954 Y2 JP H0650954Y2
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- Japan
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- strip
- heating resistor
- shaped heating
- discharge
- surge
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、気密容器に封入した放電間隙の放電現象によ
って、電話回路等に印加される誘導雷等のサージを吸収
する放電型サーンジ吸収素子に過電流遮断手段を直列接
続したサージ吸収器に係り、特に、放電型サージ吸収素
子におけるアーク放電の持続を防止することで安全性を
向上させたサージ吸収器に関する。
って、電話回路等に印加される誘導雷等のサージを吸収
する放電型サーンジ吸収素子に過電流遮断手段を直列接
続したサージ吸収器に係り、特に、放電型サージ吸収素
子におけるアーク放電の持続を防止することで安全性を
向上させたサージ吸収器に関する。
[従来の技術] 従来、ガスアレスタとして広く知られている其の種の放
電型サージ吸収素子2は、第4図に示す如く、一対の放
電電極4,4にリード線5,5を接続して略平行に対向配置
し、上記放電電極4,4間に放電間隙6を形成して、これ
を放電ガスと共にガラス製の気密容器7に封入し、上記
リード線5,5を気密容器7外へ導出した構造を有してい
る。
電型サージ吸収素子2は、第4図に示す如く、一対の放
電電極4,4にリード線5,5を接続して略平行に対向配置
し、上記放電電極4,4間に放電間隙6を形成して、これ
を放電ガスと共にガラス製の気密容器7に封入し、上記
リード線5,5を気密容器7外へ導出した構造を有してい
る。
上記放電型サージ吸収素子は、電話回線等に接続されて
用いられており、これに誘導雷等のサージが印加された
場合には、放電間隙に放電が生成してサージを吸収し、
電話機等へのサージの侵入を阻止する機能を有するもの
である。上記サージ吸収は、放電間隙のアーク放電によ
るものであるため相当大きなサージをも吸収し得るもの
である。
用いられており、これに誘導雷等のサージが印加された
場合には、放電間隙に放電が生成してサージを吸収し、
電話機等へのサージの侵入を阻止する機能を有するもの
である。上記サージ吸収は、放電間隙のアーク放電によ
るものであるため相当大きなサージをも吸収し得るもの
である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、電話機にあってはCSAやUL等の安全規格によ
る過電圧試験が実施されている。
る過電圧試験が実施されている。
この過電圧試験は、電話回線に電力線が接触した場合を
想定したものであり、放電型サージ吸収素子の定格電圧
(直流放電開始電圧)を上回る交流電圧を印加するもの
である。従って、上記過電圧試験が行なわれた場合、印
加された交流電圧によって放電電極間のアーク放電が持
続状態となり、放電電極が溶融して短絡することとな
る。更に、この熱によって気密容器も溶融して上記放電
電極に絡み付き、遂にはこの放電型サージ吸収素子を実
装した回路基板が焼損するに至る。これにより、過電圧
試験には不合格となる。また、上述の現象が使用状態に
於いて発生した場合には火災を生ずる虞れがある。
想定したものであり、放電型サージ吸収素子の定格電圧
(直流放電開始電圧)を上回る交流電圧を印加するもの
である。従って、上記過電圧試験が行なわれた場合、印
加された交流電圧によって放電電極間のアーク放電が持
続状態となり、放電電極が溶融して短絡することとな
る。更に、この熱によって気密容器も溶融して上記放電
電極に絡み付き、遂にはこの放電型サージ吸収素子を実
装した回路基板が焼損するに至る。これにより、過電圧
試験には不合格となる。また、上述の現象が使用状態に
於いて発生した場合には火災を生ずる虞れがある。
本考案は、上述の点に鑑み案出されたもので、安全規格
による過電圧試験や回線事故時、アーク放電が持続状態
となった場合であっても、放電電極が溶融短絡する前に
アーク放電を遮断することによって焼損事故を未然に防
止し、安全規格に適合する安全性の高いサージ吸収器の
実現を目的とする。
による過電圧試験や回線事故時、アーク放電が持続状態
となった場合であっても、放電電極が溶融短絡する前に
アーク放電を遮断することによって焼損事故を未然に防
止し、安全規格に適合する安全性の高いサージ吸収器の
実現を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、本考案のサージ吸収器は、
絶縁基板に被着形成された帯状発熱抵抗体と、連続した
過電流の通電によって発生する上記帯状発熱抵抗体の熱
衝撃により破裂する上記絶縁基板に形成された上記帯状
発熱抵抗体を横断する溝状の熱破壊性部分とからなる過
電流遮断手段と、上記帯状発熱抵抗体と直列に接続され
てなり、放電間隙を隔てて対向配置した放電電極を放電
ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収素子とからな
ることを特徴とするものである。
絶縁基板に被着形成された帯状発熱抵抗体と、連続した
過電流の通電によって発生する上記帯状発熱抵抗体の熱
衝撃により破裂する上記絶縁基板に形成された上記帯状
発熱抵抗体を横断する溝状の熱破壊性部分とからなる過
電流遮断手段と、上記帯状発熱抵抗体と直列に接続され
てなり、放電間隙を隔てて対向配置した放電電極を放電
ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収素子とからな
ることを特徴とするものである。
また、上記帯状発熱抵抗体を複数に分割形成するととも
に、この帯状発熱抵抗体の隣接相互間には電気的良導体
を介在させ、上記帯状発熱抵抗体と電気的良導体とを交
互に直列に配置した構造としてもよい。また、上記帯状
発熱抵抗体と電気的良導体との接合部を、電気的良導
体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体の順に積層した構造
としてもよい。
に、この帯状発熱抵抗体の隣接相互間には電気的良導体
を介在させ、上記帯状発熱抵抗体と電気的良導体とを交
互に直列に配置した構造としてもよい。また、上記帯状
発熱抵抗体と電気的良導体との接合部を、電気的良導
体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体の順に積層した構造
としてもよい。
更に、絶縁板に被着された帯状発熱抵抗体を脱鉛ガラス
により被覆してもよい。
により被覆してもよい。
[作用] 本考案のサージ吸収器は、絶縁基板に被着形成された帯
状発熱抵抗体と、該帯状発熱抵抗体の熱衝撃により砕裂
する上記絶縁基板に形成された上記帯状発熱抵抗体を横
断する溝状の熱破壊性部分とからなる過電流遮断手段
と、放電間隙を隔てて対向配置した放電電極を放電ガス
と共に気密封止した放電型サージ吸収素子とを直列に接
続したので、放電型サージ吸収素子にアーク放電が生成
して電流量が増大し、この過電流が持続状態となると、
上記帯状発熱抵抗体は急激に発熱し、絶縁基板に熱衝撃
が加わる。そして、この絶縁基板への熱衝撃は、熱破壊
性部分において絶縁基板を砕裂し、電流の経路である上
記帯状発熱抵抗体を切断することにより、アーク放電を
遮断する。
状発熱抵抗体と、該帯状発熱抵抗体の熱衝撃により砕裂
する上記絶縁基板に形成された上記帯状発熱抵抗体を横
断する溝状の熱破壊性部分とからなる過電流遮断手段
と、放電間隙を隔てて対向配置した放電電極を放電ガス
と共に気密封止した放電型サージ吸収素子とを直列に接
続したので、放電型サージ吸収素子にアーク放電が生成
して電流量が増大し、この過電流が持続状態となると、
上記帯状発熱抵抗体は急激に発熱し、絶縁基板に熱衝撃
が加わる。そして、この絶縁基板への熱衝撃は、熱破壊
性部分において絶縁基板を砕裂し、電流の経路である上
記帯状発熱抵抗体を切断することにより、アーク放電を
遮断する。
また、過電流遮断手段の帯状発熱抵抗体を複数に分割形
成し、この分割形成された抵抗体の隣接相互間に電気的
良導体を介在させ、それぞれ交互に直列に接続した場合
には、個々の抵抗体に印加されるサージ等の高電圧は、
分割した抵抗体の個数に応じてより低い電圧に分圧され
る。これにより、単一の抵抗体にサージ等の高電圧が印
加された場合における、抵抗体の一部に不均質部分が存
在すると抵抗体の一部分にのみ電流が集中して抵抗体が
焼損するという危険性が減少することとなる。
成し、この分割形成された抵抗体の隣接相互間に電気的
良導体を介在させ、それぞれ交互に直列に接続した場合
には、個々の抵抗体に印加されるサージ等の高電圧は、
分割した抵抗体の個数に応じてより低い電圧に分圧され
る。これにより、単一の抵抗体にサージ等の高電圧が印
加された場合における、抵抗体の一部に不均質部分が存
在すると抵抗体の一部分にのみ電流が集中して抵抗体が
焼損するという危険性が減少することとなる。
更に、帯状発熱抵抗体と電気的良導体との接合部を、電
気的良導体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体と積層する
ことにより、帯状発熱抵抗体と電気的良導体との接触面
積が増大し、接触抵抗が減少する。
気的良導体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体と積層する
ことにより、帯状発熱抵抗体と電気的良導体との接触面
積が増大し、接触抵抗が減少する。
そして、絶縁基板に被着された帯状発熱抵抗体を脱鉛ガ
ラスにより被覆することで、サージ等の高電圧が印加さ
れた場合でも、抵抗体の表面において沿面放電が生成す
ることを防ぐことができる。
ラスにより被覆することで、サージ等の高電圧が印加さ
れた場合でも、抵抗体の表面において沿面放電が生成す
ることを防ぐことができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第1図は、本考案の一実施例に係るサージ吸収器を示す
斜視図、第2図は本考案のサージ吸収器を示す等価回路
図、第3図は本考案の一実施例の概略側面図、第4図は
本考案の一実施例に用いる放電型サージ吸収素子の概略
断面図、第5図は本考案の一実施例の概略背面図、第6
図は本考案の他の実施例の概略背面図、第7図は本考案
における過電流遮断手段の概略要部断面図である。図中
1はサージ吸収器であり、放電型サージ吸収素子2を過
電流遮断手段3上に直列に接続して構成されている。
斜視図、第2図は本考案のサージ吸収器を示す等価回路
図、第3図は本考案の一実施例の概略側面図、第4図は
本考案の一実施例に用いる放電型サージ吸収素子の概略
断面図、第5図は本考案の一実施例の概略背面図、第6
図は本考案の他の実施例の概略背面図、第7図は本考案
における過電流遮断手段の概略要部断面図である。図中
1はサージ吸収器であり、放電型サージ吸収素子2を過
電流遮断手段3上に直列に接続して構成されている。
上記放電型サージ吸収素子2は、第4図に示す如くニッ
ケル等より成る放電特性の良好な金属の表面をBaOやBaO
・Al2O3等のエミッタ物質で覆って形成した一対の棒状
放電電極4,4のそれぞれの基端部に、ジュメット線より
成るリード線5,5を接続し、これを略平行に対向させて
上記放電電極4,4間に放電間隙6を形成し、更に、これ
をNe,Ar,He等の希ガスや窒素ガス等の不活性ガスを主体
とした放電ガスと共に、ガラス管の両端を封止して形成
した気密容器7に封入して、上記リード線5,5を上記気
密容器7外へ導出したものである。
ケル等より成る放電特性の良好な金属の表面をBaOやBaO
・Al2O3等のエミッタ物質で覆って形成した一対の棒状
放電電極4,4のそれぞれの基端部に、ジュメット線より
成るリード線5,5を接続し、これを略平行に対向させて
上記放電電極4,4間に放電間隙6を形成し、更に、これ
をNe,Ar,He等の希ガスや窒素ガス等の不活性ガスを主体
とした放電ガスと共に、ガラス管の両端を封止して形成
した気密容器7に封入して、上記リード線5,5を上記気
密容器7外へ導出したものである。
また、上記過電流遮断手段3は、アルミナ、フォルステ
ライト、ステアタイト等のセラミックから成る板厚0.5
〜1.5mmの絶縁基板8に対し、その一方面に、ルテニウ
ム系ペースト等より成る帯状発熱抵抗体9を、折曲部分
を有する蛇行形状に被着形成し、この帯状発熱抵抗体9
の両端部分に、Ag・Pd系ペースト等の電気的良導体より
成る取り出し電極10a,10bを被着形成するとともに、絶
縁基板8の他方面の略中央部分に、連続して過電流を通
電した場合に帯状発熱抵抗体9に発生する熱衝撃によっ
て絶縁基板8を左右方向に砕裂する溝状の肉薄形状より
成る熱破壊性部分11を、帯状発熱抵抗体9を横断して形
成している。
ライト、ステアタイト等のセラミックから成る板厚0.5
〜1.5mmの絶縁基板8に対し、その一方面に、ルテニウ
ム系ペースト等より成る帯状発熱抵抗体9を、折曲部分
を有する蛇行形状に被着形成し、この帯状発熱抵抗体9
の両端部分に、Ag・Pd系ペースト等の電気的良導体より
成る取り出し電極10a,10bを被着形成するとともに、絶
縁基板8の他方面の略中央部分に、連続して過電流を通
電した場合に帯状発熱抵抗体9に発生する熱衝撃によっ
て絶縁基板8を左右方向に砕裂する溝状の肉薄形状より
成る熱破壊性部分11を、帯状発熱抵抗体9を横断して形
成している。
上記帯状発熱抵抗体9の両端間の抵抗値は、各種安全規
格における試験条件に合わせて1Ω〜300Ωの範囲内と
なるように、帯状発熱抵抗体9を絶縁基板8上で蛇行状
に折曲させることで、その長さを適宜設定する。また、
第5図に示す如くに帯状発熱抵抗体9を被着形成する場
合には、帯状発熱抵抗体9の厚さを10μm〜25μmで、
幅を0.5mm〜10mm程度とすると好適である。
格における試験条件に合わせて1Ω〜300Ωの範囲内と
なるように、帯状発熱抵抗体9を絶縁基板8上で蛇行状
に折曲させることで、その長さを適宜設定する。また、
第5図に示す如くに帯状発熱抵抗体9を被着形成する場
合には、帯状発熱抵抗体9の厚さを10μm〜25μmで、
幅を0.5mm〜10mm程度とすると好適である。
そして、上記取り出し電極10aに、絶縁基板8を貫通さ
せて外部端子12aをハンダ付け等により固着するととも
に、上記放電型サージ吸収素子2のリード線5,5のうち
の一方を、絶縁基板8を貫通させて取り出し電極10bに
同じくハンダ付け等により固着し、更に、上記リード線
5、5のうちの他方を絶縁基板8の他方面に固着すると
ともに、外部端子12bを接続して導出している。
せて外部端子12aをハンダ付け等により固着するととも
に、上記放電型サージ吸収素子2のリード線5,5のうち
の一方を、絶縁基板8を貫通させて取り出し電極10bに
同じくハンダ付け等により固着し、更に、上記リード線
5、5のうちの他方を絶縁基板8の他方面に固着すると
ともに、外部端子12bを接続して導出している。
また、上記帯状発熱抵抗体9は、第6図に示す他の実施
例の如く、その全長を略六等分して抵抗体素子9a,9b,9
c,9d,9e,9fとした上で、この抵抗体素子9a〜9fの隣接相
互間にAg・Pd系ペースト等より成る電気的良導体13を介
在させ、それぞれ交互に直列に接続して配置した構成と
してもよい。
例の如く、その全長を略六等分して抵抗体素子9a,9b,9
c,9d,9e,9fとした上で、この抵抗体素子9a〜9fの隣接相
互間にAg・Pd系ペースト等より成る電気的良導体13を介
在させ、それぞれ交互に直列に接続して配置した構成と
してもよい。
更に、上記帯状発熱抵抗体9と取り出し電極10a,10bと
の接合部、そして抵抗体素子9a〜9fと電気的良導体13と
の接合部は、第7図に示す如く、取り出し電極10a,10b
をそれぞれ下層10a1,10d1と上層10a2,10b2とに、ま
た、電気的良導体13を下層131と上層132とに分けた上
で、この下層10a1,10b1,131と上層10a2,10b2,132と
の間に抵抗体9を介在させるものである。上記取り出し
電極10a,10b及び電気的良導体13は、その厚さを10μm
〜25μmとし、幅を0.5mm〜10mmとすると好適である。
の接合部、そして抵抗体素子9a〜9fと電気的良導体13と
の接合部は、第7図に示す如く、取り出し電極10a,10b
をそれぞれ下層10a1,10d1と上層10a2,10b2とに、ま
た、電気的良導体13を下層131と上層132とに分けた上
で、この下層10a1,10b1,131と上層10a2,10b2,132と
の間に抵抗体9を介在させるものである。上記取り出し
電極10a,10b及び電気的良導体13は、その厚さを10μm
〜25μmとし、幅を0.5mm〜10mmとすると好適である。
更に、絶縁基板8上に被着形成あれた帯状発熱抵抗体9
を、ホウケイ酸ガラスやビスマスガラス等の脱鉛ガラス
14により10μm〜100μmの厚さで被覆することによ
り、絶縁被膜となるばかりでなく、抵抗体9表面におけ
る沿面放電の発生を防ぐことができる。
を、ホウケイ酸ガラスやビスマスガラス等の脱鉛ガラス
14により10μm〜100μmの厚さで被覆することによ
り、絶縁被膜となるばかりでなく、抵抗体9表面におけ
る沿面放電の発生を防ぐことができる。
然して、本考案のサージ吸収器1を電話回線等に接続す
れば、誘導雷等のサージが印加された場合には、放電型
サージ吸収素子2においては放電間隙6に放電が生成し
てサージを吸収するが、過電流遮断手段3は、サージの
印加時間が短く帯状発熱抵抗体9が余り発熱しないこと
から熱破壊性部分11には熱衝撃が加わることがない。ま
た、帯状発熱抵抗体9の一部分にのみ電流が集中して帯
状発熱抵抗体9が焼損することなく、そして、帯状発熱
抵抗体9と他の部材との接合部分の接触抵抗によってこ
の接合部分が焼損するという虞れもない。更には、帯状
発熱抵抗体9の表面で沿面放電を発生することもなく、
確実にサージを吸収する。
れば、誘導雷等のサージが印加された場合には、放電型
サージ吸収素子2においては放電間隙6に放電が生成し
てサージを吸収するが、過電流遮断手段3は、サージの
印加時間が短く帯状発熱抵抗体9が余り発熱しないこと
から熱破壊性部分11には熱衝撃が加わることがない。ま
た、帯状発熱抵抗体9の一部分にのみ電流が集中して帯
状発熱抵抗体9が焼損することなく、そして、帯状発熱
抵抗体9と他の部材との接合部分の接触抵抗によってこ
の接合部分が焼損するという虞れもない。更には、帯状
発熱抵抗体9の表面で沿面放電を発生することもなく、
確実にサージを吸収する。
また、電話回線等に上記放電型サージ吸収素子2の定格
電圧を上回る交流電圧が長時間印加された場合には、放
電型サージ吸収素子2においては放電電極4,4間のアー
ク放電が持続状態となるものの、過電流遮断手段3の帯
状発熱抵抗体9が急激に発熱して絶縁基板8に熱衝撃を
加え、絶縁基板8における熱破壊性部分11を砕裂させ
る。これにより、絶縁基板8に被着形成された電流の通
路である帯状発熱抵抗体9は切断され、過電流遮断手段
3はアーク放電を持続させる過大電圧を遮断する。
電圧を上回る交流電圧が長時間印加された場合には、放
電型サージ吸収素子2においては放電電極4,4間のアー
ク放電が持続状態となるものの、過電流遮断手段3の帯
状発熱抵抗体9が急激に発熱して絶縁基板8に熱衝撃を
加え、絶縁基板8における熱破壊性部分11を砕裂させ
る。これにより、絶縁基板8に被着形成された電流の通
路である帯状発熱抵抗体9は切断され、過電流遮断手段
3はアーク放電を持続させる過大電圧を遮断する。
[考案の効果] 以上詳述の如く、本考案のサージ吸収器によれば、絶縁
基板に被着形成された帯状発熱抵抗体と、連続した過電
流の通電によって発生する上記帯状発熱抵抗体の熱衝撃
により砕裂する上記絶縁基板に形成された帯状発熱抵抗
体を横断する溝状の熱破壊性部分とからなる過電流遮断
手段と、放電間隙を隔てて対向配置した放電電極を放電
ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収素子とを直列
に接続したことにより、各種安全規格による過電圧試験
や回線事故時、放電型サージ吸収素子におけるアーク放
電が持続状態となった場合であっても、帯状発熱抵抗体
による熱衝撃が上述した絶縁基板の熱破壊性部分に加わ
り、当該熱破壊性部分を砕裂する。これにより、電流の
経路であるところの帯状発熱抵抗体が切断され、放電型
サージ吸収素子におけるアーク放電を遮断することがで
き、ひいては焼損事故を防止し、安全規格に適合する安
全性の高いサージ吸収器を実現することが可能となる。
基板に被着形成された帯状発熱抵抗体と、連続した過電
流の通電によって発生する上記帯状発熱抵抗体の熱衝撃
により砕裂する上記絶縁基板に形成された帯状発熱抵抗
体を横断する溝状の熱破壊性部分とからなる過電流遮断
手段と、放電間隙を隔てて対向配置した放電電極を放電
ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収素子とを直列
に接続したことにより、各種安全規格による過電圧試験
や回線事故時、放電型サージ吸収素子におけるアーク放
電が持続状態となった場合であっても、帯状発熱抵抗体
による熱衝撃が上述した絶縁基板の熱破壊性部分に加わ
り、当該熱破壊性部分を砕裂する。これにより、電流の
経路であるところの帯状発熱抵抗体が切断され、放電型
サージ吸収素子におけるアーク放電を遮断することがで
き、ひいては焼損事故を防止し、安全規格に適合する安
全性の高いサージ吸収器を実現することが可能となる。
また、本考案のサージ吸収器における帯状発熱抵抗体を
複数に分割形成し、この分割形成された抵抗体の隣接相
互間に電気的良導体を介在させ、それぞれ交互に直列に
配置した場合には、一つ一つの抵抗体に印加されるサー
ジ等の高電圧が、分割した抵抗体の数に応じてより低い
電圧に分圧される。これにより、単一の抵抗体にサージ
等の高電圧が印加された場合における、抵抗体の一部に
不均質部分が存在すると抵抗体の一部分にのみ電流が集
中して抵抗体が焼損するという危険性をなくし、一層安
全性の高いサージ吸収器を実現することができる。
複数に分割形成し、この分割形成された抵抗体の隣接相
互間に電気的良導体を介在させ、それぞれ交互に直列に
配置した場合には、一つ一つの抵抗体に印加されるサー
ジ等の高電圧が、分割した抵抗体の数に応じてより低い
電圧に分圧される。これにより、単一の抵抗体にサージ
等の高電圧が印加された場合における、抵抗体の一部に
不均質部分が存在すると抵抗体の一部分にのみ電流が集
中して抵抗体が焼損するという危険性をなくし、一層安
全性の高いサージ吸収器を実現することができる。
更に、上記帯状発熱抵抗体と電気的良導体との接合部
を、電気的良導体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体と積
層することにより、帯状発熱抵抗体と電気的良導体との
接触面積が増大し、接触抵抗が減少し、ひいてはサージ
等の高電圧によっても上記接合部が焼損する虞れがなく
なる。
を、電気的良導体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体と積
層することにより、帯状発熱抵抗体と電気的良導体との
接触面積が増大し、接触抵抗が減少し、ひいてはサージ
等の高電圧によっても上記接合部が焼損する虞れがなく
なる。
そして、絶縁基板に被着形成された帯状発熱抵抗体を脱
鉛ガラスにより被覆することにより、サージ等の高電圧
が印加した場合でも、抵抗体の表面において沿面放電が
発生することを防ぎ、より一層安全性を向上させたサー
ジ吸収器を提供することが可能となる。
鉛ガラスにより被覆することにより、サージ等の高電圧
が印加した場合でも、抵抗体の表面において沿面放電が
発生することを防ぎ、より一層安全性を向上させたサー
ジ吸収器を提供することが可能となる。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は本
考案のサージ吸収器を示す等価回路図、第3図は本考案
の一実施例を示す概略側面図、第4図は本考案の一実施
例に用いられる放電型サージ吸収素子の概略断面図、第
5図は本考案の一実施例を示す概略背面図、第6図は本
考案の他の実施例を示す概略背面図、第7図は本考案に
おける過電流遮断手段の概略要部断面図である。 1……サージ吸収器、2……放電型サージ吸収素子、3
……過電流遮断手段 4……放電電極、6……放電間隙、8……絶縁基板、9
……帯状発熱抵抗体 11……熱破壊性部分、13……電気的良導体、14……脱鉛
ガラス
考案のサージ吸収器を示す等価回路図、第3図は本考案
の一実施例を示す概略側面図、第4図は本考案の一実施
例に用いられる放電型サージ吸収素子の概略断面図、第
5図は本考案の一実施例を示す概略背面図、第6図は本
考案の他の実施例を示す概略背面図、第7図は本考案に
おける過電流遮断手段の概略要部断面図である。 1……サージ吸収器、2……放電型サージ吸収素子、3
……過電流遮断手段 4……放電電極、6……放電間隙、8……絶縁基板、9
……帯状発熱抵抗体 11……熱破壊性部分、13……電気的良導体、14……脱鉛
ガラス
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁基板に被着形成された帯状発熱抵抗体
と、連続した過電流の通電によって発生する上記帯状発
熱抵抗体の熱衝撃により砕裂する上記絶縁基板に形成さ
れた上記帯状発熱抵抗体を横断する溝状の熱破壊性部分
とからなる過電流遮断手段と、上記帯状発熱抵抗体と直
列に接続されてなり、放電間隙を隔てて対向配置した放
電電極を放電ガスと共に気密封止した放電型サージ吸収
素子とからなることを特徴とするサージ吸収器。 - 【請求項2】過電流遮断手段における帯状発熱抵抗体を
複数に分割形成するとともに、上記分割形成された帯状
発熱抵抗体の隣接相互間には電気的良導体を介在させ、
上記帯状発熱抵抗体と電気的良導体とを交互に直列に接
続したことを特徴とする請求項1記載のサージ吸収器。 - 【請求項3】過電流遮断手段における複数に分割形成さ
れた帯状発熱抵抗体と電気的良導体との接合部は、電気
的良導体、帯状発熱抵抗体、電気的良導体の順に積層し
た構造であることを特徴とする請求項2記載のサージ吸
収器。 - 【請求項4】絶縁基板上に設けられた帯状発熱抵抗体を
脱鉛ガラスにより被覆したことを特徴とする請求項1記
載乃至3記載のサージ吸収器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989122919U JPH0650954Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | サージ吸収器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989122919U JPH0650954Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | サージ吸収器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0362483U JPH0362483U (ja) | 1991-06-19 |
| JPH0650954Y2 true JPH0650954Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31670916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989122919U Expired - Lifetime JPH0650954Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | サージ吸収器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650954Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05122842A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-18 | Okaya Electric Ind Co Ltd | 回路遮断素子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01122920A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-16 | Seiko Epson Corp | 超電導体 |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP1989122919U patent/JPH0650954Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0362483U (ja) | 1991-06-19 |
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